JPH0991054A - 利用量算定方法および利用量算定装置 - Google Patents
利用量算定方法および利用量算定装置Info
- Publication number
- JPH0991054A JPH0991054A JP7241684A JP24168495A JPH0991054A JP H0991054 A JPH0991054 A JP H0991054A JP 7241684 A JP7241684 A JP 7241684A JP 24168495 A JP24168495 A JP 24168495A JP H0991054 A JPH0991054 A JP H0991054A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- document
- information
- usage amount
- usage
- image
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 処理対象の情報に基づいた利用量の算定を可
能にした利用量算定方法および利用量算定装置を提供す
る。 【解決手段】 属性検出部17は、文書読込み部13か
ら文書が読み込まれたとき、および、文書書出し部14
から文書が書き出されたときに、文書保持部16の保持
内容を参照し、文書のサイズを検出する。利用量計算部
18は、属性検出部17で検出した処理前と処理後の文
書のサイズから、例えばサイズの差の絶対値を計算し、
利用量として文書エディタ1の情報識別子、利用時刻と
ともに利用履歴として出力する。この利用履歴が回収さ
れ、利用量に応じた課金がなされる。
能にした利用量算定方法および利用量算定装置を提供す
る。 【解決手段】 属性検出部17は、文書読込み部13か
ら文書が読み込まれたとき、および、文書書出し部14
から文書が書き出されたときに、文書保持部16の保持
内容を参照し、文書のサイズを検出する。利用量計算部
18は、属性検出部17で検出した処理前と処理後の文
書のサイズから、例えばサイズの差の絶対値を計算し、
利用量として文書エディタ1の情報識別子、利用時刻と
ともに利用履歴として出力する。この利用履歴が回収さ
れ、利用量に応じた課金がなされる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理システム
上で利用される情報に対して、その利用量に対して課金
を行なう場合の利用量の算定方法および装置に関するも
のであり、特に、ユーザが利用する課金対象の情報が、
何らかの他の情報を処理するような場合における、課金
対象の情報の利用量を算定するための方法および装置に
関するものである。
上で利用される情報に対して、その利用量に対して課金
を行なう場合の利用量の算定方法および装置に関するも
のであり、特に、ユーザが利用する課金対象の情報が、
何らかの他の情報を処理するような場合における、課金
対象の情報の利用量を算定するための方法および装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】昨今のデジタル情報処理の発達や、情報
ハイウェイ構想などにより、あらゆる情報がデジタル化
され、ネットワークを通じて配付、流通される時代が到
来しようとしている。すでに、インターネットやパソコ
ン通信、あるいはCD−ROMという形態で、文字情報
はもとより、画像、動画、音声、プログラムなどの様々
な情報が配付、流通し始めている。このような時代に
は、プログラム、画像、映像、音声、音楽などのあらゆ
る知的創作物がデジタル化された情報として流通し、価
値の主役となると考えられる。
ハイウェイ構想などにより、あらゆる情報がデジタル化
され、ネットワークを通じて配付、流通される時代が到
来しようとしている。すでに、インターネットやパソコ
ン通信、あるいはCD−ROMという形態で、文字情報
はもとより、画像、動画、音声、プログラムなどの様々
な情報が配付、流通し始めている。このような時代に
は、プログラム、画像、映像、音声、音楽などのあらゆ
る知的創作物がデジタル化された情報として流通し、価
値の主役となると考えられる。
【0003】しかしながら、このようなデジタル化され
た情報は、物理的な物とは異なって実体を持たず、利用
しなければ価値がない、複写が容易でかかるコストが低
い、などの特徴を持つため、これまでの物理的な物の所
有を基礎とした社会経済では不都合が多い。例えば、昨
今話題となっているコンピュータプログラムの不正コピ
ーがその顕著な例である。
た情報は、物理的な物とは異なって実体を持たず、利用
しなければ価値がない、複写が容易でかかるコストが低
い、などの特徴を持つため、これまでの物理的な物の所
有を基礎とした社会経済では不都合が多い。例えば、昨
今話題となっているコンピュータプログラムの不正コピ
ーがその顕著な例である。
【0004】コンピュータプログラムもデジタル化され
た情報の一種であるため、コピーが容易でそのコストが
低いという特徴を持つ。しかし、現在はその所有に対し
て対価を支払うという経済システムが構築されつつある
ため、一旦、ある人に所有された情報が複写されること
を制限している。つまり、本来デジタル化された情報の
最も優れた特徴であるはずの複写の容易性やそのコスト
の低さを無理矢理に押し殺していることになる。このよ
うな状態では、デジタル化された情報の流通は、売りも
のではない情報、つまり対価を支払うことを期待しな
い、いわゆるパブリックドメインと呼ばれる情報に限定
されることになり、著しくその流通を疎外する要因とな
る。
た情報の一種であるため、コピーが容易でそのコストが
低いという特徴を持つ。しかし、現在はその所有に対し
て対価を支払うという経済システムが構築されつつある
ため、一旦、ある人に所有された情報が複写されること
を制限している。つまり、本来デジタル化された情報の
最も優れた特徴であるはずの複写の容易性やそのコスト
の低さを無理矢理に押し殺していることになる。このよ
うな状態では、デジタル化された情報の流通は、売りも
のではない情報、つまり対価を支払うことを期待しな
い、いわゆるパブリックドメインと呼ばれる情報に限定
されることになり、著しくその流通を疎外する要因とな
る。
【0005】したがって、デジタル化された情報の真の
流通のためには、これまでの所有の対価を基本とする社
会経済が変革する必要がある。その1つとして有望視さ
れるものに、利用の対価を基本とする社会経済システム
が挙げられる。利用の対価を基本とする社会経済システ
ムでは、情報はその利用量に対して対価が支払われる。
したがって、そのような社会経済システムに移行するた
めには、情報の利用量を計測して課金する装置が必要と
なる。
流通のためには、これまでの所有の対価を基本とする社
会経済が変革する必要がある。その1つとして有望視さ
れるものに、利用の対価を基本とする社会経済システム
が挙げられる。利用の対価を基本とする社会経済システ
ムでは、情報はその利用量に対して対価が支払われる。
したがって、そのような社会経済システムに移行するた
めには、情報の利用量を計測して課金する装置が必要と
なる。
【0006】それに対して、例えば、特公平6−953
02号公報に記載されているソフトウェア管理方式で
は、ソフトウェアサービスシステムという装置により、
ソフトウェアの利用に対して課金を行なうための手法を
提供している。ソフトウェアサービスシステムは、ソフ
トウェアを起動する際に、ソフトウェアの利用量に応じ
て、ソフトウェアの利用料金がソフトウェア使用可能金
額を超過するか否かを判定し、超過しないときにおいて
のみ利用可と判定するような機構である。これによって
ソフトウェアの利用量に対して課金を行なうことが可能
である。
02号公報に記載されているソフトウェア管理方式で
は、ソフトウェアサービスシステムという装置により、
ソフトウェアの利用に対して課金を行なうための手法を
提供している。ソフトウェアサービスシステムは、ソフ
トウェアを起動する際に、ソフトウェアの利用量に応じ
て、ソフトウェアの利用料金がソフトウェア使用可能金
額を超過するか否かを判定し、超過しないときにおいて
のみ利用可と判定するような機構である。これによって
ソフトウェアの利用量に対して課金を行なうことが可能
である。
【0007】しかしながら、特公平6−95302号公
報に記載されているソフトウェア管理方式では、利用量
としては、利用者が直接操作する対象であるプログラム
の起動時間や回数という利用量については実現可能であ
るが、直接の操作対象であるソフトウェアを通じて間接
的に処理(利用)される情報を基にした課金については
考慮されていない。つまり、ソフトウェアサービスシス
テムの利用可否判定手段の構成上、直接的に利用するソ
フトウェアの起動時に利用可否を判定するため、あらか
じめ利用料金が計算可能であるような利用量、つまり1
回当たりいくらというような利用量にしか対応できない
ことになる。したがって、利用された情報の利用料金
を、その情報が処理した情報で決めるような場合は、処
理される情報が決まらないと料金が決定できないため、
上述の方式では対応できない。言い換えると、起動時に
利用量が計算できないようなタイプの情報には全く対応
できないという欠点があった。
報に記載されているソフトウェア管理方式では、利用量
としては、利用者が直接操作する対象であるプログラム
の起動時間や回数という利用量については実現可能であ
るが、直接の操作対象であるソフトウェアを通じて間接
的に処理(利用)される情報を基にした課金については
考慮されていない。つまり、ソフトウェアサービスシス
テムの利用可否判定手段の構成上、直接的に利用するソ
フトウェアの起動時に利用可否を判定するため、あらか
じめ利用料金が計算可能であるような利用量、つまり1
回当たりいくらというような利用量にしか対応できない
ことになる。したがって、利用された情報の利用料金
を、その情報が処理した情報で決めるような場合は、処
理される情報が決まらないと料金が決定できないため、
上述の方式では対応できない。言い換えると、起動時に
利用量が計算できないようなタイプの情報には全く対応
できないという欠点があった。
【0008】一方、本発明とは目的が異なるものの、英
語の文書を日本語に翻訳したり、あるいは手書きの文書
をワープロなどで清書したりする際の翻訳や清書に対す
る文書作成サービスに対する料金の算出方法として、例
えば、特開平4−60761号公報に記載されたものが
ある。この文献によれば、作成された文書の構成要素を
分類し、個数を数えて料金を計算するという方法をとっ
ている。なお、それ以外の課金単位として、キーボード
からの入力キータッチ回数なども用いている。
語の文書を日本語に翻訳したり、あるいは手書きの文書
をワープロなどで清書したりする際の翻訳や清書に対す
る文書作成サービスに対する料金の算出方法として、例
えば、特開平4−60761号公報に記載されたものが
ある。この文献によれば、作成された文書の構成要素を
分類し、個数を数えて料金を計算するという方法をとっ
ている。なお、それ以外の課金単位として、キーボード
からの入力キータッチ回数なども用いている。
【0009】この文献に記載されている料金の算出方法
では、利用されるプログラムとしては、ワードプロセッ
サなどの人間が対話的に文書を作成するものに限定さ
れ、また、利用量の算定基準としては、作成された文書
の文書要素の種類と個数に限定されている。したがっ
て、例えば、文書を自動的に処理するタイプのサーバー
や、利用量の算定基準として文書のサイズ、あるいは処
理対象の情報が文書以外のイメージや、データ列という
ような種類の情報に対しては利用量が算定できないとい
う問題があった。
では、利用されるプログラムとしては、ワードプロセッ
サなどの人間が対話的に文書を作成するものに限定さ
れ、また、利用量の算定基準としては、作成された文書
の文書要素の種類と個数に限定されている。したがっ
て、例えば、文書を自動的に処理するタイプのサーバー
や、利用量の算定基準として文書のサイズ、あるいは処
理対象の情報が文書以外のイメージや、データ列という
ような種類の情報に対しては利用量が算定できないとい
う問題があった。
【0010】さらに、上述の文献に記載されている料金
の算出方法は、汎用なものとして構成されているのでは
なく、ある一つのワードプロセッサのようなアプリケー
ションプログラム固有の機能として実現されているた
め、種々のアプリケーションを使うパソコンのような汎
用の情報処理装置では、個々のアプリケーションプログ
ラムごとに利用料金を計算するメカニズムが必要となっ
ていた。
の算出方法は、汎用なものとして構成されているのでは
なく、ある一つのワードプロセッサのようなアプリケー
ションプログラム固有の機能として実現されているた
め、種々のアプリケーションを使うパソコンのような汎
用の情報処理装置では、個々のアプリケーションプログ
ラムごとに利用料金を計算するメカニズムが必要となっ
ていた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたものであり、本発明の第1の目的
は、より多様な利用量の算定、特に直接の操作対象であ
る情報の起動回数や利用時間等だけではなく、処理対象
の情報に基づいた利用量の算定を可能にすることにあ
る。
情に鑑みてなされたものであり、本発明の第1の目的
は、より多様な利用量の算定、特に直接の操作対象であ
る情報の起動回数や利用時間等だけではなく、処理対象
の情報に基づいた利用量の算定を可能にすることにあ
る。
【0012】さらに、本発明の第2の目的は、そのよう
な利用料算定機能を個々のプログラム等の情報ごとに設
けるのではなく、プログラムなどの情報に共通して利用
可能な汎用の利用量算定手段を提供することにある。
な利用料算定機能を個々のプログラム等の情報ごとに設
けるのではなく、プログラムなどの情報に共通して利用
可能な汎用の利用量算定手段を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、情報の利用に対して課金する情報処理システムで用
いられる利用量算定方法において、第1の情報の利用量
の算定を、該第1の情報の利用により処理された第2の
情報に基づいて行なうことを特徴とするものである。な
お、第1の情報と第2の情報が同じ情報である場合を妨
げるものではないし、第2の情報がさらに第3の情報を
処理するものであってもよい。その場合は、第2と第3
の情報の関係を、第1と第2の情報の関係として見れば
よい。以下同じである。
は、情報の利用に対して課金する情報処理システムで用
いられる利用量算定方法において、第1の情報の利用量
の算定を、該第1の情報の利用により処理された第2の
情報に基づいて行なうことを特徴とするものである。な
お、第1の情報と第2の情報が同じ情報である場合を妨
げるものではないし、第2の情報がさらに第3の情報を
処理するものであってもよい。その場合は、第2と第3
の情報の関係を、第1と第2の情報の関係として見れば
よい。以下同じである。
【0014】請求項2に記載の発明は、情報の利用に対
して課金する情報処理システムで用いられる利用量算定
装置において、第1の情報の利用により処理された第2
の情報を観測する処理情報検出手段と、該処理情報検出
手段で観測された前記第2の情報に基づき前記第1の情
報の利用量の算定を行なう利用量計算手段を有すること
を特徴とするものである。
して課金する情報処理システムで用いられる利用量算定
装置において、第1の情報の利用により処理された第2
の情報を観測する処理情報検出手段と、該処理情報検出
手段で観測された前記第2の情報に基づき前記第1の情
報の利用量の算定を行なう利用量計算手段を有すること
を特徴とするものである。
【0015】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の利用量算定装置において、前記処理情報検出手段は、
前記第2の情報に対する操作内容を観測することを特徴
とするものである。
の利用量算定装置において、前記処理情報検出手段は、
前記第2の情報に対する操作内容を観測することを特徴
とするものである。
【0016】請求項4に記載の発明は、請求項2に記載
の利用量算定装置において、前記処理情報検出手段は、
前記第2の情報の属性を観測することを特徴とするもの
である。
の利用量算定装置において、前記処理情報検出手段は、
前記第2の情報の属性を観測することを特徴とするもの
である。
【0017】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の利用量算定装置において、前記第2の情報の属性は、
利用開始時の入力データサイズと利用終了時の出力デー
タサイズの差であることを特徴とするものである。
の利用量算定装置において、前記第2の情報の属性は、
利用開始時の入力データサイズと利用終了時の出力デー
タサイズの差であることを特徴とするものである。
【0018】請求項6に記載の発明は、請求項4に記載
の利用量算定装置において、前記第2の情報の属性は、
利用開始時と利用終了時の内容的な差分であることを特
徴とするものである。
の利用量算定装置において、前記第2の情報の属性は、
利用開始時と利用終了時の内容的な差分であることを特
徴とするものである。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の利用量算定装置
の第1の実施の形態を含む情報処理装置の一例を示す構
成図である。図中、1は文書エディタ、11は入力部、
12は出力部、13は文書読込み部、14は文書書出し
部、15は文書処理部、16は文書保持部、17は属性
検出部、18は利用量計算部である。この第1の実施の
形態は、文書エディタ1を利用して文書を編集する際
に、編集開始前の文書サイズと編集終了時の文書サイズ
の差を利用料として課金する例を示している。
