JPH0988389A - 電気錠 - Google Patents

電気錠

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JPH0988389A
JPH0988389A JP25052295A JP25052295A JPH0988389A JP H0988389 A JPH0988389 A JP H0988389A JP 25052295 A JP25052295 A JP 25052295A JP 25052295 A JP25052295 A JP 25052295A JP H0988389 A JPH0988389 A JP H0988389A
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Shuntaro Sasaki
俊太郎 佐々木
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Sanpo Lock Co Ltd
Sanpou Lock Co Ltd
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Sanpo Lock Co Ltd
Sanpou Lock Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使い勝手を損なう事なく、暗証番号を察知さ
れる事のない電気錠を提供することにある。 【解決手段】 m行n列(m,nは、整数)の符号群
と、M×N個(M>m,N>n)の表示区画を有した表
示パネルと、前記表示区画に夫々対応した透明キースイ
ッチシートと、電気錠等の操作動作毎に前記m行n列の
符号群の内から特定の行或いは列を表示パネル内で移動
する事により得られる表示パターンを予め設定してお
き、それらの表示パターンの一つを選択する表示変更手
段と、選択された表示パターン上の透明キースイッチか
らの信号を出力する信号出力手段と、信号出力手段から
の信号を予め設定した暗証番号と比較してその正否を判
断する判断手段と、判断手段の判断結果により解錠する
解錠手段とから構成されたので、使い勝手を損なう事な
く、暗証番号を察知される事がない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テンキーの入力位
置を変更し、特定位置が汚れる事のない電気錠に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電気錠は、テンキー等により数
字、記号を入力して施錠・解錠を行っていた。しかし、
常に或る決まった数字或いは記号を押す事により、それ
らのキースイッチが汚れたり、細かな傷が付いてしま
い、一定の数字の組合せが暗証番号を構成する事を容易
に第三者に察知されてしまう欠点があった。
【0003】この様な不都合を解決する為に、図11,
12に示す様にテンキー5の表示配列をランダムに変化
させるものが提案されていた。このように、ランダムに
キー表示を変更するものでは、特定の暗証番号を常に使
用していても、特定のキーが汚れたり、傷付いたりする
事がなく、暗証番号を類推される事がないので防犯上安
全である。しかし、上述のようなランダムにキー表示を
変更するものでは、テンキーの数字や記号の位置を操作
者が探し出すのに不便であると云う欠点が存在した。
【0004】そこで、これらの不都合を解決するものと
して、図13,14に示すようにテンキー6の表示パタ
ーンを保持したまま、それよりの大きく構成された表示
パネル7内を平行移動させるものが提案されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のテンキ
ー6の表示パターンを保持したまま、それより大きく構
成された表示パネル7内を移動させるものは、変更でき
るパターン数が少ない(図13,14に示す場合には9
通り)上に、数字や記号の相互の位置関係は変わらない
ので、キースイッチの汚れから暗証番号を推測する事が
できると云う欠点が存在した。
【0006】本発明の目的は、従来の欠点に鑑み、テン
キー等の入力盤が長期の使用によって、汚れたり、傷付
き一定の数字が暗証番号を構成する事が察知出来ないと
共に、使用者の使い勝手を損なわない電気錠を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の要旨とするところは、m行n列(m,n
は、整数)の符号群と、M×N個(M>m,N>n)の
表示区画を有した表示パネルと、前記表示区画に夫々対
応した透明キースイッチシートと、電気錠等の操作動作
毎に前記m行n列の符号群の内から特定の行或いは列を
表示パネル内で移動する事により得られる表示パターン
を予め設定しておき、それらの表示パターンの一つを選
択する表示変更手段と、選択された表示パターン上の透
明キースイッチからの信号を出力する信号出力手段と、
信号出力手段からの信号を予め設定した暗証番号と比較
してその正否を判断する判断手段と、判断手段の判断結
果により解錠する解錠手段とから構成されたものであ
る。
【0008】前記表示パターンは、符号群の内の1行或
