JPH098436A - インクジェット方式によるプリント回路板の作成方法及びその装置 - Google Patents

インクジェット方式によるプリント回路板の作成方法及びその装置

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JPH098436A
JPH098436A JP14765395A JP14765395A JPH098436A JP H098436 A JPH098436 A JP H098436A JP 14765395 A JP14765395 A JP 14765395A JP 14765395 A JP14765395 A JP 14765395A JP H098436 A JPH098436 A JP H098436A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 インクジェット方式によるプリント回路板の
製造において、ノズルから吐出されたインクによって形
成されるレジストの膜厚が所望の膜厚に達しない場合に
も、工程上の不具合を発生することなく、回路基板上の
レジスト膜厚の所望値が得られる方法ならびに装置を提
供する。 【構成】 このため、インクジェット方式により所望の
レジストパターンを描画するとき、このレジスト膜厚を
指定してその膜厚を予測すると共に、このレジスト膜厚
が所望値となるようにノズル制御データを作成し、この
制御データによりレジスト塗布工程において、回路基板
別にレジスト塗布工程を管理する方法及び装置を採用し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクジェット方式の
プリント回路板の作成に、また特にその製造工程の中
の、エッチングレジスト形成とソルダーレジスト形成方
法とその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、プリント回路基板の製造工程
においては、回路パターンをエッチングによって形成す
るためのエッチングレジスト、また必要な部分のハンダ
付けを行うためのソルダーレジスト等の塗布が行われ
る。そして近年この塗布作業にノズルから液体状のレジ
ストを吐出して所定のレジストパターンを形成する方法
が用いられている。このようなインクジェット方式を使
用したプリント回路板の製造方法としては、例えば特開
昭62−181490号公報や特開昭56−66089
号公報に出願開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例にあっては、ノズルから吐出されたインクによって
形成されるレジストの膜厚が所望の膜厚に達しない場合
に対策については開示されておらず、実用上問題点が発
生する可能性がある。実用上の問題点としては、以下の
ものが挙げられる。
【0004】すなわち、加工前の銅張りのプリント回路
板は、表面に細かい凹凸があり、1回のインク噴射で形
成されるレジスト膜厚が薄いとプリント回路板の凸の部
分を完全にインクで覆うことができず、後のエッチング
工程でエッチングしたくない回路パターンの一部をエッ
チングしてしまい、製品の性能上問題を発生する。ま
た、レジスト膜厚が薄いと、次の工程であるエッチング
において、スプレーによりエッチング液をプリント回路
基板に吹きつけた場合、プリント回路板の振動によりレ
ジスト膜が剥れる可能性が大きくなるためである。
【0005】このため、本発明の第1の目的は、インク
ジェット方式によって形成されるプリント回路基板上の
レジスト膜厚を所望の膜厚にするための方法及びその装
置を提供することにある。
【0006】また第2の目的は、レジスト膜厚予測手段
において、1回当りのレジスト膜厚を計算し記憶するこ
とにより、所望の膜厚が変化した場合のレジスト膜厚計
算を不要とし、ノズル制御データ作成時間を短縮しよう
とするものである。
【0007】さらにまた、第3の目的は、レジスト塗布
工程において、ノズル制御データと各基板のレジスト塗
布状況を管理し、所望のレジスト膜厚を形成するため重
ね塗りが必要な基板の管理を自動化し、省力及び生産性
向上を達成しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため、本発明におい
ては、インクジェット方式によるプリント回路板の製造
において、液体状のレジストの微粒子を発射する滴吐出
装置を用いて所望のレジスト膜のパターンを描画すると
き、このレジスト膜厚を指定し、その膜厚を予測すると
共に、このレジスト膜厚が所望値となるようにノズル制
