JPH0991035A - プラント監視装置 - Google Patents

プラント監視装置

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JPH0991035A
JPH0991035A JP24807495A JP24807495A JPH0991035A JP H0991035 A JPH0991035 A JP H0991035A JP 24807495 A JP24807495 A JP 24807495A JP 24807495 A JP24807495 A JP 24807495A JP H0991035 A JPH0991035 A JP H0991035A
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JP
Japan
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data
plant
display
trend graph
range
Prior art date
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JP24807495A
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English (en)
Inventor
Takayuki Fujita
貴之 藤田
Masaru Takada
勝 高田
Shoichi Tanaka
正一 田中
Kouichi Nichishiyo
浩一 日諸
Fumio Araki
文雄 荒木
Koichi Kitazawa
浩一 北澤
Masayuki Shimada
雅之 島田
Shigeru Mochiji
繁 持地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba System Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba System Technology Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラント状態の監視を容易にし、操作性を向
上させる。 【解決手段】 プラントからのプラントデータを周期的
に収集するデータ収集手段と、このデータ収集手段によ
って収集されたプラント収集データから表示対象のデー
タを抽出する表示データ抽出手段と、運転員からの要求
によりタイムスパン変更ウィンドウを表示装置に表示
し、このタイムスパン変更ウィンドウに配置された変更
バーを運転員がタッチして動かすことによって任意に設
定された値を入力し、タイムスパンとして設定するタイ
ムスパン設定手段と、表示データ抽出手段によって抽出
されたデータを用いてタイムスパン設定手段によって設
定されたタイムスパンにてプラント状態の推移を示すト
レンドグラフを作成し表示装置に表示するトレンドグラ
フ表示手段とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発電プラント等の
プラント状態を監視するプラント監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】発電プラントでは、そのプラントデータ
を用いて状態の遷移を監視するために、トレンドグラフ
が用いられており、運転員はこのトレンドグラフから得
られる情報からさまざまな判断を行っていた。
【0003】このような発電プラントにおけるプラント
監視装置の従来構成を図21に示す。このプラント監視
装置100は、プラント1のプロセス値を定周期で収集
するデータ収集手段2と、収集したプラントデータを記
憶しておくプラント収集データファイル3と、トレンド
グラフに表示するポイントのプラントデータを抽出する
表示データ抽出手段4と、抽出したポイントのデータを
用いてトレンドグラフの表示データを作成するトレンド
グラフ表示手段5と、トレンドグラフ表示手段5で作成
された表示データを保持する表示用メモリ6と、表示用
メモリ6のデータを表示する表示兼入力装置7と、表示
兼入力装置7に対する入力を処理する対話手段8と、表
示用メモリ6のデータをハードコピーとして出力する印
字装置9とで構成されている。なお、表示兼入力装置7
としては、CRT等の表示装置と、この表示装置の画面
上に設置されるタッチパネルやキーボート等の入力装置
とを組合わせたものが適用される。
【0004】この構成において、データ収集手段2は、
プラント1からの入力データを周期的に収集し、プラン
ト収集データファイル3に保存する。
【0005】対話手段8は、表示兼入力装置7を介して
入力される運転員からの各種要求を受け付け、その要求
を解釈しトレンドグラフ表示手段5に渡す。
【0006】トレンドグラフ表示手段5では、対話手段
8より渡された運転員からの要求に従って、表示データ
抽出手段4によりプラント収集データファイル3からグ
ラフ表示のためのデータを抽出し、グラフ表示用のデー
タとして表示用メモリ6へ記憶させる。
【0007】表示用メモリ6に保持された表示用データ
は、表示兼入力装置7に表示されるとともに、印字装置
9へハードコピーとして出力されるようになっている。
【0008】このような発電プラントのプラント監視装
置において、運転員は、プラントの運転状態を細かく監
視したい場合には、対話手段4によりトレンドグラフの
タイムスパンやレンジの変更用の画面を表示し、タイム
スパンやレンジの値をそれぞれ数値入力することによっ
て変更・設定を行っている。また、トレンドグラフにお
いてトレンド曲線どうしの重複が生じた場合には、対話
手段4により重複しているトレンド曲線の一方を特定
し、レンジ上・下限値変更用画面を表示して、数値入力
により上・下限値を変更することにより、特定したトレ
ンド曲線の移動を行っていた。また、トレンドグラフの
表示画面を紙上に出力したい場合には、ハードコピーと
して出力が可能であった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、発電プラン
トの監視にてトレンドグラフを利用する場合において
は、その監視に伴って運転員がトレンドグラフから必要
とする情報を得るために複数のステップを踏んだ操作を
行っていた。
【0010】例えば、操作性という点において考える
と、タイムスパンやレンジを変更するときには、キーボ
ードや他の入力装置による複数回の入力操作が必要であ
り、複数のポイントのトレンド曲線が重複して見難いと
きには、それらのトレンド曲線を見易くするためにレン
ジの変更を伴う操作を行っていたり、また、変更後元の
タイムスパンやレンジに戻すためには、これらの動作を
再度繰り返す必要があるという繁雑な操作が問題となっ
ていた。
【0011】また、トレンドグラフの状態を残しておく
ためのハードコピー出力においては、それらのグラフに
対応したデジタル値が出力されないため、各時間におけ
る値をグラフから読み取る必要があり、解析に手間取る
という問題があった。
【0012】さらに、プラントデータの中で制限値逸脱
により警報となったものであって、早急に確認する必要
がある場合でも、その状態遷移をトレンドグラフとして
表示させるまでには、やはり幾つかのステップを踏む必
要があり、繁雑な操作手順が同じく問題となっていた。
【0013】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたもので、プラント状態の監視にあたり、運転員の
負担を減らすとともに、操作性を向上させたプラント監
視装置を提供することを目的とする。
【0014】また、本発明は、トレンドグラフの表示に
あたり、そのタイムスパンの設定・変更が容易なプラン
ト監視装置を提供することを目的とする。
【0015】また、本発明は、トレンドグラフのレンジ
を変更するための操作が簡単なプラント監視装置を提供
