JPH0985731A - 混合装置 - Google Patents
混合装置Info
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- JPH0985731A JPH0985731A JP7266147A JP26614795A JPH0985731A JP H0985731 A JPH0985731 A JP H0985731A JP 7266147 A JP7266147 A JP 7266147A JP 26614795 A JP26614795 A JP 26614795A JP H0985731 A JPH0985731 A JP H0985731A
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- JP
- Japan
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- water
- rotating drum
- mixing
- cooling water
- rotary drum
- Prior art date
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01F—MIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
- B01F35/00—Accessories for mixers; Auxiliary operations or auxiliary devices; Parts or details of general application
- B01F35/90—Heating or cooling systems
- B01F35/95—Heating or cooling systems using heated or cooled stirrers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01F—MIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
- B01F35/00—Accessories for mixers; Auxiliary operations or auxiliary devices; Parts or details of general application
- B01F35/90—Heating or cooling systems
- B01F35/92—Heating or cooling systems for heating the outside of the receptacle, e.g. heated jackets or burners
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Accessories For Mixers (AREA)
- Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】混合槽を冷却して混合槽内の温度を下げると共
に、混合槽内の側面、底面及び攪拌機等における付着層
の形成を防止し、大型の混合槽でも付着層の除去のため
に人が入る必要がないような混合装置を提供する。 【解決方法】外筒体3内に、混合室を構成する有底の円
筒体からなる回転ドラム4が配置され、外筒体と回転ド
ラムの隙間に配置された水噴射口を有する配水管33か
ら、冷却水を回転ドラムの外側面に噴射することによ
り、回転ドラム内を冷却すると共に、回転ドラムの内側
面に結露を生じさせて水の膜を形成し、混合された材料
が回転ドラムの内側面へ付着するのを防止する。
に、混合槽内の側面、底面及び攪拌機等における付着層
の形成を防止し、大型の混合槽でも付着層の除去のため
に人が入る必要がないような混合装置を提供する。 【解決方法】外筒体3内に、混合室を構成する有底の円
筒体からなる回転ドラム4が配置され、外筒体と回転ド
ラムの隙間に配置された水噴射口を有する配水管33か
ら、冷却水を回転ドラムの外側面に噴射することによ
り、回転ドラム内を冷却すると共に、回転ドラムの内側
面に結露を生じさせて水の膜を形成し、混合された材料
が回転ドラムの内側面へ付着するのを防止する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粉体等を混合する
ための混合装置に関する。
ための混合装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】窯業や食品工業等の分
野では、粉体等の材料を混合するために混合装置が広く
用いられ、例えば大量のセメントと軽量骨材等と水とを
混合する場合、内部にミキシングユニットやアジテ−タ
−等の攪拌機が配置された混合槽を有する混合装置が用
いられている。セメントに水を混合すると水和反応によ
り発熱し、また材料と攪拌機との摩擦熱等により発熱し
て、材料の硬化がすすむことがあるため、混合槽内を冷
却すると共に、混合をなるべく短時間で行なうことが好
ましい。しかし、混合槽は回転ドラムからなり回転して
いるため、冷却装置を取り付けるのが難しく、混合槽内
の冷却が困難であった。
野では、粉体等の材料を混合するために混合装置が広く
用いられ、例えば大量のセメントと軽量骨材等と水とを
混合する場合、内部にミキシングユニットやアジテ−タ
−等の攪拌機が配置された混合槽を有する混合装置が用
いられている。セメントに水を混合すると水和反応によ
り発熱し、また材料と攪拌機との摩擦熱等により発熱し
て、材料の硬化がすすむことがあるため、混合槽内を冷
却すると共に、混合をなるべく短時間で行なうことが好
ましい。しかし、混合槽は回転ドラムからなり回転して
いるため、冷却装置を取り付けるのが難しく、混合槽内
の冷却が困難であった。
【0003】また、混合により粘着性を帯びるようにな
った材料が、混合槽内の側面、底面等に付着したり、攪
拌機に団子状に付着してしまい、材料が均一に混合され
