JPH099124A - 自動制御式スポットライト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 舞台・ステージ上の所定の対象物へのスポットライト照
射を全自動で行う。 【目的】移動する舞台上の特定した対象物へのスポット
ライト照射を人手を介さずに自動追尾する。 【構成】テレビカメラ、制御回路、駆動回路、スポット
ライトおよび必要であれば光発信器で構成する。

Description

【発明の詳細な説明】 元来、スポットライトの多くは固定式であり、舞台・ス
テージ上の人物へのスポット照射を移動追尾する場合は
人がそれを操作することがほとんどである。自動制御式
としては、他に電波無縁式、レーザー式、超音波式等が
考えられるがそれぞれ長所もあるが欠点もありなかなか
実用化されにくい現状にある。本発明は、スポットライ
トとほぼ同位置に設置したテレビカメラの受像画面にお
いてスポットライトをあてたい対象物がその画面の中心
位置にくるように制御回路及び駆動回路を作動させてス
ポットライトの照射方向を合わせようとするものであ
る。以下、添付図面を参照にして実施の一例を説明す
る。図１において、１は舞台またはステージであり、そ
こに登場する人物のうちスポットライトを照射したい人
物２には他の登場者や舞台とは区別できる色柄の衣装を
着せる。あるいは光発信器３を所持させる。ステージよ
り少し離れた上部に取り付けたリモートコントロール式
スポットライト７と隣り合わせてできるだけ接してテレ
ビカメラ４を配置し、ステージ上を撮影し受像する。制
御回路５は受像信号からスポットライトを当てたい人物
２の衣装の色柄を識別、抽出する。光発信器３を所持さ
せる場合はその光信号を識別抽出する。そして、その抽
出信号以外を除去処理した画面においてその抽出信号が
画面の中心または所定の位置にくるような左右方向信号
と上下方向信号を駆動回路６に出力する。駆動回路６は
モーターを動かし、テレビカメラと一体で動くスポット
ライト７の方向を上下左右に駆動する。これにより、対
象人物２が移動してもテレビカメラ４がとらえる受像画
面の指定位置が示すステージ上の対象人物２を常にスポ
ットライトが照射する。図２は、照射対象物を識別・抽
出した受像画面を示す。抽出信号８が常に画面の中心ま
たは所定の位置にくるように図１における制御回路５は
方向制御信号を駆動回路６に出力する。

【図面の簡単な説明】

図１は本発明全体の系統図 図２はテレビ受像信号の識別抽出処理した画面

【符号の説明】

１は舞台・ステージ、 ２は対象物体、 ３は光発信
器 ４はテレビカメラ、 ５は制御回路、 ６は駆動回
路 ７はスポットライト ８はテレビ受像の抽出処理信号

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. テレビカメラ、スポットライト、制御回路、駆動回路お
   よび光発信器からなり、テレビカメラと一体化したスポ
   ットライトを駆動することにより、人手を介さず全自動
   式に特定の色柄の衣装を着ている人、動物または物体、
   あるいは光発信器を所持する人、動物、物体にスポット
   ライトを照射することを特徴とする自動制御式スポット
   ライト。