JPH0991864A - 磁気ディスク記憶装置および製造方法 - Google Patents

磁気ディスク記憶装置および製造方法

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JPH0991864A
JPH0991864A JP8089522A JP8952296A JPH0991864A JP H0991864 A JPH0991864 A JP H0991864A JP 8089522 A JP8089522 A JP 8089522A JP 8952296 A JP8952296 A JP 8952296A JP H0991864 A JPH0991864 A JP H0991864A
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    • G11B25/043Apparatus characterised by the shape of record carrier employed but not specific to the method of recording or reproducing, e.g. dictating apparatus; Combinations of such apparatus using flat record carriers, e.g. disc, card using rotating discs

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、剛性対出力比が大きく、感応性が
低く、これにより外部荷重、衝撃、およびジャイロ作用
などで損傷を受けないように改良した、特に磁気ディス
ク駆動記憶装置に使用するための流体圧軸受を提供す
る。 【解決手段】 この磁気ディスク記憶装置は、ベース6
0と、回転軸線57を有する回転式磁気記憶ディスクを
含む。ディスク面での情報の読み書きを行う変換ヘッド
は、ディスク面に接近配置される。ディスクはベースに
取り付けられた固定部材52に対して回転する部材58
によって回転される。回転部材58および固定部材52
が両者間に形成される該流体圧軸受は、両部材間に界面
55を有する。回転軸線57に対して界面55のなす角
度は、鋭角とされる。1つの実施例では、軸受の中央部
分に近い内側面の幅は、中央部分の先端側の内側面の幅
よりも小さい。幅は回転軸線に直角な方向に測定され
る。1つの実施例では、流体圧軸受は球形の一部分の形
状をしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は磁気ディスク駆動記
憶装置に関する。特に、本発明は磁気ディスク駆動記憶
装置に使用するための流体圧軸受に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスク駆動装置は情報を磁気的に
記憶することに使用される。磁気駆動ディスクでは、磁
気ディスクが高速度で回転し、変換ヘッドがディスク面
の上を「浮動」する。変換ヘッドは、ディスクに磁界を
作用させることでディスク面に情報を記録する。情報は
該ヘッドを使用して、ディスク面の磁化を検出すること
で読出すことができる。変換ヘッドはディスク面を半径
方向に横切って移動して、異なるデータトラックを読出
しできるようになされる。
【0003】長年にわたり記憶密度は増大の傾向を見
せ、記憶装置の寸法は減少の傾向を見せている。この傾
向は、極めて高い精度、および磁気記憶ディスクの製造
および作動における小さな公差をもたらした。例えば、
高い記憶密度を達成するために、変換ヘッドは記憶ディ
スクの面にますます接近させて位置されねばならない。
この接近は、ディスクが実質的に1つの平面内で回転す
ることを要求する。ディスク回転における僅かな動揺、
すなわち振れは、ディスクヘッドに対する変換ヘッドの
接触を引き起こす。これは「クラッシュ」として知られ
ており、変換ヘッドおよび記憶ディスク面を損傷してデ
ータを失うことになりかねない。
【0004】前述の説明から、記憶ディスクを支持する
軸受組立体は非常に重要である。1つの典型的な軸受組
立体は、一対のレース間に支持されて記憶ディスクのハ
ブを固定部材に対して回転させるボール軸受を含む。し
