JPH0988888A - 横流ファンおよびその製造方法 - Google Patents

横流ファンおよびその製造方法

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JPH0988888A
JPH0988888A JP25268795A JP25268795A JPH0988888A JP H0988888 A JPH0988888 A JP H0988888A JP 25268795 A JP25268795 A JP 25268795A JP 25268795 A JP25268795 A JP 25268795A JP H0988888 A JPH0988888 A JP H0988888A
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JP
Japan
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synthetic resin
cross
flow fan
molded product
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JP25268795A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Kawasaki
拓 川▲崎▼
Gakuo Shimomura
岳夫 下村
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Daikin Industries Ltd
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Daikin Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡略な構造の金型で且つ極めて簡易な作業に
より複雑な形状の横流ファンを成形可能ならしめる。 【解決手段】 軸方向に延びる多数の翼片1,1・・と
該翼片1,1・・相互を連結支持するとともに軸方向に
所定間隔で配置される複数の環状の支持部材2,2・・
とからなる合成樹脂の一体成形品により横流ファンを構
成することにより、簡略な構造の金型で且つ極めて簡易
な作業により横流ファンの成形を可能ならしめている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、横流ファンおよ
びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】軸方向に延びる多数の翼片と該翼片相互
を連結支持する複数の環状の支持部材とからなる横流フ
ァンは従来から良く知られている。
【0003】この種横流ファンには、アルミ合金等から
なる金属製のもの、あるいは合成樹脂製のものがある
が、軽量であり且つ量産に適しているところから、合成
樹脂製のものが多くなってきている。
【0004】ところで、横流ファンは軸方向に相当の長
さを有する円筒形状とされているところから、合成樹脂
の射出成形により製造する場合、軸方向に所定寸法で区
切ったものを成形した後、それらを相互に接合するとい
う方法が従来からとられていたが、この方法では下記の
ような不具合がある。
【0005】即ち、円筒形状のものを射出成形する場
合、軸方向にしか型抜きができないため、翼面にリブレ
ット形状を形成できない。また、三次元形状の薄肉化を
図るためには分割金型が必要となり、金型費がかさむ。
【0006】上記のような不具合に対処するために、所
定枚数(例えば、2〜3枚)の翼片と支持部材とからな
るブレードユニットを予め合成樹脂で一体成形した後、
前記支持部材の外周端部に一連の連結部材を固着し、各
ブレードユニットを支持部材の外周端部において連結し
て一体としたものが提案されている(例えば、実開昭5
9ー60399号公報参照)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記公知例
のものでは、多数のブレードユニットを成形しなければ
ならないとともに、各ブレードユニットを連結して一体
となすという作業が必要となる。しかも、連結一体化の
ために連結部材(例えば、金属製の線状連結部材)が必
要となる。
【0008】本願発明は、上記の点に鑑みてなされたも
