JPH0990905A - Ledディスプレイの表示方法 - Google Patents
Ledディスプレイの表示方法Info
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- JPH0990905A JPH0990905A JP27487295A JP27487295A JPH0990905A JP H0990905 A JPH0990905 A JP H0990905A JP 27487295 A JP27487295 A JP 27487295A JP 27487295 A JP27487295 A JP 27487295A JP H0990905 A JPH0990905 A JP H0990905A
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- 230000015654 memory Effects 0.000 claims abstract description 98
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 4
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 241001270131 Agaricus moelleri Species 0.000 description 1
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000013461 design Methods 0.000 description 1
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- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
- Control Of El Displays (AREA)
- Led Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 フレーム周期を高速化することなく、簡単な
回路でちらつきを有効に防止する。 【解決手段】 LEDディスプレイの表示方法は、1フ
レームの映像データーを特定のフレーム周期でフレーム
メモリ1に記憶し、フレームメモリ1に記憶する1フレ
ームの映像データーで、LEDディスプレイ2を時分割
にダイナミック点灯する。フレームメモリ1に記憶され
る1フレームの映像データーでLEDディスプレイ2を
点灯する表示周期を、フレーム周期の整数分の1に設定
し、フレームメモリ1に記憶される1フレームの映像デ
ーターで、LEDディスプレイ2を複数回繰り返し点灯
する。
回路でちらつきを有効に防止する。 【解決手段】 LEDディスプレイの表示方法は、1フ
レームの映像データーを特定のフレーム周期でフレーム
メモリ1に記憶し、フレームメモリ1に記憶する1フレ
ームの映像データーで、LEDディスプレイ2を時分割
にダイナミック点灯する。フレームメモリ1に記憶され
る1フレームの映像データーでLEDディスプレイ2を
点灯する表示周期を、フレーム周期の整数分の1に設定
し、フレームメモリ1に記憶される1フレームの映像デ
ーターで、LEDディスプレイ2を複数回繰り返し点灯
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のLEDを縦横に
配列しているLEDディスプレイの表示方法に関する。
配列しているLEDディスプレイの表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】LEDディスプレイは、縦横に複数のL
EDを配設し、それぞれのLEDを輝度変調した明るさ
で点灯して映像を表示する。このようにして、映像を表
示するLEDディスプレイは、赤、緑、青の3原色に発
光するLEDを使用して、フルカラーの映像を表示す
る。この方法は、発光色を赤、青、緑とする3種のLE
Dでフルカラーの1ドットの絵素を表示する。1ドット
の絵素は、3色LEDを互いに接近して配列して構成さ
れる。この構造のLEDディスプレイは、赤、青、緑の
LEDの明るさを調整して、発光色を変更することがで
きる。たとえば、全てのLEDを点灯させると白にな
り、赤と青のLEDを点灯するとマゼンダ、赤と緑でイ
エロー、緑と青でシアンとなる。さらに、各LEDの明
るさを調整して、種々の発光色とすることができる。
EDを配設し、それぞれのLEDを輝度変調した明るさ
で点灯して映像を表示する。このようにして、映像を表
示するLEDディスプレイは、赤、緑、青の3原色に発
光するLEDを使用して、フルカラーの映像を表示す
る。この方法は、発光色を赤、青、緑とする3種のLE
Dでフルカラーの1ドットの絵素を表示する。1ドット
の絵素は、3色LEDを互いに接近して配列して構成さ
れる。この構造のLEDディスプレイは、赤、青、緑の
LEDの明るさを調整して、発光色を変更することがで
きる。たとえば、全てのLEDを点灯させると白にな
り、赤と青のLEDを点灯するとマゼンダ、赤と緑でイ
エロー、緑と青でシアンとなる。さらに、各LEDの明
るさを調整して、種々の発光色とすることができる。
【0003】LEDディスプレイで映像を表示する方法
は、LEDディスプレイを構成する全てのLEDを同時
に輝度変調した輝度で点灯させるスタチック点灯方法
と、複数個のLEDを順番に時分割に点灯するダイナミ
ック点灯方法とがある。スタチック点灯は、全てのLE
Dを同時に点灯できるので、画像を明るくできる。ま
た、この方法は、ちらつきが起こり難い特長もある。た
だ、スタチック点灯方法を実現するためには、全てのL
EDを同時に点滅させるために、LEDと同じ数の駆動
回路を必要とする。このため、部品点数が相当に多くな
って、製造コストが高くなる。
は、LEDディスプレイを構成する全てのLEDを同時
に輝度変調した輝度で点灯させるスタチック点灯方法
と、複数個のLEDを順番に時分割に点灯するダイナミ
ック点灯方法とがある。スタチック点灯は、全てのLE
Dを同時に点灯できるので、画像を明るくできる。ま
た、この方法は、ちらつきが起こり難い特長もある。た
だ、スタチック点灯方法を実現するためには、全てのL
EDを同時に点滅させるために、LEDと同じ数の駆動
回路を必要とする。このため、部品点数が相当に多くな
って、製造コストが高くなる。
【0004】ダイナミック点灯は、複数のLEDを順番
に切り換えて点灯させるので、駆動回路を少なくでき
る。たとえば、16×16個のLEDを16列のブロッ
クに分割して点灯させると、16組の駆動回路で、16
