JPH0989604A - 空気環境測定装置 - Google Patents

空気環境測定装置

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JPH0989604A
JPH0989604A JP25139795A JP25139795A JPH0989604A JP H0989604 A JPH0989604 A JP H0989604A JP 25139795 A JP25139795 A JP 25139795A JP 25139795 A JP25139795 A JP 25139795A JP H0989604 A JPH0989604 A JP H0989604A
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JP
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power supply
housing
measuring device
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JP25139795A
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Hidetoshi Tanabe
英俊 田辺
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示内容の確認を離れた任意の方向から容易
に行えるようにして、より正確な測定を行えるようにし
た空気環境測定装置を提供する。 【解決手段】 複数のセンサを取り付けたセンサ部を組
み付けた筐体1に、該センサ部から検知信号を入力して
処理するデータ処理部を収容する。筐体の平坦な上面1
aに、電源スイッチ12や操作部13を並設すると共
に、該上面に対して傾斜した表示面を持った表示ユニッ
ト20aを有する表示器20を接離自在に設ける。筐体
及び表示器に、180度向きを変えても所定の電気接続
を行い、少なくとも一方が略90度の範囲で回転自在と
なったコネクタを設ける。電源制御手段が、コネクタ接
続した状態で電源スイッチをオンしたときのみ電源を供
給し、表示器を引き抜いたとき電源供給を停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は空気環境測定装置に
係り、特に、室内の空気環境を効率よく正確に測定する
ことのできる空気環境測定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ビルなどにおいては室内の浮遊粉塵量、
炭酸ガス濃度、一酸化炭素濃度、温度、相対湿度及び気
流などの管理基準値が法律で規定され、このためこれら
の測定項目の値を定期的に測定してその空気環境を維持
管理している。また、これらを測定するための測定器も
法律で規定されている。
【0003】従来、この種の測定装置として、炭酸ガス
濃度、一酸化炭素濃度、温度、相対湿度及び気流をそれ
ぞれ検知する複数のセンサを取り付けたセンサ部を、こ
のセンサ部から検知信号を入力して処理するデータ処理
部を収容した筐体に組み付け、この筐体の平坦な上面
に、測定項目毎に測定データを表示する表示部の他に、
電源スイッチや、各種データを設定したり表示部に表示
する項目を選択するためのテンキー、ファンクションキ
ーなどからなる操作部を並設して構成したものが知られ
ている。この測定装置は、その使用に当たって台車に搭
載して所要の測定場所に運ばれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した測定装置にお
いて、測定データを表示部に表示させてその表示内容を
確認しながら測定を行いたいときがある。しかし、上述
した従来の測定装置では、表示部の表示面積が小さくし
かも表示面が地面に対して水平になっているため、少し
離れると表示が見にくくなり、また表示が一方向からし
か見えず、作業者の都合のよい方向から測定データを確
認しながら測定するという訳にはいかないなどの不便な
点が多かった。また、見にくい表示をよく見ようと、表
示部に顔を近づけると、炭酸ガス及び一酸化炭素濃度を
測定するためのエア吸入口から人の息が吸入されてC0
2濃度の測定値が高くなったり、近づいた人の体温で温
度測定値が高くなったりして、測定が正確に行えなくな
るなどの問題があった。
【0005】よって本発明は、上述した従来の問題点に
鑑み、表示内容の確認を離れた任意の方向から容易に行
えるようにして、より正確な測定を行えるようにした空
気環境測定装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明により成された空気環境測定装置は、炭酸ガス濃
度、一酸化炭素濃度、温度、相対湿度及び気流をそれぞ
れ検知する複数のセンサを取り付けたセンサ部を、該セ
