JPH0991361A - 複素数乗算回路 - Google Patents

複素数乗算回路

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JPH0991361A
JPH0991361A JP26464595A JP26464595A JPH0991361A JP H0991361 A JPH0991361 A JP H0991361A JP 26464595 A JP26464595 A JP 26464595A JP 26464595 A JP26464595 A JP 26464595A JP H0991361 A JPH0991361 A JP H0991361A
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JP
Japan
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complex number
multiplier
input
capacitive coupling
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JP26464595A
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English (en)
Inventor
Nagaaki Shu
長明 周
Kokuriyou Kotobuki
国梁 寿
Makoto Yamamoto
山本  誠
Sunao Takatori
直 高取
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Yozan Inc
Sharp Corp
Original Assignee
Yozan Inc
Sharp Corp
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Publication date
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Priority to EP96115064A priority patent/EP0764915B1/en
Priority to EP99123783A priority patent/EP0986019A3/en
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はこのような従来の問題に対処すべく
創案されたもので、アナログ信号で与えられた複素数に
対して直接デジタル形式の複素数を乗じ得る複素数乗算
回路を提供することを目的とする。 【構成】 デジタル乗数の各ビットの重みに対応した容
量の複数のキャパスタンスを並列した容量結合を用い、
アナログ電圧で与えられた複素数に対してデジタル乗数
を乗ずるものであり、デジタル複素数の実部、虚部の符
号に応じて経路を切り替えて、1個または2個の反転増
幅器を通過させ、かつ乗算結果を容量結合を用いて加算
するものであり、出力はそのままアナログ電圧となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複素数乗算回路に係り、
例えば信号のフィルタリングや直交変換に有効な乗算回
路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の演算はDSP等のデジタル
回路で処理されることが多く、処理される信号がアナロ
グ信号のときにはA/D変換が不可欠であり、処理後の
信号を再度D/A変換することも多かった。一方本願出
願人はアナログ信号に対して直接デジタル乗数を乗ずる
演算器を含め、種々のアナログ信号処理のためのLSI
を開発しており、小規模かつ省電力のデバイスを実現し
ているが、このようなアナログアーキテクチャに適した
複素数乗算回路は従来存在しなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような従
来の問題に対処すべく創案されたもので、アナログ信号
で与えられた複素数に対して直接デジタル形式の複素数
を乗じ得る複素数乗算回路を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る複素数乗算
回路は、デジタル乗数の各ビットの重みに対応した容量
の複数のキャパスタンスを並列した容量結合を用い、ア