することを目的とする。
【0016】また、本発明は、トレンドグラフにおいて
トレンド曲線の重複が生じた場合でも、一方をレンジス
パンを変えることなく容易に移動することができるプラ
ント監視装置を提供することを目的とする。
【0017】また、本発明は、トレンドグラフのタイム
スパンおよび各トレンド曲線のレンジについて、変更前
の状態に簡単な操作で戻すことができるプラント監視装
置を提供することを目的とする。
【0018】また、本発明は、トレンドグラフのハード
コピーの出力の際に、対応するデジタル値リストも合わ
せて出力するプラント監視装置を提供することを目的と
する。
【0019】また、本発明は、警報発生により自動的に
監視すべきポイントのトレンドグラフを表示するプラン
ト監視装置を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】すなわち、請求項1の発
明は、表示装置および入力装置を備え、プラントから得
られるプラントデータに基づいてプラント状態の推移を
示すトレンドグラフを表示装置に表示するプラント監視
装置において、運転員からのトレンドグラフのタイムス
パン変更要求により、入力装置を介して操作することに
より設定値を任意に増減するタイムスパン設定器シンボ
ルを表示装置に表示し、このタイムスパン設定器シンボ
ルの操作により設定された値に基づいて、表示装置に表
示するトレンドグラフのタイムスパンを変更することを
特徴とする。
【0021】請求項2の発明のプラント監視装置は、表
示装置および入力装置と、プラントからのプラントデー
タを周期的に収集するデータ収集手段と、このデータ収
集手段によって収集されたプラント収集データから表示
対象のデータを抽出する表示データ抽出手段と、運転員
からの要求によりタイムスパン設定器シンボルを表示装
置に表示し、このタイムスパン設定器シンボルを入力装
置を介して運転員が操作することによって任意に設定さ
れた値を入力し、タイムスパンとして設定するタイムス
パン設定手段と、表示データ抽出手段によって抽出され
たデータを用いてタイムスパン設定手段によって設定さ
れたタイムスパンにてプラント状態の推移を示すトレン
ドグラフを作成し表示装置に表示するトレンドグラフ表
示手段とを備えたことを特徴とする。
【0022】請求項3の発明は、前記タイムスパン設定
器シンボルが、操作方向と操作移動量に応じてタイムス
パンとしての設定値を任意に増減し得るスライド機構を
有することを特徴とする。
【0023】請求項1〜3の発明のプラント監視装置に
おいては、画面上から直接変更ができるとともに、タイ
ムスパン設定器シンボルによりタイムスパンの微調整を
可能にし、任意の値の設定を実現することができ、プラ
ント監視装置のトレンドグラフのタイムスパン設定にお
ける操作性を向上させることができる。
【0024】請求項4の発明は、表示装置および入力装
置を備え、プラントから得られるプラントデータに基づ
いてプラント状態の推移を示すトレンドグラフを表示装
置に表示するプラント監視装置において、運転員からの
トレンドグラフのレンジ変更要求により、入力装置を介
して操作することによりレンジの上限値または下限値を
任意に増減するレンジ変更操作ウィンドウを表示装置に
表示し、このレンジ変更操作ウィンドウを操作すること
により設定された上限値および下限値に基づいて、表示
装置に表示するトレンドグラフのレンジを変更すること
を特徴とする。請求項5の発明のプラント監視装置は、
表示装置および入力装置と、プラントからのプラントデ
ータを周期的に収集するデータ収集手段と、このデータ
収集手段によって収集されたプラント収集データから表
示対象のデータを抽出する表示データ抽出手段と、各ポ
イントごとにプラントデータの表示レンジの上限値およ
び下限値を格納するレンジ上・下限値テーブルと、表示
データ抽出手段によって抽出されたデータを用いてレン
ジ上・下限値テーブルを参照してプラント状態の推移を
示すトレンドグラフを作成し表示装置に表示するトレン
ドグラフ表示手段と、運転員からの要求によりレンジ変
更操作ウィンドウを表示装置に表示し、このレンジ変更
操作ウィンドウを運転員が入力装置を介して操作するこ
とによって任意に設定された上限値および下限値を入力
し、これらの上限値および下限値に基づいてレンジ上・
下限値テーブルを更新するレンジ変更手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0025】請求項6の発明は、前記レンジ変更操作ウ
ィンドウが、入力装置を介して押し続けることによっ
て、上限値を任意に上げる上限値増加ボタンと、上限値
を任意に下げる上限値減少ボタンと、下限値を任意に上
げる下限値増加ボタンと、下限値を任意に下げる下限値
減少ボタンとを有することを特徴とする。
【0026】請求項4〜6の発明のプラント監視装置に
おいては、画面上から直接レンジ変更ができるととも
に、レンジ変更操作ウィンドウによりレンジの微調整を
可能にし、任意の値の設定を実現することができ、プラ
ント監視装置のトレンドグラフのレンジ変更における操
作性を向上させることができる。
【0027】請求項7の発明は、表示装置および入力装
置を備え、プラントから得られるプラントデータに基づ
いてプラント状態の推移を示すトレンドグラフを表示装
置に表示するプラント監視装置において、トレンドグラ
フにおいて少なくとも2つのポイントのトレンド曲線が
重複した場合に、一方のポイントのトレンド曲線が運転
員によって入力装置を介して指示され、この指示位置が
上下方向に移動されたとき、当該ポイントのトレンド曲
線をこの指示位置に従って移動することを特徴とする。
【0028】請求項8の発明のプラント監視装置は、表
示装置および入力装置と、プラントからの各ポイントの
プラントデータを周期的に収集するデータ収集手段と、
このデータ収集手段によって収集されたプラント収集デ
ータから表示対象のデータを抽出する表示データ抽出手
段と、各ポイントのプラントデータの表示レンジの上限
値および下限値を格納するレンジ上・下限値テーブル
と、表示データ抽出手段によって抽出されたデータを用
いてレンジ上・下限値テーブルを参照してプラント状態
の推移を示すトレンドグラフを作成し表示装置に表示す
るトレンドグラフ表示手段と、表示装置に表示されたト
レンドグラフ中の1つのポイントのトレンド曲線が入力
装置を介して指示され、この指示位置が移動されたと
き、指示されたポイントの表示レンジの上限値および下
限値を前記指示位置の上下方向の移動量に基づいて計算
し、この計算結果に基いてレンジ上・下限値テーブルを
更新するグラフ移動手段とを備えたことを特徴とする。
【0029】請求項7および8の発明のプラント監視装
置においては、画面上でトレンドグラフの中から1本の
トレンド曲線を入力装置を介して指示し、この指示位置
を上下方向にずらすことにより、トレンド曲線をレンジ
スパンを変えることなく上・下方向に任意の量だけ移動
させることができ、トレンド曲線の重複が生じても容易
に移動させてプラント監視における操作性を向上させる
ことができる。
【0030】請求項9の発明は、表示装置および入力装
置を備え、プラントから得られるプラントデータに基づ
いてプラント状態の推移を示すトレンドグラフを表示装
置に表示するプラント監視装置において、トレンドグラ
フのタイムスパンまたはレンジを運転員の要求により変
更したとき、対応する変更前の設定データを記憶してお
き、運転員からの復元要求により変更前の設定データを
呼び出して表示装置に表示するトレンドグラフのタイム
スパンまたはレンジを復元することを特徴とする。
【0031】請求項10の発明のプラント監視装置は、
表示装置および入力装置と、プラントからのプラントデ
ータを周期的に収集するデータ収集手段と、このデータ
収集手段によって収集されたプラント収集データから表
示対象のデータを抽出する表示データ抽出手段と、各ポ