かしながら、ボール軸受は、摩耗、振れ、および製造し
難さのような多くの機械的問題を抱えている。したがっ
て、高密度磁気記憶ディスクに使用する代替軸受組立体
が調査されている。
【0005】研究された1つの代替軸受設計は流体圧軸
受である。流体圧軸受では、空気や液体のような潤滑流
体がハウジングの固定部材とディスクハブの回転部材と
の間に軸受面を形成する。空気に加えて、典型的な潤滑
剤はオイルまたは強磁性流体を含む。流体圧軸受は軸受
界面を、並んだ点界面を含むボール軸受組立体と比較し
て大きな面積部分に拡大する。このことは、拡大された
軸受面が回転部材および固定部材の間の動揺、すなわち
振れ、を減少させるので、望ましい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、流体圧
軸受自体は多くの欠点を有している。これらの欠点には
剛性対出力比の小さいこと、ジャイロ作用で損傷を受け
やすいことが含まれる。これらの問題点は、外部荷重や
衝撃に対する軸受の感受性を大きくしている。
【0007】
【課題を解決するための手段】磁気ディスク記憶装置
は、ベースと、回転軸線を有する回転式磁気記憶ディス
クを含む。ディスク面に接近される変換ヘッドが、ディ
スク面における情報の読取りおよび書込みを行うため
に、使用される。ディスクに取り付けられた回転部材
は、回転軸線上でベースに取り付けられている固定部材
のまわりを回転する。回転部材および固定部材が両者間
に流体圧軸受を形成し、該流体圧軸受は両部材間に界面
を形成する面を有する。回転軸線に対して界面のなす角
度は、鋭角である。1つの実施例では、軸受の中央部分
に近い内側面の幅は、中央部分の先端側の内側面の幅よ
りも小さい。幅は回転軸線に直角な方向に測定される。
【0008】1つの実施例では、界面は球形スリーブ内
で回転する球形の一部を形成する。
【0009】1つの実施例では、流体圧軸受は金属射出
モールド成形を伴う工程を使用して製造される。軸受の
軸方向位置は自動位置決め技術を使用して決定されるの
であり、軸受はディスク記憶装置内に自動的に位置決め
されるので、公差は重要でなくなる。1つの実施例で
は、これには空気を流体圧軸受内に噴射して界面の間隙
を予め定めた制限内に設定するようになすことが含まれ
る。
【0010】流体圧軸受組立体は、軸受の動揺、振れ、
またはジャイロ作用による歳差運動に応答して大きな復
元力を与える。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明による磁気ディス
ク記憶装置10の分解斜視図である。記憶装置10はベ
ース12を含み、該ベースは駆動スピンドル14を有し
ており、このスピンドルは記憶ディスク16を回転可能
に担持している。電機子組立体18はディスク16の面
を横切って変換ヘッド20を移動させる。ディスク16
の周囲はシール22およびカバー24で密閉される。作
動において、ディスク16は高速度で回転する一方、変
換ヘッド20はディスク16の面を横切って半径方向へ
移動される。これは、変換ヘッド20が磁気的にコード
化された情報を選択した位置にてディスク16の面で読
み書きできるようにしている。
【0012】図2は、流体圧軸受を備えた従来技術の駆
動スピンドル組立体30の横断面図である。スピンドル
組立体30は回転ハブを含み、これが固定シャフト34
と相対回転する。ハブ32はスリーブ33を含み、スリ
ーブ33は固定シャフト34の溝付き軸承部36を受け
入れる。流体圧軸受はハブ32に連結されたカウンタプ
レート38、およびシャフト34に連結されたスラスト
プレート40を含む。流体力学作用をする流体42は、
流体圧軸受の固定部分と回転部分との間の間隙内に担持
される。作動において、ハブ32が回転すると、流体力
学作用をする流体42は流体圧軸受を通して循環され
る。流体力学作用をする流体は回転部分を固定部分から
引き離して、両者間に軸受面を形成する。
【0013】図2は寸法d2 およびe2 を示している。
寸法d2 はスラストプレート40の直径であり、e2
スラストプレート40の肉厚である。図2は力PR2も示
している。
【0014】図3は、図1に示されたディスク駆動記憶
装置10のスピンドルの横断面図である。スピンドル5
