JPH099219A - データ放送送信方法およびデータ放送受信機 - Google Patents

データ放送送信方法およびデータ放送受信機

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JPH099219A
JPH099219A JP7151646A JP15164695A JPH099219A JP H099219 A JPH099219 A JP H099219A JP 7151646 A JP7151646 A JP 7151646A JP 15164695 A JP15164695 A JP 15164695A JP H099219 A JPH099219 A JP H099219A
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channel
data broadcast
signal
data
broadcast
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JP7151646A
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Inventor
Yasuhiro Hirozawa
安泰 廣澤
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 文字多重放送規格を利用して、特定利用者に
データを送信するのに最適なデータ送出方式および、デ
ータ放送受信機を得る。 【構成】 文字多重放送の識別信号に特定の利用者向け
のデータ放送であることを識別できる識別コードを送出
する。また、特定のデータ放送供給元を示す信号を挿入
して送出する。データ放送受信機において、最初の電源
投入時に、全チャンネルをサーチし、映像信号があった
チャンネルのみを再度、サービス識別符号が特定利用者
向けのデータ放送であることを示す識別コードであるこ
とおよび、特定のデータ放送の供給元を示す信号を識別
して、所望の放送のチャンネルを記憶して、2回目以降
の電源投入時からそのチャンネルを受信する。所望の放
送のチャンネルが複数あった場合には、エラーレートの
少ないチャンネルを選択して、記憶する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文字多重放送の規格を
使用して、データを特定利用者に送信するデータ放送送
信方法およびデータ放送受信機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図17は従来の文字多重放送信号の概略
の構成を示す説明図である。文字多重放送信号は、第1
4H、第15H、第16H、第21H、第277H、第
278H、第279H、第284Hの水平走査期間に多
重される。1つの走査線で伝送される一連のデータをデ
ータラインと呼び、このデータラインはクロックランイ
ン(以下、CRという)、フレーミングコード(以下、
FCという)、データパケットから成っている。受信側
ではCR信号を基にビット同期を再生し、信号の論理識
別を行った後、FC信号を基にバイト同期を再生し、デ
ータパケットの部分を抽出し誤り訂正を行い、誤りのな
いデータであるプリフィックス付きのデータブロックを
得ることになる。1データラインの容量は296ビット
であり、データパケットの誤り訂正は、(272、19
0)短縮化差集合巡回符号方式のチェック符号を用いて
行う。
【0003】プリフィックス内のサービス識別符号によ
って、放送のサービスの種類を知ることができる。図1
8は従来の文字多重放送信号のサービス識別符号の区分
を示す説明図である。サービス識別符号は8ビットであ
り、b1からb8のビット順に送出され、b1からb4
までのサービス情報識別ビットと、b5からb8までの
チェックビットからなる。そして、従来の文字多重放送
の送出モードに応じた送出第1モードから第4モードま
での4種類の符号と、番組索引データを送出する際の補
助信号と、放送局の運用上必要な場合に送出する運用信
号が存在する。
【0004】さらに、1つ以上のデータブロックが集ま
ってデータグループとなり、文字多重放送番組の番組管
理データ、各ページデータ等が構成される。データグル
ープにはデータグループ単位の伝送上の制御のためのデ
ータグループヘッダが付加されている。いくつかのデー
タグループが集まって番組データとなり、番組データの
先頭には番組全体に関わる番組管理データが送出され
る。
【0005】図19は従来の文字多重放送信号のデータ
グループヘッダを示す説明図である。データグループヘ
ッダのデータはb1からb8のビット順に送出される。
また、DBはデータグループ内のバイトを示し、送出順
にDB1、DB2、・・・DB7とする。DB1から各
種データグループに関する情報が書かれている。DB
6、DB7は運用データであり放送局の運用上必要な場
合に使用する。
【0006】次に、データ放送受信機について説明す
る。図20は従来のデータ放送受信機の概略の構成を示
すブロック図である。図において、201はチューナ、
202は映像信号からディジタルの文字多重放送信号を
検出する文字信号検出部、203は文字多重放送信号の
誤りを訂正する誤り訂正部、204は誤りを訂正された
文字多重放送信号を所要の文字信号に復号する文字デコ
ーダ部、207はアンテナである。
【0007】データ放送受信機の動作について説明す
る。チューナ201では、使用者によって選択されたチ
ャンネルに選局し、アンテナ207からの映像信号を文
字信号検出部202に入力する。文字信号検出部202
では、映像信号中から、文字多重放送の信号を抽出し、
ディジタルの文字多重放送信号を得る。誤り訂正部20
3においては、(272、190)短縮化差集合巡回符
号方式によって、文字多重放送信号の誤り訂正が行われ
る。その結果を用いて、文字デコーダ部204におい
て、所要の文字多重放送のデータに復号化され表示部
(図示せず)へ出力される。テレビとチューナを共用し
ているデータ放送受信機においては、表示部とデータ放
送受信機の電源は連動しており、画面表示を行わないと
きはデータ放送受信機の電源は供給されない。また、映
像を画面表示している時は、そのチャンネルの文字信号
しか得られない。
【0008】その際、文字デコーダ部204では、サー
ビス識別符号の判別を行い、データがどのようなサービ
ス形態であるかを判別する。放送技術開発評議会編の文
字放送技術ハンドブックによると、図21に示すフロー
チャートとなる。ステップ100において、複数番組の
文字多重放送信号が入力され、ステップ101におい
て、そのうち1つの水平走査期間の信号を取り出し、ス
テップ102に移る。ステップ102において、誤り訂
正結果に誤りがなければ、ステップ103に移り、誤り
があれば処理を行わない。ステップ103において、サ
ービス識別符号を判別する。現在サービス識別符号に
は、4種類の送出モードと1種類の番組索引データと運
用信号のサービス識別符号が用いられている。ステップ
104では番組索引の処理、ステップ105では送出第
一モードの処理、ステップ106では送出第2モードの
処理、ステップ107では送出第3モードの処理、ステ
ップ108では送出第4モードの処理を行い、各々に応
じた文字のデコードなどが行われる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の文字多重放送の
データ放送方法は以上のように構成されているので、サ
ービス識別符号に特定利用者へのサービスを示す識別コ
ードはなく、特定利用者向けのデータを放送しても、特