イントごとにプラントデータの表示レンジの上限値およ
び下限値を格納するレンジ上・下限値テーブルと、入力
装置を介して入力されるタイムスパン設定情報に基づい
て、タイムスパンを設定するタイムスパン設定手段と、
表示データ抽出手段によって抽出されたデータを用いて
レンジ上・下限値テーブルを参照しタイムスパン設定手
段によって設定されたタイムスパンにてプラント状態の
推移を示すトレンドグラフを作成し表示装置に表示する
トレンドグラフ表示手段と、入力装置を介して入力され
るレンジ変更情報に基づいて、レンジ上・下限値テーブ
ルを更新するレンジ変更手段と、タイムスパン設定手段
またはレンジ変更手段によって表示装置に表示されてい
るトレンドグラフのタイムスパンまたはレンジが変更さ
れたとき、変更前のタイムスパンまたはレンジの設定デ
ータを記憶する前回設定情報記憶手段と、運転員からの
タイムスパンまたはレンジの設定復元要求により、前回
設定情報記憶手段により記憶された対応する変更前の設
定データを読み込み、トレンドグラフ表示手段に対し
て、この変更前の設定データに基づいてトレンドグラフ
を作成するよう要求する前回設定情報設定手段とを備え
たことを特徴とする。
【0032】請求項11の発明は、請求項10に記載の
タイムスパン設定手段が、請求項2に記載のタイムスパ
ン設定手段であることを特徴とする。
【0033】請求項12の発明は、請求項10に記載の
レンジ変更手段が、請求項5に記載のレンジ変更手段お
よび請求項8に記載のグラフ移動手段の少なくとも一方
を含むことを特徴とする。
【0034】請求項13の発明は、請求項2記載のプラ
ント監視装置において、タイムスパン設定手段によって
表示装置に表示されているトレンドグラフのタイムスパ
ンが変更されたとき、変更前のタイムスパンの設定デー
タを記憶する前回設定情報記憶手段と、運転員からのタ
イムスパンの設定復元要求により、前回設定情報記憶手
段により記憶された変更前のタイムスパンの設定データ
を読み込み、トレンドグラフ表示手段に対して、この変
更前の設定データに基づいてトレンドグラフを作成する
よう要求する前回設定情報設定手段とをさらに備えたこ
とを特徴とする。
【0035】請求項14の発明は、請求項5記載のプラ
ント監視装置において、レンジ変更手段によって表示装
置に表示されているトレンドグラフのレンジが変更され
たとき、変更前のレンジの設定データを記憶する前回設
定情報記憶手段と、運転員からのレンジの設定復元要求
により、前回設定情報記憶手段により記憶された変更前
のレンジの設定データを読み込み、トレンドグラフ表示
手段に対して、この変更前の設定データに基づいてトレ
ンドグラフを作成するよう要求する前回設定情報設定手
段とをさらに備えたことを特徴とする。
【0036】請求項15の発明は、請求項8記載のプラ
ント監視装置において、グラフ移動手段によって表示装
置に表示されているトレンドグラフの中の1つのポイン
トのトレンド曲線が移動されたとき、移動前のこのポイ
ントのレンジの設定データを記憶する前回設定情報記憶
手段と、運転員からのグラフ移動の設定復元要求によ
り、前回設定情報記憶手段により記憶されたグラフ移動
前のレンジの設定データを読み込み、トレンドグラフ表
示手段に対して、このグラフ移動前の設定データに基づ
いてトレンドグラフを作成するよう要求する前回設定情
報設定手段とをさらに備えたことを特徴とする。
【0037】請求項9〜15の発明のプラント監視装置
においては、変更前の設定データを記憶し、設定復元要
求を受け付けることで、一時的な表示設定の変更におい
ては、設定手段または変更手段による再設定を行わず
に、簡単な操作で前回データの設定を実現することがで
きる。
【0038】請求項16の発明は、表示装置および入力
装置を備え、プラントから得られるプラントデータに基
づいてプラント状態の推移を示すトレンドグラフを表示
装置に表示するプラント監視装置において、運転員から
のトレンドグラフのハードコピー要求により、当該トレ
ンドグラフの画像とともにこのトレンドグラフに表示さ
れるプラントデータのデジタル値リストを印字装置にて
印字出力することを特徴とする。
【0039】請求項17の発明のプラント監視装置は、
表示装置および入力装置と、プラントからのプラントデ
ータを周期的に収集するデータ収集手段と、このデータ
収集手段によって収集されたプラント収集データから表
示対象のデータを抽出する表示データ抽出手段と、この
表示データ抽出手段によって抽出されたデータを用いて
プラント状態の推移を示すトレンドグラフを作成し表示
装置に表示するトレンドグラフ表示手段と、運転員から
のハードコピー要求により、トレンドグラフ表示手段か
らトレンドグラフの表示データおよびこのトレンドグラ
フに表示されるプラントデータのポイント情報を入力
し、トレンドグラフの表示データからトレンドグラフの
印字データを作成するハードコピー手段と、このハード
コピー手段から通知されるポイント情報に基づいてデー
タ収集手段によって収集されたプラント収集データから
対応するプラントデータを抽出してデジタル値リストの
印字データを作成し、ハードコピー手段からのトレンド
グラフの印字データと合成する印字データ抽出手段と、
この印字データ抽出手段によって合成された印字データ
を印字装置に出力する印字手段とを備えたことを特徴と
する。
【0040】請求項17の発明のプラント監視装置にお
いては、ハードコピー手段、印字データ抽出手段によっ
て作成された印字データを、印字手段によって印字装置
に出力することにより、トレンドグラフのハードコピー
とそのディジタル値リストを同一紙面上に得ることがで
きる。
【0041】請求項18の発明は、表示装置および入力
装置を備え、プラントから得られるプラントデータに基
づいてプラント状態の推移を示すトレンドグラフを表示
装置に表示するプラント監視装置において、プラントか
らのあるポイントのプラントデータが制限値を越えて警
報を発生したとき、当該ポイントおよびこれに関連する
ポイントのプラントデータを自動的にトレンドグラフに
して表示装置に表示することを特徴とする。
【0042】請求項19の発明のプラント監視装置は、
表示装置および入力装置と、プラントからのプラントデ
ータを周期的に収集するデータ収集手段と、このデータ
収集手段によって収集されたブラント収集データの中か
ら制限値を越えるものを検出する制限値チェック手段
と、グループごとに相互に関連するポイント情報を記憶
するグループテーブルと、制限値チェック手段によって
検出されたポイント情報に基づいて、グループテーブル
の対応するグループに登録されているポイント情報を取
得するグループ抽出手段と、このグループ抽出手段によ
って取得されたポイント情報に基づいて、データ収集手
段によって収集されたブラント収集データの中から対応
するプラントデータを抽出する表示データ抽出手段と、
この表示データ抽出手段によって抽出されたデータを用
いてプラント状態の推移を示すトレンドグラフを作成し
表示装置に表示するトレンドグラフ表示手段とを備えた
ことを特徴とする。
【0043】請求項19の発明のプラント監視装置にお
いては、制限値チェック手段がアナログポイントの制限
値逸脱を検出して取得したポイント番号により、グルー
プ抽出手段が同一グループ内の関連ポイント番号を検索
することにより、警報発生と同時にトレンドグラフを自
動表示することができる。
【0044】請求項20の発明は、前記入力装置が、表
示装置の画面上に設置され、タッチされることによって
所定の情報を入力するタッチパネルであることを特徴と
する。
【0045】請求項20の発明のプラント監視装置にお
いては、プラント監視における操作性をより向上させる
ことができる。
【0046】
【発明の実施の形態】以下に、図面に基づいて本発明の
実施の形態を説明する。なお、従来例と共通する部分に
は同一符号を付して、重複する説明は省略する。
【0047】図1は、本発明のプラント監視装置の第1
