JPH0980535A - ブレ補正装置 - Google Patents

ブレ補正装置

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JPH0980535A
JPH0980535A JP7236971A JP23697195A JPH0980535A JP H0980535 A JPH0980535 A JP H0980535A JP 7236971 A JP7236971 A JP 7236971A JP 23697195 A JP23697195 A JP 23697195A JP H0980535 A JPH0980535 A JP H0980535A
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JP
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optical system
image blur
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JP7236971A
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English (en)
Inventor
Shinichi Hirano
真一 平野
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
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  • Adjustment Of Camera Lenses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、カメラ等の撮影装置に配置される
ブレ補正装置に関し、像ブレ補正機能を有するレンズ装
置を、像ブレ補正機能の制御機能を持たないボディ装置
に装着した場合にも、像ブレ補正制御を確実に行うこと
を目的とする。 【解決手段】 レンズ装置に配置される撮影光学系と、
撮影光学系の光軸の振れを検出する振れ検出手段と、撮
影光学系の一部に位置し撮影光学系の光軸の振れにより
発生する像ブレを補正するための像ブレ補正光学系と、
像ブレ補正光学系の一部または全部を撮影画面に対して
相対的に移動させる像ブレ補正駆動手段と、振れ検出手
段の出力に基づいて、像ブレ補正駆動手段の像ブレ補正
信号を生成する像ブレ補正制御手段とを備えてなり、像
ブレ補正駆動手段は、ボディ装置からの撮影制御開始に
同期した信号を受信後、所定時間後に像ブレ補正制御を
開始するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラ等の撮影装
置に配置されるブレ補正装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カメラに代表される撮影装置で
は、AF装置は一般的になっており、近時、手振れによ
る像ブレを補正するブレ補正装置を付加することが提案
されている。一般に、カメラにおいてレンズ装置とボデ
ィ装置とが着脱可能な形態である場合には、カメラの振
れを検出する振れ検出センサー、カメラの振れにより生
ずるフィルム面で発生する像ブレを補正するために設け
られる像ブレ補正光学系、および像ブレ補正光学系の駆
動制御部をレンズ装置内に配置し、フィルム露光制御、
フィルム給送制御、像ブレ補正の指令、およびオートフ
ォーカス等の制御をボディ装置で行う方法が考えられ
る。
【0003】このようなシステムにおいては、接続され
たボディ装置とレンズ装置で構成されるカメラシステム
で発生する振れ量を検出し、その振れ量を基に像ブレ補
正光学系を移動させ、フィルム面で発生する像ブレの補
正制御を行うのは、レンズ装置であり、写真撮影時にブ
レ補正制御を円滑に行うためには、システム全体の制御
を司るボディ装置とレンズ装置の間で情報の伝達を行う
必要がある。
【0004】そして、像ブレ補正機能を有するレンズ装
置に、そのレンズ装置の制御機能を持つボディ装置を装
着して使用する場合には、ボディ装置はレンズ装置に対
し像ブレ補正制御で必要となる制御命令および情報をレ
ンズ装置に送信し、レンズ装置はその命令を解読し制御
を実行することで、カメラシステム全体でのブレ補正制
御とそれ以外のフィルム露光制御等を円滑に実行するこ
とができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、像ブレ
補正機能を有するレンズ装置を、そのレンズ装置の開発
設計以前にそのレンズ装置の制御命令出力機能を持たせ
ることなく設計されたボディ装置に接続して使用する場
合には、ボディ装置は像ブレ補正制御命令を出力するこ
とができないため、像ブレ補正制御を行うことができな
いという問題があった。
【0006】本発明は、かかる従来の問題を解決するた
めになされたもので、像ブレ補正機能を有するレンズ装
置を、像ブレ補正機能の制御機能を持たないボディ装置
に装着した場合にも、像ブレ補正制御を確実に行うこと
ができるブレ補正装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1のブレ補正装置
は、像ブレ補正駆動手段は、ボディ装置からの撮影制御
開始に同期した信号(例えば図4のS402)を受信
後、所定時間後に像ブレ補正制御を開始する(例えば図
4のS405)ことを特徴とする。