0はシャフト52に回転可能に連結されたローター14
を含む。シャフト52は、スリーブ58に受け入れられ
る上側半球形部分54および下側半球形部分56を含
む。シャフト52はベース60に固定的に取り付けられ
る。スリーブ58はシャフト52の軸承部62を受け入
れ、また上側半球形凹部64および下側半球形凹部66
を有する。充填開口68も固定部材52に備えられ、ま
たローター14はカウンタプレート70を含む。
【0015】図3は寸法e1 およびd1 も示している。
寸法e1 は半球形部分54および56の厚さであり、寸
法d1 は半球形部分54,56に接し且つ固定部材52
の中心を通過する直線の長さである。図3はまた力PR1
も示している。図3に示されるように、部分54および
56に形成された流体力学作用をする界面55は、スピ
ンドル50の回転軸線57と鋭角をなす。
【0016】作動において、図2および図3の両方に示
された軸受は、流体圧軸受であり、これにおいてオイル
のような潤滑流体が固定部材と回転部材との間の間隙を
通して循環する。回転部材の回転は潤滑流体を循環させ
る。図3に示されるように、オイルは発散形の毛細管シ
ール72によって流体圧軸受に保持される。
【0017】本発明は、外部荷重および衝撃に対しての
流体圧軸受の性能を改善する要望から得られた。本発明
の1つの概念は、モーターのジャイロ作用による影響を
減少させることに向けられる。更に、本発明は損傷を生
じないで外部荷重および衝撃に耐えることのできる能力
に関してモーターを強化する。
【0018】本発明はこれらの2つの主目的を多数の見
地から達成するのであり、これらの見地には、 1. 軸受の剛性対出力比(揺動モード)を増大する。 2. 軸受接触面積を増大し、線接触の生じないことを
保証する。 3. シャフト/軸受構造の曲げ強度および剛性を増大
する。 が含まれる。流体圧軸受の角度剛性対出力比は(長さ)
2 /(間隙)2 に比例するのであり、ここで長さは復元
力のモーメントアーム(d)であり、間隙は軸受内のオ
イルの厚さを示す。間隙寸法の更なる減少は困難である
ので、本発明では長さが変化される。モーターの高さは
固定であるので、本発明はモーターの形態(トポロジ
ー)を変化させる。これは図3に示すような双球形の形
状を組み入れることで達成された。
【0019】図3に示されるように、本発明は「双球
形」の流体圧軸受を提供する。双球形軸受の剛性は、図
2に示されるような平坦なスラストプレートを備えた軸
受の剛性に増して増大される。平坦なスラストプレート
を備えた軸受では、角度復元モーメント(dM/dθ)
はスラストプレートの直径d2 の関数であるが、軸受の
全長、すなわちスラストプレートから軸承部の中心まで
の距離の関数ではない。これは、双球形軸受の場合では
ない。図3で見られるように、モーメントアームd1
半球形に接し且つ軸承部の中心を通って引かれた直線で
ある。軸受全長が増大すれば、剛性対出力比は(長さ)
2 で増大する。図2に示された軸受と比較すれば、図3
の双球形軸受は、出力消費の増大なく20%の角度剛性
の増大を得る。
【0020】衝撃、または接触に関係した損傷に関する
閾値は、接触面積が実質的にボールおよびソケット連結
であれば増大される。換言すれば、ほぼ同一の半径を有
し、オイル膜で分離された2つの球面間で接触が行われ
る。
【0021】軸受の増大された構造強度は、以下の3つ
の要因による。すなわち、 1. シャフトの最も狭い部分(ジャーナル・センタ
ー)は双球形成形において一層短い。 2. シャフトの底部における応力が集中する幾何学形
状は排除された。 3. 半球形は同じ寸法のモーターの既存のスラストプ
レートのほぼ2倍の厚さであり、したがって、圧入によ
る保持力、または接着力が2倍ほどに大きくなる。ま
た、横断面が厚くなると一層大きな圧入干渉を許容し
て、半球形の歪みが小さくなる。
【0022】以下の等式は、図2に示した従来技術に比
較して、図3に示されるような本発明の利点を示してい
る。図3および図2に示された軸受の復元モーメントは
それぞれ、
【数1】MR1 = 2d1 R1
【数2】MR2 = 2d2 R2 である。図3および図2に示した例に関しては、d1
2d2 であり、力PR1およびPR2が同じであれば、MR1
