JPH0984764A - 眼底カメラの対物アダプタ、眼底カメラ装置、眼底カメラ用画像処理装置、および眼底カメラの制御方法 - Google Patents

眼底カメラの対物アダプタ、眼底カメラ装置、眼底カメラ用画像処理装置、および眼底カメラの制御方法

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JPH0984764A
JPH0984764A JP7242194A JP24219495A JPH0984764A JP H0984764 A JPH0984764 A JP H0984764A JP 7242194 A JP7242194 A JP 7242194A JP 24219495 A JP24219495 A JP 24219495A JP H0984764 A JPH0984764 A JP H0984764A
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fundus camera
image
light
polarization
lens barrel
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JP7242194A
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Toshihisa Nakamura
寿久 中村
Tomohiko Hattori
知彦 服部
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Terumo Corp
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Terumo Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価な顕微鏡装置を提案する。 【解決手段】 互いに視差を有し分離可能な第1と第2
の画像光を伝達する光学レンズ701を有する顕微鏡
と、光学レンズ701の形状に基づいて所定の係数αを
記憶するメモリ120と、第1と第2の画像光を第1と
第2の画像信号(A,B)に変換するCCD103とを
具備し、第1と第2の画像信号に対して、前記所定の係
数に従って比例配分を行うことにより第1と第2の画像
データ(L,R)を生成する画像処理を行う顕微鏡装
置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、単眼レンズでステ
レオ視可能な眼底カメラのための画像処理装置に、その
眼底カメラからの映像を例えば可視表示するまで画像処
理する眼底カメラ装置に、さらには、眼底カメラを制御
する方法、さらにはその眼底カメラの対物アダプタに関
する。
【0002】
【従来の技術】光学眼底カメラは、接眼レンズと対物レ
ンズとの適当な組み合わせにより、拡大された映像を、
観察者の眼または可視表示装置にまで伝達していた。し
かし、単眼の対物レンズを有する光学眼底カメラの映像
からは眼球底部の奥行きに関する情報が得難い。そこ
で、単眼の対物レンズからの画像光から偏光フィルタに
より二視差像を得る方法が、例えば特願平6−3173
40号などに提案されている。
【0003】この従来技術による、二視差像は互いに偏
光方位角が異なるので、一方を他方から分離可能であ
り、分離された2つの画像を例えばCCDなどの撮像素
子により電気信号に変えてそれを表示するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術による二
視差像の伝達は、通常、一系列の光学系(例えばレン
ズ)を通して行われる。ところが、偏光方位角の異なる
二視差像をそのような光学系で伝達した場合、偏光フィ
ルタを出た直後の二視差像の各々の偏光状態が多数の光
学部材を透過する間に変化してしまい、二視差像を検光
子で2つの像に分離しても、それらの分離像には、左目
用(あるいは右目用)の画像のみが含まれるべきである
のに、右目用(あるいは左目用)の画像が含まれること
となり、結局、得られたステレオ像にはクロストークが
発生することになる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の点を鑑み
為されたものであり、その目的は、1つの光学系を伝達
されたことにより偏光状態が変化してしまった2つの画
像光から、偏光状態の変化のない画像光に基づいた画像
データを生成することのできる眼底カメラ用画像処理装
置を提案するものである。
【0006】この目的を達成するための本発明の、互い
に視差を有し分離可能な第1と第2の画像光を伝達する
光学系を有する眼底カメラのための画像処理装置は、前
記第1と第2の画像光を第1と第2の画像信号に変換す
る変換手段と、前記第1と第2の画像信号に対して、所
定の係数に従って比例配分を行うことにより第1と第2
の画像データを生成する生成手段とを具備する。
【0007】光学系内を通る2つの偏光の偏光状態の変
化は、一方の偏光の偏光面がずれて、他方の偏光の偏光
