JPH0991392A - 無線通信システムおよび情報記憶媒体 - Google Patents

無線通信システムおよび情報記憶媒体

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JPH0991392A
JPH0991392A JP24341995A JP24341995A JPH0991392A JP H0991392 A JPH0991392 A JP H0991392A JP 24341995 A JP24341995 A JP 24341995A JP 24341995 A JP24341995 A JP 24341995A JP H0991392 A JPH0991392 A JP H0991392A
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JP
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communication device
antenna
receiving
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information storage
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JP24341995A
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English (en)
Inventor
Masafumi Yokota
雅史 横田
Takafumi Watanabe
隆文 渡辺
Hiroyasu Uchida
裕康 内田
Takanobu Ishibashi
孝信 石橋
Seiji Oura
聖二 大浦
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来、スペクトラム拡散通信で必要とされてい
た高価で信頼性に問題を有する水晶発振器、および、寿
命を有する高価な電池を不要とすることができ、連続し
て安定な通信を行なうことのできる無線通信システムお
よび無線カードを提供する。 【解決手段】無線カードリーダ・ライタ300から無線
カード400に対して中波で電源生成用の電力を送信し
ながら、無線カード400において、この中波の搬送波
に位相同期したてい倍周波数を生成し、この生成した周
波数を用いて送信データをスペクトラム拡散変調し、こ
の変調信号を無線カードリーダ・ライタ300に対して
短波で送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば、携帯可
能な無線通信機能を有する情報記憶媒体としての無電池
式の無線カード(第2の通信装置)と、通信装置として
の無線カードリーダ・ライタ(第1の通信装置)との間
で無線による送受信を行なうことにより、両者の間でデ
ータの送受信などを行なう無線通信システムに関する。
また、本発明は、上記無線通信システムに用いられる無
電池式の無線カードなどの情報記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、携帯可能な無線通信機能を有する
情報記憶媒体として、いわゆる無電池式の無線カードが
開発され、実用化されつつある。この種の無線カードを
用いた無線通信システムでは、通信装置としての無線カ
ードリーダ・ライタを用いて、無線カードとの間で無線
による送受信を行なうことにより、無線カードリーダ・
ライタから無線カードに対して電力の送信やデータの送
信および受信を行なうとともに、無線カードから無線カ
ードリーダ・ライタに対してデータの送信および受信を
行なうようになっている。
【0003】さて、このような無線カードとして、最
近、スペクトラム拡散通信方式を用いた無線カードが開
発され、実用化され始めている。これらの無線カード
は、スペクトラム拡散を行なうために、高精度の水晶発
振器を用いており、また、この無線カード内に動作電源
としての電池を内蔵したものとなっている。
【0004】また、動作電源としての電池を備えていな
い無電池式の無線カードでは、無線カードリーダ・ライ
タからの送信電力を受けて、コンデンサに充電し、無線
カードリーダ・ライタに対して送信を行なう間欠通信を
行なうものとなっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】スペクトラム拡散通信
を行ない、受信側で逆拡散を行なって受信データを得る
ためには、高精度の周波数でスペクトラム拡散のための
拡散符号化を行なう必要があり、このため、無線カード
内に水晶発振器を備えている。
【0006】しかし、無線カードを例えば一般のクレジ
ットカードサイズ(厚みが0.76mm)で、低価格の
ものを実現しようとすると、この水晶発振器の形状が大
きく、カード内に実装できたとしても、曲げ、押圧など
の機械的強度に弱く、また、他の全ての回路がワンチッ
