JPH0983545A - Ss無線通信における移動管理装置 - Google Patents

Ss無線通信における移動管理装置

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JPH0983545A
JPH0983545A JP7241828A JP24182895A JPH0983545A JP H0983545 A JPH0983545 A JP H0983545A JP 7241828 A JP7241828 A JP 7241828A JP 24182895 A JP24182895 A JP 24182895A JP H0983545 A JPH0983545 A JP H0983545A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置構成及びソフトウァアの構成を簡素化
し、かつ、無線通信端末が存在する位置での最良の誤り
率で通信して、システム全体の伝送効率の向上を図る。 【解決手段】 SS無線端末STが無線ブリッジAPへ
送信するフレームの一部をサーバーに送信し、無線ブリ
ッジAPへ同報として送信する。無線ブリッジAPは、
このフレーム又はフレームへの応答に、SS無線端末S
Tからの受信電界強度データを付加してサーバーに転送
し、サーバーは無線ブリッジAPから転送されたフレー
ムの受信電界強度を比較する。常に受信電界強度が最大
である無線ブリッジAPを通じて無線ブリッジAPとの
間でフレーム交換手順処理を継続する。SS無線端末S
Tが、いずれの基本サービスエリアに存在するかを意識
せずに通信を開始し、特定の無線ブリッジAPと結合す
る必要がなくなる。また、常時、受信電界強度が最大で
ある無線ブリッジAPを通じてサーバーと有効データの
通信が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スペクトラム拡散
(SS:Spread Spectrum )無線通信端末(ST:Stati
on)、SS無線通信ネットワーク、有線通信ネットワー
クを接続する無線ブリッジであるアクセスポイント(A
P:Access Point)、サーバー、複数のアクセスポイン
トAPとサーバーとを接続する有線通信媒体とからな
り、移動の管理を行うSS無線通信における移動管理装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、直接拡散方式のSS無線通信では
帯域幅が狭いため、使用できるチャネル数が少なく、無
線通信端末ST、複数のアクセスポイントAP、サーバ
ー及び有線通信媒体とからなるSS通信ネットワークに
おいては、アクセスポイントAPと通信可能な範囲であ
る基本サービスエリアBSA(Basic Service Area)が隣
接する場合でも、同一チャネルを使用することが多い。
【0003】無線通信端末STがSS通信ネットワーク
においてサーバーをアクセスする形態として、次の二つ
がある。第1は、通常、一つの基本サービスエリアBS
Aに定在する場合であり、無線通信端末STは、この基
本サービスエリアBSA内のアクセスポイントAPと結
合し、このアクセスポイントAPを通じてサーバーをア
クセスする。第2は、無線通信端末STが他の基本サー
ビスエリアBSAに移動する場合であり、無線通信端末
STは移動中に、無線通信端末STがアクセスポイント
APのフレームの受信電界強度を監視して、結合するア
クセスポイントAPを切り替えている。
【0004】図6は従来のSS通信ネットワークの構成
例を示す図である。図6に示すSS通信ネットワーク
は、無線通信端末STと、アクセスポイントである無線
ブリッジAP1,AP2,AP3と、無線通信端末ST
の通信相手であるサーバー、及び、無線ブリッジAP1
〜AP3とサーバーを接続する有線通信媒体からなって
いる。
【0005】ここで無線ブリッジAP1〜AP3が通信
可能な範囲を、それぞれ基本サービスエリアBSA1,
BSA2,BSA3と定義し、この基本サービスエリア
BSA1〜BSA3中で無線ブリッジAP1〜AP3の
受信電界強度が強く、かつ、安定して通信できる範囲
を、それぞれセル探索停止エリアSCS(Stop Cell Sea
rch)1,SCS2,SCS3と定義する。この範囲にお
ける受信電界強度をSCSレベルと定義する。また、基
本サービスエリアBSA1〜BSA3の範囲外、かつ、
無線ブリッジAP1〜AP3からの受信電界強度が弱
く、他の無線ブリッジAP1〜AP3を探す必要がある
範囲を通常呼出エリアRCS(Regular Cell Search)
1,RCS2,RCS3と定義し、この範囲における受
信電界強度をRCSレベルと定義する。
【0006】基本サービスエリアBSA1〜BSA3外
で無線ブリッジAP1〜AP3からの受信電界強度が微
弱であり、その無線ブリッジAP1〜AP3とは通信不
能となる範囲を、それぞれ不能呼出エリアFCS(Fast
Cell Search)1,FCS2,FCS3と定義し、この範
囲における受信電界強度をFCSレベルと定義する。ま
た、基本サービスエリアBSA1〜BSA3を合わせた
