JPH0988497A - シールド掘進機のセグメントエレクタ装置およびセグメント取り付け方法 - Google Patents

シールド掘進機のセグメントエレクタ装置およびセグメント取り付け方法

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JPH0988497A
JPH0988497A JP7274929A JP27492995A JPH0988497A JP H0988497 A JPH0988497 A JP H0988497A JP 7274929 A JP7274929 A JP 7274929A JP 27492995 A JP27492995 A JP 27492995A JP H0988497 A JPH0988497 A JP H0988497A
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JP
Japan
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segment
gripping
bag body
shield machine
held
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JP7274929A
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Inventor
Keiji Miura
啓志 三浦
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Komatsu Ltd
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Komatsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 セグメント供給位置から組立位置への移動時
にはセグメントエレクタ装置に把持した把持セグメント
の揺動を抑止し、セグメント取り付け時には既設セグメ
ントに倣うための姿勢調整が容易で、かつ、構造が簡単
なシールド掘進機のセグメントエレクタ装置およびセグ
メント取り付け方法を提供する。 【解決手段】 把持セグメントを吊り下げる把持片24
dの両側に変形自在な袋体28を取着し、この袋体28
に対する流体たとえばエアの供給・排出手段を設ける。
把持片24dに把持セグメント19を連結後、エア供給
源31から袋体28にエアを供給し、膨張した袋体28
により把持セグメント19を保持しつつセグメント取り
付け位置に移動する。この把持セグメント19を既設セ
グメント7に取り付ける際は、把持セグメント19に力
を加えることによって袋体28を変形させ、把持セグメ
ント19の向きを調整して位置合わせする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シールド掘進機に
よって掘削したトンネルの内壁に沿ってセグメントを取
り付けるための、シールド掘進機のセグメントエレクタ
装置およびセグメント取り付け方法に関する。
【0002】
【従来の技術】シールド掘進機によって掘削したトンネ
ルの内壁には、シールド本体後部に旋回自在に装着した
旋回リングに設置されたセグメントエレクタ装置によ
り、トンネルの内壁に沿ってセグメントが組み立てられ
る。セグメント供給位置に置かれたセグメントは、セグ
メントエレクタ装置の先端を構成しているセグメント把
持手段によって把持され、組立位置に搬送される。図1
1(A)は従来技術によるセグメント把持手段の一例を
示す背面図である。セグメント把持手段24の下面には
1対の把持片24dが固着されている。セグメント19
を把持する場合、その重心位置すなわちセグメント19
の左右方向のほぼ中央部に螺合した把持ボルト26のピ
ン穴と、把持片24dのピン穴とにピン27を挿通して
セグメント19を吊り下げる。
【0003】セグメント把持手段24には、上下方向に
伸縮するサポートジャッキ34が把持片24dの左右両
側にそれぞれ配設されている。セグメント19を把持片
24dに連結した後、これらのサポートジャッキ34を
伸長側に操作し、セグメント19の内周面にサポートジ
ャッキ34先端のパッド35を押し当てることにより、
セグメント19の揺動を防止している。
【0004】また、特開平6−235300号公報によ
って開示されているエレクタ装置のセグメント保持構造
は、図12に示すように保持部材(吊り部)41の左右
両側にブラケット42を設け、これらのブラケット42
に振れ止め用の押付アーム43が揺動自在に取着されて
いる。押付アーム43の先端には下面が円弧状の押付部