の実施の形態を示すもので、本プラント監視装置10A
は、図21に示す従来構成と比較して、さらにトレンド
グラフのタイムスパンを変更するタイムスパン設定手段
11を備えている。
【0048】次に、この構成のプラント監視装置10A
の作用を説明する。
【0049】表示兼入力装置7を介してトレンドグラフ
のタイムスパンの変更要求があったとき、対話手段8
は、その要求をタイムスパン設定手段11に通知し、図
2に示すようなタイムスパン変更ウィンドウを表示兼入
力装置7に表示する。
【0050】図2において、タイムスパン変更ウィンド
ウは所定のエリアA1内で左右に移動可能なタイムスパ
ン変更用バーbを有し、運転員がこのタイムスパン変更
用バーbをタッチした状態で同バーbを左右に移動させ
ると、同バーbの動きに連動してタイムスパン変更ウィ
ンドウ上のタイムスパン表示エリアA2に現在のタイム
スパンがリアルタイムに表示されるようになっている。
これにより、運転員はタイムスパン表示エリアA2内の
タイムスパンの表示を確認しながら、タイムスパン変更
用バーbを移動させて、目標とするタイムスパンに設定
することができる。なお、タイムスパン変更用バーbの
移動に伴う対話は、常に表示兼入力装置7上で行われ、
その情報は対話手段8を介してタイムスパン設定手段1
1に渡される。
【0051】図3は、トレンドグラフのタイムスパンの
変更にかかる処理の流れを示すもので、表示兼入力装置
7の画面にタッチされ(ステップ200)、そのタッチ
位置がタイムスパン変更用バーbのエリア内であれば
(ステップ201でイエス)、タイムスパン設定手段1
1はタイムスパン変更用バーbの移動に合わせてタイム
スパンの値を変更し(ステップ202)、変更後のタイ
ムスパンの値をトレンドグラフ表示手段5に通知して再
表示の要求を行う(ステップ203)。
【0052】トレンドグラフ表示手段5では、タイムス
パン設定手段11から渡されたタイムスパンの値をもと
にスケール計算を行い、表示データ抽出手段4によって
抽出されたデータを表示兼入力装置7上にトレンドグラ
フとして表示させるためのプロット間隔や表示座標を決
定するとともに、この決定に基づいて前記の抽出データ
を表示メモリ6上にプロットすることにより、新しく設
定したタイムスパンでのトレンドグラフを表示兼入力装
置7上に表示することができる。
【0053】以上の説明からも明らかなように、この第
1の実施の形態によれば、簡単な操作でトレンドグラフ
のタイムスパンを所定の範囲内でスケーラブルに任意に
設定・変更することができ、タイムスパンの微調整も可
能となる。
【0054】図4は、本発明のプラント監視装置の第2
の実施の形態を示すもので、本プラント監視装置10B
は、図21に示す従来構成と比較して、画面上で直接レ
ンジの変更を可能とするレンジ変更手段15と、レンジ
変更手段15によって設定された上限値、下限値を格納
しておくレンジ上・下限値テーブル16をさらに備えて
いる。
【0055】次に、この構成のプラント監視装置10B
の作用を説明する。
【0056】表示兼入力装置7を通してトレンドグラフ
のレンジの変更要求があったとき、対話手段8は、その
要求をレンジ変更手段15に通知し、図5に示すような
レンジ上・下限値変更ウィンドウを表示兼入力装置7に
表示する。
【0057】図5において、レンジ上・下限値変更ウィ
ンドウは、上限値増加ボタンP1、上限値減少ボタンP
2、下限値増加ボタンP3、および下限値減少ボタンP
4を有し、上限値増加ボタンP1または上限値減少ボタ
ンP2が押されると、その押し時間に連動してレンジ上
・下限値変更ウィンドウ上の上限値表示エリアA3内の
上限値の表示がリアルタイムに増減し、同様に、下限値
増加ボタンP3または下限値減少ボタンP4が押される
と、下限値表示エリアA4内の下限値の表示が増減する
ようになっている。これにより、運転員は、上限値増加
ボタンP1または上限値減少ボタンP2により、上限値
表示エリアA3内の上限値の表示を確認しながら目標と
する上限値に設定し、また下限値増加ボタンP3または
下限値減少ボタンP4により、下限値表示エリアA4内
の下限値の表示を確認しながら目標とする下限値に設定
することができる。なお、増加/減少ボタンの押操作に
伴う対話は、常に表示兼入力装置7上で行われ、その情
報は対話手段8を介してレンジ変更手段15に渡され
る。
【0058】図6は、トレンドグラフのレンジの変更に
かかる処理の流れを示すもので、上限値を上げる場合
(ステップ300、301でとともにイエス)、上限値
増加ボタンP1を押し(ステップ302)、上限値を下
げる場合(ステップ300でイエス、ステップ301で
ノー)、上限値減少ボタンP2を押して(ステップ30
3)、目標値に設定する(ステップ304)。さらに、
下限値を上げる場合(ステップ305、306でととも
にイエス)、下限値増加ボタンP3を押し(ステップ3
07)、下限値を下げる場合(ステップ305でイエ
ス、ステップ306でノー)、下限値減少ボタンP4を
押して(ステップ308)、目標値に設定する(ステッ
プ309)。
【0059】レンジ変更手段15は、対話手段8を介し
て得られるレンジ変更情報に基づいて、レンジ上・下限
値テーブル16にレンジ上・下限値を設定し、トレンド
グラフ表示手段5に再表示の要求を行う。
【0060】トレンドグラフ表示手段5では、レンジ上
・下限値テーブル16からレンジの値を読み込み、その
値をもとにスケール計算を行い、表示データ抽出手段4
によって抽出されたデータを表示兼入力装置7上にトレ
ンドグラフとして表示させるためのプロット間隔や表示
座標を決定するとともに、この決定に基づいて前記の抽
出データを表示メモリ6上にプロットする。これによ
り、表示兼入力装置7は新しく設定したレンジ上・下限
値でのトレンドグラフを表示することができる。
【0061】以上の説明からも明らかなように、この第
2の実施の形態によれば、キーボードから数値入力する
ことなく、トレンドグラフの表示画面からレンジ上・下
限値変更ウィンドウ内の増加/減少ボタンによりスケー
ラブルにレンジ上・下限値を変更することができ、簡単
な操作で任意にレンジを設定することができる。
【0062】図7は、本発明のプラント監視装置の第3
の実施の形態を示すもので、本プラント監視装置10C
は、図21に示す従来構成と比較して、画面上でタッチ
操作によりグラフを移動するグラフ移動手段21と、グ
ラフ移動手段21によって変化する上限値、下限値を格
納しておくレンジ上・下限値テーブル16をさらに備え
ている。
【0063】次に、この構成のプラント監視装置10C
の作用を説明する。
【0064】表示兼入力装置7に表示されているトレン
ドグラフにおいて2つのポイントのトレンド曲線が重複
しており、タッチ操作により、表示兼入力装置7を通し
てグラフの移動要求があったとき、対話手段8はタッチ
操作によって特定されたトレンド曲線の情報とその移動
要求をグラフ移動手段21に通知する。
【0065】図8は、トレンドグラフの移動にかかる処
理の流れを示すもので、表示兼入力装置7に表示されて
いるトレンドグラフからタッチ操作によりあるポイント
のトレンド曲線が指定されると(ステップ400)、グ
ラフ移動手段21はそのトレンド曲線が他のポイントの
トレンド曲線と重複しているか否かを判断し(ステップ
401)、重複している場合には、タッチ状態で移動す
るタッチ位置情報を入力して(ステップ402)、移動
前の位置と現在の位置から移動量を算出し、その移動量
に基づいてレンジ上・下限値テーブル16内の対応する
レンジ上・下限値を変更するとともに、トレンドグラフ
表示手段5に対して再表示の要求を出す(ステップ40
3)。
【0066】トレンドグラフ表示手段5では、レンジ上
・下限値テーブル16からレンジの値を読み込み、その
値をもとにスケール計算を行い、表示データ抽出手段4
によって抽出されたデータを表示兼入力装置7上にトレ