成分を有してしまうようになることによって発生する。
このような偏光状態の変化は、主に、光学系の材質や形
状(例えば、光学系の枚数)によって決定される。そこ
で、前もって所定の係数を決定しておき、第1と第2の
画像信号(通常は、CCDなどの撮像素子からの出力電
気信号)に対して、前記所定の係数に従って比例配分を
行うことにより第1と第2の画像データを生成すると、
これらの画像データは偏光状態の変化がないであろう画
像光から得た画像信号から得た画像データに近い値を示
す。従って、この画像処理装置を用いれば、眼底カメラ
に偏光面を保持するための複雑且つ高価な光学系を使用
しなくて済む。
【0008】本発明の他の目的は、伝達されることによ
り画像光の偏光状態の変化を許すような1つの光学系を
有する眼底カメラからの2つの偏光像を精度よく分離す
ることのできる眼底カメラ装置を提案するものである。
この目的を達成するための本発明の眼底カメラ装置は、
互いに視差を有し分離可能な第1と第2の画像光を伝達
する光学系を有する眼底カメラと、前記第1と第2の画
像光を第1と第2の画像信号に変換する変換手段と、前
記第1と第2の画像信号に対して、所定の係数に従って
比例配分を行うことにより第1と第2の画像データを生
成する生成手段とを具備することを特徴とする。
【0009】即ち、この眼底カメラ装置は、偏光面の保
持を必要としないで、安価な光学系を有する眼底カメラ
の2つの画像光(偏光面がずれている)から、精度よく
分離した2つの画像データを生成することができるシス
テムを提供することができる。本発明の更に他の目的
は、安価な光学系を用いた眼底カメラから2つの偏光像
を精度よく分離することを可能ならしめる眼底カメラの
制御方法を提案する。
【0010】この目的を達成するための本発明の、互い
に視差を有し分離可能な第1と第2の画像光を伝達する
光学系を有する眼底カメラを制御する方法は、撮像素子
を制御して、前記第1と第2の画像光を第1と第2の画
像信号に変換し、前記撮像素子の変換特性と所定の係数
とに基づいて、前記第1と第2の画像信号に対して比例
配分処理を行うことにより第1と第2の画像データを生
成することを特徴とする。
【0011】この制御方法によると、偏光面の保持を必
要としない安価な光学系を有する眼底カメラから得る2
つの画像光は偏光面がずれているものの、その2つの画
像光を精度よく互いに分離した2つの画像データを生成
することができる。本発明の好適な一態様に拠れば、前
記所定の係数は、前記光学系に設けられたレンズの材
質、形状及び枚数に基づいて前もって決められる。これ
らのファクタが、2つの偏光が光学系内で偏光状態がど
の程度変化するかを支配するからである。この係数によ
って偏光状態が変化する割合を定量化することができ
る。
【0012】本発明の好適な一態様に拠れば、この画像
処理装置は、前記レンズの材質、形状及び枚数を入力す
る手段を有する。立体視を得るための操作における操作
性が向上する。本発明の好適な一態様に拠れば、この画
像処理装置は、操作者が操作可能で、前記係数を調整す
る調整手段を有する。立体視を得るための操作における
操作性が向上する。
【0013】本発明の好適な一態様に拠れば、前記変換
手段は、前記第1と第2の画像光を、電気信号としての
前記第1と第2の画像信号に変換する撮像素子(例え
ば、CCDなど)と、前記撮像素子からの前記第1と第
2の画像信号を、光強度を表す第1と第2の光強度デー
タに逆変換する逆変換手段とを有する。このような撮像
素子の出力(通常は電気信号)は、入力光強度と線形な
関係にはないので、第1と第2の画像信号をそのまま用
いて精度の高い比例配分処理を実行することはできない
が、前記第1と第2の画像信号を、光強度を表す第1と
第2の光強度データに逆変換することにより、所定の係
数に従って比例配分を行うことが可能になる。
【0014】本発明の好適な一態様に拠れば、前記光学
系中の第1と第2の画像光は互いに略異なる偏光性を有
する。本発明の好適な一態様に拠れば、前記第1と第2
の画像データは後の使用のために記憶される、あるいは
表示されることにより、実用性が向上する。本発明の画
像処理装置、制御方法は、いろいろな眼底カメラに適用
することができる。
【0015】例えば、本発明の好適な一態様に拠れば、
前記眼底カメラの光学系は、眼底カメラの先端側に設け
られた入光部と、前記眼底カメラの基端側に設けられた
出光部とを有し、前記入光部は、光軸方向に対する絞り
の位置である実効中心またはその近傍に設けられた1対
の偏光フィルタであって、偏光方位角が互いに異なり、
前記光軸に対して略垂直な面の左右の領域に分割して配
設された1対の偏光フィルタを有する。この眼底カメラ
は、後述の例えば、第4図の構成を有するものであり、
1つの鏡筒内に2つの偏光フィルタを適正に配置するこ
とができる。従って、第4図の眼底カメラの1対の偏光
フィルタはそれぞれ半円形状を有する。
【0016】例えば、本発明の好適な一態様に拠れば、
前記眼底カメラの光学系は、この眼底カメラの先端側に
設けられた入光部と、前記眼底カメラの基端側に設けら