材44が取り付けられ、この押付部材44に下端を連結
したアーム駆動シリンダ45を伸長側に操作することに
よって、前記押付部材44をセグメント19の内周面に
当接させ、セグメント19の揺動を防止している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図11
(A)および図12に示した従来のセグメント把持手段
には次の問題点がある。 (1)セグメントの揺動を防止するためにサポートジャ
ッキ34またはアーム駆動用シリンダ45、およびパッ
ド35または押し付け部材44が必要であり、セグメン
ト把持手段の構造が複雑で、高価格となる。 (2)セグメント供給位置から組立位置に移動したセグ
メントを既設セグメントに取り付ける際、セグメント1
9の姿勢を既設セグメントに倣わせるため微調整を必要
とする。すなわち、図11(B)に示すようにセグメン
トのピッチング角度、ヨーイング角度、ローリング角度
のいずれか1つ以上を微調整することにより、セグメン
トを容易に、かつ、確実に既設セグメントに取り付ける
ことができる。このため、サポートジャッキ34または
アーム駆動用シリンダ45を引き込み側に微操作してセ
グメント19とパッド35または押し付け部材44との
間に微小隙間を形成し、これによって生じるセグメント
19のがたつきを利用して前記微調整を行っている。し
かし、サポートジャッキ34またはアーム駆動用シリン
ダ45の微操作は熟練を要するため、最適隙間の形成に
時間がかかり、作業性が悪い。
【0006】本発明は上記従来の問題点に着目してなさ
れたもので、セグメント供給位置から組立位置への移動
時にはエレクタヘッドに把持したセグメントの揺動を抑
止し、セグメント取り付け時には既設セグメントに倣う
ための姿勢調整が容易で、かつ、構造が簡単なシールド
掘進機のセグメントエレクタ装置およびセグメント取り
付け方法を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用効果】上記目的
を達成するため、本発明に係るシールド掘進機のセグメ
ントエレクタ装置は、シールド掘進機のシールド本体後
部に旋回自在に装着した旋回リングに設置されると共
に、シールド掘進機によって掘削したトンネルの内壁に
沿ってセグメントを組み立てるためのセグメントエレク
タ装置において、このセグメントエレクタ装置の先端を
構成するセグメント把持手段の近傍に装着された可撓性
の袋体と、この袋体内部への流体の供給・排出装置とか
らなるセグメントサポート手段を備える。
【0008】上記構成のセグメントエレクタ装置は次の
ように作用する。流体供給・排出装置を作動させると、
流体は袋体内に流入し、あるいは袋体内から流出する。
流体を袋体に流入させて袋体を膨張させれば、セグメン
トエレクタ装置に把持された把持セグメントは、前記膨
張した袋体によりセグメントエレクタ装置から離れる方
向に押し付けられて、把持セグメントの揺動を抑止す
る。また、流体によって膨張した袋体は可撓性に富んで
いるため、把持セグメントに外力を加えて袋体を変形さ
せれば、把持セグメントをセグメントエレクタ装置に把
持した状態のままで微小範囲内に動かすことができる。
【0009】上記構成のセグメントエレクタ装置によれ
ば次のような効果が得られる。 (1)セグメントエレクタ装置に対して把持セグメント
を支持するために、従来、必要であったサポートジャッ
キおよびパッド等の押付部材が不要となり、代わりに袋
体だけでよいので把持装置の構造が簡素化され、装置の
低価格化が図れる。 (2)サポートジャッキおよびジャッキ先端のパッド等
の押付部材に代えて袋体を使用するので、流体の排出さ
れた袋体は殆ど体積を占めないため、図11(A)に示
す従来技術のピン位置L1 を、図5に示すようなピン位
置L2 まで短縮できる。これにより把持セグメントをセ
グメントエレクタ装置に近接した位置で把持できるた
め、シールド本体内の有効中空径が拡大してシールド掘
進機内における作業性が向上する。 (3)サポートジャッキおよびジャッキ先端のパッド等
の押付部材に代えて袋体を使用すれば、把持装置の重量
が軽くなるため、その分少ないエネルギーで把持セグメ
ントの移動および取り付けができる。 (4)把持セグメントの当り面に袋体が倣うので押付面
積が広い範囲となり、把持セグメントを支持するのに無
理な力がかからない。
【0010】また、本発明に係るシールド掘進機のセグ
メント取り付け方法は、前記シールド掘進機のセグメン
トエレクタ装置を用いるセグメント取り付け方法であっ
て、前記袋体から流体を排出した状態でセグメント把持
手段に把持セグメントを連結後、袋体に流体を供給する
ことにより膨張した袋体により把持セグメントを保持し