=MR2となる。図示したように、本発明の利点は軸承部
の全高が増大するにつれて増大する。この例では、図3
の軸受の剛性は図2の軸受の2倍である。しかしなが
ら、出力損失は本発明を使用する軸受の方が典型的な従
来の軸受の出力損失よりも僅かながら大きい。この出力
損失は、図2の従来の軸受の出力損失の2倍よりは格段
に小さい。出力損失のこの増大は、双球形軸受の面積増
大による。例えば、これは図2のスラストプレートの直
径が8mmであるのに対して球形軸受が6.6mmの直
径を有することと仮定される。このような直径を有する
のであれば、軸受長さの4.3mmの増大は、角度剛性
を約30%増大させる。8mm直径の半球形が使用され
て軸受間隔が増大されないとするならば、この角度剛性
は200%を超えて増大する(出力消費も同様とな
る)。
【0023】本発明は図3に示されるように、図2に示
されたような従来設計に増して整合性および強度を改善
される。これは、スピンドル50の係合厚さe1 が従来
のスピンドル30の係合厚さe2 の2倍であることによ
る。半球形部分がシャフトに取り付けられた箇所での増
大された厚さe1 は、図2に示された従来技術のスラス
トプレートおよびシャフトに比較して、半球形部分およ
びシャフトの間に一層強力な連結を形成する。この増大
された面積部分は、半球形部分をシャフトに接着するた
めに使用できる。本発明の他の利点は、傾動時(ジャイ
ロ作用による歳差運動)の半球形部分とスリーブとの間
の接触が、従来設計の場合のような縁部接触とならない
ことである。その代わりに、接点は1つの滑らかな面が
他の滑らかな面に対する摺動となる。これは、典型的な
従来技術の設計の場合に比べて格段に広い面積に荷重を
拡散させるようになす。
【0024】本発明はまた、図3に示された流体圧軸受
組立体を組み立てる方法を含む。1つの実施例では、ス
リーブ58はアルミニウムで作られ、大気温度を超える
温度、例えば大気温度よりも90゜C高い温度に熱せら
れて膨張される。例えば、この膨張が0.8μm/mm
であってスリーブが約10mmの高さを有すならば、全
膨張は約8μm、すなわち上側で4μm、下側で4μm
となる。スリーブが加熱されている間に流体圧軸受は組
み立てることができ、半球形部分54および56はスリ
ーブ58に接触を許される。スリーブが冷えると、各半
球形部分とスリーブとの間に4μmの間隙が残される。
この概念は、別の温度または他の材料を使用することに
より、所望の界面間隙を達成するために拡張することが
できる。同様な材料を使用できるが、大きな温度差が要
求される。半球形部分をシャフトに取り付けるための例
とする技術は、接着、圧入、すえ込み(swagin
g)、ねじ込み(例えば2つの部品が互いに螺合され
る)、またはレーザー溶接を含む。
【0025】他の実施例は、流体圧軸受を個別のカート
リッジとして製造する方法を含む。これは、回転式シャ
フトの設の場合に関心を持たれる。何故なら、軸受が組
み立てられた後にハブが取り付けられるからである。こ
のような設計は、図4に示されている。図4は回転式シ
ャフトの設計に関する駆動スピンドル組立体100の横
断面図である。スピンドル組立体100は、シャフト1
04に取り付けられたハブ102を含む。半球形部分1
06および108はシャフト104の上部および底部に
それぞれ連結されている。部分106および108、お
よびシャフト104は固定されたスリーブ110に受け
入れられており、該スリーブは部分106および108
をそれぞれ受け入れる半球形の受入れ部分112および
114、およびシャフト104の軸承部118を受け入
れるための軸承部受入れ部分116を含んでいる。図4
の実施例では、固定部材104および半球形部分106
および108はスリーブ110の内部で流体力学作用す
る界面に沿って回転し、これによりハブ102を回転さ
せる。この実施例では、ハブ102は軸受カートリッジ
の組み立ての後にその軸受カートリッジのシャフト10
4に対して、接着、ねじ止め、または他の取付け方法で
固定できる。
【0026】図5は、ベース121に取り付けられた固
定シャフト120を有するカートリッジ式設計の流体圧
軸受の横断面である。シャフト120は半球形部分12