×16個のLEDを点灯できる。
に切り換えて点灯させるので、駆動回路を少なくでき
る。たとえば、16×16個のLEDを16列のブロッ
クに分割して点灯させると、16組の駆動回路で、16
×16個のLEDを点灯できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ダイナミック点灯は、
以上の特長を有するが、スタチック点灯方法に比較し
て、ちらつきが発生しやすい欠点がある。とくに、LE
Dディスプレイ装置は、カラーテレビのブラウン管に比
較すると、ちらつきが発生しやすい欠点がある。たとえ
は、カラーテレビのブラウン管は、ノンインターレス方
式のもので、1フレームの表示時間であるフレーム周期
を1/60秒、いいかえるとフレーム周波数を60Hz
に設定すると、ちらつきは起こらない。
以上の特長を有するが、スタチック点灯方法に比較し
て、ちらつきが発生しやすい欠点がある。とくに、LE
Dディスプレイ装置は、カラーテレビのブラウン管に比
較すると、ちらつきが発生しやすい欠点がある。たとえ
は、カラーテレビのブラウン管は、ノンインターレス方
式のもので、1フレームの表示時間であるフレーム周期
を1/60秒、いいかえるとフレーム周波数を60Hz
に設定すると、ちらつきは起こらない。
【0006】ところが、ダイナミック点灯方法のLED
ディスプレイは、図1に示すように、フレーム周波数を
60Hz、いいかえると、フレーム周期を1/60秒に
設定して表示するとちらつきが発生する。この図のLE
Dディスプレイの表示方法は、1/60秒のフレーム周
期で、フレームメモリ1に1フレームの映像データーを
記憶させ、フレームメモリ1に1フレームの映像データ
ーを記憶させる毎に、LEDディスプレイ2に1フレー
ムの映像を表示する。LEDディスプレイのちらつき
は、フレーム周波数を高くして解消できる。しかしなが
ら、フレーム周波数を高くする方法は、全ての回路を高
速に処理する必要があって製造コストが高くなってしま
う。さらに、カラーブラウン管を使用する方法との互換
性がなくなってしまう欠点もある。
ディスプレイは、図1に示すように、フレーム周波数を
60Hz、いいかえると、フレーム周期を1/60秒に
設定して表示するとちらつきが発生する。この図のLE
Dディスプレイの表示方法は、1/60秒のフレーム周
期で、フレームメモリ1に1フレームの映像データーを
記憶させ、フレームメモリ1に1フレームの映像データ
ーを記憶させる毎に、LEDディスプレイ2に1フレー
ムの映像を表示する。LEDディスプレイのちらつき
は、フレーム周波数を高くして解消できる。しかしなが
ら、フレーム周波数を高くする方法は、全ての回路を高
速に処理する必要があって製造コストが高くなってしま
う。さらに、カラーブラウン管を使用する方法との互換
性がなくなってしまう欠点もある。
【0007】本発明はさらにこの欠点を解消することを
目的に開発されたもので、本発明の重要な目的は、フレ
ーム周期を高速化することなく簡単な回路でちらつきを
有効に防止できるLEDディスプレイの表示方法を提供
することにある。
目的に開発されたもので、本発明の重要な目的は、フレ
ーム周期を高速化することなく簡単な回路でちらつきを
有効に防止できるLEDディスプレイの表示方法を提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のLEDディスプ
レイの表示方法は、その好ましい実施例を示す図2のよ
うに、1フレームの映像データーを、たとえば1/60
秒のフレーム周期でフレームメモリ1に記憶させる。フ
レームメモリ1に記憶される1フレームの映像データー
は、LEDディスプレイ2を時分割にダイナミック点灯
させる。
レイの表示方法は、その好ましい実施例を示す図2のよ
うに、1フレームの映像データーを、たとえば1/60
秒のフレーム周期でフレームメモリ1に記憶させる。フ
レームメモリ1に記憶される1フレームの映像データー
は、LEDディスプレイ2を時分割にダイナミック点灯
させる。
【0009】さらに、本発明のLEDディスプレイの表
示方法は、フレームメモリ1に記憶される1フレームの
映像データーでLEDディスプレイ2を点灯させる表示
周期を、フレーム周期の整数分の1に設定する。この図
では、表示周期をフレーム周期の1/2に設定し、フレ
ームメモリ1に記憶される1フレームの映像データー
で、LEDディスプレイ2を2回繰り返し同じ画像を点
灯させている。表示周期をフレーム周期の1/2に設定
するので、1フレームの映像がLEDディスプレイ2に
表示される表示周期は1/120秒となる。この方法
は、フレームメモリ1に映像データーが1回記憶される
毎に、全てのLEDをダイナミック点灯して、2回繰り
返し同じ映像を表示する。
示方法は、フレームメモリ1に記憶される1フレームの
映像データーでLEDディスプレイ2を点灯させる表示
周期を、フレーム周期の整数分の1に設定する。この図
では、表示周期をフレーム周期の1/2に設定し、フレ
ームメモリ1に記憶される1フレームの映像データー
で、LEDディスプレイ2を2回繰り返し同じ画像を点
灯させている。表示周期をフレーム周期の1/2に設定
するので、1フレームの映像がLEDディスプレイ2に
表示される表示周期は1/120秒となる。この方法
は、フレームメモリ1に映像データーが1回記憶される
毎に、全てのLEDをダイナミック点灯して、2回繰り
返し同じ映像を表示する。
【0010】本発明の請求項2に記載されるLEDディ
スプレイの表示方法は、表示周期をフレーム周期の1/
2〜1/10、さらに好ましくは1/2〜1/4に設定
する。表示周期をフレーム周期の2倍にすると、ダイナ
ミック点灯されるLEDは、フレームメモリ1に記憶さ
れる1フレームの映像データーで、2回同じ映像が表示
される。表示周期を1/3にすると、1フレームの映像
データーで3回同じ映像が繰り返し表示される。
スプレイの表示方法は、表示周期をフレーム周期の1/
2〜1/10、さらに好ましくは1/2〜1/4に設定
する。表示周期をフレーム周期の2倍にすると、ダイナ
ミック点灯されるLEDは、フレームメモリ1に記憶さ
れる1フレームの映像データーで、2回同じ映像が表示
される。表示周期を1/3にすると、1フレームの映像
データーで3回同じ映像が繰り返し表示される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明
の技術思想を具体化するためのLEDディスプレイの表
示方法を例示するものであって、本発明はLEDディス
プレイの表示方法を下記のものに特定しない。
づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明
の技術思想を具体化するためのLEDディスプレイの表
示方法を例示するものであって、本発明はLEDディス
プレイの表示方法を下記のものに特定しない。
【0012】図3は本発明のLEDディスプレイの表示
方法に使用する回路を示す。この回路図のLEDディス
プレイ装置は、VTR等を接続しているコンピュータ3
と、このコンピュータ3に接続されているモニタテレビ
5と、コンピュータ3の出力信号をLEDディスプレイ
2を表示する信号に変換する映像表示コントローラ5
と、映像表示コントローラ5から出力される映像データ
ーを記憶するフレームメモリ1と、フレームメモリ1に
記憶される1フレームの映像を表示するLEDディスプ
レイ2と、LEDディスプレイ2をダイナミック点灯す
る駆動回路6とを備える。
方法に使用する回路を示す。この回路図のLEDディス
プレイ装置は、VTR等を接続しているコンピュータ3
と、このコンピュータ3に接続されているモニタテレビ
5と、コンピュータ3の出力信号をLEDディスプレイ
2を表示する信号に変換する映像表示コントローラ5
と、映像表示コントローラ5から出力される映像データ
ーを記憶するフレームメモリ1と、フレームメモリ1に
記憶される1フレームの映像を表示するLEDディスプ
レイ2と、LEDディスプレイ2をダイナミック点灯す
る駆動回路6とを備える。
【0013】コンピュータ3は、映像信号であるRGB
信号を映像表示コントローラ5に出力する。コンピュー
タ3は、フレーム周期に同期して、映像データーを映像
表示コントローラ5に出力する。コンピュータ3が映像
表示コントローラ5に映像データーを出力するフレーム
周波数は、たとえば、30〜160Hz、好ましくは5
0〜100Hzに設定される。テレビやビデオの映像を
表示するコンピュータ3は、フレーム周波数が約60H
zに設定される。コンピュータ3は、1フレーム周期毎
に、1画面のデーターである1フレームの映像データー
を出力する。
信号を映像表示コントローラ5に出力する。コンピュー
タ3は、フレーム周期に同期して、映像データーを映像
表示コントローラ5に出力する。コンピュータ3が映像
表示コントローラ5に映像データーを出力するフレーム
周波数は、たとえば、30〜160Hz、好ましくは5
0〜100Hzに設定される。テレビやビデオの映像を
表示するコンピュータ3は、フレーム周波数が約60H
zに設定される。コンピュータ3は、1フレーム周期毎
に、1画面のデーターである1フレームの映像データー
を出力する。
【0014】映像表示コントローラ5は、コンピュータ
3から出力されるアナログ信号のRGB信号を、たとえ
ば、8ビットのデジタル信号に変換するA/Dコンバー
タ(図示せず)を内蔵している。A/Dコンバータでデ
ジタル信号に変換されたRGB信号は、順番にフレーム
メモリ1に伝送される。映像表示コントローラ5からフ
レームメモリ1に出力されるデジタル信号は、8ビット
をパラレル信号としてフレームメモリ1に出力される。
映像表示コントローラ5は、コンピュータ3から出力さ
れる映像データーに同期して、すなわち、コンピュータ
3のフレーム周期に同期して、デジタル信号に変換した
RGBの映像データーをフレームメモリ1に出力する。
コンピュータ3が60Hzのフレーム周波数で映像デー
ターを出力するとき、映像表示コントローラ5も、60
Hzのフレーム周波数で、デジタル信号に変換したRG
B信号を出力する。
3から出力されるアナログ信号のRGB信号を、たとえ
ば、8ビットのデジタル信号に変換するA/Dコンバー
タ(図示せず)を内蔵している。A/Dコンバータでデ
ジタル信号に変換されたRGB信号は、順番にフレーム
メモリ1に伝送される。映像表示コントローラ5からフ
レームメモリ1に出力されるデジタル信号は、8ビット
をパラレル信号としてフレームメモリ1に出力される。
映像表示コントローラ5は、コンピュータ3から出力さ
れる映像データーに同期して、すなわち、コンピュータ
3のフレーム周期に同期して、デジタル信号に変換した
RGBの映像データーをフレームメモリ1に出力する。
コンピュータ3が60Hzのフレーム周波数で映像デー
ターを出力するとき、映像表示コントローラ5も、60
Hzのフレーム周波数で、デジタル信号に変換したRG
B信号を出力する。
【0015】フレームメモリ1は、映像表示コントロー
ラ5から出力される1フレームの映像データーを記憶す
る。たとえば、映像表示コントローラ5が、8ビットの
デジタル信号としてRGB信号を出力するとすれば、フ
レームメモリ1は、1絵素の色と明るさを、8ビット×
3組(24ビット)のデジタル信号として記憶する。1
絵素を表示する赤、青、緑のLEDが、それぞれ8ビッ
トの階調データーで点灯されるからである。LEDディ
スプレイ2が、縦横に16絵素のLEDを配設している
とすれば、フレームメモリ1は、24×16×16ビッ
トのデジタル信号を1フレームの映像データーとして記
憶する。
ラ5から出力される1フレームの映像データーを記憶す
る。たとえば、映像表示コントローラ5が、8ビットの
デジタル信号としてRGB信号を出力するとすれば、フ
レームメモリ1は、1絵素の色と明るさを、8ビット×
3組(24ビット)のデジタル信号として記憶する。1
絵素を表示する赤、青、緑のLEDが、それぞれ8ビッ
トの階調データーで点灯されるからである。LEDディ
スプレイ2が、縦横に16絵素のLEDを配設している
とすれば、フレームメモリ1は、24×16×16ビッ
トのデジタル信号を1フレームの映像データーとして記
憶する。
【0016】フレームメモリ1は、映像表示コントロー
ラ5から出力される映像データーを、順番に記憶する。
フレームメモリ1は、16×16個のLEDの階調デー
ターを、それぞれのLEDを特定する番地と一緒に記憶
している。ただ、フレームメモリ1は、必ずしも番地を
記憶する必要はない。それは、フレームメモリ1が出力
する順番が決っているので、フレームメモリ1から出力
される順番で番地を特定できるからである。
ラ5から出力される映像データーを、順番に記憶する。
フレームメモリ1は、16×16個のLEDの階調デー
ターを、それぞれのLEDを特定する番地と一緒に記憶
している。ただ、フレームメモリ1は、必ずしも番地を
記憶する必要はない。それは、フレームメモリ1が出力
する順番が決っているので、フレームメモリ1から出力
される順番で番地を特定できるからである。
【0017】図3に示す装置は、フレームメモリ1の出
力側にバッファーメモリ7を接続している。バッファー
メモリ7は、フレームメモリ1から出力される1列の映