つつ、セグメントエレクタ装置により把持セグメントを
取り付け位置まで移動した後、把持セグメントを既設セ
グメントに取り付ける際は把持セグメントに外力を加え
ることによって袋体を変形させ、把持セグメントのピッ
チンク角度、ヨーイング角度およびローリング角度をそ
れぞそれ必要に応じて調整して位置合わせした後、既設
セグメントに固定する。
【0011】上記シールド掘進機のセグメント取り付け
方法は次のように作用する。セグメントエレクタ装置を
セグメント供給位置に移動し、流体を袋体から排出した
状態でセグメント把持手段に把持セグメントを連結した
後、流体供給・排出装置を作動させると、袋体は流入し
た流体によって膨張するため、把持セグメントはセグメ
ント把持手段から離れる方向に押し付けられる。これに
より、把持セグメントはセグメント把持手段に保持され
てセグメント供給位置から組立位置への移動中にセグメ
ント把持手段に対して揺動することはない。そして、把
持セグメントを既設セグメントに取り付ける際に必要な
位置合わせ、すなわち把持セグメントの向きを既設セグ
メントに倣って微調整する際のピッチング角度、ヨーイ
ング角度およびローリング角度の調整は、把持セグメン
トに僅かな外力を加えて袋体を変形させれば容易に達成
可能である。
【0012】上記シールド掘進機のセグメント取り付け
方法によれば次のような効果が得られる。 (1)既設セグメントに対する把持セグメントの位置合
わせに際し、把持セグメントに人力を加えるだけの簡単
な操作により、袋体の変形を利用して既設セグメントに
対する位置合わせが可能となるため、従来、行っていた
サポートジャッキ、旋回モータ、昇降ジャッキ、摺動ジ
ャッキ、あるいはリンク式のセグメントエレクタ装置に
あってはアーム駆動ジャッキ等の微操作が不要となり、
位置合わせ作業が極めて容易となると共に、セグメント
組立の所要時間が大幅に低減される。 (2)袋体に供給する流体は、エア、油、水等を使用す
ることができるので、既存設備や作業現場の状況から任
意に選択できるため汎用性が向上する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係るシールド掘
進機のセグメントエレクタ装置およびセグメント取り付
け方法の実施例について、図面を参照して説明する。図
1は、本発明の第1実施例に係るセグメントエレクタ装
置を装着したシールド掘進機の縦断面図、図2は図1の
Z視図、図3は図1のP部詳細図、図4は流体供給・排
出装置の回路図を併記した、把持装置の背面図である。
【0014】図1を参照してシールド掘進機の概要につ
いて説明する。シールド掘進機1のシールド本体2は、
前胴2aと後胴2bとに分割されており、前胴2aの前
端にはカツタヘッド3が回転自在に取り付けられ、後胴
2bにはセグメントエレクタ装置4が設置されている。
また、前胴2aと後胴2bとに跨がってシールドジャッ
キ5、アーティキュレートジャッキ6が設けられてい
る。シールド掘進機1は、シールド本体2の内周に沿っ
て複数個配設されたシールドジャッキ5が、既設セグメ
ント7から反力をとって前胴2aを推進させる際にカツ
タヘッド3を回転させ前方の地山8を掘削する。
【0015】アーティキュレートジャッキ6はシールド
本体2の内周に沿って複数個配設され、アーティキュレ
ートジャッキ6の操作により、シールド掘進機1の掘進
方向を変更して曲線掘削することができる。そして、前
胴2aに設けた隔壁9の背面には、カッタヘッド3を回
転させるカッタ駆動モータ10が取着されている。ま
た、隔壁9の前面とカッタヘッド3との間にはチャンバ
12が設けられ、このチャンバ12に取り込まれた掘削
土砂を排出可能な適度の泥土とするため、チャンバ12
に適量の泥水を供給する送泥管13と、チャンバ12内
の泥土を後方に搬送する排泥管14とが前記隔壁9に取
り付けられている。
【0016】後胴2bには、内周に沿って複数個のガイ
ドローラ15が配設され、これらのガイドローラ15上
に旋回リング16が転動自在に設置されている。前記旋
回リング16は内歯車16aを有し、旋回モータ17に
装着されたピニオン18の回転によって、このピニオン
18と噛み合う内歯車16aの設置された旋回リング1
6が旋回する。セグメントエレクタ装置4は前記旋回リ
ング16に取り付けられ、把持セグメント19を円筒状
に組み立てる際に旋回リング16を旋回させることによ
り、把持した把持セグメント19をシールド本体2の内
周に沿って移動させることができる。
【0017】次に、図1〜図3を参照してセグメントエ
レクタ装置の構成について説明する。旋回リング16の
背面には、対向する位置に1対のエレクタブラケット2
