JPH0986756A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0986756A
JPH0986756A JP24483095A JP24483095A JPH0986756A JP H0986756 A JPH0986756 A JP H0986756A JP 24483095 A JP24483095 A JP 24483095A JP 24483095 A JP24483095 A JP 24483095A JP H0986756 A JPH0986756 A JP H0986756A
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JP
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sheet
image forming
image
cpu
discharge
Prior art date
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JP24483095A
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English (en)
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Takahiro Sakamoto
孝弘 坂本
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】装置を大型化することなく、比較的厚手のシー
トに容易に画像形成することができる画像形成装置を提
供する。 【解決手段】排出口60側からシートが供給されると、
該シートを逆送シート検出センサ29により検知する。
逆送シート検出センサ29のシート検知信号がCPU5
0に入力され、CPU50から排出手段(拍車ローラ2
3,排出ローラ24)に逆転作動信号が出力される。従
って、排出口60から供給されたシートは、排出手段に
よりインクジェットヘッド22に送られ、該インクジェ
ットヘッド22で画像形成された後、Uターンガイド2
0に至る手前でシートガイド31によって支持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリ等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置は、例えば、図8に
示すように、押し板16上のシート(紙や薄いプラスチ
ックフィルム等)Sをプラテンローラ18で送り出し、
そのシートSをUターンガイド20を介してインクジェ
ットヘッド22まで搬送して、該インクジェットヘッド
22でそのシートに画像を形成した後、その画像が形成
されたシートを排出手段としての排出ローラ23及び拍
車ローラ24で装置外部に搬送するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、葉書、封筒等の厚手のシートに印字したい場
合、Uターンガイド20があるため、すなわち、厚手の
シートがUターンガイド20に沿って曲げられるため、
シートによっては給紙が困難な場合があった。
【0004】このような場合には、厚手のシートを通紙
(給紙・搬送)するために、Uターンガイド20の半径
を大きくすることが考えられるが、装置の大型化を招来
するという新たな問題を生じる。
【0005】そこで、本発明は、装置を大型化せずに、
厚手のシートに確実に画像形成することができる画像形
成装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】
(課題を解決するための手段)本発明の画像形成装置
は、シート積載手段上からシートを給送する給送手段
と、該給送手段により給送されるシートをUターンさせ
るUターンガイドと、該Uターンガイドを通過したシー
トに画像を形成する記録手段と、該記録手段によって画
像が形成されたシートを排出口を介して装置外部に搬送
する排出手段と、を備えた画像形成装置であって、前記
排出口から供給されるシートを検知する逆送シート検知
手段と、該逆送シート検知手段の検知信号に基づき前記
排出手段を逆転作動させる制御手段と、前記排出手段に
より前記排出口側から逆送されるシートを前記記録手段
と前記Uターンガイドとの間で支持する逆送シート積載
手段と、を備えたことを特徴としている。
【0007】又、本発明の画像形成装置は、前記排出口
から前記逆送シート積載手段に至る略水平のシート搬送
路を備えたことを特徴としている。