ンドグラフとして表示させるためのプロット間隔や表示
座標を決定するとともに、この決定に基づいて前記の抽
出データを表示メモリ6上にプロットして、表示兼入力
装置7は変更されたレンジ上・下限値でのトレンドグラ
フを表示する。このようにして、画面上のトレンド曲線
をタッチした状態で移動することにより、その移動量に
応じて、レンジ上・下限値が新しい設定に変化すること
になり、トレンド曲線を移動することができる。
【0067】以上の説明からも明らかなように、この第
3の実施の形態によれば、トレンドグラフにおいてトレ
ンド曲線が重複した場合、タッチ操作により重複したト
レンド曲線の一方をレンジスパンを変えることなく移動
することができ、キー入力によってレンジの変更を行う
というような繁雑な操作を必要とすることなく、簡単に
重複したグラフの確認を行うことができる。
【0068】なお、この第3の実施の形態においては、
グラフ移動手段21の中で用いているトレンド曲線の重
複を検出する方法を利用して、重複が発生している場合
に、どのポイントとどのポイントが重複しているのかを
検出し、表示兼入力装置7上にメッセージを表示するよ
うにすることもできる。
【0069】図9は、本発明のプラント監視装置の第4
の実施の形態を示すもので、本プラント監視装置10D
は、図21に示す従来構成と比較して、タイムスパンを
変更するタイムスパン設定手段11と、トレンドグラフ
のレンジを変更するレンジ変更手段15と、タッチ操作
によりグラフを移動するグラフ移動手段21と、タイム
スパン設定手段11、レンジ変更手段15またはグラフ
移動手段21によりトレンドグラフのタイムスパン、レ
ンジ等の設定データが変更されたとき、変更前の設定デ
ータを保存処理する前回設定情報記憶手段25と、前回
設定情報記憶手段25からの前回設定データを記憶する
前回設定情報記憶テーブル26と、変更されたトレンド
グラフのタイムスパン、レンジ等の設定データを元に戻
すという運転員から要求を受け付ける設定復元要求受付
手段27と、設定復元要求により前回設定情報記憶テー
ブル26から対応する前回値を読み込む前回設定情報選
択手段28と、前回設定情報選択手段28から渡された
前回値を設定する前回設定情報設定手段29と、トレン
ドグラフ表示手段5に前回値に基づくトレンドグラフの
表示を要求する表示要求手段30とをさらに備えてい
る。
【0070】次に、この構成のプラント監視装置10D
の作用を説明する。
【0071】まず、トレンドグラフの設定データの前回
値を記憶する処理について、図10に示すフローチャー
トを参照して説明する。前回設定情報記憶手段25は、
タイムスパン設定手段11、レンジ変更手段15、グラ
フ移動手段21のいずれかの手段にてトレンドグラフの
設定データが変更されたとき、変更前の設定データを前
回設定情報記憶テーブル26に保存する(ステップ50
0〜502)。前回設定情報記憶テーブル26は、図1
1に示すように、後述の設定復元要求に備えてタイムス
パン設定情報/レンジ変更情報/グラフ移動情報の種別
を示すフラグとそれに対応する前回値情報を記憶する。
なお、タイムスパン設定情報/レンジ変更情報/グラフ
移動情報の各フラグに対する前回値情報は、タイムスパ
ン情報/レンジ上下限情報/レンジ上下限情報となる。
【0072】タイムスパン設定手段11、レンジ変更手
段15、グラフ移動手段21のいずれかの手段にて表示
中のトレンドグラフのスケール変更ないし移動が行われ
た後、表示兼入力装置7を通してトレンドグラフを変更
前の状態に戻す要求があったとき、対話手段8は、その
要求を設定復元要求受付手段27に通知し、図12に示
すようなレンジ・タイムスパン・グラフ復元ウィンドウ
を表示兼入力装置7に表示する。
【0073】図13は、前回値を復元する処理の流れを
示すもので、設定復元要求受付手段27が運転員からの
復元要求を受け付けると(ステップ510)、表示兼入
力装置7に図12に示すようなレンジ・タイムスパン・
グラフ復元ウィンドウが表示される。
【0074】ここで、レンジ・タイムスパン・グラフ復
元ウィンドウ内の『レンジ』(レンジ上・下限値の前回
設定値復元ボタン)P5、『タイムスパン』(タイムス
パン前回設定値復元ボタン)P6、『グラフ』(前回グ
ラフ位置復元ボタン)P7のいずれかのボタンをタッチ
選択すると、前回設定情報選択手段28は設定復元要求
受付手段27より復元すべき設定情報の種別を受け取
り、この設定情報の種別に応じて(ステップ511)前
回設定値を図11に示す前回設定情報記憶テーブル26
から取得し、前回設定情報設定手段29に渡す(ステッ
プ512〜514)。
【0075】前回設定情報設定手段29は、前回設定情
報選択手段28からの設定値を設定した後(ステップ5
15〜517)、表示要求手段30によってトレンドグ
ラフ表示手段5に表示更新の要求を行う(ステップ51
8)。
【0076】トレンドグラフ表示手段5では、前回設定
情報設定手段29によって設定された前回設定値に基づ
いてスケール計算を行い、表示データ抽出手段4によっ
て抽出されたデータを表示兼入力装置7上にトレンドグ
ラフとして表示させるためのプロット間隔や表示座標を
決定するとともに、この決定に基づいて前記の抽出デー
タを表示メモリ6上にプロットすることにより、表示兼
入力装置7に前回設定値を反映したトレンドグラフの表
示を行うことができる。
【0077】以上の説明からも明らかなように、この第
4の実施の形態によれば、トレンドグラフの表示を前回
の表示設定で表示させたいとき、再設定の操作を行うこ
となくワンタッチで前回の表示に戻すことができ、操作
性を向上させることができる。
【0078】なお、この第4の実施の形態においては、
前回表示した系統図等の画面情報を前回設定情報として
記憶しておくことにより、復元要求時にそれらの画面へ
展開することも可能にすることができる。
【0079】図14は、本発明のプラント監視装置の第
5の実施の形態を示すもので、本プラント監視装置10
Eは、図21に示す従来構成と比較して、対話手段8で
受け付けた要求に従って、トレンドグラフのハードコピ
ー出力に必要なデータを作成するハードコピー手段35
と、ハードコピー手段35にて作成される印字データフ
ァイル36と、この印字データファイル36およびプラ
ント収集データファイル3から印字データを抽出する印
字データ抽出手段37と、抽出されたデータをもとにハ
ードコピーおよびデジタル値の印字出力を行う印字手段
38をさらに備えている。
【0080】次に、この構成のプラント監視装置10E
の作用を説明する。
【0081】表示兼入力装置7を通してトレンドグラフ
のハードコピー出力要求があったとき、対話手段8は、
その要求をハードコピー手段35と印字データ抽出手段
37に通知する。
【0082】ハードコピー手段35は、表示用メモリ6
に記憶されているビットマップイメージの画面表示デー
タをハードコピー出力のために読み込むとともに、トレ
ンドグラフ表示手段5から表示中のトレンドグラフのポ
イント情報を取得し、前記画面表示データと合わせて、
印字データファイル36を作成する。
【0083】印字データ抽出手段37は、対話手段8か
ら渡されたハードコピー出力要求により、図15に処理
の流れを示すように、印字データファイル36のデータ
を読み込むとともに(ステップ600)、その中のトレ
ンドグラフのポイント情報を取得・解析し(ステップ6
01)、それを利用してプラント収集データファイル3
からデジタル値リストのためのデータを抽出した後(ス
テップ602)、これらのデータを印字手段38に渡
す。
【0084】印字手段38は、図16にその処理の流れ
を示すように、印字データ抽出手段29から渡されたデ
ータを一旦出力データ記憶エリアに記憶する(ステップ
610)。印字装置9に出力するためにこのデータの中
のハードコピー部分はビットマップデータのままとする
が、デジタル値リストの部分はこれを抽出し(ステップ
