JPH0983127A - 電子部品の位置規正方法及び位置規正用治具 - Google Patents

電子部品の位置規正方法及び位置規正用治具

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JPH0983127A
JPH0983127A JP7232231A JP23223195A JPH0983127A JP H0983127 A JPH0983127 A JP H0983127A JP 7232231 A JP7232231 A JP 7232231A JP 23223195 A JP23223195 A JP 23223195A JP H0983127 A JPH0983127 A JP H0983127A
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jig
position regulating
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hole
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JP7232231A
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Tomio Shimizu
富夫 清水
Akihisa Iida
晃久 飯田
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/303Surface mounted components, e.g. affixing before soldering, aligning means, spacing means

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  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コネクタ等の電子部品の位置を規正すること
ができる電子部品の位置規正方法及び位置規正用治具を
提供する。 【解決手段】 基板1に印刷したクリームハンダの近傍
にUV系接着剤5a,5bを塗布した後、これらの上に
B−Bコネクタ6,7を載置し、これをリフロー炉へ投
入する前に、位置規正用治具15によりB−Bコネクタ
6,7の位置規正をすると共に、紫外線によりUV系接
着剤を硬化してB−Bコネクタ6,7を固定する。そし
て前記の位置規正用治具15は、支持部材12、位置規
正用板11及び位置規正具13,14を有し、支持部材
12により基板1を支持した後に位置規正用板11を装
着し、位置規正具13,14を位置規正用板11の位置
規正用穴11i,11jに挿入して、位置規正具14の
対向面14a,14b及び位置規正具13の傾斜面13
aにより位置規正を行うというものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子部品の位置規正
方法及び位置規正用治具に関し、特にコネクタを基板に
表面実装する場合に適用して有用なものである。
【0002】
【従来の技術】基板と基板とを電気的に接続する場合に
は通常1対の基板対基板接続用コネクタ(以下B−Bコ
ネクタという)によって接続するが、必要となるB−B
コネクタのピン数が多い場合には、2対のB−Bコネク
タによって接続することになる。
【0003】図5は1対のB−Bコネクタによって接続
する場合の一例であり、基板61と基板62とが、各々
の基板に実装された一対のB−Bコネクタ63,64に
よって接続されている。図6は2対のB−Bコネクタに
よって接続する場合の一例であり、基板71と基板72
とが、各々の基板に実装された2対のB−Bコネクタ7
3,75及び74,76によって接続されている。
【0004】そして、これらのB−Bコネクタ63,6
4,73,74,75,76は異形チップマウンタと呼
ばれる実装機械によって各基板61,62,71,72
に実装される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが機械で実装す
る場合にはB−Bコネクタが正規の位置から多少ずれて
しまう。これに対し、図6に示すように2対のB−Bコ
ネクタによって接続する場合には、少なくともB−Bコ
ネクタ73と74及び75と76の相対位置が正確でな
