JPH098912A - 日時指定情報伝達代行サービス提供方法 - Google Patents

日時指定情報伝達代行サービス提供方法

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JPH098912A
JPH098912A JP15448195A JP15448195A JPH098912A JP H098912 A JPH098912 A JP H098912A JP 15448195 A JP15448195 A JP 15448195A JP 15448195 A JP15448195 A JP 15448195A JP H098912 A JPH098912 A JP H098912A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 発信者の希望する日時に希望する情報を希望
する着信者に伝達することが可能な、かつ着信者から発
信者に対して応答したかどうかまたは着信者に情報が伝
達できたかどうかという応答結果を発信者が任意の時点
に確認することが可能な日時指定情報伝達代行サービス
提供方法を提供すること。 【構成】 発信者の通信端末からネットワークに予め着
信者,伝達情報,伝達希望日時を登録するステップ(2-
3〜2-4)と、ネットワークによって登録された伝達希望
日時に登録された着信者に登録された情報を伝達するこ
とを試みるステップ(2-7〜2-11)と、着信者が応答し
たかどうかおよび伝達情報が着信者に伝えられたかどう
かという応答結果をネットワークに蓄積するステップ
(2-12)と、任意の通信端末からネットワークに蓄積さ
れた前記応答結果を照会するステップ(2-13〜2-16)と
からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、公衆電話ネットワーク
における情報伝達サービスの提供方法に関し、特に、指
定した日時に指定した着信者に対して情報を自動的に伝
達するとともに着信者からの応答結果を発信者が任意の
時点で確認することが可能な日時指定情報伝達代行サー
ビス提供方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の公衆電話ネットワークにおいて、
発信者が着信者に情報を伝達しようとした場合、発信者
は情報を伝達したい日時に直接電話番号を入力して着信
者を呼び出し必要な情報の伝達を行うのが普通であっ
た。しかしながら、予め指定した日時に指定した着信者
に情報を伝達することが要求される場合がある。例え
ば、電話会議を行う場合には予め複数の会議参加者と会
議開催日時を登録しておき、該登録されている日時(会
議開催日時)に会議参加者を一斉に呼び出して情報を伝
達する必要がある。電話会議に関するものとして、例え
ば、「営業マンのためのネットワークサービス技術知
識」 株式会社 一二三書房 平成元年2月25日発行 p.
183 “24 でんわ会議サービス”、および、電子情報通
信学会編「電子情報通信ハンドブック」(昭和63年3
月30日 オーム社) p.2053,p.2201 などに記載され
ている。特に、「営業マンのためのネットワークサービ
ス技術知識」には、予め登録された会議招集者(ホス
ト)が他の会議参加者(メンバ)を呼び出し、最大30
対地(ホストを含む)の人との音声会議ができるサービ
スが開示されており、ここでは、会議はダイヤル操作で
会議開始時刻、会議時間およびメンバを指定することに
より2週間前から予約することができ、指定の日時にな
ると電話会議装置が自動的にホストを呼び出し、メンバ
との間で確認の通話を行った後、会議に移行することが
説明されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の公衆電話ネ
ットワークにおいては、予めネットワークに伝達すべき
情報を蓄積しておき、日時を指定して該蓄積されている
伝達すべき情報を着信者に伝達し、着信者からの情報伝
達の応答結果(着信者が応答したかどうかまた伝達情報
が着信者に伝えられたか)を任意の時点で確認すること
は不可能であった。また、発信者が着信者に情報を伝達