範囲を拡張サービスエリアESA(Extended Service Se
arch Area)と定義する。
【0007】図7はフレーム交換手順で使用されるフレ
ームのフォーマットを示す図である。図6及び図7にお
いて、まず、第1の無線通信端末STが通常、基本サー
ビスエリアBSA1〜BSA3の一つに定在する場合に
ついて説明する。図6中の基本サービスエリアBSA1
に存在する無線通信端末STは、拡張サービスエリアE
SAでの全ての無線ブリッジAP1〜AP3を通じてサ
ーバーをアクセスできる許可を得るため、サーバーとの
間で認証処理を行う。無線通信端末STは無線ブリッジ
AP1に対し、図7中の認証要求フレーム71を送信す
る。
【0008】認証要求フレーム71を受信した無線ブリ
ッジAP1に無線通信端末STに対し、図7中の認証要
求フレームへのアクノリッジ(ACK)72を送信し、
認証要求フレームへのACK72をサーバーに転送す
る。認証要求フレームへのACK72を受信したサーバ
ーは、無線通信端末STのアクセスを許可する場合に図
7中の認証応答フレーム73を無線ブリッジAP1に送
信し、許可しない際には何もしない。認証応答フレーム
73を受信した無線ブリッジAP1は無線通信端末ST
に対し、認証応答フレーム73を転送する。無線通信端
末STは無線ブリッジAP1に対して認証応答フレーム
へのACK74を送信する。
【0009】次に、無線通信端末STは、基本サービス
エリアBSA1内で無線ブリッジAP1と有効データの
SS無線通信前に、無線ブリッジAP1との間で結合処
理を行う。まず、無線通信端末STは無線ブリッジAP
1に対し、図7中の結合要求フレーム75を送信する。
無線ブリッジAP1は無線通信端末STに対し、図7中
の結合要求フレームへのACK76を送信し、さらに、
結合を許可する場合は図7中の結合応答フレーム77を
無線通信端末STに送信し、許可しない際にはなにもし
ない。結合応答フレーム77を受信した無線通信端末S
Tは無線ブリッジAP1に対し、図7中の結合応答フレ
ームへのACK78を送信する。
【0010】次に、無線通信端末STは、基本サービス
エリアBSA1内でサーバーとの間で有効データのSS
無線通信を行うため、無線ブリッジAP1との間でRS
T−CTS−DATA−ACKのフレーム交換手順処理
を実行する。まず、無線通信端末STは無線ブリッジA
P1に対し、図7中のRSTフレーム79を送信する。
RSTフレーム79を受信した無線ブリッジAP1は、
無線通信端末STに対し、図7中のCTSフレーム71
0を送信する。
【0011】CTSフレーム710を受信した無線通信
端末STは無線ブリッジAP1に対し、図7のDATA
フレーム711を送信し、無線ブリッジAP1はサーバ
ーに対して、DATAフレーム711を転送し、無線通
信端末STに対し、図7中のDATAフレームへのAC
K712を送信する。複数のDATAフレーム711が
ある場合は、これまでのDATA−ACKのフレーム交
換手順処理を繰り返す。
【0012】次に、第2の無線通信端末STが他の基本
サービスエリアBSA1〜BSA3に移動する場合の動
作について説明する。図6は最初に基本サービスエリア
BSA1に存在する無線通信端末STが基本サービスエ
リアBSA2に移動する場合を示している。この無線通
信端末STと基本サービスエリアBSA1〜BSA3間
の移動については二つのパターンがある。第1は有効デ
ータ送出前、すなわち、上記のRST−CTS−DAT
A−ACKのフレーム交換手順処理の実行前に、無線通
信端末STが移動した場合である。第2は有効データを
送出中、すなわち、上記のRST−CTS−DATA−
ACK、又は、RST−CTS−DATA−ACK−D
ATA−ACK…のフレーム交換手順処理中に無線通信
端末STが移動した場合である。
【0013】まず、第1の場合について説明する。無線
通信端末STは、基本サービスエリアBSA2へ移動後
に無線ブリッジAP1との間で上記のRST−CTS−
DATA−ACKのフレーム交換手順処理を開始する
が、既に不能呼出エリアFCS1の外側に存在するため
無線ブリッジAP1は応答できない。そこで無線通信端
末STは、別な無線ブリッジAP1〜AP3と再び結合
する必要があり、その結合すべき無線ブリッジAP1〜
AP3を探し、セル探索停止エリアSCS2の内側に存
在するため受信電界強度がSCSレベルを越える無線ブ
リッジAP2と結合する。その後、無線通信端末STは
無線ブリッジAP2との間で上記RST−CTS−DA
TA−ACKのフレーム交換手順処理を再開し、有効デ
ータのSS無線通信を行う。
【0014】次に、第2の場合について説明する。無線
通信端末STは無線ブリッジAP1との間で上記のRS
T−CTS−DATA−ACKのフレーム交換手順処理
中に、基本サービスエリアBSA1から基本サービスエ
リアBSA2に移動することになる。このとき無線通信
端末STは通常呼出エリアRCS1の外側まで移動した
時点で実行中のフレーム交換手順処理を中断して、結合
すべき無線ブリッジAP1〜AP3を探し始め、セル探
索停止エリアSCS2の内側に存在するため受信電界強
度がSCSレベルを越える無線ブリッジAP2と結合
し、中断していたフレーム交換手順処理を再開する。