0,20の前端が取り付けられている。これらのエレク
タブラケット20,20の後端にはそれぞれガイドバー
21と昇降ジャッキ22とが装着され、ほぼU字形の昇
降フレーム23は昇降ジャッキ22の伸縮により、ガイ
ドバー21に沿って図1および図2における上下方向に
移動自在である。昇降フレーム23の底部には、図2に
示すように把持装置24が取着されている。
【0018】図3に示すように、把持装置24のフレー
ム24aには、摺動ジャッキ25と、ガイドバー24b
によって前後方向すなわちシールド本体の軸線方向に案
内される把持部24cとが取り付けられ、把持部24c
は摺動ジャッキ25の伸縮によりガイドバー24bに沿
って前後方向に移動自在である。また、把持部24cの
下端には1対の把持片24dが固定されている。把持セ
グメント19を把持する場合には、把持片24dのピン
穴と把持セグメント19のほぼ中央部に螺合した把持ボ
ルト26のピン穴とにピン27を挿通して把持セグメン
ト19を吊り下げる。
【0019】更に、図4に示すように把持装置24の先
端には、把持片24dの左右両側にそれぞれ可撓性に富
む袋体28,28が装着され、これらの袋体28にはそ
れぞれ空圧管路29が接続されている。空圧管路29の
他端は、いずれも電磁式方向切換弁30を介してエア供
給源31に接続されている。また、空圧管路29にはリ
リーフ弁32が設置され、袋体28に充填する空気圧を
所定値に保持している。
【0020】次に、上記セグメントエレクタ装置による
セグメント取り付け方法について説明する。把持セグメ
ント19を把持するに当たり、図2に示した昇降ジャッ
キ22、図3に示した摺動ジャッキ25を駆動して把持
装置24の位置を調整する。このとき、図4に示すよう
に袋体28内のエアを排出しておく。次に、図5および
図6に示すように、把持すべき把持セグメント19に螺
合した把持ボルト26と把持片24dとにピン27を挿
通して両者を連結した後、電磁式方向切換弁30を作動
させて袋体28内にエアを供給する。これにより袋体2
8は膨らみ、把持した把持セグメント19は袋体28に
よって押し下げられるので、把持セグメント19のピン
27回りの揺動が抑止される。この状態で昇降フレーム
23を上昇させ、摺動ジャッキ25を収縮させて把持セ
グメント19を組立位置に移動する。
【0021】把持セグメント19を組立位置に移動した
後、旋回モータ17、昇降ジャッキ22および摺動ジャ
ッキ25を駆動して把持セグメント19を取り付け位置
に近接させて、既設セグメント7に締結する。この把持
セグメント19を既設セグメント7に締結するに際して
は、把持セグメント19と既設セグメント7との各締結
ボルト穴の位置合わせが必要である。図7(A)および
図8は前記各締結ボルト穴の位置合わせの状態を示し、
図7(B)は把持セグメント19のピッチング角度、ヨ
ーイング角度、ローリング角度の関係を説明する図であ
る。すなわち、把持した把持セグメント19が既設セグ
メント7に倣うように、把持した把持セグメント19の
ピッチンク角度、ヨーイング角度およびローリング角度
を適宜調整しなければならない。
【0022】そこで、図7(A)および図8に示すよう
に把持した把持セグメント19の一端に人力Fを加える
と、袋体28の一方または両方が圧縮され、把持セグメ
ント19の他端を所望の位置に調整することができる。
図7(A)は、把持セグメント19の右端を既設セグメ
ント7に締結する際に、把持セグメント19の左端を押
し上げてローリング角度を調整した状態を示し、図8
は、既設セグメント7の方向に倣うように把持セグメン
ト19の前側(同図においては左側)を押し下げ、ピッ
チング角度を調整した状態を示す。
【0023】本実施例では袋体28に供給する流体とし
てエアを用いたが、これに限るものではなく、油または
水等の非圧縮性の液体を用いてもよい。
【0024】図9は本発明の第2実施例に係るセグメン
トエレクタ装置における把持装置の背面図、図10は図
9のZ視図である。袋体33は可撓性に富む環状の袋体
で、把持片24dを取り巻くように把持装置24の下面
に装着されている。この袋体33には第1実施例と同様
に空圧管路29が接続され、空圧管路29の他端は、電
磁式方向切換弁30を介してエア供給源31に接続され
ている。ただし、袋体33は1個であるから空圧管路2
9および電磁式方向切換弁30も1個でよい。その他の
構成は、第1実施例と同じである。
【0025】上記第2実施例のセグメントエレクタ装置
によるセグメント取り付け方法は、先に述べた第1実施
例の場合と同じであるので、説明を省略する。既設セグ
メントに対する把持セグメント19の位置合わせ時に
は、セグメントエレクタ装置に把持した把持セグメント