ンサ部から検知信号を入力して処理するデータ処理部を
収容した筐体に組み付け、該筐体の平坦な上面に、電源
スイッチや、各種操作を行うためのテンキー、ファンク
ションキーなどからなる操作部を並設して構成した空気
環境測定装置において、前記筐体の平坦な上面に、該上
面に対して傾斜した表示面を持った表示ユニットを有す
る表示器を接離自在に設け、前記筐体及び前記表示器に
180度向きを変えても所定の電気接続を行うコネクタ
を設け、かつ前記コネクタの少なくとも一方を略90度
の範囲で回転自在となしたことを特徴としている。
【0007】上記構成において、筐体の平坦な上面に設
けた表示器が該上面に対して傾斜した表示面を持った表
示ユニットを有するので、筐体の真上からでなく離れた
ところからでもその表示内容を良好に視認することがで
き、しかも筐体及び表示器に設けられた180度向きを
変えても所定の電気接続を行うコネクタを介して表示器
が筐体に対して接離自在に設けられ、かつコネクタの少
なくとも一方を略90度の範囲で回転自在となしている
ので、表示器の装着向きとコネクタの回転により360
度の任意の方向に表示器の表示面を向けることができ
る。
【0008】また、前記コネクタ接続した状態で前記電
源スイッチをオンすることにより電源を供給し、該電源
供給状態で前記表示器を引き抜くことにより電源供給を
停止する電源制御手段を備えることを特徴としている。
【0009】上記構成において、電源制御回路が、コネ
クタ接続した状態で電源スイッチをオンしたときのみ電
源を供給し、該電源供給状態で表示器を引き抜いたとき
電源供給を停止するので、表示器が装着されておらず測
定内容を確認することができない状態で電源供給される
ことがない。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明による空気環境測定
装置の要部を示す外観図である。同図において符号1
は、センサ部の複数のセンサから入力した検知信号を処
理するデータ処理部(図示せず)を収容した筐体であ
り、この筐体1の平坦な上面1aには、測定項目毎に測
定データを表示する主表示部11の他に、電源スイッチ
12や、各種データを設定したり表示部11に表示する
項目を選択するために使用するテンキー13a、ファン
クションキー13bなどからなる操作部13が並設され
ている。
【0011】筐体1には、図2に示すように、常時は筐
体1内に収容されており、測定に当たって取っ手14a
をもって所定の高さまで引き出されるケースからなるセ
ンサ部14が取り付けられている。センサ部14はケー
スの上面に設けた吸引口14bから吸入した炭酸ガス
(CO2)、一酸化炭素(CO)を検知してその濃度を
測定するためのCO2センサ及びCOセンサ(図示せ
ず)を内蔵すると共に、ケースの上面に温度、湿度を検
知する温湿度センサ14cと空気の流れを検知する気流
センサ14dとが設けられている。
【0012】筐体1の上面には、表示部11と操作部1
3とにより囲まれた隅部に空スペースが形成され、この
空スペースには、液晶表示ユニット20aを有し補助表
示部を構成する表示器20が接離自在に取り付けられる
雌コネクタ15が設けられている。表示器20が有する
液晶表示ユニット20aは、ケースの所定の高さに、上
記筐体1の上面に対して例えば45度の所定の角度傾斜
した表示面を持つように取り付けられている。また、表
示器20の底面20bには、図3及び図4に示すよう
に、上記雌コネクタ15に対して挿脱される一対の雄コ
ネクタ21と一対のガイドピン22とを有する回転台座
23が設けられている。一対のガイドピン22は、表示
器20に加わる外力を受けて外力が雄コネクタ21に加
わることを防止して雄コネクタ21を破損から保護する
他、筐体1に対して装着して表示器20の正確な位置決
めを確保するためのものである。
【0013】表示器20の一対の雄コネクタ21は、図
5(a)に示すように、互いに平行に配列された端子部
材21a及び21bからなる。各端子部材は、雌コネク
タ15の挿入穴15a及び15bに対応した大きさの絶
縁基板の略半分(斜線部分)を利用して導電パターンを
印刷し、例えば10個の端子A1〜A10及びB1〜B
10をそれぞれ形成することで構成される。端子部材を
2つ使用しているのは、端子を設けられる領域が半分と
なっているので、1つにすると端子部材が非常に長いも
のとなってしまうからである。
【0014】一方、この端子部材21a及び21bを受
け入れて対応する端子と電気接続する端子を有する雌コ
ネクタ15の挿入穴15a及び15bには、図5(b)
に示すように、図1のような向きに表示器20を装着し
たとき端子A1〜A10及びB1〜B10と電気接続さ
れる端子a1〜a10及びb1〜b10と、180度回
転して図1とは逆向きに表示器20を装着したとき端子
A1〜A10及びB1〜B10と電気接続される端子
b’1〜b’10及びa’1〜a’10とが設けられて