【0015】なお、結合処理は前記と同様であり、その
説明を省略する。また、結合すべき無線ブリッジAP1
〜AP3を探す方法としては、結合要求フレームを同報
で出力し、それに対するACKの受信電界強度がSCS
レベルを越えるか否かを判別する方法などが考えられ
る。
【0016】この種の従来技術として、特開平4−54
095号公報「移動管理方法」や、1995年1月16
日発行「日経コミュニケーション」54頁の記載内容を
挙げることが出来る。特開平4−54095号公報の例
は、異なる属性を有するパーソナル通信ユーザーの移動
性と端末の移動性をサポートする機能を分離、定義する
ための移動管理機能の単一部品化を図り、また両機能を
単一又は組み合わせて高度化を図っている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例における前者のSS無線通信における移動管理装置
及び公報の例では、次の欠点がある。
【0018】(1)無線通信端末STが基本サービスエ
リアBSA1〜BSA3単位で無線ブリッジAP1〜A
P3と結合して通信を行うため、基本サービスエリアB
SA1〜BSA3を移動した場合、無線ブリッジAP1
〜AP3からの受信電界強度によって新たに結合すべき
無線ブリッジAP1〜AP3を探し、その結合処理を行
っている。このため、無線通信端末STが基本サービス
エリアBSA1〜BSA3間を移動した場合、有効デー
タの通信を開始するまでに時間がかかり、結果的にシス
テム全体の伝送効率が悪化する。
【0019】(2)無線通信端末STが基本サービスエ
リアBSA1〜BSA3間を移動中に現在結合している
無線ブリッジAP1〜AP3からの受信電界強度を監視
し、RCSレベルが低下したところで、他の無線ブリッ
ジAP1〜AP3を探し始めるので、他の無線ブリッジ
AP1〜AP3からの受信電界強度が大きいにもかかわ
らず、現在結合している無線ブリッジAP1〜AP3と
通信している場合がある。図6において、基本サービス
エリアBSA1からBSA2に移動する無線通信端末S
Tは、セル探索停止エリアSCS1の外側に移動し、さ
らにセル探索停止エリアSCS2の内側まで移動する。
【0020】この時点で無線ブリッジAP2からの受信
電界強度が大きいにもかかわらず、無線通信端末STは
無線ブリッジAP1との通信を継続する。さらに、通常
呼出エリアRCS1の外側まで移動した時点で結合すべ
き無線ブリッジAP1〜AP3を探し始め、受信電界強
度がSCSレベルを越えると無線ブリッジAP2と結合
する。このため現在結合している無線ブリッジAP1〜
AP3の通常呼出エリアRCS1〜RCS3と、他の無
線ブリッジAP1〜AP3のセル探索停止エリアSCS
1〜SCS3が重なる範囲に存在する無線通信端末ST
は、より受信電界強度の小さい、現在結合している無線
ブリッジAP1〜AP3と通信することになる。
【0021】このため、無線通信端末STの存在する位
置によっては、常に受信電界強度が最大である無線ブリ
ッジAP1〜AP3と通信しないため、その位置におけ
る本来の誤り率より悪い状態で通信してしまい、結果的
にシステム全体の伝送効率が悪化する。
【0022】(3)無線通信端末STが常に無線ブリッ
ジAP1〜AP3からの受信電界強度を監視し、ソフト
ウァアに通知する回路と、この回路から受信電界強度を
受け取り、RCSレベルを下回った場合、直ちに他の無
線ブリッジAP1〜AP3を探して結合する処理を実行
するためのソフトウァアが必要になる。したがって、無
線通信端末STの装置構成及びソフトウァア処理が複雑
化する。
【0023】本発明は、このような従来の技術における
課題を解決するものであり、結合する処理を実行するソ
フトウァアを不要にして、装置構成及びソフトウァアの
構成を簡素化し、かつ、無線通信端末が存在する位置で
の最良の誤り率で通信して、装置規模及び処理規模を簡
素化できると共に、消費電力が低減でき、かつ、システ
ム全体の伝送効率が向上するSS無線通信における移動
管理装置の提供を目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、請求項1記載の発明は、SS無線端末、SS無線通
信ネットワークと有線通信ネットワークを接続するアク
セスポイントの無線ブリッジ、サーバー、複数のアクセ
スポイントとサーバーとを接続する有線通信媒体からな
るSS無線通信における移動管理装置にあって、SS無
線端末とアクセスポイントとの間で有効データを通信す
る際に行うフレームの交換手順処理中に、複数のアクセ
スポイントが受信したフレームの受信電界強度の大小を
サーバーが比較し、SS無線端末の通信相手となるアク
セスポイントを選択するものである。
【0025】請求項2記載の発明のSS無線通信におけ
る移動管理装置は、前記アクセスポイントとして、SS
無線端末とのフレームの送受信及び変復調を行う無線部
と、無線部からのフレームの受信電界強度、種別、拡張
サービスエリア識別符合及び基本サービスエリアを判別
する受信部と、フレームの有線ヘッダからフレームの種
別及び基本サービスエリア識別符合を判別する送信部
と、SS無線端末及びサーバーから受信したフレームに