【0008】請求項2のブレ補正装置は、請求項1にお
いて、所定時間は、ボディ装置から送信されるボディ装
置の識別情報により決定される(例えば図4のS40
3)ことを特徴とする。請求項3のブレ補正装置は、請
求項1において、所定時間は、0時間を含む予め設定さ
れた一定時間(例えば図5のS502)であることを特
徴とする。
【0009】請求項4のブレ補正装置は、請求項1にお
いて、所定時間は、レンズ装置が装着可能な複数のボデ
ィ装置のうちミラーアップ時間の一番短いレンズ装置の
ミラーアップ時間(例えば図5のS502)であること
を特徴とする。請求項5のブレ補正装置は、像ブレ補正
駆動手段は、ボディ装置からの露光制御終了に同期した
信号(例えば図4のS401)の受信後に、像ブレ補正
制御を停止する(例えば図4のS408)ことを特徴と
する。
【0010】請求項6のブレ補正装置は、像ブレ補正駆
動手段は、ボディ装置からの露光制御終了に同期した信
号(例えば図6のS601)の受信後に、像ブレ補正光
学系を光学中心位置に移動する(例えば図6のS60
4)ことを特徴とする。請求項7のブレ補正装置は、像
ブレ補正駆動手段は、ボディ装置からのミラーアップの
完了に同期した信号(例えば図6のS602)の受信後
に、像ブレ補正制御を開始する(例えば図6のS60
3)ことを特徴とする。
【0011】請求項8のブレ補正装置は、像ブレ補正駆
動手段は、露光制御時間から露光制御の終了を判断し
(例えば図5のS505)、像ブレ補正制御を停止する
(例えば図5のS506)ことを特徴とする。請求項9
のブレ補正装置は、像ブレ補正駆動手段は、露光制御時
間から露光制御の終了を判断し、像ブレ補正光学系を光
学中心位置に移動する(例えば図5のS506)ことを
特徴とする。
【0012】請求項10のブレ補正装置は、像ブレ補正
駆動手段は、ボディ装置からの露光制御終了に同期した
信号(例えば図4のS401)の受信後に、像ブレ補正
制御の制御方法を変更する(例えば図4のS407,4
08)ことを特徴とする。請求項11のブレ補正装置
は、像ブレ補正駆動手段は、露光制御時間から露光制御
の終了を判断し(例えば図5のS505)、像ブレ補正
制御の制御方法を変更する(例えば図5のS506)こ
とを特徴とする。
【0013】請求項12のブレ補正装置は、像ブレ補正
駆動手段は、ボディ装置からの撮影制御開始に同期した
信号(例えば図4のS402)の受信から所定時間後
に、像ブレ補正制御の制御方法を変更する(例えば図4
のS405)ことを特徴とする。請求項13のブレ補正
装置は、請求項12において、所定時間は、ボディ装置
から送信されるボディ装置の識別情報により決定される
(例えば図4のS403)ことを特徴とする。
【0014】請求項14のブレ補正装置は、請求項12
において、所定時間は、0時間を含む予め設定された一
定時間である(例えば図5のS502)ことを特徴とす
る。請求項15のブレ補正装置は、請求項12におい
て、所定時間は、レンズ装置が装着可能な複数のボディ
装置のうちミラーアップ時間の一番短いレンズ装置のミ
ラーアップ時間(例えば図5のS502)であることを
特徴とする。
【0015】請求項16のブレ補正装置は、像ブレ補正
駆動手段は、ボディ装置からのミラーアップの完了に同
期した信号(例えば図6のS602)の受信後に、像ブ
レ補正制御の制御方法を変更する(例えば図6のS60
3)ことを特徴とする。
【0016】
【作用】請求項1のブレ補正装置では、ボディ装置から
の撮影制御開始に同期した信号を受信後、所定時間後に
像ブレ補正制御が開始される。
【0017】請求項2のブレ補正装置では、請求項1の
所定時間が、ボディ装置から送信されるボディ装置の識
別情報により決定される。請求項3のブレ補正装置で
は、請求項1の所定時間が、0時間を含む予め設定され
た一定時間とされる。請求項4のブレ補正装置では、請
求項1の所定時間が、レンズ装置が装着可能な複数のボ
ディ装置のうちミラーアップ時間の一番短いレンズ装置
のミラーアップ時間とされる。
【0018】請求項5のブレ補正装置では、ボディ装置
からの露光制御終了に同期した信号の受信後に、像ブレ
補正制御が停止される。請求項6のブレ補正装置では、
ボディ装置からの露光制御終了に同期した信号の受信後
に、像ブレ補正光学系が光学中心位置に移動される。請
求項7のブレ補正装置では、ボディ装置からのミラーア
ップの完了に同期した信号の受信後に、像ブレ補正制御
が開始される。
【0019】請求項8のブレ補正装置では、露光制御時
間から露光制御の終了が判断され、像ブレ補正制御が停
止される。請求項9のブレ補正装置では、露光制御時間
から露光制御の終了が判断され、像ブレ補正光学系が光
学中心位置に移動される。請求項10のブレ補正装置で
は、ボディ装置からの露光制御終了に同期した信号の受
信後に、像ブレ補正制御の制御方法が変更される。
【0020】請求項11のブレ補正装置では、露光制御
時間から露光制御の終了が判断され、像ブレ補正制御の
制御方法が変更される。請求項12のブレ補正装置で
は、ボディ装置からの撮影制御開始に同期した信号の受
信から所定時間後に、像ブレ補正制御の制御方法が変更
される。請求項13のブレ補正装置では、請求項12の
所定時間が、ボディ装置から送信されるボディ装置の識
別情報により決定される。
【0021】請求項14のブレ補正装置では、請求項1
2の所定時間が、0時間を含む予め設定された一定時間
とされる。請求項15のブレ補正装置では、請求項12
