JPH0987399A - 弱酸性カチオン交換繊維の製造方法 - Google Patents
弱酸性カチオン交換繊維の製造方法Info
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Abstract
る弱酸性カチオン交換繊維を安定に得ること。 【解決手段】 高分子ポリカルボン酸の部分中和塩(A)
と、ポリビニルアルコール(B) を重量比でA/B =5/95
〜60/40に混合、乾式紡糸するに際し、静的混合機を紡
糸ノズル直前に設置し、別々に供給される両者紡糸用原
液を混合後、直ちに紡糸ノズルから紡出し弱酸性カチオ
ン交換繊維を得、さらに必要に応じ、得られた繊維をア
ルデヒド類にてアセタール化反応し、耐熱水性を付与し
た弱酸性カチオン交換繊維を得る。
Description
有する弱カチオン交換繊維の製造方法に関するものであ
る。
されているイオン交換樹脂に比べ、表面積が極めて大き
く、そのためイオン交換速度も極めて大きい。さらに任
意の形態を付与できる特徴を有し、水処理、気体処理の
分野で新しい用途が開拓されつつある素材である。
リル繊維のニトリル基を繊維形態を維持しつつ加水分解
し、カルボキシル基を導入する方法、高分子ポリカルボ
ン酸もしくはその塩を他の高分子と混合紡糸し、カルボ
キシル基を導入する方法が知られている。例えば、特開
平1−234428号公報には、アクリロニトリル繊維
を架橋剤の共存下にニトリル基を加水分解し、弱酸性カ
チオン交換繊維を製造している。この方法では、加水分
解反応は繊維外層部に多く起こり、同時に架橋反応が進
行するものの、生成するポリアクリル酸の溶出防止、お
よび糸物性の維持が極めて難しいという問題を有してい
た。
5)]では、ポリアクリル酸の部分ナトリウム塩とポリビ
ニルアルコール、マレイン酸−ビニルメチルエーテル共
重合体とポリビニルアルコールを混合した原液とし、湿
式紡糸法により弱カチオン交換繊維が製造できることが
述べられている。一般に、高分子ポリカルボン酸もしく
はその部分中和物のポリビニルアルコールとの混合水溶
液は、濃度が高いほど時間経過とともに粘度が上昇し、
ゲル化する傾向を示す。上記の文献では、湿式紡糸法を
採用することにより、経時的に変化の少ない混合原液の
条件領域を見いだし、弱酸性カチオン交換繊維を得てい
る。しかし、本発明者等が志向している乾式紡糸法の場
合、湿式紡糸法に比べて混合原液の濃度、温度が高く、
増粘、ゲル化するため、同様の対応法を採ることは不可
能であった。
は、イオン交換基として多くのカルボキシル基を有し、
反復イオン交換によっても物性が劣化せず、編織可能な
物性を有する弱酸性カチオン交換繊維を乾式紡糸法にて
安定に製造できる方法を鋭意研究し、本発明に到達し
た。
とするところは、高分子カルボン酸の10%以上、30%以
下の部分中和塩(A) と、ポリビニルアルコール(B) を重
量比でA/B =5/95〜60/40混合、乾式紡糸するに際
し、静的混合機を紡糸ノズル直前に設置し、別々に供給
される両者紡糸用原液を混合後、直ちに紡糸ノズルから
紡出させ、糸条化させることを特徴とする 0.5meq/g 以
上のイオン交換容量を持つ弱カチオン交換繊維の製造方
法であり、さらには得られた繊維をアルデヒド類にてア
セタール化し、耐熱水性を付与することを特徴とする弱
酸性カチオン交換繊維の製造方法である。
る。
は、乾式紡糸に好ましい濃度、粘度を与えるため、平均
重合度 500以上、 2,000以下である。ケン化度は、紡糸
後の糸条の物性に著しく影響するため、99モル%以上の
ポリビニルアルコールが好ましい。
は、次のごとく重合された物をも含む。すなわち、カル
ボキシル基を有するビニルモノマー、もしくはそのアル
カリ金属塩、1価のアミン塩、カルボン酸アミド、カル
ボン酸エステルを有するビニルモノマーを単独で重合し
た物、もしくは上記モノマーを任意に組合せ共重合した
重合体を加水分解し高分子ポリカルボン酸とした物、も
しくは、上記モノマーと酢酸ビニル、アクリロニトリ
ル、スチレン等と共重合して得られた重合体を加水分解
し、高分子ポリカルボン酸とした物である。
しては、アクリル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、ク
ロトン酸、フマール酸等が例として挙げられる。カルボ
ン酸アミドを有するビニルモノマーとしては、アクリル
酸アミド、メタクリル酸アミド、ジメチルアクリル酸ア
ミド等が例として挙げられる。カルボン酸エステルを有
するビニルモノマーとしては、メチルアクリレート、エ