の第1の実施の形態を含む情報処理装置の一例を示す構
成図である。図中、1は文書エディタ、11は入力部、
12は出力部、13は文書読込み部、14は文書書出し
部、15は文書処理部、16は文書保持部、17は属性
検出部、18は利用量計算部である。この第1の実施の
形態は、文書エディタ1を利用して文書を編集する際
に、編集開始前の文書サイズと編集終了時の文書サイズ
の差を利用料として課金する例を示している。
【0020】入力部11は、ユーザからの入力を受け付
ける。文書エディタ1の場合には、ユーザからは大きく
分けて文書内容そのものと文書エディタに対す操作命令
の2つの種類の入力がなされる。この例では、これらの
入力はいずれも入力部11から入力されるものとする。
ユーザからの入力は文書処理部15に渡され、文書処理
部15が判断を行なう。
ける。文書エディタ1の場合には、ユーザからは大きく
分けて文書内容そのものと文書エディタに対す操作命令
の2つの種類の入力がなされる。この例では、これらの
入力はいずれも入力部11から入力されるものとする。
ユーザからの入力は文書処理部15に渡され、文書処理
部15が判断を行なう。
【0021】出力部12は、文書処理部15から渡され
た文書情報を、ディスプレイ等にユーザが目に見える表
現に直して表示する役割を持つ。現在表示しているのが
何ページ目であるのかといった表示する情報の管理は文
書処理部15によって行なわれるので、文書保持部16
から直接文書データを読み込むのではなく、文書処理部
15から表示すべきデータを受け取るような構成になっ
ている。
た文書情報を、ディスプレイ等にユーザが目に見える表
現に直して表示する役割を持つ。現在表示しているのが
何ページ目であるのかといった表示する情報の管理は文
書処理部15によって行なわれるので、文書保持部16
から直接文書データを読み込むのではなく、文書処理部
15から表示すべきデータを受け取るような構成になっ
ている。
【0022】文書読込み部13は、以前作成されてハー
ドディスク等の外部記憶装置に保存されていた文書ファ
イルを読み込むために備えられている。読み込まれた文
書は、文書処理部15が処理可能な形式で文書保持部1
6に格納される。
ドディスク等の外部記憶装置に保存されていた文書ファ
イルを読み込むために備えられている。読み込まれた文
書は、文書処理部15が処理可能な形式で文書保持部1
6に格納される。
【0023】文書書出し部14は、文書保持部16に格
納されている文書を文書ファイルとしてハードディスク
等の外部記憶装置に書き出す機能を有している。
納されている文書を文書ファイルとしてハードディスク
等の外部記憶装置に書き出す機能を有している。
【0024】文書処理部15は、対話的にユーザから入
力されたコマンドや文書内容に応じて、文書保持部16
に保持されている文書を変更・格納し、変更された箇所
に関する情報を出力部12に渡す。外部に保存されてい
る文書ファイルを読み込んだり、あるいは、現在編集中
の文書を外部に保存する場合には、それぞれ、文書読込
み部13や文書書出し部14に命令を出す。
力されたコマンドや文書内容に応じて、文書保持部16
に保持されている文書を変更・格納し、変更された箇所
に関する情報を出力部12に渡す。外部に保存されてい
る文書ファイルを読み込んだり、あるいは、現在編集中
の文書を外部に保存する場合には、それぞれ、文書読込
み部13や文書書出し部14に命令を出す。
【0025】文書保持部16は、文書読込み部13から
読み込まれ、また、文書処理部15で入力・編集された
文書を保持する。
読み込まれ、また、文書処理部15で入力・編集された
文書を保持する。
【0026】属性検出部17は、文書が読み込まれたと
きあるいは文書が書き出されたときに文書保持部16の
保持内容を参照し、文書のサイズを検出する。検出され
た文書サイズは、文書が読み込まれたときのものか、書
き出されたときのものかという情報とともに利用量計算
部18に渡される。
きあるいは文書が書き出されたときに文書保持部16の
保持内容を参照し、文書のサイズを検出する。検出され
た文書サイズは、文書が読み込まれたときのものか、書
き出されたときのものかという情報とともに利用量計算
部18に渡される。
【0027】利用量計算部18は、属性検出部17によ
って検出された文書のサイズを記憶し、読み込まれたと
きの文書サイズと書き込まれたときの文書サイズの差を
計算する。計算された文書サイズの差は、文書エディタ
1を特定する情報識別子、時刻とともに図示しない利用
履歴保持部へ書き出される。情報識別子とは、情報ごと
に付与された唯一の識別子である。課金の際には、この
情報識別子を基にして利用された情報(この場合は文書
エディタ1が利用されたこと)を把握し、情報(文書エ
ディタ1)の提供者に分配する。したがって、複数の情
報が利用に供されている場合には、この情報識別子ある
いはそれと同等の役割を果たすものは必須である。
って検出された文書のサイズを記憶し、読み込まれたと
きの文書サイズと書き込まれたときの文書サイズの差を
計算する。計算された文書サイズの差は、文書エディタ
1を特定する情報識別子、時刻とともに図示しない利用
履歴保持部へ書き出される。情報識別子とは、情報ごと
に付与された唯一の識別子である。課金の際には、この
情報識別子を基にして利用された情報(この場合は文書
エディタ1が利用されたこと)を把握し、情報(文書エ
ディタ1)の提供者に分配する。したがって、複数の情
報が利用に供されている場合には、この情報識別子ある
いはそれと同等の役割を果たすものは必須である。
【0028】利用量計算部18は、直前に属性検出部1
7から渡された情報を1回分だけ保持するためのバッフ
ァを持っている。つまり、常に1つ前に呼ばれたときの
ファイルサイズに関する情報を記憶している。図2は、
本発明の第1の実施の形態における利用量計算部が有す
るバッファの内容の一例の説明図である。図2に示した
例では、3つのフィールドを有している。文書サイズの
フィールドには、読み込まれたまたは書き出された文書
ファイルのサイズが記憶される。計測時刻のフィールド
には、属性検出部17で文書サイズを検出した時刻が記
憶される。読込み/書込みのフィールドは、文書サイズ
および計測時刻のフィールドに記憶されているデータ
が、文書の読込み時に記憶されたものである場合に0、
文書の書出し時に記憶されたものである場合に1が記憶
される。図2に示した例では、1995年3月10日1
2時9分4秒41に1365バイトの文書データが読み
込まれたということを意味している。なお、初期状態に
おいては、バッファの各フィールドの値はそれぞれ0が
格納されているものとし、1つ前の履歴がないことを示
すものとする。
7から渡された情報を1回分だけ保持するためのバッフ
ァを持っている。つまり、常に1つ前に呼ばれたときの
ファイルサイズに関する情報を記憶している。図2は、
本発明の第1の実施の形態における利用量計算部が有す
るバッファの内容の一例の説明図である。図2に示した
例では、3つのフィールドを有している。文書サイズの
フィールドには、読み込まれたまたは書き出された文書
ファイルのサイズが記憶される。計測時刻のフィールド
には、属性検出部17で文書サイズを検出した時刻が記
憶される。読込み/書込みのフィールドは、文書サイズ
および計測時刻のフィールドに記憶されているデータ
が、文書の読込み時に記憶されたものである場合に0、
文書の書出し時に記憶されたものである場合に1が記憶
される。図2に示した例では、1995年3月10日1
2時9分4秒41に1365バイトの文書データが読み
込まれたということを意味している。なお、初期状態に
おいては、バッファの各フィールドの値はそれぞれ0が
格納されているものとし、1つ前の履歴がないことを示
すものとする。
【0029】次に、本発明の利用量算定装置の第1の実
施の形態を含む情報処理装置の一例における動作につい
て説明する。入力部11、出力部12、文書読込み部1
3、文書書出し部14、文書処理部15、文書保持部1
6については、通常の文書エディタと同様に動作する部
分の説明は省略する。文書読込み部13が文書ファイル
の読込みを完了したとき、および、文書書込み部14が
文書の書出しを完了したときに、文書読込み部13ある
いは文書書込み部14から属性検出部17に対して文書
サイズを計測するように命令が伝達される。
施の形態を含む情報処理装置の一例における動作につい
て説明する。入力部11、出力部12、文書読込み部1
3、文書書出し部14、文書処理部15、文書保持部1
6については、通常の文書エディタと同様に動作する部
分の説明は省略する。文書読込み部13が文書ファイル
の読込みを完了したとき、および、文書書込み部14が
文書の書出しを完了したときに、文書読込み部13ある
いは文書書込み部14から属性検出部17に対して文書
サイズを計測するように命令が伝達される。
【0030】図3は、本発明の第1の実施の形態におけ
る属性検出部の動作の一例を示すフローチャートであ
る。属性検出部17は、文書読込み部13または文書書
込み部14から指示を受けると、S41において、文書
保持部16を参照し、文書のサイズを計測してその結果
を変数doc_sizeに格納する。S42において、
文書読込み部13から呼ばれたのか、あるいは文書書出
し部14から呼ばれたのかを判断し、文書読込み部13
から呼ばれた場合には、S43において、文書読込み部
13から呼ばれたことを示す標識‘0’と、変数doc
_sizeの値を引数として、利用量計算部18を呼び
出し、処理を終了する。文書書出し部14から呼ばれた
場合には、S44において、文書書出し部14から呼ば
れたことを示す標識‘1’と、変数doc_sizeの
値を引数として、利用量計算部18を呼び出し、処理を
終了する。
る属性検出部の動作の一例を示すフローチャートであ
る。属性検出部17は、文書読込み部13または文書書
込み部14から指示を受けると、S41において、文書
保持部16を参照し、文書のサイズを計測してその結果
を変数doc_sizeに格納する。S42において、
文書読込み部13から呼ばれたのか、あるいは文書書出
し部14から呼ばれたのかを判断し、文書読込み部13
から呼ばれた場合には、S43において、文書読込み部
13から呼ばれたことを示す標識‘0’と、変数doc
_sizeの値を引数として、利用量計算部18を呼び
出し、処理を終了する。文書書出し部14から呼ばれた
場合には、S44において、文書書出し部14から呼ば
れたことを示す標識‘1’と、変数doc_sizeの
値を引数として、利用量計算部18を呼び出し、処理を
終了する。
【0031】このようにして、属性検出部17は、文書
読込み部13または文書書出し部14から呼ばれた時点
での文書保持部16に保持されている文書のサイズをバ
イト単位で計測し、計測結果を文書読込み部13から呼
ばれたのか、あるいは文書書込み部14から呼ばれたの
かを示す標識(0または1)とともに利用量計算部18
へ渡す。
読込み部13または文書書出し部14から呼ばれた時点
での文書保持部16に保持されている文書のサイズをバ
イト単位で計測し、計測結果を文書読込み部13から呼
ばれたのか、あるいは文書書込み部14から呼ばれたの
かを示す標識(0または1)とともに利用量計算部18
へ渡す。
【0032】図4は、本発明の第1の実施の形態におけ
る利用量計算部の動作の一例を示すフローチャートであ
る。利用量計算部18は、属性検出部17から、読込み
または書出しの種別と計測された文書サイズの2つの引
数を伴って呼び出される。S51において、属性検出部
17から渡された読込みまたは書出しの種別を変数rw
_flagに格納する。また、同じく属性検出部17か
ら渡された文書サイズを編集doc_sizeに格納す
る。さらに、S52において、現在の時刻を変数tim
eに格納する。
る利用量計算部の動作の一例を示すフローチャートであ
る。利用量計算部18は、属性検出部17から、読込み
または書出しの種別と計測された文書サイズの2つの引
数を伴って呼び出される。S51において、属性検出部
17から渡された読込みまたは書出しの種別を変数rw
_flagに格納する。また、同じく属性検出部17か
ら渡された文書サイズを編集doc_sizeに格納す
る。さらに、S52において、現在の時刻を変数tim
eに格納する。
【0033】S53において、変数rw_flagの
値、すなわち読込みまたは書出しの種別を判定する。変
数rw_flagが0の場合、すなわち読込みの時に
は、新しい文書ファイルが読み込まれたものと判断し、
利用量の計算は行なわない。S56において、属性検出
部17から引き渡された値、すなわち変数rw_fla
gの値と変数doc_sizeの値、それに変数tim
eに格納されている現在時刻を内部のバッファに格納し
て終了する。これにより、バッファには例えば図2に示
すようなデータが書き込まれることになる。
値、すなわち読込みまたは書出しの種別を判定する。変
数rw_flagが0の場合、すなわち読込みの時に
は、新しい文書ファイルが読み込まれたものと判断し、
利用量の計算は行なわない。S56において、属性検出
部17から引き渡された値、すなわち変数rw_fla
gの値と変数doc_sizeの値、それに変数tim
eに格納されている現在時刻を内部のバッファに格納し
て終了する。これにより、バッファには例えば図2に示
すようなデータが書き込まれることになる。
【0034】変数rw_flagが1の場合、すなわち
書出し時には、S54において、バッファに格納されて
いる文書サイズフィールドの値と、属性検出部17から
引き渡された変数doc_sizaに格納されている文
書サイズの差を計算し、変数usageに格納する。そ
して、S55において、文書エディタ1の情報識別子、
変数usageの値、変数timeの値の3つの値を外
部、例えば後述する利用履歴保持部に対して出力する。
このとき、情報識別子は、文書エディタにも複数の種類
が存在することから、それらを区別するために用いられ
るものであり、文書エディタの種類に固有のものであ
る。さらに、S56において、属性検出部17から引き
渡された値、すなわち変数rw_flagの値と変数d
oc_sizeの値、それに変数timeに格納されて
いる現在時刻を内部のバッファに格納して終了する。
書出し時には、S54において、バッファに格納されて
いる文書サイズフィールドの値と、属性検出部17から
引き渡された変数doc_sizaに格納されている文
書サイズの差を計算し、変数usageに格納する。そ
して、S55において、文書エディタ1の情報識別子、
変数usageの値、変数timeの値の3つの値を外
部、例えば後述する利用履歴保持部に対して出力する。
このとき、情報識別子は、文書エディタにも複数の種類
が存在することから、それらを区別するために用いられ
るものであり、文書エディタの種類に固有のものであ
る。さらに、S56において、属性検出部17から引き
渡された値、すなわち変数rw_flagの値と変数d
oc_sizeの値、それに変数timeに格納されて
いる現在時刻を内部のバッファに格納して終了する。
【0035】したがって、この利用量計算部18による
と、文書を読み込んだ時に文書のサイズを保持してお
き、文書を書き出したしたときに再び文書のサイズを検
知し、読み込んだ時の文書のサイズとのサイズの差に対
して課金されることになる。
と、文書を読み込んだ時に文書のサイズを保持してお
き、文書を書き出したしたときに再び文書のサイズを検
知し、読み込んだ時の文書のサイズとのサイズの差に対
して課金されることになる。
【0036】なお、ここで想定している文書エディタ
は、説明の簡単化のため、一度に1つのファイルしか編
集できず、また、編集中の文書に他の文書の内容を読み
込んで追加する機能もないものとしている。また、文書
ファイルの書出しがなされたときは、バッファ内にどの
ような値が格納されていようと、継続して同じ文書の編
集を行なっているものと判断するものとする。複数の文
書ファイルについての編集を可能とする場合には、文書
ファイルを識別する機構を追加し、文書ファイルごとに
利用量の計算を行なうように構成すればよい。
は、説明の簡単化のため、一度に1つのファイルしか編
集できず、また、編集中の文書に他の文書の内容を読み
込んで追加する機能もないものとしている。また、文書
ファイルの書出しがなされたときは、バッファ内にどの
ような値が格納されていようと、継続して同じ文書の編
集を行なっているものと判断するものとする。複数の文
書ファイルについての編集を可能とする場合には、文書
ファイルを識別する機構を追加し、文書ファイルごとに
利用量の計算を行なうように構成すればよい。
【0037】図5は、本発明の利用量算定装置の第1の
実施の形態を含む情報処理装置の一例を実現するための
ハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図
中、31は入力装置、32は出力装置、33はメモリ、
34は外部記憶装置、35は情報処理部、36は利用履
歴保持部、37は利用履歴被回収部である。図5に示し
た構成では、従来より情報処理装置に備わっているキー
ボードやマウス等の入力装置31、ディスプレイ等の出
力装置32、メモリ33やハードディスクなどの外部記
憶装置34、CPU等に代表される情報処理部35等の
ほかに、利用履歴保持部36と利用履歴被回収部37が
設けられている。通常、上述の文書エディタ1のような
機能は、情報処理部35が処理を実行するためのプログ
ラムとして実現されるのが一般であり、図5に示す例で
もそのような構成をとっている。もちろんそれに限られ
るものではない。
実施の形態を含む情報処理装置の一例を実現するための
ハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図
中、31は入力装置、32は出力装置、33はメモリ、
34は外部記憶装置、35は情報処理部、36は利用履