よって交換手順処理の次のフレームを構成し、かつ、サ
ーバーと通信するフレームの送受信及び変復調を行う制
御部とを備えるものである。
【0026】請求項3記載のSS無線通信における移動
管理装置は、前記アクセスポイントにおいて、無線部
は、SS無線端末と通信するフレームの送受信及び変復
調を行う無線インタフェース部を有し、受信部は、無線
部からのフレームの受信電界強度を判別する受信電界強
度判別回路と、無線部からのフレームのヘッダからフレ
ームの種別を判別するヘッダ判別回路と、無線部からの
フレームから拡張サービスエリアの識別符合を判別する
拡張サービスエリア識別符合判別回路と、無線部からの
フレームから基本サービスエリアの識別符合を判別する
基本サービスエリア識別符合判別回路と、無線部からの
フレームを一時的に格納する受信FIFOメモリとを備
え、送信部は、制御部からのフレームの有線ヘッダから
フレームの種別を判別する有線ヘッダ判別回路と、制御
部からのフレームから基本サービスエリアの識別符合を
判別する基本サービスエリア識別符合判別回路と、SS
無線端末に送信するフレームを一時的に格納する送信F
IFOメモリとを備え、制御部は、SS無線端末及びサ
ーバーから受信したフレームによって交換手順処理の次
のフレームを構成して送信FIFOメモリに格納する制
御を行う制御回路と、サーバーと通信するフレームの送
受信及び変復調を行う有線媒体インタフェース部とを備
えるものである。
【0027】請求項4記載のSS無線通信における移動
管理装置は、前記フレーム交換手順処理において、SS
無線端末とアクセスポイントがポイント・ツー・ポイン
トで通信を行うようにしている。
【0028】請求項5記載のSS無線通信における移動
管理装置は、前記アクセスポイントは全てのフレームを
サーバーに転送してポイント・ツー・マルチで通信を行
うものである。
【0029】このような構成の請求項1〜5記載のSS
無線通信における移動管理装置は、SS無線端末とアク
セスポイントとの間で有効データを通信する際に行うフ
レームの交換手順処理中に複数のアクセスポイントが受
信したフレームの受信電界強度の大小をサーバーが比較
して、SS無線端末の通信相手となるアクセスポイント
を選択している。
【0030】さらに詳細には、SS無線端末がアクセス
ポイントへ送信するフレームの一部をサーバーに送信
し、また、アクセスポイントへ同報として送信する。S
S無線端末からフレームを受信したアクセスポイント
は、このフレーム又はフレームへの応答に、SS無線端
末からの受信電界強度データを付加してサーバーに転送
し、サーバーはアクセスポイントから転送されたフレー
ムの受信電界強度を比較して、常に受信電界強度が最大
であるアクセスポイントを通じて、そのアクセスポイン
トとの間でフレーム交換手順処理を継続している。
【0031】すなわち、SS無線端末が、いずれの基本
サービスエリアに存在するかを意識せずに通信を開始し
て、特定のアクセスポイントと結合する必要がなくな
る。また、常時、受信電界強度が最大であるアクセスポ
イントを通じてサーバーと有効データの通信が行われ
る。
【0032】したがって、基本サービスエリア間を移動
した際の再度の結合処理に要する冗長な時間が省略さ
れ、通信相手のアクセスポイントの切り替えが迅速に行
われて、有効データが中断されず、システム全体の伝送
効率が向上する。
【0033】また、最大の受信電界強度のアクセスポイ
ントと通信を行うため、無線通信端末が存在する位置で
の最良の誤り率で通信が行われ、そのシステム全体の伝
送効率が向上する。
【0034】さらに、結合処理を実行するソフトウァア
を不要にして、装置構成及びソフトウァアの構成が簡素
化され、装置規模及び処理規模を簡素化できると共に、
消費電力が低減される。
【0035】
【発明の実施の形態】次に、本発明のSS無線通信にお
ける移動管理装置の実施の形態を図面を参照して詳細に
説明する。図1は本発明のSS無線通信における移動管
理装置の第1実施例の構成を示すブロック図である。図
1の例はアクセスポイントの無線ブリッジAPである。
この無線ブリッジAPは、SS無線端末とのフレームの
送受信及び変復調を行う無線部11と、この無線部11
からのフレームの受信電界強度、種別、拡張サービスエ
リアESAの識別符合(以下、ESIDと記載する)、
基本サービスエリアBSAの識別符合(以下、BSID
と記載する)を判別する受信部12と、フレームの有線
ヘッダからフレームの種別、基本サービスエリアBSA
の識別符合を判別する送信部13と、SS無線端末及び
サーバーから受信したフレームによって交換手順処理の
次のフレームを構成し、かつ、サーバーと通信するフレ
ームの送受信及び変復調を行う制御部14とを有してい
る。
【0036】無線部11はSS無線端末と通信するフレ
ームの送受信及び変復調を行う無線インタフェース(I
/F)部111を有している。受信部12は、無線部1
1からのフレームの受信電界強度を判別する受信電界強
度判別回路121と、無線部11からのフレームのヘッ
ダからフレームの種別を判別するヘッダ判別回路122
とを有している。また、無線部11からのフレームから