の所定時間が、レンズ装置が装着可能な複数のボディ装
置のうちミラーアップ時間の一番短いレンズ装置のミラ
ーアップ時間とされる。
【0022】請求項16のブレ補正装置では、ボディ装
置からのミラーアップの完了に同期した信号の受信後
に、像ブレ補正制御の制御方法が変更される。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を詳細に
説明する。
【0024】図1は、この実施形態のブレ補正装置の撮
影光学系を含めた構成を示す模式図であり、図2は、こ
の実施形態のブレ補正装置の信号系を示すブロック図で
ある。この実施形態では、ブレ補正装置は、レンズ装置
1とボディ装置2とから構成されるカメラに組み込まれ
ている。レンズ装置1には、撮影光学系A,像ブレ補正
光学系B,振れ補正ヘッドアンプ13,超音波モータ1
9等が配置されている。
【0025】また、ブレ補正制御用マイクロコンピュー
タ3、超音波モータ用マイクロコンピュータ16、通信
用マイクロコンピュータ24等が配置されている。一
方、ボディ装置2には、ミラー30,焦点板31,ファ
インダー32等が配置されている。また、ボディ用マイ
クロコンピュータ25等が配置されている。
【0026】ブレ補正制御用マイクロコンピュータ3
は、ボディ装置2のボディ用マイクロコンピュータ25
の出力と、各エンコーダ5,9,15,22等からの光
学系位置情報に基づいて、ブレ補正駆動手段Cの駆動を
制御する。
【0027】ここで、ブレ補正駆動手段Cは、X軸駆動
モータ7,X軸モータドライバー8,Y軸駆動モータ1
1,Y軸モータドライバー12等からなる。レンズ装置
1のボディ装置2への装着部に配置されるレンズ接点4
は、ボディ装置2との信号の授受に使用する電気接点群
であり、通信用マイクロコンピュータ24に接続されて
いる。
【0028】Xエンコーダ5は、X軸方向の光学系移動
量を検出するためのものであり、その出力は、Xエンコ
ーダIC6に接続されている。XエンコーダIC6は、
X軸方向の光学系移動量を電気信号に変換するためのも
のであり、その信号は、ブレ補正制御用マイクロコンピ
ュータ3に送られる。X軸制御モータ7は、X軸ブレ補
正光学系を移動駆動する駆動モータである。
【0029】X軸モータドライバー8は、X軸駆動モー
タ7を駆動する回路である。同様にして、Yエンコーダ
9は、Y軸方向の光学系移動量を検出するためのもので
あり、その出力は、YエンコーダIC10に接続されて
いる。YエンコーダIC10は、Y軸方向の光学系移動
量を電気信号に変換するためのものであり、その信号
は、ブレ補正制御用マイクロコンピュータ3に送られ
る。
【0030】Y軸制御モータ11は、Y軸ブレ補正光学
系を移動駆動する駆動モータである。Y軸モータドライ
バー12は、Y軸駆動モータ11を駆動する回路であ
る。振れ補正ヘッドアンプ13は、振れ量を検出する回
路であり、像ブレ情報を電気信号に変換し、その信号
を、ブレ補正制御用マイクロコンピュータ3に送る。こ
の振れ補正ヘッドアンプ13としては、例えば、角度セ
ンサーなどを使用することができる。
【0031】VRスイッチ14は、ブレ補正駆動のオ
ン,オフの切換えを行うスイッチである。距離エンコー
ダ15は、フォーカス位置を検出し、電気信号に変換す
るエンコーダであり、その出力は、ブレ補正制御用マイ
クロコンピュータ3,超音波モータ用マイクロコンピュ
ータ16および通信用マイクロコンピュータ24に送ら
れる。
【0032】超音波用マイクロコンピュータ16は、合
焦光学系Dの駆動を行う超音波モータ19を制御するた
めのものである。USMエンコーダ17は、超音波モー
タ19の移動量を検出するエンコーダであり、その出力
は、USMエンコーダIC18に接続されている。US
MエンコーダIC18は、超音波モータ19の移動量を
電気信号に変換する回路であり、その信号は、超音波モ
ータ用マイクロコンピュータ16に送られる。
【0033】超音波モータ19は、合焦光学系Dを駆動
するモータである。超音波モータ駆動回路20は、超音
波モータ19の固有の駆動周波数を持ち、相互に90゜
位相差を持つ2つの駆動信号を発生させるための回路で
ある。超音波モータ用IC21は、超音波モータ用マイ
クロコンピュータ16と超音波モータ駆動回路20のイ
ンターフェースを行う回路である。
【0034】ズームエンコーダ22は、レンズ焦点距離
位置を検出し、電気信号に変換するエンコーダあり、ブ
レ補正制御用マイクロコンピュータ3,超音波モータ用
マイクロコンピュータ16および通信用マイクロコンピ
ュータ24に接続されている。DC−DCコンバータ2
3は、電池電圧の変動に対して安定したDC電圧を供給
する回路であり、通信用マイクロコンピュータ24から
の信号により制御されている。
【0035】通信用マイクロコンピュータ24は、レン
ズ装置1とボディ装置2との通信を行い、レンズ装置1
内の他のマイクロコンピュータ3,16等に命令を伝達
するためのものである。
【0036】レリーズスイッチ28は、ボディ装置2に
配置されており、レリーズボタンの半押しにより、撮影
準備動作を開始する半押しスイッチSW1と、レリーズ
ボタンの全押しにより、露光制御の開始を指示する全押
しスイッチSW2とから構成されている。ロック機構で
ある固定マグネット29は、レンズ装置1に配置されて
おり、ブレ補正機構を固定するために設けられた図示し
ない機構部品に連動した電磁マグネットである。