する際には、必ずその日時に発信者が発呼しなければな
らず、しかも複数の着信者に対して同一の情報を伝達す
る際には全ての着信者を順次呼び出し、応答した着信者
に対して情報を伝達することをいちいち繰り返さなけれ
ばならないという問題があった。また、上述した従来の
電話会議システムを用いた場合、予め登録されていた会
議の参加者を予め登録された日時に一斉に呼び出すこと
は可能であるが、その場合に会議の召集者(発信者)も
同じ日時に電話機の前にいなければならないという問題
があった。本発明は、上述した従来技術における問題点
を解決し、着信者が不在の場合でも、発信者の希望する
日時に希望する情報を希望する着信者に伝達することが
可能な、かつ着信者から発信者に対して応答したかどう
かまたは着信者に情報が伝達できたかどうかという応答
結果を発信者が任意の時点に確認することが可能な日時
指定情報伝達代行サービス提供方法を提供することを目
的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の日時指定情報伝達代行サービス提供方法
は、発信者の通信端末からネットワークに予め着信者,
伝達情報,伝達希望日時を登録するステップと、ネット
ワークによって登録された伝達希望日時に登録された着
信者に登録された情報を伝達することを試みるステップ
と、着信者が応答したかどうかおよび伝達情報が着信者
に伝えられたかどうかという応答結果をネットワークに
蓄積するステップと、任意の通信端末からネットワーク
に蓄積された前記応答結果を照会するステップとを有す
ることを特徴としている。
【0005】
【作用】本発明によれば、発信者の通信端末からネット
ワークに予め着信者,伝達情報,伝達希望日時を登録
し、ネットワークによって登録された伝達希望日時に登
録された着信者に登録された情報を伝達することを試み
るようにしたので、発信者が不在の場合でも着信者に情
報を伝達することが可能になった。また、一方的な情報
伝達では着信者が情報を受け取ったかどうかわからず不
安であるが、本発明によれば、着信者が応答したかどう
かおよび伝達情報が着信者に伝えられたかどうかという
応答結果をネットワークに蓄積し、任意の通信端末から
ネットワークに蓄積された前記応答結果を照会するよう
にしたので、発信者は任意の時点で応答結果を確認する
ことができ、上述した不安が解消される。
【0006】
【実施例】図1は本発明の一実施例のシステム構成を示
す図である。同図において、1は発信者、2は発信者1
が情報の入力,着信先の登録,または伝達希望日時の指
定入力を行うための発信端末、3は着信者、4は発信者
1からの情報を着信者3が受け取るための着信端末、5
は通信サービスを提供するためのネットワークである。
同図に示すように、ネットワーク5は、さらにサービス
処理部6、制御情報管理部7、日時監視部8、情報蓄積
エリア9、ネットワーク制御部10から構成される。
【0007】サービス処理部6は、さらに、発信者1か
らの情報をネットワーク5内に蓄積するための情報登録
手段11と、ネットワーク5内の情報を発信者1が参照
するための情報参照手段12と、発信者1から着信者3
への情報伝達,応答結果の蓄積,発信者1への通知,着
信者3から発信者1への返答の蓄積等を行うための情報
伝達手段13とから構成される。制御情報管理部7は、
さらに、発信者1の指定する制御情報や応答結果を蓄積
しておくための情報テーブル14と、該情報テーブル1
4内にデータを設定するための情報設定手段15と、該
情報テーブル14内からデータを取得するための情報取
得手段16とから構成される。
【0008】情報蓄積エリア9は、さらに、発信者1か
ら着信者3への伝達情報を蓄積しておく伝達情報蓄積部
17と、着信者3から発信者1への返答を蓄積しておく
返答情報蓄積部18とから構成される。なお、情報テー
ブル14は、本実施例では、発信者1によって入力され
た着信者を格納する着信者欄および伝達希望日時を格納
する伝達希望日時欄と、発信者1からの伝達情報を伝達
情報蓄積部17のどのアドレスに格納したかを示す伝達
情報格納位置欄と,着信者3から発信者1への応答結果
を格納する応答結果欄と、該伝達情報を識別するための