歴保持部、37は利用履歴被回収部である。図5に示し
た構成では、従来より情報処理装置に備わっているキー
ボードやマウス等の入力装置31、ディスプレイ等の出
力装置32、メモリ33やハードディスクなどの外部記
憶装置34、CPU等に代表される情報処理部35等の
ほかに、利用履歴保持部36と利用履歴被回収部37が
設けられている。通常、上述の文書エディタ1のような
機能は、情報処理部35が処理を実行するためのプログ
ラムとして実現されるのが一般であり、図5に示す例で
もそのような構成をとっている。もちろんそれに限られ
るものではない。
【0038】利用履歴保持部36は、情報処理部35に
よって利用された情報の利用履歴が保持される。図5に
示す例の場合には、利用履歴は情報処理部35から渡さ
れるようになっている。例えば、情報処理部35が上述
の図1に示すような文書エディタ1を実行中であれば、
利用量計算部18から出力される利用履歴が利用履歴保
持部36に保持される。
よって利用された情報の利用履歴が保持される。図5に
示す例の場合には、利用履歴は情報処理部35から渡さ
れるようになっている。例えば、情報処理部35が上述
の図1に示すような文書エディタ1を実行中であれば、
利用量計算部18から出力される利用履歴が利用履歴保
持部36に保持される。
【0039】利用履歴保持部36に保持された利用履歴
は、一定の期間ごと、あるいは利用履歴保持部36が満
杯になるごとなどに、利用履歴被回収部37によって、
例えば、図示しない回収センターなどに回収される。利
用履歴保持部36は、実際にはメモリやディスクなどの
情報を記録する記憶装置で構成される。図5では利用履
歴保持部36を別の構成要素として図示しているが、も
ちろん、メモリ33や外部記憶装置34を利用すること
ができる。また、利用履歴被回収部37は、外部と通信
回線を通じて交信を行なうネットワークインタフェース
や、電話回線とモデムなどで構成することができる。こ
れらの構成も、情報処理部35が直接制御可能なネット
ワークインタフェースやモデム等を共用することができ
る。
は、一定の期間ごと、あるいは利用履歴保持部36が満
杯になるごとなどに、利用履歴被回収部37によって、
例えば、図示しない回収センターなどに回収される。利
用履歴保持部36は、実際にはメモリやディスクなどの
情報を記録する記憶装置で構成される。図5では利用履
歴保持部36を別の構成要素として図示しているが、も
ちろん、メモリ33や外部記憶装置34を利用すること
ができる。また、利用履歴被回収部37は、外部と通信
回線を通じて交信を行なうネットワークインタフェース
や、電話回線とモデムなどで構成することができる。こ
れらの構成も、情報処理部35が直接制御可能なネット
ワークインタフェースやモデム等を共用することができ
る。
【0040】図6は、本発明の利用量算定装置の第1の
実施の形態を含む情報処理装置の一例を実現するための
ハードウェア構成の一例における利用履歴保持部に保持
される利用履歴の具体例の説明図である。図6に示した
例では、利用履歴は利用情報識別子、利用量、利用時刻
の3つのフィールドから構成されている。利用情報識別
子は、利用した情報の固有の識別子である。利用量は、
利用量計算部18によって計算された利用量である。利
用時刻は、利用量が計算された、あるいは利用量が履歴
に書き込まれた時刻である。図1に示す文書エディタ1
の場合には、利用量計算部18から出力される文書エデ
ィタ1の情報識別子、読込み時と書出じ時の文書サイズ
の差、時刻の3つの値が利用履歴保持部36に渡される
ので、それぞれのフィールドに保持する。
実施の形態を含む情報処理装置の一例を実現するための
ハードウェア構成の一例における利用履歴保持部に保持
される利用履歴の具体例の説明図である。図6に示した
例では、利用履歴は利用情報識別子、利用量、利用時刻
の3つのフィールドから構成されている。利用情報識別
子は、利用した情報の固有の識別子である。利用量は、
利用量計算部18によって計算された利用量である。利
用時刻は、利用量が計算された、あるいは利用量が履歴
に書き込まれた時刻である。図1に示す文書エディタ1
の場合には、利用量計算部18から出力される文書エデ
ィタ1の情報識別子、読込み時と書出じ時の文書サイズ
の差、時刻の3つの値が利用履歴保持部36に渡される
ので、それぞれのフィールドに保持する。
【0041】利用履歴保持部36が保持している利用履
歴は、例えば、後述する回収センターによって回収さ
れ、利用履歴に含まれる利用量を基に利用料金が計算さ
れる。例えば、図6に示す例の場合、情報識別子が67
9840の情報は、利用量が1に対し、単価が0.1
円、情報識別子が18765の情報は、利用量が1に対
し単価が0.02円と定められているとすると、図6に
示した利用履歴からは、情報識別子が679840の情
報に対しては、 (765+1076)×0.1=184.1円 情報識別子が18765の情報に対しては、 67265×0.02=1345.3円 となり、したがってこの利用者に対しては 184.1+1345.3=1529.4円 が利用料として請求されることになる。
歴は、例えば、後述する回収センターによって回収さ
れ、利用履歴に含まれる利用量を基に利用料金が計算さ
れる。例えば、図6に示す例の場合、情報識別子が67
9840の情報は、利用量が1に対し、単価が0.1
円、情報識別子が18765の情報は、利用量が1に対
し単価が0.02円と定められているとすると、図6に
示した利用履歴からは、情報識別子が679840の情
報に対しては、 (765+1076)×0.1=184.1円 情報識別子が18765の情報に対しては、 67265×0.02=1345.3円 となり、したがってこの利用者に対しては 184.1+1345.3=1529.4円 が利用料として請求されることになる。
【0042】次に、本発明の利用量算定装置の第2の実
施の形態について説明する。上述の第1の実施の形態の
場合には、課金のタイミングは文書を保存するごとであ
った。すなわち、文書を保存するごとに利用量が計算さ
れていた。しかし、利用者の感覚からすると文書を保存
するごとに課金されるよりは、文書エディタを起動した
時に最初に読み込まれた文書の状態と、その文書を最後
に保存した時の文書の状態との差、つまり、途中で保存
を行なった場合には課金しないような課金形態の方がよ
り受容性が高い。あるいは、課金対象が単に文書ファイ
ルのサイズの差ではなく、編集前と編集後の文書データ
の内容的な差分であった方が、文書エディタの利用に対
してはより厳密な課金であるといえる。この第2の実施
の形態では、そのような細かな課金が可能である例を示
している。
施の形態について説明する。上述の第1の実施の形態の
場合には、課金のタイミングは文書を保存するごとであ
った。すなわち、文書を保存するごとに利用量が計算さ
れていた。しかし、利用者の感覚からすると文書を保存
するごとに課金されるよりは、文書エディタを起動した
時に最初に読み込まれた文書の状態と、その文書を最後
に保存した時の文書の状態との差、つまり、途中で保存
を行なった場合には課金しないような課金形態の方がよ
り受容性が高い。あるいは、課金対象が単に文書ファイ
ルのサイズの差ではなく、編集前と編集後の文書データ
の内容的な差分であった方が、文書エディタの利用に対
してはより厳密な課金であるといえる。この第2の実施
の形態では、そのような細かな課金が可能である例を示
している。
【0043】図7は、本発明の利用量算定装置の第2の
実施の形態を含む情報処理装置の一例を示す構成図であ
る。図中の符号は図1と同様である。構成としては、図
1に示した第1の実施の形態の構成と大きくは変わらな
い。異なる点は、属性検出部17と利用量計算部18が
文書処理部15に内包されていることである。これによ
って文書処理部15から直接、属性検出部17や利用量
計算部18を呼び出すことができるので、文書処理部1
5の処理内容に応じた細かな課金を行なうことが可能に
なる。以下、第1の実施の形態と相違する部分について
のみ述べる。
実施の形態を含む情報処理装置の一例を示す構成図であ
る。図中の符号は図1と同様である。構成としては、図
1に示した第1の実施の形態の構成と大きくは変わらな
い。異なる点は、属性検出部17と利用量計算部18が
文書処理部15に内包されていることである。これによ
って文書処理部15から直接、属性検出部17や利用量
計算部18を呼び出すことができるので、文書処理部1
5の処理内容に応じた細かな課金を行なうことが可能に
なる。以下、第1の実施の形態と相違する部分について
のみ述べる。
【0044】文書エディタ1は、編集対象の文書内容を
文書保持部16に保持している。現在、一般的に用いら
れている文書エディタは、複数の文書を同時に編集でき
るような機能を持っている。従って、そのような文書エ
ディタの文書保持部16には、複数の文書が格納されて
いることになる。そのため、文書処理部15では各文書
が文書保持部16内のどこに保持されているのかを指し
示す一種のテーブルを管理している。以下、このテーブ
ルを文書管理テーブルと呼ぶ。
文書保持部16に保持している。現在、一般的に用いら
れている文書エディタは、複数の文書を同時に編集でき
るような機能を持っている。従って、そのような文書エ
ディタの文書保持部16には、複数の文書が格納されて
いることになる。そのため、文書処理部15では各文書
が文書保持部16内のどこに保持されているのかを指し
示す一種のテーブルを管理している。以下、このテーブ
ルを文書管理テーブルと呼ぶ。
【0045】図8は、一般的な文書管理テーブルの一例
の説明図である。文書管理テーブルでの管理方法には、
「文書名、開始位置、終了位置」で管理する方法、「文
書名、開始位置、サイズ」で管理する方法、あるいは管
理テーブルでは「文書名、開始位置」のみを保持し、保
持されている文書内容の最終部にアンカーと呼ばれる終
了を示す特殊文字を挿入する方法など、いくつか方法が
考えられる。これらのうち、管理の簡便さから3番目の
方法が良く用いられている。図8は3番目の方法による
管理テーブルの例である。図8に示すように、管理テー
ブルの各エントリには文書識別子が振られ、各エントリ
はそれぞれ文書名、文書開始位置のペアで管理されてい
る。文書開始位置は文書保持部16内のブロック番号あ
るいはメモリアドレスなどである。この例では文書識別
子1,4,5が使用されており、空欄である2,3は使
用されていないことを意味している。
の説明図である。文書管理テーブルでの管理方法には、
「文書名、開始位置、終了位置」で管理する方法、「文
書名、開始位置、サイズ」で管理する方法、あるいは管
理テーブルでは「文書名、開始位置」のみを保持し、保
持されている文書内容の最終部にアンカーと呼ばれる終
了を示す特殊文字を挿入する方法など、いくつか方法が
考えられる。これらのうち、管理の簡便さから3番目の
方法が良く用いられている。図8は3番目の方法による
管理テーブルの例である。図8に示すように、管理テー
ブルの各エントリには文書識別子が振られ、各エントリ
はそれぞれ文書名、文書開始位置のペアで管理されてい
る。文書開始位置は文書保持部16内のブロック番号あ
るいはメモリアドレスなどである。この例では文書識別
子1,4,5が使用されており、空欄である2,3は使
用されていないことを意味している。
【0046】図9は、本発明の第2の実施の形態におけ
る文書処理部が管理する文書管理テーブルの一例の説明
図である。図8に示した文書管理テーブルと比較すれば
わかるように、初期文書サイズというフィールドが追加
されている。これは文書エディタによって、対象文書の
編集を開始したときの文書の最初のサイズを意味してい
る。例えば、文書名“6月度報告書”という文書は、こ
の文書を編集し始めたときにはすでに“176”ブロッ
クというサイズを持っていた。つまり、すでに作成され
ている文書をファイルから読み込んで編集を始めたこと
を意味している。文書名“論文ドラフト”という文書も
1398というサイズを持っているので、同様である。
一方、文書名“特許明細書1”という文書は、初期文書
サイズが0であるので、ゼロから書き始めた、すなわち
今回初めて作成された文書であるということがわかる。
る文書処理部が管理する文書管理テーブルの一例の説明
図である。図8に示した文書管理テーブルと比較すれば
わかるように、初期文書サイズというフィールドが追加
されている。これは文書エディタによって、対象文書の
編集を開始したときの文書の最初のサイズを意味してい
る。例えば、文書名“6月度報告書”という文書は、こ
の文書を編集し始めたときにはすでに“176”ブロッ
クというサイズを持っていた。つまり、すでに作成され
ている文書をファイルから読み込んで編集を始めたこと
を意味している。文書名“論文ドラフト”という文書も
1398というサイズを持っているので、同様である。
一方、文書名“特許明細書1”という文書は、初期文書
サイズが0であるので、ゼロから書き始めた、すなわち
今回初めて作成された文書であるということがわかる。
【0047】次に、文書処理部15で行なうべき処理の
変更点について説明する。文書処理部15では、文書の
新規作成処理、文書ファイルの読込み処理、文書の書出
し処理が変更される。なお、以下に示す処理の中では、
例えば例外処理など、本発明の説明と直接に関係のない
処理は一部省略している。
変更点について説明する。文書処理部15では、文書の
新規作成処理、文書ファイルの読込み処理、文書の書出
し処理が変更される。なお、以下に示す処理の中では、
例えば例外処理など、本発明の説明と直接に関係のない
処理は一部省略している。
【0048】図10は、本発明の第2の実施の形態の文
書処理部における文書の新規作成処理の一例を示すフロ
ーチャートである。文書を新規に作成する際には、ユー
ザから文書名が指定され、指定された文書名が引数do
c_nameに格納されて、図10に示す処理が呼び出
される。まず、S61において、文書管理テーブルに空
きがあるか否かが判定され、空きがなければS62にお
いて、「最大文書数を超過」のエラーを返して処理を終
了する。文書管理テーブルに空きが存在する場合には、
S63において、空いている文書識別子を得て変数ei
dに格納する。
書処理部における文書の新規作成処理の一例を示すフロ
ーチャートである。文書を新規に作成する際には、ユー
ザから文書名が指定され、指定された文書名が引数do
c_nameに格納されて、図10に示す処理が呼び出
される。まず、S61において、文書管理テーブルに空
きがあるか否かが判定され、空きがなければS62にお
いて、「最大文書数を超過」のエラーを返して処理を終
了する。文書管理テーブルに空きが存在する場合には、
S63において、空いている文書識別子を得て変数ei
dに格納する。
【0049】S64において、文書保持部16に空き領
域が存在するか否かを判定する。もし空き領域が不足し
ている場合には、S65において、「空き領域不足」の
エラーを返して処理を終了する。文書保持部16に空き
領域が存在する場合には、S66において、空き領域の
先頭を変数doc_beginに格納し、S67におい
て、文書保持部16の空き領域の先頭にアンカーを格納
する。
域が存在するか否かを判定する。もし空き領域が不足し
ている場合には、S65において、「空き領域不足」の
エラーを返して処理を終了する。文書保持部16に空き
領域が存在する場合には、S66において、空き領域の
先頭を変数doc_beginに格納し、S67におい
て、文書保持部16の空き領域の先頭にアンカーを格納
する。
【0050】さらに、S68において、文書管理テーブ
ルの文書識別子eidの文書名のフィールドに、変数d
oc_nameの値を格納する。また、S69におい
て、文書テーブルの文書識別子eidの開始位置のフィ
ールドに、変数doc_beginの値を格納する。最
後に、S70において、文書管理テーブルの文書識別子
eidの初期文書サイズに0を格納する。このようにし
て、文書の新規作成の場合には、文書管理テーブルの空
きエントリに、文書名、文書開始位置が格納されるとと
もに、初期文書サイズとして0が格納される。
ルの文書識別子eidの文書名のフィールドに、変数d
oc_nameの値を格納する。また、S69におい
て、文書テーブルの文書識別子eidの開始位置のフィ
ールドに、変数doc_beginの値を格納する。最
後に、S70において、文書管理テーブルの文書識別子
eidの初期文書サイズに0を格納する。このようにし
て、文書の新規作成の場合には、文書管理テーブルの空
きエントリに、文書名、文書開始位置が格納されるとと
もに、初期文書サイズとして0が格納される。
【0051】図11、図12は、本発明の第2の実施の
形態の文書処理部における文書ファイルの読込み処理の
一例を示すフローチャートである。文書ファイルから文
書を読み込む際には、ユーザから文書ファイル名が指定
され、指定された文書ファイル名が引数file_na
meに格納されて、図11、図12に示す処理が呼び出
される。S71〜S76の処理は、図10におけるS6
1〜S66の処理と同様であるので、ここでは説明を省
略する。
形態の文書処理部における文書ファイルの読込み処理の
一例を示すフローチャートである。文書ファイルから文
書を読み込む際には、ユーザから文書ファイル名が指定
され、指定された文書ファイル名が引数file_na
meに格納されて、図11、図12に示す処理が呼び出
される。S71〜S76の処理は、図10におけるS6
1〜S66の処理と同様であるので、ここでは説明を省
略する。
【0052】S77において、引数file_name
に格納されている文書ファイル名、すなわちユーザが指
定した文書ファイル名を有するファイルをオープンす
る。オープンしたファイルから、S78において文書名
を読み取って変数doc_nameに格納するととも