【0037】そして、固定マグネット29への通電時に
はブレ補正機構は移動可能状態であり、固定マグネット
29への非通電時にはブレ補正機構は固定状態である。
すなわち、固定マグネット29は、通電されることによ
り所定の停止位置(中心位置)へのブレ補正機構の固定
を解除する通電式固定解除機能を有するロック機構であ
る。
【0038】ミラー30は、ボディ装置2に設けられて
おり、撮影者により撮影開始の指示となるレリーズスイ
ッチ28がオンされると、レンズを通過した光がフィル
ム面に到達するように移動する。また、フィルム露光が
終了するとレンズを通過した光を撮影者が観察できる元
の状態に移動復帰する。
【0039】図3は、上述したカメラに配置されるブレ
補正装置の作動順序を説明する流れ図である。先ず、通
信用マイクロコンピュータ24が通信準備をする(ステ
ップ(以下Sと略す)200)。これと同時に、ブレ補
正制御用マイクロコンピュータ3が通信準備をし(S2
01)、また、超音波モータ用マイクロコンピュータ1
6が通信準備をする(S202)。
【0040】次に、通信用マイクロコンピュータ24が
レンズ接点4を介してボディ装置2のボディ用マイクロ
コンピュータ25と通信を行う(S203)。次に、ボ
ディ用マイクロコンピュータ25から指示を受けた合焦
制御指示を超音波モータ用マイクロコンピュータ16に
伝達する(S204)。これにより、超音波モータ用マ
イクロコンピュータ16が、ズームエンコーダ22,距
離エンコーダ15の情報を基に合焦制御を行う(S20
5)。
【0041】次に、通信用マイクロコンピュータ24
は、ブレ補正制御指示をブレ補正制御マイクロコンピュ
ータ3に伝達する(S206)。これにより、ブレ補正
用マイクロコンピュータ3は、ブレ補正演算を行う(S
207)。次に、ブレ補正用マイクロコンピュータ3
は、ブレ補正制御またはロック関連制御(ロック制御ま
たはロック解除制御)を行う(S208)。
【0042】図4は、図3に示したS206で実行され
るサブルーチンの第1の実施形態の作動順序を説明する
流れ図である。この第1の実施形態では、ボディ装置2
のボディ用マイクロコンピュータ25から送信される信
号である露光制御開始信号、露光制御終了信号、ボディ
識別情報によりブレ補正制御の実行タイミングが決定さ
れる。
【0043】先ず、レンズ装置1は、VRスイッチ14
のオン,オフによりブレ補正制御モードがオンであるか
否か判定する(S400)。VRスイッチ14がオン
(ブレ補正制御実行モード)である場合はS401へ進
み、そうでない場合(ブレ補正制御非実行モード)はリ
ターンする。ここで、VRスイッチ14と制御動作の関
係を表にすると以下となる。
【表1】 次に、レンズ装置1の通信用マイクロコンピュータ24
は、ボディ装置2のボディ用マイクロコンピュータ25
から露光制御終了信号を受信したか否かを判定する(S
401)。
【0044】露光制御終了信号を受信した場合はS40
6へ、そうでない場合はS402へ進む。そして、レン
ズ装置1の通信用マイクロコンピュータ24は、ボディ
装置2のボディ用マイクロコンピュータ25から露光制
御開始信号を受信したか否かを判定する(S402)。
【0045】露光制御開始信号を受信した場合はS40
3へ、そうでない場合はS407へ進む。ボディ装置2
のボディ用マイクロコンピュータ25が、レンズ装置1
の通信用マイクロコンピュータ24に送信するタイミン
グに関する情報を表にまとめると以下となる。
【表2】 次に、レンズ装置1の通信用マイクロコンピュータ24
は、ブレ補正制御用マイクロコンピュータ3へ露光中ブ
レ補正制御指示を行うまでの待ち時間となるブレ補正制
御開始時間を読み出す(S403)。このブレ補正制御
開始時間は、ミラーアップ時間であり、ボディ装置2の
ボディ種別により異なっている。
【0046】そして、ボディ装置2のボディ用マイクロ
コンピュータ25より送信されるボディ装置2を識別す
る識別情報に対応する値が、テーブルとして、予めレン
ズ装置1の通信用マイクロコンピュータ24のメモリー
領域に記憶されている。ボディ種別とブレ補正制御開始
時間のテーブルを以下の表に示す。
【表3】 次に、レンズ装置1の通信用マイクロコンピュータ24
は、露光制御開始信号受信からボディ種別により異なる
ブレ補正制御開始時間が経過したか否か判定する(S4
04)。
【0047】ブレ補正制御開始時間が経過した場合はS
405へ進み、そうでない場合はS404を実行する。
そして、ブレ補正制御開始時間が経過した場合は、レン
ズ装置1の通信用マイクロコンピュータ24は、ブレ補
正制御用マイクロコンピュータ3へ露光中ブレ補正制御
指示を行う(S405)。
【0048】この露光中ブレ補正指示とは、実際の露光
時にブレを補正する場合の精密な制御を行う制御方式で
ある。一方、S401において、レンズ装置1の通信用
マイクロコンピュータ24が露光制御終了信号を受信し
た場合はS406へ進む。そして、VR作動スイッチ2
7がオンか否か判定する(S406)。
【0049】VR作動スイッチ27がオンである場合は
S407へ、そうでない場合はS408へ進む。VR作
動スイッチ27と制御動作の関係を表にすると以下とな
る。
【表4】 S407において、レンズ装置1の通信用マイクロコン
ピュータ24は、ブレ補正制御用マイクロコンピュータ
3に、露光中ブレ補正制御とは異なる制御方式である露
光外ブレ補正制御の指示をする。
【0050】この露光外ブレ補正制御指示とは、撮影準
