JPH0988042A - ろ格機のスクリーン及びそのスクリーンバーの拡厚部材 - Google Patents

ろ格機のスクリーン及びそのスクリーンバーの拡厚部材

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JPH0988042A
JPH0988042A JP27170595A JP27170595A JPH0988042A JP H0988042 A JPH0988042 A JP H0988042A JP 27170595 A JP27170595 A JP 27170595A JP 27170595 A JP27170595 A JP 27170595A JP H0988042 A JPH0988042 A JP H0988042A
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JP
Japan
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screen
screen bar
thickness
shape
bar
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JP27170595A
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English (en)
Inventor
Seiji Aoki
精二 青木
Kenzo Otsuka
健三 大塚
Takaaki Ito
隆明 伊藤
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Asakura Kogyosho KK
Original Assignee
Asakura Kogyosho KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】製作が容易で腐食し難いろ格機のスクリーン及
びそのスクリーンバーの拡厚部材等を提供すること。 【解決手段】拡厚部材22を合成樹脂製のU字形の横断
面形状の部材で構成し、スクリーン20の各スクリーン
バー21の上流側の部分21aにそれぞれ拡厚部材22
のU字形の溝部分を嵌め、各拡厚部材22を各スクリー
ンバー21に結合する。 【効果】拡厚部材は、合成樹脂製であるため、その表面
を常に滑らかな状態に維持でき、スクリーンにかかった
塵埃等をレーキですくい上げるときに、切断してしまう
恐れがなく、塵埃が詰まらないスクリーンバーを容易に
製作できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ろ格機のスクリ
ーン及びそのスクリーンバーの拡厚部材等に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のろ格機のスクリーンには、横断面
円形の頭部のあるスクリーンバーを使うものがある。す
なわち、図7及び図8に示すように、板状部1bとこの
板状部1bの上流側に位置する板状部1bの厚さt2
りも大きい直径t1の横断面円形の頭部1aとが一体に
なっている金属製のスクリーンバー1を使うもの(例え
ば、実公昭52ー13799号公報参照)がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の横断面円形の頭
部のあるスクリーンバー1を使うろ格機のスクリーンに
おいては、隣接するスクリーンバー1の頭部1a間の間
隔により規制スクリーン間隔s1が形成され、頭部1a
より下流における隣接するスクリーンバー1の板状部1
b間のスクリーン間隔s2が規制スクリーン間隔s1より
も大きく構成され、スクリーンバー1の上流側の隣接す
る頭部1a間の間隔、すなわち、規制スクリーン間隔s
1に比べて、スクリーンバー1の下流よりの隣接する板
状部1b間のスクリーン間隔s2は、t1−t2だけ広く