ナログ電圧で与えられた複素数に対してデジタル乗数を
乗ずるものであり、デジタル複素数の実部、虚部の符号
に応じて経路を切り替えて、1個または2個の反転増幅
器を通過させ、かつ乗算結果を容量結合を用いて加算す
るものであり、出力はそのままアナログ電圧となる。
【0005】
【作用】本発明に係る複素数乗算回路によれば、アナロ
グ信号で与えられた複素数を直接乗算し、直ちにアナロ
グ電圧としての演算結果が得られる。
【0006】
【実施例】次に本発明に係る複素数乗算回路の第1実施
例を図面に基づいて説明する。
【0007】図1において、複素数乗算回路は第1の複
素数(x+iy)の実部xが入力された第1乗算器MU
L1、第4乗算器MUL4、虚部のyが入力された第2
乗算器MUL2、第3乗算器MUL3を有し、さらに第
1、第3乗算器には、第2の複素数(a+ib)の実部
の絶対値|a|が、第2、第4乗算器には虚部の絶対値
|b|が入力されている。x、yはアナログ電圧として
入力されており、|a|、|b|はデジタル信号として
入力されている。
【0008】これら乗算回路MUL1〜MUL4におい
ては、以下の演算が実行されており、 第1乗算器MUL1:−|a|x (1) 第2乗算器MUL2:−|b|y (2) 第3乗算器MUL3:−|a|y (3) 第4乗算器MUL4:−|b|x (4) これらを組み合わせれば、(x+iy)と(a+ib)
の積、すなわち、
【数1】 を生成し得る。
【0009】図4に示すように、第1乗算器MUL1は
複数のマルチプレクサMUX40〜MUX47を有し、
アナログ入力xはこれらマルチプレクサに共通に入力さ
れている。さらにマルチプレクサにはアナログ入力の
「0」に対応する基準電圧Vref、および第2複素数
の実部の絶対|a|におけるデジタル信号の各ビットが
入力されている。ここで|a|の各ビットを下位よりB
a0、Ba1、Ba2、Ba3、Ba4、Ba5、Ba
6、Ba7とすると、MUX40〜MUX47にこれら
の信号が順次入力されている。なお図中デジタル信号全
体をBaで表記している。MUX40〜MUX47は対
応するビットBa0〜Ba7が「1」のときにはxを出
力し、「0」のときにはVrefを出力する。
【0010】各マルチプレクサMUX40〜MUX47
の出力にはキャパシタンスC40〜C47よりなる容量
結合Cp4が接続され、各キャパシタンスは対応するマ
ルチプレクサに接続されるとともに、その出力は統合さ
れている。また容量結合Cp4の出力はインバータ回路
INV4および帰還キャパシタンスC48よりなる反転
増幅器に入力され、反転増幅器の出力Vout4として
乗算結果が生じる。キャパシタンスC40〜C47およ
びC48の容量比は、 C40:C41:C42:C43:C44:C45:C46:C47:C48 =1:2:4:8:16:32:64:128:255 (6) であり、INV4の電源電圧をVddとするとき、Vo
ut4は以下のように与えられる。
【数2】 ここに、アナログ電圧Xは0≦X<Vrefが負の値、
X=VrefがX=0、Vref<X≦Vddが正の値
に対応する。
【0011】INV4はMOSインバータを3段直列に
接続して高いオープンゲインを確保し、また接地キャパ
シタンスおよび平衡レジスタンスによって帰還キャパシ
タンスに起因した発振を防止した回路であり、後段の負
荷に無関係に良好な線形特性を持つ。本回路は本願出願
人により平成5年9月20日に出願された特開平07−
94957号公報に詳述されている。
【0012】以上のように乗算器はアナログ電圧として
与えられた複素数に対して直接乗算を施し、アナログ出
力を生じる。なお、他の乗算器MUL2〜MUL4はM
UL1と同様に構成されているので説明を省略する。
【0013】各乗算器MUL1〜MUL4の出力は、そ
れぞれ、1入力2出力のセレクタSEL1〜SEL4に
入力され、第2複素数の実部、虚部の符号によって出力
の経路が選択される(図1)。セレクタSEL1、SE
L3には実部aの符号ビットsaが入力され、セレクタ
SEL2、SEL4には虚部bの符号ビットsbが入力
されている。SEL1、SEL2の出力は容量結合Cp
11またはCp12に接続されており、Cp11に至る
出力を第1系統、Cp12に至る出力を第2系統とす
る。SEL3、SEL4の出力は容量結合Cp21また
はCp22に接続されており、Cp21に至る出力を第
1系統、Cp22に至る出力を第2系統とする。
【0014】これら第1、第2系統は以下表1の条件に
基づいて選択される。