備開始動作以降にファインダー像のブレを補正する場合
の粗い制御をするモードである。一方、VR作動スイッ
チ27がオフである場合は、レンズ装置1の通信用マイ
クロコンピュータ24は、ブレ補正制御用マイクロコン
ピュータ3にブレ補正制御停止の指示をする(S40
8)。
【0051】上述した第1の実施形態のブレ補正装置で
は、ボディ装置2のボディ用マイクロコンピュータ25
から送信される露光制御開始信号,露光制御終了信号,
ボディ識別情報によりブレ補正制御の実行タイミングを
決定するようにしたので、像ブレ補正機能を有するレン
ズ装置1を、像ブレ補正機能の制御機能を持たないボデ
ィ装置2に装着した場合にも、像ブレ補正制御を確実に
行うことができる。
【0052】また、フィルム露光時のブレ補正制御の開
始をボディ装置2のボディ種別により変更でき、レンズ
装置1は予めブレ補正制御開始までの余裕時間を把握で
きるので、大きなブレに対して前もって予備駆動を行う
ことにより制御の追従性を上げることができる。図5
は、図3に示したS206で実行されるサブルーチンの
第2の実施形態の作動順序を説明する流れ図である。
【0053】この第2の実施形態では、ボディ装置2の
ボディ用マイクロコンピュータ25から送信される露光
制御開始信号、露光制御時間によりブレ補正制御の実行
タイミングが決定され、フィルム露光中のみブレ補正制
御が実行される。先ず、レンズ装置1の通信用マイクロ
コンピュータ24は、VRスイッチ14のオン,オフに
よりブレ補正制御モードがオンであるか否か判定する
(S500)。
【0054】VRスイッチ14がオン(ブレ補正制御実
行モード)である場合はS501へ進み、そうでない場
合(ブレ補正制御非実行モード)はリターンする。次
に、レンズ装置1の通信用マイクロコンピュータ24
は、ボディ装置2のボディ用マイクロコンピュータ25
から露光制御終了信号を受信したか否かを判定する(S
501)。
【0055】そして、露光制御終了信号を受信した場合
はS502へ進み、そうでない場合はリターンする。S
502では、レンズ装置1の通信用マイクロコンピュー
タ24は、ブレ補正制御用マイクロコンピュータ3へ露
光中ブレ補正制御指示を行うまでの待ち時間となるブレ
補正制御開始時間を読み出す。
【0056】このブレ補正制御時間は、レンズ装置1が
装着されるあらゆるボディ装置2のボディ種別のなかで
最も短いミラーアップ時間に対応するブレ制御開始時間
であり、予めレンズ装置1の通信用マイクロコンピュー
タ24のメモリー領域に記憶されている。
【0057】次に、レンズ装置1の通信用マイクロコン
ピュータ24は、露光制御開始信号受信からブレ補正制
御開始時間が経過したか否かを判定する(S503)。
そして、ブレ補正制御開始時間が経過した場合はS50
4へ進み、そうでない場合はS503を実行する。S5
04では、レンズ装置1の通信用マイクロコンピュータ
24は、ブレ補正制御用マイクロコンピュータ3へ露光
中ブレ補正制御指示を行う(S504)。
【0058】次に、レンズ装置1の通信用マイクロコン
ピュータ24は、露光中ブレ補正制御指示から、ボディ
装置2のボディ用マイクロコンピュータ25から入力し
た露光制御時間(シャッタースピード)が経過したか否
か判定する(S505)。露光制御時間が経過した場合
はS506へ進み、そうでない場合はS505を実行す
る。
【0059】S506では、レンズ装置1の通信用マイ
クロコンピュータ24は、ブレ補正制御用マイクロコン
ピュータ3へブレ補正制御停止指示を行う。上述した第
2の実施形態のブレ補正装置では、ボディ装置2のボデ
ィ用マイクロコンピュータ25から送信される露光制御
開始信号,露光制御時間によりブレ補正制御の実行タイ
ミングを決定するようにしたので、像ブレ補正機能を有
するレンズ装置1を、像ブレ補正機能の制御機能を持た
ないボディ装置2に装着した場合にも、像ブレ補正制御
を確実に行うことができる。
【0060】また、フィルム露光時のブレ補正制御の終
了タイミングを露光制御時間により把握できるので、ブ
レ補正状況と残り制御時間の関係により制御方法を変更
することが可能になる。図6は、図3に示したS206
で実行されるサブルーチンの第3の実施形態の作動順序
を説明する流れ図である。
【0061】この第3の実施形態では、ボディ装置2の
ボディ用マイクロコンピュータ25から送信されるミラ
ーアップ完了信号、露光制御終了信号によりブレ補正制
御の実行タイミングが決定され、フィルム露光中のみブ
レ補正制御が実行される。先ず、レンズ装置1の通信用
マイクロコンピュータ24は、VRスイッチ14のオ
ン,オフによりブレ補正制御モードがオンであるか否か
判定する(S600)。
【0062】VRスイッチ14がオン(ブレ補正制御実
行モード)である場合はS401へ進み、そうでない場
合(ブレ補正制御非実行モード)はリターンする。次
に、レンズ装置1の通信用マイクロコンピュータ24
は、ボディ装置2のボディ用マイクロコンピュータ25
から露光制御終了信号を受信したか否かを判定する(S
601)。
【0063】そして、露光制御終了信号を受信した場合
はS604へ、そうでない場合はS602へ進む。S6
02では、レンズ装置1の通信用マイクロコンピュータ
24は、ボディ装置2のボディ用マイクロコンピュータ
25からミラーアップ完了信号を受信したか否かを判定
する(S602)。
【0064】そして、ミラーアップ完了信号を受信した
場合はS603へ進み、そうでない場合はリターンす