拡張サービスエリアESAの識別符合を判別するESI
D判別回路123と、無線部11からのフレームからB
SIDを判別するBSID判別回路124と、無線部1
1からのフレームを一時的に格納する受信FIFOメモ
リ125を備えている。
【0037】送信部13は、制御部14からのフレーム
の有線ヘッダからフレームの種別を判別する有線ヘッダ
判別回路131と、制御部14からのフレームからBS
IDを判別するBSID判別回路132と、SS無線端
末に送信するフレームを一時的に格納する送信FIFO
メモリ133とを有している。また、制御部14には、
SS無線端末及びサーバーから受信したフレームによっ
て交換手順処理の次のフレームを構成して送信FIFO
メモリ133に格納する制御を行うマイクロプロセッサ
(MPU)141と、サーバーと通信するフレームの送
受信及び変復調を行う有線媒体I/F部142とが設け
られている。
【0038】次に、この第1実施形態の動作について説
明する。まず、図1に示す無線ブリッジAPが無線通信
端末からフレームを受信する場合の動作について説明す
る。
【0039】図1において、無線ブリッジAPが図示し
ない無線通信端末からフレームを受信すると無線I/F
部111が復調し、この復調データがヘッダ判別回路1
22、ESID判別回路123及びBSID判別回路1
24に入力される。さらに、無線I/F部111からの
復調データを受信FIFOメモリ125で格納する。ま
た、無線I/F部111は受信電界強度データを受信電
界強度判別回路121に出力し、ここで判別した受信電
界強度データを受信FIFOメモリ125で格納する。
【0040】ESID判別回路123は、復調出力から
受信したフレームが無線ブリッジAPが属する拡張サー
ビスエリアESA宛のものか否かを判別する。拡張サー
ビスエリアESA宛でない場合、受信FIFOメモリ1
25の記憶データをクリアする。BSID判別回路12
4は、復調出力から受信したフレームが無線ブリッジA
Pの属する基本サービスエリアBSA宛のものか否かを
判別して、MPU141に通知する。ヘッダ判別回路1
22は、復調出力から受信したフレームの種類を判別
し、MPU141に通知する。
【0041】MPU141は受信したフレームの種類と
基本サービスエリアBSAの識別符合(BSID)によ
って判断し、サーバーに転送するものについては受信F
IFOメモリ125を参照してフレームを構成し直し、
再度、受信FIFOメモリ125に格納して、有線媒体
I/F部142を通じてサーバーに転送する。一方、図
示しない無線通信端末にACKを返送するものについて
は、受信FIFOメモリ125を参照してフレームを構
成し直し、送信FIFOメモリ133に格納し、無線I
/F部111通じて図示しない無線通信端末に送信す
る。
【0042】次に、無線通信端末がサーバーからフレー
ムに受信する場合の動作について説明する。図1に示す
無線ブリッジAPでは、サーバーからのフレームを受信
すると、このフレームを有線媒体I/F部142が復調
し、復調データを有線ヘッダ判別回路131,BSID
判別回路132に供給し、さらに送信FIFOメモリ1
33で格納する。BSID判別回路132は復調データ
から、受信フレームが無線ブリッジAPに属する基本サ
ービスエリアBSA宛のものか否かを判別する。
【0043】この判別で基本サービスエリアBSA宛の
ものでない場合、送信FIFOメモリ133をクリアす
る。有線ヘッダ判別回路131は、復調データから、受
信フレームの種別を判断し、MPU141に通知する。
MPU141は受信フレームの種別によって、送信FI
FOメモリ133を参照してフレームを構成し直し、再
度、送信FIFOメモリ133に格納し、無線I/F部
111を通じて図示しない無線通信端末に転送する。
【0044】次に、SS通信ネットワークによる動作に
ついて説明する。図2は第1実施形態におけるフレーム
交換手順で使用されるフレームのフォーマットを示す図
であり、図3は第1実施形態におけるSS通信ネットワ
ークの構成例を示す図である。
【0045】図1、図2及び図3において、基本サービ
スエリアBSA1に存在する無線通信端末STは、有効
データのフレーム交換手順処理の前に、拡張サービスエ
リアESA内の全ての無線ブリッジAP1〜AP3を通
じてサーバーをアクセスする許可を得るため、サーバー
との間で認証処理を行う。まず、無線通信端末STと同
報によって無線ブリッジAP1〜AP3に図2中の認証
要求フレーム21を送信する。
【0046】この認証要求フレーム21を受信した全て
の無線ブリッジAP1〜AP3はサーバーに対して、こ
のフレームに受信電界強度データを付加して図2中の認
証要求フレーム22として転送し、無線通信端末STに
図2中の認証要求フレームへのACK23を送信する。
サーバーは複数の無線ブリッジAP1〜AP3から認証
要求フレーム22を受信し、無線通信端末STのアクセ
スを許可する場合、受信電界強度を比較する。
【0047】この比較で、最も受信電界強度が大きい無
線ブリッジAP1に図2中の認証応答フレーム24を送
信し、許可しない場合はなにもしない。認証応答フレー
ム24を受信した無線ブリッジAP1は、無線通信端末