【0008】更に、本発明の画像形成装置は、前記逆送
シート積載手段に装置外部へ突出する排出ガイド部を形
成してなることを特徴としている。
【0009】(作用)排出口からシートが供給される
と、該シートを逆送シート検知手段により検知する。逆
送シート検知手段のシート検知信号が制御手段に入力さ
れ、制御手段から排出手段に逆転作動信号が出力され
る。従って、排出口から供給されたシートは、排出手段
により記録手段に送られ、該記録手段で画像形成された
後、Uターンガイドに至る手前で逆送シート積載手段に
よって支持される。
【0010】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき詳述する。
【0011】図1は、本発明の第1の実施の形態を示す
画像形成装置としてのインクジェットプリンタの側面側
断面図である。
【0012】図1において、画像形成装置1は、記録用
のシートSを前方(図中左側)から装填して前方(図中
左側)に排出するシートパスPaを備えている。そし
て、このシートパスPaに対して直交する方向に(紙面
の表裏方向に)キャリッジ9を往復運動させるため、そ
のキャリッジ9をガイドシャフト7,8により案内する
ようになっている(図2参照)。
【0013】画像形成装置1の下方には、シートSを積
載するシート積載手段としての押し板16が配置されて
いる。この押し板16は、支軸16aを介してケース2
の底面に回動可能に取り付けられ、モータM1 により図
中二点鎖線の位置から実線で示す位置まで移動させられ
る。そして、この押し板16は、シートSの過積載を防
止するための規制部材15を備えており、この規制部材
15との間にシートSの先端部を積載するようになって
いる。
【0014】押し板16の近傍には、シートSの幅方向
位置を調整するための調整板13が配置されている。こ
の調整板13は、シートパスPaに直行する方向に無段
階に移動できるように構成されている。そして、押し板
16上のシートSの後端部(図1中左端部)を規制する
調整板14がケース2の図中左端部にスライド可能に取
り付けられている。尚、この調整板14は、図1中実線
位置から破線で示す位置まで無段階に移動できるように
構成されている。
【0015】上記押し板16の図1中右側端部上方に
は、押し板16上のシートSを送り出す給送手段として
のプラテンローラ18が配置されている。そして、この
プラテンローラ18の下方で且つ押し板16の近傍に
は、プラテンローラ18と共働して一枚のシートのみを
分離する分離ローラ17が配置され、更にその分離ロー
ラ17のシート搬送方向下流側にガイドローラ19が配
置されている。
【0016】又、ガイドローラ19のシート搬送方向下
流側には、プラテンローラ18の外周に沿ってシートS
を案内するUターンガイド20が取り付けられている。
このUターンガイド20の図1中上端部には、図1中右
方向(水平方向)に延びるシートガイド31が一体に形
成されている。このシートガイド31は、Uターンガイ
ド20と記録手段としてのインクジェットヘッド22と
の間に位置することになり、逆送シートパス(シート搬
送路)Pbの一部を構成し、逆送するシートを積載支持
する逆送シート積載手段として機能する。尚、このシー
トガイド31は、その一部(図1中右側部分)が装置外
部に突出しており、その一部がシートを装置外部に案内
する排出ガイド部31aとしても機能する。
【0017】シートガイド31とインクジェットヘッド
22との間には、ガイド押圧ローラ21が配置されてい
る。このガイド押圧ローラ21を通過したシートがイン
クジェットヘッド22で画像形成される。尚、インクジ
ェットヘッド22は、キャリッジ9に固定され、キャリ
ッジ9と共に移動するようになっており、キャリッジ9
に固定されてインクカートリッジ11からインクが供給
されるようになっている。
【0018】このインクジェットヘッド22により画像
形成されたシートは、インクジェットヘッド22の図1
中左側に配置された排出ローラ24及び拍車ローラ23
とからなる排出手段により排出口60から装置外部に排
出され、排出トレイ25上に積載される。
【0019】そして、Uターンガイド20の途中には第
1のシート検出センサ26が配置され、インクジェット
ヘッド22と拍車ローラ23との間には第2のシート検
出センサ30が配置され、更に、拍車ローラ23の図中
左側には第3のシート検出センサ29が配置されてい
る。このうち、第3のシート検出センサ29は、シート
がシート排出側(排出口60側)から逆送される場合、
その逆送されるシートを検知する逆送シート検知手段と
して機能する。尚、これら各シート検出センサ26,3