611)、バイナリデータを文字コードに変換して(ス
テップ612)、リスト形式に整列させる処理を行った
後(ステップ613)、ビットマップデータと合わせて
印字装置9に出力する(ステップ614)。これによ
り、印字装置9からは、トレンドグラフのハードコピー
とデジタル値リストが一緒に出力されることとなる。
【0085】以上の説明からも明らかなように、この第
5の実施の形態によれば、トレンドグラフのハードコピ
ーを要求すると、トレンドグラフのハードコピーととも
に対応するデジタル値リストが一緒に印字されるため、
それらの確認作業等が容易となり、運転員の負担を軽減
することができる。
【0086】なお、この第5の実施の形態においては、
出力先を表示兼入力装置7として、1画面上にトレンド
グラフとデジタル値リストを同時に表示することによ
り、その画面上でも確認作業を行えるようにすることも
できる。
【0087】図17は、本発明のプラント監視装置の第
6の実施の形態を示すもので、本プラント監視装置10
Fは、図21に示す従来構成と比較して、データ収集手
段2により収集されたプラントデータについて制限値と
比較してチェックする制限値チェック手段41と、図1
8に示すようにグループごとに関連するポイント情報を
記憶するグループテーブル42と、制限値チェック手段
41から通知されたポイントに基づいてグループテーブ
ル42から所属するグループ内のすべてのポイント情報
を抽出するグループ抽出手段43とをさらに備えてい
る。
【0088】次に、この構成のプラント監視装置10F
の作用を説明する。
【0089】制限値チェック手段41は、図19に処理
の流れを示すように、データ収集手段2により定期的に
収集しているプラントデータを受け取り(ステップ70
0)、データ中の各ポイントの値が制限値を逸脱してい
るか否かを判断し(ステップ701)、逸脱している場
合は該当ポイントをグループ抽出手段43に渡す(ステ
ップ702)。
【0090】グループ抽出手段43は、図20にその処
理の流れを示すように、制限値チェック手段41より渡
されたポイントを受け取ると(ステップ710)、その
ポイントをキーに、図18に示すような関連するポイン
ト群をグルーピングした構成となっているグループテー
ブル42を検索することにより(ステップ711、71
2)、そのポイントを含むグループの全てのポイントを
取り出し(ステップ713)、表示データ抽出手段4に
渡す(ステップ714)。
【0091】表示データ抽出手段4は、渡されたポイン
トに従って、プラント収集データファイル3から対応す
るプラントデータを抽出し、トレンドグラフ表示手段5
に渡す。これにより、トレンドグラフ表示手段5の作用
に従って、関連ポイントのトレンドグラフが、表示兼入
力装置7に表示される。
【0092】以上の説明からも明らかなように、この第
6の実施の形態によれば、警報発生と同時に関連するポ
イントのトレンドグラフを自動的に表示することがで
き、警報に対する原因追及の際の過渡現象の解析がより
容易となる。
【0093】なお、この第6の実施の形態においては、
警報発生ポイントに関連するポイントに加えて、それら
のポイントが含まれる系統図の情報をグループテーブル
42に定義しておき、警報発生時にそれらを抽出・表示
することにより、トレンドグラフと系統図を一度に監視
できるようにすることもできる。
【0094】
【発明の効果】上記したように、本発明によれば、画面
上にタイムスパン変更ウィンドウを表示することによ
り、タイムスパンの設定をスケーラブルに任意で行うこ
とができ、操作時間を短縮することができる。
【0095】本発明によれば、画面に表示されたレンジ
上・下限値変更ウィンドウ上の操作によりレンジ上限
値、下限値を変更できるので、レンジ変更の操作性を向
上させることができる。
【0096】本発明によれば、画面上の重複しているト
レンドグラフへのタッチ操作によりトレンドグラフの抽
出、移動ができるので、トレンドグラフの重複解消時間
を短縮することできる。
【0097】本発明によれば、一時的に変更したレンジ
上・下限値、タイムスパンの前回値を記憶することによ
り、ワンアクションで前回データに復元でき、元の設定
値に戻す場合の操作時間を短縮することができる。
【0098】本発明によれば、トレンドグラフのハード
コピーの出力時に対応するポイントのデジタル値をリス
ト出力することにより、ワンアクションでトレンドグラ
フとそれに対応したデジタル値を同時に取得することが
でき、運転員の確認作業を効率よく迅速に行うことがで
きる。
【0099】本発明によれば、警報発生時に関連するポ
イントのトレンドグラフを自動的に表示することより、
運転員が操作することなく監視したい画面へ素早く展開
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプラント監視装置の第1の実施の形態
を示すブロック図である。
【図2】タイムスパン変更ウィンドウを例示する図であ
る。
【図3】トレンドグラフのタイムスパンの変更にかかる
処理の流れを示すフローチャートである。
【図4】本発明のプラント監視装置の第2の実施の形態
を示すブロック図である。
【図5】レンジ上・下限値変更ウィンドウを例示する図
である。
【図6】トレンドグラフのレンジの変更にかかる処理の
流れを示すフローチャートである。
【図7】本発明のプラント監視装置の第3の実施の形態
を示すブロック図である。
【図8】トレンドグラフの移動にかかる処理の流れを示
すフローチャートである。
【図9】本発明のプラント監視装置の第4の実施の形態
を示すブロック図である。
【図10】トレンドグラフの設定データの前回値を記憶
する処理の流れを示すフローチャートである。
【図11】図9における前回設定情報記憶テーブル26
のデータ構成例を示す図である。
【図12】レンジ・タイムスパン・グラフ復元ウィンド
ウを例示する図である。
【図13】トレンドグラフの設定データの前回値を復元
する処理の流れを示すフローチャートである。
【図14】本発明のプラント監視装置の第5の実施の形
態を示すブロック図である。
【図15】図14における印字データ抽出手段37の処
理の流れを示すフローチャートである。
【図16】図14における印字手段38の処理の流れを
示すフローチャートである。
【図17】本発明のプラント監視装置の第6の実施の形
態を示すブロック図である。
【図18】図17におけるグループテーブル42のデー
タ項政令を示す図である。
【図19】図17における制限値チェック手段41の処
理の流れを示すフローチャートである。
【図20】図17におけるグループ抽出手段43の処理
の流れを示すフローチャートである。
【図21】プラント監視装置の従来例を示すブロック図
である。
【符号の説明】
2………データ収集手段 3………プラント収集データファイル 4………表示データ抽出手段 5………トレンドグラフ表示手段 6………表示用メモリ 7………表示兼入力装置 8………対話手段 9………印字装置 10、100………プラント監視装置 11………タイムスパン設定手段 15………レンジ変更手段 16………レンジ上・下限値テーブル 21………グラフ移動手段 25………前回設定情報記憶手段 26………前回設定情報記憶テーブル 27………設定復元要求受付手段 28………前回設定情報選択手段 29………前回設定情報設定手段 30………表示要求手段 35………ハードコピー手段 36………印字データファイル 37………印字データ抽出手段 38………印字手段 41………制限値チェック手段 42………グループテーブル 43………グループ抽出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 正一 東京都府中市晴見町2丁目24番地の1 東 芝システムテクノロジー株式会社内 (72)発明者 日諸 浩一 東京都府中市晴見町2丁目24番地の1 東 芝システムテクノロジー株式会社内 (72)発明者 荒木 文雄 東京都府中市晴見町2丁目24番地の1 東 芝システムテクノロジー株式会社内 (72)発明者 北澤 浩一 東京都府中市晴見町2丁目24番地の1 東 芝システムテクノロジー株式会社内 (72)発明者 島田 雅之 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 (72)発明者 持地 繁 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示装置および入力装置を備え、プラン