いは1列を移動する事により得られるものであることを
特徴とするものである。また、前記表示パターンは、符
号群の内の2行或いは2列を移動する事により得られる
ものであることを特徴とするものである。
【0009】本発明に係る電気錠では、符号群を行或い
は列単位でのみ移動するので、キースイッチの汚れ等か
ら暗証番号を推測される事がないと共に、使用者の使い
勝手を損なう事がない。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例につき、
図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は、本発明の一
実施例に係る電気錠のテンキーを示すブロック図、図2
は同電気錠に使用する表示パネルの構成を示すブロック
図、図3は同電気錠に使用する表示パネルのキースイッ
チ番号を説明する平面図である。
【0011】電気錠10は、m行n列(m,nは、整
数)の符号群11と、M×N個(M>m,N>n)の表
示区画を有した表示パネル12とを有している。本実施
例では、符号群11は、2個の記号と0〜9までの数字
であるテンキー13について説明する。したがって、符
号群11は、4行3列であり、表示パネル12は、6行
5列の計30個の表示区画14を有する場合について説
明する(図3参照)。
【0012】表示区画14は、7セグメントのLED、
液晶等を使用し、マイクロコンピュータ16及び図外の
コモンドライバによって駆動される。
【0013】表示パネル12の上には、表示区画14に
夫々対応した透明キースイッチシート17が計30個、
重ねて配設されている。したがって、表示区画14に表
示された数字、或いは記号を指で押圧すると、該当する
表示区画14内で重合している部分のスイッチ18が閉
成される。この座標信号がマイクロコンピュータ16に
送られる。この座標信号により30個の表示区画14内
の何れが選択されたかを認識する。
【0014】図1に示す表示変更手段19と信号出力手
段20は、マイクロコンピュータ16によって制御され
る。図2に示すように透明キースイッチシート17から
の座標信号X,Yをマイクロコンピュータ16に出力す
る。ここで、マイクロコンピュータ16は、中央演算装
置、乱数発生部、記憶装置、インターフェース等から構
成されている。
【0015】電気錠10は、マイクロコンピュータ16
からの解錠信号により、駆動回路22を介して電磁ソレ
ノイド21を駆動して、施錠・解錠操作を行う。
【0016】次に以上のように構成された電気錠の動作
について図4にしたがって説明する。先ず、S1におい
て、電気錠10の電源をONする。電源がONされる
と、S2において、乱数Xが発生する。乱数Xは、符号
群11の内から特定の行或いは列を表示パネル12内で
移動する事により得られる表示パターンの数である。本
実施例の場合は、0から28までの計29通りである。
図5に示すパターンを基本型とすると、図6〜図9に示
すように1行または1列を移動した場合のパターンは、
14通りである。また、図10に示すように1行置きに
2行ずつ移動する場合は、4通り。列を1列置きに2列
移動する場合は、2通り。2行を隣どうしで移動した場
合、4通り。2列を隣どうしで上下に移動した場合、4
通りである。これらを合計すると29パターンとなる。
【0017】S3において、0から28までの乱数Xに
対応した符号群11が選択され、表示される。次に、S
4において、操作者がキースイッチを押した否か判断す
る。キースイッチが押されない場合には、再度S4に戻
り、キースイッチが押されるまで待機する。キースイッ
チが押された場合には、S5に進み所定の桁数のキー入
力が行われたかの判断をする。
【0018】S6で所定の桁数のキー入力が行われた場
合に、予め設定された暗証番号と一致するか否か判断す
る。一致しない場合は、S4まで戻り正しい暗証番号が
押されるまで待機する。暗証番号とキー入力が一致した
場合には、S7で電気錠の開閉制御を行う。電気錠の電
磁ソレノイドが駆動され、解錠される。電気錠が電磁ソ
レノイドにより、解錠されるとS8に移り、表示をOF
Fすると共にS9でシステムリセットする。
【0019】システムリッセットされるとS2に戻り、
0〜28の範囲で乱数Xが発生し、この乱数Xに従って
符号群11内の新たなパターンが選択表示され、S4で
次の暗証番号の入力に備え待機する。
【0020】以上のように構成された電気錠において、
表示パネル12に表示される符号群11の配列パターン
は、施錠・解錠の都度変更されるので、表示パネル12
の特定のキーが汚れたり、傷付いて特定の番号が暗証番
号を構成する事を察知される虞がない。しかも、符号群
11の配置は、ランダムに乱されるのではない為、使用
者の使い勝手を悪くする事がない。
【0021】なお、本発明は、上記実施例によって限定
されるものではなく、本願発明の要旨から逸脱しない範
囲でその他種々の変形が可能である。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、m行n列
(m,nは、整数)の符号群と、M×N個(M>m,N