0,29は、CPU(制御手段)50に連繋され、この
CPU50にシート検出信号を出力するようになってい
る。
【0020】図2は、本発明の第1の実施の形態に係る
インクジェットプリンタの平面図である。
【0021】この図2において、キャリッジ9は、基部
5,6で両端を支持されたガイドシャフト7,8に往復
動可能な状態に嵌合され、モータ10により矢印A方向
に往復運動させられる。そして、このキャリッジ9上に
は、インク入りのカートリッジ11が取り付けられてい
る。
【0022】一方、キャリッジ9の駆動用モータ10の
反対側には、記録シートSの搬送モータ12が配設され
ている。この搬送モータ12は、プラテンローラ18,
分離ローラ17,ガイドローラ19,拍車ローラ23及
び排出ローラ24等に連繋され、これら各ローラ18,
17,19,23,24等を駆動する。
【0023】この図に示すように、画像形成装置1は、
操作パネル4を備えている。この操作パネル4は、電源
投入状態を示すためのパワーオンインジケータを兼ねた
パワーオン部4aと、コンピュータとのデータのやり取
りの状態を表示・設定するためのオンライン部4bと、
稼動中であることを表示する使用中表示部4cと、誤動
作を表示するエラー表示部4d等の各操作部と表示部を
備えている。尚、図中3はインターフェースケーブルで
ある。又、基板27と電源28は、ケース2の背面部位
に配置される。
【0024】〈シートパスPaを使用した画像形成動
作〉次に、本実施の形態の画像形成装置1の作動状態
(比較的薄いシートを押し板16側から給送する状態)
を図3を参照しつつ説明する。
【0025】画像形成装置1は、画像形成スタート信号
が入力されると、搬送モータ12が正転する(S1)と
共に、モータM1 が回転し、押し板16が図1の二点鎖
線位置から図中反時計回り方向に所定量回動させられる
(S2)。
【0026】次いで、押し板16上のシートは、プラテ
ンローラ18及び分離ローラ17により一枚だけ分離さ
れて、プラテンローラ18,ガイドローラ19,Uター
ンガイド20の間のシートパスPaに沿って搬送される
(S3〜S4)。
【0027】そして、シートがシートパスPaに沿って
所定量搬送されると、シートの先端が第1のシート検出
センサ26で検出され、その検知信号がCPU50に入
力される。CPU50は、押し板16の回動後(即ちシ
ート給紙開始後)から第1のシート検出センサ26がシ
ート先端を検知する間での時間をカウントし、予め設定
された時間(T1 )と比較する(S5)。
【0028】シートが所定時間(T1 )内に第1のシー
ト検出センサ26に到達しなかったとCPU50によっ
て判断されると、CPU50から搬送モータ12に制御
信号が出力され、搬送モータ12の作動が停止され(S
21)、操作パネル4上のエラー表示部4dに給紙不良
であることを示すエラー表示がされる(S22)。これ
によって、画像形成作業が中途で終了する(S23)。
【0029】シートが所定時間(T1 )内に第1のシー
ト検出センサ26に到達したとCPU50によって判断
されると、シートは、ガイド押圧ローラ26を介してイ
ンクジェットヘッド22まで搬送され、該インクジェッ
トヘッド22で画像が形成される(S6〜S7)。
【0030】画像が形成されたシートは、プラテンロー
ラ18等によりシートパスPaに沿って更に搬送され、
その後端が第2のシート検出センサ30によって検知さ
れる。そして、その検知信号が第2のシート検出センサ
30からCPU50に入力される(S8)。CPU50
は、シートが第1のシート検出センサ26到達後から第
2のシート検出センサ30を通過するまでの時間をカウ
ントし、予め設定された時間(T2 )と比較する(S
9)。
【0031】シートが所定時間(T2 )内に第2のシー
ト検出センサ30を通過しなかったとCPU50によっ
て判断されると、CPU50からインクジェットヘッド
22及び搬送モータ12に制御信号が出力され、記録動
作(画像形成動作)が停止されると共に、搬送モータ1
2の作動が停止され(S31)、操作パネル4上のエラ
ー表示部4dに給紙不良であることを示すエラー表示が
される(S32)。これによって、画像形成作業が中途
で終了する(S33)。
【0032】シートが所定時間(T2 )内に第2のシー
ト検出センサ30を通過したとCPU50によって判断
されると、シートが拍車ローラ23及び排出ローラ24
によって装置外部の排出トレイ25上に排出される(S
10)。
【0033】これによって、シートパスPaを使用した
画像形成作業が終了する(S11)。
【0034】このように、本実施の形態は、Uターンガ