ので、簡略な構造の金型により複雑な形状の横流ファン
を容易に成形可能ならしめることを目的とするものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願発明の横流ファン
は、軸方向に延びる多数の翼片1,1・・と該翼片1,
1・・相互を連結支持するとともに軸方向に所定間隔で
配置される複数の環状の支持部材2,2・・とからなる
合成樹脂の一体成形品により構成されており、簡略な構
造の金型で且つ極めて簡易な作業により横流ファンの成
形が可能になっている。
【0010】本願発明の横流ファンにおいて、前記支持
部材2,2・・を前記翼片1,1・・の内径側に一体成
形するのが翼片1,1・・を遠心方向に拡がりをもつ形
状とできるとともに、風の流れに対する支持部材2,2
・・の影響を小さくでき、しかも支持部材2,2・・の
ファン外周側への露出をなくし得る点で好ましい。
【0011】また、前記支持部材2,2・・のうち軸方
向端部に位置するものに軸受部材5を一体成形するのが
軸受部材5の同時成形も可能となる点で好ましい。
【0012】本願発明の第1の横流ファンの製造方法で
は、軸方向に延びる多数の翼片1,1・・と該翼片1,
1・・相互を連結支持するとともに軸方向に所定間隔で
配置される複数の環状の支持部材2,2・・とからなる
横流ファンを製造するに当たって、前記翼片1,1・・
と平面状の支持部材2,2・・とからなる合成樹脂成形
品4を射出成形により得た後、該合成樹脂成形品4を軟
化させつつ円筒形状に成形し、その後前記支持部材2,
2・・の端部同士を接合することにより、簡略な構造の
金型で且つ極めて簡易な作業により製作できるようにし
ている。
【0013】本願発明の横流ファンの製造方法におい
て、前記合成樹脂成形品4における支持部材2,2・・
を前記翼片1,1・・の内径側に一体成形するのが風の
流れに対する支持部材2,2・・の影響を小さくでき、
しかも支持部材2,2・・のファン外周側への露出をな
くし得る点で好ましい。
【0014】また、前記合成樹脂成形品4の成形時に軸
受部材5を同時成形し、合成樹脂成形品4の円筒化後に
前記軸受部材5を接合するのが軸受部材5の同時成形も
可能となる点で好ましい。
【0015】本願発明の第2の横流ファンの製造方法で
は、軸方向に延びる多数の翼片1,1・・と該翼片1,
1・・相互を連結支持するとともに軸方向に所定間隔で
配置される複数の環状の支持部材2,2・・とからなる
横流ファンを製造するに当たって、前記支持部材2,2
・・を所定個数に等分割し且つ相互に外径部を連結して
なる扇型の分割支持部材2a,2a・・と該各分割支持
部材2a,2a・・に連結された翼片1,1・・とから
なる合成樹脂成形品4を射出成形により得た後、該合成
樹脂成形品4を軟化させつつ円筒形状に成形し、その後
前記分割支持部材2a,2a・・同士を接合することに
より、簡略な構造の金型で且つ極めて簡易な作業により
製作できるようにしている。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して、本
願発明の幾つかの好適な実施の形態について詳述する。
【0017】第1の実施の形態 図1および図2には、本願発明の第1の実施の形態が示
されている。
【0018】この横流ファンは、軸方向に延びる多数の
翼片1,1・・と該翼片1,1・・相互を連結支持する
とともに軸方向に所定間隔で配置される複数の環状の支
持部材2,2・・とからなる合成樹脂の一体成形品によ
り構成されており、前記支持部材2,2・・は前記翼片
1,1・・の内径側に一体成形されている。なお、前記
翼片1,1・・は、軸芯Xに対して平行とされている。
【0019】次に、本実施の形態にかかる横流ファンの
製造方法を、図3ないし図6を参照して説明する。
【0020】この横流ファンは、図3および図4に示す
金型3を用いた射出成形により得られた合成樹脂成形品
4(図5参照)から成形される。該金型3は、上金型3
aと下金型3bとからなっており、両金型3a,3b間
には、展開形状の(換言すれば、平面上に並ぶ)翼片
1,1・・を成形するための翼片成形キャビティ1′,
1′・・・と、展開形状(換言すれば、平面状)の支持
部材2,2・・を成形するための支持部材成形キャビテ
ィ2′,2′・・・と、軸受部材5を成形するための軸
受部材成形キャビティ5′が形成されている。