定利用者向けのデータ放送であることを識別できない問
題があった。また、特定のデータ放送の供給元を示す信
号も送出されないので、特定のデータ放送の供給元を識
別できなかった。
【0010】また、特定利用者に特定データ放送の供給
元がデータを送出する際には、チューナのチャンネルを
特定データ放送の供給元の送出する所望するチャンネル
に固定して構わないが、従来のデータ放送受信機では、
チューナのチャンネルは使用者が選択するようになって
おり、初期設定時に全チャンネルをサーチして、自動的
に所望する文字多重放送のチャンネルを記憶し、次回か
らそのチャンネルを受信するということはできなかっ
た。
【0011】また、テレビと一体形のテレビとチューナ
を共用しているデータ放送受信機においては、電源の供
給はテレビと連動しており、テレビを使用しない時は、
データ受信機にも電源を供給されず、所望のデータ放送
を受信できなかった。また、チューナの画像を画面表示
しているときは、所望のデータ放送の供給元のチャンネ
ルと、使用者の選択する画面表示しているチャンネルが
しばしば異なり、所望のデータ放送が受信ができないと
いう問題があった。
【0012】本発明は上記のような問題点を解消するた
めになされたもので、特定の利用者へのデータ放送送出
時に、特定利用者向けのデータ放送であることを識別で
きるデータ放送送信方法、および初期設定時に所望する
文字多重放送のチャンネルを自動的に選択、記憶し、2
回目以降の電源投入時にそのチャンネルを受信できるデ
ータ放送受信機およびテレビを使用しないときにデータ
受信を行うデータ放送受信機を得ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
データ放送送信方法は、文字多重放送の識別信号として
特定利用者向けのデータ放送であるか否かを識別できる
識別コードを含め送信ものである。
【0014】また、本発明の請求項2に係るデータ放送
送信方法は、文字多重放送の識別信号として特定利用者
向けのデータ放送であるか否かを識別できる識別コード
を含み、かつ、データ放送の供給元を示す信号をデータ
放送中のデータの一部として送信するものである。
【0015】また、本発明の請求項3に係るデータ放送
受信機は、映像信号の有無を検出する検出手段と、デー
タ放送を示す識別信号を識別する第1の識別手段と、デ
ータ放送の供給元を示す信号を識別する第2の識別手段
と、所望のデータ放送とデータ放送の供給元を示す信号
を識別したチャンネルを記憶する記憶手段とを備えたも
のである。
【0016】また、本発明の請求項4に係るデータ放送
受信機は、映像信号の有無を検出する検出手段と、デー
タ放送の供給元を示す信号を識別する識別手段と、所望
のデータ放送の供給元を示す信号を識別したチャンネル
を記憶する記憶手段とを備えたものである。
【0017】また、本発明の請求項5に係るデータ放送
受信機は、映像信号の有無を検出する検出手段と、所望
のデータ放送かどうかを識別する識別手段と、所望のデ
ータ放送を送信しているチャンネルが複数存在した場合
はデータエラーの少ないチャンネルを記憶する記憶手段
とを備えたものである。
【0018】また、本発明の請求項6に係るデータ放送
受信機は、映像信号の有無を検出する第1の検出手段
と、映像信号の存在したチャンネルについて、信号の文
字信号が多重されるべき位置になんらかの信号が存在す
るかどうかを検出する第2の検出手段と、データ放送の
供給元を示す信号を識別する識別手段と、所望のデータ
放送の供給元を示す信号を識別したチャンネルを記憶す
る記憶手段とを備えたものである。
【0019】また、本発明の請求項7に係るデータ放送
受信機は、映像信号の有無を検出する第1の検出手段
と、映像信号に文字信号が多重されているかどうかを検
出する第2の検出手段と、データ放送の供給元を示す信
号を識別する識別手段と、所望のデータ放送の供給元を
示す信号を識別したチャンネルを記憶する記憶手段とを
備えたものである。
【0020】また、本発明の請求項8に係るデータ放送
受信機は、チャンネル初期設定時に所望のデータ放送を
送出しているチャンネルを記憶する記憶手段と、所望の
データ放送を受信できるかどうかを識別する識別手段と
を備えたものである。
【0021】また、本発明の請求項9に係るデータ放送
受信機は、テレビ放送チューナと、テレビのモニタと、
映像信号から文字多重放送信号を検出する検出手段と、
文字多重放送信号の誤り訂正を行う誤り訂正手段と、誤
り訂正された文字多重放送信号を所要の文字信号に復号
する復号手段と、文字多重放送の検出手段および誤り訂
正手段および復号手段への電源を供給するかどうかを切
り換える切り換え手段とを備えたものである。
【0022】
【作用】本発明の請求項1に係るデータ放送送信方法に
おいては、文字多重放送規格を使用してデータを特定利
用者に送信する方法において、文字多重放送の識別信号
として特定利用者向けのデータ放送であるか否かを識別
できる識別コードを含んで送出する。
【0023】本発明の請求項2に係るデータ放送送信方
法においては、文字多重放送規格を使用してデータを特
定利用者に送信する方法において、文字多重放送の識別
信号として特定利用者向けのデータ放送であるか否かを
識別できる識別コードを含み、かつ、データ放送の供給
元を示す信号をデータ放送中のデータの一部として送出
する。
【0024】また、本発明の請求項3に係るデータ放送
受信機においては、チャンネル初期設定時に、全チャン
ネルについて映像信号の有無を検出し、映像信号の存在
するチャンネルに対して、データ放送を示す識別信号を
識別し、データ放送を示す識別信号を識別したチャンネ
ルでデータ放送の供給元を示す信号を識別し、所望のデ
ータ放送とデータ放送の供給元を示す信号を識別したチ
ャンネルを記憶し、2回目以降の電源投入時にはそのチ
ャンネルを受信する。
【0025】また、本発明の請求項4に係るデータ放送
受信機においては、チャンネル初期設定時に、全チャン
ネルについて映像信号の有無を検出し、映像信号の存在
したチャンネルに対してデータ放送の供給元を示す信号
を識別し、所望のデータ放送の供給元を示す信号を識別
したチャンネルを記憶し、2回目以降の電源投入時には
そのチャンネルを受信する。
【0026】また、本発明の請求項5に係るデータ放送
受信機においては、チャンネル初期設定時に、全チャン
ネルについて映像信号の有無を検出し、映像信号の存在
したチャンネルに対して所望のデータ放送かどうかを識
別し、かつ所望のデータ放送を送信しているチャンネル
が複数存在した場合はデータエラーの少ないチャンネル
を記憶し、2回目以降の電源投入時にはそのチャンネル
を受信する。
【0027】また、本発明の請求項6に係るデータ放送
受信機においては、チャンネル初期設定時に、全チャン
ネルについて映像信号の有無を検出し、映像信号の存在
したチャンネルについて、信号の文字信号が重畳される
べき位置になんらかの信号が存在するかどうかを検出
し、なんらかの信号が存在したチャンネルに対してデー
タ放送の供給元を示す信号を識別し、所望のデータ放送
の供給元を示す信号を識別したチャンネルを記憶し、2
回目以降の電源投入時にはそのチャンネルを受信する。
【0028】また、本発明の請求項7に係るデータ放送
受信機においては、チャンネル初期設定時に、全チャン
ネルについて映像信号の有無を検出し、映像信号の存在
したチャンネルで文字信号が多重されているかどうかを
検出し、文字信号が多重されていたチャンネルに対して
データ放送の供給元を示す信号を識別し、所望のデータ
放送の供給元を示す信号を識別したチャンネルを記憶
し、2回目以降の電源投入時にはそのチャンネルを受信
する。