STに対し、このフレームを図2中の認証応答フレーム
25として転送する。無線通信端末STは無線ブリッジ
AP1に対し、図2中の認証応答フレームへのACK2
6を送信する。
【0048】次に、無線通信端末STは基本サービスエ
リアBSA1内にあってサーバーとの間で有効データの
SS無線通信を行うため、無線ブリッジAP1〜AP3
を介して、RST−CTS−DATA−ACKのフレー
ム交換手順処理を実行する。まず、無線通信端末STは
同報によって無線ブリッジAP1〜AP3に対して、図
2中のRSTフレーム27を送信する。RSTフレーム
27を受信した全ての無線ブリッジAP1〜AP3は、
サーバーに対し、このフレームに受信電界強度データを
付加して図2中のRSTフレーム28として送信する。
【0049】複数の無線ブリッジAP1〜AP3からの
RSTフレーム28を受信したサーバーは受信電界強度
を比較して、最も受信電界強度が大きい無線ブリッジA
P1に対し、図2中のCTSフレーム29を送信する。
このCTSフレーム29を受信した無線ブリッジAP1
に対し、図2中のDATAフレーム211を送信する。
このDATAフレーム211を受信した無線ブリッジA
P1に対し、図2中のDATAフレーム212を転送
し、無線通信端末STに対し図2中のDATAフレーム
へのACK213を送信する。複数のDATAフレーム
を有する場合は、同様にDATA−ACKのフレーム交
換手順処理を繰り返す。
【0050】次に、第2の無線通信端末STが他の基本
サービスエリアBSA1〜BSA3に移動する場合につ
いて説明する。図3では、基本サービスエリアBSA1
に存在する無線通信端末STが基本サービスエリアBS
A2に移動することを示している。この無線通信端末S
Tの基本サービスエリアBSA1〜BSA3間での移動
については二つのパターンがある。
【0051】第1には有効データ送出前、すなわち、上
記RST−CTS−DATA−ACKのフレーム交換手
順処理の前に、無線通信端末STが移動した場合であ
り、第2は有効データ送出中、すなわち、上記RST−
CTS−DATA−ACK、又は、RST−CTS−D
ATA−ACK−DATA−ACK…のフレーム交換手
順処理を実行中に無線通信端末STが移動した場合であ
る。
【0052】まず、第1の場合について説明する。この
場合、上記の無線通信端末STが一つの基本サービスエ
リアBSA1〜BSA3に定在する場合と同様である。
無線通信端末STは、基本サービスエリアBSA2に移
動した後に無線ブリッジAP1との間で上記RST−C
TS−DATA−ACKのフレーム交換手順処理を開始
する。まず、無線通信端末STは同報によって無線ブリ
ッジAP1〜AP3に対し、図2中のRSTフレーム2
7を送信し、このRSTフレーム27を受信した全ての
無線ブリッジAP1〜AP3は、サーバーに対し、この
フレームに受信電界強度データを付加して図2中のRS
Tフレーム28として送信する。
【0053】無線ブリッジAP1,AP2からのRST
フレーム28を受信したサーバーは受信電界強度を比較
し、最も受信電界強度が大きい無線ブリッジAP2に対
し、図2中のCTSフレーム29を送信する。CTSフ
レーム29を受信した無線ブリッジAP2は無線通信端
末STに対し、図2中のCTSフレーム210を送信す
る。このCTSフレーム210を受信した無線通信端末
STは、無線ブリッジAP2に対し、図2中のDATA
フレーム211を転送し、無線通信端末STに対し、図
2中のDATAフレームへのACK213を送信する。
複数のDATAフレームがある場合は、同様にしてDA
TA−ACKのフレーム交換手順処理を繰り返す。
【0054】次に、第2の場合について説明する。図4
は第1実施形態におけるフレーム交換手順を示す図であ
る。図1から図4において、無線通信端末STは無線ブ
リッジAP1との間で上記RST−CTS−DATA−
ACKのフレーム交換手順処理の実行中に、基本サービ
スエリアBSA1から基本サービスエリアBSA2に移
動することになる。まず、無線通信端末STは同報によ
って無線ブリッジAP1〜AP3に対し図4中の時刻T
1で、図2中のRSTフレーム27を送信する。
【0055】RSTフレーム27を受信した無線ブリッ
ジAP1,AP2はサーバーに対し、図4中の時刻T
2,T3で、このフレームに受信電界強度データを付加
して図2中のRTSフレーム28として送信する。無線
ブリッジAP1,AP2からのRTSフレーム28を受
信したサーバーは受信電界強度を比較して、最も受信電
界強度が大きい無線ブリッジAP1に対して、図4中の
時刻T4で図2中のCTSフレーム29を送信する。こ
のCTSフレーム29を受信した無線ブリッジAP1
は、無線通信端末STに対し、図4中の時刻T5で、図
2中のCTSフレーム210に送信する。
【0056】ここで無線通信端末STが移動し始め、基
本サービスエリアBSA2の内側の無線ブリッジAP1
より無線ブリッジAP2が近い位置まで移動した場合、
CTSフレームを受信した無線通信端末STは、無線ブ
リッジAP1に対し、図4中の時刻T6で、図2中のD
ATAフレーム211を送信する。DATAフレーム2