像データーを一時的に記憶する。フレームメモリ1は、
記憶している1フレームの映像データーから、1列の映
像データーを順番にバッファーメモリ7に出力する。フ
レームメモリ1からバッファーメモリ7に出力される映
像データーは、8ビットの階調データーとしてパラレル
に伝送される。バッファーメモリ7は、LEDディスプ
レイ2の1列に相当する映像データーを一時的に記憶す
る。たとえば、16列×16行のLEDディスプレイ2
をダイナミック点灯する装置は、バッファーメモリ7に
1列、16絵素の映像データーを記憶させる。1絵素を
3個のLEDで表示し、各LEDを8ビットの階調デー
ターで表示するとすれば、1列の映像データーとして、
バッファーメモリ7には8×3×16ビットのデジタル
信号を記憶させる。
力側にバッファーメモリ7を接続している。バッファー
メモリ7は、フレームメモリ1から出力される1列の映
像データーを一時的に記憶する。フレームメモリ1は、
記憶している1フレームの映像データーから、1列の映
像データーを順番にバッファーメモリ7に出力する。フ
レームメモリ1からバッファーメモリ7に出力される映
像データーは、8ビットの階調データーとしてパラレル
に伝送される。バッファーメモリ7は、LEDディスプ
レイ2の1列に相当する映像データーを一時的に記憶す
る。たとえば、16列×16行のLEDディスプレイ2
をダイナミック点灯する装置は、バッファーメモリ7に
1列、16絵素の映像データーを記憶させる。1絵素を
3個のLEDで表示し、各LEDを8ビットの階調デー
ターで表示するとすれば、1列の映像データーとして、
バッファーメモリ7には8×3×16ビットのデジタル
信号を記憶させる。
【0018】バッファーメモリ7に記憶される映像デー
ターは、LEDディスプレイ2の1列のLEDを点灯さ
せる明るさを特定する。いいかえると、バッファーメモ
リ7には、LEDディスプレイ2の1列のLEDを発光
させる輝度が記憶される。この輝度信号である階調デー
ターは、フレームメモリ1から伝送される。フレームメ
モリ1は、次々と各列の1フレームの映像データーをバ
ッファーメモリ7に出力して、LEDディスプレイ2の
各列のLEDを順番に点灯する。
ターは、LEDディスプレイ2の1列のLEDを点灯さ
せる明るさを特定する。いいかえると、バッファーメモ
リ7には、LEDディスプレイ2の1列のLEDを発光
させる輝度が記憶される。この輝度信号である階調デー
ターは、フレームメモリ1から伝送される。フレームメ
モリ1は、次々と各列の1フレームの映像データーをバ
ッファーメモリ7に出力して、LEDディスプレイ2の
各列のLEDを順番に点灯する。
【0019】バッファーメモリ7とLEDディスプレイ
2の間に駆動回路6を接続している。駆動回路6は、バ
ッファーメモリ7に記憶される映像データーに対応する
輝度で1列のLEDを同時に点灯する。バッファーメモ
リ7が、8ビットの階調データーを映像データーとして
記憶するとき、駆動回路6は、256階調の輝度で1列
のLEDを同時に点灯する。駆動回路6は、1列のLE
Dを同時に点灯する。ただ駆動回路6は同時に複数列の
LEDを点灯することもできる。駆動回路6が複数列の
LEDを同時に点灯する装置は、バッファーメモリ7も
複数列のLEDを発光させる映像データーを記憶する。
この映像データーは、フレームメモリ1からバッファー
メモリ7に伝送される。駆動回路6が複数列のLEDを
点灯させると、LEDディスプレイ2の解像度が低下す
る。
2の間に駆動回路6を接続している。駆動回路6は、バ
ッファーメモリ7に記憶される映像データーに対応する
輝度で1列のLEDを同時に点灯する。バッファーメモ
リ7が、8ビットの階調データーを映像データーとして
記憶するとき、駆動回路6は、256階調の輝度で1列
のLEDを同時に点灯する。駆動回路6は、1列のLE
Dを同時に点灯する。ただ駆動回路6は同時に複数列の
LEDを点灯することもできる。駆動回路6が複数列の
LEDを同時に点灯する装置は、バッファーメモリ7も
複数列のLEDを発光させる映像データーを記憶する。
この映像データーは、フレームメモリ1からバッファー
メモリ7に伝送される。駆動回路6が複数列のLEDを
点灯させると、LEDディスプレイ2の解像度が低下す
る。
【0020】駆動回路6は、各列のLEDを順番に切り
換えて全てのLEDを点灯する。バッファーメモリ7か
ら駆動回路6に出力される階調データーでもって、駆動
回路6は1列のLEDを同時に所定の輝度で点灯する。
換えて全てのLEDを点灯する。バッファーメモリ7か
ら駆動回路6に出力される階調データーでもって、駆動
回路6は1列のLEDを同時に所定の輝度で点灯する。
【0021】駆動回路6は、LEDディスプレイ2のコ
モンラインを一定の周期で切り替えるコモン駆動回路6
Aと、バッファーメモリ7の出力信号でLEDを点灯す
る時間を調整してLEDを映像データーに対応した輝度
で点灯するセグメント駆動回路6Bとを備える。LED
ディスプレイ2は、コモン駆動回路6Aとセグメント駆
動回路6Bの両方を電源(図示せず)に接続してLED
を点灯する。
モンラインを一定の周期で切り替えるコモン駆動回路6
Aと、バッファーメモリ7の出力信号でLEDを点灯す
る時間を調整してLEDを映像データーに対応した輝度
で点灯するセグメント駆動回路6Bとを備える。LED
ディスプレイ2は、コモン駆動回路6Aとセグメント駆
動回路6Bの両方を電源(図示せず)に接続してLED
を点灯する。
【0022】コモン駆動回路6Aは、映像表示コントロ
ーラ5に制御されて、各列のLEDを順番に切り替えて
電源に接続する。たとえば、フレーム周期を1/60秒
(約16msec)とし、LEDディスプレイ2を16
×16の絵素とするときに、コモン駆動回路6Aは、約
1msecの周期で、コモンラインを切り替える。
ーラ5に制御されて、各列のLEDを順番に切り替えて
電源に接続する。たとえば、フレーム周期を1/60秒
(約16msec)とし、LEDディスプレイ2を16
×16の絵素とするときに、コモン駆動回路6Aは、約
1msecの周期で、コモンラインを切り替える。
【0023】セグメント駆動回路6Bは、スイッチング
素子(図示せず)を内蔵している。スイッチング素子
は、バッファーメモリ7から入力されるデジタルの映像
信号であるパルス信号でオンオフされる。スイッチング
素子がオンになると、コモンラインを電源に接続してい
る列のLEDを点灯させる。スイッチング素子のオン時
間は、LEDの明るさを調整する。スイッチング素子が
オンになると、LEDは一定の電流が流されて発光す
る。スイッチング素子のオン時間が短いと、LEDは暗