なるので、通過させてもよい大きさの塵埃は、隣接する
スクリーンバー1の頭部1a間の規制スクリーン間隔s
1を通過しさえすれば、隣接するスクリーンバー1の板
状部1bの側面からの摩擦抵抗を受けることなく、スク
リーンを容易に通過することができる。頭部1aのある
スクリーンバーは、通常、金属製の細幅の板と横断面円
形の金属製の棒体とを溶接して一体に接合して製作する
ため、溶接に手間がかかる欠点がある。また、溶接をう
まく行なわないと、溶接した部分が凹凸面になったり、
腐食し易くなったりする欠点があるこの発明の解決しよ
うとする課題は、ろ格機のスクリーンバーの上述のよう
な従来技術の欠点を有しないろ格機のスクリーン及びそ
のスクリーンバーの拡厚部材等を提供すること、換言す
ると、製作が容易で腐食し難いろ格機のスクリーン及び
そのスクリーンバーの拡厚部材等を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記課題を
解決するための手段として、次の構成を採用する。この
発明の構成は、スクリーンバーを等しい幅と等しい厚さ
の細長い金属製の板体で構成し、多数のスクリーンバー
を横方向に等しい間隔をおいてそれらの板面が互いに平
行になるように配設して形成されたろ格機のスクリーン
において、拡厚部材が合成樹脂製のU字形の横断面形状
の部材で構成され、スクリーンの各スクリーンバーの上
流側の部分にそれぞれ拡厚部材のU字形の溝部分が嵌め
られ、各拡厚部材が各スクリーンバーに結合されている
ことを特徴とするろ格機のスクリーンにある。この発明
の好ましい実施形態においては、合成樹脂をU字形の横
断面形状に成形した細長い形材をスクリーンバーと略同
じ長さに切断して拡厚部材を製作する。 また、この発
明の好ましい実施形態においては、拡厚部材の横断面形
状のU字形の対向する二つの辺部分の長さは、スクリー
ンバーの厚さの1倍以上でかつスクリーンバーの幅の略
数分の1にし、U字形の対向する二つの辺部分を連結す
る連結部分の厚さはU字形の各辺部分の厚さ以上の厚さ
にし、各辺部分の内側面と連結部分の内側面とが各辺部
分と連結部分との結合部の近くにおいて略直角になるよ
うにし、二つの辺部分の外側面と連結部分の外側面とが
曲面で連結されるように形成する。また、好適な実施形
態においては、U字形の各辺部分と連結部分との結合部
から離れた各辺部分の内側面をその自由端に近づくにつ
れて曲率半径が小さくなる凹曲面に形成し、かつU字形
の各辺部分と連結部分との結合部から離れた各辺部分の
外側面を自由端に近づくにつれて曲率半径が小さくなる
凸曲面に形成して、拡厚部材のU字形の溝部分をスクリ
ーンの各スクリーンバーの上流側の部分に嵌めたとき
に、拡厚部材の各辺部分の内側面がスクリーンバーの外
側面に密着し易くする。なお、拡厚部材の各辺部分の外
側面とその内側面との間の間隔、すなわち、辺部分の厚
さを、U字形の辺部分と連結部分との結合部から離れる
にしたがって順次小さくなるようにすると、塵埃がいっ
そう詰まりにくくなる。形材の成形に使う合成樹脂とし
て、実施例ではポリプロピレン樹脂を用いるが、ポリア
ミド樹脂、ポリエステル樹脂、その他の樹脂等を用いる
ことができる。
【0005】
【実施例】実施例のろ格機100は、図1〜図6に示さ
れ、駆動装置10、スクリーン20、レーキ30等で構
成される。駆動装置10は、図1に示すように、水路1
1上側に機体12が設けられ、機体12で駆動軸13が
支持され、機体12の上部に設置された電動機Mの回転
が駆動軸13に伝達され、水路11の両側部に対応する
駆動軸13の部分にそれぞれチェーンホィール14が取
り付けられている。図1〜図3に示すように、水路11
の両側にチェーン15の案内路16が設けられ、この案
内路16は間隔をおいて配した対のL形鋼17を支持板
18にて固定して形成される。この支持板18は、水路
11の側壁11aに植え込んだボルトbにて、水路11
の側壁11aに固定されている。案内路16は、その上