ないという問題がある。
った材料が、混合槽内の側面、底面等に付着したり、攪
拌機に団子状に付着してしまい、材料が均一に混合され
ないという問題がある。
【0004】殊に、一回の混合作業の終了後、混合槽内
の混合された材料を外に取り出し、再び新しい材料を混
合するという操作を繰り返すと、混合槽内の側面、底面
及び攪拌機等に、多層に亙って付着層が形成され硬化す
るようになる。このような現象はセメント等においては
殊に顕著である。
の混合された材料を外に取り出し、再び新しい材料を混
合するという操作を繰り返すと、混合槽内の側面、底面
及び攪拌機等に、多層に亙って付着層が形成され硬化す
るようになる。このような現象はセメント等においては
殊に顕著である。
【0005】付着層の除去は大型の混合槽では、除去作
業は人が混合槽内に入って行わざるを得ず、一回の混合
操作が終わる度に、付着層の除去を行うのでは、作業能
率が悪い。そこで通常は一日の作業が終わった段階で除
去作業が行われるが、一日の作業が終わるころには硬化
も進み付着層の除去にはかなり困難を伴う。また、いず
れにしても混合槽内に人が入り除去作業をするのは危険
を伴う。
業は人が混合槽内に入って行わざるを得ず、一回の混合
操作が終わる度に、付着層の除去を行うのでは、作業能
率が悪い。そこで通常は一日の作業が終わった段階で除
去作業が行われるが、一日の作業が終わるころには硬化
も進み付着層の除去にはかなり困難を伴う。また、いず
れにしても混合槽内に人が入り除去作業をするのは危険
を伴う。
【0006】本発明は、混合槽を冷却して混合槽内の温
度を下げると共に、混合槽内の側面、底面及び攪拌機等
における付着層の形成を防止し、大型の混合槽でも付着
層の除去のために人が入る必要がないような混合装置を
提供することを目的としている。
度を下げると共に、混合槽内の側面、底面及び攪拌機等
における付着層の形成を防止し、大型の混合槽でも付着
層の除去のために人が入る必要がないような混合装置を
提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の混合装置では、
外筒体内に、混合室を構成する有底の円筒体からなる回
転ドラムが配置され、外筒体と回転ドラムの隙間に配置
された水噴射口を有する配水管から、冷却水を回転ドラ
ムの外側面に噴射することにより、回転ドラム内を冷却
すると共に、回転ドラムの内側面に結露を生じさせて水
の膜を形成し、混合された材料が回転ドラムの内側面へ
付着するのを防止するようになされている。
外筒体内に、混合室を構成する有底の円筒体からなる回
転ドラムが配置され、外筒体と回転ドラムの隙間に配置
された水噴射口を有する配水管から、冷却水を回転ドラ
ムの外側面に噴射することにより、回転ドラム内を冷却
すると共に、回転ドラムの内側面に結露を生じさせて水
の膜を形成し、混合された材料が回転ドラムの内側面へ
付着するのを防止するようになされている。
【0008】外筒体は固定され、その底部は開口し、上
部は開口しているか若しくは閉塞されている。冷却水
(チラ−水)の温度は、混合されるべき材料により異な
るが、回転ドラムの内側面に結露を生じさせて水の膜を
形成させるような温度であることが必要で、例えばセメ
ントの場合5〜7℃ぐらいが好ましい。
部は開口しているか若しくは閉塞されている。冷却水
(チラ−水)の温度は、混合されるべき材料により異な
るが、回転ドラムの内側面に結露を生じさせて水の膜を
形成させるような温度であることが必要で、例えばセメ
ントの場合5〜7℃ぐらいが好ましい。
【0009】外筒体と回転ドラムの隙間に配置される配
水管は、一本でもあるいは回転ドラムの周囲に複数本配
置してもよく、また配水管は垂直に配置されても斜めに
配置されても、あるいは回転ドラムの周囲を取り巻くよ
うに環状や螺旋状に配置されてもよい。
水管は、一本でもあるいは回転ドラムの周囲に複数本配
置してもよく、また配水管は垂直に配置されても斜めに
配置されても、あるいは回転ドラムの周囲を取り巻くよ
うに環状や螺旋状に配置されてもよい。
【0010】回転ドラムの底部には、回転ドラムの外側
面に沿って流下する冷却水が溜る下部冷却水室を設けて
もよく、下部冷却水室の冷却水が回転ドラムの底面に結
露を生じさせて水の膜を形成させることにより、底面に
おける、混合された材料の付着を防止するようにしても
よい。下部冷却水室を出た冷却水は、管等を介して再び
配水管に戻してもよい。
面に沿って流下する冷却水が溜る下部冷却水室を設けて
もよく、下部冷却水室の冷却水が回転ドラムの底面に結
露を生じさせて水の膜を形成させることにより、底面に
おける、混合された材料の付着を防止するようにしても
よい。下部冷却水室を出た冷却水は、管等を介して再び
配水管に戻してもよい。
【0011】また、外筒体の上部が閉塞され、その天井
面に上部冷却水室が設けられ、天井面に結露を生じさせ
て水の膜を形成させることにより、天井面における、混
合された材料の付着を防止するようにしてもよい。この
場合、上部冷却水室に供給され上部冷却水室から出た冷
却水が、外筒体と回転ドラムの隙間に配置された配水管
に送られ、配水管から噴射された冷却水が回転ドラムの
外側面に沿って流下して下部冷却水室に入り、下部冷却
水室を出た冷却水が管等を介して再び上部冷却水室に戻
されるようにしてもよい。
面に上部冷却水室が設けられ、天井面に結露を生じさせ
て水の膜を形成させることにより、天井面における、混
合された材料の付着を防止するようにしてもよい。この
場合、上部冷却水室に供給され上部冷却水室から出た冷
却水が、外筒体と回転ドラムの隙間に配置された配水管
に送られ、配水管から噴射された冷却水が回転ドラムの
外側面に沿って流下して下部冷却水室に入り、下部冷却
水室を出た冷却水が管等を介して再び上部冷却水室に戻
されるようにしてもよい。
【0012】上方から回転ドラムに入り込むように一乃
至複数個の攪拌部材が垂下配置されている場合には、こ
の攪拌部材内に水路を設け、この水路に冷却水を流して
攪拌部材を冷却し、攪拌部材の表面に結露を生じさせて
攪拌部材の表面に水の膜を形成させることにより、攪拌