に、S79において文書内容を読み取り、文書保持部1
6の変数doc_beginから格納して行く。そし
て、S80において、文書保持部16に格納された文書
の最後にアンカーを格納する。
に格納されている文書ファイル名、すなわちユーザが指
定した文書ファイル名を有するファイルをオープンす
る。オープンしたファイルから、S78において文書名
を読み取って変数doc_nameに格納するととも
に、S79において文書内容を読み取り、文書保持部1
6の変数doc_beginから格納して行く。そし
て、S80において、文書保持部16に格納された文書
の最後にアンカーを格納する。
【0053】S81,S82は図10のS68,S69
と同様であり、文書管理テーブルの文書識別子eidの
文書名フィールドおよびeidのフィールドにS78で
得た変数doc_nameの値を、また、開始位置のフ
ィールドに変数doc_beginの値を格納する。
と同様であり、文書管理テーブルの文書識別子eidの
文書名フィールドおよびeidのフィールドにS78で
得た変数doc_nameの値を、また、開始位置のフ
ィールドに変数doc_beginの値を格納する。
【0054】S83において、変数eidを引数として
属性検出部17を呼び出し、文書サイズを求める。属性
検出部17が返してくる値を変数doc_sizeに格
納する。そして、S84において、文書管理テーブルの
文書識別子eidの初期文書サイズのフィールドに、変
数doc_sizeの値を格納し、処理を終了する。こ
のようにして、文書ファイルから文書を読み込む際に、
編集前の初期文書サイズを検出し、文書管理テーブルに
格納する。
属性検出部17を呼び出し、文書サイズを求める。属性
検出部17が返してくる値を変数doc_sizeに格
納する。そして、S84において、文書管理テーブルの
文書識別子eidの初期文書サイズのフィールドに、変
数doc_sizeの値を格納し、処理を終了する。こ
のようにして、文書ファイルから文書を読み込む際に、
編集前の初期文書サイズを検出し、文書管理テーブルに
格納する。
【0055】図13は、本発明の第2の実施の形態の文
書処理部における文書の書出し処理の一例を示すフロー
チャートである。文書を文書ファイルに書き出して編集
を終了する際には、書き出す対象の文書に関して、文書
管理テーブルの文書識別子が引数eidに、書き出すべ
き文書ファイルのファイル名が引数file_name
に格納されて、図13に示す処理が呼び出される。ま
ず、文書管理テーブルの文書識別子eidのエントリか
ら、S91において文書名のフィールドの内容を変数d
oc_nameに、また、S92において開始位置の内
容を変数doc_beginにそれぞれ格納する。
書処理部における文書の書出し処理の一例を示すフロー
チャートである。文書を文書ファイルに書き出して編集
を終了する際には、書き出す対象の文書に関して、文書
管理テーブルの文書識別子が引数eidに、書き出すべ
き文書ファイルのファイル名が引数file_name
に格納されて、図13に示す処理が呼び出される。ま
ず、文書管理テーブルの文書識別子eidのエントリか
ら、S91において文書名のフィールドの内容を変数d
oc_nameに、また、S92において開始位置の内
容を変数doc_beginにそれぞれ格納する。
【0056】S93において、引数file_name
に格納されている文書ファイル名を有する文書ファイル
をオープンする。そして、オープンした文書ファイルに
対して、S94で変数doc_nameの文書名を格納
し、さらに、S95において、文書保持部16の変数d
oc_beginから保持されている文書内容を、アン
カーを読み取るまで格納する。
に格納されている文書ファイル名を有する文書ファイル
をオープンする。そして、オープンした文書ファイルに
対して、S94で変数doc_nameの文書名を格納
し、さらに、S95において、文書保持部16の変数d
oc_beginから保持されている文書内容を、アン
カーを読み取るまで格納する。
【0057】S96において、文書識別子eidを引数
として利用量計算部18を呼び出し、利用量の計算を指
示する。S97において、文書管理テーブルの文書識別
子eidに保持されている内容をクリアし、その文書の
編集を終了する。
として利用量計算部18を呼び出し、利用量の計算を指
示する。S97において、文書管理テーブルの文書識別
子eidに保持されている内容をクリアし、その文書の
編集を終了する。
【0058】図14は、本発明の第2の実施の形態にお
ける利用量計算部の処理の一例を示すフローチャートで
ある。文書処理部15から呼び出された利用量計算部1
8は、まず、S101において、属性検出部17に対し
て、引数として文書処理部15から受け取った引数ei
dを渡し、文書サイズの計測を依頼する。そして、属性
検出部17から返される文書サイズを変数doc_si
zeに格納する。また、S102において、文書管理テ
ーブルの文書識別子eidのエントリの初期文書サイズ
のフィールドの内容を取り出し、変数init_doc
_sizeに格納する。そして、S103において、S
101で得られた変数doc_sizeの値から、S1
02で得られた変数init_doc_sizeの値を
減算し、その絶対値を変数usageに格納する。S1
04において、現在の時刻を変数timeに格納し、S
105において、文書エディタ1の情報識別子と、変数
usageの値と、変数timeの値の3つを、例えば
利用履歴保持部に対して出力する。
ける利用量計算部の処理の一例を示すフローチャートで
ある。文書処理部15から呼び出された利用量計算部1
8は、まず、S101において、属性検出部17に対し
て、引数として文書処理部15から受け取った引数ei
dを渡し、文書サイズの計測を依頼する。そして、属性
検出部17から返される文書サイズを変数doc_si
zeに格納する。また、S102において、文書管理テ
ーブルの文書識別子eidのエントリの初期文書サイズ
のフィールドの内容を取り出し、変数init_doc
_sizeに格納する。そして、S103において、S
101で得られた変数doc_sizeの値から、S1
02で得られた変数init_doc_sizeの値を
減算し、その絶対値を変数usageに格納する。S1
04において、現在の時刻を変数timeに格納し、S
105において、文書エディタ1の情報識別子と、変数
usageの値と、変数timeの値の3つを、例えば
利用履歴保持部に対して出力する。
【0059】このようにして、編集前の文書のサイズ
と、編集を終了する際の文書のサイズに基づいて利用量
を計算し、利用履歴として出力することができる。な
お、属性検出部17の処理については説明していない
が、文書保持部16に格納されている文書のサイズを計
測する処理を行なうだけであり、簡単な処理であるの
で、ここでは説明を省略した。
と、編集を終了する際の文書のサイズに基づいて利用量
を計算し、利用履歴として出力することができる。な
お、属性検出部17の処理については説明していない
が、文書保持部16に格納されている文書のサイズを計
測する処理を行なうだけであり、簡単な処理であるの
で、ここでは説明を省略した。
【0060】次に、本発明の利用量算定装置の第3の実
施の形態について説明する。上述の第2の実施の形態の
説明で触れたが、課金の対象が編集前と編集後の文書内
容の差に対して課金する例について、この第3の実施の
形態において説明する。この第3の実施の形態を含む情
報処理装置は、構成上は図7に示した第2の実施の形態
を含む情報処理装置の構成とほぼ同じであるので、以
下、異なる部分についてのみ説明する。
施の形態について説明する。上述の第2の実施の形態の
説明で触れたが、課金の対象が編集前と編集後の文書内
容の差に対して課金する例について、この第3の実施の
形態において説明する。この第3の実施の形態を含む情
報処理装置は、構成上は図7に示した第2の実施の形態
を含む情報処理装置の構成とほぼ同じであるので、以
下、異なる部分についてのみ説明する。
【0061】この第3の実施の形態における基本的な手
法は、文書編集の開始時に文書エディタ1に読み込まれ
た文書の内容をそっくりコピーしておき、文書の編集が
終了した際に、編集開始時の内容と比較することによ
り、内容的な差分を抽出し、その差分のサイズ、差分で
に出現する文書の修飾(アンダーライン、色、フォント
等)情報などから利用量を計算するというものである。
法は、文書編集の開始時に文書エディタ1に読み込まれ
た文書の内容をそっくりコピーしておき、文書の編集が
終了した際に、編集開始時の内容と比較することによ
り、内容的な差分を抽出し、その差分のサイズ、差分で
に出現する文書の修飾(アンダーライン、色、フォント
等)情報などから利用量を計算するというものである。
【0062】図15は、本発明の第3の実施の形態にお
ける文書処理部が管理する文書管理テーブルの一例の説
明図である。この例では、初期文書サイズの代わりに初
期文書開始位置を保持する。初期文書開始位置とは、文
書の編集開始時に読み込まれた文書をそのままコピーし
た文書の文書保持部16内の開始位置を示すものであ
る。図中、文書名“特許明細書1”という文書に対して
は初期文書開始位置の値が“−1”になっているが、こ
れは初期文書が空、すなわち新たに作成された文書なの
で編集開始前の文書がなかったことを意味している。
ける文書処理部が管理する文書管理テーブルの一例の説
明図である。この例では、初期文書サイズの代わりに初
期文書開始位置を保持する。初期文書開始位置とは、文
書の編集開始時に読み込まれた文書をそのままコピーし
た文書の文書保持部16内の開始位置を示すものであ
る。図中、文書名“特許明細書1”という文書に対して
は初期文書開始位置の値が“−1”になっているが、こ
れは初期文書が空、すなわち新たに作成された文書なの
で編集開始前の文書がなかったことを意味している。
【0063】次に、本発明の第3の実施の形態において
行なうべき処理について、主に変更点を説明する。図1
6は、本発明の第3の実施の形態の文書処理部における
文書の新規作成処理の一例を示すフローチャートであ
る。図中、S61〜S69の処理は、図10と同様の処
理であるので、図10と同じ符号を付し、説明を省略す
る。この第3の実施の形態では、文書の新規作成処理時
には、文書処理部15は文書管理テーブルの設定が終了
した後、S111において、文書管理テーブルの初期文
書開始位置に−1を格納する。
行なうべき処理について、主に変更点を説明する。図1
6は、本発明の第3の実施の形態の文書処理部における
文書の新規作成処理の一例を示すフローチャートであ
る。図中、S61〜S69の処理は、図10と同様の処
理であるので、図10と同じ符号を付し、説明を省略す
る。この第3の実施の形態では、文書の新規作成処理時
には、文書処理部15は文書管理テーブルの設定が終了
した後、S111において、文書管理テーブルの初期文
書開始位置に−1を格納する。
【0064】図17は、本発明の第3の実施の形態の文
書処理部における文書ファイルの読込み処理の一例を示
すフローチャートである。図17には、図12に対応す
る部分のみを示している。図11に対応する部分の処理
は同一であるので、図示を省略した。また、S81,S
82の処理は、図12と同様の処理であるので、図12
と同じ符号を付し、説明を省略する。文書処理部15
は、文書ファイルの読み込みが終了し、文書管理テーブ
ルの設定が終了した後、文書を複写し、複写した文書の
開始位置を文書管理テーブルの初期文書開始位置に格納
する。まず、S121において、文書保持部16に複写
した文書を保持するための空き領域が存在するか否かを
判定し、空き領域が不足している場合には、S122に
おいて、「空き領域不足」のエラーを返して処理を終了
する。空き領域が存在する場合には、S123におい
て、空き領域の先頭のブロック番号あるいはアドレスを
変数init_doc_beginに格納する。そし
て、S124において、文書保持部16の変数doc_
beginから格納されている文書内容を、文書保持部
16の変数init_doc_beginからの領域に
複写する。S125において、文書管理テーブルの文書
識別子eidの初期文書開始位置のフィールドに変数i
nit_doc_beginの値を格納し、文書ファイ
ルの読込み処理を終了する。
書処理部における文書ファイルの読込み処理の一例を示
すフローチャートである。図17には、図12に対応す
る部分のみを示している。図11に対応する部分の処理
は同一であるので、図示を省略した。また、S81,S
82の処理は、図12と同様の処理であるので、図12
と同じ符号を付し、説明を省略する。文書処理部15
は、文書ファイルの読み込みが終了し、文書管理テーブ
ルの設定が終了した後、文書を複写し、複写した文書の
開始位置を文書管理テーブルの初期文書開始位置に格納
する。まず、S121において、文書保持部16に複写
した文書を保持するための空き領域が存在するか否かを
判定し、空き領域が不足している場合には、S122に
おいて、「空き領域不足」のエラーを返して処理を終了
する。空き領域が存在する場合には、S123におい
て、空き領域の先頭のブロック番号あるいはアドレスを
変数init_doc_beginに格納する。そし
て、S124において、文書保持部16の変数doc_
beginから格納されている文書内容を、文書保持部
16の変数init_doc_beginからの領域に
複写する。S125において、文書管理テーブルの文書
識別子eidの初期文書開始位置のフィールドに変数i
nit_doc_beginの値を格納し、文書ファイ
ルの読込み処理を終了する。
【0065】文書処理部15において、文書を文書ファ
イルに書き出して編集を終了する際の処理は、上述の第
2の実施の形態において図13に示した処理と同じであ
るので、ここでは説明を省略するが、文書をファイルへ
書き出した後、文書管理テーブルをクリアする直前に利
用量計算部18を呼び出す。
イルに書き出して編集を終了する際の処理は、上述の第
2の実施の形態において図13に示した処理と同じであ
るので、ここでは説明を省略するが、文書をファイルへ
書き出した後、文書管理テーブルをクリアする直前に利
用量計算部18を呼び出す。
【0066】図18は、本発明の第3の実施の形態にお
ける利用量計算部の処理の一例を示すフローチャートで
ある。利用料計算部18は、文書管理テーブルの文書識
別子が引数eidに格納されて呼び出される。利用量計
算部18では、まずS131において、文書識別子ei
dを引数として属性検出部17を呼び出しす。属性検出
部17は、引数eidをもとに、文書保持部16に格納
されている編集開始時と編集終了時の文書の内容を比較
し、その差分を求めて返す。利用料計算部18では、属
性検出部17から返ってきた差分情報を変数doc_d
iffに格納する。そして、S132において、変数d
oc_diffの内容から利用量を計算し、その結果を
変数usageに格納する。S133において、現在の
時刻を変数timeに格納し、S134において、文書
エディタ1の情報識別子と、変数usageに格納され
ている利用量と、変数timeに格納されている時刻の
3つの値を例えば利用履歴保持部に格納して処理を終了
する。
ける利用量計算部の処理の一例を示すフローチャートで
ある。利用料計算部18は、文書管理テーブルの文書識
別子が引数eidに格納されて呼び出される。利用量計
算部18では、まずS131において、文書識別子ei
dを引数として属性検出部17を呼び出しす。属性検出
部17は、引数eidをもとに、文書保持部16に格納
されている編集開始時と編集終了時の文書の内容を比較
し、その差分を求めて返す。利用料計算部18では、属
性検出部17から返ってきた差分情報を変数doc_d
iffに格納する。そして、S132において、変数d
oc_diffの内容から利用量を計算し、その結果を
変数usageに格納する。S133において、現在の
時刻を変数timeに格納し、S134において、文書
エディタ1の情報識別子と、変数usageに格納され
ている利用量と、変数timeに格納されている時刻の
3つの値を例えば利用履歴保持部に格納して処理を終了
する。
【0067】上述のS132において変数doc_di
ffに格納されている差分情報から利用料を計算する方
法として、例えば変数doc_diffのサイズを計算
するようにすれば、差分のサイズに対して課金を行なう
ことができる。また、変数doc_diff中に現れる
情報、例えば、「削除された」や「追加された」という
ような情報、あるいは文書の修飾の種類などをカウント
して、種類ごとに一定の重み付けをすることによっても
課金を行なうことができる。例えば、アンダーラインの
重み付けを1とし、色の重み付けを2としたとき、アン
ダーラインが10個、色の変更が5箇所で行なわれてい
れば、1×10+2×5=20という利用量を計算する
ことができる。
ffに格納されている差分情報から利用料を計算する方
法として、例えば変数doc_diffのサイズを計算
するようにすれば、差分のサイズに対して課金を行なう
ことができる。また、変数doc_diff中に現れる
情報、例えば、「削除された」や「追加された」という
ような情報、あるいは文書の修飾の種類などをカウント
して、種類ごとに一定の重み付けをすることによっても
課金を行なうことができる。例えば、アンダーラインの
重み付けを1とし、色の重み付けを2としたとき、アン
ダーラインが10個、色の変更が5箇所で行なわれてい
れば、1×10+2×5=20という利用量を計算する
ことができる。
【0068】なお、S131において呼び出される属性
検出部17は、文書の差分を得るための方法として、例
えば、Unixオペレーティングシステムにおけるdi
ffコマンドと同様の方法を用いることができる。この
diffコマンドは、文書を行ごとに比較して差分情報