2および123に取り付けられ、また回転スリーブ12
4に受け入れられている。オイルは通路126を通して
循環する。流体圧軸受内でオイルは拡張形の毛細管シー
ル125を使用して保持される。
【0027】本発明による半球形部分を形成する1つの
技術は、金属射出モールド成形である。図6は、金属射
出モールド成形によって形成された半球形部分の横断面
図である。図6では、半球形部分130はシャフト13
2に取り付けられる前の状態で示されている。半径方向
のオイル溝134がモールド成形時に部分130の頂部
に形成される。部分130はオイルの逆流のための解放
部分136を含む。更に部分130が支持面として使用
されるとき、解放部分136はその外径上に力を分散さ
せる。図6は、部分130がシャフト132のショルダ
上に係止されるような、ショルダ式取付け形状を示して
いる。部分130のシャフト132に対する取り付け
は、例えば接着結合で行われる。
【0028】流体圧軸受を製造する他の技術が図7に示
されている。この設計では、スリーブ144に受け入れ
られたシャフト142の入口140に、圧力空気が供給
される。シャフト142は球形部分146および148
に連結されている。接着剤が部分146および148
と、シャフト142との間に付与されている。O−リン
グシール150および152が部分146および148
をそれぞれシャフト142に保持している。力Fs が部
分146および148に加えられている。この力は入口
140にて供給された空気圧力とバランスし、また間隙
154の寸法を決定するために予め定められた制限で設
定されている。供給される空気の流量が監視されて、間
隙154の寸法を決定するようになす。軸受に知られて
いる力Fsを加えることの代替として、部材146およ
び148はクランプで保持することができる。これらの
クランプは、圧力空気が供給されたときに軸受ブロック
に大きな間隙154が形成できるようにする。間隙の寸
法は供給空気の流量を監視することで測定され得る。接
着のために使用された接着剤は、低粘性の嫌気性接着剤
とされねばならない。球形部材146および148をシ
ャフト142に装着するより前に、それらの部材の内径
に沿って接着剤を付与しなければならない。正圧空気
は、接着剤が流体圧軸受の内部に流入するのを防止し、
O−リング150および152は接着剤が接着面積部分
から滲み出るのを防止する。
【0029】図8は、他の実施例によるスピンドル組立
体160の横断面図である。スピンドル160はディス
ク164を担持したローターハブ162を含み、シャフ
ト166に回転連結されている。シャフト166は、カ
ートリッジスリーブ172に受け入れられている上側半
球形部分168および下側半球形部分170を含む。ス
リーブ172はシャフト166の軸承部174を受け入
れている。シャフト166の上部はシール176で密閉
され、これを通して軸承部174が延在している。ハブ
ススペーサ178はローターハブ162に連結され、ま
た永久磁石180を担持する。シャフト166はベース
182に受け入れられ、また充填開口184を含む。充
填開口184は通路186に連結しており、該通路はシ
ャフト166の中心を延在している。通路186は中心
通路188および先端通路190に連結している。作動
において、オイルは中心通路188を通って通路186
の中に流入し、先端通路190から流出する。これは、
通路186内の矢印で示されている。
【0030】図9(A)および(B)は他の実施例によ
るスピンドル200の横断面図であり、熱補償のための
技術を示すように位置されている。留意すべきは、潤滑
剤の粘性は流体圧軸受の作動範囲にわたって変化すると
いうことである。この変化は、荷重能力、剛性、および
軸受の出力消費に強調されて影響する。図9(A)およ
び(B)は流体圧軸受の内部の間隙寸法の変化によっ
て、潤滑剤の粘性の変化を補償する技術を示している。
一般に、間隙寸法は軸受温度が上昇するに連れて減少す
る。図9(A)および(B)では、スピンドル200は
膨張スリーブ202と、スリーブ204と、シャフト組
立体206とを含む。熱補償は、膨張係数の小さい材料
をスリーブ204に使用することで達成される。同様
に、膨張スリーブ202およびシャフト組立体206