【0029】また、本発明の請求項8に係るデータ放送
受信機においては、チャンネル初期設定時に、チャンネ
ル初期設定時に、所望のデータ放送を送出しているチャ
ンネルを記憶し、2回目以降の電源投入時に記憶されて
いるチャンネルから順に所望のデータ放送を受信できる
かどうかを検出し、所望のデータ放送を受信できなけれ
ばチャンネル初期設定を再度行う。
【0030】また、本発明の請求項9に係るデータ放送
受信機においては、少なくとも画像の表示が行われてい
ないときに所望のデータ放送を受信できるチャンネルを
設定し、復号処理を行う。
【0031】
【実施例】
実施例1.以下、本発明を文字多重放送規格に基づいて
説明する。図1は本発明の実施例1におけるデータ放送
形式を示す説明図である。プリフィックスの最初の8ビ
ットのサービス識別符号の領域に、特定利用者向けのデ
ータ放送であることを示す識別コードを送出する。
【0032】図2は本発明の実施例1におけるサービス
識別符号を示す説明図であり、サービス識別符号は8ビ
ットであり、b1からb8のビット順に送出され、送出
順に11011010ビット(0DAH)となる。この
値は、従来の文字多重放送のサービス識別符号では用い
られない値であり、この値を特定利用者を示す識別コー
ドとし、サービス識別符号がこの値であることを識別す
ることによって、特定利用者向けのデータ放送であるこ
とが識別できる。また、識別コードは0DAHの値とは
限らず、従来の文字多重放送では用いられない他の値で
もよいことはいうまでもない
【0033】また、図21に示すように従来のデータ放
送受信機では4種類の送出モードを示す以外のサービス
識別符号の値では、画面表示の処理は行わないので、特
定の利用者への送出で、データ部分にスクランブルを施
して送出した場合、従来のデータ放送受信機ではスクラ
ンブルされたデータを画面表示しようとするが、サービ
ス識別符号をこのような値とし、送出することによっ
て、画面表示を行わない。
【0034】なお、サービス識別符号の領域に特定利用
者向けのデータ放送であることを識別できる識別コード
を送出したが、特定利用者向けのデータ放送であること
を識別できれば他の領域でもよく同様の効果を発揮す
る。
【0035】実施例2.特定利用者向けのデータ放送で
あることを識別できる識別コードを実施例1と同様に送
出し、かつ、データグループの先頭にあるデータグルー
プヘッダ内の運用データを特定の値とすることにより、
特定のデータ放送の供給元からの信号であることを判別
できるようにしてもよい。この場合、特定のデータ放送
の供給元が、データ部分にスクランブルを施した信号を
送出したとしても、識別コードにより、従来の受信機で
はスクランブルの施された文字多重放送信号を表示する
ことはない。また、専用の受信機において、識別コード
およびデータグループヘッダを判別するようにすれば、
特定利用者向けの特定のデータ放送の供給元の信号であ
ることを識別でき、スクランブルの解除などの処理を行
うことができる。
【0036】図3は本発明の実施例2におけるデータ放
送形式を示す説明図である。プリフィックスの最初の8
ビットに特定利用者向けのデータ放送であることを識別
できる識別コードを送出し、データグループの先頭の開
始符号の次にあるデータグループヘッダの第6バイト目
の運用データの領域にデータ放送の供給元を示す信号を
送出する(例えば、01Hとする。)。図4は本発明の
実施例2におけるデータ放送形式の場合のデータ放送受
信機側での処理を示すフローチャートである。ステップ
301において、ある水平同期信号期間の文字信号を選
択し、ステップ302において、誤り訂正結果に誤りが
なければ、ステップ303に移り、誤っていればそれ以
上の処理を行わない。ステップ303において、サービ
ス識別符号を判別し、0DAHであれば、ステップ30
4に移り、そうでなければ処理を終える。ステップ30
4において、データグループヘッダの6バイト目が01
Hであればステップ305に移りスクランブル解除など
の処理を行い、そうでなければ処理を終わる。なお、デ
ータ放送の供給元を示すデータは上記の運用データを利
用するものに限るものではなく、その他のデータのとこ
ろで行ってもよいことは言うまでもない。
【0037】このようにして、特定利用者向けへのデー
タ放送であることを識別でき、かつ、特定のデータ放送
の供給元からの信号であることを識別できる。
【0038】なお、サービス識別符号の領域に特定利用
者向けのデータ放送であることを識別できる識別コード
を送出したが、特定利用者向けのデータ放送であること
を識別できれば他の領域でもよく同様の効果を発揮す
る。
【0039】また、特定のデータ放送の供給元を表わす
信号の領域として、データグループヘッダの6バイト目
を使用したが、特定のデータ放送の供給元を表わす信号
を送出できる領域ならば、他の領域であってもよく、同
様の効果を発揮する。
【0040】実施例3.文字多重放送規格を使用してデ
ータを特定のデータ放送供給元が特定利用者に送信する
方式において、チャンネルはデータ放送供給元がデータ
を送出する特定のチャンネルに固定してよく、最初に電
源を投入した際のチャンネル番号初期設定時に、自動的
に所望のチャンネルを検出して記憶し、2回目以降の電
源投入時には、その記憶したチャンネルを受信すること
が考えられる。
【0041】図5は本発明の実施例3におけるデータ放
送受信機の概略の構成を示すブロック図である。図にお
いて、205はメモリ、206はチャンネル初期設定を
制御する制御部、211はチューナからの信号に映像信
号が含まれているかどうかを検出する映像信号検出部、
212はサービス識別符号を識別するサービス識別部、
213は送出するデータ放送の供給元を識別する送出者
識別部である。他は図20の従来のデータ放送受信機の
ブロック図と同じであり説明を省略する。送出されるデ
ータは実施例2の場合のデータであるとする。
【0042】定常時の動作について説明する。チューナ
201では、使用者によって選択されたチャンネルに選
局し、アンテナ207からの映像信号を文字信号検出部
202に入力する。文字信号検出部202では、映像信
号中から、文字多重放送の信号を抽出し、ディジタルの
文字多重放送信号を得る。誤り訂正部203において
は、(272、190)短縮化差集合巡回符号方式によ
って、文字多重放送信号の誤り訂正が行われる。その結
果を用いて、文字デコーダ部204において、所要の文
字多重放送のデータに復号化され表示部(図示せず)へ
出力される。
【0043】次に、チャンネル初期設定時の動作につい
て図6に示すフローチャートを用いて説明する。チュー
ナ201においてのチャンネル選択等の動作はすべて制
御部206によって制御される。最初に電源を投入した
際には、チャンネル初期設定を行う。電源が投入される
と、ステップ31において、メモリ205のチャンネル
記憶の領域に、既にチャンネルの初期設定が終わって所
望の放送を行っているチャンネル番号が書き込まれてい
れば、ステップ32に移り、そうでなければステップ3
3に移る。ステップ32において、そのチャンネルを受
信し、初期設定の処理を終える。ステップ33において
は、チャンネルを順にサーチし、映像信号検出部211
によって映像信号の有無を調べ、映像信号の得られたチ
ャンネルのみをメモリ205に記憶する。
【0044】次に、ステップ34において、メモリ20
5に記憶しておいた映像信号が得られたチャンネルを1
つ選択する。次にステップ35において、文字検出部2
02がそのチャンネルでの文字多重放送信号の検出を行
い、文字多重放送がなければ、ステップ41に移る。文
字多重放送があれば、ステップ36に移る。ステップ3