【表1】
【0015】容量結合Cp11はキャパシタンスC1
1、C12を並列接続してなり、SEL1、SEL2の
出力を加算する。CP11の出力はINV4と同様の反
転増幅器INV11に接続され、INV11の入出力は
帰還キャパシタンスC13で接続されている。ここに、
C11、C12、C13の容量比は1:1:2であり、
入力がVddに相当する電圧であったときにもINV1
1の出力がVddを越えことが防止されている。ここ
で、SEL1、SEL2の第1系統の出力電圧をV1
1、V21、INV11の出力をV111とすると、以
下の関係が与えられる。
【数3】
【0016】容量結合Cp12はキャパシタンスC1
4、C15、C16を並列接続してなり、その出力には
反転増幅器INV12、帰還キャパシタンスC17が接
続されている。ここにC14、C15、C16、C17
の容量比は1:2:1:4であり、入力がVddに相当
する電圧であったときにもINV12の出力がVddを
越えることが防止されている。なおC15の容量がC1
4、C16の2倍の容量になっているのは、前段とのバ
ランスをとるためである。ここでSEL1、SEL2の
第2系統の出力をV12、V22とすると、INV12
の出力V112は以下のように与えられる。
【数4】 また式(8)を式(9)に代入すると、式(10)が得
られる。
【数5】
【0017】前記表1より、V11、V12、V21、
V22は以下の値を持つ。
【表2】 ここでオフセットおよび倍率を無視すると、出力V11
2は、a、bの符号に無関係に、式(11)のように表
現される。
【数6】 これは式(5)に示す乗算結果の実部に対応する。
【0018】容量結合Cp21はキャパシタンスC2
1、C22を並列接続してなり、SEL3、SEL4の
出力を加算する。Cp21の出力はINV4と同様の反
転増幅器INV21に接続され、INV21の入出力は
帰還キャパシタンスC23で接続されている。C21、
C22、C33の容量比は1:1:2であり、x、yが
Vddに相当する電圧であったときにもINV21の出
力がVddを越えることが防止されている。ここに、S
EL3、SEL4の第1系統の出力電圧をV31、V4
1、INV21の出力をV121とすると、以下関係が
与えられる。
【数7】
【0019】容量結合Cp22はキャパシタンスC2
4、C25、C26を並列接続してなり、その出力には
反転増幅器INV22、帰還キャパシタンスC27が接
続されている。ここにC24、C25、C26、C27
の容量比は1:2:1:4であり、入力がVddに相当
する電圧であったときにもINV22の出力がVddを
越えることが防止されている。なおC25の容量がC2
4、C26の容量の2倍になっているのは前段とのバラ
ンスをとるためである。ここで、SEL3、SEL4の
第2系統の出力をV32、V42とすると、INV22
の出力V122は以下のように与えられる。
【数8】 ここで式(12)を式(13)に代入すると、式(1
4)が得られる。
【数9】
【0020】前記表1より、V31、V32、V41、
V42は以下の値を持つ。
【表3】 ここでオフセットおよび倍率を無視すると、出力V12
2は、a、bの符号に無関係に、式(15)のように表
現される。
【数10】 これは式(5)に示す乗算結果の虚部に対応する。
【0021】図2において、前記セレクタSEL1は一
対のマルチプレクサMUX21、MUX22を有し、こ
れらマルチプレクサには入力電圧Vin2(図1のMU
L1の出力)および基準電圧Vrefが入力されてい
る。各マルチプレクサはVin2あるいは基準電圧Vr
efを択一的に出力し、MUX21、MUX22は相互
に異なる出力を生じるように制御信号Sによってコント
ロールされている。制御信号SはMUX22に入力され
るとともに、インバータINV2を介してMUX21に
入力され、反対論理の制御信号が入力されることによっ
て、MUX21、MUX22が異なる信号を出力するよ
うになっている。なおマルチプレクサは一対のMOSス
イッチを反対論理の制御信号で制御するような公知の回
路によって構成される。
【0022】以上のように複素数乗算回路はアナログ信
号としての複素数とデジタル信号としての複素数を直接
乗算でき、その出力をアナログ電圧の形で生成するの
で、A/D、D/Aのための回路は全く不要であり、ア
ナログアーキテクチャに好適である。
【0023】図3は本発明の第2実施例を示すものであ
り、第1実施例と同一もしくは相当部分には同一符号を
