JPH10243370A - Catvシステムのヘッドエンドで使用される分配器及び混合器 - Google Patents

Catvシステムのヘッドエンドで使用される分配器及び混合器

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JPH10243370A
JPH10243370A JP9040405A JP4040597A JPH10243370A JP H10243370 A JPH10243370 A JP H10243370A JP 9040405 A JP9040405 A JP 9040405A JP 4040597 A JP4040597 A JP 4040597A JP H10243370 A JPH10243370 A JP H10243370A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency characteristics
signal
catv system
head end
circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP9040405A
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English (en)
Inventor
Mitsuru Makiuchi
満 牧内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Miharu Communications Co Ltd
Original Assignee
Miharu Communications Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Miharu Communications Co Ltd filed Critical Miharu Communications Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多ノード化されたヘッドエンドで幹線に出力
される信号の周波数特性をフラット化するのが難しい。 【解決手段】 TV放送再送信用、自主放送送信用、デ
ータ通信用等の各種ノードが多数設置されたCATVシ
ステムで、これらノードから幹線側へ流される信号を分
配したり、幹線側からノードへと出力される信号を分配
したりする分配器に、分配される前の信号の周波数特性
を補償可能な周波数特性補償回路1を設ける。CATV
システムで、ノードから幹線側へ流される信号を混合し
たり、幹線側からノードへと出力される信号を混合した
りする混合器に、混合された後の信号の周波数特性を補
償可能な周波数特性補償回路1を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はCATVシステムの
ヘッドエンドで使用される混合器と分配器に関するもの
であり、多数のノード(チャンネルユニット等)が設置
されるCATVシステムにおいて有効なものである。
【0002】
【従来の技術】CATVシステムは放送チャンネル数の
増大に加え、電話やLAN等のデータ通信の取り入れに
より、これまで以上の、例えば256位の、多チャンネ
ル、多ノード化が望まれている。
【0003】図4は現在ある一般的なCATVシステム
のヘッドエンド装置のブロック図であり、最大ノード数
が32の、VHF、UHF、BS、CSの各放送を再送
信するものの例である。このCATV用ヘッドエンド装
置は、VHF、UHF、BS、CS放送用のノード(再
送信装置)A、パイロット信号用、データ伝送用のノー
ドA等を備え、これらノードAが3つのユニット(架
1、架2、架3)に分けて収容され、ユニット(架1、
架2、架3)毎に8入力混合器Bで混合されたノード出
力が架間ケーブルCを通じて第1のユニット(架1)内
のアンプ内蔵型8入力混合器Dで混合・増幅されるよう
になっており、さらにこの出力が4分配器Eで4分配さ
れ、このうち2出力が増幅器Fで増幅されて夫々の幹線
へと出力されるようになっている。このシステムにおい
て各ノードAは出力信号のレベル調整機能を有してお
り、個々のノードAのレベル調整機能により幹線へと出
力される信号のレベルをノードA間で一様になるように
調整している。なお、前記ユニット(架1、架2、架
3)は図6に示すようにキャビネットラックに並べて設
置されており、第1のユニット(架1)の隣のユニット
(架2)は短い架間ケーブルCで、その隣のユニット
(架3)は少し長い架間ケーブルCでユニット(架1)
と夫々接続されている。
【0004】また、最近はHFC(ハイブリッド・ファ
イバー・コアキシャル)と呼ばれる多チャンネル化、多
ノード化向けのCATVシステムも登場している。この
システムは幹線に出力する信号を電気/光変換器で光信
号に変換して幹線光ファイバに出力するものであり、例
えば図4に示されるユニット(架1)の増幅器Fの2つ
の出力を、図5に示される光ユニットの2つの8分配器
Gで夫々分配して16とし、これらの信号を電気/光変
換器Hで光信号に変換して16本の幹線(光ファイバ)
へと出力するものである。なお、図5の光ユニットは双
方向通信用であり、16本の幹線から光ユニット内に入
力される光信号を光/電気変換器Iで電気信号に変換
し、この信号をデータ通信用のノードで受信することも
できる。このHFC化されたCATVシステムは一般に
多数のユニットを備えており、例えば図7ではノードを
収容する8つのユニット(架1〜架8)と、これらユニ
ット(架1〜架8)の出力を光に変換する3つのユニッ
ト(架9〜架11)を備える。このようなシステムにお
いても幹線光ファイバに出力される信号のレベル調整は
各ノードのレベル調整機能により行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】CATVシステムにお
いてノードAの数が増え、またユニット数が増えると、
個々のノードAが備えるレベル調整機能だけでは幹線に
出力される信号のレベル調整に作業性の面で大きな問題
が生じる。例えば、各ノードAが備えるレベル調整機能
を用いて同ノードAの出力端子におけるレベルを揃えて
も、ユニット同士を接続する架間ケーブルCの長さは異
なる事が多く、最終的な出力ではノードAより先のケー
ブル長の違いが影響して信号レベルに偏差が生じてしま
う。またHFCのシステムではユニット数が増えること