6においては、誤り訂正部203で誤り訂正を行って文
字デコーダ部204で文字信号に復号した信号から、サ
ービス識別部212がプリフィックスのサービス識別符
号を検出する。サービス識別符号が所定の値すなわち特
定利用者向けのデータ放送を示す識別コードの値でなけ
れば、ステップ41に移る。サービス識別符号が所定の
値であれば、ステップ37において、送出者識別部21
3がデータグループヘッダ内の特定のデータ放送の供給
元を示すバイトを検出し、その値が所定値であれば、所
望のチャンネルが得られたとして、ステップ38に移
り、チャンネル番号をメモリ205に記憶し、初期設定
の処理を終える。所定値でなければステップ41に移
る。ステップ41において、映像信号のあった全てのチ
ャンネルを調べ終わっていれば所望のチャンネルはなか
ったとして、初期設定を終え、調べ終えていなければ、
ステップ42に移る。ステップ42において、次のチャ
ンネルを選択した後、ステップ35に移り、一連の処理
を繰り返す。
【0045】このようにして、チャンネルの初期設定が
行われ、次回以降の電源投入時には、所望するデータ放
送供給元が送出する特定利用者向けのデータ放送のチャ
ンネルを自動的に選択して、受信することができる。
【0046】また、テレビと一体形になった受信機で
も、そうでない受信機もよく、同様の効果を発揮する。
【0047】また、サービス識別符号が特定の利用者向
けへのデータ放送であることを示す識別コードであるこ
とを識別するようにしたが、特定利用者向けへのデータ
放送であることが識別できれば他の信号であってもよく
同様の効果を発揮する。
【0048】また、データグループヘッダ内に書き込ま
れたデータ放送の供給元を示す信号を識別するようにし
たが、データ放送の供給元を示す信号であれば他の信号
でもよく、同様の効果を発揮する。
【0049】実施例4.実施例3では、特定利用者向け
へのデータ放送であることを示す識別コードと、データ
放送の供給元を表わす信号を検出して、所望のチャンネ
ルを判別し、チャンネルの初期設定を行う場合について
示したが、データ放送の供給元のみを特定したい場合に
は、データ放送の供給元を表わす信号のみを識別するよ
うにしてもよい。図7は本発明の実施例4におけるデー
タ放送受信機の概略の構成を示すブロック図である。図
において、205はメモリ、206はチャンネル初期設
定を制御する制御部、211はチューナからの信号に映
像信号が含まれているかどうかを検出する映像信号検出
部、213は送出するデータ放送の供給元を識別する送
出者識別部である。他は、図20の従来のデータ放送受
信機のブロック図と同じであり説明を省略する。送出さ
れるデータは実施例2の場合のデータであるとする。定
常時の動作については、実施例3の場合と同様であり、
説明を省略する。
【0050】次に、チャンネル初期設定時の動作につい
て図8に示すフローチャートを用いて説明する。チュー
ナ201においてのチャンネル選択等の動作はすべて制
御部206によって制御される。最初に電源を投入した
際には、チャンネル初期設定を行う。電源が投入される
と、ステップ31において、メモリ205のチャンネル
記憶の領域に、既にチャンネルの初期設定が終わって所
望の放送を行っているチャンネル番号が書き込まれてい
れば、ステップ32に移り、そうでなければステップ3
3に移る。ステップ32において、そのチャンネルを受
信し、初期設定の処理を終える。ステップ33において
は、チャンネルを順にサーチし、映像信号検出部211
によって映像信号の有無を調べ、映像信号の得られたチ
ャンネルのみをメモリ205に記憶する。
【0051】次にステップ34において、メモリ205
に記憶しておいた映像信号が得られたチャンネルを1つ
選択する。次にステップ35において、文字検出部20
2がそのチャンネルでの文字多重放送信号の検出を行
い、文字多重放送がなければ、ステップ41に移る。文
字多重放送があれば、ステップ37に移る。ステップ3
7においては、誤り訂正部203で誤り訂正を行って文
字デコーダ部204で文字信号に復号した信号から、送
出者識別部213がデータグループヘッダ内の特定のデ
ータ放送の供給元を示すバイトを検出し、その値が所定
値であれば、所望のチャンネルが得られたとして、ステ
ップ38に移り、チャンネル番号をメモリ205に記憶
し、初期設定の処理を終える。所定値でなければステッ
プ41に移る。ステップ41において、映像信号のあっ
た全てのチャンネルを調べ終わっていれば所望のチャン
ネルはなかったとして、初期設定を終え、調べ終えてい
なければ、ステップ42に移る。ステップ42におい
て、次のチャンネルを選択した後、ステップ35に移
り、一連の処理を繰り返す。
【0052】このようにして、チャンネルの初期設定が
行われ、次回以降の電源投入時には、所望するデータ放
送供給元が送出するデータ放送のチャンネルを自動的に
選択して、受信することができる。
【0053】また、テレビと一体形になった受信機で
も、そうでない受信機もよく、同様の効果を発揮する。
【0054】また、データグループヘッダ内に書き込ま
れたデータ放送の供給元を示す信号を識別するようにし
たが、データ放送の供給元を示す信号であれば他の信号
でもよく、同様の効果を発揮する。
【0055】実施例5.放送のサービス地域の境目など
では、所望の放送を送信しているチャンネルが複数存在
する場合がある。そのような場合、その複数チャンネル
のデータエラーを検出し、データエラーの最も少ないチ
ャンネルを記憶するようにするとよい。図9は本発明の
実施例5におけるデータ放送受信機の概略の構成を示す
ブロック図である。図において、205はメモリ、20
6はチャンネル初期設定を制御する制御部、211はチ
ューナからの信号に映像信号が含まれているかどうかを
検出する映像信号検出部、212はサービス識別符号を
識別するサービス識別部、213は送出するデータ放送
の供給元を識別する送出者識別部、214はデータエラ
ーを判別する誤り判別部である。他は図20の従来のデ
ータ放送受信機のブロック図と同じであり説明を省略す
る。送出されるデータは実施例2の場合のデータである
とする。定常時の動作については、実施例3の場合と同
様であり、説明を省略する。
【0056】次に、チャンネル初期設定時の動作につい
て図10に示すフローチャートを用いて説明する。チュ
ーナ201においてのチャンネル選択等の動作はすべて
制御部206によって制御される。最初に電源を投入し
た際には、チャンネル初期設定を行う。電源が投入され
ると、ステップ31において、メモリ205のチャンネ
ル記憶の領域に、既にチャンネルの初期設定が終わって
所望の放送を行っているチャンネル番号が書き込まれて
いれば、ステップ32に移り、そうでなければステップ
33に移る。ステップ32において、そのチャンネルを
受信し、初期設定の処理を終える。ステップ33におい
ては、チャンネルを順にサーチし、映像信号検出部21
1によって映像信号の有無を調べ、映像信号の得られた
チャンネルのみをメモリ205に記憶する。
【0057】次にステップ34において、メモリ205
に記憶しておいた映像信号が得られたチャンネルを1つ
選択する。ステップ35において、文字検出部202が
そのチャンネルでの文字多重放送信号の検出を行い、文
字多重放送がなければ、ステップ41に移る。文字多重
放送があれば、ステップ36に移る。ステップ36にお
いては、誤り訂正部203で誤り訂正を行い文字デコー
ダ部204で文字信号に復号した信号から、サービス識
別部212がプリフィックスのサービス識別符号を検出
する。サービス識別符号が所定の値すなわち特定利用者
向けのデータ放送を示す識別コードの値でなければ、ス