御データを作成し、このノズル制御データにより、レジ
スト塗布工程において、回路基板別にレジスト塗布工程
を管理することを特徴とするインクジェット方式による
プリント回路板の作成方法、ならびに、インクジェット
方式によるプリント回路板の製造において、液体状のレ
ジスト微粒子を発射する液滴吐出装置を用いて所望のレ
ジスト膜のパターンを描画するとき、レジスト膜厚の値
を指定するレジスト膜厚指定手段と、このレジスト膜厚
を予測するレジスト膜厚予測手段と、このレジスト膜厚
が所定値となるようノズルを制御するノズル制御データ
作成手段と、このノズル制御データにより、レジスト塗
布工程において、回路基板別にレジスト塗布工程を管理
する手段とを有することを特徴とするインクジェット方
式によるプリント回路板の作成装置を採用することによ
り、前記目的を達成しようとするものである。
【0009】
【作用】以上のような、本発明によるプリント回路板作
成方法ならびに装置を採用することにより、インクジェ
ット方式により形成されるプリント回路板上のレジスト
膜厚を所望の膜厚にすることができ、所望の膜厚が変化
した場合のノズル制御データの作成時間を短縮すること
ができる。また、所望のレジスト膜厚を形成するための
重ね塗りが必要な基板の管理を自動化して省力及び生産
性の向上を達成することができる。
【0010】
【実施例】以下に本発明を複数の実施例に基づいて詳細
に説明する: (実施例1)図1に、本発明の特徴を最も良く表すイン
クジェット方式によるプリント基板作成装置の第1の実
施例の構成ブロック図を示す。同図において、1はノズ
ル制御データ作成装置、2はプリント回路板設計CA
D、3はレジスト形成システムである。本発明の対象
は、ノズル制御データ作成装置1とレジスト形成システ
ム3である。
【0011】図1において、ノズル制御データ作成装置
1の中の101は、製造担当者が使用する端末であり、
表示装置とキーボードとから構成されている。102は
データ入力・出力処理部、103はレジスト膜厚予測処
理部、104はノズル制御データ作成処理部、105は
レジスト膜厚指示データ格納部、106はノズル膜厚関
係データ格納部、107は回路パターンデータ格納部、
108はレジスト膜厚予測データ格納部、109はノズ
ル制御データ格納部である。
【0012】またレジスト形成システム3は、レジスト
形成管理装置110、インクジェットによりレジストを
プリント回路基板に塗布するレジスト塗布装置111、
塗布されたレジストを乾燥固化させるオーブン112、
レジストを固化させたプリント回路基板を保管する基板
倉庫113等より構成されている。
【0013】まず初めに、ノズル制御データ作成装置1
の動作について説明する。端末101から製造担当者が
コマンドを入力したりメニューを選択すると、データ入
力・出力処理部102は、入力されたコマンドや選択さ
れたメニューに従ってデータ格納部109にデータを格
納したり、データ格納部109のデータを表示したり、
各種処理を実行したりする。レジスト膜厚指示データ格
納部105は、製造担当者が端末101から入力した製
品別レジスト膜厚指示データを格納するものである。図
2に、レジスト膜厚指示データ格納部105に格納され
るレジスト膜厚指示データの一例を示す。レジスト膜厚
指示データは製品別に指定可能となる。
【0014】ノズル膜厚関係データ格納部106は、ノ
ズル形状と形成されるレジスト膜厚と描画するパターン
との関係を格納する。このデータは、実験により求めら
れ、予め端末101から入力され、ノズル膜厚関係デー
タ格納部106に格納されているものとする。図3に、
ノズル膜厚関係データ格納部に格納されるノズル膜厚関
係データの一例を示す。図3において、301の行は、
レジストを塗布するパターン幅を表し、302は、ある
インクジェットノズルでレジストを塗布するパターン幅
によりレジスト膜厚がいくつになるかを示している。3
03の列はノズル形状を示す。
【0015】ここで、“ノズル形状”とは、1つのノズ
ルにインク吐出のために多数の穴が開いており、ノズル
によりこの穴径や穴の間のピッチが異なることを意味す
る。インクジェットノズルはインク吐出のための多数の
穴が開いており、その穴からインクが吐出されるのであ
るが、吐出されたインクはプリント回路基板上で穴の直
径よりも大きな円として広がる。そして図4に示すよう
に、そのインクは隣の穴から吐出されたインクと重なる
ために形成される膜厚は、ノズルの1つの穴から吐出し
て形成されるレジスト膜厚よりも厚くなる。
【0016】図4において、401〜404は、ノズル
から吐出された基板上で広がったインクであり、それら