情報ID欄から構成されている。
【0009】次に、発信者1が着信者3に情報を伝達
し、その応答結果を照合する際の基本的なフローチャー
トを図2に示す。全体の概要を述べると、発信者1は、
着信者3と伝達を希望する日時と伝達情報を指定してネ
ットワーク5に入力しネットワーク5内の情報テーブル
14に格納し、ネットワーク5は情報テーブル14の内
容に基づいて希望日時に自動的に伝達情報を着信者3に
対応する着信端末4に伝達しようと試みる。着信端末4
からの応答結果は情報テーブル14の応答結果欄に格納
され、発信者1は任意の端末または任意の時間に応答結
果欄を参照することにより伝達結果を照合することが可
能になる。
【0010】次に、図2のフローチャートに沿ってネッ
トワーク5の処理をさらに詳細に説明する。まず、ステ
ップ2−1において、発信者1は発信端末2を用いて予
め決められた要求に対応する特番に発呼する。本実施例
の日時指定情報伝達サービスの場合、予め決められた要
求として「登録」と「結果照会」を用意しておき、それ
ぞれに異なる特番を割り当てておく。特番としては予め
異なる番号を割り当てておく方法や通常の電話番号の後
に「登録の場合は1#,結果参照の場合は2#」などの
ガイダンスに従って入力させて異なる番号として識別さ
せる方法などがある。次のステップ2−2において、ネ
ットワーク5は発信者1が発呼した要求が「登録」か
「結果参照」かを上述した特番に基づいて判断し、「登
録」の場合はステップ2−3へ、「結果参照」の場合は
ステップ2−13へ進む。
【0011】(要求が「登録」の場合)要求が「登録」
であった場合、ステップ2−3において、情報登録手段
11はネットワーク制御部10を使って、発信者1から
の伝達情報を伝達情報蓄積部17に蓄積させ、またステ
ップ2−4において、情報登録手段11は情報設定手段
15を使って、発信者1が指定する着信者3および伝達
希望日時(以下、これらを合わせて制御情報と呼ぶ)
と、伝達情報蓄積部17に蓄積された伝達情報の格納位
置とを情報テーブル14に登録するとともに、その伝達
情報を識別するための情報IDを付与し、ステップ2−
5において、付与された情報IDとその情報の伝達希望
日時を日時監視部8に通知する。
【0012】情報IDとその情報の伝達希望日時を通知
された日時監視部8は、ステップ2−6において、伝達
希望日時を監視し、ステップ2−7において、希望日時
になったかどうかを判断し、希望日時になった場合には
ステップ2−8に進み、希望日時になっていない場合は
ステップ2−6に戻って監視を続ける。ステップ2−7
における判断の結果、希望日時になった場合には、ステ
ップ2−8において、情報IDを情報伝達手段13に通
知する。情報IDを受け取った情報伝達手段13は、ス
テップ2−9において、その情報IDを持つ伝達情報の
着信者3を、情報取得手段16を使って情報テーブル1
4から取得し、ステップ2−10において、ネットワー
ク制御部10を使って、着信者3から応答があるかどう
かをチェックし、着信者3から応答がある場合はステッ
プ2−11においてネットワーク制御部10を使って伝
達情報蓄積部17に蓄積されている発信者1からの情報
を着信者3へ伝達した後ステップ2−12へ進み、ステ
ップ2−10で着信者3から応答がない場合は直接ステ
ップ2−12へ進む。ステップ2−12において、情報
伝達手段13は、着信者3が応答したかどうか、また伝
達情報が着信者3に伝えられたかどうかという応答結果
を情報テーブル14に格納する。
【0013】(要求が「結果照合」の場合)要求が「結
果照合」であった場合、ステップ2−13において、発
信者1は、結果照合を希望する伝達情報の情報IDを情
報参照手段12に通知する。情報IDを受け取った情報
参照手段12は、ステップ2−14において、情報取得
手段16を使って、受け取った情報IDで情報テーブル
14を検索し、既に応答結果が格納されているかどうか
をチェックする。チェックの結果、応答結果が蓄積され
ていればステップ2−15でその応答結果を発信者1に
通知し、まだ応答結果が蓄積されていなければステップ
2−16で情報伝達がまだ行われていないことを発信者
1に通知する。