イド20があるため、画像形成装置1の手前(図1中左
側)からシートをセットすることができると共に、画像
形成済の排出シートも画像形成装置1の手前から取るこ
とができるので、操作性が良好である。
【0035】尚、上記、T2 時間は、シートサイズ毎に
異なる時間が設定される。
【0036】〈逆送シートパスPbを使用した画像形成
動作〉比較的厚手のシートに画像を形成するため、逆送
シートパスPbを使用した画像形成動作について、図4
を参照しつつ説明する。
【0037】シート排出口側(排出ローラ23の図中左
側)から逆送シートパスPbに沿ってシートを挿入する
と、第3のシート検出センサ29がそのシートを検知す
る(S1)。そして、その検知信号がCPU50に入力
されると、CPU50から制御信号が搬送モータ12に
出力され、該搬送モータ12が逆回転し(S2)、拍車
ローラ23及び排出ローラ24が搬送モータ12により
逆方向に回転して、これら両ローラ23,24が共働し
てシートを逆送シートパスPbに沿って逆送させる(S
3)。
【0038】シートが上記拍車ローラ23及び排出ロー
ラ24により所定量逆送されると、第2のシート検出セ
ンサ30がシートを検知する。そして、その検知信号が
CPU50に入力される。CPU50は、その検知信号
に基づき、搬送モータ12の逆回転開始後からシート検
知信号の入力までの時間が予め設定された時間(T10
内であったか否か判断する(S4)。
【0039】搬送モータ12の逆回転開始後からシート
検知信号の入力までの時間が予め設定された時間
(T10)外であった場合、CPU50から搬送モータ1
2に制御信号が出力され、搬送モータ12の回転が停止
し(S21)、操作パネル4のエラー表示部4dに給紙
不良であることが表示されて(S22)、画像形成作業
が終了する(S23)。
【0040】搬送モータ12の逆回転開始後からシート
検知信号の入力までの時間が予め設定された時間
(T10)内であった場合、更にシートが画像形成(印
字)に都合がいい位置まで排出ローラ23及び拍車ロー
ラ24により搬送される。そして、インクジェットヘッ
ド22によりそのシートに画像が形成される(S5)。
【0041】次に、シートの後端が第2のシート検出セ
ンサ30を通過すると、それを第2のシート検出センサ
30が検知し、その検知信号がCPU50に入力され
る。CPU50は、その検知信号に基づき、第2のシー
ト検出センサ30のシート先端検知からシート後端検知
までの時間が予め設定された時間(T11)内であるか否
かを判断する(S6)。
【0042】第2のシート検出センサ30のシート先端
検知からシート後端検知までの時間が予め設定された時
間(T11)外であった場合、CPU50からインクジェ
ットヘッド22及び搬送モータ12に制御信号が出力さ
れ、インクジェットヘッド22及び搬送モータ12の作
動が停止し(S21)、操作パネル4のエラー表示部4
dに給紙不良であることが表示されて(S32)、画像
形成作業が終了する(S33)。
【0043】第2のシート検出センサ30のシート先端
検知からシート後端検知までの時間が予め設定された時
間(T11)内であった場合、シートの逆送及び画像形成
が続けられる。
【0044】インクジェットヘッド22による画像形成
が終了した後、CPU50に搬送モータ12の回転方向
逆転信号が入力されると(S7)、CPU50から搬送
モータ12に制御信号が出力され、搬送モータ12が正
方向に回転変更する(S41)。これにより、画像形成
済のシートは、拍車ローラ23及び排出ローラ24によ
ってシートパスPaに沿って搬送され、排出トレイ25
上に排出されて(S42)、画像形成作業が終了する
(S43)。
【0045】インクジェットヘッド22による画像形成
が終了した後、CPU50に搬送モータ12の回転方向
逆転信号が入力されないと(S7)、シートは、ガイド
押圧ローラ21を通過した後、略水平にシート逆送シー
トパスPb上に配置されたシートガイド31上に排紙さ
れ(S8)、画像形成作業が終了する(S9)。シート
ガイド31上に排紙・積載された画像形成済シートは、
排出ガイド部31aから作業者によって取り出される。
【0046】尚、上記設定時間T11は、シートサイズに
応じて決定される。
【0047】以上のように、本実施の形態によれば、厚
手のシートを略水平の逆送シートパスPbに沿って逆送
し、その逆送されるシートにインクジェットヘッド22
で画像を形成して、その画像形成済のシートを逆送シー
トパスPbと略水平の位置にあるシートガイド31で積
載・支持するようになっているため、装置の大型化を招