チルアクリレート、メチルメタクリレート、エチルメタ
クリレート等が例として挙げられる。カルボキシル基を
保有しないモノマーと共重合して得られる高分子ポリカ
ルボン酸の場合、少なくとも10meq/g 以上のカルボキシ
ル基を保有していることが好ましい。
いとイオン交換繊維とした後、水浸漬時に脱落する傾向
が現れること、また、平均分子量が高すぎると粘度が高
く紡糸が不可能となることから、6,000 以上、3,000,00
0 以下とすることが好ましい。
ルカリ金属もしくは1価のアミンによりカルボキシル基
の10%以上、30%以下中和された部分中和塩を使用す
る。1価のアルカリ金属としてはリチウム、ナトリウ
ム、カリウム等が使用され、ナトリウムが工業的見地か
ら好ましい。1価のアミンとしては、アンモニア、モノ
メチルアミン、ジメチルアミン、トリメチルアミン、モ
ノエチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン、
モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタ
ノールアミン等が使用される。
ン酸の部分中和塩は、各々25〜40%の濃度となるよう調
整し、紡糸原液とし、乾式紡糸を行う。各々の原液は、
静的混合機に一定流量比で供給し、混合し直ちに紡糸口
金より吐出、糸条化する。
おいて、弱酸性カチオン交換繊維の製造方法を提案し
た。その後さらに詳細に研究した結果、高分子ポリカル
ボン酸の未中和物を使用した場合、紡糸開始直後は糸条
化できるものの、時間と共に不安定になり、口金より吐
出直後の糸切れ、延伸時の糸切れが発生してくることが
分かった。
れた混合原液流路において、壁近傍の原液がエステル化
反応により増粘ゲル化し、流路を狭くすると同時に、増
粘した一部が口金部より押し出されることによると推定
している。こういった問題は、中和度を10%以上とする
ことにより、顕著に解消することが分かった。
ボン酸を使用した場合、静的混合機で混合後の原液は白
濁し、均一に相溶しない状態となること、糸条化後の水
浸漬膨潤比が増大し、高分子ポリカルボン酸の糸条から
の溶出が生じることが明らかとなった。高分子ポリカル
ボン酸の中和度を10〜30%とすることが本発明を構成す
る重要な要件となる。
ポリビニルアルコール(B) と A/B=5/95〜60/40の重
量比で混合紡糸される。60/40を越え混合紡糸した場
合、糸物性が実用に耐えなくなる。
度が糸条化後の糸の物性を左右することから、高いほど
好ましい。
条は、 180〜240 ℃に保持された延伸ゾーンで1〜8倍
延伸し、 190〜240 ℃で熱処理することにより、ポリビ
ニルアルコール中に高分子ポリカルボン酸が閉じ込めら
れた形の混合繊維が得られる。
ルカリ高温水溶液といった過酷な条件を避ければ、表面
に露出している高分子ポリカルボン酸を洗浄除去後、そ
のまま弱酸性カチオン交換繊維として使用することがで
きる。その際、混合した高分子ポリカルボン酸量から計
算されるイオン交換容量に比べ、実測されるイオン交換
容量は5〜40%低くなることが分かった。比較的強いア
ルカリ条件で処理すると実測容量は計算容量に近づく
が、中和度30%以下の場合、30%を越える中和度の高分
子ポリカルボン酸を使用した場合に比べ、近づく程度は
小さいことが分かった。
的過酷な用途の場合、得られた繊維をアルデヒド類にて
アセタール化することで耐熱水性を向上させることがで
きる。特願昭62−144025号で、本出願人は、ポ
リビニルアルコール部分を触媒の存在下、具体的には塩
化水素ガス存在下、脱水反応を行い耐熱水性を付与する
方法を提案した。しかしながら、工業的見地から、かか
る条件を採用することは難しいし、糸条物性から得られ
た繊維を編織することも難しいものであった。本発明に
より製造した糸条は、アセタール化といった湿潤系反応
に対し、若干の収縮は起こるものの反応させられること
が分かった。
ルコールの不溶化に使用されるアルデヒドが用いられ
る。具体例を挙げるとホルマリン、グリオキザール、グ
ルタルアルデヒド等モノアルデヒドやジアルデヒド類が
用いられる。
条は、汎用の糸条で実施される各種賦形処理に十分に耐
える糸物性を有していた。賦形処理としては、編み、織
り、不織布化等が挙げられる。
説明する。
ビニルアルコール35重量部、水65重量部を加熱用ジャケ
ット付ニーダーに投入し、昇温、 120℃で1時間溶解
し、濃度34.9%の原液を作製し、保温用ジャケット付ス
ピンタンクに移し 100℃に保温した。ポリアクリル酸
(東亜合成株式会社製アロンA-10H 、平均重合度 5,00