【0014】なお、同一の情報に対して複数の着信者3
を指定する場合には、図2のフローチャートのステップ
2−4で発信者1は複数の着信者3を指定し、更に着信
者毎に異なる日時に情報伝達を希望する場合には、着信
者毎に異なる伝達希望日時を指定して情報テーブル14
に登録すればよい。ステップ2−5以降の処理について
は各着信者毎に見れば同図で示したフローチャートと同
じでよい。
【0015】図3は、着信者1が登録した伝達情報・着
信者・伝達希望日時を、情報伝達前に参照、変更、また
は取消する際の動作を説明するためのものであり、図2
のフローチャートに付加または変更する部分を示してい
る。図2では発信者1の要求の種類として「登録」「結
果照合」だけであったが、図3では、発信者1の要求の
種類として「登録」「結果照合」の他に、登録内容の
「参照」「変更」「取消」を追加し、5種類の要求を判
断するステップ3−1を設けている。ステップ3−1に
おける判断の結果「登録」であれば図2のステップ2−
3へ、「結果照合」であればステップ2−13へ進み、
図2で説明したのと全く同一の処理を行う。
【0016】ステップ3−1における発信者1の要求判
断の結果、「参照」であればステップ3−2へ、「変
更」であればステップ3−4へ、「取消」であればステ
ップ3−7へ進む。 (要求が「参照」の場合)要求が「参照」であった場
合、ステップ3−2において、発信者1は、参照を希望
する伝達情報の情報IDを情報参照手段12に通知す
る。情報IDを通知された情報参照手段12は、ステッ
プ3−3において、情報取得手段16を使って、当該伝
達情報を情報テーブル14から取得し、その内容を発信
者1に通知する。
【0017】(要求が「変更」の場合)要求が「変更」
であった場合、ステップ3−4において、発信者1は、
変更を希望する伝達情報の情報IDを情報参照手段12
に通知する。情報IDを通知された情報参照手段12
は、ステップ3−5において、情報取得手段16を使っ
て該当伝達情報を情報テーブル14から取得し、その内
容を発信者1に通知する。情報参照手段12は、次のス
テップ3−6において、発信者1からの変更指示に従っ
て、情報設定手段15を用いて情報テーブル14内のデ
ータを更新する。
【0018】(要求が「取消」の場合)要求が「取消」
であった場合、ステップ3−7において、発信者1は、
取消を希望する伝達情報の情報IDを情報登録手段11
に渡す。情報IDを渡された情報登録手段11は、ステ
ップ3−8において、情報設定手段15を用いて該当伝
達情報を情報テーブル14から抹消する。
【0019】図4は、発信者1が予め応答結果通知希望
日時を設定しておくことにより、情報伝達後その希望日
時に、ネットワーク5が着信者からの応答結果を自動的
に発信者1に通知する際の動作を説明するためのもので
あり、図2のフローチャートに付加または変更する部分
を示している。図2のステップ2−4および2−5で
は、発信者1が直接指定する制御情報は着信者と伝達希
望日時であり、それらを日時監視部8に通知するもので
あったが、図4のステップ2−4および2−5では、着
信者,伝達希望日時の他に応答結果通知希望日時も発信
者1が直接指定し、それらを日時監視部8に通知するよ
うに変更されている。
【0020】図4のフローチャートに沿って本実施例の
動作を説明する。まず、ステップ2−4において、発信
者1は、制御情報として着信者,伝達希望日時の他に応
答結果通知希望日時も登録する。次のステップ2−5に
おいて、情報設定手段15は伝達希望日時と情報IDと
共に応答結果通知希望日時も日時監視部8に通知する。
日時監視部8はステップ4−1で応答結果通知希望日時
の監視を開始し、ステップ4−2で応答結果通知希望日
時になったかどうかを判断し、希望日時になった場合は
ステップ4−3に進み、希望日時になっていない場合は
ステップ4−1に戻って応答結果通知希望日時の監視を
続ける。応答結果通知希望日時になった場合、日時監視
部8は、ステップ4−3において、応答結果を通知する
発信者1と情報IDを情報伝達手段13に通知する。情
報伝達手段13は、次のステップ4−4において、情報
取得手段16を用いて情報テーブル14内に格納されて