    トから得られるプラントデータに基づいてプラント状態
    の推移を示すトレンドグラフを前記表示装置に表示する
    プラント監視装置において、 運転員からの前記トレンドグラフのタイムスパン変更要
    求により、前記入力装置を介して操作することにより設
    定値を任意に増減するタイムスパン設定器シンボルを前
    記表示装置に表示し、このタイムスパン設定器シンボル
    の操作により設定された値に基づいて、前記表示装置に
    表示するトレンドグラフのタイムスパンを変更すること
    を特徴とするプラント監視装置。
  2. 【請求項2】 表示装置および入力装置と、 プラントからのプラントデータを周期的に収集するデー
    タ収集手段と、 このデータ収集手段によって収集されたプラント収集デ
    ータから表示対象のデータを抽出する表示データ抽出手
    段と、 運転員からの要求によりタイムスパン設定器シンボルを
    前記表示装置に表示し、このタイムスパン設定器シンボ
    ルを前記入力装置を介して運転員が操作することによっ
    て任意に設定された値を入力し、タイムスパンとして設
    定するタイムスパン設定手段と、 前記表示データ抽出手段によって抽出されたデータを用
    いて前記タイムスパン設定手段によって設定されたタイ
    ムスパンにてプラント状態の推移を示すトレンドグラフ
    を作成し前記表示装置に表示するトレンドグラフ表示手
    段とを備えたことを特徴とするプラント監視装置。
  3. 【請求項3】 前記タイムスパン設定器シンボルは、操
    作方向と操作移動量に応じてタイムスパンとしての設定
    値を任意に増減し得るスライド機構を有することを特徴
    とする請求項1または2記載のプラント監視装置。
  4. 【請求項4】 表示装置および入力装置を備え、プラン
    トから得られるプラントデータに基づいてプラント状態
    の推移を示すトレンドグラフを前記表示装置に表示する
    プラント監視装置において、 運転員からの前記トレンドグラフのレンジ変更要求によ
    り、前記入力装置を介して操作することによりレンジの
    上限値または下限値を任意に増減するレンジ変更操作ウ
    ィンドウを前記表示装置に表示し、このレンジ変更操作
    ウィンドウを操作することにより設定された上限値およ
    び下限値に基づいて、前記表示装置に表示するトレンド
    グラフのレンジを変更することを特徴とするプラント監
    視装置。
  5. 【請求項5】 表示装置および入力装置と、 プラントからのプラントデータを周期的に収集するデー
    タ収集手段と、 このデータ収集手段によって収集されたプラント収集デ
    ータから表示対象のデータを抽出する表示データ抽出手
    段と、 各ポイントごとにプラントデータの表示レンジの上限値
    および下限値を格納するレンジ上・下限値テーブルと、 前記表示データ抽出手段によって抽出されたデータを用
    いて前記レンジ上・下限値テーブルを参照してプラント
    状態の推移を示すトレンドグラフを作成し前記表示装置
    に表示するトレンドグラフ表示手段と、 運転員からの要求によりレンジ変更操作ウィンドウを前
    記表示装置に表示し、このレンジ変更操作ウィンドウを
    運転員が前記入力装置を介して操作することによって任
    意に設定された上限値および下限値を入力し、これらの
    上限値および下限値に基づいて前記レンジ上・下限値テ
    ーブルを更新するレンジ変更手段とを備えたことを特徴
    とするプラント監視装置。
  6. 【請求項6】 前記レンジ変更操作ウィンドウは、前記
    入力装置を介して押し続けることによって、上限値を任
    意に上げる上限値増加ボタンと、上限値を任意に下げる
    上限値減少ボタンと、下限値を任意に上げる下限値増加
    ボタンと、下限値を任意に下げる下限値減少ボタンとを
    有することを特徴とする請求項4または5記載のプラン
    ト監視装置。
  7. 【請求項7】 表示装置および入力装置を備え、プラン
    トから得られるプラントデータに基づいてプラント状態
    の推移を示すトレンドグラフを前記表示装置に表示する
    プラント監視装置において、 前記トレンドグラフにおいて少なくとも2つのポイント
    のトレンド曲線が重複した場合に、一方のポイントのト
    レンド曲線が運転員によって前記入力装置を介して指示
    され、この指示位置が上下方向に移動されたとき、当該
    ポイントのトレンド曲線を前記指示位置に従って移動す
    ることを特徴とするプラント監視装置。
  8. 【請求項8】 表示装置および入力装置と、 プラントからの各ポイントのプラントデータを周期的に
    収集するデータ収集手段と、 このデータ収集手段によって収集されたプラント収集デ
    ータから表示対象のデータを抽出する表示データ抽出手
    段と、 各ポイントのプラントデータの表示レンジの上限値およ
    び下限値を格納するレンジ上・下限値テーブルと、 前記表示データ抽出手段によって抽出されたデータを用
    いて前記レンジ上・下限値テーブルを参照してプラント
    状態の推移を示すトレンドグラフを作成し前記表示装置
    に表示するトレンドグラフ表示手段と、 前記表示装置に表示されたトレンドグラフ中の1つのポ
    イントのトレンド曲線が前記入力装置を介して指示さ
    れ、この指示位置が移動されたとき、前記指示されたポ
    イントの表示レンジの上限値および下限値を前記指示位
    置の上下方向の移動量に基づいて計算し、この計算結果
    に基いて前記レンジ上・下限値テーブルを更新するグラ
    フ移動手段とを備えたことを特徴とするプラント監視装
    置。
  9. 【請求項9】 表示装置および入力装置を備え、プラン
    トから得られるプラントデータに基づいてプラント状態
    の推移を示すトレンドグラフを前記表示装置に表示する
    プラント監視装置において、 前記トレンドグラフのタイムスパンまたはレンジを運転
    員の要求により変更したとき、対応する変更前の設定デ
    ータを記憶しておき、運転員からの復元要求により前記
    変更前の設定データを呼び出して前記表示装置に表示す
    るトレンドグラフのタイムスパンまたはレンジを復元す
    ることを特徴とするプラント監視装置。
  10. 【請求項10】 表示装置および入力装置と、 プラントからのプラントデータを周期的に収集するデー
    タ収集手段と、 このデータ収集手段によって収集されたプラント収集デ
    ータから表示対象のデータを抽出する表示データ抽出手
    段と、 各ポイントごとにプラントデータの表示レンジの上限値
    および下限値を格納するレンジ上・下限値テーブルと、 前記入力装置を介して入力されるタイムスパン設定情報
    に基づいて、タイムスパンを設定するタイムスパン設定
    手段と、 前記表示データ抽出手段によって抽出されたデータを用
    いて前記レンジ上・下限値テーブルを参照し前記タイム
    スパン設定手段によって設定されたタイムスパンにてプ
    ラント状態の推移を示すトレンドグラフを作成し前記表