来することなく、厚手のシートに容易且つ確実に画像を
形成することができる。
【0048】又、本実施の形態によれば、逆送シートパ
スPbに沿って逆送させたシートに画像形成した後、該
画像形成済シートをシートパスPaに沿って装置手前側
の排出トレイ25上に排出することも可能になっている
ので、画像形成装置の操作性も極めて良好である。この
選択はユーザにより行うことができる。 (第2の実施の形態)図5は、本発明の第2の実施の形
態に係る画像形成装置の側面側断面図である。
【0049】本第2の実施の形態が前記第1の実施の形
態と異なる点は、前記第1の実施の形態で示した拍車ロ
ーラ23,排出ローラ24とインクジェットヘッド22
との間の第2のシート検出センサ30を取り除き、第1
のシート検出センサ26をガイド押圧ローラ21とイン
クジェットヘッド22の間に配置した点にある。尚、第
1のシート検出センサ26は、両方向(シートパスPa
及び逆送シートパスPb)のシートを検知できるものと
する。又、シートガイド31は、インクジェットヘッド
22による画像形成面(画像形成側逆送シートパスP
b)よりも図中僅か下方に位置しているが、その量が逆
送シートパスPbの長さに比較して極めて小さいため、
略水平の逆送シートパスPbの一部を構成することにな
る。
【0050】〈シートパスPaを使用した画像形成動
作〉本実施の形態に係る画像形成動作を図6、図5を参
照しつつ説明する。
【0051】画像形成装置1は、画像形成スタート信号
が入力されると、搬送モータ12が正転する(S1)と
共に、モータM1 が回転し、押し板16が図1の二点鎖
線位置から図中反時計回り方向に所定量回動させられる
(S2)。
【0052】次いで、押し板16上のシートは、プラテ
ンローラ18及び分離ローラ17により一枚だけ分離さ
れて、プラテンローラ18,ガイドローラ19,Uター
ンガイド20の間のシートパスPaに沿って搬送され、
更に、ガイド押圧ローラ21を介して搬送される(S3
〜S5)。
【0053】そして、シートがシートパスPaに沿って
所定量搬送されると、シートの先端が第1のシート検出
センサ26で検出され、その検知信号がCPU50に入
力される。CPU50は、押し板16の回動後(即ちシ
ート給紙開始後)から第1のシート検出センサ26がシ
ート先端を検知する間での時間をカウントし、予め設定
された時間(T1 )と比較する(S6)。
【0054】シートが所定時間(T1 )内に第1のシー
ト検出センサ26に到達しなかったとCPU50によっ
て判断されると、CPU50から搬送モータ12に制御
信号が出力され、搬送モータ12の作動が停止され(S
21)、操作パネル4上のエラー表示部4dに給紙不良
であることを示すエラー表示がされる(S22)。これ
によって、画像形成作業が中途で終了する(S23)。
【0055】シートが所定時間(T1 )内に第1のシー
ト検出センサ26に到達したとCPU50によって判断
されると、シートは、ガイド押圧ローラ26を介してイ
ンクジェットヘッド22まで搬送され、該インクジェッ
トヘッド22で画像が形成される(S7)。
【0056】画像が形成されたシートは、拍車ローラ2
3,排出ローラ24によりシートパスPaに沿って更に
搬送され、その後端が第1のシート検出センサ26によ
って検知される。そして、その検知信号が第1のシート
検出センサ26からCPU50に入力される(S8)。
CPU50は、シートが第1のシート検出センサ26到
達後から第1のシート検出センサ26を通過するまでの
時間をカウントし、予め設定された時間(T2 )と比較
する(S9)。
【0057】シートが所定時間(T2 )内に第1のシー
ト検出センサ26を通過しなかったとCPU50によっ
て判断されると、CPU50からインクジェットヘッド
22及び搬送モータ12に制御信号が出力され、記録動
作(画像形成動作)が停止されると共に、搬送モータ1
2の作動が停止され(S31)、操作パネル4上のエラ
ー表示部4dに給紙不良であることを示すエラー表示が
される(S32)。これによって、画像形成作業が中途
で終了する(S33)。
【0058】シートが所定時間(T2 )内に第2のシー
ト検出センサ30を通過したとCPU50によって判断
されると、シートが拍車ローラ23及び排出ローラ24
によって装置外部の排出トレイ25上に排出される(S
10)。
【0059】これによって、シートパスPaを使用した
画像形成作業が終了する(S11)。
【0060】〈逆送シートパスPbを使用した画像形成
動作〉比較的厚手シートに画像を形成するため、逆送シ
ートパスPbを使用した画像形成動作について、図7,