を抽出する機能を有している。図19は、diffコマ
ンドの出力の一例の説明図である。この例では、行番号
とそれに対する変更内容を表示している。例えば、“1
3c13”とは13行目が変更されたことを意味し、
“19c19,22”とは元のファイルの19行目が新
しいファイルの19行目から22行目のように変更され
ていることを意味している。
検出部17は、文書の差分を得るための方法として、例
えば、Unixオペレーティングシステムにおけるdi
ffコマンドと同様の方法を用いることができる。この
diffコマンドは、文書を行ごとに比較して差分情報
を抽出する機能を有している。図19は、diffコマ
ンドの出力の一例の説明図である。この例では、行番号
とそれに対する変更内容を表示している。例えば、“1
3c13”とは13行目が変更されたことを意味し、
“19c19,22”とは元のファイルの19行目が新
しいファイルの19行目から22行目のように変更され
ていることを意味している。
【0069】図20は、本発明の利用量算定装置の第4
の実施の形態を含む情報処理装置の一例を示す構成図で
ある。図中、図1と同様の部分には同じ符号を付して説
明を省略する。2はイメージビューワ、21は画像読込
み部、22は画像処理部、23は画像保持部である。こ
の第4の実施の形態では、ラスター画像のイメージを見
るためのイメージビューワ2に利用量算定装置を組み込
んだ例を示している。この例では、起動時に読み込んだ
画像イメージの解像度や、使用色数と、出力時の画像イ
メージの解像度や使用色数の差を課金対象とする。
の実施の形態を含む情報処理装置の一例を示す構成図で
ある。図中、図1と同様の部分には同じ符号を付して説
明を省略する。2はイメージビューワ、21は画像読込
み部、22は画像処理部、23は画像保持部である。こ
の第4の実施の形態では、ラスター画像のイメージを見
るためのイメージビューワ2に利用量算定装置を組み込
んだ例を示している。この例では、起動時に読み込んだ
画像イメージの解像度や、使用色数と、出力時の画像イ
メージの解像度や使用色数の差を課金対象とする。
【0070】画像読込み部21は、例えばハードディス
ク等の外部記憶装置に保存されていた画像ファイルを読
み込むために備えられている。読み込まれた画像は、画
像処理部22が処理可能な形式で画像保持部23に格納
される。画像処理部22は、対話的にユーザから入力さ
れたコマンドや画像内容に応じて、画像ファイルの読込
みを画像読込み部21に指示するとともに、画像保持部
23に保持されている画像を出力部12に渡して表示さ
せる。画像保持部23は、画像読込み部21から読み込
まれた画像を保持する。なお、イメージビューワ2は、
ラスター画像のイメージを見るためのものであるので、
画像を外部ファイルとして保存する機能はない。
ク等の外部記憶装置に保存されていた画像ファイルを読
み込むために備えられている。読み込まれた画像は、画
像処理部22が処理可能な形式で画像保持部23に格納
される。画像処理部22は、対話的にユーザから入力さ
れたコマンドや画像内容に応じて、画像ファイルの読込
みを画像読込み部21に指示するとともに、画像保持部
23に保持されている画像を出力部12に渡して表示さ
せる。画像保持部23は、画像読込み部21から読み込
まれた画像を保持する。なお、イメージビューワ2は、
ラスター画像のイメージを見るためのものであるので、
画像を外部ファイルとして保存する機能はない。
【0071】この第4の実施の形態でも、上述の第2の
実施の形態と同様、属性検出部17と利用量計算部18
は画像処理部22に内包されている。もちろん、上述の
第1の実施の形態と同様、属性検出部21が画像読込み
部21を監視するように構成することも可能である。こ
の場合には、読み込んだ画像の大きさなどによって課金
すればよい。
実施の形態と同様、属性検出部17と利用量計算部18
は画像処理部22に内包されている。もちろん、上述の
第1の実施の形態と同様、属性検出部21が画像読込み
部21を監視するように構成することも可能である。こ
の場合には、読み込んだ画像の大きさなどによって課金
すればよい。
【0072】図21は、本発明の第4の実施の形態にお
ける画像処理部が管理するイメージ管理テーブルの一例
の説明図である。このイメージ管理テーブルは、上述の
第2の実施の形態で図9を用いて説明した文書管理テー
ブルと同様の役割を持つものであり、複数のイメージを
同時に表示する際にそれぞれのイメージに関する情報を
保持するためのものである。図21に示したイメージ管
理テーブルでは、イメージ識別子、イメージ名、イメー
ジ開始位置、処理前イメージの4つのフィールドを有し
ている。イメージ識別子は、イメージ管理テーブルのエ
ントリを一意に識別するためのものである。イメージ名
は、イメージに付された名前が格納されている。イメー
ジ開始位置のフィールドには、イメージが画像保持部2
3に格納されている先頭のブロックあるいはアドレスが
格納されている。処理前イメージのフィールドには、そ
のイメージが画像処理部22による加工後のものである
場合、加工前のイメージのイメージ識別子が格納され
る。
ける画像処理部が管理するイメージ管理テーブルの一例
の説明図である。このイメージ管理テーブルは、上述の
第2の実施の形態で図9を用いて説明した文書管理テー
ブルと同様の役割を持つものであり、複数のイメージを
同時に表示する際にそれぞれのイメージに関する情報を
保持するためのものである。図21に示したイメージ管
理テーブルでは、イメージ識別子、イメージ名、イメー
ジ開始位置、処理前イメージの4つのフィールドを有し
ている。イメージ識別子は、イメージ管理テーブルのエ
ントリを一意に識別するためのものである。イメージ名
は、イメージに付された名前が格納されている。イメー
ジ開始位置のフィールドには、イメージが画像保持部2
3に格納されている先頭のブロックあるいはアドレスが
格納されている。処理前イメージのフィールドには、そ
のイメージが画像処理部22による加工後のものである
場合、加工前のイメージのイメージ識別子が格納され
る。
【0073】この処理前イメージのフィールドは、イメ
ージビューワを構成する上では必須ではないが、従来か
ら使用しているものもあった。この第4の実施の形態の
場合には、オリジナルのイメージと加工後のイメージの
差分を検出するために必要である。図21に示した例の
場合には、イメージ識別子4の加工前のイメージがイメ
ージ識別子1に格納されているということを意味してい
る。また、処理前イメージのフィールドが0のものはオ
リジナルイメージであるということを意味している。
ージビューワを構成する上では必須ではないが、従来か
ら使用しているものもあった。この第4の実施の形態の
場合には、オリジナルのイメージと加工後のイメージの
差分を検出するために必要である。図21に示した例の
場合には、イメージ識別子4の加工前のイメージがイメ
ージ識別子1に格納されているということを意味してい
る。また、処理前イメージのフィールドが0のものはオ
リジナルイメージであるということを意味している。
【0074】次に、本発明の第4の実施の形態における
動作の一例を説明する。大まかに処理の流れを述べてお
くと、ユーザからの指示によって外部から読み込むべき
画像ファイルが指定されると、画像読込み部21によっ
て、画像保持部23に画像データが読み込まれる。さら
に、入力部11から画像イメージの表示方法、すなわち
色数や大きさ、部分拡大、あるいは種々の画像変換処理
などのユーザからの指示を受け取り、その指示に従って
画像処理部22は画像保持部23に保持されている画像
イメージに対して処理を施し、それをディスプレイ等に
表示するために出力部12に渡す。
動作の一例を説明する。大まかに処理の流れを述べてお
くと、ユーザからの指示によって外部から読み込むべき
画像ファイルが指定されると、画像読込み部21によっ
て、画像保持部23に画像データが読み込まれる。さら
に、入力部11から画像イメージの表示方法、すなわち
色数や大きさ、部分拡大、あるいは種々の画像変換処理
などのユーザからの指示を受け取り、その指示に従って
画像処理部22は画像保持部23に保持されている画像
イメージに対して処理を施し、それをディスプレイ等に
表示するために出力部12に渡す。
【0075】以下、各部の処理について説明する。以下
の説明では、利用量の算定に関係する変更部分について
主に説明する。図22は、本発明の第4の実施の形態に
おける画像処理部の表示処理の一例を示すフローチャー
トである。画像処理部22において画像を表示する際に
は、表示対象の画像に関するイメージ管理テーブルのイ
メージ識別子が引数eidに格納されて、この表示処理
が呼び出される。
の説明では、利用量の算定に関係する変更部分について
主に説明する。図22は、本発明の第4の実施の形態に
おける画像処理部の表示処理の一例を示すフローチャー
トである。画像処理部22において画像を表示する際に
は、表示対象の画像に関するイメージ管理テーブルのイ
メージ識別子が引数eidに格納されて、この表示処理
が呼び出される。
【0076】S141において、イメージ管理テーブル
のイメージ識別子eidのイメージ開始位置のフィール
ドに格納されているブロックあるいはアドレスから始ま
る領域の内容を出力部12に渡して、表示処理を行な
う。その後、S142において、イメージ識別子eid
を引数として、利用量計算部18を呼び出す。
のイメージ識別子eidのイメージ開始位置のフィール
ドに格納されているブロックあるいはアドレスから始ま
る領域の内容を出力部12に渡して、表示処理を行な
う。その後、S142において、イメージ識別子eid
を引数として、利用量計算部18を呼び出す。
【0077】図23は、本発明の第4の実施の形態にお
ける利用量計算部の動作の一例を示すフローチャートで
ある。画像処理部22がイメージ識別子eidを引数と
して利用量計算部18を呼び出すと、利用量計算部18
は、S151において、画像処理部22から渡されたイ
メージ識別子eidに格納されたイメージに対して行な
われた加工処理の抽出を属性検出部17に依頼し、返っ
てきたオリジナルイメージとの差分を変数sdiffと
変数cdiffに格納する。なお、ここでは、変数sd
iffにはイメージの大きさの差分が、また、変数cd
iffにはイメージの色数の差分が、それぞれ1以上の
数値となって格納される。オリジナルと全く同一の場合
にはそれぞれ1が格納される。
ける利用量計算部の動作の一例を示すフローチャートで
ある。画像処理部22がイメージ識別子eidを引数と
して利用量計算部18を呼び出すと、利用量計算部18
は、S151において、画像処理部22から渡されたイ
メージ識別子eidに格納されたイメージに対して行な
われた加工処理の抽出を属性検出部17に依頼し、返っ
てきたオリジナルイメージとの差分を変数sdiffと
変数cdiffに格納する。なお、ここでは、変数sd
iffにはイメージの大きさの差分が、また、変数cd
iffにはイメージの色数の差分が、それぞれ1以上の
数値となって格納される。オリジナルと全く同一の場合
にはそれぞれ1が格納される。
【0078】S152において、属性検出部17から得
られたオリジナルイメージとの差分をもとに、利用量を
計算する。利用量としては、イメージの大きさの差分お
よび色数の差分が1以上であるため、それぞれから1を
引き、さらに「表示機能の利用」に対する利用量として
1をプラスし、 (sdiff−1)+(cdiff−1)+1 を計算すればよい。なお、ここでは表示サイズと表示色
数を例にとって説明を行なったが、これは他のパラメー
タを抽出してもよいことはいうまでもない。また、別の
計算式によって利用量の計算を行なってもよい。計算さ
れた利用量は変数usageに格納される。
られたオリジナルイメージとの差分をもとに、利用量を
計算する。利用量としては、イメージの大きさの差分お
よび色数の差分が1以上であるため、それぞれから1を
引き、さらに「表示機能の利用」に対する利用量として
1をプラスし、 (sdiff−1)+(cdiff−1)+1 を計算すればよい。なお、ここでは表示サイズと表示色
数を例にとって説明を行なったが、これは他のパラメー
タを抽出してもよいことはいうまでもない。また、別の
計算式によって利用量の計算を行なってもよい。計算さ
れた利用量は変数usageに格納される。
【0079】S153において、現在の時刻を変数ti
meへ格納し、S154において、イメージビューワ2
の情報識別子と、変数usageに格納されている利用
量と、変数timeに格納されている時刻の3つを例え
ば利用履歴保持部に格納し、処理を終了する。
meへ格納し、S154において、イメージビューワ2
の情報識別子と、変数usageに格納されている利用
量と、変数timeに格納されている時刻の3つを例え
ば利用履歴保持部に格納し、処理を終了する。
【0080】図24は、本発明の第4の実施の形態にお
ける属性検出部の動作の一例を示すフローチャートであ
る。属性検出部17では、イメージの大きさと色数の2
つの差分を抽出する。イメージの大きさの差分sdif
fは、オリジナルイメージの横方向サイズをox、縦方
向サイズをoyとし、表示イメージの横方向サイズをp
x、縦方向サイズをpyとしたとき、以下の計算式によ
る。 ox≧px,oy≧pyのとき、 sdiff=((ox/px)+(oy/py))/2 ox<px,oy≧pyのとき、 sdiff=((px/ox)+(oy/py))/2 ox≧px,oy<pyのとき、 sdiff=((ox/px)+(py/oy))/2 ox<px,oy<pyのとき、 sdiff=((px/ox)+(py/oy))/2
ける属性検出部の動作の一例を示すフローチャートであ
る。属性検出部17では、イメージの大きさと色数の2
つの差分を抽出する。イメージの大きさの差分sdif
fは、オリジナルイメージの横方向サイズをox、縦方
向サイズをoyとし、表示イメージの横方向サイズをp
x、縦方向サイズをpyとしたとき、以下の計算式によ
る。 ox≧px,oy≧pyのとき、 sdiff=((ox/px)+(oy/py))/2 ox<px,oy≧pyのとき、 sdiff=((px/ox)+(oy/py))/2 ox≧px,oy<pyのとき、 sdiff=((ox/px)+(py/oy))/2 ox<px,oy<pyのとき、 sdiff=((px/ox)+(py/oy))/2
【0081】色数の差分cdiffは、オリジナルイメ
ージの最大色数を2j で表わし、表示イメージの最大色
数を2k で表わしたとき、以下の計算式による。 cdiff=j/k (j≧kのとき) cdiff=k/j (j<kのとき) である。つまり、オリジナルと全く同じ時を1とし、差
が開くほど差分値が大きくなるようにしている。実際に
は、ある一定の限度を設け、それを越えるときは一律の
値にしてもよいが、ここでは説明の簡単のために、それ
を省略している。
ージの最大色数を2j で表わし、表示イメージの最大色
数を2k で表わしたとき、以下の計算式による。 cdiff=j/k (j≧kのとき) cdiff=k/j (j<kのとき) である。つまり、オリジナルと全く同じ時を1とし、差
が開くほど差分値が大きくなるようにしている。実際に
は、ある一定の限度を設け、それを越えるときは一律の
値にしてもよいが、ここでは説明の簡単のために、それ
を省略している。
【0082】属性検出部17が利用量計算部18から呼
び出される際には、イメージ管理テーブルのイメージ識
別子eidが引数として渡される。S161において、
イメージ識別子eidの処理前イメージのフィールドの
値を変数oeidに格納する。そして、S162におい
て、変数oeidの値が0か否かを判定する。変数oe
idの値が0の場合には、未処理のイメージであるの
で、S163においてイメージの大きさの差分sdif
fおよび色数の差分cdiffを1として、S172に
おいて、これらの値を呼び出し元である利用量計算部1
8に返す。
び出される際には、イメージ管理テーブルのイメージ識
別子eidが引数として渡される。S161において、
イメージ識別子eidの処理前イメージのフィールドの
値を変数oeidに格納する。そして、S162におい
て、変数oeidの値が0か否かを判定する。変数oe
idの値が0の場合には、未処理のイメージであるの
で、S163においてイメージの大きさの差分sdif
fおよび色数の差分cdiffを1として、S172に
おいて、これらの値を呼び出し元である利用量計算部1
8に返す。
【0083】変数oeidの値が0ではない場合、オリ
ジナルのイメージが存在する。S164において、変数
oeidに格納されているイメージ識別子に対応するオ
リジナルのイメージを参照し、そのイメージの横方向サ
イズを変数oxに、縦方向サイズを変数oyに格納す
る。また、S165において、変数eidに格納されて
いるイメージ識別子に対応する処理後のイメージを参照
し、そのイメージの横方向サイズを変数pxに、縦方向
サイズを変数pyに格納する。
ジナルのイメージが存在する。S164において、変数
oeidに格納されているイメージ識別子に対応するオ
リジナルのイメージを参照し、そのイメージの横方向サ
イズを変数oxに、縦方向サイズを変数oyに格納す
る。また、S165において、変数eidに格納されて
いるイメージ識別子に対応する処理後のイメージを参照
し、そのイメージの横方向サイズを変数pxに、縦方向
サイズを変数pyに格納する。
【0084】S166において、もしox≧pxなら
ば、s1=ox/pxとし、ox<pxならば、s1=
px/oxとする。また、S167において、もしoy
≧pyならば、s2=oy/pyとし、oy<pyなら
ば、s2=py/oyとする。そして、S168におい
て、イメージの大きさの差分sdiff=(s1+s
2)/2で計算する。このS166〜S168の処理に
よって、上述の各条件の計算を行なうことができる。