端の弧状部16a,16eと、その下端の円弧状部16
cと、その中間の直線部分16b,16dとで構成さ
れ、この案内路16にチェーンホィール14に掛けられ
たチェーン15が嵌められ、チェーンホィール14の回
転により、チェーン15が案内路16の弧状部16a、
直線部分16b、円弧状部16c、直線部分16d及び
弧状部16eに沿って矢印方向に移動するようになって
いる。
【0006】スクリーン20は、図1〜図3に示すよう
に、多数のスクリーンバー21を、スペーサ23、連結
棒24等を使って一体に連結して構成されている。各ス
クリーンバー21は、薄い幅狭の長い鋼板で構成され、
その長手方向に間隔をおいて複数の貫通孔が穿たれてい
る。複数(例えば、3本)のスクリーン梁25は、水路
11の両側の側壁11a間に間隔をおいて配され、その
上流側の面が水路11の水の流れ方向に対して傾斜(例
えば、75゜)した傾斜面上に位置するように固定して
配置されている。例えば、各スクリーン梁25の両側の
端部を、側壁11aに植え込んだボルトbにて、側壁1
1aに固定されている。各スクリーン梁25の上流側
に、それぞれ拡厚部材22を嵌めた多数のスクリーンバ
ー21が前記傾斜面に平行にかつ横方向に等しい間隔を
おいてそれらの板面が互いに平行になるように配され、
各スクリーンバー21の貫通孔のある部分間に短い筒体
からなるスペーサ23を配し、各スペーサ23の孔及び
各スクリーンバー21の貫通孔に連結棒24を通し、連
結棒24の両端のねじ部にナットnをねじ込んで、多数
のスクリーンバー21をスペーサ23、連結棒24、ナ
ットn等により一体に結合することにより、スクリーン
20が形成されている。多数のスペーサ23のうちの幾
つかのものには取付片23aが設けられ、これらの取付
片23aをそれぞれスクリーン梁25に固着しておくこ
とにより、スクリーン20が各スクリーン梁25の上流
側に固定して配置されるようになっている。なお、図2
に示すものは、左側のスクリーン20と右側のスクリー
ン20とを連結用のスペーサ23A、連結棒、ナット等
を使って結合されている。図2の26の符号の付いた部
分は、チェーン15を斜め下方に案内する両側の案内路
16間を連結する連結部材である。
【0007】長い拡厚用の形材A,Bは、図5及び図6
に示すように、ポリプロピレンをU字形の横断面形状に
なるように成形してつくられている。拡厚部材22は、
形材A,Bをスクリーンバー21と略同じ長さに切断し
て製作する。形材Aは、図5に示すように、U字形の二
つの平行な辺部分A1,A3間の間隔がスクリーンバー
21の厚さと同じであり、各辺部分A1,A3の長さ
が、スクリーンバー21の厚さの2倍よりも少々長く成
形され、U字形の平行な辺部分A1,A3を連結する連
結部分A2の厚さが、U字形の二つの辺部分A1,A3
の厚さよりも厚く構成され、辺部分A1,A3の内側面
A1a,A3aと連結部分A2の内側面A2aとが直角
に交わっており、辺部分A1,A3の外側面A1b,A
3bとその内側面A1a,A3aとの間の間隔、すなわ
ち、辺部分A1,A3の厚さが、結合部分Aaから離れ
るにしたがって順次小さくなっており、辺部分A1,A
3の外側面A1b,A3bと連結部分A2の外側面A2
bとが円弧面Ab1で連結され、辺部分A1,A3の自
由端よりの外側に円弧面Ab2が形成されている。な
お、各スクリーンバー21の上流側の部分21aに固着
した拡厚部材22間の間隔、すなわち、規制スクリーン
間隔s1とスクリーンバー21間のスクリーン間隔s2
の設定される差に応じて、各辺部分A1,A3の厚さを
決める。図3及び図4に示すように、スクリーン20を
構成する多数のスクリーンバー21の上流側の部分21
aに、形材Aを所定の長さに切断してつくった拡厚部材
22をそれぞれ嵌め、各拡厚部材22の内側面A1a,
A2a,A3aとスクリーンバー21の部分21aとの
間に接着剤を施して固着する。