いる。特に、端子a1〜a10とa’1〜a’10及び
端子b1〜b10とb’1〜b’10とは内部的に互い
に電気接続され、従って同一端子として機能し、表示器
20を180度回転して装着して表示面を逆向きにして
も、逆向きにする以前と同様に使用することができるよ
うになっている。
【0015】なお、筐体1側には、ガイドピン22が挿
入されるガイド孔16aを有する一対の受け部材16が
設けられている。この受け部材16には、図4中A部の
拡大断面図である図6に示すように、押さえ用ねじ16
bとの間に縮設されたコイルスプリング16cによって
付勢され一部分がガイド孔16a内に突出されたボール
16dが設けられている。このボール16dは、ガイド
孔16aに挿入されたガイドピン22の先端部に形成さ
れた周溝22aに係合してガイドピン22をその挿入状
態に保持する。
【0016】また、回転台座23には、部分断面図であ
る図7に示すように、表示器20の底面20bにあけた
円孔20cの周縁に形成した円環状のリブ20dに回転
自在に嵌合される筒部23aと、この筒部23aの端に
形成したバネ性を持たせた鍔部23bとが設けられてい
る。この鍔部23bは、回転台座23との間に円環状の
リブ20dを弾性挟持するためのもので、この鍔部23
bの円環状のリブ20dとの対向面には、接触面積を小
さくして回転を円滑にするための少なくとも3つの小突
起23cが形成されている。なお、21aはコネクタ2
1への配線である。
【0017】更に、鍔部23bには、図8に示すよう
に、円環状のリブ20dの鍔部23bとの対向面に突設
されたストッパピン20eと協働して回転台座23の回
転角度を90度に規制するピン係合凹部23dが形成さ
れている。よって、表示器20を180度向きを変えて
装着することと組み合わせることによって、表示器20
の表示ユニット20aの表示面を360度の任意の方向
に向けて使用することが可能になっている。なお、円環
状のリブ20dの鍔部23bとの対向面には、ストッパ
ピン20eと180度離間した対称な位置に位置決め溝
20fが設けられ、この位置決め溝20fに鍔部23b
の一部(図示せず)が弾性嵌合することによって、表示
器20は何れの方向にも回転されない中立位置に保持さ
れるようになっている。
【0018】上述した構成の装置の回路構成を図9を参
照して以下説明する。同図において、上述したデータ処
理部を構成する中央処理ユニット(CPU)30はバス
ライン31を介して接続されたリードオンリメモリ(R
OM)32に格納されている制御プログラムに従って各
種の処理を行う。
【0019】その一つは、アナログ−デジタル(A/
D)変換回路33を介してバスライン31に接続された
CO2センサ14b1、COセンサ14b2、温度センサ
14c1、湿度センサ14c2、及び気流センサ14dか
らの検知信号により測定を行い、この測定結果得られる
測定データをバスライン31に接続されているランダム
アクセスメモリ(RAM)34に書き込むと共に、表示
インタフェース35を介してバスライン31に接続され
ている主表示部11に測定結果を表示させる制御を行
う。
【0020】CCPU30はまた、バスライン31に接
続されている操作部13からの操作信号を入力し、この
入力した操作信号に応じ、例えば主表示部11に表示す
る表示項目の選択や、RAM34に書き込んだ測定デー
タをフロッピドライバ36に装着されたフロッピディス
ク(FD)37に書き込ませるなどの制御を行う。
【0021】補助表示部を構成している表示器20の表
示ユニット20aも表示インタフェース38を介してバ
スライン31に接続されているが、表示器20はその雄
コネクタ21と筐体1側の雌コネクタ15を介して筐体
1に対して接離自在となっている。そして、この雄コネ
クタ21と雌コネクタ15の接離動作に連動して各部へ
の電源供給を制御する電源制御回路39が内蔵されてい
る。
【0022】図10は上記電源制御回路39とその周辺
回路の詳細を示し、同図において、電源バッテリ39a
はスイッチング素子を構成している電界効果トランジス
タFET1を介して装置の各部に電源電圧を供給すると
共に、ツエナダイオードZDによって安定化した安定化
電圧をスイッチング素子を構成している電界効果トラン
ジスタFET2と雌コネクタ15及び雄コネクタ21と
を介して表示ユニット20aに供給するようになってい
る。
【0023】また、安定化電圧は、雌コネクタ15及び
雄コネクタ21を介して表示器20側に供給され、雄コ
ネクタ21の2つの端子を短絡しているジャンパ線21
bを介して再度筐体側に戻されてノアゲート(NOR)
39bの一方の入力に印加されるようになっている。N
OR39bの他方の入力には、電源スイッチ12及び抵
抗R1を介して電源バッテリ39aが接続されている。
また、NOR39bの出力はD型フリップフロップ39
cのS入力に接続されている。そして、雌コネクタ15
及び雄コネクタ21が嵌合されているときには、電源ス