れた出光部とを有し、前記出光部は、前記眼底カメラ内
を通る2偏光像の偏光軸を時分割に回転させる偏光軸回
転手段と、その回転手段の後方に設けられた検光子とを
有する。
【0017】このような眼底カメラは、例えば第8図の
構成を有する。得られる画像データは時分割されたもの
であるけれども、出光部の構成は単純化される。例え
ば、本発明の好適な一態様に拠れば、前記眼底カメラの
光学系は、この眼底カメラの先端側に設けられた入光部
と、前記眼底カメラの基端側に設けられた出光部とを有
し、前記出光部は、前記眼底カメラ内を通る2偏光像の
光路を分離するビームスプリッタと、分離された各々の
偏光像を通す、偏光方位角が互いに異なる1対の偏光フ
ィルタとを有する。
【0018】このような眼底カメラは、例えば後述の第
10図の眼底カメラであり、時間並行の2つの画像デー
タを得ることができる。本発明の更に他の目的は、上記
眼底カメラ装置に適合し鏡筒内の偏光面の角度を調整で
きる眼底カメラ用対物アダプタを提案する。この目的を
達成するための本発明の、鏡筒内に対物レンズを有する
眼底カメラの対物アダプタであって、前記鏡筒内で光軸
に直交する面の方向において、前記対物レンズの絞りの
位置である実効中心位置に並列して配置された一対の偏
光フィルタと、この一対の偏光フィルタを前記鏡筒内の
光軸を中心にして回転する手段とを有することを特徴と
する眼底カメラの対物アダプタ。
【0019】本発明の好適な一態様に拠れば、前記鏡筒
は、少なくとも前記一対の偏光フィルタを支持する第1
の鏡筒部と、前記アダプタの他の部分を支持する第2の
鏡筒部とを有し、前記第1の鏡筒部は第2の鏡筒部に対
して回動可能に支持され、前記第1の鏡筒部と第2の鏡
筒部の少なくともいずれか一方には、第1の鏡筒部の回
動量を目視するための目盛が刻まれている。
【0020】本発明の好適な一態様に拠れば、前記一対
の偏光フィルタは半円形形状を有し、合わせられて略円
形となることを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の画像処理装置を適用した立体眼底カメラ装置、及び
その立体眼底カメラの画像から立体視ための画像データ
を生成するための制御方法を詳細に説明する。 〈眼底カメラ装置の構成〉第1図は、実施例に係る眼底
カメラ装置(眼底カメラシステム)の構成を示す。本明
細書に於いては、対物レンズなど光学系を含み、対物レ
ンズの前方にある眼底の画像を外部に取り出す装置を
「眼底カメラ」と呼び、この眼底カメラから得た画像光
を画像信号(通常は電気信号)に変換したものを処理し
て可視像を得る装置を眼底カメラ用の「画像処理装
置」、さらに、「眼底カメラ」と「画像処理装置」とか
らなるシステムを「眼底カメラ装置」(あるいは眼底カ
メラシステム)と呼ぶ。
【0022】図中、500は対物レンズユニットであ
り、鏡筒内に、対物レンズ701を有する。第1図のシ
ステムは、眼750の映像を対物レンズユニット700
を通して画像処理装置500に導き、CRT111に表
示し、そして(あるいは)レコーダ109にNTSCフ
ォーマットで記憶するものである。対物レンズユニット
700の鏡筒内には、レンズ701の他に、さらに、図
示のように2つの偏光フィルタ703Lと703Rとが
設けられている。対物レンズユニット700内に設けら
れたフィルタ703Lと703Rとは、それぞれ、監視
対象の物体200からのX方向に偏光した光(以下、簡
単のためにX偏光と呼ぶ)とY方向に偏光した光(Y方
向はX方向に対して直交しており、以下、簡単のために
Y偏光と呼ぶ)を分離する。これらの偏光は鏡筒中を伝
播して2つの別個の検光子702L,702Rに到達す
る。検光子702L,702Rによって分離されたX偏
光(左目用映像)とY偏光(左目用映像)とはそれぞれ
CCD103L,103Rによって電気信号に変換さ
れ、さらにA/D変換器104L,104Rによってデ
ジタル画像信号A’,B’に変換される。なお、CCD
は不図示のRGBフィルタを有し、従って、これらのデ
ジタル信号A’,B’はR成分,G成分,B成分を有す
る。分離回路105は、ディジタル映像信号A’,B’
から、フィルタ703Lによって発生された左目用画像
信号Lと右目用画像信号Rとを互いに分離した形で抽出
する。γ補正装置106は人間の目に適合するように信
号L,Rを補正する。
【0023】画像信号L,RをCRT111で見る場合
には、この画像信号をステレオ画像制御装置110を介
してCRT111に表示する。一方、レコーダ109に
記憶する場合には、回路107によってRGB表現の
L,R信号をYIQ系に変換して回路108によってN
TSCフォーマットとする。 〈分離の原理〉眼750からの光は各種偏光成分を含
み、結像レンズ701によってフィルタ703L,70
3Rに結像する。前述したように、フィルタフィルタ7
03L,703Rは各種偏光成分のうちX偏光成分とY
偏光成分とをそれぞれ分離して鏡筒内に導く。従って、
鏡筒内ではX偏光である左目用映像光LとY偏光である
右目用映像光Rとが混在している。X偏光とY偏光とは