図5を参照しつつ説明する。
【0061】シート排出口側(拍車ローラ23の図中左
側)から逆送シートパスPbに沿ってシートを挿入する
と、逆送シート検出センサ(第3のシート検出センサ)
29がそのシートを検知する(S1)。そして、その検
知信号がCPU50に入力されると、CPU50から制
御信号が搬送モータ12に出力され、該搬送モータ12
が逆回転し(S2)、拍車ローラ23及び排出ローラ2
4が搬送モータ12により逆方向に回転して、これら両
ローラ23,24が共働してシートを逆送シートパスP
bに沿って逆送させる(S3)。
【0062】シートが逆送シートパスPbに沿って所定
量搬送されると、シート先端をシート検出センサ26が
検知する。そのシート検知信号がCPU50に入力され
る。CPU50は、その検知信号に基づき、搬送モータ
12の逆回転開始後からシート検出センサ26のシート
先端検知までの時間が予め設定された時間(T20)内で
あるか否か判断する(S4)。
【0063】搬送モータ12の逆回転開始後からシート
検出センサ26のシート先端検知までの時間が予め設定
された時間(T20)外である場合、CPU50から搬送
モータ12に制御信号が出力され、搬送モータ12が停
止され(S21)、操作パネル4のエラー表示部4dに
給紙不良を表示して(S22)、中途で画像形成作業を
終了する(S23)。
【0064】搬送モータ12の逆回転開始後からシート
検出センサ26のシート先端検知までの時間が予め設定
された時間(T20)内である場合、更に、シートの逆送
が続けられる。そして、シート検出センサ26のシート
先端検知後から所定時間経過したか否かがCPU50で
判断される(S5)。
【0065】シート検出センサ26のシート後端検知後
から所定時間(T21)経過した場合、CPU50から搬
送モータ12に制御信号が出力され、搬送モータ12が
停止する(S6)。この場合、シートの先端がガイド押
圧ローラ21を所定量通過して、シートの一部がシート
ガイド31に支持された後、搬送モータ12が停止され
るようになっている。尚、シートは、ガイド押圧ローラ
21に接触した状態にある。
【0066】搬送モータ12の停止後所定時間(T22
経過したか否かがCPU50で判断される(S7)。
【0067】搬送モータ12の停止後所定時間(T22
経過した場合、CPU50から搬送モータ12に制御信
号が出力され、搬送モータ12が正方向に回転を変更す
る(S8)。
【0068】そして、搬送モータ12が正方向に回転を
開始した後、所定時間(T21+α)経過したか否かがC
PU50で判断される(S9)。
【0069】搬送モータ12が正方向に回転を開始した
後、所定時間(T21+α)後にシート先端がシート検出
センサ26を通過してない場合、CPU50から搬送モ
ータ12に制御信号が出力され、搬送モータ12が停止
し(S21)、操作パネル4のエラー表示部4dに給紙
不良であることが表示され(S22)、中途で画像形成
作業が終了する(S23)。
【0070】搬送モータ12が正方向に回転を開始した
後、所定時間(T21+α)内にシート先端がシート検出
センサ26に到達した場合、シートがガイド押圧ローラ
21通過して所定位置まで搬送される(S10)。そし
て、インクジェットヘッド22によりそのシートに画像
が形成される(S11)。画像形成されたシートは、拍
車ローラ23及び排出ローラ24によりシートパスPa
に沿って搬送される(S12)。
【0071】シートがシート検出センサ26に到達した
後、所定時間(T2 )経過したか否かCPU50で判断
される(S13)。
【0072】シートがシート検出センサ26に到達した
後、所定時間(T2 )経過しない場合、CPU50から
搬送モータ12及びインクジェットヘッド22に制御信
号が出力され、シート搬送及び画像形成(記録)動作が
中途で停止され(S31)、操作パネル4のエラー表示
部4dに給紙不良であることが表示されて(S32)、
画像形成作業が中途で終了する(S33)。
【0073】シートがシート検出センサ26に到達した
後、所定時間(T2 )経過した場合、更にシートが拍車
ローラ23及び排出ローラ24によりシートパスPaに
沿って搬送され、そのシートが排出トレイ25に排出さ
れて(S14)、画像形成作業が終了する(S15)。
【0074】以上のような本実施の形態によれば、前記
第1の実施の形態よりも少ないシート検出センサでもっ
て同様の効果を得ることができ、部品点数の削減及び製
品価格の低廉化をも図ることができる。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像形成