ければ、B−Bコネクタ73と75又は74と76を接
続することができなくなってしまう。また無理に接続し
たとしてもハンダ付け部にストレスが加わり続けるた
め、時間がたつとハンダ付部にクラックが入り最終的に
は接触不良、コネクタ外れ等の不良が発生してしまう。
【0006】またB−Bコネクタが正規の位置に精度よ
く実装されていないと、各基板を所定の位置に固定しよ
うとした場合に固定できないことがある。かかる問題は
2対のB−Bコネクタで接続する場合は勿論、1対のB
−Bコネクタで接続する場合においても生じ得る。例え
ば図7に示すように、1対のB−Bコネクタ83,84
によって接続されている2枚の基板81,82をビス8
5a,85b及びに85c,85dによって所定の支持
部86a,86b及び86c,86dに固定しようとし
ても、B−Bコネクタ83,84が正規の位置からずれ
ていると、何れかの基板が固定できないことがある。
【0007】従って本発明は上記従来技術に鑑み、コネ
クタ等の電子部品の位置を規正することができる電子部
品の位置規正方法及び位置規正用治具を提供することを
課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する第1
の方法は、基板に印刷したクリームハンダの上に電子部
品を載置した状態でリフロー炉に投入してハンダ付けを
する場合の電子部品の位置規正方法であって、電子部品
を前記クリームハンダ上に載置する前に、前記クリーム
ハンダの近傍にUV系接着剤又はUV熱硬化併用接着剤
を塗布し、その後に電子部品を前記クリームハンダ上で
且つ前記接着剤上に載置し、この状態で、リフロー炉へ
投入する前に、位置規正用治具によって前記電子部品の
位置を規正すると共に、紫外線を照射して前記接着剤を
硬化することにより前記電子部品を前記基板に固定する
ことを特徴とする。
【0009】また第2の方法は、上記第1の方法におい
て、電子部品が基板と基板とを電気的に接続するための
1個又は2個以上のコネクタであることを特徴とする。
【0010】また上記課題を解決する第1の位置規正用
治具は、基板に印刷されたクリームハンダの上に載置さ
れたコネクタを正規の位置に規正するための治具であっ
て、前記基板を支持する支持部材と、矩形の位置規正用
穴を有し、この位置規正用穴に前記コネクタを挿入する
ようにして前記支持部材に装着される位置規正用板と、
前記位置規正用穴の一方向の長さに略等しい長さを有す
ると共に内側に前記位置規正用穴への挿入方向に沿って
外側へ広がる対向面を有し、この対向面が前記位置規正
用穴への挿入時に前記コネクタの前記一方向の両側縁に
各々当接して前記コネクタの前記一方向における位置規
正を行う第1の位置規正具と、前記位置規正用穴への挿
入方向に沿って外側へ傾斜する傾斜面を有し、前記一方
向と直交する他方向において前記コネクタと前記位置規
正用穴の側面との間に挿入され、このとき前記傾斜面が
前記コネクタの前記他方向の側縁に当接して前記コネク
タの前記他方向における位置規正を行う第2の位置規正
具とを有してなることを特徴とする。
【0011】また第2の位置規正用治具は、基板に印刷
されたクリームハンダの上に載置されたコネクタを正規
の位置に規正するための治具であって、前記基板を支持
する支持部材と、矩形の位置規正用穴を有し、この位置
規正用穴に前記コネクタを挿入するようにして前記支持
部材に装着される位置規正用板と、弾性部材により一方
向に相離間するよう付勢された一対の挾持部材と、他の
弾性部材により前記一方向と直交する他方向に相離間す
るよう付勢された他の一対の挾持部材とを有し、前記一
対の挾持部材の各先端側には前記他方向の長さが前記位
置規正用穴の同方向の長さに略等しく且つ内側に前記位
置規正用穴への挿入方向に沿って外側へ広がる対向面を
有する規正つめを有し、この規正つめの対向面が前記位
置規正用穴への挿入時に前記コネクタの前記一方向の両
側縁に当接して前記コネクタの前記一方向における位置
規正を行うと共に、前記他の一対の挾持部材の各先端側
には内側に前記位置規正用穴への挿入方向に沿って外側
へ広がる対向面を有する他の規正つめを有し、この他の
規正つめの対向面が前記位置規正用穴への挿入時に前記
コネクタの前記他方向の両側縁に当接して前記コネクタ
の前記他方向における位置規正を行う位置規正具と、こ
の位置規正具の前記一対の挾持部材と他の一対の挾持部