付して示す。第2実施例は、第1実施例における乗算回
路MUL3、MUL4および加算部分(SEL3、SE
L4以降の回路)を省略して、回路の単純化を図ったも
のであり、デジタル信号で与えられる複素数は実部と虚
部を別個のタイミングで処理するようになっている。す
なわち回路内部の経路切替を行うことにより、実部と虚
部を演算でき、これを1演算クロック内で実行する。
【0024】図3において、複素数乗算器は第1実施例
と同様の第1、第2乗算器MUL1、MUL2を有し、
その出力はセレクタSEL1、SEL2にそれぞれ入力
されている。SEL1、SEL2の出力は第1系統が容
量結合Cp11または第2系統がCp12に入力されて
いる。Cp11の出力はインバータINV11に入力さ
れ、INV11の出力はCp12に入力されるととも
に、帰還キャパシタンスC13を介してその入力に接続
されている。またCp12の出力は、帰還キャパシタン
スC17が接続されたINV12に入力されている。
【0025】乗算器MUL1にはマルチプレクサMUX
31を介してデジタル乗数が入力され、MUL2にはマ
ルチプレクサMUX32を介してデジタル乗数が入力さ
れている。MUX31、MUX32には|a|および|
b|が入力され、制御信号Ctrl3に応じて、いずれ
か一方の乗数を出力する。Ctrl3はMUX31に入
力されるとともに、インバータINV3を介してMUX
32に入力されている。さらにSEL1、SEL2には
第1系統、第2系統を選択する制御信号ss1、ss2
がそれぞれ入力されている。
【0026】たとえば乗算結果の実部(ax−by)を
生成する場合、MUL1の乗数は|a|であり、MUL
2の乗数は|b|である。ss1はMUL1の乗数(こ
こではa)の符号を示す信号であり、ss2はMUL2
の乗数の選択(ここではb)と選択された乗数bの符号
とによって決定される信号である。ss1は、aが正ま
たは0のときには第2系統に−axを生じさせかつ第1
系統にVref=0を生じさせる。またaが負のときに
は第1系統にax、第2系統に0を生じさせる。ss2
はbが正または0のとき、第1系統に−by、第2系統
に0、負のときに、第2系統にby、第1系統に0を生
じさせる。
【0027】乗算結果の虚部(bx+ay)を生成する
場合、MUL1の乗数は|b|であり、MUL2の乗数
は|a|である。ss1はMUL1の乗数(ここでは
b)の符号を示す信号であり、ss2はMUL2の乗数
の選択(ここではa)と選択された乗数aの符号とによ
って決定される信号である。ss1は、bが正または0
のときには第2系統に−bxを生じさせかつ第1系統に
Vref=0を生じさせる。またbが負のときには第1
系統にbx、第2系統に0を生じさせる。ss2はaが
正または0のとき、第2系統に−ay、第1系統に0、
負のときに、第1系統にay、第2系統に0を生じさせ
る。
【0028】以上の設定は表4のようにまとめられる。
【表4】 このように、乗数を適宜切り替えて使用することによ
り、加算部分は1セットとなり、回路規模が小さくな
る。これは消費電力の節減にもつながる。
【0029】前述のとおり、本発明に係る複素数乗算回
路は、デジタル乗数の各ビットの重みに対応した容量の
複数のキャパスタンスを並列した容量結合を用い、アナ
ログ電圧で与えられた複素数に対してデジタル乗数を乗
ずるものであり、デジタル複素数の実部、虚部の符号に
応じて経路を切り替えて、1個または2個の反転増幅器
を通過させ、かつ乗算結果を容量結合を用いて加算する
ものであり、アナログ信号で与えられた複素数を直接乗
算し、直ちにアナログ電圧としての演算結果が得られる
という優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る複素数乗算回路の第1実施例を示
す回路図である。
【図2】同実施例のセレクタを示す回路図である。
【図3】第2実施例を示す回路図である。
【図4】以上の実施例に使用される乗算回路を示す回路
図である。
【符号の説明】
MUL1、MUL2、MUL3、MUL4 ... 乗
算器 SEL1、SEL2、SEL3、SEL4 ... セ
レクタ Cp11、Cp12、Cp21、Cp22、Cp4
... 容量結合 INV11、INV12、INV21、INV22
... インバータ MUX21、MUX22、MUX31、MUX32、M
UX40、MUX41、MUX42、MUX43、MU
X44、MUX45、MUX46、MUX47 ...