テップ41に移る。サービス識別符号が所定の値であれ
ば、ステップ37において、送出者識別部213がデー
タグループヘッダ内の特定のデータ放送の供給元を示す
バイトを検出し、その値が所定値であれば、所望のチャ
ンネルが得られたとして、ステップ51に移る。ステッ
プ51において、誤り判別部214によって、誤り訂正
部203でのデータエラーを一定期間観測し、その平均
値をチャンネル番号とともにメモリ205に記憶する。
そして、ステップ41に移る。ステップ41において、
映像信号のあった全てのチャンネルを調べ終わっていれ
ばステップ52に移り、調べ終えていなければ、ステッ
プ42に移る。ステップ42において、次のチャンネル
を選択した後、ステップ35に移り、一連の処理を繰り
返す。
【0058】ステップ52において、記憶しておいたチ
ャンネル番号の中から、データエラーの最も少なかった
チャンネル番号を選択してメモリ205に記憶し、初期
設定の処理を終える。誤り率を比較する際、チャンネル
番号が一つも記憶されていなければ、所望のチャンネル
はなかったとして、初期設定を終える。
【0059】このように、所望の放送を行っているチャ
ンネルの内、最も受信状態のよいチャンネルが記憶され
ることになり、次回以降の電源投入時には、所望のチャ
ンネルを自動的に受信することができる。
【0060】また、テレビと一体形になった受信機で
も、そうでない受信機もよく、同様の効果を発揮する。
【0061】また、サービス識別符号が特定の利用者向
けへのデータ放送であることを示す識別コードであるこ
とを識別するようにしたが、特定利用者向けへのデータ
放送であることが識別できれば他の信号であってもよく
同様の効果を発揮する。
【0062】また、データグループヘッダ内に書き込ま
れたデータ放送の供給元を示す信号を識別するようにし
たが、データ放送の供給元を示す信号であれば他の信号
でもよく、同様の効果を発揮する。
【0063】実施例6.実施例3においては、チャンネ
ルの初期設定時に全チャンネルについて映像信号の有無
を検出したが、映像信号が得られたチャンネルについて
は、文字信号が多重されるべき位置になんらかの信号が
存在するかどうかを検出し、信号が存在したチャンネル
について再度、データ放送の供給元を表わす信号を検出
してもよい。
【0064】図11は本発明の実施例6におけるデータ
放送受信機の概略の構成を示すブロック図である。図に
おいて、215は映像信号中の文字信号が多重されるべ
き水平走査期間(14H、15H、16H、21H、2
77H、278H、279H、284H)のいずれかに
なんらかの信号が含まれているかどうかを検出する信号
検出部であり、他は図5の実施例3のデータ放送受信機
のブロック図と同じであり説明を省略する。送出される
データは実施例2の場合のデータであるとする。定常時
の動作については、実施例3の場合と同様であり説明を
省略する。
【0065】次に、チャンネル初期設定時の動作につい
て図12に示すフローチャートを用いて説明する。チュ
ーナ201においてのチャンネル選択等の動作はすべて
制御部206によって制御される。最初に電源を投入し
た際には、チャンネル初期設定を行う。電源が投入され
ると、ステップ31において、メモリ205のチャンネ
ル記憶の領域に、既にチャンネルの初期設定が終わって
所望の放送を行っているチャンネル番号が書き込まれて
いれば、ステップ32に移り、そうでなければステップ
56に移る。ステップ32においては、そのチャンネル
を受信し、初期設定の処理を終える。ステップ56にお
いては、チャンネルを順にサーチし、映像信号検出部2
11によって映像信号の有無を調べ、映像信号の得られ
たチャンネルについては信号検出部215によって、文
字信号が多重されるべき位置の信号検出を行い、なんら
かの信号があれば、そのチャンネルをメモリ205に記
憶する。
【0066】次に、ステップ34において、メモリ20
5に記憶しておいた映像信号が得られたチャンネルを1
つ選択する。ステップ35において、文字検出部202
がそのチャンネルでの文字多重放送信号の検出を行い、
文字多重放送がなければ、ステップ41に移る。文字多
重放送があれば、ステップ36に移る。ステップ36に
おいては、誤り訂正部203で誤り訂正を行い文字デコ
ーダ部204で文字信号に復号した信号から、サービス
識別部212がプリフィックスのサービス識別符号を検
出する。サービス識別符号が所定の値すなわち特定利用
者向けのデータ放送を示す識別コードの値でなければ、
ステップ41に移る。サービス識別符号が所定の値であ
れば、ステップ37において、送出者識別部213がデ
ータグループヘッダ内の特定のデータ放送の供給元を示
すバイトを検出し、その値が所定値であれば、所望のチ
ャンネルが得られたとして、ステップ38に移り、チャ
ンネル番号をメモリ205に記憶し、初期設定の処理を
終える。所定値でなければステップ41に移る。ステッ
プ41において、ステップ56で記憶した全てのチャン
ネルを調べ終わっていれば所望のチャンネルはなかった
として、初期設定を終え、調べ終えていなければ、ステ
ップ42に移る。ステップ42において、次のチャンネ
ルを選択した後、ステップ35に移り、一連の処理を繰
り返す。
【0067】このようにして、チャンネルの初期設定が
行われ、次回以降の電源投入時には、所望するチャンネ
ルを自動的に選択して、受信することができる。
【0068】また、テレビと一体形になった受信機で
も、そうでない受信機もよく、同様の効果を発揮する。
【0069】また、サービス識別符号が特定の利用者向
けへのデータ放送であることを示す識別コードであるこ
とを識別するようにしたが、特定利用者向けへのデータ
放送であることが識別できれば他の信号であってもよく
同様の効果を発揮する。
【0070】また、データグループヘッダ内に書き込ま
れたデータ放送の供給元を示す信号を識別するようにし
たが、データ放送の供給元を示す信号であれば他の信号
でもよく、同様の効果を発揮する。
【0071】実施例7.チャンネルの初期設定時に全チ
ャンネルについて映像信号の有無を検出し、映像信号が
得られたチャンネルについて、文字信号が多重されてい
るかどうかを検出し、文字信号が多重されているチャン
ネルについてのみ再度、データ放送の供給元を表わす信
号を検出してもよい。
【0072】図13は本発明の実施例7におけるデータ
放送受信機の概略の構成を示すブロック図である。図に
おいて、216は映像信号中に文字多重放送信号が含ま
れているかどうかを判別する文字信号判別部である。他
は図5の実施例3のデータ放送受信機のブロック図と同
じであり説明を省略する。定常時の動作については、実
施例3の場合と同様であり説明を省略する。送出される
データは実施例2の場合のデータであるとする。定常時
の動作については、実施例3の場合と同様であり説明を
省略する。
【0073】次に、チャンネル初期設定時の動作につい
て図14に示すフローチャートを用いて説明する。チュ
ーナ201においてのチャンネル選択等の動作はすべて
制御部206によって制御される。最初に電源を投入し
た際には、チャンネル初期設定を行う。電源が投入され
ると、ステップ31において、メモリ205のチャンネ
ル記憶の領域に、既にチャンネルの初期設定が終わって
所望の放送を行っているチャンネル番号が書き込まれて
いれば、ステップ32に移り、そうでなければステップ
57に移る。ステップ32において、そのチャンネルを
受信し、初期設定の処理を終える。ステップ57におい
ては、チャンネルを順にサーチし、映像信号検出部21
1によって映像信号の有無を調べ、映像信号の得られた