>n)の表示区画を有した表示パネルと、前記表示区画
に夫々対応した透明キースイッチシートと、電気錠等の
操作動作毎に前記m行n列の符号群の内から特定の行或
いは列を表示パネル内で移動する事により得られる表示
パターンを予め設定しておき、それらの表示パターンの
一つを選択する表示変更手段と、選択された表示パター
ン上の透明キースイッチからの信号を出力する信号出力
手段と、信号出力手段からの信号を予め設定した暗証番
号と比較してその正否を判断する判断手段と、判断手段
の判断結果により解錠する解錠手段とから構成したの
で、キースイッチの汚れや、傷により一定の数字の組合
せが暗証番号を構成する事を容易に第三者に察知される
虞がない。また、キースイッチの使い勝手を損なう事も
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る電気錠のテンキーを示
すブロック図である。
【図2】同電気錠に使用する表示パネルの構成を示すブ
ロック図である。
【図3】同電気錠に使用する表示パネルのキースイッチ
番号を説明する平面図である。
【図4】同電気錠の動作を表すフローチャート図であ
る。
【図5】本発明の電気錠に使用される符号群の基本パタ
ーンを示す説明図である。
【図6】本発明の電気錠に使用される符号群の第1行目
を右に移動した表示パターンを示す説明図である。
【図7】本発明の電気錠に使用される符号群の第1行目
を左に移動した表示パターンを示す説明図である。
【図8】本発明の電気錠に使用される符号群の第1列目
を上に移動した表示パターンを示す説明図である。
【図9】本発明の電気錠に使用される符号群の第1列目
を下に移動した表示パターンを示す説明図である。
【図10】本発明の電気錠に使用される符号群の第1,
2行目を左に移動した表示パターンを示す説明図であ
る。
【図11】従来の符号群がランダムに変化する場合を示
す説明図である。
【図12】従来の符号群がランダムに変化する場合を示
す説明図である。
【図13】従来の符号群が表示パターンを保持したまま
変化する場合を示す説明図である。
【図14】従来の符号群が表示パターンを保持したまま
変化する場合を示す説明図である。
【符号の説明】
10 電気錠 11 符号群 12 表示パネル 13 テンキー 14 表示区画 16 マイクロコンピュータ 17 透明キースイッチシート 18 スイッチ 19 表示変更手段 20 信号出力手段 21 電磁ソレノイド 22 駆動回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 m行n列(m,nは、整数)の符号群
    と、M×N個(M>m,N>n)の表示区画を有した表
    示パネルと、前記表示区画に夫々対応した透明キースイ
    ッチシートと、電気錠等の操作動作毎に前記m行n列の
    符号群の内から特定の行或いは列を表示パネル内で移動
    する事により得られる表示パターンを予め設定してお
    き、それらの表示パターンの一つを選択する表示変更手
    段と、選択された表示パターン上の透明キースイッチか
    らの信号を出力する信号出力手段と、信号出力手段から
    の信号を予め設定した暗証番号と比較してその正否を判
    断する判断手段と、判断手段の判断結果により解錠する
    解錠手段とから構成されたことを特徴とする電気錠。
  2. 【請求項2】 前記表示パターンは、符号群の内の1行
    或いは1列を移動する事により得られるものであること
    を特徴とする請求項1記載の電気錠。
  3. 【請求項3】 前記表示パターンは、符号群の内の2行
    或いは2列を移動する事により得られるものであること
    を特徴とする請求項1記載の電気錠。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100790027B1 (ko) * 2006-11-09 2008-01-02 최영섭 비밀번호 노출방지형 디지털 도어락 및 이를 사용한출입인증방법
KR100886772B1 (ko) * 2007-01-26 2009-03-04 주식회사 에스씨티 터치스크린을 이용한 도어락과 이를 이용한 개폐방법
KR100976208B1 (ko) * 2008-08-29 2010-08-17 (주)혜강씨큐리티 터치스크린 방식 디지털 도어록 인증방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100790027B1 (ko) * 2006-11-09 2008-01-02 최영섭 비밀번호 노출방지형 디지털 도어락 및 이를 사용한출입인증방법
KR100886772B1 (ko) * 2007-01-26 2009-03-04 주식회사 에스씨티 터치스크린을 이용한 도어락과 이를 이용한 개폐방법
KR100976208B1 (ko) * 2008-08-29 2010-08-17 (주)혜강씨큐리티 터치스크린 방식 디지털 도어록 인증방법

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