材の基端側に係合してこれらの挾持部材の先端側の前記
規正つめを各々開閉する開閉具とを有してなることを特
徴とする。
【0012】また第3の位置規正用治具は、基板に印刷
されたクリームハンダの上に載置された複数のコネクタ
の相対位置を規正するための治具であって、前記コネク
タへの被覆方向に沿って外側へ広がる一方向の対向面
と、この一方向に直交する他方向において前記コネクタ
への被覆方向に沿って外側へ広がる他方向の対向面とを
有してなる位置規正部が所定の相対位置関係を有して一
体的に複数形成され、前記コネクタに被せたとき、前記
位置規正部の前記一方向の対向面が前記各コネクタの前
記一方向の両側縁に当接し且つ前記位置規正部の前記他
方向の対向面が前記各コネクタの前記他方向の両側縁に
当接して前記コネクタの相対位置を規正することを特徴
とする。
【0013】上記第1又は第2の方法によれば、リフロ
ー炉に投入する前に電子部品(コネクタ等)の位置に規
正すると共にUV系接着剤を硬化して電子部品を固定す
るため、電子部品の位置を規正することができると共に
リフロー炉におけるずれを防止することができる。
【0014】また上記第1の位置規正用治具によれば、
位置規正用板を支持部材に装着し、この位置規正用板の
位置規正用穴に第1の位置規正具と第2の位置規正具と
を各々挿入することにより、容易にコネクタを正規の位
置に規正することができる。
【0015】また上記第3の位置規正用治具によれば、
位置規正用板を支持部材に装着し、この位置規正用板の
位置規正用穴に位置規正具の各挾持部材の規正つめを各
々挿入することにより、容易にコネクタを正規の位置に
規正することができる。
【0016】また上記第3の位置規正用治具によれば、
この位置規正用治具を基板のクリームハンダ上に載置さ
れた複数のコネクタに被せることにより、容易にこれら
複数のコネクタが正規の相対位置関係となるよう規正す
ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき詳細に説明する。
【0018】図1は、本発明の実施例に係るB−Bコネ
クタの位置規正方法を示す説明図である。
【0019】同図に示すように、基板1にクリームハン
ダ3,4を印刷し(図4(a))、これらのクリームハ
ンダ3,4の上にB−Bコネクタ6,7を載置する前
に、UV系接着剤5a,5bをクリームハンダ3,4の
両側近傍に各々塗布し、その後にクリームハンダ3,4
上で且つUV系接着剤5a,5b上にB−Bコネクタ
6,7を各々載置する(図4(b))。このときコネク
タ6,7のリード線6a,7aがクリームハンダ3,4
上に各々占位し、コネクタ6,7の本体がUV系接着剤
5a,5b上に各々占位する。この状態で例えば図2に
示す位置規正用治具(詳細後述)により、B−Bコネク
タ6,7を正規の位置に規正すると共に、光ファイバ8
によりUV(紫外線)を照射してUV系接着剤5a,5
bを硬化することによりB−Bコネクタ6,7を基板1
に固定する(図4(d))。そして、これらをリフロー
炉へ投入する。
【0020】図2の(a)は本発明の実施例に係る位置
規正用治具の斜視図、(b),(c)は(a)に示す位
置規正用治具によってB−Bコネクタを位置規正したと
きの状態を示す説明図である。
【0021】図2(a)に示すように、本実施例に係る
位置規正用治具15は、支持部材12、位置規正用板1
1及び位置規正具13、14を有してなるものである。
【0022】支持部材12は、板状の本体12nと、こ
の本体12nの表面12mに設けられた支柱12a,1
2b,12c,12d,12e,12f,12g,12
h,12iとから構成されている。支柱12a,12
b,12c,12dは表面12mの4箇所に設けられ、
これらの支柱12a〜12dの内側の4箇所に支柱12
e,12f,12g,12hが設けられ、更にこれらの
支柱12e〜12hの中心部に支柱12iが設けられて
いる。また外側の支柱12a〜12dよりも内側の支柱
12e〜12iの方が低く形成されており、支柱12
h,12eの上端には突部12j,12kが各々形成さ
れている。
【0023】位置規正用板11は、周囲の4箇所に穴1
1a,11b,11c,11dが各々設けられ、これら
の穴11a〜11dの上端にはスラストベアリング11
e,11f,11g,11hが各々設けられている。ま