く発光する。イッチング素子のオン時間が長くなると、
LEDは明るく発光される。
素子(図示せず)を内蔵している。スイッチング素子
は、バッファーメモリ7から入力されるデジタルの映像
信号であるパルス信号でオンオフされる。スイッチング
素子がオンになると、コモンラインを電源に接続してい
る列のLEDを点灯させる。スイッチング素子のオン時
間は、LEDの明るさを調整する。スイッチング素子が
オンになると、LEDは一定の電流が流されて発光す
る。スイッチング素子のオン時間が短いと、LEDは暗
く発光する。イッチング素子のオン時間が長くなると、
LEDは明るく発光される。
【0024】セグメント駆動回路6Bは、バッファーメ
モリ7の出力で、それぞれのスイッチング素子のオン時
間を制御して、発光させるLEDの明るさを調整する。
スイッチング素子をオンオフするために、バッファーメ
モリ7は所定の時間幅のパルスを階調信号として出力す
る。たとえば、8ビットのバッファーメモリ7は、25
6階調のパルス幅の階調信号を出力する。複数のスイッ
チング素子は、バッファーメモリ7の出力で並列処理さ
れる。したがって、各列に接続されたスイッチング素子
は、バッファーメモリ7から出力されるパルス信号で、
オンになる時間が調整される。
モリ7の出力で、それぞれのスイッチング素子のオン時
間を制御して、発光させるLEDの明るさを調整する。
スイッチング素子をオンオフするために、バッファーメ
モリ7は所定の時間幅のパルスを階調信号として出力す
る。たとえば、8ビットのバッファーメモリ7は、25
6階調のパルス幅の階調信号を出力する。複数のスイッ
チング素子は、バッファーメモリ7の出力で並列処理さ
れる。したがって、各列に接続されたスイッチング素子
は、バッファーメモリ7から出力されるパルス信号で、
オンになる時間が調整される。
【0025】セグメント駆動回路6Bは、コモン駆動回
路6Aで電源に接続された列のLEDを、階調信号に相
当する時間点灯し、コモン駆動回路6Aが次の列に切り
替えられると、次々と各列のLEDを所定時間点灯す
る。したがって、セグメント駆動回路6Bは、コモン駆
動回路6Aに同期してスイッチング素子をオンオフし、
次々と全てのLEDを決められた時間点灯して所定の輝
度で発光させる。
路6Aで電源に接続された列のLEDを、階調信号に相
当する時間点灯し、コモン駆動回路6Aが次の列に切り
替えられると、次々と各列のLEDを所定時間点灯す
る。したがって、セグメント駆動回路6Bは、コモン駆
動回路6Aに同期してスイッチング素子をオンオフし、
次々と全てのLEDを決められた時間点灯して所定の輝
度で発光させる。
【0026】フレームメモリ1が1フレームの映像デー
ターを順番にバッファーメモリ7に出力すると、バッフ
ァーメモリ7は駆動回路6を介してLEDディスプレイ
2に映像を表示させる。本発明のLEDディスプレイの
表示方法は、フレームメモリ1に記憶される1フレーム
の映像データーを、複数回繰り返してバッファーメモリ
7に出力して、フレームメモリ1に記憶される映像デー
ターを、LEDディスプレイ2に複数回表示する。フレ
ームメモリ1に記憶される映像データーは、図1に示す
ように、1回表示して終了するのではない。
ターを順番にバッファーメモリ7に出力すると、バッフ
ァーメモリ7は駆動回路6を介してLEDディスプレイ
2に映像を表示させる。本発明のLEDディスプレイの
表示方法は、フレームメモリ1に記憶される1フレーム
の映像データーを、複数回繰り返してバッファーメモリ
7に出力して、フレームメモリ1に記憶される映像デー
ターを、LEDディスプレイ2に複数回表示する。フレ
ームメモリ1に記憶される映像データーは、図1に示す
ように、1回表示して終了するのではない。
【0027】図2に示す方法は、フレームメモリ1に記
憶される1フレームの映像データーを、LEDディスプ
レイ2に2回繰り返して表示する。いいかえると、フレ
ームメモリ1に記憶される1フレームの映像は、繰り返
して2回に表示される。すなわち、フレームメモリ1に
記憶される1フレームの同じ映像を、LEDディスプレ
イ2に2回表示する。このことを実現するために、本発
明の表示方法は、フレームメモリ1に記憶される1フレ
ームの映像データーでLEDディスプレイ2を点灯させ
る表示周期を、フレーム周期の整数分の1に設定する。
図2に示す方法は、フレーム周期を1/30とし、表示
周期を1/60として、フレームメモリ1に記憶される
1フレームの映像データーを2回表示する。フレームメ
モリ1は、1/60秒に1回の周期で、1フレームの映
像データーをバッファーメモリ7に出力し、バッファー
メモリ7と駆動回路6は、1/120の周期で、1フレ
ームの映像をLEDに表示する。
憶される1フレームの映像データーを、LEDディスプ
レイ2に2回繰り返して表示する。いいかえると、フレ
ームメモリ1に記憶される1フレームの映像は、繰り返
して2回に表示される。すなわち、フレームメモリ1に
記憶される1フレームの同じ映像を、LEDディスプレ
イ2に2回表示する。このことを実現するために、本発
明の表示方法は、フレームメモリ1に記憶される1フレ
ームの映像データーでLEDディスプレイ2を点灯させ
る表示周期を、フレーム周期の整数分の1に設定する。
図2に示す方法は、フレーム周期を1/30とし、表示
周期を1/60として、フレームメモリ1に記憶される
1フレームの映像データーを2回表示する。フレームメ
モリ1は、1/60秒に1回の周期で、1フレームの映
像データーをバッファーメモリ7に出力し、バッファー
メモリ7と駆動回路6は、1/120の周期で、1フレ
ームの映像をLEDに表示する。
【0028】図2に示す方法は、下記のようにして、フ
レームメモリに記憶される映像データーでLEDディス
プレイを点灯する。 [図2の(1)]映像表示コントローラ5からフレーム
メモリ1に第1フレームの映像データーが入力される。
フレームメモリ1は第1フレームの映像データーを記憶
する。 [図2の(2)]フレームメモリ1は、第1フレームの
映像データーを順番にバッファーメモリ7と駆動回路6
に送り、駆動回路6がLEDディスプレイ2に第1フレ
ームの映像を表示する。バッファーメモリ7と駆動回路
6には、順番に1列の映像データーが伝送されて、LE
Dディスプレイ2に第1フレームの映像を表示する。こ
の工程は、1/120秒で1フレームの映像を表示す
る。 [図2の(3)]図2の(2)の工程を繰り返し、フレ
ームメモリ1に記憶される第1フレームの映像データー
を繰り返しLEDディスプレイ2に表示する。この工程
は、(2)と同じ第1の映像をLEDディスプレイ2に