【0021】上記構成の金型3により射出成形された合
成樹脂成形品4は、展開形状(換言すれば、平面状)の
支持部材2,2・・の一方側に展開形状の(換言すれ
ば、平面上に並ぶ)翼片1,1・・が一体に形成された
ものとなる。
【0022】そして、前記合成樹脂成形品4を加熱等に
より軟化させつつ支持部材2を内側にして円筒形状に成
形し、その後前記支持部材2の端部同士を接合すること
により、図6に示す横流ファンが得られる。なお、軸受
部材5は、合成樹脂成形品4の円筒化後に前記支持部材
2,2・・のうち両端に位置するものに接合される。
【0023】上記のようにすれば、簡略な構造の金型で
且つ極めて簡易な作業により横流ファンが製作できる。
また、展開形状のものを射出成形することとなるので、
金型3の型抜き方向が上下方向となり、射出成形が極め
て容易に行える。しかも、射出成形により得られた合成
樹脂成形品4を円筒形状に成形するだけでよいので、作
業性も向上する。さらに、金型3の型抜き方向が上下方
向となるので、例えば翼面にリブレット形状(翼面にお
ける風の流れを改善するために形成される)を形成する
ことも容易となる。
【0024】上記のようにして得られた横流ファンは、
支持部材2,2・・が翼片1,1・・の内径側に位置す
ることとなり、外観がすっきりとしたもの(即ち、翼片
1,1・・のみが見えるもの)となるとともに、翼片
1,1・・が遠心方向に拡がりをもつ形状となり、ファ
ン性能が向上する。また、風の流れに対する支持部材
2,2・・の影響(即ち、風切り音の発生)も小さくで
きる。
【0025】第2の実施の形態 図7および図8には、本願発明の第2の実施の形態が示
されている。
【0026】この場合、第1の実施の形態と同様にして
得られた合成樹脂成形品4を支持部材2を外側にして円
筒形状に成形するようにしている。このようにすると、
支持部材2が外周に露出することとなり、風の流れに対
する支持部材2,2・・の影響(即ち、風切り音の発
生)が若干心配されるとともに、翼片1,1・・が求心
方向にすぼまることとなり、第1の実施の形態のものに
比べてファン性能が劣るおそれがある。その他の構成お
よび作用効果は第1の実施の形態と同様なので説明を省
略する。
【0027】第3の実施の形態 図9ないし図11には、本願発明の第3の実施の形態が
示されている。
【0028】この場合、図9に示すように、金型3の上
下金型3a,3b間における翼片成形キャビティ1′,
1′・・は、支持部材成形キャビティ2′の上下に対称
形状で形成されている。従って、この金型3を用いた射
出成形により得られた合成樹脂成形品4は、図10に示
すように、翼片1,1・・が支持部材2の上下に対称形
状で一体形成されたものとなっている。この合成樹脂成
形品4を円筒形状に成形して横流ファンが製造される
が、得られた横流ファンにおける性能は、第1の実施の
形態のものと第2の実施の形態のものとの平均値とな
る。その他の構成および作用効果は第1の実施の形態と
同様なので説明を省略する。
【0029】第4の実施の形態 図12ないし図15には、本願発明の第4の実施の形態
が示されている。
【0030】この横流ファンにおいては、翼片1,1・
・が軸芯Xに対して所定角度で傾斜せしめられている
(図12および図13参照)。このようにすると、横流
ファンの運転時においてハウジング舌部との風切り音が
間欠音とならないため、不快音とならない。
【0031】このタイプの横流ファンを製造するための
金型3においては、図14に示すように、翼片成形キャ
ビティ1′,1′・・が支持部材成形キャビティ2′,
2′・・間毎に1本づつずらして形成されている。この
ような金型3で成形された合成樹脂成形品を円筒形状に
成形した場合、支持部材2,2・・の接合部が軸芯に平
行となるので、接合時の作業性が極めて良好となる。
【0032】また、図15に示すように、金型3におけ
る翼片成形キャビティ1′,1′・・を軸方向に一様に
傾斜させる場合もあるが、この場合、合成樹脂成形品を
円筒形状に成形した後の支持部材の接合部が螺旋状とな
る。従って、接合作業性が若干劣る。
【0033】上記したように、翼片が傾斜した合成樹脂
成形品を円筒形状に成形する場合、軸芯に対して平行な
翼片を有する横流ファンを捩って製造する従来方法にお
いて生じていた不具合(即ち、捩りよる中間部の小径
化)が発生しない。
【0034】その他の構成および作用効果は第1の実施