マルチプレクサ x ... 第1の複素数の実部 y ... 第1の複素数の虚部 a ... 第2の複素数の実部 b ... 第2の複素数の虚部 sa、sb ... 符号の信号。 12
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 誠 東京都世田谷区北沢3−5−18 鷹山ビル 株式会社鷹山内 (72)発明者 高取 直 東京都世田谷区北沢3−5−18 鷹山ビル 株式会社鷹山内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の複素数の実部に対応するアナロ
    グ電圧と第2の複素数の実部の絶対値に対応するデジタ
    ル信号とが入力され、デジタル信号の各ビットの重みに
    対応したキャパシタンスを並列接続してなる第1容量結
    合と、前記デジタル信号の各ビットの値に応じて第1容
    量結合の各キャパシタンスに対して前記アナログ電圧ま
    たは基準電圧を択一的に接続する複数の第1マルチプレ
    クサと、前記第1容量結合の出力が入力された線形特性
    を有する第1反転増幅器とを備えた第1乗算器と;第1
    の複素数の虚部に対応するアナログ電圧と第2の複素数
    の虚部の絶対値に対応するデジタル信号が入力され、デ
    ジタル信号の各ビットの重みに対応したキャパシタンス
    を並列接続してなる第2容量結合と、前記デジタル信号
    の各ビットの値に応じて第2容量結合の各キャパシタン
    スに対して前記アナログ電圧または基準電圧を択一的に
    接続する複数の第2マルチプレクサと、前記第2容量結
    合の出力が入力された線形特性を有する第2反転増幅器
    とを備えた第2乗算器と;第1の複素数の虚部に対応す
    るアナログ電圧と第2の複素数の実部の絶対値に対応す
    るデジタル信号とが入力され、デジタル信号の各ビット
    の重みに対応したキャパシタンスを並列接続してなる第
    3容量結合と、前記デジタル信号の各ビットの値に応じ
    て第3容量結合の各キャパシタンスに対して前記アナロ
    グ電圧または基準電圧を択一的に接続する複数の第3マ
    ルチプレクサと、前記第3容量結合の出力が入力された
    線形特性を有する第3反転増幅器とを備えた第3乗算器
    と;第1の複素数の実部に対応するアナログ電圧と第2
    の複素数の虚部の絶対値に対応するデジタル信号とが入
    力され、デジタル信号の各ビットの重みに対応したキャ
    パシタンスを並列接続してなる第4容量結合と、前記デ
    ジタル信号の各ビットの値に応じて第4容量結合の各キ
    ャパシタンスに対して前記アナログ電圧または基準電圧
    を択一的に接続する複数の第4マルチプレクサと、前記
    第4容量結合の出力が入力された線形特性を有する第4
    反転増幅器とを備えた第4乗算器と;第1乗算器の出力
    に接続されかつ第2の複素数の実部の符号に対応した第
    1制御信号が入力され、この実部の正負に応じて第1乗
    算器の出力を第1系統、第2系統に導く第1セレクタ
    と;第2乗算器の出力に接続されかつ第2の複素数の虚
    部の符号に対応した第2制御信号が入力され、この虚部
    の正負に応じて第2乗算器の出力を第1系統、第2系統
    に導く第2セレクタと;第3乗算器の出力に接続されか
    つ第2の複素数の実部の符号に対応した第3制御信号が
    入力され、この実部の正負に応じて第3乗算器の出力を
    第1系統、第2系統に導く第3セレクタと;第4乗算器
    の出力に接続されかつ第2の複素数の虚部の符号に対応
    した第4制御信号が入力され、この虚部の正負に応じて
    第4乗算器の出力を第1系統、第2系統に導く第4セレ
    クタと;第1セレクタの第2系統の出力および第2セレ
    クタの第1系統の出力が入力された第5容量結合と、こ
    の第5容量結合の出力に接続された線形特性を有する第
    5反転増幅器と、第1セレクタの第1系統の出力、第2
    セレクタ第2系統の出力および第5反転増幅部の出力が
    入力された第6容量結合と、この第6容量結合の出力に
    接続された線形特性を有する第6反転増幅器とを備えた
    第1加減算部と;第3セレクタの第2系統の出力および
    第4セレクタの第2系統の出力が入力された第7容量結