プLSI化されるなかで、この水晶発振器の価格が大き
な問題である。
【0007】さらに、電池を内蔵する場合も、価格アッ
プや無線カードの動作寿命を短くし、電池なしのもので
も、充電による間欠通信は通信速度、動作安定性で問題
を有している。
【0008】そこで、本発明は、従来、スペクトラム拡
散通信で必要とされていた高価で信頼性に問題を有する
水晶発振器、および、寿命を有する高価な電池をそれぞ
れ不要とすることができ、さらに、連続して安定な通信
を行なうことのできる無線通信システムおよび情報記憶
媒体を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る無線通
信システムは、第1の通信装置と第2の通信装置との間
で無線による送受信を行なう無線通信システムであっ
て、前記第1の通信装置から第2の通信装置に対して所
定の搬送波周波数で所定の信号を送信しながら、前記第
2の通信装置において、前記第1の通信装置から送信さ
れる所定の信号を受信して、前記所定の搬送波周波数に
位相同期した所定の周波数を生成し、この生成した所定
の周波数を用いて送信データをスペクトラム拡散変調
し、この変調信号を前記第1の通信装置に対して送信
し、前記第1の通信装置において前記第2の通信装置か
ら送信される前記変調信号を受信することを特徴とす
る。
【0010】第2の発明に係る無線通信システムは、第
1の通信装置と第2の通信装置との間で無線による送受
信を行なう無線通信システムであって、前記第1の通信
装置から第2の通信装置に対して第1の搬送波周波数で
所定の信号を送信しながら、前記第2の通信装置におい
て、前記第1の通信装置から送信される所定の信号を受
信して、前記第1の搬送波周波数に位相同期した第2の
搬送波周波数および所定の周波数をそれぞれ生成し、こ
の生成した所定の周波数を用いて送信データを拡散符号
化するとともに、この拡散符号化信号で前記生成された
第2の搬送波周波数を変調し、この変調信号を前記第1
の通信装置に対して送信し、前記第1の通信装置におい
て前記第2の通信装置から送信される前記変調信号を受
信することを特徴とする。
【0011】第3の発明に係る無線通信システムは、第
1の通信装置と第2の通信装置との間で無線による送受
信を行なう無線通信システムであって、前記第1の通信
装置から第2の通信装置に対して第1の搬送波周波数で
所定の信号を送信する手段と、前記第2の通信装置にお
いて、前記第1の通信装置から送信される所定の信号を
受信する手段と、この手段で受信した所定の信号から前
記第1の搬送波周波数に位相同期した第2の搬送波周波
数および所定の周波数をそれぞれ生成する手段と、この
手段で生成した所定の周波数を用いて送信データを拡散
符号化する手段と、この手段から得られる拡散符号化信
号で前記生成された第2の搬送波周波数を変調する手段
と、この手段から得られる変調信号を前記第1の通信装
置に対して送信する手段と、前記第1の通信装置におい
て、前記第2の通信装置から送信される前記変調信号を
受信する手段とを具備している。
【0012】第4の発明に係る無線通信システムは、動
作電源として電池を備えていない無線通信機能を有した
無電池式の情報記憶媒体と通信装置との間で無線による
送受信を行なう無線通信システムであって、前記通信装
置から前記情報記憶媒体に対して2相位相変調信号を送
信し、前記情報記憶媒体において、前記通信装置から送
信される2相位相変調信号を受信して、その2相位相変
調信号に位相同期した所定の周波数を生成し、この生成
した所定の周波数を用いて送信データをスペクトラム拡
散変調し、この変調信号を前記通信装置に対して送信
し、前記通信装置において前記情報記憶媒体から送信さ
れる前記変調信号を受信することを特徴とする。
【0013】第5の発明に係る情報記憶媒体は、受信ア
ンテナおよび送信アンテナをそれぞれ有し、これらのア
ンテナを介して外部の通信装置との間で無線による送受
信を行なう無線通信機能を有した情報記憶媒体であっ
て、前記通信装置から第1の搬送波周波数で送信される
所定の信号を前記受信アンテナを介して受信する手段
と、この手段で受信した所定の信号から前記第1の搬送
波周波数に位相同期した第2の搬送波周波数を生成する
手段と、この手段で生成された第2の搬送波周波数を分
周することにより所定の周波数を生成する手段と、この
手段で生成された所定の周波数を用いて送信データを拡
散符号化する手段と、この手段から得られる拡散符号化
信号で前記第2の搬送波周波数を位相変調する手段と、
この手段から得られる変調信号を前記送信アンテナを介
して前記通信装置に送信する手段とを具備している。
【0014】第6の発明に係る情報記憶媒体は、受信ア
ンテナおよび送信アンテナをそれぞれ有し、これらのア
ンテナを介して外部の通信装置との間で無線による送受
信を行なう無線通信機能を有した情報記憶媒体であっ
て、前記通信装置から第1の搬送波周波数で送信される
所定の信号を前記受信アンテナを介して受信する手段
と、この手段で受信した所定の信号から前記第1の搬送