    示装置に表示するトレンドグラフ表示手段と、 前記入力装置を介して入力されるレンジ変更情報に基づ
    いて、前記レンジ上・下限値テーブルを更新するレンジ
    変更手段と、 前記タイムスパン設定手段または前記レンジ変更手段に
    よって前記表示装置に表示されているトレンドグラフの
    タイムスパンまたはレンジが変更されたとき、変更前の
    タイムスパンまたはレンジの設定データを記憶する前回
    設定情報記憶手段と、 運転員からのタイムスパンまたはレンジの設定復元要求
    により、前記前回設定情報記憶手段により記憶された対
    応する変更前の設定データを読み込み、前記トレンドグ
    ラフ表示手段に対して、この変更前の設定データに基づ
    いてトレンドグラフを作成するよう要求する前回設定情
    報設定手段とを備えたことを特徴とするプラント監視装
    置。
  11. 【請求項11】 前記タイムスパン設定手段は、請求項
    2に記載のタイムスパン設定手段であることを特徴とす
    る請求項10記載のプラント監視装置。
  12. 【請求項12】 前記レンジ変更手段は、請求項5に記
    載のレンジ変更手段および請求項8に記載のグラフ移動
    手段の少なくとも一方を含むことを特徴とする請求項1
    0記載のプラント監視装置。
  13. 【請求項13】 前記タイムスパン設定手段によって前
    記表示装置に表示されているトレンドグラフのタイムス
    パンが変更されたとき、変更前のタイムスパンの設定デ
    ータを記憶する前回設定情報記憶手段と、 運転員からのタイムスパンの設定復元要求により、前記
    前回設定情報記憶手段により記憶された変更前のタイム
    スパンの設定データを読み込み、前記トレンドグラフ表
    示手段に対して、この変更前の設定データに基づいてト
    レンドグラフを作成するよう要求する前回設定情報設定
    手段とをさらに備えたことを特徴とする請求項2記載の
    プラント監視装置。
  14. 【請求項14】 前記レンジ変更手段によって前記表示
    装置に表示されているトレンドグラフのレンジが変更さ
    れたとき、変更前のレンジの設定データを記憶する前回
    設定情報記憶手段と、 運転員からのレンジの設定復元要求により、前記前回設
    定情報記憶手段により記憶された変更前のレンジの設定
    データを読み込み、前記トレンドグラフ表示手段に対し
    て、この変更前の設定データに基づいてトレンドグラフ
    を作成するよう要求する前回設定情報設定手段とをさら
    に備えたことを特徴とする請求項5記載のプラント監視
    装置。
  15. 【請求項15】 前記グラフ移動手段によって前記表示
    装置に表示されているトレンドグラフの中の1つのポイ
    ントのトレンド曲線が移動されたとき、移動前のこのポ
    イントのレンジの設定データを記憶する前回設定情報記
    憶手段と、 運転員からのグラフ移動の設定復元要求により、前記前
    回設定情報記憶手段により記憶されたグラフ移動前のレ
    ンジの設定データを読み込み、前記トレンドグラフ表示
    手段に対して、このグラフ移動前の設定データに基づい
    てトレンドグラフを作成するよう要求する前回設定情報
    設定手段とをさらに備えたことを特徴とする請求項8記
    載のプラント監視装置。
  16. 【請求項16】 表示装置および入力装置を備え、プラ
    ントから得られるプラントデータに基づいてプラント状
    態の推移を示すトレンドグラフを前記表示装置に表示す
    るプラント監視装置において、 運転員からの前記トレンドグラフのハードコピー要求に
    より、当該トレンドグラフの画像とともにこのトレンド
    グラフに表示されるプラントデータのデジタル値リスト
    を印字装置にて印字出力することを特徴とするプラント
    監視装置
  17. 【請求項17】 表示装置および入力装置と、 プラントからのプラントデータを周期的に収集するデー
    タ収集手段と、 このデータ収集手段によって収集されたプラント収集デ
    ータから表示対象のデータを抽出する表示データ抽出手
    段と、 この表示データ抽出手段によって抽出されたデータを用
    いてプラント状態の推移を示すトレンドグラフを作成し
    前記表示装置に表示するトレンドグラフ表示手段と、 運転員からのハードコピー要求により、前記トレンドグ
    ラフ表示手段からトレンドグラフの表示データおよびこ
    のトレンドグラフに表示されるプラントデータのポイン
    ト情報を入力し、前記トレンドグラフの表示データから
    トレンドグラフの印字データを作成するハードコピー手
    段と、 このハードコピー手段から通知されるポイント情報に基
    づいて前記データ収集手段によって収集されたプラント
    収集データから対応するプラントデータを抽出してデジ
    タル値リストの印字データを作成し、前記ハードコピー
    手段からのトレンドグラフの印字データと合成する印字
    データ抽出手段と、 この印字データ抽出手段によって合成された印字データ
    を印字装置に出力する印字手段とを備えたことを特徴と
    するプラント監視装置。
  18. 【請求項18】 表示装置および入力装置を備え、プラ
    ントから得られるプラントデータに基づいてプラント状
    態の推移を示すトレンドグラフを前記表示装置に表示す
    るプラント監視装置において、 プラントからのあるポイントのプラントデータが制限値
    を越えて警報を発生したとき、当該ポイントおよびにこ
    れに関連するポイントのプラントデータを自動的にトレ
    ンドグラフにして前記表示装置に表示することを特徴と
    するプラント監視装置。
  19. 【請求項19】 表示装置および入力装置と、 プラントからのプラントデータを周期的に収集するデー
    タ収集手段と、 このデータ収集手段によって収集されたブラント収集デ
    ータの中から制限値を越えるものを検出する制限値チェ
    ック手段と、 グループごとに相互に関連するポイント情報を記憶する
    グループテーブルと、 前記制限値チェック手段によって検出されたポイント情
    報に基づいて、前記グループテーブルの対応するグルー
    プに登録されているポイント情報を取得するグループ抽
    出手段と、 このグループ抽出手段によって取得されたポイント情報
    に基づいて、前記データ収集手段によって収集されたブ
    ラント収集データの中から対応するプラントデータを抽
    出する表示データ抽出手段と、 この表示データ抽出手段によって抽出されたデータを用
    いてプラント状態の推移を示すトレンドグラフを作成し
    前記表示装置に表示するトレンドグラフ表示手段とを備
    えたことを特徴とするプラント監視装置。
  20. 【請求項20】 前記入力装置は、前記表示装置の画面
    上に設置され、タッチされることによって所定の情報を
    入力するタッチパネルであることを特徴とする請求項1
    ないし19のいずれか1項に記載のプラント監視装置。
JP24807495A 1995-09-26 1995-09-26 プラント監視装置 Withdrawn JPH0991035A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001359209A (ja) * 2000-06-13 2001-12-26 Toshiba Corp プラント監視装置
JP2015513727A (ja) * 2012-02-16 2015-05-14 マイクロソフト コーポレーション 記憶媒体及び処理方法

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