装置によれば、比較的厚手のシートが排紙口から挿入さ
れると、該シートを逆送シート検知手段が検知し、該逆
送シート検知手段の検知信号に基づいて制御手段が排出
手段を逆転作動させ、逆送されるシートを記録手段とU
ターンガイドとの間に配置された逆送シート積載手段に
より積載・支持するようになっているため、装置の大型
化を招来することなく、比較的厚手のシートに円滑且つ
確実に画像を形成することができと共に、画像形成済の
シートを排出口側から排出させることもでき、装置の操
作性の向上も同時に図ることができる。
【0076】又、本発明の画像形成装置は、排出口から
逆送シート積載手段に至る略水平のシート搬送路を備え
ているため、厚手のシートを無理なく円滑に逆送させる
ことができ、記録手段により正確に画像形成できる。
【0077】又、本発明の画像形成装置は、逆送シート
積載手段に装置外部に突出する排出ガイド部が形成され
ているため、逆送シート積載手段上に積載・支持された
画像形成済のシートを容易に取り出すことができ、装置
の操作性を格段に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置
の側面側断面図。
【図2】同画像形成装置の平面図。
【図3】同画像形成装置の作動状態を示す第1のフロー
チャート図。
【図4】同画像形成装置の作動状態を示す第2のフロー
チャート図。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置
の側面側断面図。
【図6】同画像形成装置の作動状態を示す第1のフロー
チャート図。
【図7】同画像形成装置の作動状態を示す第2のフロー
チャート図。
【図8】従来の画像形成装置の側面側断面図。
【符号の説明】
1 画像形成装置 16 押し板(シート積載手段) 18 プラテンローラ(給送手段) 20 Uターンガイド 22 インクジェットヘッド(記録手段) 23 拍車ローラ(排出手段) 24 排出ローラ(排出手段) 29 第3のシート検出センサ(逆送シート検出セン
サ,逆送シート検知手段) 31 シートガイド 31a 排出ガイド部 50 制御手段(CPU) 60 排出口

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート積載手段上からシートを給送する
    給送手段と、 該給送手段により給送されるシートをUターンさせるU
    ターンガイドと、 該Uターンガイドを通過したシートに画像を形成する記
    録手段と、 該記録手段によって画像が形成されたシートを排出口を
    介して装置外部に搬送する排出手段と、 を備えた画像形成装置において、 前記排出口から供給されるシートを検知する逆送シート
    検知手段と、 該逆送シート検知手段の検知信号に基づき前記排出手段
    を逆転作動させる制御手段と、 前記排出手段により前記排出口側から逆送されるシート
    を前記記録手段と前記Uターンガイドとの間で支持する
    逆送シート積載手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記排出口から前記逆送シート積載手段
    に至る略水平のシート搬送路を備えたことを特徴とする
    請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記逆送シート積載手段に装置外部へ突
    出する排出ガイド部を形成してなることを特徴とする請
    求項1記載の画像形成装置。
JP24483095A 1995-09-22 1995-09-22 画像形成装置 Pending JPH0986756A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0884193A2 (en) * 1997-05-29 1998-12-16 Seiko Epson Corporation Sheet feeding apparatus

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0884193A2 (en) * 1997-05-29 1998-12-16 Seiko Epson Corporation Sheet feeding apparatus
EP0884193A3 (en) * 1997-05-29 1999-09-01 Seiko Epson Corporation Sheet feeding apparatus

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