互いに直交しているので、本来は検光子702L,70
2Rによって分離可能である筈であるが、実際には、右
目用映像の偏光Xと左目用映像の偏光Yの偏光角度がと
もに鏡筒中を透過中に分散するため、検光子702L,
702Rによって分離された偏光像の偏光波面はずれて
いることになる。即ち、偏光フィルタ703L(703
R)からの左目用(右目用)映像のX(Y)偏光は、偏
光フィルタ703L(703R)を出た直後はX(Y)
方向の直線偏光であるが、伝搬中に偏光面がずれて、Y
(X)偏光成分を有するようになる。換言すれば、左目
用映像のための検光子702Lは、偏光フィルタ703
LからのX偏光成分と、偏光フィルタ703RからのY
偏光成分がシフトしたために発生したクロストークの要
因となるX偏光成分とを検出することになり、また、右
目用映像のための検光子702Rは、偏光フィルタ70
3RからのY偏光成分と、偏光フィルタ703Lからの
X偏光成分がシフトしたために発生したクロストークの
要因となるY偏光成分とを検出することになり、この結
果、検光子702Lが検出した左目用画像信号中には右
目用画像信号が混ざり、検光子702Rが検出した右目
用画像信号中には左目用画像信号が混ざってしまう。前
述の分離装置105は、純粋に右目用画像信号と左目用
画像信号とを分離するものである。
【0024】第2図は、対物レンズユニット700の鏡
筒内における光の混ざり合いを模式的に表したものであ
る。第2図においては、偏光L(X偏光)と偏光R(Y
偏光)とは分離している描かれているが、実際には偏光
Lも偏光Rも波であるが故に「重畳」している。検光子
702Lによって分離された偏光をAで表し、検光子7
02Rによって分離された偏光をBで表す。また、光学
経路401中で光が粒子のように振る舞うと仮定して、
偏光Lの(1−α)%が偏光Rと重畳し、偏光Rの(1
−α)%が偏光Lと重畳する、即ち、光学経路401が
内部を通過する光の偏光状態を維持する割合をαとする
と、A,Bは、第2図から、 A=α・R+(1−α)・L …(1) B=α・L+(1−α)・R …(2) で表されることがわかる。ただし、αは0≦α≦1、α
≠0.5であり、対物レンズユニット700に用いられ
ている各種光学系(レンズ701など)の材質M及び枚
数N、レンズ形状によって決定される特性である。
【0025】従って、(1),(2)式から、L,R
は、 L=A・α/(2α−1)−B・(1−α)/(2α−1) …(3) R=B・α/(2α−1)−A・(1−α)/(2α−1) …(4) と表される。ところで、A,BはCCD103L,10
3Rへの入射光であり、分離装置105が入力する信号
はCCD103L,103Rからの電気信号A’,B’
である。一般に、CCDへの入射光の強度と出力電圧と
は線形関係は成り立たない。従って、A/D変換器10
4L,104Rの出力電圧A’とB’をそのまま
(3),(4)式に適用することはできない。
【0026】第3図は、CCDへの入射光Aとその出力
電圧A’との関係を示す。この関係は既知であるので、
CCD103の出力電圧A’,B’が測定できれば、第
3図の関係に基づいて、CCD103への入射光強度
A,Bを推定することができる。分離装置105は、入
射光強度A,Bを(3),(4)式に適用して偏光Lと
偏光Rとを定量的に分離抽出する。
【0027】分離装置105は、実際には、第3図の逆
変換と(3),(4)式の演算結果を出力するROMも
しくはテーブルとすると、装置の小型化及び高速化が達
成できる。(1),(2)式の意味するところは、鏡筒
中を透過する光の束(バンドル)φに対して、αという
重み付けにより偏光状態が維持される割合を定義する
と、その束は、偏光状態が維持される光の束(α・φ)
と、維持されない束(1−αφ)とに分配する事が可能
であるということである。従って、(3),(4)式に
従う演算を「重み付け差分」(あるいは比例配分)と呼
ぶ。
【0028】係数αは第1図の記憶装置120に前もっ
て記憶される。ユーザは、通常所定のユーザインタフェ
ースを介して、光学系の材質M及び枚数N、および各レ
ンズ形状を入力する。制御装置110は、上記の値に基
づいて記憶装置120を検索して目的のαを記憶装置1
20から読み出す。なお、第1図のシステムのように、
本システムがCRT111などのような表示装置を有す
る場合は、ユーザは本眼底カメラが撮影した画像をリア
ルタイムで目視できる。その場合、ユーザはCRT11
1上の画像を見ながら、ダイヤルスイッチ121を操作
してαの値を変えていき、最良の立体視が得られるよう
にする。
【0029】なお、CCD103L,103Rの出力特
性は、入射する光強度の値によっては線形性を有する場
合がある。もし、偏光像の強度がCCD103の線形性
を保証する範囲内であるならば、上記逆変換は不要とな
る。第1図の眼底カメラの対物レンズユニット700は
模式的に示している。次に、第1図〜第3図に示された
ところの、2つの偏光を分離する分離装置105を必要
とするような眼底カメラの具体例について説明する。
【0030】〈眼底カメラの構成〉…対物レンズ 第4図は、第1図に示した立体視眼底カメラの対物レン