た位置規正用板11には、基板1上のB−Bコネクタ
6,7の正規の位置に対応するよう矩形の位置規正用穴
11i,11jが設けられている。
【0024】位置規正具14は、下向きのコ字状の部材
であって、位置規正用板11の位置規正用穴11iの図
中左右方向の長さに等しい長さを有すると共に、その内
側に挿入方向(位置規正用穴11iへ挿入する方向)に
沿って外側へ広がる対向面14a,14bを有してい
る。位置規正具13は、くさび状の部材であって、前記
挿入方向に沿って外側へ傾斜する傾斜面13aを有して
いる。
【0025】従って上記構成の位置規正用治具15によ
れば、次のようにしてB−Bコネクタが位置規正され
る。即ち図2(a)に示すように、まず支持部材12の
支柱12e,12hの突部12k,12jを基板1の穴
1a,1bに挿入するようにして基板1を位置決めし、
支柱12e〜12iによって基板1を支持する。次に支
持部材12の支柱12a〜12dの上端部を穴11a〜
11dに挿入し且つ位置規正用穴11i,11jにB−
Bコネクタ6,7を挿入するようにして、位置規正用板
11を支持部材12に装着する。
【0026】この状態で、図2(b)に示すように、位
置規正用穴11iに位置規正具14を挿入し、このとき
B−Bコネクタ6の一方向(図中左右方向)の両側縁に
当接する対向面14a,14bによって、B−Bコネク
タ6の前記一方向における位置規正を行う。また図2
(c)に示すように、前記一方向と直交する他方向(図
中左右方向)において位置規正具13をコネクタ6と位
置規正用穴11iの側面との間に挿入し、このときB−
Bコネクタ6の前記他方向の側縁に当接する傾斜面13
aによってB−Bコネクタ6の前記他方向における位置
規正を行う。かくして容易にB−Bコネクタ6を正規の
位置に規正することができる。またB−Bコネクタ7も
上記と同様にして容易に正規の位置に規正することがで
きる。
【0027】図3の(a)は他の実施例に係る位置規正
用治具の斜視図、(b),(c)は(a)に示す位置規
正用治具によってB−Bコネクタを位置規正したときの
状態を示す説明図である。
【0028】図3(a)に示すように、本実施例に係る
位置規正用治具32は、上記実施例に係る位置規正用治
具15の位置規正具13,14に代えて、位置規正具2
1と、この位置規正具21を開閉するための開閉具31
とを備えてなるものである。
【0029】位置規正具21は、一方向に開閉可能な一
対の挾持部材22,23と、前記一方向と直交する他方
向に開閉可能な他の一対の挾持部材24、25とを有し
ている。
【0030】一対の挾持部材22,23は、支持板26
に支持され支点33,34を中心に回動可能であると共
に、基端(図中上端)には突部22a,22bが各々設
けられ、先端側(図中下端側)には規正つめ22d,2
3dが各々設けられている。この規正つめ22d,23
dは、位置規正用板11の位置規正用穴11iの幅と等
しい幅を有すると共に、その内側に挿入方向(位置規正
用穴11iへの挿入方向)に沿って外側へ広がる対向面
22c,23cを有している。また挾持部材22,23
には長穴22b,23bが設けられており、この長穴2
2b,23bには棒材27が挿通されている。更に挾持
部材22,23は、ばね29によって規正つめ22d,
23dが前記一方向に相離間するよう付勢されている。
【0031】また他の一対の挾持部材24,25は、支
持板26に支持された支点33を中心に回動可能な鋏状
の部材であって、基端(図中上端)には突部24a,2
5aが各々設けられ、先端側(図中下端側)には規正つ
め24c,25cが各々設けられている。この規正つめ
24c,25cは、その内側に前記挿入方向に沿って外
側に広がる対向面24b,25bを有している。また挾
持部材24,25は、ばね28によって規正つめ24
c,25cが前記他方向に相離間するよう付勢されてい
る。
【0032】開閉具31は、円盤状の部材であって、位
置規正具21の突部22a,23a,24a,25aに
対応する位置に、湾曲した長穴31a,31b,31
c,31dが設けられている。一対の長穴31a,31
cは時計回りに湾曲し、他の一対の長穴31b,31d
は反時計回りに湾曲している。従ってこれらの長穴31
a,31b,31c,31dに突部22a,23a,2
4a,25aを各々挿入させた後、開閉具31を矢印の
ように時計回りに回転させると、突部22a,23aが