いる該当情報の応答結果を取得し、発信者1に通知す
る。
【0021】図5は、着信者3が伝達情報を受け取った
後、発信者1への返答があった場合にその返答をネット
ワーク5に蓄積する動作のうち、図2のフローチャート
に付加または変更する部分を示している。図2のステッ
プ2−11で着信者3に情報を伝達した後、図5のステ
ップ5−1で着信者3から発信者1へ返答があるかどう
かを選択させ、返答がある場合にはステップ5−2の処
理を行い、返答がない場合は直接ステップ2−12(応
答結果の蓄積ステップ)に進む。ステップ5−2におい
て、情報伝達手段13は、ネットワーク制御部10を使
って返答情報蓄積部18に着信者3からの返答情報を蓄
積させる。次のステップ5−3において、情報伝達手段
13は、返答情報蓄積部18に蓄積された返答情報の格
納位置を、情報設定手段15を使って情報テーブル14
に登録する。その後図2のステップ2−12(応答結果
蓄積ステップ)に進む。
【0022】図6は、着信者3が情報を受け取るかどう
かを選択する際の動作を説明するためのものであり、図
2のフローチャートに付加または変更する部分を示して
いる。図2のステップ2−10で着信者3から応答があ
る場合、ステップ6−1においてその着信者3に発信者
1からの伝達情報を受け取るかどうかを選択させる。受
取りを受託した場合にはステップ2−11で情報を着信
者3に伝達した後にステップ2−12に進み、また受取
を拒否した場合は直接ステップ2−12に進む。ステッ
プ2−12では着信者3からの応答結果を情報テーブル
14に登録する。
【0023】図7は、情報伝達希望日時に着信者3が応
答した場合、ネットワーク5が着信者3の認証を行い、
本人と認められた時のみ、発信者1からの情報を伝達す
る際の動作を説明するためのものであり、図2のフロー
チャートに付加または変更する部分を示している。図2
のステップ2−10で着信者3が応答した場合、ステッ
プ7−1でネットワーク制御部10によって着信者3の
認証を行う。この場合の認証方法としては、例えば、着
信者にパスワードを入力させて、予め発信者の登録して
いるパスワードと照合する方法などがあるがこれに限ら
ず如何なる方法を用いてもよい。認証した後、ステップ
7−2で正しい着信者3であるかどうかを判断し、正し
い着信者の場合にはステップ2−11に進み、正しい着
信者3でなかった場合はステップ2−12に進む。
【0024】図8は、指定時刻の呼び出しに着信者3が
無応答の場合に再呼出を行う際の動作を説明するための
ものであり、図2のフローチャートに付加または変更す
る部分を示している。図2のステップ2−10において
着信者3から応答がない場合に、情報伝達手段13は、
ステップ8−1で着信者3に伝達できなかった情報のI
Dと着信者3を保持し、一定時間後にステップ2−10
に戻り着信者3から応答があるかどうか判断する。
【0025】図9は、発信者1が情報伝達を希望する時
間帯の中で呼び出しを繰り返す場合の動作を説明するた
めのものであり、図2のフローチャートに付加または変
更する部分を示している。図2のステップ2−4におけ
る伝達希望日時の代わりに、ステップ9−1において発
信者1が指定する伝達希望時間帯を、情報登録手段11
が情報設定手段15を使って情報テーブル14に登録
し、ステップ9−2において、情報設定手段15は伝達
希望時間帯と情報IDを日時監視部8に通知し、ステッ
プ9−3において、日時監視部8は伝達希望時間帯を監
視する。
【0026】日時監視部8による伝達希望時間帯の監視
の結果、ステップ9−4において、伝達希望時間帯に入
ったかどうか判断し、入っていれば図2のステップ2−
8に進み、入っていなければステップ9−3に戻って監
視を続ける。図2のステップ2−10で着信者からの応
答がない場合、ステップ9−5において、情報伝達手段
13は伝達希望時間帯の残り時間があるかどうか判断
し、残り時間がある場合はステップ9−6に、残り時間
がない場合は図2のステップ2−12に進む。ステップ
9−6において、情報伝達手段13は着信者3に伝達で
きなかった情報のIDと着信者3を保持し、一定時間後
に図2のステップ2−10に戻る。