ば、s1=ox/pxとし、ox<pxならば、s1=
px/oxとする。また、S167において、もしoy
≧pyならば、s2=oy/pyとし、oy<pyなら
ば、s2=py/oyとする。そして、S168におい
て、イメージの大きさの差分sdiff=(s1+s
2)/2で計算する。このS166〜S168の処理に
よって、上述の各条件の計算を行なうことができる。
【0085】S169において、変数oeidに格納さ
れているイメージ識別子に対応するオリジナルのイメー
ジを参照し、そのイメージの最大色数を2のべき乗で表
わしたとき、その指数を変数jに格納する。また、S1
70において、変数eidに格納されているイメージ識
別子に対応する処理後のイメージを参照し、そのイメー
ジの最大色数を2のべき乗で表わしたとき、その指数を
変数kに格納する。そして、S171において、もしj
≧kならば、色数の差分cdiff=j/kとし、j<
kならば、色数の差分cdiff=k/jとする。
れているイメージ識別子に対応するオリジナルのイメー
ジを参照し、そのイメージの最大色数を2のべき乗で表
わしたとき、その指数を変数jに格納する。また、S1
70において、変数eidに格納されているイメージ識
別子に対応する処理後のイメージを参照し、そのイメー
ジの最大色数を2のべき乗で表わしたとき、その指数を
変数kに格納する。そして、S171において、もしj
≧kならば、色数の差分cdiff=j/kとし、j<
kならば、色数の差分cdiff=k/jとする。
【0086】S172において、S168で求めたイメ
ージの大きさの差分sdiffと、S171で求めた色
数の差分cdiffを呼び出し元である利用量計算部1
8に返して処理を終了する。
ージの大きさの差分sdiffと、S171で求めた色
数の差分cdiffを呼び出し元である利用量計算部1
8に返して処理を終了する。
【0087】具体例として、例えば、オリジナルのイメ
ージの大きさが200x100、色数が216であり、そ
れを表示させたときの大きさが100x50、色数が2
8 であるとき、上述の処理によって属性検出部17で計
算される差分は、 sdiff=((200/100)+(100/5
0))/2=2 cdiff=16/8=2 となる。従って、利用量計算部18によって計算される
利用量は、 usage=(2−1)+(2−1)+1=3 となる。
ージの大きさが200x100、色数が216であり、そ
れを表示させたときの大きさが100x50、色数が2
8 であるとき、上述の処理によって属性検出部17で計
算される差分は、 sdiff=((200/100)+(100/5
0))/2=2 cdiff=16/8=2 となる。従って、利用量計算部18によって計算される
利用量は、 usage=(2−1)+(2−1)+1=3 となる。
【0088】このように、本発明の利用量算定装置は、
上述の第1ないし第3の実施の形態のように文書エディ
タに組み込んだり、第4の実施の形態のようにイメージ
ビューワに組み込むなど、種々のいわゆるアプリケーシ
ョンに組み込むことによって、そのアプリケーションの
利用量を計算することができる。
上述の第1ないし第3の実施の形態のように文書エディ
タに組み込んだり、第4の実施の形態のようにイメージ
ビューワに組み込むなど、種々のいわゆるアプリケーシ
ョンに組み込むことによって、そのアプリケーションの
利用量を計算することができる。
【0089】なお、上述の第1ないし第3の実施の形態
では文書エディタ側の、また、第4の実施の形態ではイ
メージビューワ側の利用量を決定する場合について述べ
ているが、文書エディタあるいはイメージビューワによ
って処理される文書側あるいはイメージ側の利用量も、
同様の構成で算定することが可能である。
では文書エディタ側の、また、第4の実施の形態ではイ
メージビューワ側の利用量を決定する場合について述べ
ているが、文書エディタあるいはイメージビューワによ
って処理される文書側あるいはイメージ側の利用量も、
同様の構成で算定することが可能である。
【0090】例えば第4の実施の形態においてイメージ
ビューワでイメージを参照する場合を考える。イメージ
の利用量は、基本的にはオリジナルをそのまま用いたと
きが最も高額であり、より小さいサイズや、より少ない
色数で表示された場合の方が利用料金は安く設定したほ
うが、ユーザの受容度は高いと思われる。従って、その
ような場合は、上述の利用量の計算式を以下のように設
定すればよい。
ビューワでイメージを参照する場合を考える。イメージ
の利用量は、基本的にはオリジナルをそのまま用いたと
きが最も高額であり、より小さいサイズや、より少ない
色数で表示された場合の方が利用料金は安く設定したほ
うが、ユーザの受容度は高いと思われる。従って、その
ような場合は、上述の利用量の計算式を以下のように設
定すればよい。
【0091】イメージの大きさの差分sdiffは、オ
リジナルイメージの横方向サイズをox、縦方向サイズ
をoyとし、表示イメージの横方向サイズをpx、縦方
向サイズをpyとしたとき、以下の計算式による。 ox>px,oy>pyのとき、 sdiff=((px/ox)+(py/oy))/2 ox>px,oy≦pyのとき、 sdiff=(px/ox)/2+0.5 ox≦px,oy>pyのとき、 sdiff=0.5+(py/oy)/2 ox≦px,oy≦pyのとき、 sdiff=1 色数の差分cdiffは、オリジナルイメージの最大色
数を2j で表わし、表示イメージの最大色数を2k で表
わしたとき、以下の計算式による。 cdiff=k/j (j>kのとき) cdiff=1 (j≦kのとき)
リジナルイメージの横方向サイズをox、縦方向サイズ
をoyとし、表示イメージの横方向サイズをpx、縦方
向サイズをpyとしたとき、以下の計算式による。 ox>px,oy>pyのとき、 sdiff=((px/ox)+(py/oy))/2 ox>px,oy≦pyのとき、 sdiff=(px/ox)/2+0.5 ox≦px,oy>pyのとき、 sdiff=0.5+(py/oy)/2 ox≦px,oy≦pyのとき、 sdiff=1 色数の差分cdiffは、オリジナルイメージの最大色
数を2j で表わし、表示イメージの最大色数を2k で表
わしたとき、以下の計算式による。 cdiff=k/j (j>kのとき) cdiff=1 (j≦kのとき)
【0092】つまり、オリジナルイメージと同等を1と
し、それ以下で表示する場合にはその割合に応じて値が
小さくなるように設定されている。このように、上述の
第4の実施例と同様の構成で、上記の計算式を用いるこ
とで、第2の情報であるイメージの利用量を計算するこ
とができる。
し、それ以下で表示する場合にはその割合に応じて値が
小さくなるように設定されている。このように、上述の
第4の実施例と同様の構成で、上記の計算式を用いるこ
とで、第2の情報であるイメージの利用量を計算するこ
とができる。
【0093】次に、本発明の第5の実施の形態について
説明する。この第5の実施の形態では、上述の各実施の
形態とは異なり、属性検出部を文書エディタやイメージ
ビューワなどいわゆるアプリケーション内部に組み込ま
ないで構成し、外部から計測する例を示している。これ
によって、起動したアプリケーションにかかわらず、入
力と出力の差を検出して課金することが可能になる。例
えば、文書エディタやイメージエディタに対しては、編
集前と編集後のサイズの差という同じ課金形態が適用可
能であるが、サイズの差を検出する属性検出部をおのお
ののアプリケーション内に組み込むのではなく、外部に
共通した手段として組み込めばよいというメリットがあ
る。また、利用量計算部は各アプリケーション内に組み
込まれているので、各アプリケーションごとに異なる利
用量の計算手法を適用することが可能である。
説明する。この第5の実施の形態では、上述の各実施の
形態とは異なり、属性検出部を文書エディタやイメージ
ビューワなどいわゆるアプリケーション内部に組み込ま
ないで構成し、外部から計測する例を示している。これ
によって、起動したアプリケーションにかかわらず、入
力と出力の差を検出して課金することが可能になる。例
えば、文書エディタやイメージエディタに対しては、編
集前と編集後のサイズの差という同じ課金形態が適用可
能であるが、サイズの差を検出する属性検出部をおのお
ののアプリケーション内に組み込むのではなく、外部に
共通した手段として組み込めばよいというメリットがあ
る。また、利用量計算部は各アプリケーション内に組み
込まれているので、各アプリケーションごとに異なる利
用量の計算手法を適用することが可能である。
【0094】図25は、本発明の利用量算定装置の第5
の実施の形態を含む情報処理装置の一例を示す構成図、
図26は、本発明の利用量算定装置の第5の実施の形態
を含む情報処理装置の一例を実現するためのハードウェ
ア構成の一例を示すブロック図である。図中、図1およ
び図5と同様の部分に同じ符号を付して説明を省略す
る。図25、図26に示した例は、上述の第1の実施の
形態で述べた文書エディタの異なった構成の例として示
している。もちろん、第2ないし第4の実施の形態な
ど、他の形態についても同様に構成することが可能であ
る。
の実施の形態を含む情報処理装置の一例を示す構成図、
図26は、本発明の利用量算定装置の第5の実施の形態
を含む情報処理装置の一例を実現するためのハードウェ
ア構成の一例を示すブロック図である。図中、図1およ
び図5と同様の部分に同じ符号を付して説明を省略す
る。図25、図26に示した例は、上述の第1の実施の
形態で述べた文書エディタの異なった構成の例として示
している。もちろん、第2ないし第4の実施の形態な
ど、他の形態についても同様に構成することが可能であ
る。
【0095】図25、図26に示すように、この第5の
実施の形態では、属性検出部17が文書エディタ1の内
部に組み込まれておらず、ハードウェアの一部として構
成されている。これによって種々のアプリケーション、
例えば、文書エディタやイメージエディタなどからも属
性検出部17を共有して用いることが可能になる。ここ
ではイメージエディタなどの他のアプリケーションの例
は示さないが、基本的には図25と同様の構成で実現可
能である。また、処理の基本的な流れについてはこれま
で述べてきた実施の形態と同様であるので、ここでは説
明を省略する。
実施の形態では、属性検出部17が文書エディタ1の内
部に組み込まれておらず、ハードウェアの一部として構
成されている。これによって種々のアプリケーション、
例えば、文書エディタやイメージエディタなどからも属
性検出部17を共有して用いることが可能になる。ここ
ではイメージエディタなどの他のアプリケーションの例
は示さないが、基本的には図25と同様の構成で実現可
能である。また、処理の基本的な流れについてはこれま
で述べてきた実施の形態と同様であるので、ここでは説
明を省略する。
【0096】また、属性検出部17は図26に示したよ
うにハードウェアの一部として構成するほか、属性検出
部17は、オペレーティングシステムなど、共通に用い
られるソフトウェアに組み込んでもよい。
うにハードウェアの一部として構成するほか、属性検出
部17は、オペレーティングシステムなど、共通に用い
られるソフトウェアに組み込んでもよい。
【0097】図27は、本発明の利用量算定装置の第6
の実施の形態を含む情報処理装置の一例を示す構成図で
ある。図27に示すように、この第6の実施の形態は、
上述の第5の実施の形態で述べた文書エディタやイメー
ジビューワなどの複数のアプリケーションから、共有し
て使用できる利用量計算部をさらに分離した例である。
このような構成にすることで、同じような利用量の計算
が必要な部分を共通化でき、個々のいわゆるアプリケー
ションごとに利用量計算部を組み込む必要がなくなる。
これによって、利用量算定装置はアプリケーションから
独立して、汎用の装置として構成されることになる。
の実施の形態を含む情報処理装置の一例を示す構成図で
ある。図27に示すように、この第6の実施の形態は、
上述の第5の実施の形態で述べた文書エディタやイメー
ジビューワなどの複数のアプリケーションから、共有し
て使用できる利用量計算部をさらに分離した例である。
このような構成にすることで、同じような利用量の計算
が必要な部分を共通化でき、個々のいわゆるアプリケー
ションごとに利用量計算部を組み込む必要がなくなる。
これによって、利用量算定装置はアプリケーションから
独立して、汎用の装置として構成されることになる。
【0098】利用量計算部18は、文書エディタ1やイ
メージビューワ2など、種々のアプリケーションから、
そのアプリケーションの情報識別子、どのような種類の
利用量を測定するのかを意味する利用量種別、その利用
量を測定するために必要な例えば測定対象のファイル名
などの情報をもらい、属性検出部17を呼び出して、利
用量を計算し、その結果を利用履歴保持部へ書き出すと
いう役割を持つ。
メージビューワ2など、種々のアプリケーションから、
そのアプリケーションの情報識別子、どのような種類の
利用量を測定するのかを意味する利用量種別、その利用
量を測定するために必要な例えば測定対象のファイル名
などの情報をもらい、属性検出部17を呼び出して、利
用量を計算し、その結果を利用履歴保持部へ書き出すと
いう役割を持つ。
【0099】この第6の実施の形態における文書エディ
タ1では、利用量が外部の利用量計算部18で計算され
るので、文書エディタ1が管理する文書管理テーブルに
は初期文書サイズという情報は保持しなくてもよい。す
なわち、図9に示した文書管理テーブルから初期文書サ
イズのフィールドを削除してもよい。
タ1では、利用量が外部の利用量計算部18で計算され
るので、文書エディタ1が管理する文書管理テーブルに
は初期文書サイズという情報は保持しなくてもよい。す
なわち、図9に示した文書管理テーブルから初期文書サ
イズのフィールドを削除してもよい。
【0100】そのかわりに利用量計算部18は、利用量
管理テーブルを保持する。図28は、本発明の第6の実
施の形態において利用量計算部が管理する利用量管理テ
ーブルの一例の説明図である。図28に示した利用量管
理テーブルの例では、情報識別子、測定対象、利用量種
別、利用量の4つのフィールドから構成されている。こ
れらのフィールドのうち、情報識別子、測定対象、利用
量種別のフィールドは、各アプリケーションから渡され
る引数が格納される。特に、測定対象のフィールドに
は、利用量を測定するデータを特定するための識別子、
例えば文書識別子等が格納される。また、利用量種別の
フィールドに格納される種別の情報としては、例えば、
第1の実施の形態で説明したように文書ファイルの大き
さの差分を利用量とする場合には“fsize”が格納
される。もちろん、第2、第3の実施の形態で説明した
ように、文書の編集量を利用量とすることもでき、その
場合には対応する利用量種別を格納すればよい。利用量
のフィールドは、図9に示した文書管理テーブルの初期
文書サイズのフィールドに対応するものであり、編集前
の文書サイズが格納される。
管理テーブルを保持する。図28は、本発明の第6の実
施の形態において利用量計算部が管理する利用量管理テ
ーブルの一例の説明図である。図28に示した利用量管
理テーブルの例では、情報識別子、測定対象、利用量種
別、利用量の4つのフィールドから構成されている。こ
れらのフィールドのうち、情報識別子、測定対象、利用
量種別のフィールドは、各アプリケーションから渡され
る引数が格納される。特に、測定対象のフィールドに
は、利用量を測定するデータを特定するための識別子、
例えば文書識別子等が格納される。また、利用量種別の
フィールドに格納される種別の情報としては、例えば、
第1の実施の形態で説明したように文書ファイルの大き
さの差分を利用量とする場合には“fsize”が格納
される。もちろん、第2、第3の実施の形態で説明した
ように、文書の編集量を利用量とすることもでき、その
場合には対応する利用量種別を格納すればよい。利用量
のフィールドは、図9に示した文書管理テーブルの初期
文書サイズのフィールドに対応するものであり、編集前
の文書サイズが格納される。
【0101】この第6の実施の形態においても、文書エ
ディタ1やイメージビューワ2などのアプリケーション
から利用量計算部18を呼び出さねばならないので、そ
れらの処理は一部変更する必要がある。その例を、上述
の第2の実施の形態において説明した文書エディタ1を
例にとって説明する。図29は、本発明の第6の実施の
形態の文書処理部における文書の新規作成処理の一例を
示すフローチャートである。図中、S61〜S69のス
テップの処理は、図10に示した各ステップの処理と同
じであるのでここでは説明を省略する。文書の新規作成
処理においては、S69までの処理によって文書管理テ
ーブルの設定が終了した後、S181において、利用量
種別として“fsize”、文書エディタの情報識別
子、測定対象の文書を示す文書管理テーブルの文書識別
子eidを引数として利用量計算部18を呼び出す。
ディタ1やイメージビューワ2などのアプリケーション
から利用量計算部18を呼び出さねばならないので、そ
れらの処理は一部変更する必要がある。その例を、上述
の第2の実施の形態において説明した文書エディタ1を
例にとって説明する。図29は、本発明の第6の実施の
形態の文書処理部における文書の新規作成処理の一例を
示すフローチャートである。図中、S61〜S69のス
テップの処理は、図10に示した各ステップの処理と同
じであるのでここでは説明を省略する。文書の新規作成
処理においては、S69までの処理によって文書管理テ
ーブルの設定が終了した後、S181において、利用量
種別として“fsize”、文書エディタの情報識別
子、測定対象の文書を示す文書管理テーブルの文書識別
子eidを引数として利用量計算部18を呼び出す。
【0102】図30は、本発明の第6の実施の形態の文