部材への混合された材料の付着を防止するようにしても
よい。
至複数個の攪拌部材が垂下配置されている場合には、こ
の攪拌部材内に水路を設け、この水路に冷却水を流して
攪拌部材を冷却し、攪拌部材の表面に結露を生じさせて
攪拌部材の表面に水の膜を形成させることにより、攪拌
部材への混合された材料の付着を防止するようにしても
よい。
【0013】また、上方から回転ドラムに入り込むよう
に昇降可能の噴射管を有する水噴射装置を配置し、その
噴射管を介して、材料に添加されるべき混合用水を加圧
して回転ドラムに噴射して、回転ドラム内に付着した混
合された材料を洗い流しながら、混合用水を回転ドラム
内に導入するようにしてもよい。水噴射装置は、例えば
回転ドラムの中央と側部用の2本の噴射管のように複数
の噴射管を有している水噴射装置でもよいし、回転ドラ
ムの中央と側部用の噴射管をそれぞれ有する水噴射装置
をそれぞれ配置してもよい。
に昇降可能の噴射管を有する水噴射装置を配置し、その
噴射管を介して、材料に添加されるべき混合用水を加圧
して回転ドラムに噴射して、回転ドラム内に付着した混
合された材料を洗い流しながら、混合用水を回転ドラム
内に導入するようにしてもよい。水噴射装置は、例えば
回転ドラムの中央と側部用の2本の噴射管のように複数
の噴射管を有している水噴射装置でもよいし、回転ドラ
ムの中央と側部用の噴射管をそれぞれ有する水噴射装置
をそれぞれ配置してもよい。
【0014】
【発明の実施の形態】図1及び図2において、本発明の
混合装置1は、円筒状の混合槽2を有し、この混合槽2
は、外筒体3と、この外筒体3内に配置された回転ドラ
ム4とからなっている。外筒体3は上部が閉塞され底部
が開口した筒体で、外筒体3の上部は混合装置1の基台
5から立ち上がっている支持部材6上に配置された上部
支持体7に懸吊固定されている。外筒体3の直径はさま
ざまであるが、例えば2〜3mであることができる。
混合装置1は、円筒状の混合槽2を有し、この混合槽2
は、外筒体3と、この外筒体3内に配置された回転ドラ
ム4とからなっている。外筒体3は上部が閉塞され底部
が開口した筒体で、外筒体3の上部は混合装置1の基台
5から立ち上がっている支持部材6上に配置された上部
支持体7に懸吊固定されている。外筒体3の直径はさま
ざまであるが、例えば2〜3mであることができる。
【0015】回転ドラム4は、上部が開口した有底の円
筒体で、基台5上に配置された環状の支持部8上に回転
可能に支持され、回転ドラム4の下方に設けられた歯車
9が、中間歯車10を介してモ−タ−11に連結された
歯車12と噛合し、モ−タ−11により回転せしめられ
る。外筒体3の上部の内面、即ち外筒体3の天井面3a
と、回転ドラム4とで囲まれる空間が混合室2aとな
る。
筒体で、基台5上に配置された環状の支持部8上に回転
可能に支持され、回転ドラム4の下方に設けられた歯車
9が、中間歯車10を介してモ−タ−11に連結された
歯車12と噛合し、モ−タ−11により回転せしめられ
る。外筒体3の上部の内面、即ち外筒体3の天井面3a
と、回転ドラム4とで囲まれる空間が混合室2aとな
る。
【0016】回転ドラム4の底部中央には、混合が終わ
った材料を排出するための開口13が設けられ、この開
口13は開閉装置14aを有した蓋部材14により閉塞
されている。開閉装置14aにより蓋部材14は開いた
時には符号15で示した位置に移動し、開閉装置14a
を駆動するための油圧装置14bや油圧シリンダ14c
が基台5上に配置されている。なお、開閉装置14aの
ために環状の支持台8の一部は切り欠かかれている。
った材料を排出するための開口13が設けられ、この開
口13は開閉装置14aを有した蓋部材14により閉塞
されている。開閉装置14aにより蓋部材14は開いた
時には符号15で示した位置に移動し、開閉装置14a
を駆動するための油圧装置14bや油圧シリンダ14c
が基台5上に配置されている。なお、開閉装置14aの
ために環状の支持台8の一部は切り欠かかれている。
【0017】上部支持体7には、外筒体3の天井面を貫
通して混合室2a内に入り込むように攪拌部材としての
ミキシングユニット16及びアジテ−タ−17が垂下し
回転可能に保持され、これら攪拌部材は、上部支持体7
の両端に固定されたモ−タ−18、19によりベルト2
0、21を介して回転せしめられる。
通して混合室2a内に入り込むように攪拌部材としての
ミキシングユニット16及びアジテ−タ−17が垂下し
回転可能に保持され、これら攪拌部材は、上部支持体7
の両端に固定されたモ−タ−18、19によりベルト2
0、21を介して回転せしめられる。
【0018】ミキシングユニット16には、図3のよう
に、複数のブレ−ド16aが4段に亙って配置され、各
ブレ−ド16aは長方形の板状で各段ごとに四方に伸
び、各段のブレ−ド16aは上方から見て重ならないよ
うに段ごとにずらして配置されている。各ブレ−ド16
aの一方側面(ミキシングユニット16の回転時に先行
することになる側面)にはテ−パ−が付されて鋤歯を形
成し、混合している材料を上にはね上げるようになされ
ている。アジテ−タ−17も同様に配置された複数の同
様のブレ−ド17aを有している。なお図3において2
2、23は軸受であり、24、25はプ−リ−である。
に、複数のブレ−ド16aが4段に亙って配置され、各
ブレ−ド16aは長方形の板状で各段ごとに四方に伸
び、各段のブレ−ド16aは上方から見て重ならないよ
うに段ごとにずらして配置されている。各ブレ−ド16
aの一方側面(ミキシングユニット16の回転時に先行
することになる側面)にはテ−パ−が付されて鋤歯を形
成し、混合している材料を上にはね上げるようになされ
ている。アジテ−タ−17も同様に配置された複数の同
様のブレ−ド17aを有している。なお図3において2
2、23は軸受であり、24、25はプ−リ−である。
【0019】図4及び図5のように、ミキシングユニッ
ト16は、ブレ−ド16aを有する複数のブレ−ド構成
体16bと、スペ−サ−16cと、これらの中心に嵌合
固定されているシャフト26とよりなり、このシャフト