【0027】図10は、着信者3が話中のため情報伝達
が失敗した時、その後ネットワーク5が着信者3の状態
を監視して、話中が解除された時点で再び着信者3を呼
び出す場合の動作を説明するためのものであり、図2の
フローチャートに付加または変更する部分を示してい
る。図2のステップ2−10で着信者3が応答しなかっ
た場合、ステップ10−1において、応答しなかった原
因が話中のためだったかどうかを判定する。着信者の収
容されている交換機が着信者を呼び出した際に、着信者
と1対1に対応する加入者トランクが塞がれている場合
に話中と判定する。従って、呼び出しても無応答の場合
や利用停止で通話ができない場合とは区別することがで
きる。上記判定の結果、話中であればステップ10−2
へ、話中以外の場合は図2のステップ2−12へ進む。
ステップ10−2において、ネットワーク制御部10は
着信者3の状態を定期的に監視し、ステップ10−3に
おいて着信者3が空き状態になったかどうかを判断す
る。空き状態になった場合は図2のステップ2−11へ
進み、まだ話中の状態が続いている場合はステップ10
−2へ戻って再び監視を続ける。
【0028】図11は、発信者1が同一情報を周期的に
着信者3に対して伝達する際に、最初の伝達希望日時と
その後の周期を登録しておくことによって、自動的に周
期的に情報が伝達されるようにした場合の動作を説明す
るものであり、図2のフローチャートに付加または変更
する部分を示している。図11のステップ11−1は図
2のステップ2−4を変更したものであり、複数の伝達
希望日時の代わりに、最初の伝達希望日時とその後の伝
達希望日時の周期を、情報登録手段11が情報設定手段
15を使って情報テーブル14に登録し、情報毎に情報
IDを付与するステップである。次のステップ11−2
は図2のステップ2−5を変更したものであり、情報設
定手段15が最初の伝達希望日時および周期と情報ID
を日時監視部8に通知するステップである。ステップ1
1−2の後、図2のステップ2−6以降のステップに進
み、ステップ2−12で情報テーブル14に応答結果を
蓄積した後、ステップ11−3において、情報伝達手段
13は、直前に伝達した情報をさらに決められた周期の
後伝達する必要があるかどうか判断する。まだ伝達する
必要がある場合はステップ11−4に進み、直前の伝達
が周期の最後の場合はそこでサービスを終了する。ステ
ップ11−4において、情報伝達手段13は、直前に情
報伝達した日時に1周期を加えた日時と情報IDを日時
監視部8に通知し、ステップ2−6に戻る。
【0029】図12は、着信端末4が移動端末だった際
に、ネットワーク5が追跡接続を行う場合の動作を説明
するためのものであり、図2のフローチャートに付加ま
たは変更する部分を示している。図2のステップ2−1
0で着信者から応答があるかどうかを判定した結果、無
応答の場合、ステップ12−1において、情報伝達手段
13は着信端末4が移動端末かどうかを判断する。移動
端末かどうかは番号形態から判断できる。すなわち、自
動車電話・携帯電話の場合は「030」,「040」と
いう番号を使用しているためそれを識別することで容易
に判断できる。移動端末と判断された場合にはステップ
12−2へ、移動端末でない場合には図2のステップ2
−12へ進む。
【0030】着信端末が移動端末の場合、無応答の原因
として「圏外」,「電源オフ」などが考えられるが、着
信者が予め転送先を指定しておくことにより、その転送
先を呼び出すことができる。このように転送先を呼び出
すことを追跡接続という。ネットワーク制御部10は、
ステップ12−2において該当移動端末の追跡接続を行
い、該当移動端末の現在位置を把握したらステップ2−
10へ戻り再度着信者からの応答をみる。なお、転送先
の登録方法や転送先の呼出方法については本発明にとっ
て本質的でなく、如何なる方法を用いてもよいので詳細
は省略する。なお、フローチャート中、破線は図2と同
様の処理ステップを省略したことを表している。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の日時指定
情報伝達代行サービス提供方法を用いると、発信者が不
在などで都合の悪い日時にも、予め日時情報を入力して