チャンネルについては文字信号判別部216によって、
文字信号が多重されているかどうか判別を行う。例えば
CR信号が検出できれば文字多重信号が存在するので、
そのチャンネルをメモリ205に記憶する。
【0074】次に、ステップ34において、メモリ20
5に記憶しておいた映像信号が得られたチャンネルを1
つ選択する。次にステップ36において、誤り訂正部2
03で誤り訂正を行い文字デコーダ部204で文字信号
に復号した信号から、サービス識別部がプリフィックス
のサービス識別符号を検出する。サービス識別符号が所
定の値すなわち特定利用者向けのデータ放送を示す識別
コードの値でなければ、ステップ41に移る。サービス
識別符号が所定の値であれば、ステップ37において、
送出者識別部213がデータグループヘッダ内の特定の
データ放送の供給元を示すバイトを検出し、その値が所
定値であれば、所望のチャンネルが得られたとして、ス
テップ38に移り、チャンネル番号をメモリ205に記
憶し、初期設定の処理を終える。所定値でなければステ
ップ41に移る。ステップ41において、ステップ57
で記憶した全てのチャンネルを調べ終わっていれば所望
のチャンネルはなかったとして、初期設定を終え、調べ
終えていなければ、ステップ42に移る。ステップ42
において、次のチャンネルを選択した後、ステップ35
に移り、一連の処理を繰り返す。
【0075】このようにして、チャンネルの初期設定が
行われ、次回以降の電源投入時には、所望するチャンネ
ルを自動的に選択して、受信することができる。
【0076】また、テレビと一体形になった受信機で
も、そうでない受信機もよく、同様の効果を発揮する。
【0077】また、サービス識別符号が特定の利用者向
けへのデータ放送であることを示す識別コードであるこ
とを識別するようにしたが、特定利用者向けへのデータ
放送であることが識別できれば他の信号であってもよく
同様の効果を発揮する。
【0078】また、データグループヘッダ内に書き込ま
れたデータ放送の供給元を示す信号を識別するようにし
たが、データ放送の供給元を示す信号であれば他の信号
でもよく、同様の効果を発揮する。
【0079】実施例8.既にチャンネルの初期設定が終
わっている場合、メモリに記憶されたチャンネルを受信
するが、転居などで所望の放送を送出しているチャンネ
ルが変わってしまうことが考えられる。このような場合
には、最初の電源投入時に所望の放送を送出しているチ
ャンネルを1つ以上記憶し、メモリに記憶されたチャン
ネルを順に一定期間受信し、記憶した全てのチャンネル
に所望の放送が得られなかったならば、初期設定の作業
をもう一度繰り返してやるとよい。
【0080】本発明のデータ放送受信機の概略の構成を
示すブロック図は図5の実施例3の場合と同じであり省
略する。送出されるデータは実施例2の場合のデータで
あるとする。定常時の動作については、実施例3の場合
と同様であり説明を省略する。
【0081】次に、チャンネル初期設定時の動作につい
て図15に示すフローチャートを用いて説明する。チュ
ーナ201においてのチャンネル選択等の動作はすべて
制御部206によって制御される。電源が投入される
と、ステップ31において、メモリ205のチャンネル
記憶の領域に、既にチャンネルの初期設定が終わって所
望の放送を行っているチャンネル番号が書き込まれてい
れば、ステップ32に移り、そうでなければステップ3
3に移る。ステップ33において、チャンネルを順にサ
ーチし、映像信号検出部211によって映像信号の有無
を調べ、映像信号の得られたチャンネルのみをメモリ2
05に記憶する。
【0082】次に、ステップ34において、メモリ20
5に記憶しておいた映像信号が得られたチャンネルを1
つ選択する。次にステップ35において、文字検出部2
02がそのチャンネルでの文字多重放送信号の検出を行
い、文字多重放送がなければ、ステップ41に移る。文
字多重放送があれば、ステップ36に移る。ステップ3
6においては、誤り訂正部203で誤り訂正を行って文
字デコーダ部204で文字信号に復号した信号から、サ
ービス識別部212がプリフィックスのサービス識別符
号を検出する。サービス識別符号が所定の値すなわち特
定利用者向けのデータ放送を示す識別コードの値でなけ
れば、ステップ41に移る。サービス識別符号が所定の
値であれば、ステップ37において、送出者識別部21
3がデータグループヘッダ内の特定のデータ放送の供給
元を示すバイトを検出し、その値が所定値でなければス
テップ41に移る。所定値であれば、所望のチャンネル
が得られたとして、ステップ38に移り、チャンネル番
号をメモリ205に記憶し、ステップ41に移る。ステ
ップ41において、映像信号のあった全てのチャンネル
を調べ終わっていれば所望のチャンネルはなかったとし
て、初期設定を終え、調べ終えていなければ、ステップ
42に移る。ステップ42において、次のチャンネルを
選択した後、ステップ35に移り、一連の処理を繰り返
す。
【0083】ステップ31において、メモリ205のチ
ャンネル記憶の領域に、既にチャンネルの初期設定が終
わって所望の放送を行っているチャンネル番号が書き込
まれていれば、ステップ32に移る。ステップ32にお
いて、そのチャンネルのうち1つを受信する。次にステ
ップ60に移る。ステップ60において、一定期間受信
を行い、その間に映像信号検出部211が映像信号を得
たらステップ61へ移り、得られなかったら、ステップ
64に移る。ステップ61において、映像信号に文字信
号が多重されていればステップ62に移り、なければ同
様にステップ64に移る。ステップ62において、サー
ビス識別部212が所望のサービス識別符号すなわち特
定利用者向けのデータ放送を示す識別コードの値を検出
すれば、ステップ63に移り、そうでなければステップ
64に移る。ステップ63においては、送出者識別部2
13がデータグループヘッダを検出し、所望のデータ放
送の供給元を表わす信号があれば、記憶していたチャン
ネルは正しいとし、そのまま受信する。信号がなければ
同様にステップ64に移る。
【0084】ステップ64において、記憶しておいた全
てのチャンネルについて所望の放送の受信検出を終えた
ならば、記憶したチャンネルには所望の放送がなかった
として、ステップ33に移り、チャンネル番号の初期設
定を再度行う。全てのチャンネルについて行っていなけ
れば、ステップ65に移り、次の記憶したチャンネルを
選択し、ステップ60に移る。
【0085】このように、所望の放送を送出しているチ
ャンネルが変更されても、前回記憶したチャンネルを順
に所望の放送を行っているかどうかを判別して、放送し
ていなければ、再度チャンネルの初期設定を行うので、
所望の放送を送出しているチャンネルが変わった場合で
も、次回以降の電源投入時には、所望の放送を送出して
いるチャンネルを受信することができる。
【0086】また、テレビと一体形になった受信機で
も、そうでない受信機もよく、同様の効果を発揮する。
【0087】また、サービス識別符号が特定の利用者向
けへのデータ放送であることを示す識別コードであるこ
とを識別するようにしたが、特定利用者向けへのデータ
放送であることが識別できれば他の信号であってもよく
同様の効果を発揮する。
【0088】また、データグループヘッダ内に書き込ま
れたデータ放送の供給元を示す信号を識別するようにし
たが、データ放送の供給元を示す信号であれば他の信号
でもよく、同様の効果を発揮する。
【0089】実施例9.テレビと一体形となり、チュー
ナを共用しているデータ放送受信機において、テレビと
してチューナからの信号を画面表示しているときは、文
字多重放送も当然その受信チャンネルの放送しか受信で
きない。したがって、所望する文字多重放送のチャンネ