0、25%水溶液)36重量部に粒状苛性ソーダ1重量部
(中和度20%に相当)を加熱用ジャケット付ニーダーに
投入し、室温で1時間溶解した。引続き90〜100 ℃に昇
温、濃縮し、濃度37.8%とし、保温用ジャケット付スピ
ンタンクに移し、放冷、60℃に保温した。
アポンプを通じ各々の原液を取り出し、20%部分中和ポ
リアクリル酸/ポリビニルアルコール=40/60の比で別
々の配管から静的混合機へ供給した。静的混合機は15エ
レメントで構成されている。静的混合機より流出する混
合原液を観察したところ、透明、清澄であった。
て直ちに紡糸口金より 150℃の熱風中に吐出、乾燥さ
れ、 180℃の温度で 4.5倍ローラー延伸し、 230℃の温
度でローラー熱処理し、巻取った。紡糸性は経時変化も
なく安定したものであった。
糸条は60℃の温水で30分間洗浄してもほぼ重量減少はな
かった。ホルムアルデヒド4%、硫酸18%、硫酸ナトリ
ウム20%から成る反応浴で、浴比1:50、60℃で2時間
ホルマール化し、60℃の温水で洗浄後、乾燥した。
の通りであった。 弱酸性カチオン交換容量 4.5 meq/g 水浸漬膨潤比(湿潤/乾燥重量比)遊離型 1.5 Na塩型 2.1 乾燥強度 2.0 g/d 乾燥伸度 7.0 % 湿潤強度 1.2 g/d 湿潤伸度 18.0 % 安定性 1/10N-NaOH、1/10N-HCl 溶液に、交互に各30分浸漬を10回繰 り返したが、イオン交換容量、湿潤比に変化は認められなか った。 ホルマール化後の糸条を緯糸とし、経糸ポリエステル糸
を使用し、フライ織機で平織りしたところ、特段の問題
もなく弱酸性イオン交換織布を作ることができた。
ンA-10H ) 144重量部、粒状苛性ソーダ7重量部(中和
度35%に相当)を溶解する以外は実施例1と同様にして
紡糸した。静的混合機より吐出する混合原液を観察した
ところ、白濁し、両原液が均一に混合されていないこと
が分かった。得られた糸条を60℃の温水で30分洗浄した
ところ、10%を越える重量減少が観察され、耐熱水性化
反応に耐えられないものであった。
ンA-10H )80重量部、ジュリマーAC-10LHP(日本純薬株
式会社製、粉末タイプポリアクリル酸)3重量部、粒状
苛性ソーダ 1.9重量部(中和度15%に相当)をニーダー
に投入し、室温で1時間溶解した。得られた原液は濃度
28.9%であった。15%部分中和ポリアクリル酸/ポリビ
ニルアルコール(濃度34.5%)=35/65の比で静的混合
機へ供給すること以外は実施例1と同様にして 200d/
50fの糸条を紡糸した。紡糸性は経時変化もなく安定し
たものであった。
後の性能を評価した結果は、次の通りであった。 弱酸性カチオン交換容量 4.0 meq/g 水浸漬膨潤比(湿潤/乾燥重量比)遊離型 1.5 Na塩型 1.9 乾燥強度 2.2 g/d 乾燥伸度 6.8 % 湿潤強度 1.7 g/d 湿潤伸度 15.0 % 安定性 1/10N-NaOH、1/10N-HCl 溶液に、交互に各30分浸漬を10回繰 り返したが、イオン交換容量、湿潤比に変化は認められなか った。 糸条をニット・デニット用筒状メリヤス編機で編織した
ところ、特段の問題もなく編織することができた。
ンA-10H 、中和度0%ポリアクリル酸)を加熱ジャケッ
ト付ニーダーに投入し、昇温しつつ濃縮し、濃度30.2%
の原液とした。ポリアクリル酸/ポリビニルアルコール
(濃度33.5%)=30/70の比で静的混合機へ供給するこ
と以外は実施例1と同様にして 200d/50fの糸条を紡
糸した。紡糸開始2時間後、粘度が上昇したことが原因
と推定されるノズル吐出部の乱れが発生し、ノズル吐出
部切れや延伸切れが発生し始めた。その後、ノズル吐出
部での切断が起こり、回復することはなかった。
ンA-10H )70重量部、PIA−728(磐田化学株式会社
製、ポリイタコン酸) 6.5重量部、粒状苛性ソーダ 2.5
重量部(中和度18%に相当)をニーダーに投入し、室温
で 1.5時間溶解した。得られた原液は濃度32.0%であっ
た。18%部分中和ポリアクリル酸/ポリビニルアルコー
ル(濃度32.0%)=50/50の比で静的混合機へ供給する
こと以外は実施例1と同様にして 250d/50fの糸条を
紡糸した。紡糸性は経時変化もなく安定したものであっ
た。得られた糸条に下撚りとしてS方向に 200T/M、
上撚りとしてZ方向に 150T/Mで合撚し、実施例1と
同様にホルマール化し、耐熱水性を付与した。
