JPH0982173A - キーボードスイッチ - Google Patents

キーボードスイッチ

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Publication number
JPH0982173A
JPH0982173A JP7237028A JP23702895A JPH0982173A JP H0982173 A JPH0982173 A JP H0982173A JP 7237028 A JP7237028 A JP 7237028A JP 23702895 A JP23702895 A JP 23702895A JP H0982173 A JPH0982173 A JP H0982173A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
key
mounting cylinder
click rubber
key mounting
click
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP7237028A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Mochizuki
隆 望月
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsumi Electric Co Ltd filed Critical Mitsumi Electric Co Ltd
Priority to JP7237028A priority Critical patent/JPH0982173A/ja
Publication of JPH0982173A publication Critical patent/JPH0982173A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キーボードスイッチに於けるクリックラバー
の組み込みを容易化するとともに、キー操作の感触不良
を解消し、併せて組立工程の自由度を拡大する。 【解決手段】 キー装着筒14の下端に底盤17を設
け、該底盤17の中央に開口部18を開設する。そし
て、クリックラバー19の裾部20の外径は、前記キー
装着筒14の内法より若干径小に形成され、且つ、該裾
部20の内径は前記開口部18の直径より若干径大に形
成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はキーボードスイッ
チに関するものであり、特に、クリックラバー上に戻り
バネを介してキートップを載置したヒステリシスキーボ
ードスイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の此種キーボードスイッチについ
て、図2に従って説明する。同図に於いて1は補強平板
であり、該補強平板1上にメンブレンシート2が敷設さ
れ、該メンブレンシート2上にキーフレーム3が配設さ
れている。該キーフレーム3には所定箇所に角筒状のキ
ー装着筒4が設けられており、該キー装着筒4にはクリ
ックラバー5が内設されている。
【0003】キー装着筒4の下端内壁面には内側へ向け
てクリックラバー係止部6,6が周設され、その形状寸
法は前記クリックラバー5の円環状裾部7の外周に合わ
せて形成されることにより、該クリックラバー係止部
6,6に前記クリックラバー5が嵌着している。
【0004】そして、該クリックラバー5上に戻りバネ
8を介してキートップ9が載置されている。ここで、該
キートップ9の脚部10は前記キー装着筒4に遊嵌する
ように形成されているため、該キートップ9は前記キー
装着筒4に沿って昇降することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の此種キーボード
スイッチは、キー装着筒の下端内壁面にクリックラバー
係止部が設けられ、該クリックラバー係止部にクリック
ラバーが嵌着するように形成されている。ところが、該
クリックラバーはスイッチング動作に合わせて伸縮でき
なければならないため、極めて柔軟な材質で作られてい
る。従って、キー装着筒内へ挿入する時、該クリックラ
バーの裾がクリックラバー係止部の上端エッジに引掛し
たり、途中で摩擦力が働いたりすると簡単に捩れ曲がり
正確に嵌着するのは容易ではない。このため、クリック
ラバーの組み込み不良が起り易くキー操作の感触不良が
多かった。
【0006】また、構造上クリックラバーはキー装着筒
の下方へ貫通することができるので、先ず補強平板とメ
ンブレンシートとによりベースを形成し、その上にキー
フレームを配設して、然る後にキー装着筒にクリックラ
バーを挿入するという手順を必然的に踏まなければなら
ず、組立工程の自由度が限られていた。
【0007】そこで、クリックラバーの組み込みを容易
化するとともにキー操作の感触不良を解消し、併せて組
立工程の自由度を拡大するために解決すべき技術的課題
が生じてくるのであり、本発明は上記課題を解決するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために提案されたものであり、キーフレームのキー
装着筒にクリックラバーを内設し、該クリックラバー上
に戻りバネを介してキートップを載置したキーボードス
イッチに於いて、キー装着筒の下端に底盤を設け、該底
盤中央に開口部を開設するとともに、クリックラバーの
裾外径を前記キー装着筒内法より若干径小に形成し、且
つ、該クリックラバーの裾内径を前記開口部直径より若
干径大に形成したキーボードスイッチを提供するもので
ある。
【0009】ここで、クリックラバー及びキー装着筒の
形状寸法は、クリックラバーがキー装着筒の中心位置か
らずれた場合でもスイッチング機能に支障を来さない範
囲で相互に設定される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
1に従って詳述する。同図に於いて11はメンブレンシ
ートであり、該メンブレンシート11は、ポリエステル
やポリイミド等の絶縁材料を可撓性のフィルム状に成型
加工し、その表面にスクリーン印刷又はエッチング処理
にて所定の回路パターンを描くことにより形成される。
そして、該メンブレンシート11は補強平板12上に敷
設される。この補強平板12はアース及び電磁遮蔽を図
るべく炭素鋼板等の金属にて形成されている。
【0011】また、前記メンブレンシート11上には合
成樹脂にて成型加工されたキーフレーム13が配設され
る。該キーフレーム13には所定箇所にキー装着筒14
が設けられており、該キー装着筒14が面するメンブレ
ンシート11の中央部分には二個の固定接点15,16
が並設されている。
【0012】而して、該キー装着筒14の下端には底盤
17が設けられ、該底盤17の中央には所定の直径を有
する開口部18が開設されている。そして、該キー装着