おくことによって着信者にその情報を伝達するというサ
ービスを提供することができるため、日時の制約を受け
ずに情報を伝達することが可能になる。また、登録され
た着信者を一方的に呼び出すだけでは、情報が着信者に
伝達されたかどうかが発信者にはわからないが、本発明
によれば、発信者が任意の時点で着信者の応答結果を照
合することによって発信者と着信者が直接通信すること
なく確実に情報が伝達されたかどうかがわかる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のシステム構成を示す図であ
る。
【図2】本発明の実施例のうち、最も基本的な一連の動
作を示すフローチャートである。
【図3】本発明の実施例のうち、発信者が登録した着信
者・伝達情報・伝達希望日時を参照・変更・取消する際
の動作を説明するためのものであり、図2に付加または
変更する部分のフローチャートである。
【図4】本発明の実施例のうち、発信者が応答結果通知
希望日時に呼び出され応答結果が通知されるサービスを
提供する際の動作を説明するためのものであり、図2に
付加または変更する部分のフローチャートである。
【図5】本発明の実施例のうち、着信者が情報を受け取
った後に発信者への返答をネットワークに蓄積する際の
動作を説明するためのものであり、図2に付加または変
更する部分のフローチャートである。
【図6】本発明の実施例のうち、着信者が情報を受け取
るかどうか選択する際の動作を説明するためのものであ
り、図2に付加または変更する部分のフローチャートで
ある。
【図7】本発明の実施例のうち、着信者の認証を行い、
本人と認められたときにのみ発信者からの情報を伝達す
る際の動作を説明するためのものであり、図2に付加ま
たは変更する部分のフローチャートである。
【図8】本発明の実施例のうち、着信者が指定日時の呼
び出しに無応答の場合に再呼び出しを行う際の動作を説
明するためのものであり、図2に付加または変更する部
分のフローチャートである。
【図9】本発明の実施例のうち、発信者がある時間帯の
中で情報伝達を希望する際の動作を説明するためのもの
であり、図2に付加または変更する部分のフローチャー
トである。
【図10】本発明の実施例のうち、着信者が話中だった
場合に、その後ネットワークが着信者の状態を監視して
空いたら呼び出して情報伝達する際の動作を説明するた
めのものであり、図2に付加または変更する部分のフロ
ーチャートである。
【図11】本発明の実施例のうち、発信者が周期的に情
報伝達を希望する際の動作を説明するためのものであ
り、図2に付加または変更する部分のフローチャートで
ある。
【図12】本発明の実施例のうち、着信者が移動端末だ
った場合に追跡接続を行う際の動作を説明するためのも
のであり、図2に付加または変更する部分のフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1:発信者、2:発信端末、3:着信者、4:着信端
末、5:ネットワーク、6:サービス処理部、7:制御
情報管理部、8:日時監視部、9:情報蓄積エリア、1
0:ネットワーク制御部、11:情報登録手段、12:
情報参照手段、13:情報伝達手段、14:情報テーブ
ル、15:情報設定手段、16:情報取得手段、17:
伝達情報蓄積部、18:返答情報蓄積部

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端末からの情報を蓄積する手段を有する
    ネットワークを用いた日時指定情報伝達代行サービス提
    供方法において、発信者の通信端末からネットワークに
    着信者,伝達情報,および伝達希望日時を登録する第1
    ステップと、前記登録された着信者に登録された伝達情
    報を登録された伝達希望日時に伝達することを試みる第
    2ステップと、着信者が応答したかどうかおよび伝達情
    報が着信者に伝えられたかどうかという応答結果をネッ
    トワークに蓄積する第3ステップと、任意の通信端末か
    ら前記ネットワークに蓄積された前記応答結果を照会す
    る第4ステップとを有することを特徴とする日時指定情