(半球形部分を含む)は、大きな膨張係数を有する材料
で形成される。図9(A)は膨張前のスピンドル200
を示し、図9(B)は熱膨張後の図9(A)に示される
よりも高い温度でのスピンドル200を示す。ライン2
08は2つの図面の間の膨張による位置の関連した変化
を示す。加熱過程の間、軸受座は他の部材よりも格段に
遅い速度で膨張する。膨張スリーブ202は、シャフト
および軸受半球形部分の膨張速度と同じ速度で軸受座を
引き離す。これは、軸受座が半球形部分へ向かう効果的
な収縮を引き起こす。これは、間隙の実質的に均等な閉
じを引き起こす。この技術はシャフトおよびスリーブの
長さと無関係である。何故なら、それらは同一材料で作
られているからである。2つの異なる材料間の熱膨張係
数の差が約14×10-6/゜C場合、25゜Cから70
゜Cまでの温度の変化は、3.5mmの半径方向の半球
形部分の間隙に、約2.2μmの閉じを生じる。これら
の膨張係数はそれぞれアルミニウムおよび400系ステ
ンレス鋼で与えられる。留意すべきは、膨張スリーブ2
02は軸受座に取り付けられている箇所で半径方向にて
可撓性でなければならないことであり、これは軸受座が
組立体の温度変化に応じて歪むのを防止するためであ
る。
【0031】本発明では、流体圧軸受の界面は従来技術
の設計よりも広い範囲にわたって膨張される。これは、
増大した軸受剛性および安定性を与える。更に、復元モ
ーメントは、軸承部の中心から軸受部材の外縁部へ延在
する直線の長さに基づいて、決定される。典型的な従来
技術の設計では、流体圧軸受の界面は回転軸線に対して
特定の角度とされていた。しかしながら本発明によれ
ば、界面と回転軸線との間の角度は鋭角、すなわち平行
でない。これは内側部で狭い幅を有し、軸受外縁へ向か
って拡がるようにすることで、達成される。軸受の湾曲
面もまた滑らかな作動を容易にし、また外部荷重または
衝撃または歳差運動の影響を減少させる。一般に、軸受
に作用する力は、半球形部分を受入れ部分の内部でその
中心のまわりに回転させる。この設計は、駆動シャフト
の小さな傾斜がスラストプレートの長いレベルアームの
先端を比較的大きな距離について移動させるような従来
技術の平坦なスラストプレートの設計に比べて、損傷す
る可能性の小さいことは明白となろう。
【0032】本発明は好ましい実施例を参照して説明し
てきたが、当業者は本発明の精神および範囲から逸脱せ
ずに、形状および詳細部に変更をなし得ることが認識さ
れよう。例えば、本発明の流体圧軸受は、磁気ディスク
記憶装置に使用される他の典型的な単一組立体に適用す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による流体圧軸受を含む磁気ディスク記
憶装置の分解斜視図である。
【図2】従来技術のスピンドル組立体の横断面図であ
る。
【図3】図1に示されたスピンドル組立体の横断面図で
ある。
【図4】回転式シャフトの設計に関する流体圧軸受カー
トリッジの横断面図である。
【図5】固定式シャフトの設計における流体圧軸受カー
トリッジの横断面図。
【図6】流体圧軸受の一部分の組み立てを示す横断面
図。
【図7】本発明による流体圧軸受の組立体を示す横断面
図。
【図8】他の実施例によるスピンドル組立体の横断面
図。
【図9】(A)および(B)は熱補償の技術を示す他の
実施例の横断面図。
【符号の説明】
10 磁気ディスク記憶装置 12 ベース 14 駆動スピンドル 16 記憶ディスク 50 スピンドル 52 固定シャフト 54,56 半球形部分 55 界面 58 スリーブ 60 ベース 64,66 半球形凹部 100 スピンドル組立体 102 ハブ 104 シャフト 106,108 半球形部分 112,114 半球形受入れ部分 120 固定シャフト 121 ベース 122,123 半球形部分 124 回転スリーブ 126 通路 130 半球形部分 132 シャフト 134 オイル溝 142 シャフト 144 スリーブ 146,148 球形部分 154 間隙 162 ハブ 164 ディスク 166 シャフト 168,170 半球形部分 172 スリーブ 200 スピンドル 202 膨張スリーブ 204 スリーブ 206 シャフト組立体