による架間ケーブルCでの問題に加え、図5に示される
光ユニット内の電気/光変換器Hや光/電気変換器Iの
接続で使用される同軸ケーブルによる影響も大きく問題
になる。この他、ノード数が増えて分配器や混合器が多
数接続されるようになると、分配器や混合器も図8に示
すような周波数特性を持つことから、これら分配器や混
合器によるレベルの偏差も問題となる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のうち請求項1記
載のCATVシステムのヘッドエンドで使用される分配
器は図1に示されるように、TV放送再送信用、自主放
送送信用、データ通信用等の各種ノードが多数設置され
たCATVシステムで、これらノードから幹線側へ流さ
れる信号を分配したり、幹線側からノードへと出力され
る信号を分配したりする分配器において、分配される前
の信号の周波数特性を補償可能な周波数特性補償回路1
を備えたものである。
【0007】本発明のうち請求項2記載のCATVシス
テムのヘッドエンドで使用される混合器は、TV放送再
送信用、自主放送送信用、データ通信用等の各種ノード
が多数設置されたCATVシステムで、これらノードか
ら幹線側へ流される信号を混合したり、幹線側からノー
ドへと出力される信号を混合したりする混合器におい
て、混合された後の信号の周波数特性を補償可能な周波
数特性補償回路1を備えたものである。
【0008】
【発明の実施の形態1】図1は本発明のCATVシステ
ムのヘッドエンドで使用される分配器の実施の形態を示
したものであり、1つの入力端子8に対して8つの分配
端子9を備える8分配器の例である。この分配器は、そ
の回路構成が図中のA、B間を除いて従来のものと同じ
であり、コンデンサ、コイル等で構成される2分配回路
10が3段に設けられ、入力端子8の信号が1段目の2
分配回路10で2分され、2段目の2分配回路10で2
分され、さらに3段目の2分配回路10で2分されて8
つの等分された出力が得られるようになっている。ま
た、入力端子8側には入力信号をモニタするためのモニ
タ端子11が設けられ、入力信号をモニタ端子11に分
岐するための分岐回路(トランス型方向性結合器)12
も設けられている。
【0009】このような分配器回路の前記A、B間、即
ち分配される前の信号が流れる箇所には周波数特性補償
回路(可変等化器)1が設けられている。この補償回路
1は抵抗R、コンデンサC、コイルL、バリキャップ・
コンデンサVCで構成されており、同回路1は同軸ケー
ブルの持つ周波数特性と逆の周波数特性を有するように
してある。この周波数特性はバリキャップ・コンデンサ
VCの容量を調整することにより変更することができ、
これにより同軸ケーブル長の変化に伴う周波数特性の悪
化をケーブル長に関わらず補償してB点における信号の
周波数特性をフラットにすることができるようにしてあ
る。この周波数特性補償回路1は図示されたものに限定
されず、他の同様の機能を有する回路を採用することも
可能である。
【0010】図3は図1の分配器による周波数特性を示
したものであり、全周波数帯域でほぼフラットな特性を
得られることがわかる。この特性は周波数特性補償回路
1により変えることが可能であり、ヘッドエンドを構築
する際、ヘッドエンドから出力される信号が全周波数帯
域でフラットになるよう調整することが可能であり、個
々のノードが持つレベル調整機能で調整しきれない部分
を容易に調整することが可能になる。
【0011】以上は分配器での例であるが、混合器の場
合は図2に示すように混合された後の信号が流れるA点
とB点との間の箇所に前記周波数特性補償回路1と同様
の回路1を設ける。
【0012】
【発明の効果】本発明のCATVシステムのヘッドエン
ドで使用される分配器及び混合器を用いれば次のような
効果がある。 .幹線へ出力する信号の周波数特性を容易にフラット
化することができる。 .HFCシステムのような多ノード、多ユニットのヘ
ッドエンドにおいても周波数特性の調整が容易となり、
256ノードのシステムを容易に実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のCATVシステムのヘッドエンドで使
用される分配器の実施の形態を示したブロック図。
【図2】本発明のCATVシステムのヘッドエンドで使
用される混合器の実施の形態を示した概略図。
【図3】図1の分配器の周波数特性を示した説明図。
【図4】一般的なCATVシステムのヘッドエンドの機
器構成を示したブロック図。
【図5】HFC化されたヘッドエンドにおいて使用され
る光ユニットのブロック図。
【図6】図4に示されるヘッドエンドのユニット配置を
示した概略図。
【図7】HFC化されたヘッドエンドのユニット配置を
示した概略図。
【図8】図4のヘッドエンドにおいて使用される従来の
混合器の周波数特性を示した説明図。
【符号の説明】
1.周波数特性補償回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】TV放送再送信用、自主放送送信用、デー
    タ通信用等の各種ノードが多数設置されたCATVシス
    テムで、これらノードから幹線側へ流される信号を分配
    したり、幹線側からノードへと出力される信号を分配し
    たりする分配器において、分配される前の信号の周波数
    特性を補償可能な周波数特性補償回路(1)を備えてな
    ることを特徴とするCATVシステムのヘッドエンドで
    使用される分配器。
  2. 【請求項2】TV放送再送信用、自主放送送信用、デー
    タ通信用等の各種ノードが多数設置されたCATVシス
    テムで、これらノードから幹線側へ流される信号を混合
    したり、幹線側からノードへと出力される信号を混合し
    たりする混合器において、混合された後の信号の周波数
    特性を補償可能な周波数特性補償回路(1)を備えてな
    ることを特徴とするCATVシステムのヘッドエンドで
    使用される混合器。
JP9040405A 1997-02-25 1997-02-25 Catvシステムのヘッドエンドで使用される分配器及び混合器 Pending JPH10243370A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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