    報伝達代行サービス提供方法。
  2. 【請求項2】 前記ネットワークに登録された着信者,
    伝達情報,伝達希望日時を、該伝達情報が着信者に伝達
    される前に、参照,変更または取消を可能にしたことを
    特徴とする請求項1記載の日時指定情報伝達代行サービ
    ス提供方法。
  3. 【請求項3】 前記ネットワークに、さらに着信者の応
    答結果通知希望日時を蓄積しておき、該応答結果通知希
    望日時に前記ネットワークが自動的に該応答結果を発信
    者に通知することを特徴とする請求項1または2記載の
    日時指定情報伝達代行サービス提供方法。
  4. 【請求項4】 前記ネットワークに応答結果とともに着
    信者からの返答情報を蓄積し、それを発信者が応答結果
    とともに返答情報も照会することを特徴とする請求項1
    ないし3のいずれか1項に記載の日時指定情報伝達代行
    サービス提供方法。
  5. 【請求項5】 前記着信者が伝達情報を受け取るかどう
    かを選択できるようにしたことを特徴とする請求項1な
    いし4のいずれか1項に記載の日時指定情報伝達代行サ
    ービス提供方法。
  6. 【請求項6】 前記着信者が応答した場合、前記ネット
    ワークによって着信者の認証を行い、本人と認められた
    場合にのみ情報を伝達することを特徴とする請求項1な
    いし5のいずれか1項に記載の日時指定情報伝達代行サ
    ービス提供方法。
  7. 【請求項7】 前記伝達希望日時に着信者が無応答の場
    合に再呼び出しを行うことを特徴とする請求項1ないし
    6のいずれか1項に記載の日時指定情報伝達代行サービ
    ス提供方法。
  8. 【請求項8】 前記伝達希望日時として発信者が情報伝
    達を希望する時間帯を設定し、該時間帯内で呼び出しを
    繰り返して行い、着信者が応答した時点で情報を伝達す
    ることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に
    記載の日時指定情報伝達代行サービス提供方法。
  9. 【請求項9】 前記伝達希望日時に前記ネットワークが
    着信者を呼び出した際に、着信者が話中の場合、その後
    前記ネットワークで着信者の状態を監視し、話中が解除
    された時点で再びネットワークが着信者を呼び出すよう
    にしたことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1
    項に記載の日時指定情報伝達代行サービス提供方法。
  10. 【請求項10】 前記発信者が同一情報を周期的に着信
    者に伝達する場合、最初の伝達希望日時と繰り返す周期
    をネットワークに設定しておき、これらによって自動的
    かつ周期的に着信者に情報を伝達することを特徴とする
    請求項1ないし9のいずれか1項に記載の日時指定情報
    伝達代行サービス提供方法。
  11. 【請求項11】 前記着信端末が移動端末の場合、前記
    ネットワークが追跡接続を行うことを特徴とする請求項
    1ないし10のいずれか1項に記載の日時指定情報伝達
    代行サービス提供方法。
  12. 【請求項12】 前記発信者が複数の着信者を登録する
    ことを特徴とする請求項1ないし11のいずれか1項に
    記載の日時指定情報伝達代行サービス提供方法。
  13. 【請求項13】 前記発信者が複数の着信者に対して同
    一の情報を伝達する場合、着信者毎に異なる情報伝達日
    時を登録しておくことを特徴とする請求項12記載の日
    時指定情報伝達代行サービス提供方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2014038615A1 (ja) * 2012-09-06 2014-03-13 TAKIZAWA Takuto 電話通信システム、電話通信方法、サーバ装置および電話通信プログラム

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