波周波数に位相同期した第2の搬送波周波数を生成する
手段と、この手段で生成された第2の搬送波周波数を分
周することにより第1の周波数を生成する手段と、この
手段で生成された第1の周波数の奇数分の1の第2の周
波数を生成する手段と、送信データを記憶している記憶
手段と、前記生成された第2の周波数に応じて前記記憶
手段から送信データを読出す手段と、この手段で読出し
た送信データを前記生成された第2の周波数を用いて拡
散符号化する手段と、この手段から得られる拡散符号化
信号で前記第2の搬送波周波数を位相変調する手段と、
この手段から得られる変調信号を前記送信アンテナを介
して前記通信装置に送信する手段とを具備している。
【0015】第7の発明に係る情報記憶媒体は、受信ア
ンテナおよび送信アンテナをそれぞれ有し、これらのア
ンテナを介して外部の通信装置との間で無線による送受
信を行なうもので、動作電源として電池を備えていない
無線通信機能を有した無電池式の情報記憶媒体であっ
て、前記通信装置から送信される所定の搬送波周波数の
変調信号を前記受信アンテナを介して受信する手段と、
この手段から得られる受信信号から該情報記憶媒体内で
用いる動作電源を生成する手段と、前記受信信号から前
記所定の搬送波周波数に位相同期した所定の周波数を生
成する手段と、この手段で生成された所定の周波数を用
いて送信データをスペクトラム拡散変調する手段と、こ
の手段から得られる変調信号を前記送信アンテナを介し
て前記通信装置に送信する手段とを具備している。
【0016】第8の発明に係る情報記憶媒体は、受信ア
ンテナおよび送信アンテナをそれぞれ有し、これらのア
ンテナを介して外部の通信装置との間で無線による送受
信を行なう無線通信機能を有したカード状の情報記憶媒
体であって、前記受信アンテナをループ状に構成して該
情報記憶媒体の外周部に配設するとともに、前記送信ア
ンテナを前記受信アンテナよりも形状が小さく、かつ、
巻数の少ないループ状に構成して前記受信アンテナの内
側に配設したことを特徴とする。
【0017】第9の発明に係る情報記憶媒体は、受信あ
るいは送信を行なうための第1および第2のアンテナを
それぞれ有し、これら第1および第2のアンテナを介し
て外部の通信装置との間で無線による送受信を行なう無
線通信機能を有したカード状の情報記憶媒体であって、
前記第1および第2のアンテナをそれぞれループ状に構
成するとともに、前記第1のアンテナは前記第2のアン
テナよりもループで構成される面積および巻数が大とな
るように構成し、これら第1および第2のアンテナを該
情報記憶媒体上に隣接して配設してなることを特徴とす
る。
【0018】第10の発明に係る情報記憶媒体は、受信
あるいは送信を行なうための第1および第2のアンテナ
をそれぞれ有し、これら第1および第2のアンテナを介
して外部の通信装置との間で無線による送受信を行なう
無線通信機能を有したカード状の情報記憶媒体であっ
て、前記第1および第2のアンテナをそれぞれループ状
に構成して、この第1のアンテナを該情報記憶媒体の外
周部に配設するとともに、前記第1のアンテナのループ
内に前記第2のアンテナを配設し、前記第2のアンテナ
のループの外側で、かつ、前記第1のアンテナのループ
内に前記第1および第2のアンテナを介して送受信を行
なうための電気回路を構成する集積回路チップを配設し
たことを特徴とする。
【0019】第11の発明に係る情報記憶媒体は、受信
あるいは送信を行なうための第1および第2のアンテナ
をそれぞれ有し、これら第1および第2のアンテナを介
して外部の通信装置との間で無線による送受信を行なう
無線通信機能を有したカード状の情報記憶媒体であっ
て、前記第1および第2のアンテナをそれぞれループ状
に構成して、これら第1および第2のアンテナを該情報
記憶媒体上に隣接して配設するとともに、前記第1のア
ンテナと前記第2のアンテナとの間に前記第1および第
2のアンテナを介して送受信を行なうための電気回路を
構成する集積回路チップを配設したことを特徴とする。
【0020】第1ないし第7の発明によれば、たとえ
ば、通信装置(第1の通信装置)から情報記憶媒体(第
2の通信装置)に対して中波で電力を送信しながら、情
報記憶媒体において、この中波の搬送波に位相同期した
所定の周波数を生成し、この生成した所定の周波数を用
いて送信データをスペクトラム拡散変調し、この変調信
号を通信装置に対して短波で送信することにより、情報
記憶媒体内に水晶発振器を設けることなく、スペクトラ
ム拡散通信を実現できる。また、情報記憶媒体内に動作
電源用の電池を用いることなく、無電池でスペクトラム
拡散通信を実現できる。さらに、たとえば、通信装置か
ら情報記憶媒体に電力を送信し続けながら、情報記憶媒
体からスペクトラム拡散通信を連続して行なえる。
【0021】このように、従来、スペクトラム拡散通信
で必要とされていた高価で信頼性に問題を有する水晶発
振器を不要とすることができ、また、寿命を有する高価
な電池も不要とすることができる。さらに、連続して安