の通りであった。 弱酸性カチオン交換容量 6.2 meq/g 水浸漬膨潤比(湿潤/乾燥重量比)遊離型 1.8 Na塩型 2.3 乾燥強度 1.2 g/d 乾燥伸度 7.3 % 湿潤強度 0.9 g/d 湿潤伸度 15.0 % 安定性 1/10N-NaOH、1/10N-HCl 溶液に、交互に各30分浸漬を10回繰 り返したが、イオン交換容量、湿潤比に変化は認められなか った。 ホルマール化後の糸条を緯糸とし、経糸としてポリエス
テル糸を使用してフライ織機にて実施例1と同様に平織
したところ、特段の問題もなく弱酸性カチオン交換布が
製造できた。
合したポリビニルアルコール系弱酸性カチオン交換繊維
を乾式紡糸法により製造する方法において、従来の高分
子ポリカルボン酸部分中和塩とポリビニルアルコールと
を混合溶解して紡糸原液を調整する方法では、紡糸の安
定性が得られなかったが、本発明のように別々に調整し
た両原液を紡糸ノズル直前において静的混合機にて混合
することにより、紡糸の安定性が得られ、また、十分な
編織性を有する弱酸性カチオン交換繊維を得ることがで
きた。
Claims (2)
- 【請求項1】 高分子ポリカルボン酸の10%以上、30%
以下の部分中和塩(A) と、ポリビニルアルコール(B) を
重量比でA/B =5/95〜60/40混合、乾式紡糸するに際
し、静的混合機を紡糸ノズル直前に設置し、別々に供給
される両者紡糸用原液を混合後、直ちに紡糸ノズルから
紡出させ、糸条化させることを特徴とする 0.5meq/g 以
上のイオン交換容量を持つ弱カチオン交換繊維の製造方
法。 - 【請求項2】 請求項1で得られた繊維をアルデヒド類
にてアセタール化し、耐熱水性を付与することを特徴と
する弱酸性カチオン交換繊維の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26462795A JP3560705B2 (ja) | 1995-09-20 | 1995-09-20 | 弱酸性カチオン交換繊維の製造方法 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP26462795A JP3560705B2 (ja) | 1995-09-20 | 1995-09-20 | 弱酸性カチオン交換繊維の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH0987399A true JPH0987399A (ja) | 1997-03-31 |
JP3560705B2 JP3560705B2 (ja) | 2004-09-02 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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---|---|
JP (1) | JP3560705B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007311239A (ja) * | 2006-05-19 | 2007-11-29 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | プロトン伝導性電解質膜及びその製造方法、ならびにその用途 |
JP2007311240A (ja) * | 2006-05-19 | 2007-11-29 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | プロトン伝導性電解質膜及びその製造方法、ならびにその用途 |
WO2018043462A1 (ja) | 2016-08-31 | 2018-03-08 | 東レ株式会社 | イオン交換繊維、浄水フィルタおよび水処理方法 |
-
1995
- 1995-09-20 JP JP26462795A patent/JP3560705B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2007311240A (ja) * | 2006-05-19 | 2007-11-29 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | プロトン伝導性電解質膜及びその製造方法、ならびにその用途 |
WO2018043462A1 (ja) | 2016-08-31 | 2018-03-08 | 東レ株式会社 | イオン交換繊維、浄水フィルタおよび水処理方法 |
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