インクが隣のノズルから吐出されたインクと重なる様子
を示したものである。図3に示すように、作成するレジ
ストパターンによりレジスト膜厚が異なるのは吐出され
たインク同士の重なりが発生するか否かによるものであ
る。例えば、あるノズルでは基板上のインクの広がりが
100μmで、描画するパターンの幅が100μmの時
はノズルの1つの穴からしかインクが吐出されず、重な
りが発生しないため、形成されるレジスト膜厚は薄くな
る。
【0017】回路パターンデータ格納部107は、プリ
ント回路板設計CAD2で作成された回路パターンを格
納するものである。回路パターンデータのプリント回路
板設計CAD2から回路パターンデータ格納部107へ
のデータの格納は、端末101からの指示により行われ
る。回路パターンデータは、回路パターンを示す座標デ
ータの集まりであり、このデータは、プリント回路板設
計CAD2で作成されるものとする。
【0018】レジスト膜厚予測処理部103は、回路パ
ターンデータ格納部107の中の指定製品の回路パター
ンデータと、ノズル膜厚関係データ格納部106の指定
ノズルのノズル膜厚関係データとからインクジェットに
より塗布されるレジストの1回の塗布によるレジスト膜
厚を計算するものである。このレジスト膜厚予測計算手
順シーケンスフローチャートを図5に示す。
【0019】図5において、まずステップS1において
回路パターンデータを選択し、ステップS2でパターン
幅を求め、レジスト膜厚を計算する。つぎにステップS
3において、回路パターンデータとレジスト膜厚の対応
データを作成し、ステップS4において、その全ての回
路パターンを選択したら、ステップS5に進み、その回
路パターンデータとレジスト膜厚の対応データとをレジ
スト膜厚予測データ格納部108に格納して終了する。
一方、ステップS4において、全ての回路パターンの選
択が完了していなければ、ステップS1へ戻って前記ス
テップS1〜S4を繰返す。
【0020】レジスト膜厚予測処理部103の計算結果
は、回路パターンデータとレジスト膜厚との対応データ
であり、レジスト膜厚データ予測格納部108に格納さ
れる。
【0021】ノズル制御データ作成処理部104は、レ
ジスト膜厚指示データ格納部105の指定された基板の
データと、レジスト膜厚予測データ格納部108の指定
された基板のデータから指示されたレジスト膜厚を形成
するためのノズル制御データとを作成する。作成される
ノズル制御データは、ノズルのX軸,Y軸の移動指令デ
ータと、ノズルの中のどの穴からインクを吐出するかと
いう指令データである。図6にノズル制御データ作成処
理部104の計算フローチャートを示す。
【0022】図6の計算シーケンスフローについて以下
に説明する。まず、ステップS601では、レジスト膜
厚予測データから未検討の回路パターンを選択する。次
にステップS602では、選択された回路パターンの予
測レジスト膜厚tをレジスト膜厚予測データから求め
る。ステップS603では、レジストの塗布回数を1に
初期化する。ついで、ステップS604では、レジスト
指示膜厚と予測レジスト膜厚tとを比較し、予測レジス
ト膜厚tがレジスト指示膜厚よりも小さいときはステッ
プS605,S606を行い、そうでない時は、そのま
まステップS607に進む。
【0023】すなわち、ステップS605では、レジス
ト指示膜厚を満足するためのレジスト塗布回数を求め、
ステップS606でその塗布回数をレジスト塗布膜回数
として設定する。ステップS607では選択されている
回路パターンに対し、指定された塗布回数分のノズル制
御データを作成する。ステップS608では、全ての回
路パターンを選択したか否かをチェックし、未検討の回
路パターンがある時は、ステップS601に戻って前記
シーケンスを繰返し、未検討の回路パターンがなくなっ
た時は、ステップS609に進む。ステップS609で
は、作成されたノズル制御データをノズル制御データ格
納部109に格納する。
【0024】ノズル制御データ格納部109に格納され
るデータは、ノズル制御データ作成処理部104で作成
されたノズルのX軸,Y軸の移動指令データと、ノズル
の中のどの穴からインクを吐出するかという指令データ
である。そして、レジスト膜厚の指示値を満足するため
に重ね塗りが必要なパターンについては、そのパターン
に関して重ね塗りに必要な回数分の制御データが格納さ
れる。ノズル制御データ格納部109のデータは、端末
101からの指令によりレジスト形成システム3のレジ
スト形成管理装置110に転送され、レジスト塗布が実
行される。
【0025】次にレジスト形成システム3について説明