    合と、この第7容量結合の出力に接続された線形特性を
    有する第7反転増幅器と、第3セレクタの第1系統の出
    力、第4セレクタの第1系統の出力および第7反転増幅
    部の出力が入力された第8容量結合と、この第8容量結
    合の出力に接続された線形特性を有する第8反転増幅器
    とを備えた第2加減算部と;を備えた複素数乗算回路。
  2. 【請求項2】 第1の複素数の実部に対応するアナロ
    グ電圧と第2の複素数の実部または虚部の絶対値に対応
    するデジタル信号とが入力され、デジタル信号の各ビッ
    トの重みに対応したキャパシタンスを並列接続してなる
    第1容量結合と、前記デジタル信号の各ビットの値に応
    じて第1容量結合の各キャパシタンスに対して前記アナ
    ログ電圧または基準電圧を択一的に接続する複数の第1
    マルチプレクサと、前記第1容量結合の出力が入力され
    た線形特性を有する第1反転増幅器とを備えた第1乗算
    器と;第1の複素数の虚部に対応するアナログ電圧と第
    2の複素数の実部または虚部の絶対値に対応するデジタ
    ル信号が入力され、デジタル信号の各ビットの重みに対
    応したキャパシタンスを並列接続してなる第2容量結合
    と、前記デジタル信号の各ビットの値に応じて第2容量
    結合の各キャパシタンスに対して前記アナログ電圧また
    は基準電圧を択一的に接続する複数の第2マルチプレク
    サと、前記第2容量結合の出力が入力された線形特性を
    有する第2反転増幅器とを備えた第2乗算器と;第2の
    複素数の実部の絶対値に対応したデジタル信号、虚部に
    対応したデジタル信号および第1制御信号が入力され、
    この第1制御信号によって実部を第1乗算器に入力する
    第1状態と虚部を第1乗算器に入力する第2状態とが選
    択される第3マルチプレクサと;第2の複素数の実部の
    絶対値に対応したデジタル信号、虚部に対応したデジタ
    ル信号および前記第1制御信号が入力され、第1制御信
    号によって虚部を第2乗算器に入力する第1状態と実部
    を第2乗算器に入力する第2状態とを持つ第4マルチプ
    レクサと;第1乗算器の出力に接続されかつこの第1乗
    算器に入力されている第2の複素数の実部または虚部の
    符号に対応した第2制御信号が入力され、この実部また
    は虚部が負のときに第1乗算器の出力を第1系統に、正
    のときに第2系統に導く第1セレクタと;第2乗算器の
    出力に接続され、第3、第4マルチプレクサの第1、第
    2状態、および第2乗算器に入力されている第2複素数
    の実部または虚部の符号に対応した第3制御信号が入力
    され、第3、第4マルチプレクサが第1状態でありかつ
    第2の複素数の虚部が正のときには第2乗算器の出力を
    第1系統に、第3、第4マルチプレクサが第1状態であ
    りかつ第2の複素数の虚部が負のときには第2乗算器の
    出力を第2系統に、第3、第4マルチプレクサが第2状
    態でありかつ第2の複素数の実部が正のときには第2乗
    算器の出力を第2系統に、第3、第4マルチプレクサが
    第2状態でありかつ第2の複素数の実部が負のときには
    第2乗算器の出力を第1系統に導く第2セレクタと;第
    1、第2セレクタの第1系統の出力が入力された第3容
    量結合と、この第3容量結合の出力に接続された線形特
    性を有する第3反転増幅器と、第1、第2セレクタの第
    2系統の出力および第3反転増幅部の出力が入力された
    第4容量結合と、この第4容量結合の出力に接続された
    線形特性を有する第5反転増幅器とを備えた加減算部
    と;を備え、1演算クロック内において第1制御信号を
    切替えて第3、第4マルチプレクサの第1、第2状態を
    得るようになっている複素数乗算回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4868319B2 (ja) * 2004-07-29 2012-02-01 エスティー‐エリクソン、ソシエテ、アノニム 位相および/または振幅変調信号のための複合信号スケーリング

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