26の外周面に螺旋状に溝26aが形成されている。ま
たシャフト26の中心部にはシャフト26の先端近くま
で配水孔27が形成され、この配水孔27の途中までパ
イプ28が入り込んでいる。パイプ28の先端近くの配
水孔27の内壁とパイプ28の外壁との間にはパッキン
29が配置されている。一方、配水孔27及びパイプ2
8の上端には冷却水を導入及び排出するためのロ−タリ
−バルブ30が配置され、ミキシングユニット16が回
転しても、ロ−タリ−バルブ30は回転しない。
ト16は、ブレ−ド16aを有する複数のブレ−ド構成
体16bと、スペ−サ−16cと、これらの中心に嵌合
固定されているシャフト26とよりなり、このシャフト
26の外周面に螺旋状に溝26aが形成されている。ま
たシャフト26の中心部にはシャフト26の先端近くま
で配水孔27が形成され、この配水孔27の途中までパ
イプ28が入り込んでいる。パイプ28の先端近くの配
水孔27の内壁とパイプ28の外壁との間にはパッキン
29が配置されている。一方、配水孔27及びパイプ2
8の上端には冷却水を導入及び排出するためのロ−タリ
−バルブ30が配置され、ミキシングユニット16が回
転しても、ロ−タリ−バルブ30は回転しない。
【0020】いま、ロ−タリ−バルブ30の入口Aから
冷却水が導入されると、冷却水はパイプ28を通り、配
水孔27の先端にまで達する。その際パッキン29があ
るので、冷却水がパイプ28の外側を通って配水孔27
を逆流することはない。配水孔27の先端に達した冷却
水は、通路27aから螺旋状の溝26aに入り、溝26
aとブレ−ド構成体16b及びスペ−サ−16cとで構
成される螺旋状の水路を通って上昇し通路27bから、
パイプ28の外側を上昇してロ−タリ−バルブ30の出
口Bから出る。出た水は冷却装置(図示せず)により冷
却された後、再び入口Aから導入される。かくしてミキ
シングユニット16が冷やされ、ブレ−ド16a,ブレ
−ド構成体16b及びスペ−サ−16cの外表面に結露
が生じ水の膜が形成される。アジテ−タ−17も同様の
構造になっており、その表面に水の膜が形成される。
冷却水が導入されると、冷却水はパイプ28を通り、配
水孔27の先端にまで達する。その際パッキン29があ
るので、冷却水がパイプ28の外側を通って配水孔27
を逆流することはない。配水孔27の先端に達した冷却
水は、通路27aから螺旋状の溝26aに入り、溝26
aとブレ−ド構成体16b及びスペ−サ−16cとで構
成される螺旋状の水路を通って上昇し通路27bから、
パイプ28の外側を上昇してロ−タリ−バルブ30の出
口Bから出る。出た水は冷却装置(図示せず)により冷
却された後、再び入口Aから導入される。かくしてミキ
シングユニット16が冷やされ、ブレ−ド16a,ブレ
−ド構成体16b及びスペ−サ−16cの外表面に結露
が生じ水の膜が形成される。アジテ−タ−17も同様の
構造になっており、その表面に水の膜が形成される。
【0021】図3及び図6のように、外筒体3の天井面
3aには、冷却水が入る上部冷却水室31が設けられ、
一方、回転ドラム4の底部にも冷却水が入る下部冷却水
室32が設けられている。下部冷却水室32は回転ドラ
ム4の外側面より張り出し周縁部が立ち上がっている受
皿のような構造をし、回転ドラム4の外側面に沿って下
降した冷却水を溜めるようになされている。外筒体3と
回転ドラム4の側部の隙間3bには水噴射口を有する複
数の配水管33が縦方向に配置されている。なお、外筒
体3は固定されて動かず、回転ドラム4だけが回転す
る。従って、上部冷却水室31及び配水管33は動か
ず、下部冷却水室32が回転ドラム4と共に回転する。
3aには、冷却水が入る上部冷却水室31が設けられ、
一方、回転ドラム4の底部にも冷却水が入る下部冷却水
室32が設けられている。下部冷却水室32は回転ドラ
ム4の外側面より張り出し周縁部が立ち上がっている受
皿のような構造をし、回転ドラム4の外側面に沿って下
降した冷却水を溜めるようになされている。外筒体3と
回転ドラム4の側部の隙間3bには水噴射口を有する複
数の配水管33が縦方向に配置されている。なお、外筒
体3は固定されて動かず、回転ドラム4だけが回転す
る。従って、上部冷却水室31及び配水管33は動か
ず、下部冷却水室32が回転ドラム4と共に回転する。
【0022】なお、回転ドラム4の上端部と外筒体3の
天井面3aとの間には回転ドラム4内の材料が外筒体3
と回転ドラム4の間の隙間3bに出ないように、ゴム製
の幕体からなる閉塞部材4aが回転ドラム4に配置さ
れ、また隙間3bには、配水管33から噴射された冷却
水が隙間3bの上部にまで飛散しないように邪魔板4b
が設けられている。
天井面3aとの間には回転ドラム4内の材料が外筒体3
と回転ドラム4の間の隙間3bに出ないように、ゴム製
の幕体からなる閉塞部材4aが回転ドラム4に配置さ
れ、また隙間3bには、配水管33から噴射された冷却
水が隙間3bの上部にまで飛散しないように邪魔板4b
が設けられている。
【0023】いま、冷却水が供給口34から上部冷却水
室31に導入されると、冷却水は配水管33を通って外
筒体3と回転ドラム4の間の隙間3bに導かれ、配水管
33の水噴射口から回転ドラム4に向かって噴射されて
回転ドラム4の外側面を冷却する。回転ドラム4の外側
面に沿って下降した冷却水は、回転ドラム4の底部には
設けられた下部冷却水室32に溜り、回転ドラム4の底
部を冷却する。下部冷却水室32から溢流した冷却水は
外筒体3の下方の環状の樋部3cに入りその出口35か
ら外筒体3外に出て、管(図示せず)を介して再び入口
34に戻される。その際、温度が上昇した冷却水を外部
の冷却装置(図示せず)により冷却し直してもよい。こ
のようにして、外筒体3の天井面3aと、回転ドラム4
の側面及び底面が冷却され、それらに結露が生じる。
室31に導入されると、冷却水は配水管33を通って外
筒体3と回転ドラム4の間の隙間3bに導かれ、配水管
33の水噴射口から回転ドラム4に向かって噴射されて
回転ドラム4の外側面を冷却する。回転ドラム4の外側
面に沿って下降した冷却水は、回転ドラム4の底部には