の形態と同様なので説明を省略する。なお、この場合に
おいても、第2および第3の実施の形態におけると同様
に翼片に対する支持部材の半径方向位置を変えることは
可能である。
【0035】第5の実施の形態 図16および図17には、本願発明の第5の実施の形態
が示されている。
【0036】この場合、支持部材2はドーナツ形状とさ
れており、該支持部材2を所定個数に等分割し且つ相互
に外径部を連結してなる扇型の分割支持部材2a,2a
・・と該各分割支持部材2aに連結された翼片1とから
なる合成樹脂成形品4を射出成形により得た後、該合成
樹脂成形品4を軟化させつつ円筒形状に成形し、その後
前記分割支持部材2a,2a・・同士を接合することに
より横流ファンが製造されることとなっている。この
時、各分割支持部材2aに形成された係合突起6を隣合
う分割支持部材2aに形成された係合凹部7に係合する
ことにより、接合前の形状保持を確実且つ容易となして
いる。この場合にも、簡略な構造の金型で且つ極めて簡
易な作業により横流ファンが製作できる。符号8はリブ
レットである。
【0037】
【発明の効果】本願発明によれば、軸方向に延びる多数
の翼片1,1・・と該翼片1,1・・相互を連結支持す
るとともに軸方向に所定間隔で配置される複数の環状の
支持部材2,2・・とからなる合成樹脂の一体成形品に
より横流ファンを構成しているので、簡略な構造の金型
での成形が可能なり、製造コストの低減に大いに寄与す
るという優れた効果がある。
【0038】本願発明の第1の製造方法よれば、軸方向
に延びる多数の翼片1,1・・と該翼片1,1・・相互
を連結支持するとともに軸方向に所定間隔で配置される
複数の環状の支持部材2,2・・とからなる横流ファン
を製造するに当たって、前記翼片1,1・・と平面状の
支持部材2,2・・とからなる合成樹脂成形品4を射出
成形により得た後、該合成樹脂成形品4を軟化させつつ
円筒形状に成形し、その後前記支持部材2,2・・の端
部同士を接合するようにしているので、簡略な構造の金
型で且つ極めて簡易な作業により横流ファンが製作でき
るという優れた効果がある。
【0039】また、前記支持部材2,2・・を前記翼片
1,1・・の内径側に一体成形した場合、翼片1,1・
・を遠心方向に拡がりをもつ形状とできるとともに、風
の流れに対する支持部材2,2・・の影響を小さくで
き、しかも支持部材2,2・・のファン外周側への露出
をなくすことができる。
【0040】また、前記支持部材2,2・・のうち軸方
向端部に位置するものに軸受部材5を一体成形した場
合、軸受部材5の同時成形も可能となりる。
【0041】本願発明の第2の製造方法によれば、軸方
向に延びる多数の翼片1,1・・と該翼片1,1・・相
互を連結支持するとともに軸方向に所定間隔で配置され
る複数の環状の支持部材2,2・・とからなる横流ファ
ンを製造するに当たって、前記支持部材2,2・・を所
定個数に等分割し且つ相互に外径部を連結してなる扇型
の分割支持部材2a,2a・・と該各分割支持部材2
a,2a・・に連結された翼片1,1・・とからなる合
成樹脂成形品4を射出成形により得た後、該合成樹脂成
形品4を軟化させつつ円筒形状に成形し、その後前記分
割支持部材2a,2a・・同士を接合するようにしてい
るので、簡略な構造の金型で且つ極めて簡易な作業によ
り横流ファンが製作できるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第1の実施の形態にかかる横流ファ
ンの側面図である。
【図2】本願発明の第1の実施の形態にかかる横流ファ
ンの部分拡大斜視図である。
【図3】本願発明の第1の実施の形態にかかる横流ファ
ンの製造に用いられる金型(下金型)の平面図である。
【図4】本願発明の第1の実施の形態にかかる横流ファ
ンの製造に用いられる金型の部分拡大断面図である。
【図5】本願発明の第1の実施の形態にかかる横流ファ
ンの製造過程において成形される合成樹脂成形品の断面
図である。
【図6】本願発明の第1の実施の形態にかかる横流ファ
ンの製造完了時の状態を示す断面図である。
【図7】本願発明の第2の実施の形態にかかる横流ファ
ンの製造過程において成形される合成樹脂成形品の断面
図である。
【図8】本願発明の第2の実施の形態にかかる横流ファ
ンの製造完了時の状態を示す断面図である。