する。レジスト形成システム3は、図1に示すように、
レジスト形成管理装置110、インクジェットノズルを
有するレジスト塗布装置111、塗布されたレジストを
過熱して乾燥固化させるオーブン112、基板倉庫11
3から構成される。
【0026】レジスト形成管理装置110は、製品別に
プリント回路基板のノズル制御データを管理し、基板別
のレジスト塗布回数も管理する。また、どの基板がどの
装置にあるかという仕掛かり状況をも管理する。初めに
レジストを塗布する製品が、レジスト形成管理装置11
0の端末から指令されると、レジスト形成管理装置11
0は該当する基板のノズル制御データを通信線114を
介してレジスト塗布装置111に転送する。
【0027】レジスト塗布装置111は、プリント回路
基板が装置に設定されたらレジスト塗布を行い、完了し
たらレジスト塗布装置の完成品バッファに格納する。レ
ジスト塗布完了した基板は、レジスト乾燥固化させるた
めのオーブン112に搬送される。オーブン112は、
設定された温度で指定時間基板を過熱してレジストを乾
燥固化させる。レジストの乾燥固化を完了したプリント
回路基板は、基板倉庫113に保管される。
【0028】更に複数回のレジスト塗布が必要なプリン
ト回路基板は、基板倉庫113から再びレジスト塗布装
置111に搬送され、レジスト形成管理装置111から
重ね塗りが必要なパターンのノズル制御データをレジス
ト塗布装置111に転送し、重ね塗りが必要なパターン
のみ、レジストが塗布される。そしてオーブン112、
基板倉庫113へと装置を移動し、必要なレジスト膜厚
になるまで繰返される。
【0029】本実施例により所望のレジスト膜厚を満足
するためのノズル制御データが自動的に作成され、製造
担当者のノズル制御データ作成負荷を軽減し、省力化す
ることが可能となる。
【0030】(実施例2)前記実施例1においては、図
1において、ノズル膜厚関係データを、製造担当が端末
101を使用して入力していたが、本第2の実施例2
は、このデータの入力を自動化するようにしたものであ
る。初めに、図1におけるレジスト形成システム3にお
いて、レジスト膜厚検査装置を追加し、このレジスト膜
厚検査装置を、通信線114に接続する(図示は省略す
る)。
【0031】図1のノズルデータ作成装置1において、
レジスト膜厚検査基板のレジスト塗布回数を1回にした
ノズル制御データを作成し、レジスト形成管理装置11
0に転送する。レジスト形成管理装置110は、このノ
ズル制御データをレジスト塗布装置111に転送してお
く。
【0032】テスト用の多数の回路パターンを有するテ
スト基板をレジスト塗布装置111に投入し、レジスト
を塗布させ、オーブン112において乾燥固化させる。
完成した基板のレジスト膜厚を不図示の検査機で測定
し、回路パターン別レジスト膜厚をノズルデータ作成装
置1に通信線114を介して転送する。ノズルデータ作
成装置1は、転送された回路パターン別レジスト膜厚デ
ータをノズル膜厚関係データ格納部106に格納する。
【0033】指定された製品に対するノズルデータ作成
装置1とレジスト形成システム3との動作は、前記実施
例1と同じである。
【0034】本実施例においては、ノズル膜厚関係デー
タが通信線を介して入力されることにより、人手による
入力間違いをなくし、ノズル膜厚関係データ格納部10
6のデータの信頼性を高めると共に、ノズルデータ作成
装置1の操作担当者の負荷を低減することが可能であ
る。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項
1,4によれば、インクジェット方式によるプリント回
路基板の作成において、所望のレジスト膜厚を満足する
ノズル制御データを自動的に作成し、かつ、レジストの
繰返し塗付を管理できるので、以下の諸効果が得られ
る。
【0036】ノズル制御データ作成担当者のノズル制
御データ作成負荷を低減する, ノズル制御データ作成の高速化による製造開始までの
時間短縮と生産性向上が得られる, プリント回路基板のレジスト膜厚の自動管理による省
力化と管理ミスの発生防止により生産性が向上する,な
ど。
【0037】また、本発明の請求項2,5によれば、前
記請求項1,4による効果に加えて以下の効果が達成で
きる; ノズル形状と膜厚との関係データを格納する手段を有
するため、1度格納すれば追加変更がない限り入力する
必要がなく、ノズル制御データ作成担当者の負荷を低減
できる, 初めに1回のレジスト塗布によるレジスト膜厚を計算
しその結果を記憶することにより、所望のレジスト膜厚
が変化しても1回のレジスト塗布による膜厚を再計算す
