JPH0991937A - 音響機器のキャビネット蓋開閉装置 - Google Patents

音響機器のキャビネット蓋開閉装置

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Publication number
JPH0991937A
JPH0991937A JP24302195A JP24302195A JPH0991937A JP H0991937 A JPH0991937 A JP H0991937A JP 24302195 A JP24302195 A JP 24302195A JP 24302195 A JP24302195 A JP 24302195A JP H0991937 A JPH0991937 A JP H0991937A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hook
lever
cabinet
spring
gear
Prior art date
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Pending
Application number
JP24302195A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Saruta
昌弘 猿田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Corp
Original Assignee
Asahi Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Corp filed Critical Asahi Corp
Priority to JP24302195A priority Critical patent/JPH0991937A/ja
Publication of JPH0991937A publication Critical patent/JPH0991937A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構成部品を簡略化してコストの低減を図ると
ともに、視覚的デザインを多様化する。 【解決手段】 バネを介してロックレバーにて上蓋とキ
ャビネット本体との間をロックする音響機器のキャビネ
ット蓋開閉装置において、ロックレバーとバネ部を一体
に形成して部品数を低減させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はポータブルCDプレ
ーヤー等の音響機器のキャビネット蓋開閉釦に関する。
【0002】
【従来の技術】ポータブルCDプレーヤー等のキャビネ
ットは図6に示すようにキャビネット本体33の手前左
隅に設けられた押し釦31を操作することにより上蓋3
2がその一端34を回転中心として開閉可能に構成して
いる。この場合のキャビネット蓋開閉装置は、図7及び
図8に示すようにキャビネット本体33側の台座42上
にスライド式ロックレバー35がバネ36を介して左右
方向にスライド可能に設けられ、ロックレバー35の一
端に形成した掛止部37が上蓋32側に設けられたフッ
ク38に掛止し、他端の上面側に傾斜部39を形成し
て、その傾斜部39に押し釦31の下端部40が接触し
ている。なお、図中41は上蓋32を閉めたときにフッ
ク38の先端部が当接することにより上蓋32の閉止位
置を決定するストッパーである。
【0003】このように構成したキャビネットの上蓋3
2を開く場合は、図9及び図10に示すように、押し釦
31を矢印P方向に押すことにより押し釦31の下端部
40がロックレバー35の傾斜部39に接触してロック
レバー35をバネ36の弾性力に抗して矢印Q方向に移
動させる。これによりフック37に掛止していたロック
レバー35の掛止部37が外れて、上蓋32が図示しな
いバネの作用により矢印R方向に開くようになってい
る。この後、押し釦31から手を離すとロックレバー3
5はバネ36の付勢により矢印Qと反対の方向に押され
て移動し、押し釦31はロックレバー35の傾斜部39
に押されて元の位置に上昇する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のキャビネット蓋開閉装置の構成は、ロックレバー3
5とバネ36を別々の部品で構成しているのでコスト高
になることと、また従来のキャビネットにおける上蓋3
2の開閉操作部は全てが押しボタン式になっているので
デザインとして視覚的な新鮮味がないという問題があ
る。
【0005】よって本発明は前記問題点に鑑みてなされ
たものであり、構成部品を簡略化してコストの低減を図
るとともに、視覚的デザインを多様化した音響機器のキ
ャビネット蓋開閉釦の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明はキャビネット本体に対し一端を回転中心と
して開閉可能な蓋を有する音響機器のキャビネット蓋開
閉装置において、キャビネット本体の側面に摺動可能に
設けた摺動釦と、掛止部とバネ部とを一体成形して摺動
釦の摺動操作により回転軸を中心に回転するとともに掛
止部を蓋側のフックに掛止するロックレバーと、バネ部
の一端を当接させてロックレバーの掛止部をフック側に
押圧するバネ受け壁と、ロックレバーの回転抵抗を低減
させるレールとを備えたことを特徴とする。
【0007】この構成の装置における作用としては、閉
止状態のキャビネットの蓋を開く際に、摺動釦をキャビ
ネット本体の側面に沿って摺動させることにより、摺動
釦にてロックレバーがバネの弾性力に抗して回転させら
れ、ロックレバーの掛止部と蓋側のフックとの掛止状態
が解除されて蓋が開く。また、摺動釦から手を離すと摺
動釦はバネの反力で元の位置に戻る。また、蓋を閉める
場合は、蓋をキャビネット本体側に押圧するだけでバネ
の付勢によりロックレバーの掛止部はフックに対して自
動的に掛止される。
【0008】
【発明の実施の形態】図1から図5は本発明の実施の形
態1を示し、図1はキャビネット蓋開閉装置の構成を示
す平面図、図2は図1を断面にした側面図、図3は摺動
釦の嵌め込み状態を示す断面図、図4及び図5はキャビ
ネット蓋の開閉操作を説明する図である。
【0009】図1及び図2に示すように、本実施の形態
のキャビネット蓋開閉装置として、摺動釦7は釦8の片
面にレバー9と嵌込部10をプラスチックにて一体に形
成し、キャビネット本体13の側面を貫通してその裏面
側にて嵌込み部10にて抜け止めされるとともに側面に
沿って摺動可能に設けられている。
【0010】ロックレバー1はレバー2、掛止部3及び
バネ4がプラスチックにて一体に形成し、バネ4の先端
をキャビネット本体13側に一体に形成されたバネ受け
壁14に当接させ、摺動釦7の摺動操作によりレバー9
とレバー2とを介して回転軸5を中心に回転可能に設け
られている。また、キャビネット本体13にロックレバ
ー1が接するキャビネット本体13側の面にはバネ4の
摺動摩擦を低減させるための線状突起状のレール15
a,15bをプラスチックにて一体に成形している。な