筒14に可撓性合成樹脂より成るクリックラバー19が
内設されている。該クリックラバー19は円環状の裾部
20と、該裾部20の上端内周縁に沿って上方中央へ向
けて周設されたラッパ状のダイアフラム部21と、該ダ
イアフラム部21の収斂する上方中央に配設されたブッ
シュ22とから構成され、ブッシュ22の底面には可動
接点23が貼着されている。また、裾部20の下面には
90度間隔で空気抜き用の溝24,24…が刻設されて
いる。
【0013】そして、該裾部20の外径は前記キー装着
筒14の内法よりも若干小さくなるように形成されてお
り、且つ、該裾部20の内径は前記開口部18より若干
径大になるように形成されている。具体的には、クリッ
クラバー19がキー装着筒14の中心から遠心方向へ偏
移して、裾部20の一側がキー装着筒14の内壁に当接
した場合であっても、前記可動接点23は常に前記二個
の固定接点15,16の直上に位置し、且つ、前記裾部
20の反対側は前記底盤17から逸脱しない状態、即
ち、スイッチング機能には何ら支障を来さない範囲でク
リックラバー19及びキー装着筒14の形状寸法が相互
に設定されている。
【0014】従って、クリックラバー19はキー装着筒
14に対して遊嵌された状態になるので、組み込みの際
は該クリックラバー19をキー装着筒14内へ落とし込
むだけで良く、従来の如く、クリックラバー係合部に裾
部が正確に嵌着するように留意する必要はない。また、
裾部がクリックラバー係合部の上端エッジ等に引掛して
捩れ曲がるおそれがないので、キー操作の感触不良が防
止できる。更に、該クリックラバー19は底盤17上に
載置され、キー装着筒14の下方へ貫通することはない
ので、先ずキーフレーム13にクリックラバー19及び
後述するキートップ等を組み込み、然る後に前記メンブ
レンシート11及び補強平板12を敷設する等、組立工
程の自由度が拡大する。
【0015】而して、前記ブッシュ22上方には戻りバ
ネ25が嵌挿され、該戻りバネ25上方にはキートップ
26が配設されている。該キートップ26の下部にはガ
イドチップ27が固定されており、該ガイドチップ27
は前記キー装着筒14に対して昇降自在に係合してい
る。そして、前記キートップ26を押下すれば、前記ダ
イアフラム部21がクリック感を伴い乍ら閉窄してブッ
シュ22が降下することにより、可動接点23が二個の
固定接点15,16に当接して導通する。前記キートッ
プ26を解放すれば、前記ダイアフラム部21が元の状
態に復帰することにより前記接点15,16,23が解
離する。
【0016】尚、本発明は、本発明の精神を逸脱しない
限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該
改変されたものに及ぶことは当然である。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明はキー装着
筒の下端に底盤を設け、該底盤中央に開口部を開設する
とともに、クリックラバーの裾外径を前記キー装着筒内
法より若干径小に形成し、且つ、その裾内径を前記開口
部直径より若干径大に形成するように構成されている。
【0018】従って、前記クリックラバーはキー装着筒
の底盤上に載置され、キー装着筒に対して遊嵌された状
態になる。依って、組み込みの際は該クリックラバーを
キー装着筒内へ落し込むだけで良く、従来の如くクリッ
クラバー係合部に正確に嵌着させる必要がない。更に、
裾部がクリックラバー係合部の上端エッジ等に引掛して
クリックラバーが捩れ曲がることもない。斯くして、ク
リックラバーの組み込み作業が容易化するとともに組み
込み不良によるキー操作の感触悪化を解消することがで
きる。
【0019】また、クリックラバーが従来の如く、キー
装着筒の下方へ貫通することはないので、例えば、キー
フレームにクリックラバー、戻りバネ及びキートップ等
を組み込んだ後に基板を敷設する等、従来不可能であっ
た作業手順を選択することができ、組立工程の自由度が
拡大する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示し、その縦断面図。
【図2】従来例を示し、その縦断面図。
【符号の説明】
11 メンブレンシート 12 補強平板 13 キーフレーム 14 キー装着筒 17 底盤 18 開口部 19 クリックラバー 20 裾部 21 ダイアフラム部 22 ブッシュ 25 戻りバネ 26 キートップ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キーフレームのキー装着筒にクリックラ
    バーを内設し、該クリックラバー上に戻りバネを介して
    キートップを載置したキーボードスイッチに於いて、キ
    ー装着筒の下端に底盤を設け、該底盤中央に開口部を開
    設するとともに、クリックラバーの裾外径を前記キー装
    着筒内法より若干径小に形成し、且つ、該クリックラバ
    ーの裾内径を前記開口部直径より若干径大に形成したこ
    とを特徴とするキーボードスイッチ。
JP7237028A 1995-09-14 1995-09-14 キーボードスイッチ Withdrawn JPH0982173A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7237028A JPH0982173A (ja) 1995-09-14 1995-09-14 キーボードスイッチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7237028A JPH0982173A (ja) 1995-09-14 1995-09-14 キーボードスイッチ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0982173A true JPH0982173A (ja) 1997-03-28

Family

ID=17009328

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7237028A Withdrawn JPH0982173A (ja) 1995-09-14 1995-09-14 キーボードスイッチ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0982173A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19726486B4 (de) * 1997-06-21 2007-05-16 Siemens Ag Schaltelement

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Date Code Title Description
A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20040325