書処理部における文書ファイルの読込み処理の一例の一
部を示すフローチャートである。図30には、図12に
対応する部分のみを示している。図11に対応する部分
の処理は同一であるので、図示を省略した。また、S8
1,S82のステップの処理は、図12と同様の処理で
あるので、図12と同じ符号を付し、説明を省略する。
文書ファイルの読込み処理においては、S71〜S82
までの処理において、文書ファイルの読み込みが終了
し、文書管理テーブルの設定が終了した後、S191に
おいて、利用量種別として“fsize”、文書エディ
タの情報識別子、測定対象の文書を示す文書管理テーブ
ルの文書識別子eidを引数として利用量計算部18を
呼び出す。
書処理部における文書ファイルの読込み処理の一例の一
部を示すフローチャートである。図30には、図12に
対応する部分のみを示している。図11に対応する部分
の処理は同一であるので、図示を省略した。また、S8
1,S82のステップの処理は、図12と同様の処理で
あるので、図12と同じ符号を付し、説明を省略する。
文書ファイルの読込み処理においては、S71〜S82
までの処理において、文書ファイルの読み込みが終了
し、文書管理テーブルの設定が終了した後、S191に
おいて、利用量種別として“fsize”、文書エディ
タの情報識別子、測定対象の文書を示す文書管理テーブ
ルの文書識別子eidを引数として利用量計算部18を
呼び出す。
【0103】図31は、本発明の第6の実施の形態の文
書処理部における文書の書出し処理の一例を示すフロー
チャートである。図中、S91〜S95,S97のステ
ップの処理は、図10に示した各ステップの処理と同じ
であるのでここでは説明を省略する。文書の書出しおよ
び終了処理においては、S95までの処理によって文書
をファイルへ書き出した後、S201において、文書エ
ディタの情報識別子、測定対象の文書を示す文書管理テ
ーブルの文書識別子eidを引数として利用量計算部1
8を呼び出す。
書処理部における文書の書出し処理の一例を示すフロー
チャートである。図中、S91〜S95,S97のステ
ップの処理は、図10に示した各ステップの処理と同じ
であるのでここでは説明を省略する。文書の書出しおよ
び終了処理においては、S95までの処理によって文書
をファイルへ書き出した後、S201において、文書エ
ディタの情報識別子、測定対象の文書を示す文書管理テ
ーブルの文書識別子eidを引数として利用量計算部1
8を呼び出す。
【0104】図32は、本発明の第6の実施の形態にお
ける利用量計算部の処理の一例を示すフローチャートで
ある。基本的にこの利用量計算部18は、文書の新規作
成処理または文書ファイルの読込み処理と、文書の書出
し・終了処理の2度呼び出される。すなわち、文書の処
理前と処理後の2度呼び出され、処理後に呼び出された
ときに利用量が計算される。これにより、文書の処理前
と処理後の差分を抽出して、利用履歴に書き出す。
ける利用量計算部の処理の一例を示すフローチャートで
ある。基本的にこの利用量計算部18は、文書の新規作
成処理または文書ファイルの読込み処理と、文書の書出
し・終了処理の2度呼び出される。すなわち、文書の処
理前と処理後の2度呼び出され、処理後に呼び出された
ときに利用量が計算される。これにより、文書の処理前
と処理後の差分を抽出して、利用履歴に書き出す。
【0105】利用量計算部18を呼び出すときには、必
須な引数として、情報識別子、測定対象が設定され、ま
た任意の引数として利用量種別が設定されて呼び出され
る。利用量種別が引数として指定されているか否かによ
って処理前の呼出しか、処理後かを判断することができ
る。S211において、利用量種別が設定されているか
否かを判定し、処理前の呼出しか、処理後かを判断す
る。
須な引数として、情報識別子、測定対象が設定され、ま
た任意の引数として利用量種別が設定されて呼び出され
る。利用量種別が引数として指定されているか否かによ
って処理前の呼出しか、処理後かを判断することができ
る。S211において、利用量種別が設定されているか
否かを判定し、処理前の呼出しか、処理後かを判断す
る。
【0106】編集の処理前の場合には、利用量種別が設
定されている。S212において、例えば、図28に示
したような利用量管理テーブルに情報識別子、測定対
象、利用量種別の各引数を格納する。その後、指定され
た測定対象の利用量種別に従って、利用量種別で指定さ
れた属性を、属性検出部17を呼び出して計算し、それ
を処理前の利用量の元データとして保持しておく。例え
ば、S213において利用量種別が“fsize”であ
ると判断された場合には、S214において属性検出部
17に測定対象と利用量種別を渡して測定対象のサイズ
を得て、その値を変数sizeに格納し、S215にお
いて、変数sizeの値を、利用量管理テーブルの対象
としているエントリの利用量のフィールドに格納する。
他の利用量種別の場合には、例えば、S216に示すよ
うにそれぞれの利用量種別か否かを判断し、それぞれの
利用量種別に応じた処理を行なうことになる。
定されている。S212において、例えば、図28に示
したような利用量管理テーブルに情報識別子、測定対
象、利用量種別の各引数を格納する。その後、指定され
た測定対象の利用量種別に従って、利用量種別で指定さ
れた属性を、属性検出部17を呼び出して計算し、それ
を処理前の利用量の元データとして保持しておく。例え
ば、S213において利用量種別が“fsize”であ
ると判断された場合には、S214において属性検出部
17に測定対象と利用量種別を渡して測定対象のサイズ
を得て、その値を変数sizeに格納し、S215にお
いて、変数sizeの値を、利用量管理テーブルの対象
としているエントリの利用量のフィールドに格納する。
他の利用量種別の場合には、例えば、S216に示すよ
うにそれぞれの利用量種別か否かを判断し、それぞれの
利用量種別に応じた処理を行なうことになる。
【0107】編集の処理後の場合には、利用量種別が設
定されていない。S217において、利用量管理テーブ
ルから指定された情報識別子および測定対象の格納され
ているエントリを探す。そして、そのエントリの利用量
種別を取得し、各利稜々種別に応じた2回目の測定を行
なう。例えば、利用量種別が“fsize”の場合に
は、S218でこれを検出し、S219において測定対
象と利用量種別を引数として属性検出部17を呼び出
し、その時点での測定対象のサイズを再び測定して変数
sizeに格納する。S220において、利用量管理テ
ーブルの利用量のフィールドの値と、S219で得られ
た変数sizeの値の差の絶対値を計算し、変数usa
geに格納する。一方、S221において現在の時刻を
変数timeに格納する。S222において、情報識別
子、変数usageの値、変数timeの値の3つを、
例えば利用履歴保持部に出力する。他の利用量種別の場
合には、例えば、S223に示すようにそれぞれの利用
量種別か否かを判断し、それぞれの利用量種別に応じた
処理を行なうことになる。
定されていない。S217において、利用量管理テーブ
ルから指定された情報識別子および測定対象の格納され
ているエントリを探す。そして、そのエントリの利用量
種別を取得し、各利稜々種別に応じた2回目の測定を行
なう。例えば、利用量種別が“fsize”の場合に
は、S218でこれを検出し、S219において測定対
象と利用量種別を引数として属性検出部17を呼び出
し、その時点での測定対象のサイズを再び測定して変数
sizeに格納する。S220において、利用量管理テ
ーブルの利用量のフィールドの値と、S219で得られ
た変数sizeの値の差の絶対値を計算し、変数usa
geに格納する。一方、S221において現在の時刻を
変数timeに格納する。S222において、情報識別
子、変数usageの値、変数timeの値の3つを、
例えば利用履歴保持部に出力する。他の利用量種別の場
合には、例えば、S223に示すようにそれぞれの利用
量種別か否かを判断し、それぞれの利用量種別に応じた
処理を行なうことになる。
【0108】他の利用量種別の場合としては、例えば、
上述の第2ないし第4の実施の形態で説明したような利
用量を計測する処理を追加することができる。もちろ
ん、そのほかの利用量の計算処理を追加することもでき
る。これらの処理内容についてはここでは省略してい
る。
上述の第2ないし第4の実施の形態で説明したような利
用量を計測する処理を追加することができる。もちろ
ん、そのほかの利用量の計算処理を追加することもでき
る。これらの処理内容についてはここでは省略してい
る。
【0109】図33は、本発明の第6の実施の形態にお
ける属性検出部の処理の一例を示すフローチャートであ
る。指定された利用量種別に従って、指定された測定対
象の属性を測定し、その値を返すような処理を行なって
いる。例えば、S231において利用量種別が“fsi
ze”であることを検出すると、S232において測定
対象のファイルサイズを測定し、変数sizeに格納す
る。そして、S233において、変数sizeの値を呼
び出し元である利用量計算部18に返す。
ける属性検出部の処理の一例を示すフローチャートであ
る。指定された利用量種別に従って、指定された測定対
象の属性を測定し、その値を返すような処理を行なって
いる。例えば、S231において利用量種別が“fsi
ze”であることを検出すると、S232において測定
対象のファイルサイズを測定し、変数sizeに格納す
る。そして、S233において、変数sizeの値を呼
び出し元である利用量計算部18に返す。
【0110】また、他の利用量種別の場合には、例え
ば、S234に示すようにそれぞれの利用量種別か否か
を判断し、それぞれの利用量種別に応じた測定対象の属
性の測定処理を行なえばよい。
ば、S234に示すようにそれぞれの利用量種別か否か
を判断し、それぞれの利用量種別に応じた測定対象の属
性の測定処理を行なえばよい。
【0111】この第6の実施の形態において、属性検出
部17および利用量計算部18は、いわゆるアプリケー
ションから独立し、各アプリケーションから共用される
構成としたが、実現方法としては上述の第5の実施の形
態と同様に、ハードウェア化する方法や、オペレーティ
ングシステムなどの共通に用いられるソフトウェアに組
み込んで実現する方法などを採用することができる。
部17および利用量計算部18は、いわゆるアプリケー
ションから独立し、各アプリケーションから共用される
構成としたが、実現方法としては上述の第5の実施の形
態と同様に、ハードウェア化する方法や、オペレーティ
ングシステムなどの共通に用いられるソフトウェアに組
み込んで実現する方法などを採用することができる。
【0112】次に、本発明の利用量算定装置の各実施の
形態で説明した構成によって得られた利用量から、情報
の利用料金を回収する回収システムの一例について説明
する。図34は、情報の利用料金回収システムの一例を
示す概念図である。この例においては、各ユーザは情報
を利用するための情報処理装置をそれぞれ有している。
この情報処理装置は、上述の各実施の形態で説明した構
成のものである。図34では、ユーザAは情報処理装置
aを、ユーザBは情報処理装置bをそれぞれ利用するも
のとする。情報処理装置は1台以上で構成され、また、
情報提供者も1以上であればいくつでもよい。
形態で説明した構成によって得られた利用量から、情報
の利用料金を回収する回収システムの一例について説明
する。図34は、情報の利用料金回収システムの一例を
示す概念図である。この例においては、各ユーザは情報
を利用するための情報処理装置をそれぞれ有している。
この情報処理装置は、上述の各実施の形態で説明した構
成のものである。図34では、ユーザAは情報処理装置
aを、ユーザBは情報処理装置bをそれぞれ利用するも
のとする。情報処理装置は1台以上で構成され、また、
情報提供者も1以上であればいくつでもよい。
【0113】情報提供者X,Yは、例えばネットワーク
を通じて、あるいはCD−ROMなどによってなど、あ
らかじめ何らかの方法によって、自分が提供したい情
報、例えば上述の文書エディタやイメージビューワ等の
ような情報を各情報処理装置に配付しておく。そして、
各ユーザは自分の情報処理装置上で、配付されている情
報が気に入れば、その情報を利用する。利用した情報に
関する利用履歴は各ユーザの情報処理装置に記録され
る。
を通じて、あるいはCD−ROMなどによってなど、あ
らかじめ何らかの方法によって、自分が提供したい情
報、例えば上述の文書エディタやイメージビューワ等の
ような情報を各情報処理装置に配付しておく。そして、
各ユーザは自分の情報処理装置上で、配付されている情
報が気に入れば、その情報を利用する。利用した情報に
関する利用履歴は各ユーザの情報処理装置に記録され
る。
【0114】このようにして記録された利用履歴は、例
えば1ヶ月ごとなど、定期的に回収センターによって回
収される()。回収した利用履歴をもとに、回収セン
ターは各ユーザの情報の利用料金を計算し、ユーザに請
求する()。各ユーザは請求された利用料金を回収セ
ンターに対して支払う()。回収された利用料金は、
回収した利用履歴を基にして、複数の情報提供者に分配
される()。
えば1ヶ月ごとなど、定期的に回収センターによって回
収される()。回収した利用履歴をもとに、回収セン
ターは各ユーザの情報の利用料金を計算し、ユーザに請
求する()。各ユーザは請求された利用料金を回収セ
ンターに対して支払う()。回収された利用料金は、
回収した利用履歴を基にして、複数の情報提供者に分配
される()。
【0115】上述の利用料金の計算の際に、利用履歴中
の情報識別子を用いることができる。情報識別子は、情
報ごとに付与された唯一の識別子であり、回収センター
側ではこの情報識別子を基にして、利用された情報を把
握し、利用料金の計算を行なうとともに、情報の提供者
に利用料金を分配することができる。なお、利用料金の
計算は、上述の各実施の形態で説明した処理対象の情報
の属性の変化だけでなく、従来より用いられているよう
な起動回数や利用時間等も含めて利用料金を計算しても
よい。
の情報識別子を用いることができる。情報識別子は、情
報ごとに付与された唯一の識別子であり、回収センター
側ではこの情報識別子を基にして、利用された情報を把
握し、利用料金の計算を行なうとともに、情報の提供者
に利用料金を分配することができる。なお、利用料金の
計算は、上述の各実施の形態で説明した処理対象の情報
の属性の変化だけでなく、従来より用いられているよう
な起動回数や利用時間等も含めて利用料金を計算しても
よい。
【0116】また、回収センターと各ユーザの金銭の授
受の方法は、ユーザが銀行口座から自動的に利用料金を
引き落とされるなど、種々の金銭の授受方法を用いるこ
とができる。情報提供者への利用料金の分配についても
同様に種々の方法を用いることができる。
受の方法は、ユーザが銀行口座から自動的に利用料金を
引き落とされるなど、種々の金銭の授受方法を用いるこ
とができる。情報提供者への利用料金の分配についても
同様に種々の方法を用いることができる。
【0117】上述の例では、各情報処理装置内に利用可
能な情報を配付しておいたが、例えば、ネットワークに
接続された情報処理装置では、他の情報処理装置上の情
報を利用することも可能である。
能な情報を配付しておいたが、例えば、ネットワークに
接続された情報処理装置では、他の情報処理装置上の情
報を利用することも可能である。
【0118】このようなネットワークを用いたシステム
の場合には、利用履歴は各情報処理装置に保持せず、あ
る特定の情報処理装置あるいは回収センターに保持する
ように構成してもよい。また、1台の情報処理装置を複
数のユーザが用いたり、1人のユーザが複数台の情報処
理装置を用いてもよい。このような構成の場合には、利
用履歴をユーザ別に特定する必要があるが、例えば、利
用履歴にユーザ識別子を付することによって識別可能で
ある。
の場合には、利用履歴は各情報処理装置に保持せず、あ
る特定の情報処理装置あるいは回収センターに保持する
ように構成してもよい。また、1台の情報処理装置を複
数のユーザが用いたり、1人のユーザが複数台の情報処
理装置を用いてもよい。このような構成の場合には、利
用履歴をユーザ別に特定する必要があるが、例えば、利
用履歴にユーザ識別子を付することによって識別可能で
ある。
【0119】上述の利用料金の回収システムは一例であ
って、各ユーザの利用履歴を回収し、それを基にして利
用料金を情報提供者に分配する、というシステムの基本
的な機能を有する限り、種々の回収システムを構築する
ことが可能である。
って、各ユーザの利用履歴を回収し、それを基にして利
用料金を情報提供者に分配する、というシステムの基本
的な機能を有する限り、種々の回収システムを構築する
ことが可能である。
【0120】さらに、上述の各実施の形態においては、
主として第1の情報の利用量を第2の情報に基づいて行
なう例について述べているが、上述の第4の実施の形態
の項でも触れたように、第2の情報の利用量を算定する
場合も同様の構成で実現可能である。
主として第1の情報の利用量を第2の情報に基づいて行
なう例について述べているが、上述の第4の実施の形態
の項でも触れたように、第2の情報の利用量を算定する
場合も同様の構成で実現可能である。
【0121】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、第1の情報の利用量あるいは第2の情報の利
用量の算定を、該第1の情報の利用時の処理対象である
第2の情報に基づいて行なうので、より多様な利用量の
算定を行なうことができる。特に、従来のような直接の
操作対象である情報の起動回数や利用時間等だけではな
く、処理対象の情報に基づいた利用量の算定が可能にな
った。
によれば、第1の情報の利用量あるいは第2の情報の利
用量の算定を、該第1の情報の利用時の処理対象である