る。S603では、レンズ装置1の通信用マイクロコン
ピュータ24は、ブレ補正制御用マイクロコンピュータ
3に露光中ブレ補正制御指示をする。一方、S601に
おいて、露光制御終了信号を受信した場合は、ブレ補正
制御用マイクロコンピュータ3に、像ブレ補正光学系B
を光学中心位置に移動するセンタリング制御指示を行う
(S604)。
【0065】上述した第3の実施形態のブレ補正装置で
は、ボディ装置2のボディ用マイクロコンピュータ25
から送信されるミラーアップ完了信号,露光制御終了信
号によりブレ補正制御の実行タイミングを決定するよう
にしたので、像ブレ補正機能を有するレンズ装置1を、
像ブレ補正機能の制御機能を持たないボディ装置2に装
着した場合にも、像ブレ補正制御を確実に行うことがで
きる。
【0066】また、フィルム露光時のブレ補正制御の開
始をボディ装置2のボディ種別によらずにフィルム露光
直前に知ることができるので、ブレ補正制御の開始精度
が高くなり、開始タイミング決定のためのテーブル参照
等の必要もなくなる。
【0067】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1のブレ補正
装置では、ボディ装置からの撮影制御開始に同期した信
号を受信後、所定時間後に像ブレ補正制御が開始される
ため、像ブレ補正機能を有するレンズ装置を、像ブレ補
正機能の制御機能を持たないボディ装置に装着した場合
にも、像ブレ補正制御を確実に行うことができる。
【0068】請求項2のブレ補正装置では、請求項1の
所定時間が、ボディ装置から送信されるボディ装置の識
別情報により決定されるため、フィルム露光時のブレ補
正制御の開始をボディ種別により変更でき、レンズ装置
は予めブレ補正制御開始までの余裕時間を把握できるの
で、大きなブレに対して前もって予備駆動を行うことで
制御の追従性を上げることが可能になる。
【0069】請求項3のブレ補正装置では、請求項1の
所定時間が、0時間を含む予め設定された一定時間とさ
れるため、像ブレ補正制御を容易に行うことができる。
請求項4のブレ補正装置では、請求項1の所定時間が、
レンズ装置が装着可能な複数のボディ装置のうちミラー
アップ時間の一番短いレンズ装置のミラーアップ時間と
されるため、像ブレ補正制御を容易に行うことができ
る。
【0070】請求項5のブレ補正装置では、ボディ装置
からの露光制御終了に同期した信号の受信後に、像ブレ
補正制御が停止されるため、像ブレ補正機能を有するレ
ンズ装置を、像ブレ補正機能の制御機能を持たないボデ
ィ装置に装着した場合にも、像ブレ補正制御を確実に行
うことができる。
【0071】請求項6のブレ補正装置では、ボディ装置
からの露光制御終了に同期した信号の受信後に、像ブレ
補正光学系が光学中心位置に移動されるため、光学系を
正常状態に容易,確実に復帰させることができる。請求
項7のブレ補正装置では、ボディ装置からのミラーアッ
プの完了に同期した信号の受信後に、像ブレ補正制御が
開始されるため、フィルム露光時のブレ補正制御の開始
をボディ種別によらずフィルム露光直前に知ることがで
き、ブレ補正制御の開始精度が高くなり、また、開始タ
イミング決定のためのテーブル参照等の必要もなくな
る。
【0072】請求項8のブレ補正装置では、露光制御時
間から露光制御の終了が判断され、像ブレ補正制御が停
止されるため、フィルム露光時のブレ補正制御の終了タ
イミングを露光制御時間により把握できるので、ブレ補
正状況と残り制御時間の関係により制御方法を変更する
ことが可能となる。請求項9のブレ補正装置では、露光
制御時間から露光制御の終了が判断され、像ブレ補正光
学系が光学中心位置に移動されるため、光学系を正常状
態に容易,確実に復帰させることができる。
【0073】請求項10のブレ補正装置では、ボディ装
置からの露光制御終了に同期した信号の受信後に、像ブ
レ補正制御の制御方法が変更されるため、変更を容易,
確実に行うことができる。請求項11のブレ補正装置で
は、露光制御時間から露光制御の終了が判断され、像ブ
レ補正制御の制御方法が変更されるため、変更を容易,
確実に行うことができる。
【0074】請求項12のブレ補正装置では、ボディ装
置からの撮影制御開始に同期した信号の受信から所定時
間後に、像ブレ補正制御の制御方法が変更されるため、
変更を容易,確実に行うことができる。
【0075】請求項13のブレ補正装置では、請求項1
2の所定時間が、ボディ装置から送信されるボディ装置
の識別情報により決定されるため、フィルム露光時のブ
レ補正制御の変更をボディ種別により変更することがで
きる。請求項14のブレ補正装置では、請求項12の所
定時間が、0時間を含む予め設定された一定時間とされ
るため、像ブレ補正制御の変更を容易に行うことができ
る。
【0076】請求項15のブレ補正装置では、請求項1
2の所定時間が、レンズ装置が装着可能な複数のボディ
装置のうちミラーアップ時間の一番短いレンズ装置のミ
ラーアップ時間とされるため、像ブレ補正制御の変更を
容易に行うことができる。請求項16のブレ補正装置で
は、ボディ装置からのミラーアップの完了に同期した信
号の受信後に、像ブレ補正制御の制御方法が変更される
ため、像ブレ補正制御の変更を容易,確実に行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のブレ補正装置の第1の実施形態の構成
を示す説明図である。
【図2】図1のブレ補正装置を示すブロック図である。