設けられた下部冷却水室32に溜り、回転ドラム4の底
部を冷却する。下部冷却水室32から溢流した冷却水は
外筒体3の下方の環状の樋部3cに入りその出口35か
ら外筒体3外に出て、管(図示せず)を介して再び入口
34に戻される。その際、温度が上昇した冷却水を外部
の冷却装置(図示せず)により冷却し直してもよい。こ
のようにして、外筒体3の天井面3aと、回転ドラム4
の側面及び底面が冷却され、それらに結露が生じる。
【0024】上部支持体7には、図7のように、材料に
混合添加されるべき所定量の水(混合用水)を回転ドラ
ム4内に噴射する水噴射装置として昇降式の中央噴射装
置35と、内側面用の側部噴射装置36が配置されてい
る。中央噴射装置35は、噴射管37と、支持体38
と、油圧部材39と、回動装置40からなる。噴射管3
7は回動装置40に固定され、油圧部材39は回動装置
40及び噴射管37を昇降させる。なお41は噴射管3
7が垂直に昇降するよう案内する案内部材である。噴射
管37内にはその長手方向に2つの配水孔が穿たれ、噴
射管37の先端のノズル42には図9のように下向き噴
射口43と上向き噴射口44とが設けられ、それぞれの
配水孔に接続されている。なお噴射管37は回動装置4
0により、噴射管37の軸線を中心として180°の範
囲で回動するようになされている。
混合添加されるべき所定量の水(混合用水)を回転ドラ
ム4内に噴射する水噴射装置として昇降式の中央噴射装
置35と、内側面用の側部噴射装置36が配置されてい
る。中央噴射装置35は、噴射管37と、支持体38
と、油圧部材39と、回動装置40からなる。噴射管3
7は回動装置40に固定され、油圧部材39は回動装置
40及び噴射管37を昇降させる。なお41は噴射管3
7が垂直に昇降するよう案内する案内部材である。噴射
管37内にはその長手方向に2つの配水孔が穿たれ、噴
射管37の先端のノズル42には図9のように下向き噴
射口43と上向き噴射口44とが設けられ、それぞれの
配水孔に接続されている。なお噴射管37は回動装置4
0により、噴射管37の軸線を中心として180°の範
囲で回動するようになされている。
【0025】一方、側部噴射装置36は、噴射管45
と、支持体46と、油圧部材47と、案内部材48とよ
りなり、噴射管45は油圧部材47により回転ドラム4
の内側面近くで昇降せしめられる。
と、支持体46と、油圧部材47と、案内部材48とよ
りなり、噴射管45は油圧部材47により回転ドラム4
の内側面近くで昇降せしめられる。
【0026】いま回転ドラム4内の混合材料に所定量の
混合用水が導入添加されるべきときは、噴射管37と噴
射管45が図8のように下降し又は下降しながら、ある
いは上下しながら、加圧された混合用水を、噴射管45
は回転ドラム4の内側面に、噴射管37は外筒体3の天
井面や、ミキシングユニット16及びアジテ−タ−17
に向かって噴射し、これらに付着した材料を洗い流す。
なお、2つの配水孔へのバルブを操作することにより、
上向き噴射口44又は下向き噴射口43の一方からのみ
混合用水を噴射させてもよい。またノズル42には上向
き噴射口44及び下向き噴射口43に加えて、横向きの
噴射口を設けてもよい。
混合用水が導入添加されるべきときは、噴射管37と噴
射管45が図8のように下降し又は下降しながら、ある
いは上下しながら、加圧された混合用水を、噴射管45
は回転ドラム4の内側面に、噴射管37は外筒体3の天
井面や、ミキシングユニット16及びアジテ−タ−17
に向かって噴射し、これらに付着した材料を洗い流す。
なお、2つの配水孔へのバルブを操作することにより、
上向き噴射口44又は下向き噴射口43の一方からのみ
混合用水を噴射させてもよい。またノズル42には上向
き噴射口44及び下向き噴射口43に加えて、横向きの
噴射口を設けてもよい。
【0027】混合のために回転ドラム4に投入されるべ
き粉状の材料は、外筒体3の天井面3aの投入口49
(図2)から回転ドラム4内に投入される。投入口49
付近には、開閉式の閉塞装置50がそれぞれ設けられ、
この閉塞装置50は、シャッタ−部材51aと、このシ
ャッタ−部材51aを駆動する油圧部材51bと,移動
するシャッタ−部材51aを案内する案内部材51cと
よりなる。シャッタ−部材51aが投入口49を閉じる
ことにより、回転ドラム4内の材料に噴射管37及び噴
射管45から混合用水が噴射添加される際に、混合用水
が投入口49から外に出て、投入口49付近に準備され
ている、次の混合のための材料を湿らせ、投入をしにく
くするのを防止する。
き粉状の材料は、外筒体3の天井面3aの投入口49
(図2)から回転ドラム4内に投入される。投入口49
付近には、開閉式の閉塞装置50がそれぞれ設けられ、
この閉塞装置50は、シャッタ−部材51aと、このシ
ャッタ−部材51aを駆動する油圧部材51bと,移動
するシャッタ−部材51aを案内する案内部材51cと
よりなる。シャッタ−部材51aが投入口49を閉じる
ことにより、回転ドラム4内の材料に噴射管37及び噴
射管45から混合用水が噴射添加される際に、混合用水
が投入口49から外に出て、投入口49付近に準備され
ている、次の混合のための材料を湿らせ、投入をしにく
くするのを防止する。
【0028】以下に、本発明の混合装置による混合操作
を説明する。冷却水は常時、供給口34から外筒体3の
天井面3aの上部冷却水室31に送られ、上述したよう
な順序で冷却水は循環して、外筒体3の天井面3aと、
回転ドラム4の内側面及び底面が冷却されているので、
各面には常に結露が生じ水の膜が形成されている。
を説明する。冷却水は常時、供給口34から外筒体3の
天井面3aの上部冷却水室31に送られ、上述したよう
な順序で冷却水は循環して、外筒体3の天井面3aと、
回転ドラム4の内側面及び底面が冷却されているので、
各面には常に結露が生じ水の膜が形成されている。
【0029】また、ミキシングユニット16とアジテ−
タ−17の螺旋状の水路にも冷却水が送られて、ミキシ
ングユニット16とアジテ−タ−17の外表面にも結露
が生じ水の膜が形成されている。