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースと、 回転軸線を有する回転式磁気記憶ディスクと、 該ディスクに対して情報の読取りおよび書込みを行う変
    換ヘッドと、 ベースに取り付けられた固定部材と、 回転軸線上で前記固定部材に対して回転するディスクに
    取り付けられ、固定部材と界面を形成する軸受面上に流
    体圧軸受を押圧する回転部材とを含み、 前記界面および回転軸線の間の角度が鋭角である磁気デ
    ィスク記憶装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の装置であって、固定部
    材がシャフトである磁気ディスク記憶装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の装置であって、上部シ
    ールと、該シールを通してカバーへ連結されるように延
    在したシャフトとを含む磁気ディスク記憶装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の装置であって、回転部
    材がシャフトである磁気ディスク記憶装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の装置であって、界面が
    湾曲している磁気ディスク記憶装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の装置であって、界面が
    球面の一部分を形成している磁気ディスク記憶装置。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の装置であって、1つの
    部材が一端に第1球形部材を取り付けられた細長いシャ
    フトを含み、他の部材が該第1球形部材を受け入れるた
    めのスリーブ形状を含んでいる磁気ディスク記憶装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の装置であって、第1球
    形部材と反対側のシャフトの第2端部に取り付けられた
    第2球形部材を含み、前記スリーブは第2球形部材を受
    け入れる形状とされている磁気ディスク記憶装置。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載の装置であって、第1球
    形部材が金属射出モールド成形によって形成され、また
    流体と相互作用するために形成されている溝を含む磁気
    ディスク記憶装置。
  10. 【請求項10】 請求項7に記載の装置であって、第1
    球形部材が接着剤でシャフトに取り付けられている磁気
    ディスク記憶装置。
  11. 【請求項11】 請求項7に記載の装置であって、スリ
    ーブの熱膨張係数がシャフトの熱膨張係数よりも大きい
    磁気ディスク記憶装置。
  12. 【請求項12】 請求項7に記載の装置であって、シャ
    フトを通り、第1球形部材をまわり、シャフトとスリー
    ブとの間を通るオイル路を含む磁気ディスク記憶装置。
  13. 【請求項13】 請求項1に記載の装置であって、界面
    は回転部材に対する基端での幅が回転部材に対する先端
    での幅より狭い磁気ディスク記憶装置。
  14. 【請求項14】 請求項8に記載の装置であって、スリ
    ーブが第1および第2の球形部材を受け入れる部分の間
    を延在する膨張スリーブを含み、また膨張係数が第1お
    よび第2の球形部材を受け入れる部分の膨張係数よりも
    大きい磁気ディスク記憶装置。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載の装置であって、第
    1および第2の球形部材、およびシャフトが、膨張スリ
    ーブの膨張係数と実質的に等しい膨張係数を有する磁気
    ディスク記憶装置。
  16. 【請求項16】 ベースと、 回転軸線を有する回転式磁気記憶ディスクと、 該ディスクに対して情報の読取りおよび書込みを行うた
    めに、ディスク面に接近された変換ヘッドと、 ベースに取り付けられた固定部材と、 回転軸線上で前記固定部材に対して回転するディスクに