【図3】図1のブレ補正装置の動作順序を説明する流れ
図である。
【図4】図3のS206のサブルーチンを説明する流れ
図である。
【図5】本発明のブレ補正装置の第2の実施形態におけ
るS206のサブルーチンを説明する流れ図である。
【図6】本発明のブレ補正装置の第3の実施形態におけ
るS206のサブルーチンを説明する流れ図である。
【符号の説明】
1 レンズ装置 2 ボディ装置 3 ブレ補正制御用マイクロコンピュータ 4 レンズ接点 5 Xエンコーダ 6 XエンコーダIC 7 X軸駆動モータ 8 X軸モータドライバー 9 Yエンコーダ 10 YエンコーダIC 11 Y軸駆動モータ 12 Y軸モータドライバー 13 ブレ補正ヘッドアンプ(角速度センサー) 14 VRスイッチ 15 距離エンコーダ 16 超音波モータ用マイクロコンピュータ 17 USMエンコーダ 18 USMエンコーダIC 19 超音波モータ 20 超音波モータ駆動回路 21 超音波モータ用IC 22 ズームエンコーダ 23 DC−DCコンバータ 24 通信用マイクロコンピュータ 25 ボディ用マイクロコンピュータ 27 VR作動スイッチ 28 レリーズスイッチ 29 固定マグネット 30 ミラー

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボディ装置に着脱自在とされるレンズ装
    置に、像ブレ補正機構を配置してなるブレ補正装置にお
    いて、 前記レンズ装置に配置される撮影光学系と、 前記撮影光学系の光軸の振れを検出する振れ検出手段
    と、 前記撮影光学系の一部に位置し前記撮影光学系の光軸の
    振れにより発生する像ブレを補正するための像ブレ補正
    光学系と、 前記像ブレ補正光学系の一部または全部を撮影画面に対
    して相対的に移動させる像ブレ補正駆動手段と、 前記振れ検出手段の出力に基づいて、前記像ブレ補正駆
    動手段の像ブレ補正信号を生成する像ブレ補正制御手段
    と、を備えてなり、 前記像ブレ補正駆動手段は、前記ボディ装置からの撮影
    制御開始に同期した信号を受信後、所定時間後に像ブレ
    補正制御を開始することを特徴とするブレ補正装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のブレ補正装置において、 前記所定時間は、前記ボディ装置から送信されるボディ
    装置の識別情報により決定されることを特徴とするブレ
    補正装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のブレ補正装置において、 前記所定時間は、0時間を含む予め設定された一定時間
    であることを特徴とするブレ補正装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のブレ補正装置において、 前記所定時間は、前記レンズ装置が装着可能な複数のボ
    ディ装置のうちミラーアップ時間の一番短いレンズ装置
    のミラーアップ時間であることを特徴とするブレ補正装
    置。
  5. 【請求項5】 ボディ装置に着脱自在とされるレンズ装
    置に、像ブレ補正機構を配置してなるブレ補正装置にお
    いて、 前記レンズ装置に配置される撮影光学系と、 前記撮影光学系の光軸の振れを検出する振れ検出手段
    と、 前記撮影光学系の一部に位置し前記撮影光学系の光軸の
    振れにより発生する像ブレを補正するための像ブレ補正
    光学系と、 前記像ブレ補正光学系の一部または全部を撮影画面に対
    して相対的に移動させる像ブレ補正駆動手段と、 前記振れ検出手段の出力に基づいて、前記像ブレ補正駆
    動手段の像ブレ補正信号を生成する像ブレ補正制御手段
    と、を備えてなり、 前記像ブレ補正駆動手段は、前記ボディ装置からの露光
    制御終了に同期した信号の受信後に、像ブレ補正制御を
    停止することを特徴とするブレ補正装置。
  6. 【請求項6】 ボディ装置に着脱自在とされるレンズ装
    置に、像ブレ補正機構を配置してなるブレ補正装置にお
    いて、 前記レンズ装置に配置される撮影光学系と、 前記撮影光学系の光軸の振れを検出する振れ検出手段
    と、 前記撮影光学系の一部に位置し前記撮影光学系の光軸の
    振れにより発生する像ブレを補正するための像ブレ補正
    光学系と、 前記像ブレ補正光学系の一部または全部を撮影画面に対
    して相対的に移動させる像ブレ補正駆動手段と、 前記振れ検出手段の出力に基づいて、前記像ブレ補正駆
    動手段の像ブレ補正信号を生成する像ブレ補正制御手段
    と、を備えてなり、 前記像ブレ補正駆動手段は、前記ボディ装置からの露光
    制御終了に同期した信号の受信後に、前記像ブレ補正光
    学系を光学中心位置に移動することを特徴とするブレ補
    正装置。
  7. 【請求項7】 ボディ装置に着脱自在とされるレンズ装
    置に、像ブレ補正機構を配置してなるブレ補正装置にお
    いて、 前記レンズ装置に配置される撮影光学系と、 前記撮影光学系の光軸の振れを検出する振れ検出手段
    と、 前記撮影光学系の一部に位置し前記撮影光学系の光軸の
    振れにより発生する像ブレを補正するための像ブレ補正
    光学系と、 前記像ブレ補正光学系の一部または全部を撮影画面に対
    して相対的に移動させる像ブレ補正駆動手段と、 前記振れ検出手段の出力に基づいて、前記像ブレ補正駆