お、ロックレバー1の掛止部3先端には図2に示すよう
にR面取り3aを施してあるとともに、フック12の先
端部に傾斜面12aを形成して、フック12が掛止部3
の先端に接触したときにフック12の先端がR面取り3
a部を滑ってその下方にに進むことを容易にしてある。
【0011】また、フック12はキャビネット蓋11の
内面にプラスチックにて一体成形しており、ロックレバ
ー1を掛止するフック12の部分を鉤型12aに形成し
ている。さらに、フック12の下方にはキャビネット本
体13底部内面に上蓋11の閉止時にフック12の先端
を当接させて上蓋11の位置を決定するストッパー17
が設けられている。
【0012】この構成の装置の作用は、図4及び図5に
示すように、上蓋11が閉止しているキャビネットに対
して釦8をキャビネット本体13の側面に沿って矢印A
方向に摺動させることにより、レバー9がロックレバー
1側のレバー2を押してロックレバー1を矢印B方向に
回転させる。これによりロックレバー1の掛止部3がフ
ック12の掛止部12aから外れて上蓋11が図5の矢
印D方向に開く。この時、バネ4の先端はバネ受け壁1
4に当接しつつ矢印C方向にずれることによりバネ4の
反発力が増大し、ロックレバー1を元の位置に戻そうと
する方向に力が作用する。
【0013】上蓋11を閉じるときは上蓋11をキャビ
ネット本体13側に押圧することにより、フック12の
先端がロックレバー1の掛止部3先端のR面取り部3a
に当接し、バネ4の弾性力に抗してロックレバー3を押
し開いて進む。フック12はさらに進んでその先端がキ
ャビネット本体13側に設けられたストッパー17上端
に当接した位置で停止すると同時に、バネ4の弾性力に
よりロックレバー1が回転してその掛止部3がフック1
1の掛止部12aに掛止する。この掛止状態はバネ4の
付勢により保持される。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、キャビネット蓋開閉装
置における掛止部とバネを一体に形成することにより構
成部品を簡略化してコストを低減するとともに、高性能
な開閉操作を可能にする。また従来型のキャビネットの
デザインを変更して上蓋の開閉釦を摺動方式にするとと
もにキャビネット本体の側面に設けたことにより、多様
化による新鮮味を創出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるキャビネット蓋開
閉装置の構成を示す平面図。
【図2】図1を断面にした側面図。
【図3】摺動釦の嵌め込み状態を示す断面図。
【図4】キャビネット蓋の開閉操作を説明する図。
【図5】キャビネット蓋の開閉操作を説明する図。
【図6】従来のキャビネット蓋開閉釦の位置を示す図。
【図7】従来のキャビネット蓋開閉装置の構成を示す
図。
【図8】従来のキャビネット蓋開閉装置の構成を示す
図。
【図9】従来のキャビネット蓋開閉装置の構成を示す
図。
【図10】従来のキャビネット蓋開閉装置の構成を示す
図。
【符号の説明】
1 ロックレバー 2,9 レバー 3 掛止部 4 バネ部 5 回転軸 7 摺動釦 8 釦 10 嵌合部 11 上蓋 12 フック 13 キャビネット本体 14 バネ受け座 15 レール 17 ストッパー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビネット本体に対し一端を回転中心
    として開閉可能な蓋を有する音響機器のキャビネット蓋
    開閉装置において、キャビネット本体の側面に摺動可能
    に設けた摺動釦と、掛止部とバネ部とを一体成形して摺
    動釦の摺動操作により回転軸を中心に回転するとともに
    掛止部を蓋側のフックに掛止するロックレバーと、バネ
    部の一端を当接させてロックレバーの掛止部をフック側
    に押圧するバネ受け壁と、ロックレバーの回転抵抗を低
    減させるレールとを備えたことを特徴とする音響機器の
    キャビネット蓋開閉装置。
  2. 【請求項2】 前記ロックレバーはバネ部と掛止部とを
    プラスチックにて一体成形したことを特徴とする請求項
    1記載の音響機器のキャビネット蓋開閉装置。
JP24302195A 1995-09-21 1995-09-21 音響機器のキャビネット蓋開閉装置 Pending JPH0991937A (ja)

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JP24302195A JPH0991937A (ja) 1995-09-21 1995-09-21 音響機器のキャビネット蓋開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24302195A JPH0991937A (ja) 1995-09-21 1995-09-21 音響機器のキャビネット蓋開閉装置

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JPH0991937A true JPH0991937A (ja) 1997-04-04

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ID=17097699

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JP24302195A Pending JPH0991937A (ja) 1995-09-21 1995-09-21 音響機器のキャビネット蓋開閉装置

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JP (1) JPH0991937A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6775836B2 (en) * 2002-03-13 2004-08-10 Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. Device for opening and closing lid of optical disk player
CN109747277A (zh) * 2019-02-18 2019-05-14 新会江裕信息产业有限公司 一种隐藏式开盖票据打印机

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6775836B2 (en) * 2002-03-13 2004-08-10 Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. Device for opening and closing lid of optical disk player
CN109747277A (zh) * 2019-02-18 2019-05-14 新会江裕信息产业有限公司 一种隐藏式开盖票据打印机
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