11を受信した無線ブリッジAP1は、図4中に示す時
刻T7でサーバーに対し、図2中のDATAフレーム2
12を転送し、無線通信端末STに対して図2中のDA
TAフレームへのACK213を送信する。
【0057】さらに、無線ブリッジAP2も無線通信端
末STが基本サービスエリアBSA2の内側に存在して
おり、DATAフレーム211を正常に受信できるた
め、サーバーに対し、図2中のWACKフレーム214
を送信する。DATAフレーム212とWACKフレー
ム214を受信したサーバーは受信電界強度を比較し、
移動先の無線ブリッジAP2が受信電界強度が大きいた
め、図4中の時刻T9で無線ブリッジAP1,AP2に
対し、図2中のBSA切替フレーム216を送信する。
このBSA切替フレーム216を受信した無線通信端末
STの移動元の無線ブリッジAP1は、続いて無線通信
端末STからのDATフレーム212を受信した際に、
図4中の時刻T10で、図2中のWACKフレーム21
4を送信する。
【0058】BSA切替フレーム216を受信した無線
通信端末STの移動先の無線ブリッジAP2は、続いて
無線通信端末STからのDATAフレーム212を受信
した際に、図4中の時刻T10でサーバーに対し、図2
中のDATAフレーム212を転送し、無線通信端末S
Tに対し図2中のDATAフレームへのACK213を
送信する。この結果、無線通信端末STが通信する無線
ブリッジAP1〜AP3が切り換わる。
【0059】次に、第2実施形態について説明する。図
5は第2実施形態におけるフレーム交換手順を説明する
ための図である。図5の第2実施形態は無線通信端末S
Tが他の基本サービスエリアBSA1〜BSA3に移動
する場合の、有効データ送出中、すなわち、上記RST
−CTS−DATA−ACK−DATA−ACK…のフ
レーム交換手順処理を実行中に無線通信端末STが移動
した場合の、フレーム交換手順処理を示したものであ
り、DATA−ACK以降の部分について示している。
【0060】ここで、この第2実施形態が第1実施形態
と相違するところは、フレーム交換手順処理において、
DATA−ACKフェーズでは、無線通信端末STと無
線ブリッジAP1〜AP3とがポイント・ツー・ポイン
トで通信を行うのに対して、無線ブリッジAP1〜AP
3は全てのフレームをサーバーに転送するため、無線通
信端末STと無線ブリッジAP1〜AP3はポイント・
ツー・マルチポイントの通信を行う。
【0061】上記RST−CTS−DATA−ACKの
フレーム交換手順処理の実行中に無線通信端末STが移
動し始め、基本サービスエリアBSA2の内側、ただし
無線ブリッジAP2より無線ブリッジAP1が近い位置
まで移動した場合、CTSフレームを受信した無線通信
端末STは、同報によって無線ブリッジAP1〜AP3
に対して図5中の時刻T6で図2中のDATAフレーム
212を送信する。このDATAフレーム212を受信
した無線ブリッジAP1,AP2は図4中の時刻T7,
T8で、サーバーに対して図2中のDATAフレーム2
12を転送する。
【0062】このDATAフレーム212を受信したサ
ーバーは受信電界強度を比較して、最も受信電界強度を
大きい無線ブリッジAP1に対して図4中の時刻T9で
図2中のDATAフレームへのACK215を送信す
る。このDATAフレームへのACK215を受信した
無線ブリッジAP1は、無線通信端末STに対し、図4
中の時刻T10で図2中のDATAフレームへのACK
23を送信する。ここで無線通信端末STがさらに移動
して、無線ブリッジAP1より無線ブリッジAP2が近
い位置になった場合、ACKを受信した無線通信端末S
Tは、再度、同報によって無線ブリッジAP1〜AP3
に対し、図5中の時刻T11で図2中のDATAフレー
ム212を送信する。
【0063】このDATAフレーム212を受信した無
線ブリッジAP1,AP2は図4中の時刻T12,T1
3でサーバーに対して図2中のDATAフレーム212
を転送する。このDATAフレーム212を受信したサ
ーバーは、受信電界強度を比較して、最も受信電界強度
が強い無線ブリッジAP2に対し、図4中の時刻T14
で図2中のDATAフレームへのACK215を送信す
る。このDATAフレームへのACK215を受信した
無線ブリッジAP2は、無線通信端末STに対し、図4
中の時刻T10で図2中のDATAフレームへのACK
213を送信する。
【0064】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1〜5記載のSS無線通信における移動管理装置によれ
ば、SS無線端末とアクセスポイントとの間で有効デー
タを通信する際に行うフレームの交換手順処理中に、複
数のアクセスポイントが受信したフレームの受信電界強
度の大小をサーバーが比較して、SS無線端末の通信相
手となるアクセスポイントを選択しているため、基本サ
ービスエリア間を移動した際の再結合処理に要する冗長
な時間が省略される。すなわち、通信相手のアクセスポ
イントの切り替えが迅速に行われて、有効データが中断
されず、システム全体の伝送効率が向上する。
【0065】また、最大の受信電界強度のアクセスポイ
ントと通信を行うため、無線通信端末が存在する位置で