定な通信を実現することができる。
【0022】第8ないし第11の発明によれば、情報記
憶媒体内に受信アンテナと送信アンテナを設け、その配
置とアンテナ特性を最適化することにより、効率的な送
受信が可能となる。また、情報記憶媒体内の2つのアン
テナと、送受信を行なうための電気回路を構成する集積
回路チップの配置を最適化することにより、たとえば、
厚さが0.76mm以下の薄形カード状に構成すること
が可能となる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は、本実施の形態に係
る無線通信システムの構成を示すものである。この無線
通信システムは、第1の通信装置としての無線カードリ
ーダ・ライタ300と、携帯可能な無線通信機能を有す
る情報記憶媒体(第2の通信装置)としての無電池式の
無線カード400とに大別される。
【0024】無線カードリーダ・ライタ300は、無線
カード400への電源生成用電力の送信、データの読出
し、書込みコマンドの送信、読出しデータの処理、書込
みデータの送信などを行なうもので、送信アンテナ30
8、受信アンテナ309、送信アンテナ308を駆動す
るアンテナドライバ307、送信データなどを変調して
アンテナドライバ307へ送る変調回路306、受信ア
ンテナ309からの受信信号を増幅する増幅器310、
増幅器310の出力から受信データなどを復調する復調
回路311、外部装置との間で通信を行なうインタフェ
イス回路305、基準クロックパルスを発生する水晶発
振器302、キーボードなどの操作部303、これら全
体の制御を司るCPU(セントラル・プロセッシング・
ユニット)などからなる制御回路304、および、これ
らに動作電源を供給する電源部301によって構成され
ている。
【0025】無線カード400は、無線カードリーダ・
ライタ300からの電源生成用電力の受信、コマンドの
解読、データの書込み、データの送信などを行なうもの
で、第1のアンテナとしての受信アンテナ401、第2
のアンテナとしての送信アンテナ404、受信アンテナ
401の出力が入力される同調回路402、同調回路4
02の出力から動作電源を生成する電源生成回路40
3、同調回路402の出力から受信データなどを復調す
る復調回路407、電源生成回路403からの全波整流
出力を受けて各種クロックパルス(周波数)を生成する
クロック生成回路406、送信データなどを拡散符号化
する拡散符号発生器408、クロック生成回路406か
らの送信搬送波を拡散符号発生器408の出力で変調
し、送信アンテナ404へ送る変調回路405、送信デ
ータなどを記憶する記憶手段としの不揮発性メモリ41
0、および、これら全体の制御を司るCPUなどからな
る制御回路409によって構成されている。
【0026】以下、無線カードリーダ・ライタ300お
よび無線カード400について更に詳細に説明する。無
線カードリーダ・ライタ300の送信アンテナ308か
ら、水晶発振器302の出力に位相同期して得られた中
波の搬送波周波数f1 で2相位相変調信号が送信され
る。この送信された2相位相変調信号は、無線カード4
00の受信アンテナ401で受信され、同調回路402
から図2に示すような受信電圧420が得られる。
【0027】この受信電圧420は、電源生成回路40
3に入力され、ここで全波整流、平滑、電圧安定化が行
なわれ、所定の電圧の電源生成出力430を得て、無線
カード400内の各部の動作電源として供給される。図
2に、全波整流出力421と、その平滑出力(電源生成
出力)430を示す。ここでの電源生成は、2相位相変
調信号を受信している限り続けられ、所定の電源電圧を
得ることができる。
【0028】受信アンテナ401は、無線カードリーダ
・ライタ300からのコマンド受信時、データ受信時、
送信アンテナ404からのデータ送信時の全ての期間に
渡って搬送波周波数f1 の中波を受信し続けることによ
り、安定した無線カード400内の電源生成が行なわれ
る。このため、この無線カード400は、電池を必要と
しない無電池式の無線カードとなっている。
【0029】また、このように構成しているので、充電
を待って、その充電電圧の容量に応じた間欠通信を行な
う従来技術に比べ連続通信が実現できる。電源生成回路
403からの全波整流出力421は、クロック生成回路
406に入力される。クロック生成回路406は、たと
えば、図3に示すように、2値化回路501、位相比較
器502、ローパスフイルタ503、電圧制御発振器5
04、n1 分周器505、n2 分周器506、n3 分周
器507、および、2分周器508によって構成されて
いる。
【0030】すなわち、全波整流出力421が2値化回
路501に入力されると、スライスレベル440で2値
化が行なわれ、2値化出力510が出力される。この2
値化出力510は、図2に示すようになり、受信した搬
送波周波数f1 の2倍の周波数2f1 となっている。
【0031】2値化出力510は、位相比較器502、
ローパスフィルタ503、電圧制御発振器504、n1