る必要がなく、ノズル制御データ作成時間を短縮でき
る。
【0038】さらにまた、本発明の請求項3,6によれ
ば、前記請求項1,4の効果に加えて以下の効果が達成
できる; 各基板のレジスト膜塗布回数が自動的に管理されるた
め、プリント回路基板製造担当者の管理負荷を低減でき
る, 各基板のレジスト膜塗布回数が自動的に確実に管理さ
れるため、製造ミスを防止し、生産性を向上し得る,な
ど。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1のプリント基板の作成装置の構成ブ
ロック図
【図2】 レジスト膜厚指示データの一例
【図3】 ノズル膜厚関係データの一例
【図4】 ノズル吐出インクがプリント回路基板上に広
がる様子の説明図
【図5】 レジスト膜厚予測計算シーケンスフローチャ
ート
【図6】 ノズル制御データ作成計算シーケンスフロー
チャート
【符号の説明】
1 ノズル制御データ作成装置 2 プリント回路板設計CAD 3 レジスト形成システム 103 レジスト膜厚予測処理部 104 ノズル制御データ作成処理部 105 レジスト膜厚指示データ格納部 106 ノズル膜厚関係データ格納部 107 回路パターンデータ格納部 108 レジスト膜厚予測データ格納部 109 ノズル制御データ格納部 110 レジスト形成管理装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクジェット方式によるプリント回路
    板の製造において、液体状のレジストの微粒子を発射す
    る滴吐出装置を用いて所望のレジスト膜のパターンを描
    画するとき、 このレジスト膜厚を指定し、その膜厚を予測すると共
    に、このレジスト膜厚が所望値となるようにノズル制御
    データを作成し、 このノズル制御データにより、レジスト塗布工程におい
    て、回路基板別にレジスト塗布工程を管理することを特
    徴とするインクジェット方式によるプリント回路板の作
    成方法。
  2. 【請求項2】 前記レジスト膜厚の予測は、ノズル形状
    と膜厚との関係データを格納し、この格納された前記関
    係データから指定されたレジストパターン形状の1回当
    りの噴射によるレジスト膜厚を計算し、この1回当りの
    噴射による膜圧から指定された膜厚を形成するのに必要
    なレジスト塗布回数を計算することを特徴とする請求項
    1記載のインクジェット方式によるプリント回路板の作
    成方法。
  3. 【請求項3】 前記レジスト塗布工程の管理は、前記プ
    リント回路板の製品種類別に前記ノズル制御データを記
    憶すると共に、レジスト塗布された各回路基板の個々の
    レジスト塗布状態を記憶することを特徴とする請求項1
    記載のインクジェット方式によるプリント回路板の作成
    方法。
  4. 【請求項4】 インクジェット方式によるプリント回路
    板の製造において、液体状のレジスト微粒子を発射する
    液滴吐出装置を用いて所望のレジスト膜のパターンを描
    画するとき、 レジスト膜厚の値を指定するレジスト膜厚指定手段と、 このレジスト膜厚を予測するレジスト膜厚予測手段と、 このレジスト膜厚が所定値となるようノズルを制御する
    ノズル制御データ作成手段と、 このノズル制御データにより、レジスト塗布工程におい
    て、回路基板別にレジスト塗布工程を管理する手段とを
    有することを特徴とするインクジェット方式によるプリ
    ント回路板の作成装置。
  5. 【請求項5】 前記レジスト膜厚予測手段は、ノズル形
    状と膜厚との関係データを格納する手段と、この格納さ
    れた前記関係データから指定されたレジストパターン形
    状の1回当りの噴射によるレジスト膜厚を計算する手段
    と、 前記1回当りの噴射による膜厚から指定された膜厚を形
    成するのに必要なレジスト塗布回数を計算する手段とを
    有することを特徴とする請求項4記載のインクジェット
    方式によるプリント回路板の作成装置。
  6. 【請求項6】 前記レジスト塗布工程管理は、前記プリ
    ント回路基板の製品種類別に前記ノズル制御データを記
    憶する手段と、レジスト塗布された各基板の個々のレジ
    スト塗布状況を記憶する手段とを有することを特徴とす
    る請求項4記載のインクジェット方式によるプリント回
    路板の作成装置。
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