離間して規正つめ22d,23dが閉じると共に、突部
24a,25aが近接して規正つめ24c,25cも閉
じる。また開閉具31を反時計回りに回転させれば、何
れの規正つめ22d,23d及び24c,25cとも元
のように開く。
【0033】従って上記構成の位置規正用治具32によ
れば、次のようにしてB−Bコネクタが位置規正され
る。まず前述の位置規正用治具15の場合と同じく、図
2(a)に示すように、支持部材12によって基板1を
支持すると共に、位置規正用板11を支持部材12に装
着する。
【0034】この状態で、開閉具31を時計回りに回転
させることにより、位置規正具32の規正つめ22d,
23d及び24c,25cを閉じて位置規正用板11の
位置規正用穴11iに挿入し、その後開閉具31を反時
計回りに回転させることにより、規正つめ22d,23
d及び24c,25cを開く。このときばね28,29
の付勢力により、規正つめ22d,23d及び24c,
25cが位置規正用穴11iの側面に各々密接する。
【0035】そして更に規正つめ22d,23d,24
c,25cを挿入することにより、図3(b)に示すよ
うに、コネクタ6の一方向(図中左右方向)の両側縁に
当接する対向面22c,23cによって前記一方向にお
けるコネクタ6の位置規正を行い、また図3(c)に示
すように、コネクタ6の前記一方向と直交する他方向
(図中左右方向)の両側縁に当接する対向面24b,2
5bによって前記他方向におけるコネクタ6の位置規正
を行う。かくして容易にB−Bコネクタ6を正規の位置
に規正することができる。またB−Bコネクタ7も上記
と同様にして容易に正規の位置に規正することができ
る。
【0036】図4の(a)は本発明の更に他の実施例に
係る位置規正用治具の斜視図、(b),(c),(d)
は(a)に示す位置規正用治具によってB−Bコネクタ
を位置規正したときの状態を示す説明図である。
【0037】図4の(a)に示すように、本実施例に係
る位置規正用治具41は、被覆方向(B−Bコネクタ5
2,53に被せる方向)に沿って外側へ広がる一対の対
向面41a,41cと、この対向面41a,41cと直
交する方向において前記被覆方向に沿って外側へ広がる
他の一対の対向面41b,41dとによって第1の位置
規正部が形成され、また前記被覆方向に沿って外側へ広
がる一対の対向面41e,41gと、この対向面41
e,41gと直交する方向において前記被覆方向に沿っ
て外側へ広がる他の一対の対向面41h,41fとによ
って第2の位置規正部が形成されると共に、これら第1
の位置規正部と第2の位置規正部とが所定の相対位置関
係を有している。
【0038】従って上記構成の位置規正用治具41によ
れば、基板51に印刷されたクリームハンダ54,55
上で且つクリームハンダ54,55の近傍に塗布された
UV系接着剤56a,56b上に載置されたB−Bコネ
クタ52,53に、位置規正用治具41を被せると、図
4(b)に示すように、B−Bコネクタ52,53の一
方向(図中左右方向)の両側縁に当接する対向面41
a,41c及び41e,41gによって前記一方向おけ
るB−Bコネクタ52,53の位置規正が行われると共
に、図4(c),(d)に示すように、前記一方向と直
交する他方向(図中左右方向)においてB−Bコネクタ
52,53の両側縁に当接する対向面41b,41d及
び41h,41fによって前記他方向におけるB−Bコ
ネクタ52,53の位置規正が行われる。かくして容易
にB−Bコネクタ52,53が正規の相対位置関係とな
るよう規正することができる。
【0039】なお位置規正用治具41を用いる場合に
は、この位置規正用治具41をB−Bコネクタ52,5
3に被せたままリフロー炉に投入し、ハンダ付け後に位
置規正用治具41を取外す。また位置規正用治具41の
外形を適宜変更して、異形チップマウタにより自動的に
B−Bコネクタ52,53に被せるようにしてもよい。
【0040】以上のように上記実施例によれば、リフロ
ー炉に投入する直前で位置規正を行うため実装機械によ
る装着ずれの補正が可能であり、またUVを照射して固
定した後にリフロー炉へ投入するためリフロー炉内での
ずれもなくなる。従って正規の位置でハンダ付けされる
ため、2対のB−Bコネクタによって接続する場合であ
っても、確実に基板と基板とを接続することができる。
また接続後にストレスが加わってハンダ付部にクラック