分周器505からなるループで構成されるPLL回路に
入力され、位相周期が行なわれる。この結果、位相同期
出力としての電圧制御発振器504の出力422の周波
数f2 は、f2 =2f1 ×n1 となり、受信搬送波周波
数f1 の2n1 倍となる。
【0032】電圧制御発振器504の出力422は、無
線カード400から無線カードリーダ・ライタ300へ
の送信搬送波周波数として、変調回路405に入力さ
れ、拡散符号発生器408の出力428で変調が行なわ
れ、その変調出力429が送信アンテナ404から送信
される。
【0033】2分周器508の出力423は、受信電圧
420の搬送波周波数f1 と一致し、位相同期している
ので、この出力423を復調回路407に送り、復調回
路407で受信電圧420と2分周器508の出力42
3で同期検波を行なうことにより、復調出力427を得
ることができる。
【0034】復調出力427は、制御回路409に送ら
れ、制御回路409にてコマンド、読出しアドレス、あ
るいは、受信データとして扱われ、不揮発性メモリ41
0の所定のアドレスへのデータの書込みや、不揮発性メ
モリ410の所定のアドレスからデータの読出しなどが
行なわれる。
【0035】また、クロック生成回路406では、電圧
制御発振器504の出力422をn2 分周器506に入
力し、n2 分周出力424を得て、拡散符号発生器40
8内の後述するシフトレジスタ601,602,60
3,604,605のシフトクロックパルスとして用
い、図5に示すような拡散符号出力624を得るように
なっている。
【0036】拡散符号発生器408は、たとえば、図4
に示すように、縦続接続された5段のシフトレジスタ6
01,602,603,604,605、および、EX
−OR回路(排他的論理和回路)606,607によっ
て構成された、最長符号を発生させるM系列符号発生器
の例を示す。この拡散符号発生器408の周期は25
1=31の拡散符号出力624として出力される。
【0037】クロック生成回路406では、n2 分周器
506の出力424をn3 分周器507に入力し、ここ
ではn3 =31の31分周を行なっている。このn3 分
周器507の出力425を不揮発性メモリ410からの
データの読出しクロックパルスとして用いることによ
り、送信データ426を得ることができ、このときの1
情報ビットは符号長31の拡散符号周期に一致させるこ
とができる。
【0038】拡散符号化出力624と情報データ426
は、それぞれEX−OR回路607に送られ、ここで1
次変調が行なわれ、さらに、その出力428は変調回路
405(すなわち、EX−OR回路610)に送られ、
ここで電圧制御発振器504の出力422を送信搬送波
周波数とした位相変調が行なわれ、変調出力429が送
信アンテナ404から放出される。こうして、無線カー
ド400から無線カードリーダ・ライタ300へのスペ
クトラム拡散通信が行なわれる。
【0039】無線カードリーダ・ライタ300では、無
線カード400からの変調信号を受信アンテナ309で
受信し、その受信信号を増幅器310で増幅し、復調回
路311に入力する。復調回路311において、逆拡散
を行なうための拡散符号発生器(図示しない)のクロッ
クパルス325は、水晶発振器302の出力に位相同期
して得られているとともに、無線カード400内で生成
されたn2 分周器506の出力424も、水晶発振器3
02の出力に位相同期して得られているので、周波数を
正確に一致させることができ、無線カード400内で拡
散符号化した信号を正しく逆拡散して、復号化し、復調
出力326を得ることができる。
【0040】次に、無線カード400内の受信アンテナ
401と送信アンテナ404および各部がワンチップL
SI化されたIC(集積回路)チップ701の配置構成
について説明する。ここに、ICチップ701には、図
1に示す各回路402,403,405〜410がLS
I化されて組込まれている。
【0041】まず、図6を用いて第1の実施の形態につ
いて説明する。受信アンテナ401は、中波を受信し
て、無線カード400内の各回路に必要な電力を効率よ
く得るため、無線カード400の外周部近傍にループ状
アンテナとして配設するとともに、アンテナ巻数を送信
アンテナ404に比べ大きくしている。
【0042】送信アンテナ404は、受信アンテナ40
1の内側にループ状アンテナとして配設される。ここ
に、送信アンテナ404からは、スペクトラム拡散を行
ない、受信搬送波周波数に位相同期にしているが、この
受信搬送波周波数よりも充分に高い送信搬送波周波数で
送信を行なうため、送信アンテナ404は受信アンテナ
401よりも形状を小さく、巻数も少なく構成してい
る。
【0043】そして、ICチップ701を、送信アンテ
ナ404のループの外側で、かつ、受信アンテナ401
のループの内側に配設することにより、各アンテナ40
1,404とICチップ701との間のアンテナ配線が
交叉することなく行なえるので、たとえば、厚さが0.