イッチ12のオンによりNOR39bの出力がLからH
レベルに変化し、この状態で雌コネクタ15及び雄コネ
クタ21の嵌合が外されると、NOR39bの出力がH
からLレベルに変化するようになる。
【0024】電源バッテリ39aはまた、電源スイッチ
12及び抵抗R1を介して入力が相互接続されインバー
タを構成しているナンドゲート(NAND)39dの入
力に接続され、NAND39dの出力は抵抗R2を介し
て入力が相互接続されインバタを構成しているNOR3
9eの入力に接続され、NOR39eの出力はD型フリ
ップフロップ39cのクロック入力に接続されている。
NAND39dの入力とアース間には抵抗R3及びコン
デンサC1からなる充放電回路が、NOR39eとアー
ス間にはコンデンサC2がそれぞれ接続されている。
【0025】D型フリップフロップ39cのQバー出力
はトランジスタからなるインバータ39f及び39gを
介して電界効果トランジスタFET1及びFET2の制
御電極と表示インタフェース38のイネブル入力に接続
され、D型フリップフロップ39cのQバー出力がHレ
ベルになると電界効果トランジスタFET1及びFET
2がオンすると共に、表示インタフェース38が動作可
能になって表示用信号が表示ユニット20aに供給でき
るようになる。
【0026】図10に示した回路の動作を、各部の状態
を示す図11のタイミングチャート図を参照して以下説
明する。
【0027】まず、雌コネクタ15及び雄コネクタ21
が嵌合され、電源スイッチ12が図示のようにオフの状
態にあり、その固定接点がLレベルにあるときには、
NAND39dの入力、NAND39dの出力、N
OR39eの入力、NOR39eの出力は、それぞ
れL、L、H、H、Lレベルになっている。また、NO
R39bの出力、D型フリップフロップ39cのQバ
ー出力、インバータ39f及び39gの出力は、そ
れぞれH、L、Hレベルになっている。
【0028】以上の状態において電源スイッチ12がオ
ンすると、固定接点がHレベルに立ち上がり、これに
応じて抵抗R1を通じてコンデンサC1の充電が開始して
NAND39dの入力が徐々に上昇してHレベルにな
る。NAND39dの入力のレベルが所定値を越える
と、NAND39dの出力がHからLレベルになると
共に、NOR39bの出力もLレベルになる。NAN
D39dの出力がLレベルになると、コンデンサC2
の充電電荷が抵抗R2を通じての放電が開始してNOR
39eの入力が徐々に下降してLレベルになる。NO
R39eの入力のレベルが所定値以下のなると、NO
R39eの出力がLからHレベルに立ち上がる。
【0029】このNOR39eの出力がLからHレベ
ルに立ち上がりに応じてD型フリップフロップ39cは
このときS入力に入力しているLレベルを取り込む。D
型フリップフロップ39cがLレベルを取り込むと、こ
れに応じてD型フリップフロップ39cのQバー出力
がLからHレベルに立ち上がり、これに応じてインバー
タ39f及び39gの出力がLレベルになって電界効
果トランジスタFET1及びFET2を共にオンさせ
る。この電界効果トランジスタFET1及びFET2の
オンにより、装置の各部と表示ユニット20aに電源電
圧が供給されると共に表示インタフェース38が動作可
能になって表示用信号に基づく表示が表示ユニット20
aに行われるようになる。
【0030】上述のような状態において、表示器20を
抜き取ると、雌コネクタ15及び雄コネクタ21の嵌合
を外してジャンパ線21bによる電源+VとNOR39
bの入力とを分離すると、このNOR39bの入力
がLレベルになり、これに応じてNOR39bの出力
がLからHレベルに立ち上がり、この立ち上がりに応じ
てD型フリップフロップ39cはこのときクロック入力
に入力しているHレベルを取り込む。D型フリップフロ
ップ39cがHレベルを取り込むと、これに応じてD型
フリップフロップ39cのQバー出力がHからLレベ
ルに立ち下がり、これに応じてインバータ39f及び3
9gの出力がHレベルになって電界効果トランジスタ
FET1及びFET2を共にオフさせる。この電界効果
トランジスタFET1及びFET2のオフにより、装置
の各部と表示ユニット20aへの電源電圧供給を停止さ
せると共に表示インタフェース38を動作不能状態にす
る。
【0031】なお、上述した実施例では、主表示部11
と補助表示部としての表示器20とを筐体1の上面に設
けているが、主表示部11を省略して主表示部11にお
いて表示する内容の全てを表示器20に表示させるよう
にしてもよい。また、両方の表示部を設ける場合であっ
ても、図示実施例のように表示インタフェース35及び
38を別個に設けることなく、1つのインタフェースを
両者に共用するようにすることもできる。しかし、図示
実施例のように別個に設けることによって、両者に異な
る内容の表示を行わせることができる。
【0032】また、図示実施例では、筐体1に雌コネク