第2の情報に基づいて行なうので、より多様な利用量の
算定を行なうことができる。特に、従来のような直接の
操作対象である情報の起動回数や利用時間等だけではな
く、処理対象の情報に基づいた利用量の算定が可能にな
った。
【0122】利用量の算定に際しては、請求項3に記載
の発明のように、第2の情報に対する操作内容を観測し
たり、請求項4に記載の発明のように、第2の情報の属
性を観測することによって行なうことができる。第2の
情報の属性を観測する場合には、例えば、請求項5に記
載の発明のように、利用開始時の入力データサイズと利
用終了時の出力データサイズの差を検出するように構成
することができる。また、請求項6に記載の発明のよう
に、利用開始時と利用終了時の内容的な差分を検出する
ことにより、ユーザの感覚に合った課金を行なうことが
できる。
の発明のように、第2の情報に対する操作内容を観測し
たり、請求項4に記載の発明のように、第2の情報の属
性を観測することによって行なうことができる。第2の
情報の属性を観測する場合には、例えば、請求項5に記
載の発明のように、利用開始時の入力データサイズと利
用終了時の出力データサイズの差を検出するように構成
することができる。また、請求項6に記載の発明のよう
に、利用開始時と利用終了時の内容的な差分を検出する
ことにより、ユーザの感覚に合った課金を行なうことが
できる。
【0123】さらに、利用量算定機能を第1の情報から
独立させることによって、第1の情報に共通して利用可
能な汎用の利用量の算定手段を提供することができると
いう効果がある。
独立させることによって、第1の情報に共通して利用可
能な汎用の利用量の算定手段を提供することができると
いう効果がある。
【図1】 本発明の利用量算定装置の第1の実施の形態
を含む情報処理装置の一例を示す構成図である。
を含む情報処理装置の一例を示す構成図である。
【図2】 本発明の第1の実施の形態における利用量計
算部が有するバッファの内容の一例の説明図である。
算部が有するバッファの内容の一例の説明図である。
【図3】 本発明の第1の実施の形態における属性検出
部の動作の一例を示すフローチャートである。
部の動作の一例を示すフローチャートである。
【図4】 本発明の第1の実施の形態における利用量計
算部の動作の一例を示すフローチャートである。
算部の動作の一例を示すフローチャートである。
【図5】 本発明の利用量算定装置の第1の実施の形態
を含む情報処理装置の一例を実現するためのハードウェ
ア構成の一例を示すブロック図である。
を含む情報処理装置の一例を実現するためのハードウェ
ア構成の一例を示すブロック図である。
【図6】 本発明の利用量算定装置の第1の実施の形態
を含む情報処理装置の一例を実現するためのハードウェ
ア構成の一例における利用履歴保持部に保持される利用
履歴の具体例の説明図である。
を含む情報処理装置の一例を実現するためのハードウェ
ア構成の一例における利用履歴保持部に保持される利用
履歴の具体例の説明図である。
【図7】 本発明の利用量算定装置の第2の実施の形態
を含む情報処理装置の一例を示す構成図である。
を含む情報処理装置の一例を示す構成図である。
【図8】 一般的な文書管理テーブルの一例の説明図で
ある。
ある。
【図9】 本発明の第2の実施の形態における文書処理
部が管理する文書管理テーブルの一例の説明図である。
部が管理する文書管理テーブルの一例の説明図である。
【図10】 本発明の第2の実施の形態の文書処理部に
おける文書の新規作成処理の一例を示すフローチャート
である。
おける文書の新規作成処理の一例を示すフローチャート
である。
【図11】 本発明の第2の実施の形態の文書処理部に
おける文書ファイルの読込み処理の一例を示すフローチ
ャートである。
おける文書ファイルの読込み処理の一例を示すフローチ
ャートである。
【図12】 本発明の第2の実施の形態の文書処理部に
おける文書ファイルの読込み処理の一例を示すフローチ
ャート(続き)である。
おける文書ファイルの読込み処理の一例を示すフローチ
ャート(続き)である。
【図13】 本発明の第2の実施の形態の文書処理部に
おける文書の書出し処理の一例を示すフローチャートで
ある。
おける文書の書出し処理の一例を示すフローチャートで
ある。
【図14】 本発明の第2の実施の形態における利用量
計算部の処理の一例を示すフローチャートである。
計算部の処理の一例を示すフローチャートである。
【図15】 本発明の第3の実施の形態における文書処
理部が管理する文書管理テーブルの一例の説明図であ
る。
理部が管理する文書管理テーブルの一例の説明図であ
る。
【図16】 本発明の第3の実施の形態の文書処理部に
おける文書の新規作成処理の一例を示すフローチャート
である。
おける文書の新規作成処理の一例を示すフローチャート
である。
【図17】 本発明の第3の実施の形態の文書処理部に
おける文書ファイルの読込み処理の一例を示すフローチ
ャートである。
おける文書ファイルの読込み処理の一例を示すフローチ
ャートである。
【図18】 本発明の第3の実施の形態における利用量
計算部の処理の一例を示すフローチャートである。
計算部の処理の一例を示すフローチャートである。
【図19】 diffコマンドの出力の一例の説明図で
ある。
ある。
【図20】 本発明の利用量算定装置の第4の実施の形
態を含む情報処理装置の一例を示す構成図である。
態を含む情報処理装置の一例を示す構成図である。
【図21】 本発明の第4の実施の形態における画像処
理部が管理するイメージ管理テーブルの一例の説明図で
ある。
理部が管理するイメージ管理テーブルの一例の説明図で
ある。
【図22】 本発明の第4の実施の形態における画像処
理部の表示処理の一例を示すフローチャートである。
理部の表示処理の一例を示すフローチャートである。
【図23】 本発明の第4の実施の形態における利用量
計算部の動作の一例を示すフローチャートである。
計算部の動作の一例を示すフローチャートである。
【図24】 本発明の第4の実施の形態における属性検
出部の動作の一例を示すフローチャートである。
出部の動作の一例を示すフローチャートである。
【図25】 本発明の利用量算定装置の第5の実施の形
態を含む情報処理装置の一例を示す構成図である。
態を含む情報処理装置の一例を示す構成図である。
【図26】 本発明の利用量算定装置の第5の実施の形
態を含む情報処理装置の一例を実現するためのハードウ
ェア構成の一例を示すブロック図である。
態を含む情報処理装置の一例を実現するためのハードウ
ェア構成の一例を示すブロック図である。
【図27】 本発明の利用量算定装置の第6の実施の形
態を含む情報処理装置の一例を示す構成図である。
態を含む情報処理装置の一例を示す構成図である。
【図28】 本発明の第6の実施の形態において利用量
計算部が管理する利用量管理テーブルの一例の説明図で
ある。
計算部が管理する利用量管理テーブルの一例の説明図で
ある。
【図29】 本発明の第6の実施の形態の文書処理部に
おける文書の新規作成処理の一例を示すフローチャート
である。
おける文書の新規作成処理の一例を示すフローチャート
である。
【図30】 本発明の第6の実施の形態の文書処理部に
おける文書ファイルの読込み処理の一例の一部を示すフ
ローチャートである。
おける文書ファイルの読込み処理の一例の一部を示すフ
ローチャートである。
【図31】 本発明の第6の実施の形態の文書処理部に
おける文書の書出し処理の一例を示すフローチャートで
ある。
おける文書の書出し処理の一例を示すフローチャートで
ある。
【図32】 本発明の第6の実施の形態における利用量
計算部の処理の一例を示すフローチャートである。
計算部の処理の一例を示すフローチャートである。
【図33】 本発明の第6の実施の形態における属性検
出部の処理の一例を示すフローチャートである。
出部の処理の一例を示すフローチャートである。
【図34】 情報の利用料金回収システムの一例を示す
概念図である。
概念図である。
1…文書エディタ、2…イメージビューワ、11…入力
部、12…出力部、13…文書読込み部、14…文書書
出し部、15…文書処理部、16…文書保持部、17…
属性検出部、18…利用量計算部、21…画像読込み
部、22…画像処理部、23…画像保持部、31…入力
装置、32…出力装置、33…メモリ、34…外部記憶
装置、35…情報処理部、36…利用履歴保持部、37
…利用履歴被回収部。
部、12…出力部、13…文書読込み部、14…文書書
出し部、15…文書処理部、16…文書保持部、17…
属性検出部、18…利用量計算部、21…画像読込み
部、22…画像処理部、23…画像保持部、31…入力
装置、32…出力装置、33…メモリ、34…外部記憶
装置、35…情報処理部、36…利用履歴保持部、37
…利用履歴被回収部。
Claims (6)
- 【請求項1】 情報の利用に対して課金する情報処理シ
ステムで用いられる利用量算定方法において、第1の情
報の利用量の算定を、該第1の情報の利用により処理さ
れた第2の情報に基づいて行なうことを特徴とする利用
量算定方法。 - 【請求項2】 情報の利用に対して課金する情報処理シ
ステムで用いられる利用量算定装置において、第1の情
報の利用により処理された第2の情報を観測する処理情
報検出手段と、該処理情報検出手段で観測された前記第
2の情報に基づき前記第1の情報の利用量の算定を行な
う利用量計算手段を有することを特徴とする利用量算定
装置。 - 【請求項3】 前記処理情報検出手段は、前記第2の情
報に対する操作内容を観測することを特徴とする請求項
2に記載の利用量算定装置。 - 【請求項4】 前記処理情報検出手段は、前記第2の情
報の属性を観測することを特徴とする請求項2に記載の
利用量算定装置。 - 【請求項5】 前記第2の情報の属性は、利用開始時の
入力データサイズと利用終了時の出力データサイズの差
であることを特徴とする請求項4に記載の利用量算定装
置。 - 【請求項6】 前記第2の情報の属性は、利用開始時と
利用終了時の内容的な差分であることを特徴とする請求
項4に記載の利用量算定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7241684A JPH0991054A (ja) | 1995-09-20 | 1995-09-20 | 利用量算定方法および利用量算定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7241684A JPH0991054A (ja) | 1995-09-20 | 1995-09-20 | 利用量算定方法および利用量算定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0991054A true JPH0991054A (ja) | 1997-04-04 |
Family
ID=17077986
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7241684A Pending JPH0991054A (ja) | 1995-09-20 | 1995-09-20 | 利用量算定方法および利用量算定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0991054A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008009994A (ja) * | 2007-07-05 | 2008-01-17 | Ge Medical Systems Global Technology Co Llc | 医用画像提供システム、プロトコル利用システム、利用端末、およびプロトコル管理サーバ装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0721276A (ja) * | 1993-07-02 | 1995-01-24 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 情報利用量測定装置 |
JPH097020A (ja) * | 1995-06-14 | 1997-01-10 | Dainippon Printing Co Ltd | ソフトウエアの有料提供方法/提供システム/提供端末 |
-
1995
- 1995-09-20 JP JP7241684A patent/JPH0991054A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0721276A (ja) * | 1993-07-02 | 1995-01-24 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 情報利用量測定装置 |
JPH097020A (ja) * | 1995-06-14 | 1997-01-10 | Dainippon Printing Co Ltd | ソフトウエアの有料提供方法/提供システム/提供端末 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008009994A (ja) * | 2007-07-05 | 2008-01-17 | Ge Medical Systems Global Technology Co Llc | 医用画像提供システム、プロトコル利用システム、利用端末、およびプロトコル管理サーバ装置 |
JP4616312B2 (ja) * | 2007-07-05 | 2011-01-19 | ジーイー・メディカル・システムズ・グローバル・テクノロジー・カンパニー・エルエルシー | プロトコル利用システム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7134071B2 (en) | Document processing utilizing a version managing part | |
US7072983B1 (en) | Scheme for systemically registering meta-data with respect to various types of data | |
RU2378685C2 (ru) | Устройство управления файлами, способ управления этим устройством, компьютерная программа и носитель данных | |
US8781970B2 (en) | System, method and program product to determine resolution when software installed on a computer is not properly licensed | |
JP2000076339A (ja) | コンテンツ運用方法 | |
TW200408971A (en) | Automated propagation of document metadata | |
US20060294096A1 (en) | Additive clustering of images into events using capture date-time information | |
JP2007233474A (ja) | 案件情報作成支援システム及びプログラム | |
KR101103126B1 (ko) | 정보 처리 장치 및 정보 처리 방법 | |
US20060080262A1 (en) | Apparatus and method for digital content editing | |
JP3872689B2 (ja) | セキュリティポリシーの作成支援システムおよびセキュリティ対策決定支援システム | |
US8325362B2 (en) | Choosing the next document | |
JP4199193B2 (ja) | 関連情報管理方法、プログラム及び装置 | |
KR101455668B1 (ko) | 분리 실행 기반의 컨텐츠용 베이식 블록 그룹 정의 장치, 정의 방법 및 그를 기록한 컴퓨터로 판독 가능한 기록매체 | |
JPH0991054A (ja) | 利用量算定方法および利用量算定装置 | |
CN114417072A (zh) | 基于bim的拆装式建筑展示方法、系统及存储介质 | |
JP2005275676A (ja) | コンテンツ提供システム、コンテンツ提供方法、サーバおよびそのプログラム | |
JP2001075954A (ja) | 電子ファイリングシステムおよびデータ登録方法 | |
JP4380230B2 (ja) | 画像情報提供システム | |
JP5144974B2 (ja) | モジュール管理方法、モジュール管理装置およびモジュール管理プログラム | |
WO2024140088A1 (zh) | 一种多媒体编辑资源的推荐方法、装置、设备及存储介质 | |
TW512279B (en) | Method for computer to automatically install software on production line | |
Wu et al. | Multi-objective resource selection in distributed information retrieval | |
JP2010157165A (ja) | 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム | |
JP2001067422A (ja) | 電子帳簿ファイリングシステム、ファイリング方法及びその記録媒体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20031216 |