タ−17の螺旋状の水路にも冷却水が送られて、ミキシ
ングユニット16とアジテ−タ−17の外表面にも結露
が生じ水の膜が形成されている。
【0030】このような状態の下で、まず外筒体3の天
井面3aの投入口49付近の閉塞装置50が開き、秤量
された所定量の粉状の材料が投入口49から、回転ドラ
ム4内に投入される。閉塞装置50が閉じた後、回転ド
ラム4、ミキシングユニット16及びアジテ−タ−17
が回転して、混合用水を添加する前の混合(ドライミキ
シング)が所定時間行われる。なお、回転ドラム4は時
計方向に、ミキシングユニット16とアジテ−タ−17
は反時計方向に回転せしめられ、ミキシングユニット1
6の回転数より。アジテ−タ−17の回転数の方が大に
なされている。
井面3aの投入口49付近の閉塞装置50が開き、秤量
された所定量の粉状の材料が投入口49から、回転ドラ
ム4内に投入される。閉塞装置50が閉じた後、回転ド
ラム4、ミキシングユニット16及びアジテ−タ−17
が回転して、混合用水を添加する前の混合(ドライミキ
シング)が所定時間行われる。なお、回転ドラム4は時
計方向に、ミキシングユニット16とアジテ−タ−17
は反時計方向に回転せしめられ、ミキシングユニット1
6の回転数より。アジテ−タ−17の回転数の方が大に
なされている。
【0031】次に、回転ドラム4、ミキシングユニット
16及びアジテ−タ−17が回転した状態で、噴射管3
7と噴射管45が下降し又は下降しながら、あるいは昇
降しながら、混合材料に添加されるべき所定量の水を高
圧水として、回転ドラム4の内側面及び底面、外筒体3
の天井面やミキシングユニット16及びアジテ−タ−1
7に向かって噴射し、ドライミキシングにより付着した
材料を洗い落とす。なお、所定量の水の添加の際には、
噴射管37の先端のノズルの上向き噴射口44からのみ
水を噴射するようにしてもよい。
16及びアジテ−タ−17が回転した状態で、噴射管3
7と噴射管45が下降し又は下降しながら、あるいは昇
降しながら、混合材料に添加されるべき所定量の水を高
圧水として、回転ドラム4の内側面及び底面、外筒体3
の天井面やミキシングユニット16及びアジテ−タ−1
7に向かって噴射し、ドライミキシングにより付着した
材料を洗い落とす。なお、所定量の水の添加の際には、
噴射管37の先端のノズルの上向き噴射口44からのみ
水を噴射するようにしてもよい。
【0032】混合用水の添加が終わると、噴射管37と
噴射管45は混合の邪魔にならないように上昇し、回転
ドラム4、ミキシングユニット16及びアジテ−タ−1
7が回転を続けて、混合用水添加後の混合(ウエットミ
キシング)が所定時間行われる。ミキシングユニット1
6とアジテ−タ−17の回転により、材料が飛散し流動
化され、混合された材料の分散、分塊が進んで混合効果
があがる。なお外筒体3の天井面、回転ドラム4の内側
面及び底面、ミキシングユニット16及びアジテ−タ−
17の表面は冷却水により冷却されて結露が生じ水の膜
が形成されているので、混合用水の添加により粘着性を
帯びるようになった材料が付着しても、固着したり団子
状になったりすることなく落下し、これらの面や表面に
付着層が何層にも形成されたり、付着層が硬化したりす
ることはない。
噴射管45は混合の邪魔にならないように上昇し、回転
ドラム4、ミキシングユニット16及びアジテ−タ−1
7が回転を続けて、混合用水添加後の混合(ウエットミ
キシング)が所定時間行われる。ミキシングユニット1
6とアジテ−タ−17の回転により、材料が飛散し流動
化され、混合された材料の分散、分塊が進んで混合効果
があがる。なお外筒体3の天井面、回転ドラム4の内側
面及び底面、ミキシングユニット16及びアジテ−タ−
17の表面は冷却水により冷却されて結露が生じ水の膜
が形成されているので、混合用水の添加により粘着性を
帯びるようになった材料が付着しても、固着したり団子
状になったりすることなく落下し、これらの面や表面に
付着層が何層にも形成されたり、付着層が硬化したりす
ることはない。
【0033】ウエットミキシングが終わると、回転ドラ
ム4、ミキシングユニット16及びアジテ−タ−17が
回転を続けた状態で、回転ドラム4の底部の蓋部材14
が開いて、混合された材料が下方に落下し回転ドラム外
に排出される。再び蓋部材14が閉じて新たな材料が回
転ドラムに投入され、同じ行程が繰り返される。
ム4、ミキシングユニット16及びアジテ−タ−17が
回転を続けた状態で、回転ドラム4の底部の蓋部材14
が開いて、混合された材料が下方に落下し回転ドラム外
に排出される。再び蓋部材14が閉じて新たな材料が回
転ドラムに投入され、同じ行程が繰り返される。
【0034】なお一日の作業が終わる時には、回転ドラ
ム4内が洗浄されるが、その際には回転ドラム4、ミキ
シングユニット16及びアジテ−タ−17が回転した状
態で、噴射管37及び噴射管45が下降し又は下降しな
がら、あるいは昇降しながら、加圧された水(洗浄水)
が噴射管37及び噴射管45から噴射せしめられて、回
転ドラム4内が洗浄され、溜った洗浄水は、回転ドラム
4の底部の蓋部材14が開いて排出される。
ム4内が洗浄されるが、その際には回転ドラム4、ミキ
シングユニット16及びアジテ−タ−17が回転した状
態で、噴射管37及び噴射管45が下降し又は下降しな
がら、あるいは昇降しながら、加圧された水(洗浄水)
が噴射管37及び噴射管45から噴射せしめられて、回
転ドラム4内が洗浄され、溜った洗浄水は、回転ドラム
4の底部の蓋部材14が開いて排出される。
【0035】
【発明の効果】外筒体内に、混合室を構成する有底の円
筒体からなる回転ドラムが配置され、外筒体と回転ドラ
ムの隙間に配置された水噴射口を有する配水管から、冷
却水を回転ドラムの外側面に噴射することにより、回転
ドラム内は冷却されると共に、回転ドラムの内側面に結
露を生じて水の膜を形成され、回転ドラムの内側面へ混
合された材料が付着し多層にわたって付着層が形成され
たり、付着層が硬化するのを防止できる。
筒体からなる回転ドラムが配置され、外筒体と回転ドラ
ムの隙間に配置された水噴射口を有する配水管から、冷