ルが、受信している映像信号のチャンネルと異なる場合
には、所望の文字多重放送を受信できなくなる。反対
に、テレビとして画面表示していないときには、チュー
ナは使用されておらず、自由に選局できる。そこで、テ
レビとしてチューナからの信号を画面表示していないと
きに、文字多重放送の受信を行い復号し、メモリに記憶
させておき、必要なときにメモリから読み出せばよい。
【0090】図16に本発明の装置のデータ放送受信機
の構成を表わすブロック図を示す。図において、251
はテレビ信号の信号処理を行うTV信号処理部、252
は電源回路、253は文字多重放送回路256への電源
供給を行うかどうかを切り換える切り換えスイッチ、2
54はモニタ、255は電源を供給するかどうかの切り
換えを制御する制御部、256は一連の文字多重放送回
路、257はメモリである。他の部分は図5の実施例3
の場合と同じであり、説明を省略する。
【0091】次に動作について説明する。テレビとして
使用する場合には、使用者が選択するチャンネルに応じ
て、チューナ201はTV信号処理部251に信号を供
給し、モニタ254にはそのチャンネルの映像信号が映
し出される。TV信号処理部251に外部入力端子から
の信号が入力されたり、モニタ254でチューナ201
からの信号を表示しない場合は、制御部255によっ
て、切り換えスイッチ253は接続され文字多重放送回
路256に電源を供給される。そして、チューナ201
は所望の文字多重放送のチャンネルに切り換えられ、文
字多重放送のデータ受信が行われる。受信されたデータ
はメモリ257に記憶され、使用者が必要なときに読み
出せるようにする。
【0092】こうして、テレビとしてチューナ201を
使用しないときに、文字多重放送回路に電源を供給し、
文字多重放送の受信を行う。
【0093】また、上記実施例を組み合わせて使用して
もよく、さらに効果を発揮する。
【0094】
【発明の効果】本発明の請求項1記載のデータ放送送信
方法によれば、文字多重放送信号中のデータ放送を示す
識別信号に特定利用者向けのデータ放送であることを識
別できる識別コードを送出したので、特定利用者向けの
データ放送であると識別できる効果がある。また、その
場合、従来の文字多重受信機では画面表示できないの
で、有料文字多重放送など特定利用者に向けてデータに
スクランブルを施して送出する際にも、スクランブル化
されたデータを従来の文字多重受信機では画面に表示す
ることがないという効果がある。
【0095】また、本発明の請求項2記載のデータ放送
送信方法によれば、文字多重放送信号中のデータ放送を
示す識別信号に特定利用者向けのデータ放送であること
を識別できる識別コードを送出し、かつ、データ中のあ
る位置にデータ放送の供給元を表わす信号を送出したの
で、特定利用者向けの特定データ放送供給元からの信号
を識別できる効果がある。また、従来の文字多重受信機
では画面に表示することがないという効果がある。
【0096】また、本発明の請求項3記載のデータ放送
受信機によれば、1回目に電源を投入した際のチャンネ
ル番号の初期設定時に、全チャンネルをサーチしながら
映像信号の有無を検出し、映像信号のあったチャンネル
について再度、データ放送を示す識別信号とデータ放送
の供給元を示す信号を検出し、所望のデータ放送とデー
タ放送の供給元の信号を検出したチャンネルを記憶する
ようにしたので、初期設定後にはそのチャンネルを自動
的に受信できるという効果がある。
【0097】また、本発明の請求項4記載のデータ放送
受信機によれば、1回目に電源を投入した際のチャンネ
ル番号の初期設定時に、全チャンネルサーチしながら映
像信号の有無を検出し、映像信号のあったチャンネルに
ついて再度、データ放送の供給元を示す信号を検出し、
所望のデータ放送の供給元の信号を検出したチャンネル
を記憶するようにしたので、初期設定後にはそのチャン
ネルを自動的に受信できるという効果がある。
【0098】また、本発明の請求項5記載のデータ放送
受信機によれば、1回目に電源を投入した際のチャンネ
ル番号の初期設定時に、全チャンネルをサーチしながら
映像信号の有無を検出し、映像信号のあったチャンネル
について再度、所望の文字多重放送かどうかを検出し、
所望の文字多重放送を行う複数のチャンネルが存在する
場合は、データエラーの少ないチャンネルを記憶するよ
うにしたので、初期設定後データエラーの最も少ないそ
のチャンネルを自動的に受信できるという効果がある。
【0099】また、本発明の請求項6記載のデータ放送
受信機によれば、1回目に電源を投入した際のチャンネ
ル番号の初期設定時に、全チャンネルをサーチしながら
映像信号の有無を検出し、映像信号のあった場合、文字
多重放送信号が多重されるべき位置になんらかの信号が
存在するかどうかを検出し、なんらかの信号があったチ
ャンネルについて再度、データ放送を示す識別信号とデ
ータ放送の供給元を示す信号を検出し、所望のデータ放
送とデータ放送の供給元の信号を検出したチャンネルを
記憶するようにしたので、初期設定後にはそのチャンネ
ルを自動的に受信できるという効果がある。
【0100】また、本発明の請求項7記載のデータ放送
受信機によれば、1回目に電源を投入した際のチャンネ
ル番号の初期設定時に、全チャンネルをサーチしながら
映像信号の有無を検出し、映像信号のあった場合、文字
多重放送信号が多重されているどうかを検出し、文字多
重放送信号があったチャンネルについて再度、データ放
送を示す識別信号とデータ放送の供給元を示す信号を検
出し、所望のデータ放送とデータ放送の供給元の信号を
検出したチャンネルを記憶するようにしたので、初期設
定後にはそのチャンネルを自動的に受信できるという効
果がある。
【0101】また、本発明の請求項8記載のデータ放送
受信機によれば、1回目に電源を投入した際に所望の文
字多重放送のチャンネル番号を記憶し、2回目以降の電
源投入時には、そのチャンネルを受信し、一定期間に所
望の文字多重放送が得られなければ、再度、チャンネル
の初期設定を行うので、所望する文字多重放送を行って
いるチャンネルが変更された場合でも所望の文字多重放
送のチャンネルを得ることができるという効果がある。
【0102】また、本発明の請求項9記載のデータ放送
受信機によれば、テレビと一体形となりテレビとチュー
ナを共用している受信機において、画面表示を行わない
ときに文字多重放送の一連の回路に電源を供給し、デー
タ放送を受信、復号するようにしたので、テレビとして
の使用性を損なうことなく、データ受信を行える効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1におけるデータ放送形式を
示す説明図である。
【図2】 本発明の実施例1におけるサービス識別符号
を示す説明図である。
【図3】 本発明の実施例2におけるデータ放送形式を
示す説明図である。
【図4】 本発明の実施例2におけるデータ放送形式の
場合のデータ放送受信機側での処理を示すフローチャー
トである。
【図5】 本発明の実施例3におけるデータ放送受信機
の概略の構成を示すブロック図である。
【図6】 本発明の実施例3におけるデータ放送受信機
の動作を示すフローチャートである。
【図7】 本発明の実施例4におけるデータ放送受信機
の概略の構成を示すブロック図である。
【図8】 本発明の実施例4におけるデータ放送受信機
の動作を示すフローチャートである。
【図9】 本発明の実施例5におけるデータ放送受信機
の概略の構成を示すブロック図である。
【図10】 本発明の実施例5におけるデータ放送受信
機の動作を示すフローチャートである。
【図11】 本発明の実施例6におけるデータ放送受信