19に力を加えることにより第1実施例と同様に袋体3
3の一部が変形するので、セグメント19を所望の姿勢
とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るセグメントエレクタ
装置を装着したシールド掘進機の縦断面図である。
【図2】図1のZ視図である。
【図3】図1のP部詳細図である。
【図4】把持装置の背面図である。
【図5】把持装置に連結した把持セグメントを袋体でサ
ポートした状態を示す説明図である。
【図6】図5に示した把持装置の側面図である。
【図7】把持セグメント取り付け時の既設セグメントへ
の倣い操作を示す図で、(A)は把持セグメントの一端
を押し上げてローリング角度を調整した状態を示す説明
図、(B)は把持セグメントのピッチンク角度、ヨーイ
ング角度およびローリング角度の説明図である。
【図8】把持セグメント取り付け時の既設セグメントへ
の倣い操作を示す図で、把持セグメントの一端を押し下
げてピッチング角度を調整した状態を示す説明図であ
る。
【図9】本発明の第2実施例に係るセグメントエレクタ
装置における把持装置の背面図である。
【図10】図9のZ視図である。
【図11】従来の技術による把持装置の一例を示し、
(A)は把持装置の背面図、(B)はセグメントのピッ
チンク角度、ヨーイング角度およびローリング角度の説
明図である。
【図12】従来の技術による把持装置の他の例を示す背
面図である。
【符号の説明】
1 シールド掘進機 2 シールド本体 2a 前胴 2b 後胴 4 セグメントエレクタ装置 7 既設セグメント 15 ガイドローラ 16 旋回リング 17 旋回モータ 19 把持セグメント 20 エレクタブラケット 21,24b ガイドバー 22 昇降ジャッキ 23 昇降フレーム 24 把持装置 24c 把持部 24d 把持片 25 摺動ジャッキ 26 把持ボルト 27 ピン 28,33 袋体 29 空圧管路 30 電磁式方向切換弁 31 エア供給源 32 リリーフ弁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シールド掘進機のシールド本体後部に旋
    回自在に装着した旋回リングに設置されると共に、シー
    ルド掘進機によって掘削したトンネルの内壁に沿ってセ
    グメントを組み立てるためのセグメントエレクタ装置に
    おいて、このセグメントエレクタ装置の先端を構成する
    セグメント把持手段の近傍に装着された可撓性の袋体
    と、この袋体内部への流体の供給・排出装置とからなる
    セグメントサポート手段を備えることを特徴とするシー
    ルド掘進機のセグメントエレクタ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のシールド掘進機のセグメ
    ントエレクタ装置を用いるセグメント取り付け方法であ
    って、前記袋体から流体を排出した状態でセグメント把
    持手段に把持セグメントを連結後、袋体に流体を供給す
    ることにより膨張した袋体により把持セグメントを保持
    しつつ、セグメントエレクタ装置により把持セグメント
    を取り付け位置まで移動した後、把持セグメントを既設
    セグメントに取り付ける際は把持セグメントに外力を加
    えることによって袋体を変形させ、把持セグメントのピ
    ッチンク角度、ヨーイング角度およびローリング角度を
    それぞそれ必要に応じて調整して位置合わせした後、既
    設セグメントに固定することを特徴とするシールド掘進
    機のセグメント取り付け方法。
JP7274929A 1995-09-27 1995-09-27 シールド掘進機のセグメントエレクタ装置およびセグメント取り付け方法 Pending JPH0988497A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008215035A (ja) * 2007-03-07 2008-09-18 Komatsu Ltd セグメントエレクタ装置
US9061734B2 (en) 2009-12-30 2015-06-23 Alex R. Kaye and Frances Raye Trust Collapsible boat with a folding transom
US9278730B2 (en) 2009-12-30 2016-03-08 Alex R. Kaye and Frances Kaye Trust Brace for folding transom

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