76mmのクレジットカードサイズに形成することが容
易となる。
【0044】次に、図7を用いて第2の実施の形態につ
いて説明する。受信アンテナ401と送信アンテナ40
4は、互いに隣接して無線カード400上に配設し、そ
れぞれのアンテナ401,404間にICチップ701
を配設している。こうすることにより、アンテナ配線が
交叉することなく、無線カード400を薄く形成するの
に優位となる。ここでも、送信アンテナ404よりも受
信アンテナ401のループの面積を大きくするととも
に、巻数も大きくしている。
【0045】以上説明したような構成であれば、無線カ
ードリーダ・ライタ300から無線カード400に対し
て中波で電源生成用の電力を送信しながら、無線カード
400において、この中波の搬送波に位相同期したてい
倍周波数を生成し、この生成した周波数を用いて送信デ
ータをスペクトラム拡散変調し、この変調信号を無線カ
ードリーダ・ライタ300に対して短波で送信すること
により、無線カード400内に水晶発振器を設けること
なく、スペクトラム拡散通信を実現できる。また、無線
カード400内に電池を設けることなく、無電池で実現
できる。さらに、無線カードリーダ・ライタ300から
電力を無線カード400に送信し続けながら、無線カー
ド400から無線カードリーダ・ライタ300に対して
スペクトラム拡散通信を連続して行なえる。
【0046】したがって、従来、スペクトラム拡散通信
方式の無線カードで必要とされていた、高価で信頼性に
問題を有する水晶発振器を不要とすることができ、ま
た、寿命を有する高価な電池も不要とすることができ
る。さらに、連続して安定な通信を実現することが可能
となる。
【0047】また、無線カード400内に受信アンテナ
401および送信アンテナ404を設け、その配置とア
ンテナ特性を最適化することにより、効率的な送受信が
可能となる。また、無線カード400内の2つのアンテ
ナ401,404と各回路を構成するICチップ701
の配置を最適化することにより、たとえば、厚さが0.
76mm以下の薄形カードの実現が可能となる。
【0048】なお、前記実施の形態では、無線カードリ
ーダ・ライタとスペクトラム拡散通信方式の無線カード
との間で無線による送受信を行なう無線通信システムに
適用した場合について説明したが、本発明はこれに限定
されるものでなく、スペクトラム拡散通信を行なう他の
通信装置間で送受信を行なう無線通信システムにも同様
に適用できる。
【0049】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、従
来、スペクトラム拡散通信で必要とされていた高価で信
頼性に問題を有する水晶発振器、および、寿命を有する
高価な電池をそれぞれ不要とすることができ、さらに、
連続して安定な通信を行なうことのできる無線通信シス
テムおよび情報記憶媒体を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る無線通信システムの
構成を示すブロック図。
【図2】無線カード内の動作を説明するための要部の信
号波形図。
【図3】無線カード内のクロック生成回路の構成を示す
ブロック図。
【図4】無線カード内の拡散符号発生器の構成を示すブ
ロック図。
【図5】拡散符号発生器の動作を説明するための図。
【図6】無線カード内のアンテナとICチップの配置構
成の第1の実施の形態を示す平面図。
【図7】無線カード内のアンテナとICチップの配置構
成の第2の実施の形態を示す平面図。
【符号の説明】
300……無線カードリーダ・ライタ(第1の通信装
置)、302……水晶発振器、304……制御回路、3
06……変調回路、307……アンテナドライバ、30
8……送信アンテナ、309……受信アンテナ、310
……増幅器、311……復調回路、400……無線カー
ド(第2の通信装置)、401……受信アンテナ(第1
のアンテナ)、402……同調回路、403……電源生
成回路、404……送信アンテナ(第2のアンテナ)、
405……変調回路、406……クロック生成回路、4
07……復調回路、408……拡散符号発生器、409
……制御回路、410……不揮発性メモリ、701……
ICチップ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石橋 孝信 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会社 東芝柳町工場内 (72)発明者 大浦 聖二 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会社 東芝柳町工場内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の通信装置と第2の通信装置との間
    で無線による送受信を行なう無線通信システムであっ
    て、 前記第1の通信装置から第2の通信装置に対して所定の
    搬送波周波数で所定の信号を送信しながら、前記第2の
    通信装置において、前記第1の通信装置から送信される
    所定の信号を受信して、前記所定の搬送波周波数に位相
    同期した所定の周波数を生成し、この生成した所定の周
    波数を用いて送信データをスペクトラム拡散変調し、こ
    の変調信号を前記第1の通信装置に対して送信し、前記
    第1の通信装置において前記第2の通信装置から送信さ
    れる前記変調信号を受信することを特徴とする無線通信