タを表示器20側に雄コネクタをそれぞれ設けている
が、これを逆にしてもよい。しかし、図示実施例のよう
に、表示器側のコネクタを雄とすることによって、筐体
側に無用の突出部を形成しなくてもよく、表示器を外し
た状態で筐体上面をカバーする蓋体(図示せず)を装着
する際に、便利である。しかも、略90度回転自在に設
けられるコネクタは表示器20側でなく、筐体1側であ
ってもよいことは勿論のこと、両方のコネクタを回転自
在にしてもよい。しかし、図示実施例のように、表示器
側の雄コネクタを会堂自在にすることにより、回転機構
の組み付けや取り扱いが筐体側に設けた場合に比べて容
易になる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、筐
体の真上からでなく離れたところからでもその表示内容
を良好に視認することができ、しかも表示器の装着向き
とコネクタの回転により360度の任意の方向に表示器
の表示面を向けることができるので、センサ部から離れ
て作業者の都合のよいどの方向からも測定表示内容を確
認でき、また作業者の体がセンサ部の測定に悪影響を及
ぼしにくくなる。
【0034】また、表示器が装着されておらず、測定内
容を確認することができない状態では、電源供給される
ことがないので、測定を実質的に行っていない無用のと
きには電源供給を確実に行わないですみ、パワーセーブ
を行って電源バッテリの有効利用を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による空気環境測定装置の一実施例を示
す斜視図であり、(a)は表示器の装着前、(b)は装
着後の状態をそれぞれ示す。
【図2】本発明による空気環境測定装置のセンサ部を拡
大して示す斜視図である。
【図3】図1の表示器の底面を部分的に示す部分底面図
である。
【図4】図1(a)の筐体への表示器の装着の状態を筐
体側の一部分を破断して示す拡大正面図である。
【図5】図4の雄コネクタと雌コネクタの端子配列の様
子を説明するための説明図である。
【図6】図4中のX部分の拡大断面図である。
【図7】表示器への雄コネクタの取り付けの様子を示す
断面拡大図である。
【図8】図7中の円環状リブの上面と鍔部との関係を示
す図である。
【図9】装置の電気回路構成を示すブロック図である。
【図10】図9中の電源制御回路とその周辺回路の詳細
を示す回路図である。
【図11】図10中の各部の状態を示すタイミングチャ
ート図である。
【符号の説明】
1 筐体 1a 上面 12 電源スイッチ 13 操作部 14 センサ部 14b1 CO2センサ 14b2 COセンサ 14c1 温度センサ 14c2 湿度センサ 14d 気流センサ 15 雌コネクタ 20 表示器 20a 表示ユニット 21 雄コネクタ 30 データ処理部(CPU) 39 電源制御手段(電源制御回路)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炭酸ガス濃度、一酸化炭素濃度、温度、
    相対湿度及び気流をそれぞれ検知する複数のセンサを取
    り付けたセンサ部を、該センサ部から検知信号を入力し
    て処理するデータ処理部を収容した筐体に組み付け、該
    筐体の平坦な上面に、電源スイッチや、各種操作を行う
    ためのテンキー、ファンクションキーなどからなる操作
    部を並設して構成した空気環境測定装置において、 前記筐体の平坦な上面に、該上面に対して傾斜した表示
    面を持った表示ユニットを有する表示器を接離自在に設
    け、前記筐体及び前記表示器に180度向きを変えても
    所定の電気接続を行うコネクタを設け、かつ前記コネク
    タの少なくとも一方を略90度の範囲で回転自在となし
    たことを特徴とする空気環境測定装置。
  2. 【請求項2】 前記コネクタ接続した状態で前記電源ス
    イッチをオンしたときのみ電源を供給し、該電源供給状
    態で前記表示器を引き抜いたとき電源供給を停止する電
    源制御手段を備えることを特徴とする請求項1記載の空
    気環境測定装置。
JP25139795A 1995-09-28 1995-09-28 空気環境測定装置 Withdrawn JPH0989604A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103162743A (zh) * 2013-04-12 2013-06-19 核工业理化工程研究院 基于dsp的单通道检测仪表
CN103884823A (zh) * 2014-04-22 2014-06-25 北京超感时空科技有限公司 检测装置及其检测方法
CN106225847A (zh) * 2016-08-31 2016-12-14 南京白云化工环境监测有限公司 一种智能化环境流动检测集成系统

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