表示する。この工程も、1/120秒で第1フレームの
映像を表示する。 [図2の(4)]映像表示コントローラ5から、第1フ
レームの映像に続いてLEDディスプレイ2に表示され
る第2フレームの映像データーがフレームメモリ1に入
力される。図2の(1)の工程からこの工程までの周期
は、1/30秒である。第2フレームの映像データー
は、第1フレームの次に表示される映像である。 [図2の(5)]図2と同じようにして、フレームメモ
リ1が、第2フレームの映像データーを順番にバッファ
ーメモリ7と駆動回路6に送り、駆動回路6がLEDデ
ィスプレイ2に第2フレームの映像を表示する。この工
程においても、バッファーメモリ7と駆動回路6には、
順番に1列の映像データーが伝送されて、LEDディス
プレイ2に第2フレームの映像を表示する。この工程
は、1/120秒で第2フレームの映像を表示する。 [図2の(6)]図2の(5)の工程を繰り返し、フレ
ームメモリ1に記憶される第2フレームの映像データー
を繰り返しLEDディスプレイ2に表示する。この工程
は、(5)と同じ第2の映像をLEDディスプレイ2に
表示する。この工程も、1/120秒で第2フレームの
映像を表示する。 [図2の(7)]映像表示コントローラ5から、第2フ
レームの映像に続いてLEDディスプレイ2に表示され
る第3フレームの映像データーがフレームメモリ1に入
力される。図2の(4)の工程からこの工程までの周期
は、1/30秒である。第3フレームの映像データー
は、第2フレームの次に表示される映像である。以上の
工程を次々に繰り返して、第1、第2、第3・・・フレ
ームの映像をそれぞれ2回繰り返してLEDディスプレ
イ2に表示する。
レームメモリに記憶される映像データーでLEDディス
プレイを点灯する。 [図2の(1)]映像表示コントローラ5からフレーム
メモリ1に第1フレームの映像データーが入力される。
フレームメモリ1は第1フレームの映像データーを記憶
する。 [図2の(2)]フレームメモリ1は、第1フレームの
映像データーを順番にバッファーメモリ7と駆動回路6
に送り、駆動回路6がLEDディスプレイ2に第1フレ
ームの映像を表示する。バッファーメモリ7と駆動回路
6には、順番に1列の映像データーが伝送されて、LE
Dディスプレイ2に第1フレームの映像を表示する。こ
の工程は、1/120秒で1フレームの映像を表示す
る。 [図2の(3)]図2の(2)の工程を繰り返し、フレ
ームメモリ1に記憶される第1フレームの映像データー
を繰り返しLEDディスプレイ2に表示する。この工程
は、(2)と同じ第1の映像をLEDディスプレイ2に
表示する。この工程も、1/120秒で第1フレームの
映像を表示する。 [図2の(4)]映像表示コントローラ5から、第1フ
レームの映像に続いてLEDディスプレイ2に表示され
る第2フレームの映像データーがフレームメモリ1に入
力される。図2の(1)の工程からこの工程までの周期
は、1/30秒である。第2フレームの映像データー
は、第1フレームの次に表示される映像である。 [図2の(5)]図2と同じようにして、フレームメモ
リ1が、第2フレームの映像データーを順番にバッファ
ーメモリ7と駆動回路6に送り、駆動回路6がLEDデ
ィスプレイ2に第2フレームの映像を表示する。この工
程においても、バッファーメモリ7と駆動回路6には、
順番に1列の映像データーが伝送されて、LEDディス
プレイ2に第2フレームの映像を表示する。この工程
は、1/120秒で第2フレームの映像を表示する。 [図2の(6)]図2の(5)の工程を繰り返し、フレ
ームメモリ1に記憶される第2フレームの映像データー
を繰り返しLEDディスプレイ2に表示する。この工程
は、(5)と同じ第2の映像をLEDディスプレイ2に
表示する。この工程も、1/120秒で第2フレームの
映像を表示する。 [図2の(7)]映像表示コントローラ5から、第2フ
レームの映像に続いてLEDディスプレイ2に表示され
る第3フレームの映像データーがフレームメモリ1に入
力される。図2の(4)の工程からこの工程までの周期
は、1/30秒である。第3フレームの映像データー
は、第2フレームの次に表示される映像である。以上の
工程を次々に繰り返して、第1、第2、第3・・・フレ
ームの映像をそれぞれ2回繰り返してLEDディスプレ
イ2に表示する。
【0029】以上の実施例は、表示周期をフレーム周期
の1/2とする具体例を示している。ただ、本発明のL
EDディスプレイの表示方法は、表示周期をフレーム周
期の1/3〜1/4として、さらにちらつきを少なくす
ることもできる。表示周期をフレーム周期に比較して短
くするほど、ちらつきは少なくなる。ただ、表示周期を
短くすると、バッファーメモリや駆動回路を高速処理さ
せる必要があって、部品コストが高くなり、設計も難し
くなる。したがって、表示周期は、ちらつきのない範囲
で長くするのがよい。
の1/2とする具体例を示している。ただ、本発明のL
EDディスプレイの表示方法は、表示周期をフレーム周
期の1/3〜1/4として、さらにちらつきを少なくす
ることもできる。表示周期をフレーム周期に比較して短
くするほど、ちらつきは少なくなる。ただ、表示周期を
短くすると、バッファーメモリや駆動回路を高速処理さ
せる必要があって、部品コストが高くなり、設計も難し
くなる。したがって、表示周期は、ちらつきのない範囲
で長くするのがよい。
【0030】本発明者の実験では、フレーム周期を1/
60秒とするLEDディスプレイ装置においては、表示
周期をフレーム周期1/3、すなわち、1/180秒と
することによつて、ちらつきは全く観測されなくなっ
た。フレーム周期を1/60秒とするLEDディスプレ
イ装置において、表示周期をフレーム周期の1/2とし
ても、ちらつきはほとんどわからなくなった。ただ、表
示周期をフレーム周期の1/2とするLEDディスプレ
イ装置は、多数組のLEDディスプレイを縦横にならべ
て大きなLEDディスプレイ装置とし、これを離れて見
ると、多少ちらつきが認められた。表示周期をフレーム
周期の1/3とするLEDディスプレイ装置は、遠く離
れてもちらつきは全く判らなかった。
60秒とするLEDディスプレイ装置においては、表示
周期をフレーム周期1/3、すなわち、1/180秒と
することによつて、ちらつきは全く観測されなくなっ
た。フレーム周期を1/60秒とするLEDディスプレ
イ装置において、表示周期をフレーム周期の1/2とし
ても、ちらつきはほとんどわからなくなった。ただ、表
示周期をフレーム周期の1/2とするLEDディスプレ
イ装置は、多数組のLEDディスプレイを縦横にならべ
て大きなLEDディスプレイ装置とし、これを離れて見