【0008】また、長い拡厚用の形材Bは、図6に示す
ように、U字形の二つの辺部分B1,B3の長さが、ス
クリーンバー21の厚さの2倍よりも少々長く成形さ
れ、U字形の辺部分B1,B3を連結する連結部分B2
の厚さが、U字形の二つの辺部分B1,B3の厚さより
も厚く構成され、辺部分B1,B3と連結部分B2との
結合部分Baの近くにおいては、辺部分B1,B3の内
側面B1a,B3aと連結部分B2の内側面A2aとが
略直角に交わっており、辺部分B1,B3の外側面B1
b,B3bとその内側面B1a,B3aとの間の間隔、
すなわち、辺部分B1,B3の厚さが、結合部分Baか
ら離れるにしたがって順次小さくなっており、辺部分B
1,B3の内側面B1a,B3aはその自由端に近づく
に連れて曲率半径が小さくなる凹曲面に形成され、辺部
分B1,B3の外側面B1b,B3bはその自由端に近
づくに連れて曲率半径が小さくなる凸曲面に形成され、
辺部分B1,B3の外側面B1b,B3bと連結部分B
2の外側面B2bとが円弧面Bb1で連結され、辺部分
B1,B3の自由端よりの外側に円弧面Bb2が形成さ
れている。形材Bを切断してつくった拡厚部材22は、
図6に2点鎖線で示すように、スクリーン20の各スク
リーンバー21の上流側の部分21aに、その辺部分B
1,B3を拡げて嵌めるようにする。拡厚部材22の辺
部分B1,B3の内側面B1a,B3aが自由端に近づ
くに連れて曲率半径が小さくなる凹曲面になっているか
ら、拡厚部材22の辺部分B1,B3の内側面B1a,
B3aをスクリーンバー21の板面に容易に密着させる
ことができ、拡厚部材22Bとスクリーンバー21とを
容易に結合させることができる。なお、必要に応じて、
スクリーンバー21の上流側の部分21aの外面と拡厚
部材22の内側面B1a,B1a,B3aとの間に接着
剤を施して固着する。拡厚材A,Bを構成するポリプロ
ピレンとしては、例えば、表1に示す特性を有するもの
を使用する。
【表1】
【0009】図3及び図4に示すように、1対のチェー
ン15の互いに対向するチェーン片の連結部にそれぞれ
突部15aを設け、これら突部15a間に連結杆31を
配し、連結杆31の両端の部分がボルト・ナットb.n
にて前記突部15aに取外可能に固定される。レーキ3
0は、薄くて細長い板体30aの一方の側に、円弧状の
凹部30bと円弧状の凹部30bとの間隔が各スクリー
ンバー21の間隔と同じになっている波形の凹凸部を形
成してつくられている。このレーキ30は、連結杆31
上に配され、その凹部30b内に各スクリーンバー21
の上流側の拡厚部材22A,22Bが嵌められている部
分を位置させて、ねじ32にて連結杆31に取外可能に
取り付けられる。電動機Mの回転により駆動軸13が回
転し、駆動軸13の両端に取り付けたチェーンホィール
14が反時計方向に回転する。そうすると、チェーン1
5が案内路16に沿って矢印方向に移動し、チェーン1
5に突部15a、連結杆31等を介して取り付けたレー
キ32が矢印方向に移動する。このレーキ32の斜め上
方への移動により、スクリーン20の上流側に掛かって
いた塵埃をレーキ30の円弧状の凸部30cで梳くって
斜め上方に移動させ、水路11外の上方に持ち上げる。
そこで、レーキ32に掛かっている塵埃を、スクレパー
40のブレード41にて、レーキ30から外し、コンベ
ヤ42上に落下させる。落下した塵埃はコンベヤ42に
より所定の廃棄場所へ送られる。
【0010】
【発明の作用効果】この発明は、特許請求の範囲の欄に
記載した構成を備えることにより、次の(イ)ないし
(ニ)の作用効果を奏する。 (イ)請求項1記載のろ格機のスクリーンは、拡厚部材
が合成樹脂製のU字形の横断面形状の部材で構成され、
スクリーンの各スクリーンバーの上流側の部分にそれぞ
れ拡厚部材のU字形の溝部分が嵌められ、各拡厚部材が
各スクリーンバーに結合されており、各スクリーンバー
の上流側の部分の間隔が、その下流側の間隔よりも、そ