却水を回転ドラムの外側面に噴射することにより、回転
ドラム内は冷却されると共に、回転ドラムの内側面に結
露を生じて水の膜を形成され、回転ドラムの内側面へ混
合された材料が付着し多層にわたって付着層が形成され
たり、付着層が硬化するのを防止できる。
【0036】また、回転ドラムは外筒体で覆われている
ので、回転している回転ドラムの外側面に対して噴射さ
れた冷却水は、外筒体の内側面や回転ドラムの外側面を
伝って下方に流れ落ち、混合装置の周囲に飛散すること
はなく、混合装置の周囲が水浸しになるようなことがな
い。
ので、回転している回転ドラムの外側面に対して噴射さ
れた冷却水は、外筒体の内側面や回転ドラムの外側面を
伝って下方に流れ落ち、混合装置の周囲に飛散すること
はなく、混合装置の周囲が水浸しになるようなことがな
い。
【0037】外筒体の天井面や、回転ドラムの底部に冷
却水室を設けると、混合室内の温度が下がると共に、こ
れらの面に結露を生じて水の膜を形成され、これらの面
における、混合された材料の付着や、多層にわたっての
付着層の形成や、付着層が硬化するのを防止できる。
却水室を設けると、混合室内の温度が下がると共に、こ
れらの面に結露を生じて水の膜を形成され、これらの面
における、混合された材料の付着や、多層にわたっての
付着層の形成や、付着層が硬化するのを防止できる。
【0038】また配水管から回転ドラムの外側面に噴射
され外側面に沿って流れ落ちて回転ドラムの底面の下部
冷却水室に溜り、溢流した冷却水が再び配水管に戻され
るようしたり、上部冷却水室に供給された冷却水が回転
ドラムの外側面に噴射され、外側面に沿って流れ落ちて
回転ドラムの底面の冷却水室に溜り、溢流した冷却水
が、再び上部冷却水室に戻されるように循環させると、
冷却水を有効に利用することができ維持費の低減を図る
ことができる。
され外側面に沿って流れ落ちて回転ドラムの底面の下部
冷却水室に溜り、溢流した冷却水が再び配水管に戻され
るようしたり、上部冷却水室に供給された冷却水が回転
ドラムの外側面に噴射され、外側面に沿って流れ落ちて
回転ドラムの底面の冷却水室に溜り、溢流した冷却水
が、再び上部冷却水室に戻されるように循環させると、
冷却水を有効に利用することができ維持費の低減を図る
ことができる。
【0039】回転ドラム内に入り込んでいる攪拌部材内
に水路を設け、この水路に冷却水を流して攪拌部材を冷
却し、攪拌部材の表面に結露を生じさせて攪拌部材の表
面に水の膜を形成させることにより、攪拌部材に混合さ
れた材料が団子状に付着したり、多層にわたって付着層
が形成されたり、付着層が硬化するのを防止できる。
に水路を設け、この水路に冷却水を流して攪拌部材を冷
却し、攪拌部材の表面に結露を生じさせて攪拌部材の表
面に水の膜を形成させることにより、攪拌部材に混合さ
れた材料が団子状に付着したり、多層にわたって付着層
が形成されたり、付着層が硬化するのを防止できる。
【0040】材料に添加されるべき混合用水を加圧し
て、昇降可能の噴射管を有する水噴射装置の噴射管を介
して、回転ドラム内に噴射することにより、混合操作が
開始される度に、回転ドラムの内に付着した、混合され
た材料を洗い流すことにより、付着層の形成を阻止でき
る。
て、昇降可能の噴射管を有する水噴射装置の噴射管を介
して、回転ドラム内に噴射することにより、混合操作が
開始される度に、回転ドラムの内に付着した、混合され
た材料を洗い流すことにより、付着層の形成を阻止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の混合装置の正面図。
【図2】混合装置の平面図。
【図3】混合装置の混合槽付近の断面図。
【図4】ミキシングユニットの部分的断面図。
【図5】ミキシングユニットのシャフトの断面図。
【図6】混合槽における冷却水の循環を説明する図。
【図7】中央噴射装置及び側部噴射装置が上昇した状態
を示す図。
を示す図。
【図8】中央噴射装置及び側部噴射装置が下降し混合用
水を噴射している状態を示す図。
水を噴射している状態を示す図。
【図9】中央噴射装置の噴射管の先端付近の断面図。
【図10】冷却水及び混合用水が噴射・循環している状
態を示す混合槽付近の断面図。
態を示す混合槽付近の断面図。
1 混合装置 2 混合槽 2a 混合室 3 外筒体 3a 天井面 3b 隙間 3c 樋部 4 回転ドラム 5 基台 6 支持部材 7 上部支持体 8 支持部 9 歯車 10 中間歯車 11 モ−タ− 12 歯車 13 開口 14 蓋部材 14a 開閉装置 14b 油圧装置 14c 油圧シリンダ 16 攪拌部材(ミキシングユニット) 16a ブレ−ド 16b ブレ−ド構成体 16c スペ−サ− 17 攪拌部材(アジテ−タ−) 18 モ−タ− 19 モ−タ− 20 ベルト 21 ベルト 22 軸受 23 軸受 24 プ−リ− 25 プ−リ− 26 シャフト 26a 溝 27 配水孔 28 パイプ 29 パッキン 30 ロ−タリ−バルブ 31 上部冷却水室 32 下部冷却水室 33 配水管 34 供給口 35 水噴射装置(中央噴射装置) 36 水噴射装置(側部噴射装置) 37 噴射管 38 支持体 39 油圧部材 40 回動装置 41 案内部材 42 ノズル 43 下向き噴射口 44 上向き噴射口 45 噴射管 46 支持体 47 油圧部材 48 案内部材 49 投入口 50 閉塞装置 51a シャッタ−部材 51b 油圧部材 51c 案内部材
Claims (9)
- 【請求項1】外筒体内に、混合室を構成する有底の円筒
体からなる回転ドラムが配置され、外筒体と回転ドラム
の隙間に配置された水噴射口を有する配水管から、冷却
水を回転ドラムの外側面に噴射することにより、回転ド
ラム内を冷却すると共に、回転ドラムの内側面に結露を
生じさせて水の膜を形成し、混合された材料が回転ドラ
ムの内側面へ付着するのを防止することを特徴とする混
合装置。 - 【請求項2】回転ドラムの底部に回転ドラムの外側面に
沿って流下する冷却水が溜る下部冷却水室が設けられ、
回転ドラムの底面に結露を生じさせて水の膜を形成させ