【図9】本願発明の第3の実施の形態にかかる横流ファ
ンの製造に用いられる金型の部分拡大断面図である。
【図10】本願発明の第3の実施の形態にかかる横流フ
ァンの製造過程において成形される合成樹脂成形品の断
面図である。
【図11】本願発明の第3の実施の形態にかかる横流フ
ァンの製造完了時の状態を示す断面図である。
【図12】本願発明の第4の実施の形態にかかる横流フ
ァンの側面図である。
【図13】本願発明の第4の実施の形態にかかる横流フ
ァンの部分拡大斜視図である。
【図14】本願発明の第4の実施の形態にかかる横流フ
ァンの製造に用いられる金型(下金型)の平面図であ
る。
【図15】本願発明の第4の実施の形態にかかる横流フ
ァンの製造に用いられる金型(下金型)の他の例を示す
平面図である。
【図16】本願発明の第5の実施の形態にかかる横流フ
ァンの製造過程において成形される合成樹脂成形品の一
部省略した斜視図である。
【図17】本願発明の第5の実施の形態にかかる横流フ
ァンの製造完了時の状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1は翼片、1′は翼片成形キャビティ、2は支持部材、
2′は支持部材成形キャビティ、3は金型、4は合成樹
脂成形品、5は軸受部材、5′は軸受部材成形キャビテ
ィ。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸方向に延びる多数の翼片(1),
    (1)・・と該翼片(1),(1)・・相互を連結支持
    するとともに軸方向に所定間隔で配置される複数の環状
    の支持部材(2),(2)・・とからなる合成樹脂の一
    体成形品により構成したことを特徴とする横流ファン。
  2. 【請求項2】 前記支持部材(2),(2)・・は前記
    翼片(1),(1)・・の内径側に一体成形されている
    ことを特徴とする前記請求項1記載の横流ファン。
  3. 【請求項3】 前記支持部材(2),(2)・・のうち
    軸方向端部に位置するものには軸受部材(5)が一体成
    形されていることを特徴とする前記請求項1および請求
    項2のいずれか一項記載の横流ファン。
  4. 【請求項4】 軸方向に延びる多数の翼片(1),
    (1)・・と該翼片(1),(1)・・相互を連結支持
    するとともに軸方向に所定間隔で配置される複数の環状
    の支持部材(2),(2)・・とからなる横流ファンを
    製造するに当たって、前記翼片(1),(1)・・と平
    面状の支持部材(2),(2)・・とからなる合成樹脂
    成形品(4)を射出成形により得た後、該合成樹脂成形
    品(4)を軟化させつつ円筒形状に成形し、その後前記
    支持部材(2),(2)・・の端部同士を接合すること
    を特徴とする横流ファンの製造方法。
  5. 【請求項5】 前記合成樹脂成形品(4)における支持
    部材(2),(2)・・は前記翼片(1),(1)・・
    の内径側に一体成形されていることを特徴とする前記請
    求項4記載の横流ファンの製造方法。
  6. 【請求項6】 前記合成樹脂成形品(4)の成形時に軸
    受部材(5)を同時成形し、合成樹脂成形品(4)の円
    筒化後に前記軸受部材(5)を接合することを特徴とす
    る前記請求項4および請求項5のいずれか一項記載の横
    流ファンの製造方法。
  7. 【請求項7】 軸方向に延びる多数の翼片(1),
    (1)・・と該翼片(1),(1)・・相互を連結支持
    するとともに軸方向に所定間隔で配置される複数の環状
    の支持部材(2),(2)・・とからなる横流ファンを
    製造するに当たって、前記各支持部材(2)を所定個数
    に等分割し且つ相互に外径部を連結してなる扇型の分割
    支持部材(2a),(2a)・・と該各分割支持部材
    (2a),(2a)・・に連結された翼片(1),
    (1)・・とからなる合成樹脂成形品(4)を射出成形
    により得た後、該合成樹脂成形品(4)を軟化させつつ
    円筒形状に成形し、その後前記分割支持部材(2a),
    (2a)・・同士を接合することを特徴とする横流ファ
    ンの製造方法。
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