の拡厚部材のU字形の辺部分の厚さの2倍だけ狭くなっ
ているため、その上流側の部分を通過した塵埃等は、各
スクリーンバーの板面からの摩擦抵抗を受けずにその下
流側の部分を容易に通過することができ、塵埃が詰まら
ないスクリーンバーを容易に製作することができる。ま
た、拡厚部材は、合成樹脂製であるため、従来の金属製
の頭部のあるスクリーンバーのように頭部が錆びること
がなく、その表面を常に滑らかな状態に維持することが
でき、レーキで塵埃等をすくい上げるときに、塵埃等を
切断してしまう恐れがなく、効率的に塵埃等をすくい上
げて取り除くことができる。さらに、拡厚部材のU字形
の溝部分を各スクリーンバーの上流側の部分に嵌め、必
要に応じて接着剤を施して、各拡厚部材をスクリーンバ
ーに結合するため、塵埃等が詰まらないスクリーンを容
易に製作でき、安価で提供できる。
【0011】(ロ)請求項2記載のスクリーンバーの拡
厚部材は、合成樹脂製のU字形の横断面形状の形材で構
成され、前記U字形の対向する二つの辺部分の長さがス
クリーンバーの厚さの1倍以上でかつスクリーンバーの
幅の略数分の1にされ、U字形の対向する二つの辺部分
を連結する連結部分の厚さがU字形の各辺部分の厚さ以
上の厚さにされ、各辺部分の内側面と連結部分の内側面
とが各辺部分と連結部分との結合部の近くにおいて略直
角になっているから、各辺部分が開き難くなり、拡厚部
材のU字形の溝部分を各スクリーンバーの上流側の部分
に確実に密着させることができる。また、二つの辺部分
の外側面と連結部分の外側面とが曲面で連結されている
ため、水の流れをみだすこともない。 (ハ)請求項3に記載されているように、U字形の各辺
部分の前記結合部から離れた部分の内側面をその自由端
に近づくにつれて曲率半径が小さくなる凹曲面に形成
し、かつ各辺部分と連結部分との結合部から離れた各辺
部分の部分の外側面を自由端に近づくに連れて曲率半径
が小さくなる凸曲面に形成すると、拡厚部材のU字形の
溝部分をスクリーンの各スクリーンバーの上流側の部分
に嵌めたときに、拡厚部材の各辺部分の内側面がスクリ
ーンバーの板面に密着し易くなる。 (ニ)請求項4記載の形材は、合成樹脂で成形されてい
るため、これを切断してスクリーンバーの拡厚部材に使
うと、従来の金属製のスクリーンバーの頭部のように錆
びることがなく、その表面を常に滑らかな状態に維持す
ることができ、レーキで塵埃等をすくい上げるときに、
塵埃等を切断してしまう恐れがない。また、この形材は
必要な長さに切断することにより拡厚部材が得られるか
ら、拡厚部材の製作が非常に容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のろ格機の縦断した側面図
【図2】実施例のろ格機の中間部の一部を切除したスク
リーン、案内路等を上流側からみた正面図
【図3】実施例のろ格機の案内路、スクリーン、レーキ
等の一部を示す平面図
【図4】図3に示すスクリーン及びレーキの部分を拡大
した平面図
【図5】実施例の拡厚用の形材をその長手方向に対して
直角な面で切った断面図
【図6】実施例の他の拡厚用の形材をその長手方向に対
して直角な面で切った断面図
【図7】従来のろ格機のスクリーンの一部を示す正面図
【図8】図7に示すスクリーンをそのAーA線で断面し
て矢印方向にみた平面図
【符号の説明】
100 ろ格機 10 駆動装置 11 水路 12 機体 13 駆動軸 14 チェーンホィール 15 チェーン 16 案内路 20 スクリーン 21 スクリーンバー 22 拡厚部材 23 スペーサ 24 連結棒 25 スクリーン梁 30 レーキ 31 連結杆 30a 細長い板体 30b 凹部 30c 凸部 32 ねじ 40 スクレパー 42 コンベヤ A,B 拡厚部材用の形材 A1,A3,B1,B3 辺部分 A2,B2 連結部分 A1a,A2a,A3a,B1a,B2a,B3a 内
側面 A1b,A2b,A3b,B1b,B2b,B3b 外