ると、多少ちらつきが認められた。表示周期をフレーム
周期の1/3とするLEDディスプレイ装置は、遠く離
れてもちらつきは全く判らなかった。
【0031】さらに、以上の実施例は、わかりやすくす
るために、1枚のLEDディスプレイを表示する装置と
方法を示している。大きなLEDディスプレイ装置は、
図4に示すように、複数組のLEDディスプレイ2を組
み合わせて大きなLEDディスプレイ装置を構成する。
それぞれのLEDディスプレイ2は、縦横に隙間なく並
べられて、大きな1枚のLEDディスプレイ装置を構成
する。この装置は、各LEDディスプレイ2にフレーム
メモリ1とバッファーメモリ7と駆動回路6とを設け、
映像表示コントローラ5が、各組のフレームメモリ1に
1フレームの映像データーをパラレルに伝送するように
設計する。映像表示コントローラ5が各組のフレームメ
モリ1に1フレームの映像データーがパラレルに伝送す
ると、各組のフレームメモリ1とバッファーメモリ7と
駆動回路6は、前に述べた1組のLEDディスプレイ2
を備える装置と同じように動作して、LEDディスプレ
イ2に1フレームの映像を表示する。したがって、本発
明のLEDディスプレイの表示方法は、LEDディスプ
レイ2の枚数を多くしても、それぞれのLEDディスプ
レイ2は、1フレームの映像データーでLEDディスプ
レイ2を複数回繰り返し点灯する。
るために、1枚のLEDディスプレイを表示する装置と
方法を示している。大きなLEDディスプレイ装置は、
図4に示すように、複数組のLEDディスプレイ2を組
み合わせて大きなLEDディスプレイ装置を構成する。
それぞれのLEDディスプレイ2は、縦横に隙間なく並
べられて、大きな1枚のLEDディスプレイ装置を構成
する。この装置は、各LEDディスプレイ2にフレーム
メモリ1とバッファーメモリ7と駆動回路6とを設け、
映像表示コントローラ5が、各組のフレームメモリ1に
1フレームの映像データーをパラレルに伝送するように
設計する。映像表示コントローラ5が各組のフレームメ
モリ1に1フレームの映像データーがパラレルに伝送す
ると、各組のフレームメモリ1とバッファーメモリ7と
駆動回路6は、前に述べた1組のLEDディスプレイ2
を備える装置と同じように動作して、LEDディスプレ
イ2に1フレームの映像を表示する。したがって、本発
明のLEDディスプレイの表示方法は、LEDディスプ
レイ2の枚数を多くしても、それぞれのLEDディスプ
レイ2は、1フレームの映像データーでLEDディスプ
レイ2を複数回繰り返し点灯する。
【0032】
【発明の効果】本発明のLEDディスプレイの表示方法
は、フレーム周期を高速化することなく、簡単な回路で
ちらつきを有効に防止できる特長がある。それは、本発
明のLEDディスプレイの表示方法が、1フレームの映
像データーでLEDディスプレイを点灯させる表示周期
を、フレーム周期の整数分の1に設定し、1フレームの
映像データーで、LEDディスプレイを複数回繰り返し
点灯するからである。本発明のLEDディスプレイの表
示方法は、フレーム周期を高速にするのではない。フレ
ーム周期を同じにして、1フレーム周期において、LE
Dディスプレイに複数回の映像を繰り返し表示する。
は、フレーム周期を高速化することなく、簡単な回路で
ちらつきを有効に防止できる特長がある。それは、本発
明のLEDディスプレイの表示方法が、1フレームの映
像データーでLEDディスプレイを点灯させる表示周期
を、フレーム周期の整数分の1に設定し、1フレームの
映像データーで、LEDディスプレイを複数回繰り返し
点灯するからである。本発明のLEDディスプレイの表
示方法は、フレーム周期を高速にするのではない。フレ
ーム周期を同じにして、1フレーム周期において、LE
Dディスプレイに複数回の映像を繰り返し表示する。
【0033】このように、フレーム周期を高速化しない
でちらつきを防止できる本発明のLEDディスプレイの
表示方法は、たとえば、コンピュータに、モニタテレビ
とLEDディスプレイモニタのモニタを接続するシステ
ムにおいて、極めて便利な特長がある。それは、コンピ
ュータにモニタテレビとLEDディスプレイモニタを接
続し、しかも、両モニタのフレーム周期を同じにして、
LEDディスプレイモニタのちらつきを防止できるから
である。ダイナミック点灯する従来のLEDディスプレ
イモニタは、テレビモニタに比較してちらつきが発生し
やすい。このため、コンピュータに、テレビモニタとL
EDディスプレイモニタとを接続すると、テレビモニタ
にちらつきがなくても、LEDディスプレイモニタには
ちらつきが発生する。本発明のLEDディスプレイの表
示方法は、フレーム周期を高速化することなく、LED
ディスプレイのちらつきを防止できるので、この弊害を
効果的に防止できる。とくに、モニタテレビとLEDデ
ィスプレイモニタの両方のフレーム周期を同じにできる
ことは、LEDディスプレイを特別なフレーム周期に設
計する必要がなく、LEDディスプレイをモニタテレビ
に代わって便利に使用できる特長もある。
でちらつきを防止できる本発明のLEDディスプレイの
表示方法は、たとえば、コンピュータに、モニタテレビ
とLEDディスプレイモニタのモニタを接続するシステ
ムにおいて、極めて便利な特長がある。それは、コンピ
ュータにモニタテレビとLEDディスプレイモニタを接
続し、しかも、両モニタのフレーム周期を同じにして、
LEDディスプレイモニタのちらつきを防止できるから
である。ダイナミック点灯する従来のLEDディスプレ
イモニタは、テレビモニタに比較してちらつきが発生し
やすい。このため、コンピュータに、テレビモニタとL
EDディスプレイモニタとを接続すると、テレビモニタ
にちらつきがなくても、LEDディスプレイモニタには
ちらつきが発生する。本発明のLEDディスプレイの表
示方法は、フレーム周期を高速化することなく、LED
ディスプレイのちらつきを防止できるので、この弊害を
効果的に防止できる。とくに、モニタテレビとLEDデ
ィスプレイモニタの両方のフレーム周期を同じにできる
ことは、LEDディスプレイを特別なフレーム周期に設
計する必要がなく、LEDディスプレイをモニタテレビ
に代わって便利に使用できる特長もある。
【図1】従来の方法でLEDディスプレイに映像を表示
する工程を示すブロック線図
する工程を示すブロック線図
【図2】本発明の方法でLEDディスプレイに映像を表
示する工程を示すブロック線図
示する工程を示すブロック線図
【図3】本発明の方法に使用するLEDディスプレイ装
置のブロック線図
置のブロック線図
【図4】本発明の方法に使用する他のLEDディスプレ
イ装置のブロック線図