    取り付けられた回転部材であって、固定部材とともに細
    長い界面を形成し、該界面は両者間に位置する中央部
    分、および回転軸線に整合されて間隔を隔てられた第1
    および第2の縁部分を有している回転部材と、 前記界面の第1縁部の流体圧軸受であって、回転軸線に
    直角な方向における中央部分に近い内側の幅が該中央部
    分の先端側の外側の幅よりも小さい流体圧軸受とを含む
    磁気ディスク記憶装置。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載のディスクであっ
    て、界面が湾曲している磁気記憶ディスク。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載のディスクであっ
    て、界面が球面部分である磁気記憶ディスク。
  19. 【請求項19】 請求項16に記載のディスクであっ
    て、流体圧軸受が湾曲スリーブに受け入れられ、両者間
    に流体力学作用をする流体が循環するための間隙が形成
    されている磁気記憶ディスク。
  20. 【請求項20】 請求項19に記載のディスクであっ
    て、湾曲部分が金属射出モールド成形で形成され、また
    内部に溝を有して流体力学作用をする流体を循環させる
    磁気記憶ディスク。
  21. 【請求項21】 請求項19に記載のディスクであっ
    て、湾曲部分が接着によってシャフトに連結されている
    磁気記憶ディスク。
  22. 【請求項22】 請求項16に記載のディスクであっ
    て、界面が回転軸線と鋭角をなす磁気記憶ディスク。
  23. 【請求項23】 請求項14に記載のディスクであっ
    て、上部シールを含み、また固定部材がそれを通って延
    在し、カバーに連結される磁気記憶ディスク。
  24. 【請求項24】 ベースを入手し、 磁気記憶ディスクを入手し、 変換ヘッドを入手し、 流体力学作用する界面を有する流体圧軸受を入手し、 ディスクが回転軸線上で回転するように、また流体力学
    作用する界面が回転軸線と鋭角をなすように、前記ディ
    スクを前記流体圧軸受によってベースに回転可能に連結
    し、および記憶ディスク面に対する情報の読取りおよび
    書込みを行うために、記憶ディスク面の近くに変換ヘッ
    ドを位置決めする諸段階を含む磁気ディスク記憶装置の
    製造方法。
  25. 【請求項25】 請求項24に記載の方法であって、流
    体圧軸受を入手する段階が、 湾曲部分を形成し、 該湾曲部分を受け入れるために湾曲した受入れ部分を有
    するスリーブを形成する諸段階を含む磁気ディスク記憶
    装置の製造方法。
  26. 【請求項26】 請求項25に記載の方法であって、湾
    曲部分が球形である磁気ディスク記憶装置の製造方法。
  27. 【請求項27】 請求項25に記載の方法であって、湾
    曲部分の形成が金属射出モールド成形を含む磁気ディス
    ク記憶装置の製造方法。
  28. 【請求項28】 請求項25に記載の方法であって、湾
    曲部分をシャフトに連結する段階を含む磁気ディスク記
    憶装置の製造方法。
  29. 【請求項29】 請求項28に記載の方法であって、連
    結する段階が湾曲部分とシャフトとの間に接着剤を付与
    することを含む磁気ディスク記憶装置の製造方法。
  30. 【請求項30】 請求項29に記載の方法であって、流
    体力学作用をする界面の予め定められた間隙寸法を与え
    るために、加圧状態のもとで流体圧軸受に流体を噴射す
    ることを含む磁気ディスク記憶装置の製造方法。
  31. 【請求項31】 請求項30に記載の方法であって、噴
    射流体に対抗するように湾曲部分に知られた力を付与す
    ることを含む磁気ディスク記憶装置の製造方法。
  32. 【請求項32】 請求項30に記載の方法であって、流
    体力学作用をする界面の間隙寸法を決定するために、流
    体流量の監視を含む磁気ディスク記憶装置の製造方法。
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