    システム。
  2. 【請求項2】 第1の通信装置と第2の通信装置との間
    で無線による送受信を行なう無線通信システムであっ
    て、 前記第1の通信装置から第2の通信装置に対して第1の
    搬送波周波数で所定の信号を送信しながら、前記第2の
    通信装置において、前記第1の通信装置から送信される
    所定の信号を受信して、前記第1の搬送波周波数に位相
    同期した第2の搬送波周波数および所定の周波数をそれ
    ぞれ生成し、この生成した所定の周波数を用いて送信デ
    ータを拡散符号化するとともに、この拡散符号化信号で
    前記生成された第2の搬送波周波数を変調し、この変調
    信号を前記第1の通信装置に対して送信し、前記第1の
    通信装置において前記第2の通信装置から送信される前
    記変調信号を受信することを特徴とする無線通信システ
    ム。
  3. 【請求項3】 第1の通信装置と第2の通信装置との間
    で無線による送受信を行なう無線通信システムであっ
    て、 前記第1の通信装置から第2の通信装置に対して第1の
    搬送波周波数で所定の信号を送信する手段と、 前記第2の通信装置において、前記第1の通信装置から
    送信される所定の信号を受信する手段と、 この手段で受信した所定の信号から前記第1の搬送波周
    波数に位相同期した第2の搬送波周波数および所定の周
    波数をそれぞれ生成する手段と、 この手段で生成した所定の周波数を用いて送信データを
    拡散符号化する手段と、 この手段から得られる拡散符号化信号で前記生成された
    第2の搬送波周波数を変調する手段と、 この手段から得られる変調信号を前記第1の通信装置に
    対して送信する手段と、 前記第1の通信装置において、前記第2の通信装置から
    送信される前記変調信号を受信する手段と、 を具備したことを特徴とする無線通信システム。
  4. 【請求項4】 前記第1の搬送波周波数よりも前記第2
    の搬送波周波数の方が高いことを特徴とする請求項2お
    よび請求項3記載の無線通信システム。
  5. 【請求項5】 動作電源として電池を備えていない無線
    通信機能を有した無電池式の情報記憶媒体と通信装置と
    の間で無線による送受信を行なう無線通信システムであ
    って、 前記通信装置から前記情報記憶媒体に対して2相位相変
    調信号を送信し、前記情報記憶媒体において、前記通信
    装置から送信される2相位相変調信号を受信して、その
    2相位相変調信号に位相同期した所定の周波数を生成
    し、この生成した所定の周波数を用いて送信データをス
    ペクトラム拡散変調し、この変調信号を前記通信装置に
    対して送信し、前記通信装置において前記情報記憶媒体
    から送信される前記変調信号を受信することを特徴とす
    る無線通信システム。
  6. 【請求項6】 受信アンテナおよび送信アンテナをそれ
    ぞれ有し、これらのアンテナを介して外部の通信装置と
    の間で無線による送受信を行なう無線通信機能を有した
    情報記憶媒体であって、 前記通信装置から第1の搬送波周波数で送信される所定
    の信号を前記受信アンテナを介して受信する手段と、 この手段で受信した所定の信号から前記第1の搬送波周
    波数に位相同期した第2の搬送波周波数を生成する手段
    と、 この手段で生成された第2の搬送波周波数を分周するこ
    とにより所定の周波数を生成する手段と、 この手段で生成された所定の周波数を用いて送信データ
    を拡散符号化する手段と、 この手段から得られる拡散符号化信号で前記第2の搬送
    波周波数を位相変調する手段と、 この手段から得られる変調信号を前記送信アンテナを介
    して前記通信装置に送信する手段と、 を具備したことを特徴とする情報記憶媒体。
  7. 【請求項7】 受信アンテナおよび送信アンテナをそれ
    ぞれ有し、これらのアンテナを介して外部の通信装置と
    の間で無線による送受信を行なう無線通信機能を有した
    情報記憶媒体であって、 前記通信装置から第1の搬送波周波数で送信される所定
    の信号を前記受信アンテナを介して受信する手段と、 この手段で受信した所定の信号から前記第1の搬送波周
    波数に位相同期した第2の搬送波周波数を生成する手段
    と、 この手段で生成された第2の搬送波周波数を分周するこ
    とにより第1の周波数を生成する手段と、 この手段で生成された第1の周波数の奇数分の1の第2
    の周波数を生成する手段と、 送信データを記憶している記憶手段と、 前記生成された第2の周波数に応じて前記記憶手段から
    送信データを読出す手段と、 この手段で読出した送信データを前記生成された第2の
    周波数を用いて拡散符号化する手段と、 この手段から得られる拡散符号化信号で前記第2の搬送
    波周波数を位相変調する手段と、 この手段から得られる変調信号を前記送信アンテナを介
    して前記通信装置に送信する手段と、 を具備したことを特徴とする情報記憶媒体。
  8. 【請求項8】 受信アンテナおよび送信アンテナをそれ
    ぞれ有し、これらのアンテナを介して外部の通信装置と
    の間で無線による送受信を行なうもので、動作電源とし
    て電池を備えていない無線通信機能を有した無電池式の