側面 Ab,Bb 結合部分 Ab1,Ab2,Bb1,Bb2 円弧状面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スクリーンバーを等しい幅と等しい厚さの
    細長い金属製の板体で構成し、多数のスクリーンバーを
    横方向に等しい間隔をおいてそれらの板面が互いに平行
    になるように配設して形成されたろ格機のスクリーンに
    おいて、拡厚部材が合成樹脂製のU字形の横断面形状の
    部材で構成され、スクリーンの各スクリーンバーの上流
    側の部分にそれぞれ拡厚部材のU字形の溝部分が嵌めら
    れ、各拡厚部材が各スクリーンバーに結合されているこ
    とを特徴とするろ格機のスクリーン。
  2. 【請求項2】拡厚部材が合成樹脂製のU字形の横断面形
    状の形材で構成され、前記U字形の対向する二つの辺部
    分の長さがスクリーンバーの厚さの1倍以上でかつスク
    リーンバーの幅の略数分の1にされ、U字形の対向する
    二つの辺部分を連結する連結部分の厚さがU字形の各辺
    部分の厚さ以上の厚さにされ、各辺部分の内側面と連結
    部分の内側面とが各辺部分と連結部分との結合部の近く
    において略直角になるようにされ、二つの辺部分の外側
    面と連結部分の外側面とが曲面で連結されていることを
    特徴とするスクリーンバーの拡厚部材。
  3. 【請求項3】拡厚部材が合成樹脂製のU字形の横断面形
    状の形材で構成され、前記U字形の対向する二つの辺部
    分の長さがスクリーンバーの厚さの1倍以上でかつスク
    リーンバーの幅の略数分の1にされ、U字形の対向する
    二つの辺部分を連結する連結部分の厚さがU字形の各辺
    部分の厚さ以上の厚さにされ、各辺部分の内側面と連結
    部分の内側面とが各辺部分と連結部分との結合部の近く
    において略直角になるようにされ、二つの辺部分の外側
    面と連結部分の外側面とが曲面で連結されているスクリ
    ーンバーの拡厚部材において、U字形の各辺部分の前記
    結合部から離れた部分の内側面がその自由端に近づくに
    つれて曲率半径が小さくなる凹曲面に形成され、かつ各
    辺部分と連結部分との結合部から離れた各辺部分の部分
    の外側面が自由端に近づくに連れて曲率半径が小さくな
    る凸曲面に形成されていることを特徴とするスクリーン
    バーの拡厚部材。
  4. 【請求項4】合成樹脂がU字形の横断面形状の細長い形
    材に成形され、前記U字形の対向する二つの辺部分の長
    さがスクリーンバーの厚さの1倍以上でかつスクリーン
    バーの幅の略数分の1にされ、U字形の対向する二つの
    辺部分を連結する連結部分の厚さがU字形の各辺部分の
    厚さ以上の厚さにされ、各辺部分の内側面と連結部分の
    内側面とが各辺部分と連結部分との結合部の近くにおい
    て略直角になるようにされ、二つの辺部分の外側面と連
    結部分の外側面とが曲面で連結されていることを特徴と
    するスクリーンバーの拡厚部材用の形材。
JP27170595A 1995-09-26 1995-09-26 ろ格機のスクリーン及びそのスクリーンバーの拡厚部材 Pending JPH0988042A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100949384B1 (ko) * 2007-05-29 2010-03-25 주식회사신화기공 제진기 스크린

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100949384B1 (ko) * 2007-05-29 2010-03-25 주식회사신화기공 제진기 스크린

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