が入り接触不良等を生起するという虞もなく、信頼性の
高い接続を保証することができる。また特に位置規正用
治具15,32によれば、B−Bコネクタを基板の所定
位置に精度よく位置規正することができるため、図7に
示す如く、B−Bコネクタによって接続された2枚の基
板を各々所定の位置に固定するような場合に、何れの基
板も所定位置に確実に固定することができる。
【0041】なお上記実施例ではUV系接着剤を用いた
が、これに代えてUV熱硬化併用接着剤を用いてもよ
い。UV熱硬化併用接着を用いた場合には、リフロー炉
における加熱によって更に硬化するため、B−Bコネク
タをより確実に基板に固定することができる。
【0042】
【発明の効果】以上本発明の実施の形態と共に具体的に
説明したように本発明によれば、B−Bコネクタ等の電
子部品を正規の位置に規正することができる。特にB−
Bコネクタの場合には、2対のB−Bコネクタによって
接続する場合であっても、確実に基板と基板とを接続す
ることができ、また接続後にストレスが加わってハンダ
付部にクラックが入り接触不良等を生起するという虞も
なく、信頼性の高い接続を保証することができる。また
B−Bコネクタによって接続された2枚の基板を各々所
定の位置に確実に固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るB−Bコネクタの位置規
正方法を示す説明図である。
【図2】(a)は本発明の実施例に係る位置規正用治具
の斜視図、(b),(c)は(a)に示す位置規正用治
具によって位置規正したときの状態を示す説明図であ
る。
【図3】(a)は他の実施例に係る位置規正用治具の斜
視図、(b),(c)は(a)に示す位置規正用治具に
よってB−Bコネクタを位置規正したときの状態を示す
説明図である。
【図4】(a)は本発明の更に他の実施例に係る位置規
正用治具の斜視図、(b),(c),(d)は(a)に
示す位置規正用治具によってB−Bコネクタを位置規正
したときの状態を示す説明図である。
【図5】1対のB−Bコネクタによって基板と基板とを
接続する場合の一例を示す側面図である。
【図6】2対のB−Bコネクタによって基板と基板とを
接続する場合の一例を示す側面図である。
【図7】B−Bコネクタによって接続された2枚の基板
を各々所定の位置に固定する場合の一例を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 基板 1a,1b 穴 3,4 クリームハンダ 5a,5b UV系接着剤 6,7 B−Bコネクタ 6a,7a リード 8 光ファイバ 11 位置規正用板 11a,11b,11c,11d 穴 11e,11f,11g,11h スラストベアリング 11i,11j 位置規正用穴 12 支持部材 12a,12b,12c,12d 支柱 12e,12f,12g,12h,12i 支柱 12j,12k 突部 12m 表面 12n 本体 13,14 位置規正具 13a 傾斜面 14a,14b 対向面 15 位置規正用治具 21 位置規正具 22,23 一対の挾持部材 22a,23a 突部 22b,23b 長穴 22c,23c 対向面 22d,23d 規正つめ 24,25 他の一対の挾持部材 24a,25a 突部 24b,25b 対向面 24c,25c 規正つめ 26 支持板 27 棒材 28,29 ばね 31 開閉具 31a,31b,31c,31d 長穴 32 位置規正用治具 33,34,35 支点 41 位置規正用治具 41a,41c 対向面 41b,41d 対向面 41e,41g 対向面 41f,41h 対向面 51 基板 52,53 B−Bコネクタ 54,55 クリームハンダ 56a,56b UV系接着剤 UV 紫外線

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に印刷したクリームハンダの上に電
    子部品を載置した状態でリフロー炉に投入してハンダ付
    けをする場合の電子部品の位置規正方法であって、 電子部品を前記クリームハンダ上に載置する前に、前記
    クリームハンダの近傍にUV系接着剤又はUV熱硬化併
    用接着剤を塗布し、その後に電子部品を前記クリームハ
    ンダ上で且つ前記接着剤上に載置し、この状態で、リフ
    ロー炉へ投入する前に、位置規正用治具によって前記電