イ装置のブロック線図
1…フレームメモリ 2…LEDディスプレイ 3…コンピュータ 4…モニタテレビ 5…映像表示コントローラ 6…駆動回路 6A…コモン駆動回路 6B…セグ
メント駆動回路 7…バッファーメモリ
メント駆動回路 7…バッファーメモリ
Claims (2)
- 【請求項1】 1フレームの映像データーを特定のフレ
ーム周期でフレームメモリに記憶させ、フレームメモリ
に記憶される1フレームの映像データーで、LEDディ
スプレイを時分割にダイナミック点灯するLEDディス
プレイの表示方法において、 フレームメモリに記憶される1フレームの映像データー
でLEDディスプレイを点灯させる表示周期を、フレー
ム周期の整数分の1に設定し、フレームメモリに記憶さ
れる1フレームの映像データーで、LEDディスプレイ
を複数回繰り返し点灯することを特徴とするLEDディ
スプレイの表示方法。 - 【請求項2】 表示周期がフレーム周期の1/2〜1/
10である請求項1に記載されるLEDディスプレイの
表示方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27487295A JPH0990905A (ja) | 1995-09-27 | 1995-09-27 | Ledディスプレイの表示方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27487295A JPH0990905A (ja) | 1995-09-27 | 1995-09-27 | Ledディスプレイの表示方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0990905A true JPH0990905A (ja) | 1997-04-04 |
Family
ID=17547741
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27487295A Pending JPH0990905A (ja) | 1995-09-27 | 1995-09-27 | Ledディスプレイの表示方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0990905A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008026808A1 (en) * | 2006-08-28 | 2008-03-06 | Yuyang D&U Co., Ltd | Method for arranging light emitting diode module, data converting method for displaying moving picture by using light emitting diode module and data converting apparatus therefor |
US7385574B1 (en) | 1995-12-29 | 2008-06-10 | Cree, Inc. | True color flat panel display module |
JP2015015992A (ja) * | 2013-07-09 | 2015-01-29 | 株式会社三共 | 遊技機 |
JP2015015996A (ja) * | 2013-07-09 | 2015-01-29 | 株式会社三共 | 遊技機 |
JP2015015994A (ja) * | 2013-07-09 | 2015-01-29 | 株式会社三共 | 遊技機 |
JP2015015998A (ja) * | 2013-07-09 | 2015-01-29 | 株式会社三共 | 遊技機 |
JP2020027273A (ja) * | 2018-08-09 | 2020-02-20 | シャープ株式会社 | バックライト装置およびそれを備える表示装置 |
JP2023048988A (ja) * | 2021-09-28 | 2023-04-07 | 日亜化学工業株式会社 | 画像表示方法及び画像表示装置 |
-
1995
- 1995-09-27 JP JP27487295A patent/JPH0990905A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7385574B1 (en) | 1995-12-29 | 2008-06-10 | Cree, Inc. | True color flat panel display module |
US8766885B2 (en) | 1995-12-29 | 2014-07-01 | Cree, Inc. | True color flat panel display module |
WO2008026808A1 (en) * | 2006-08-28 | 2008-03-06 | Yuyang D&U Co., Ltd | Method for arranging light emitting diode module, data converting method for displaying moving picture by using light emitting diode module and data converting apparatus therefor |
JP2015015992A (ja) * | 2013-07-09 | 2015-01-29 | 株式会社三共 | 遊技機 |
JP2015015996A (ja) * | 2013-07-09 | 2015-01-29 | 株式会社三共 | 遊技機 |
JP2015015994A (ja) * | 2013-07-09 | 2015-01-29 | 株式会社三共 | 遊技機 |
JP2015015998A (ja) * | 2013-07-09 | 2015-01-29 | 株式会社三共 | 遊技機 |
JP2020027273A (ja) * | 2018-08-09 | 2020-02-20 | シャープ株式会社 | バックライト装置およびそれを備える表示装置 |
CN110827768A (zh) * | 2018-08-09 | 2020-02-21 | 夏普株式会社 | 背光源装置及具有该背光源装置的显示装置 |
JP2023048988A (ja) * | 2021-09-28 | 2023-04-07 | 日亜化学工業株式会社 | 画像表示方法及び画像表示装置 |
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