機の概略の構成を示すブロック図である。
【図12】 本発明の実施例6におけるデータ放送受信
機の動作を示すフローチャートである。
【図13】 本発明の実施例7におけるデータ放送受信
機の概略の構成を示すブロック図である。
【図14】 本発明の実施例7におけるデータ放送受信
機の動作を示すフローチャートである。
【図15】 本発明の実施例7におけるデータ放送受信
機の動作を示すフローチャートである。
【図16】 本発明の実施例9におけるデータ放送受信
機の概略の構成を示すブロック図である。
【図17】 従来の文字多重放送信号の概略の構成を示
す説明図である。
【図18】 従来の文字多重放送信号のサービス識別符
号を示す説明図である。
【図19】 従来の文字多重放送信号のデータグループ
ヘッダを示す説明図である。
【図20】 従来のデータ放送受信機の概略の構成を示
すブロック図である。
【図21】 従来のデータ放送受信機の動作を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
201 チューナ、202 文字信号検出部、203
誤り訂正部、204文字デコーダ部、205,257
メモリ、206,252 制御部、207アンテナ、2
11 映像信号検出部、212 サービス識別部、21
3 送出者識別部、214 誤り判別部、215 信号
検出部、216 文字信号判別部、251 TV信号処
理部、253 切り換えスイッチ、254 電源回路、
255 制御部、256 文字多重放送回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 7/03 7/035

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字多重放送規格を使用してデータを特
    定利用者に送信する方法において、文字多重放送の識別
    信号として特定利用者向けのデータ放送であるか否かを
    識別できる識別コードを含め送信することを特徴とする
    データ放送送信方法。
  2. 【請求項2】 文字多重放送規格を使用してデータを特
    定利用者に送信する方法において、文字多重放送の識別
    信号として特定利用者向けのデータ放送であるか否かを
    識別できる識別コードを含み、かつ、データ放送の供給
    元を示す信号をデータ放送中のデータの一部として送信
    することを特徴とするデータ放送送信方法。
  3. 【請求項3】 文字多重放送規格を使用して特定利用者
    に送信されるデータ放送の信号を受信する受信機におい
    て、チャンネル初期設定時に、全チャンネルについて映
    像信号の有無を検出する検出手段と、映像信号の存在す
    るチャンネルに対して、データ放送を示す識別信号を識
    別する第1の識別手段と、データ放送を示す識別信号を
    識別したチャンネルでデータ放送の供給元を示す信号を
    識別する第2の識別手段と、所望のデータ放送とデータ
    放送の供給元を示す信号を識別したチャンネルを記憶す
    る記憶手段とを備えたことを特徴とするデータ放送受信
    機。
  4. 【請求項4】 文字多重放送規格を使用して特定利用者
    に送信されるデータ放送の信号を受信する受信機におい
    て、チャンネル初期設定時に、全チャンネルについて映
    像信号の有無を検出する検出手段と、映像信号の存在し
    たチャンネルに対してデータ放送の供給元を示す信号を
    識別する識別手段と、所望のデータ放送の供給元を示す
    信号を識別したチャンネルを記憶する記憶手段とを備え
    たことを特徴とするデータ放送受信機。
  5. 【請求項5】 文字多重放送規格を使用して特定利用者
    に送信されるデータ放送の信号を受信する受信機におい
    て、チャンネル初期設定時に、全チャンネルについて映
    像信号の有無を検出する検出手段と、映像信号の存在し
    たチャンネルに対して所望のデータ放送かどうかを識別
    する識別手段と、かつ所望のデータ放送を送信している
    チャンネルが複数存在した場合はデータエラーの少ない
    チャンネルを記憶する記憶手段とを備えたことを特徴と
    するデータ放送受信機。
  6. 【請求項6】 文字多重放送規格を使用して特定利用者
    に送信されるデータ放送の信号を受信する受信機におい
    て、チャンネル初期設定時に、全チャンネルについて映
    像信号の有無を検出する第1の検出手段と、映像信号の
    存在したチャンネルについて、映像信号中の文字信号が
    多重されるべき位置になんらかの信号が存在するかどう
    かを検出する第2の検出手段と、なんらかの信号が存在
    したチャンネルに対してデータ放送の供給元を示す信号
    を識別する識別手段と、所望のデータ放送の供給元を示
    す信号を識別したチャンネルを記憶する記憶手段とを備
    えたことを特徴とするデータ放送受信機。
  7. 【請求項7】 文字多重放送規格を使用して特定利用者
    に送信されるデータ放送の信号を受信する受信機におい
    て、チャンネル初期設定時に、全チャンネルについて映
    像信号の有無を検出する第1の検出手段と、映像信号の
    存在したチャンネルで文字信号が多重されているかどう
    かを検出する第2の検出手段と、文字信号が多重されて
    いたチャンネルに対してデータ放送の供給元を示す信号
    を識別する識別手段と、所望のデータ放送の供給元を示
    す信号を識別したチャンネルを記憶する記憶手段とを備
    えたことを特徴とするデータ放送受信機。
  8. 【請求項8】 文字多重放送規格を使用して特定利用者
    に送信されるデータ放送の信号を受信する受信機におい
    て、チャンネル初期設定時に、所望のデータ放送を送出
    しているチャンネルを記憶する記憶手段と、2回目以降
    の電源投入時に記憶されているチャンネルから順に所望
    のデータ放送を受信できるかどうかを検出する検出手段
    とを備え、所望のデータ放送を受信できなければチャン
    ネル初期設定を再度行うことを特徴とする請求項3〜請
    求項7のいずれかに記載のデータ放送受信機。
  9. 【請求項9】 文字多重放送規格を使用して特定利用者
    に送信されるデータ放送の信号を受信するデータ放送受
    信機であって、テレビとチューナを共用している装置に
    おいて、少なくとも画像の表示が行われていないときに
    該データ放送を受信できるチャンネルを設定し、復号処
    理を行うことを特徴とするデータ放送受信機。
JP7151646A 1995-06-19 1995-06-19 データ放送送信方法およびデータ放送受信機 Pending JPH099219A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001136506A (ja) * 1999-11-02 2001-05-18 Mitsubishi Electric Corp データ放送送信装置およびデータ放送受信装置、ならびにデータ伝送方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001136506A (ja) * 1999-11-02 2001-05-18 Mitsubishi Electric Corp データ放送送信装置およびデータ放送受信装置、ならびにデータ伝送方法

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