ズユニット700の具体例である対物レンズユニット7
10の構成を示す断面図であり、また第5図はこの対物
レンズユニット710の斜視図である。第4図に示すよ
うに、対物レンズユニット710は基台716によって
固定されている。対物レンズユニット710の鏡筒内に
レンズ711a,711bが設けられている。このレン
ズレンズ711a,711bは第1図の例では、レンズ
701に相当する。レンズ711a,711bの間には
2つの偏光フィルタ713L,713Rが並列して第6
図に示すように設けられている。フィルタ713は第1
図のフィルタ703に相当する。フィルタ713の光軸
方向の位置は、対物レンズ711aの絞りの位置である
ところの、光軸方向の絞りの位置である実効中心または
その近傍に置かれる。2つのフィルタ713L,713
Rの偏光方位角は互いに直交している。便宜上、これら
の方位をX方向、Y方向とする。また、偏光フィルタ7
13L,713Rの分割面はレンズ711の光軸に直交
し、その光軸を含む。従って、偏光フィルタ713L,
713Rをそれぞれ透過する光は、夫々、X偏光,Y偏
光である。即ち、フィルタ713L,713Rを夫々通
過したX偏光の光学像とY偏光の光学像とは映像出力側
の所定の界面に結像する。かくして、対物レンズユニッ
ト710の有効口径内に存する視差像を、2偏光像と
し、眼底カメラ筐体内の一系列の光学系(711)にて
映像出力側に伝達することができる。
【0031】第7図は、対物レンズユニット710の内
部構造を示す断面図である。対物レンズユニット710
の鏡筒は外筒710aと内筒710bとに分割されてい
る。レンズ711aと偏光フィルタ713L,713R
とは鏡筒710aに、レンズ711bは鏡筒710bに
保持されている。また、鏡筒710bは、鏡筒710b
を鏡筒710aに対して光軸を中心にして回転可能に設
けられている。従って、第6図に示すように、偏光フィ
ルタ713L,713Rは光軸を中心にして回動可能で
ある。即ち、鏡筒710bを把持して回転すれば、偏光
フィルタ713L,713Rの偏光面が回転する。
【0032】対物レンズユニット710の鏡筒710a
と710bには、目盛715(第5図)が目盛られてい
る。この目盛715により、ユーザは、偏光面を何度回
転したかを確認することができる。なお、レンズ部71
1は通常の凸レンズやフレネル凸レンズや複数枚で構成
されたレンズを用いてもよい。また、本発明の趣旨に反
しない限り該レンズ部711や偏光フィルタ713の位
置、大きさ及び形状は任意である。
【0033】また、前記偏光フィルタ713の偏光方位
角は各々直角であることが好ましいが両者が各々異なっ
ていれば特に限定される物ではない。 〈眼底カメラの構成〉…映像出力側 第8図は、第4図の実施例の対物レンズユニット710
の光出力側の構成を示す断面図である。第1図及び第4
図に示したように、対物レンズユニット710は、偏光
方位角がそれぞれ直交している2つの偏光を鏡筒内に導
く。
【0034】第8図に於いて、720は、鏡筒710b
内における映像光の出力面である。出力面720の後方
には透明電極721a,721bが設けられ、これらの
透明電極721a,721bに挟まれて液晶デバイス7
22が設けられている。電極721bの後方には検光子
723が設けられている。液晶デバイス722は、透明
電極721a,721bに印加する電圧値を制御するこ
とにより、その偏光方位角を変えることができる。即
ち、液晶デバイス722と透明電極721a,721b
と検光子としての偏光フィルタ723とは、これら電極
に所定の第1の電圧を印加するとX偏光のみを透過し、
第1の電圧と異なる所定の第2の電圧を印加するとY偏
光のみを透過するように動作する「ライトバルブ」とし
て働く。従って、液晶デバイス722と透明電極721
a,721bと検光子としての偏光フィルタ723は第
1図の例の検光子02L,702Rに相当する。
【0035】第8図は、上記第1の電圧と第2の電圧の
タイミングと、偏光フィルタ723からの出力光のタイ
ミングとの関係を示す図である。即ち、ステレオ画像制
御装置110(第1図)からの信号である第1の電圧と
第2の電圧を制御すると、フィルタ723からは時分割
でX偏光(左目用画像光)とY偏光(右目用画像光)と
が順次出力される。
【0036】実施例の眼底カメラでは、上述したよう
に、時分割方式を用いるので、CCDは2つ(第1図)
を必要とせず、第8図に示すように、1つのCCD10
3で十分である。第8図に於いて、730はテレビカメ
ラであって、内部に光学像を結像させるCCD103を
有する。CCD103からは、同期信号に同期して2つ
の映像信号A’とB’とが交互に出力される。
【0037】分離装置105が、この映像信号A’,
B’に基づいて分離映像信号L,Rを抽出するのは前述
した通りである。なお、この実施例の眼底カメラを用い
ると、第9図に示すように、左目用画像と右目用画像と
が交互に生成される。一方、CRT111に左目用画像
と右目用画像とを時分割で交互に表示するとちらつきが