ることにより、底面における、混合された材料の付着を
防止するようになされていることを特徴とする請求項1
に記載の混合装置。 - 【請求項3】下部冷却水室を出た冷却水が、外筒体と回
転ドラムの隙間に配置された配水管に再び戻されること
を特徴とする請求項2に記載の混合装置。 - 【請求項4】外筒体の上部が閉塞して回転ドラムと共に
混合室を構成し、外筒体の天井面に上部冷却水室が設け
られ、その天井面に結露を生じさせて水の膜を形成させ
ることにより、天井面における、混合された材料の付着
を防止するようになされていることを特徴とする請求項
1から3のいづれか1つに記載の混合装置。 - 【請求項5】上部冷却水室から出た冷却水が、外筒体と
回転ドラムの隙間に配置された配水管に送られることを
特徴とする請求項4に記載の混合装置。 - 【請求項6】回転ドラムに入り込むように一乃至複数個
の攪拌部材が垂下配置され、この攪拌部材内に水路が設
けられ、この水路に冷却水を流して攪拌部材を冷却し、
攪拌部材の表面に結露を生じさせて攪拌部材の表面に水
の膜を形成させることにより、攪拌部材への混合された
材料の付着を防止するようになされていることを特徴と
する請求項1から5のいづれか一つに記載の混合装置。 - 【請求項7】回転ドラム外の上方に回転ドラムに入り込
む一乃至複数個の昇降可能の噴射管を有する一乃至複数
個の水噴射装置が配置され、その噴射管を介して、材料
に添加されるべき混合用水を加圧して回転ドラム内に噴
射して、回転ドラム内に付着した混合された材料を洗い
流しながら、混合用水を回転ドラム内に導入することを
特徴とする請求項1から6のいづれか一つに記載の混合
装置。 - 【請求項8】混合室を構成する有底の円筒体からなる回
転ドラムに入り込むように一乃至複数個の攪拌部材が垂
下配置され、この攪拌部材内に水路が設けられ、この水
路に冷却水を流して攪拌部材を冷却し、攪拌部材の表面
に結露を生じさせて攪拌部材の表面に水の膜を形成させ
ることにより、攪拌部材への混合された材料の付着を防
止するようになされていることを特徴とする混合装置。 - 【請求項9】混合室を構成する有底の円筒体からなる回
転ドラム外の上方に回転ドラムに入り込む一乃至複数個
の昇降可能の噴射管を有する一乃至複数個の水噴射装置
が配置され、その噴射管を介して、材料に添加されるべ
き混合用水を加圧して回転ドラム内に噴射して、回転ド
ラム内に付着した混合された材料を洗い流しながら、混
合用水を回転ドラム内に導入することを特徴とする混合
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7266147A JPH0985731A (ja) | 1995-09-21 | 1995-09-21 | 混合装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7266147A JPH0985731A (ja) | 1995-09-21 | 1995-09-21 | 混合装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0985731A true JPH0985731A (ja) | 1997-03-31 |
Family
ID=17426959
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7266147A Pending JPH0985731A (ja) | 1995-09-21 | 1995-09-21 | 混合装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0985731A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107297822A (zh) * | 2016-01-26 | 2017-10-27 | 梁小利 | 一种控温式混凝土搅拌装置 |
CN107718306A (zh) * | 2017-10-26 | 2018-02-23 | 黄波 | 一种土木工程建设施工用混凝土高效搅拌装置 |
CN110549496A (zh) * | 2019-09-12 | 2019-12-10 | 刘容 | 一种建筑混凝土的混合装置 |
CN113731266A (zh) * | 2021-08-10 | 2021-12-03 | 良德纳米粉体创新科技(安徽)有限公司 | 高包覆率碳酸钙粉体改性装置及其方法 |
-
1995
- 1995-09-21 JP JP7266147A patent/JPH0985731A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107297822A (zh) * | 2016-01-26 | 2017-10-27 | 梁小利 | 一种控温式混凝土搅拌装置 |
CN107297822B (zh) * | 2016-01-26 | 2019-04-19 | 上海捷滕建材集团有限公司 | 一种控温式混凝土搅拌装置 |
CN107718306A (zh) * | 2017-10-26 | 2018-02-23 | 黄波 | 一种土木工程建设施工用混凝土高效搅拌装置 |
CN110549496A (zh) * | 2019-09-12 | 2019-12-10 | 刘容 | 一种建筑混凝土的混合装置 |
CN110549496B (zh) * | 2019-09-12 | 2020-12-15 | 黄山精强建材股份有限公司 | 一种建筑混凝土的混合装置 |
CN113731266A (zh) * | 2021-08-10 | 2021-12-03 | 良德纳米粉体创新科技(安徽)有限公司 | 高包覆率碳酸钙粉体改性装置及其方法 |
CN113731266B (zh) * | 2021-08-10 | 2023-10-24 | 良德纳米粉体创新科技(安徽)有限公司 | 高包覆率碳酸钙粉体改性装置及其方法 |
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