の最良の誤り率で通信が行われる。すなわち、システム
全体の伝送効率が向上すると共に、結合処理を実行する
ソフトウァアが不要になって、装置構成及びソフトウァ
アの構成が簡素化され、装置構成及びソフトウァアの構
成が簡素化して、装置規模及び処理規模を簡素化できる
と共に、消費電力が低減できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のSS無線通信における移動管理装置の
第1実施形態の構成を示すブロック図である。
【図2】第1実施形態にあってフレーム交換手順で使用
されるフレームのフォーマットを示す図である。
【図3】第1実施形態にあってSS通信ネットワークの
構成例を示す図である。
【図4】第1実施形態におけるフレーム交換手順を示す
図である。
【図5】第2実施形態におけるフレーム交換手順を説明
するための図である。
【図6】従来のSS通信ネットワークの構成例を示す図
である。
【図7】従来例にあってフレーム交換手順で使用される
フレームのフォーマットを示す図である。
【符号の説明】
12 受信部 13 送信部 14 制御部 111 無線I/F部 121 受信電界強度判別回路 122 ヘッダ判別回路 123 ESID判別回路 124 BSID判別回路 125 受信FIFOメモリ 131 有線ヘッダ判別回路 132 BSID判別回路 133 送信FIFOメモリ 141 MPU 142 有線媒体I/F部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 SS無線端末、SS無線通信ネットワー
    クと有線通信ネットワークを接続するアクセスポイント
    の無線ブリッジ、サーバー、複数のアクセスポイントと
    サーバーとを接続する有線通信媒体からなるSS無線通
    信における移動管理装置にあって、 前記SS無線端末と前記アクセスポイントとの間で有効
    データを通信する際に行うフレームの交換手順処理中
    に、複数の前記アクセスポイントが受信したフレームの
    受信電界強度の大小を前記サーバーが比較し、前記SS
    無線端末の通信相手となる前記アクセスポイントを選択
    することを特徴とするSS無線通信における移動管理装
    置。
  2. 【請求項2】 前記アクセスポイントとして、 SS無線端末とのフレームの送受信及び変復調を行う無
    線部と、 前記無線部からのフレームの受信電界強度、種別、拡張
    サービスエリア識別符合及び基本サービスエリアを判別
    する受信部と、 フレームの有線ヘッダからフレームの種別及び基本サー
    ビスエリア識別符合を判別する送信部と、 前記SS無線端末及びサーバーから受信したフレームに
    よって交換手順処理の次のフレームを構成し、かつ、前
    記サーバーと通信するフレームの送受信及び変復調を行
    う制御部と、 を備えることを特徴とする請求項1記載のSS無線通信
    における移動管理装置。
  3. 【請求項3】 前記アクセスポイントにおいて、 無線部は、 SS無線端末と通信するフレームの送受信及び変復調を
    行う無線インタフェース部を有し、 受信部は、 前記無線部からのフレームの受信電界強度を判別する受
    信電界強度判別回路と、前記無線部からのフレームのヘ
    ッダからフレームの種別を判別するヘッダ判別回路と、 前記無線部からのフレームから拡張サービスエリアの識
    別符合を判別する拡張サービスエリア識別符合判別回路
    と、 前記無線部からのフレームから基本サービスエリアの識
    別符合を判別する基本サービスエリア識別符合判別回路
    と、 前記無線部からのフレームを一時的に格納する受信FI
    FOメモリとを備え、送信部は、 制御部からのフレームの有線ヘッダからフレームの種別
    を判別する有線ヘッダ判別回路と、 前記制御部からのフレームから基本サービスエリアの識
    別符合を判別する基本サービスエリア識別符合判別回路
    と、 前記SS無線端末に送信するフレームを一時的に格納す
    る送信FIFOメモリとを備え、 制御部は、 前記SS無線端末及びサーバーから受信したフレームに
    よって交換手順処理の次のフレームを構成して前記送信
    FIFOメモリに格納する制御を行う制御回路と、 前記サーバーと通信するフレームの送受信及び変復調を
    行う有線媒体インタフェース部と、 を備えることを特徴とする請求項2記載のSS無線通信
    における移動管理装置。
  4. 【請求項4】 前記フレーム交換手順処理において、S
    S無線端末とアクセスポイントがポイント・ツー・ポイ
    ントで通信を行うことを特徴とする請求項1,2又は3
    記載のSS無線通信における移動管理装置。
  5. 【請求項5】 前記アクセスポイントは全てのフレーム
    をサーバーに転送してポイント・ツー・マルチで通信を
    行うことを特徴とする請求項1,2又は3記載のSS無
    線通信における移動管理装置。
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