発生して好ましくない。また、時分割の左目用画像と右
目用画像とをレコーダ109に記録すると、記録効率が
落ちる。そこで、第1例のイメージガイドを用いて得た
映像信号を時間並行に並べられた映像信号に変換するに
は周知の同期装置を用いればよい。この場合、時分割信
号から時間並行信号への変換処理を、「重み付け差分」
処理の前に行っても良い。
【0038】〈眼底カメラの構成〉…光出力側の変形例 第10図は、実施例の眼底カメラの光出力側についての
第8図の例に対する変形例の構成を示す図である。第1
0図に於いて、733はビームスプリッタであり、73
1L,731Rはプリズム、732L,732Rはプリ
ズムの各々に設けられた反射面、734L,734Rは
検光子、730L,730Rはテレビカメラである。ビ
ームスプリッタ733は4つのプリズムを張り合わせ構
成されており、2つの反射面733L,733Rを有す
る。
【0039】即ち、鏡筒710b内を通ってきた2つの
偏光像はビームスプリッタ733によって2つの光路に
分けられる。各々の光路の光はそれぞれ2つの偏光像を
含む。それぞれ2つの偏光像を含む2系列の光は、それ
ぞれ、プリズム731L,731Rに入射し、鏡面73
2L,732Rによって反射して、偏光フィルタ734
L,734Rに入射する。偏光フィルタ734Lは2偏
光のうちX偏光のみを、フィルタ734RはY偏光のみ
を透過させるように前もって設定されている。
【0040】従って、カメラ730LはX偏光を含む左
目用画像を、カメラ730RはY偏光を含む右目用画像
を撮像する。カメラ730L,730Rが各々撮像した
画像は、第1図に示した画像処理装置に入力され、前述
の重み付け差分処理が行われる。この重み付け差分処理
によって、フィルタ734L(734R)が分離したX
(Y)偏光中に、対物レンズユニット710中ではY
(X)偏光だった光成分が含まれていたとしても、分離
装置105は、左目用画像には対物レンズユニット71
0が検出した左目用画像(X偏光)を抽出し、右目用画
像には対物レンズユニット710が検出した右目用画像
(Y偏光)を抽出する事は、前述したとおりである。
【0041】こうして、第10図の眼底カメラによって
も、左右目用の映像が互いに完全に分離した一対のステ
レオ像を得ることができる。なお、ビームスプリッター
733が2つの偏光像に対して偏光選択性がある場合
は、偏光フィルタ734L,734Rは不要である。な
お、第10図の例は、出力光が平行になるように、2つ
の反射面を有するビームスプリッタ733と、それぞれ
1つの反射面を有するプリズムを設けていた。しかし、
場合によっては、一方の光路が他方に対して直交してい
ても良い場合がある。かかる場合は、通常のビームスプ
リッタ(X偏光を透過し、Y偏光を反射させる)を用い
ても良い。
【0042】なお、上述の実施例に於いては、単光学系
に於いてステレオ画像の取り込みを行ったが、複数の光
学系で画像を取り込んだ後、一系列の光学伝達系にて伝
達する眼底カメラに対しても用いることができるはいう
までもない。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像処理
装置、眼底カメラ装置、眼底カメラの制御方法によれ
ば、視差を持った2偏光像を伝達する1系列の光学部材
(レンズなど)にて得た画像から、比例配分処理(重み
付け差分処理)を用いることで精度の高い2つの画像デ
ータを得ることができる。換言すれば、本発明の比例配
分処理(重み付け差分処理)が安価な眼底カメラを用い
ることを可能にする。
【0044】また、比例配分処理(重み付け差分処理)
のための係数(α)を事前に決定しさらには記憶するこ
とにより、眼底カメラ装置の操作性を向上することがで
きる。また、本発明の画像処理によれば、色々な構成の
眼底カメラを用いることを可能にする。
【0045】また、本発明の対物アダプタは、上記眼底
カメラに適合し、偏光面の角度を調整することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施例としての眼底カメラ装置
(眼底カメラシステム)の構成を示す図。
【図2】本発明の実施例における、2つの偏光を夫々分
離するための原理を説明する図。
【図3】実施例における光電変換の原理を説明する図。
【図4】第1図の眼底カメラシステムに用いられる眼底
カメラの対物レンズユニットの一例の構成を示す断面
図。
【図5】第1図の眼底カメラシステムに用いられる眼底
カメラの対物レンズユニットの一例の構成を示す斜視
図。
【図6】対物レンズユニット内の偏光フィルタの構成を
示す図。
【図7】第4図の対物レンズユニットの構成を示す断面
図。
【図8】実施例の眼底カメラの映像出力側の一例の構成
を示す図。
【図9】第8図の装置のための制御信号のタイミングチ
ャート。
【図10】映像出力側における眼底カメラの他の例の構
成を示す図。
【符号の説明】