    情報記憶媒体であって、 前記通信装置から送信される所定の搬送波周波数の変調
    信号を前記受信アンテナを介して受信する手段と、 この手段から得られる受信信号から該情報記憶媒体内で
    用いる動作電源を生成する手段と、 前記受信信号から前記所定の搬送波周波数に位相同期し
    た所定の周波数を生成する手段と、 この手段で生成された所定の周波数を用いて送信データ
    をスペクトラム拡散変調する手段と、 この手段から得られる変調信号を前記送信アンテナを介
    して前記通信装置に送信する手段と、 を具備したことを特徴とする情報記憶媒体。
  9. 【請求項9】 受信アンテナおよび送信アンテナをそれ
    ぞれ有し、これらのアンテナを介して外部の通信装置と
    の間で無線による送受信を行なう無線通信機能を有した
    カード状の情報記憶媒体であって、 前記受信アンテナをループ状に構成して該情報記憶媒体
    の外周部に配設するとともに、前記送信アンテナを前記
    受信アンテナよりも形状が小さく、かつ、巻数の少ない
    ループ状に構成して前記受信アンテナの内側に配設した
    ことを特徴とする情報記憶媒体。
  10. 【請求項10】 前記送信アンテナで送信を行なう搬送
    波周波数は、前記受信アンテナで受信する搬送波周波数
    よりも高いことを特徴とする請求項9記載の情報記憶媒
    体。
  11. 【請求項11】前記送信アンテナで送信を行なう搬送波
    周波数は、前記受信アンテナで受信する搬送波周波数に
    位相同期しててい倍された周波数であることを特徴とす
    る請求項9記載の情報記憶媒体。
  12. 【請求項12】 受信あるいは送信を行なうための第1
    および第2のアンテナをそれぞれ有し、これら第1およ
    び第2のアンテナを介して外部の通信装置との間で無線
    による送受信を行なう無線通信機能を有したカード状の
    情報記憶媒体であって、 前記第1および第2のアンテナをそれぞれループ状に構
    成するとともに、前記第1のアンテナは前記第2のアン
    テナよりもループで構成される面積および巻数が大とな
    るように構成し、これら第1および第2のアンテナを該
    情報記憶媒体上に隣接して配設してなることを特徴とす
    る情報記憶媒体。
  13. 【請求項13】 受信あるいは送信を行なうための第1
    および第2のアンテナをそれぞれ有し、これら第1およ
    び第2のアンテナを介して外部の通信装置との間で無線
    による送受信を行なう無線通信機能を有したカード状の
    情報記憶媒体であって、 前記第1および第2のアンテナをそれぞれループ状に構
    成して、この第1のアンテナを該情報記憶媒体の外周部
    に配設するとともに、前記第1のアンテナのループ内に
    前記第2のアンテナを配設し、前記第2のアンテナのル
    ープの外側で、かつ、前記第1のアンテナのループ内に
    前記第1および第2のアンテナを介して送受信を行なう
    ための電気回路を構成する集積回路チップを配設したこ
    とを特徴とする情報記憶媒体。
  14. 【請求項14】 受信あるいは送信を行なうための第1
    および第2のアンテナをそれぞれ有し、これら第1およ
    び第2のアンテナを介して外部の通信装置との間で無線
    による送受信を行なう無線通信機能を有したカード状の
    情報記憶媒体であって、 前記第1および第2のアンテナをそれぞれループ状に構
    成して、これら第1および第2のアンテナを該情報記憶
    媒体上に隣接して配設するとともに、前記第1のアンテ
    ナと前記第2のアンテナとの間に前記第1および第2の
    アンテナを介して送受信を行なうための電気回路を構成
    する集積回路チップを配設したことを特徴とする情報記
    憶媒体。
  15. 【請求項15】 前記第1のアンテナで受信を行ない、
    前記第2アンテナで送信を行なうことを特徴とした請求
    項12、請求項13および請求項14記載の情報記憶媒
    体。
JP24341995A 1995-09-21 1995-09-21 無線通信システムおよび情報記憶媒体 Pending JPH0991392A (ja)

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JP24341995A JPH0991392A (ja) 1995-09-21 1995-09-21 無線通信システムおよび情報記憶媒体
US08/717,017 US5914980A (en) 1995-09-21 1996-09-20 Wireless communication system and data storage medium

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7336693B2 (en) 2001-05-08 2008-02-26 Sony Corporation Communication system using ultra wideband signals
JP2012060463A (ja) * 2010-09-09 2012-03-22 Sony Corp 信号伝送装置、電子機器、基準信号出力装置、通信装置、基準信号受信装置、及び、信号伝送方法

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