    子部品の位置を規正すると共に、紫外線を照射して前記
    接着剤を硬化することにより前記電子部品を前記基板に
    固定することを特徴とする電子部品の位置規正方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載する電子部品の位置規正
    方法において、 電子部品が基板と基板とを電気的に接続するための1個
    又は2個以上のコネクタであることを特徴とする電子部
    品の位置規正方法
  3. 【請求項3】 基板に印刷されたクリームハンダの上に
    載置されたコネクタを正規の位置に規正するための治具
    であって、 前記基板を支持する支持部材と、 矩形の位置規正用穴を有し、この位置規正用穴に前記コ
    ネクタを挿入するようにして前記支持部材に装着される
    位置規正用板と、 前記位置規正用穴の一方向の長さに略等しい長さを有す
    ると共に内側に前記位置規正用穴への挿入方向に沿って
    外側へ広がる対向面を有し、この対向面が前記位置規正
    用穴への挿入時に前記コネクタの前記一方向の両側縁に
    各々当接して前記コネクタの前記一方向における位置規
    正を行う第1の位置規正具と、 前記位置規正用穴への挿入方向に沿って外側へ傾斜する
    傾斜面を有し、前記一方向と直交する他方向において前
    記コネクタと前記位置規正用穴の側面との間に挿入さ
    れ、このとき前記傾斜面が前記コネクタの前記他方向の
    側縁に当接して前記コネクタの前記他方向における位置
    規正を行う第2の位置規正具とを有してなることを特徴
    とする位置規正用治具。
  4. 【請求項4】 基板に印刷されたクリームハンダの上に
    載置されたコネクタを正規の位置に規正するための治具
    であって、 前記基板を支持する支持部材と、 矩形の位置規正用穴を有し、この位置規正用穴に前記コ
    ネクタを挿入するようにして前記支持部材に装着される
    位置規正用板と、 弾性部材により一方向に相離間するよう付勢された一対
    の挾持部材と、他の弾性部材により前記一方向と直交す
    る他方向に相離間するよう付勢された他の一対の挾持部
    材とを有し、前記一対の挾持部材の各先端側には前記他
    方向の長さが前記位置規正用穴の同方向の長さに略等し
    く且つ内側に前記位置規正用穴への挿入方向に沿って外
    側へ広がる対向面を有する規正つめを有し、この規正つ
    めの対向面が前記位置規正用穴への挿入時に前記コネク
    タの前記一方向の両側縁に当接して前記コネクタの前記
    一方向における位置規正を行うと共に、前記他の一対の
    挾持部材の各先端側には内側に前記位置規正用穴への挿
    入方向に沿って外側へ広がる対向面を有する他の規正つ
    めを有し、この他の規正つめの対向面が前記位置規正用
    穴への挿入時に前記コネクタの前記他方向の両側縁に当
    接して前記コネクタの前記他方向における位置規正を行
    う位置規正具と、 この位置規正具の前記一対の挾持部材と他の一対の挾持
    部材の基端側に係合してこれらの挾持部材の先端側の前
    記規正つめを各々開閉する開閉具とを有してなることを
    特徴とする位置規正用治具。
  5. 【請求項5】 基板に印刷されたクリームハンダの上に
    載置された複数のコネクタの相対位置を規正するための
    治具であって、 前記コネクタへの被覆方向に沿って外側へ広がる一方向
    の対向面と、この一方向に直交する他方向において前記
    コネクタへの被覆方向に沿って外側へ広がる他方向の対
    向面とを有してなる位置規正部が所定の相対位置関係を
    有して一体的に複数形成され、前記コネクタに被せたと
    き、前記位置規正部の前記一方向の対向面が前記各コネ
    クタの前記一方向の両側縁に当接し且つ前記位置規正部
    の前記他方向の対向面が前記各コネクタの前記他方向の
    両側縁に当接して前記コネクタの相対位置を規正するこ
    とを特徴とする位置規正用治具。
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Cited By (5)

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