103 CCD 104 A/D 105 分離装置 106 γ補正装置 107 YIQ変換装置 108 NTSC変換装置 109 記録装置(レコーダ) 110 画像出力制御装置(コントローラ) 111 CRT(表示装置) 120 記憶装置 121 操作ダイヤル 700 対物レンズユニット 701 対物レンズ 702 検光子 703 偏光フィルタ 710 対物レンズユニット 711 対物レンズ 713 偏光フィルタ 710a,710b 鏡筒 715 目盛 716 基台 721 透明電極 722 液晶 723 検光子 730 テレビカメラ 733 ビームスプリッタ 731 プリズム 734 偏光フィルタ

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに視差を有し分離可能な第1と第2
    の画像光を伝達する光学系を有する眼底カメラのための
    画像処理装置であって、 前記第1と第2の画像光を第1と第2の画像信号に変換
    する変換手段と、 前記第1と第2の画像信号に対して、所定の係数に従っ
    て比例配分を行うことにより第1と第2の画像データを
    生成する生成手段とを具備する眼底カメラ用画像処理装
    置。
  2. 【請求項2】 前記所定の係数は、 前記光学系に設けられたレンズの材質、形状及び枚数に
    基づいて前もって決められることを特徴とする請求項1
    の眼底カメラ用画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記レンズの材質、形状及び枚数を入力
    する手段を有することを特徴とする請求項2の眼底カメ
    ラ用画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記所定の係数は0から1までの値を有
    し、 操作者が操作可能で、前記係数を調整する調整手段を更
    に具備することを特徴とする請求項1の眼底カメラ用画
    像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記変換手段は、前記第1と第2の画像
    光を、電気信号としての前記第1と第2の画像信号に変
    換する撮像素子を有し、 前記生成手段は、前記撮像素子からの前記第1と第2の
    画像信号を、光強度を表す第1と第2の光強度データに
    逆変換する逆変換手段と、 前記の光強度データに対して、前記所定の係数に従って
    比例配分を行う手段とを有することを特徴とする請求項
    1の眼底カメラ用画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記光学系中の第1と第2の画像光は互
    いに略異なる偏光性を有することを特徴とする請求項1
    の眼底カメラ用画像処理装置。
  7. 【請求項7】 さらに、前記第1と第2の画像データを
    記憶し、又は、表示するための手段を具備することを特
    徴とする請求項1の眼底カメラ用画像処理装置。
  8. 【請求項8】 互いに視差を有し分離可能な第1と第2
    の画像光を伝達する光学系を有する眼底カメラと、 前記第1と第2の画像光を第1と第2の画像信号に変換
    する変換手段と、 前記第1と第2の画像信号に対して、所定の係数に従っ
    て比例配分を行うことにより第1と第2の画像データを
    生成する生成手段とを具備する眼底カメラ装置。
  9. 【請求項9】 前記所定の係数は、 前記光学系に設けられたレンズの材質、形状及び枚数に
    基づいて前もって決められることを特徴とする請求項8
    の眼底カメラ装置。
  10. 【請求項10】 前記レンズの材質、形状及び枚数を入
    力する手段を有することを特徴とする請求項9の眼底カ
    メラ用画像処理装置。
  11. 【請求項11】 前記所定の係数は0から1までの値を
    有し、 操作者が操作可能で、前記係数を調整する調整手段を更
    に具備することを特徴とする請求項9の眼底カメラ装
    置。
  12. 【請求項12】 前記変換手段は、前記第1と第2の画
    像光を、電気信号としての前記第1と第2の画像信号に
    変換する撮像素子を有し、 前記生成手段は、前記撮像素子からの前記第1と第2の
    画像信号を、光強度を表す第1と第2の光強度データに
    逆変換する逆変換手段と、 前記の光強度データに対して、前記所定の係数に従って
    比例配分を行う手段とを有することを特徴とする請求項
    8の眼底カメラ装置。
  13. 【請求項13】 前記光学系中の第1と第2の画像光は
    互いに略異なる偏光性を有することを特徴とする請求項
    8の眼底カメラ装置。
  14. 【請求項14】 さらに、前記第1と第2の画像データ
    を記憶し、又は、表示するための手段を具備することを
    特徴とする請求項8の眼底カメラ装置。
  15. 【請求項15】 前記眼底カメラの光学系は、この眼底
    カメラの先端側に設けられた入光部と、前記眼底カメラ
    の基端側に設けられた出光部とを有し、 前記入光部は、光軸方向に対する絞りの位置である実効
    中心またはその近傍に設けられた1対の偏光フィルタで
    あって、偏光方位角が互いに異なり、前記光軸に対して
    略垂直な面の左右の領域に分割して配設された1対の偏
    光フィルタを有することを特徴とする請求項13記載の
    眼底カメラ装置。
  16. 【請求項16】 前記1対の偏光フィルタはそれぞれ半
    円形状を有することを特徴とする請求項15に記載の眼
    底カメラ装置。
  17. 【請求項17】 前記眼底カメラの光学系は、この眼底
    カメラの先端側に設けられた入光部と、前記眼底カメラ
    の基端側に設けられた出光部とを有し、 前記出光部は、 前記眼底カメラを通る2偏光像の偏光軸を時分割に回転
    させる偏光軸回転手段と、 その回転手段の後方に設けられた検光子とを有すること
    を特徴とする請求項13記載の眼底カメラ装置。
  18. 【請求項18】 前記眼底カメラの光学系は、この眼底
    カメラの先端側に設けられた入光部と、前記眼底カメラ
    の基端側に設けられた出光部とを有し、 前記出光部は、 前記眼底カメラを通る2偏光像の光路を分離するビーム
    スプリッタと、 分離された各々の偏光像を通す、偏光方位角が互いに異
    なる1対の偏光フィルタとを有することを特徴とする請
    求項13記載の眼底カメラ装置。
  19. 【請求項19】 互いに視差を有し分離可能な第1と第
    2の画像光を伝達する光学系を有する眼底カメラを制御
    する方法であって、 撮像素子を制御して、前記第1と第2の画像光を第1と
    第2の画像信号に変換し、 前記撮像素子の変換特性と所定の係数とに基づいて、前
    記第1と第2の画像信号に対して比例配分処理を行うこ
    とにより第1と第2の画像データを生成することを特徴
    とする眼底カメラの制御方法。
  20. 【請求項20】 前記所定の係数は、前記光学系の幾何
    学的形状に応じた値として記憶されていることを特徴と
    する請求項19に記載の眼底カメラの制御方法。
  21. 【請求項21】 鏡筒内に対物レンズを有する眼底カメ
    ラの対物アダプタであって、 前記鏡筒内で光軸に直交する面の方向において、前記対
    物レンズの絞りの位置である実効中心位置に並列して配
    置された一対の偏光フィルタと、 この一対の偏光フィルタを前記鏡筒内の光軸を中心にし
    て回転する手段とを有することを特徴とする眼底カメラ
    の対物アダプタ。
  22. 【請求項22】 前記鏡筒は、少なくとも前記一対の偏
    光フィルタを支持する第1の鏡筒部と、前記アダプタの
    他の部分を支持する第2の鏡筒部とを有し、前記第1の
    鏡筒部は第2の鏡筒部に対して回動可能に支持され、 前記第1の鏡筒部と第2の鏡筒部の少なくともいずれか
    一方には、第1の鏡筒部の回動量を目視するための目盛
    が刻まれていることを特徴とする請求項21に記載の眼
    底カメラの対物アダプタ。
  23. 【請求項23】 前記一対の偏光フィルタは半円形形状
    を有し、合わせられて略円形となることを特徴とする請
    求項21に記載の眼底カメラの対物アダプタ。
JP7242194A 1994-12-16 1995-09-20 眼底カメラの対物アダプタ、眼底カメラ装置、眼底カメラ用画像処理装置、および眼底カメラの制御方法 Withdrawn JPH0984764A (ja)

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EP95402836A EP0717569A3 (en) 1994-12-16 1995-12-15 Stereoscopic ocular fundus camera
US08/893,188 US5745163A (en) 1994-12-16 1997-07-15 Ocular fundus camera

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013536449A (ja) * 2010-06-25 2013-09-19 フロント、ストリート、インベストメント、マネジメント、インコーポレイテッド、アズ、マネジャー、フォー、フロント、ストリート、ダイバーシファイド、インカム、クラス 3次元画像情報を生成する方法および装置
WO2020117021A1 (ko) * 2018-12-07 2020-06-11 인더스마트 주식회사 자가 안저 영상 촬영 장치, 자가 안저 영상 촬영 및 판독 장치 및 자가 안저 영상 촬영 및 판독 시스템

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KR20200069547A (ko) * 2018-12-07 2020-06-17 서울대학교병원 자가 안저 영상 촬영 장치, 자가 안저 영상 촬영 및 판독 장치, 및 자가 안저 영상 촬영 및 판독 시스템

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