    動手段の像ブレ補正信号を生成する像ブレ補正制御手段
    と、を備えてなり、 前記像ブレ補正駆動手段は、前記ボディ装置からのミラ
    ーアップの完了に同期した信号の受信後に、像ブレ補正
    制御を開始することを特徴とするブレ補正装置。
  8. 【請求項8】 ボディ装置に着脱自在とされるレンズ装
    置に、像ブレ補正機構を配置してなるブレ補正装置にお
    いて、 前記レンズ装置に配置される撮影光学系と、 前記撮影光学系の光軸の振れを検出する振れ検出手段
    と、 前記撮影光学系の一部に位置し前記撮影光学系の光軸の
    振れにより発生する像ブレを補正するための像ブレ補正
    光学系と、 前記像ブレ補正光学系の一部または全部を撮影画面に対
    して相対的に移動させる像ブレ補正駆動手段と、 前記振れ検出手段の出力に基づいて、前記像ブレ補正駆
    動手段の像ブレ補正信号を生成する像ブレ補正制御手段
    と、 前記レンズ装置に配置され前記ボディ装置からの露光制
    御時間の情報を受信する露光制御時間受信手段と、を備
    えてなり、 前記像ブレ補正駆動手段は、前記露光制御時間から露光
    制御の終了を判断し、像ブレ補正制御を停止することを
    特徴とするブレ補正装置。
  9. 【請求項9】 ボディ装置に着脱自在とされるレンズ装
    置に、像ブレ補正機構を配置してなるブレ補正装置にお
    いて、 前記レンズ装置に配置される撮影光学系と、 前記撮影光学系の光軸の振れを検出する振れ検出手段
    と、 前記撮影光学系の一部に位置し前記撮影光学系の光軸の
    振れにより発生する像ブレを補正するための像ブレ補正
    光学系と、 前記像ブレ補正光学系の一部または全部を撮影画面に対
    して相対的に移動させる像ブレ補正駆動手段と、 前記振れ検出手段の出力に基づいて、前記像ブレ補正駆
    動手段の像ブレ補正信号を生成する像ブレ補正制御手段
    と、 前記レンズ装置に配置され前記ボディ装置からの露光制
    御時間の情報を受信する露光制御時間受信手段と、を備
    えてなり、 前記像ブレ補正駆動手段は、前記露光制御時間から露光
    制御の終了を判断し、前記像ブレ補正光学系を光学中心
    位置に移動することを特徴とするブレ補正装置。
  10. 【請求項10】 ボディ装置に着脱自在とされるレンズ
    装置に、像ブレ補正機構を配置してなるブレ補正装置に
    おいて、 前記レンズ装置に配置される撮影光学系と、 前記撮影光学系の光軸の振れを検出する振れ検出手段
    と、 前記撮影光学系の一部に位置し前記撮影光学系の光軸の
    振れにより発生する像ブレを補正するための像ブレ補正
    光学系と、 前記像ブレ補正光学系の一部または全部を撮影画面に対
    して相対的に移動させる像ブレ補正駆動手段と、 前記振れ検出手段の出力に基づいて、前記像ブレ補正駆
    動手段の像ブレ補正信号を生成する像ブレ補正制御手段
    と、を備えてなり、 前記像ブレ補正駆動手段は、前記ボディ装置からの露光
    制御終了に同期した信号の受信後に、前記像ブレ補正制
    御の制御方法を変更することを特徴とするブレ補正装
    置。
  11. 【請求項11】 ボディ装置に着脱自在とされるレンズ
    装置に、像ブレ補正機構を配置してなるブレ補正装置に
    おいて、 前記レンズ装置に配置される撮影光学系と、 前記撮影光学系の光軸の振れを検出する振れ検出手段
    と、 前記撮影光学系の一部に位置し前記撮影光学系の光軸の
    振れにより発生する像ブレを補正するための像ブレ補正
    光学系と、 前記像ブレ補正光学系の一部または全部を撮影画面に対
    して相対的に移動させる像ブレ補正駆動手段と、 前記振れ検出手段の出力に基づいて、前記像ブレ補正駆
    動手段の像ブレ補正信号を生成する像ブレ補正制御手段
    と、 前記レンズ装置に配置され前記ボディ装置からの露光制
    御時間の情報を受信する露光制御時間受信手段と、を備
    えてなり、 前記像ブレ補正駆動手段は、前記露光制御時間から露光
    制御の終了を判断し、像ブレ補正制御の制御方法を変更
    することを特徴とするブレ補正装置。
  12. 【請求項12】 ボディ装置に着脱自在とされるレンズ
    装置に、像ブレ補正機構を配置してなるブレ補正装置に
    おいて、 前記レンズ装置に配置される撮影光学系と、 前記撮影光学系の光軸の振れを検出する振れ検出手段
    と、 前記撮影光学系の一部に位置し前記撮影光学系の光軸の
    振れにより発生する像ブレを補正するための像ブレ補正
    光学系と、 前記像ブレ補正光学系の一部または全部を撮影画面に対
    して相対的に移動させる像ブレ補正駆動手段と、 前記振れ検出手段の出力に基づいて、前記像ブレ補正駆
    動手段の像ブレ補正信号を生成する像ブレ補正制御手段
    と、を備えてなり、 前記像ブレ補正駆動手段は、前記ボディ装置からの撮影
    制御開始に同期した信号の受信から所定時間後に、像ブ
    レ補正制御の制御方法を変更することを特徴とするブレ
    補正装置。
  13. 【請求項13】 請求項12記載のブレ補正装置におい
    て、 前記所定時間は、前記ボディ装置から送信されるボディ
    装置の識別情報により決定されることを特徴とするブレ
    補正装置。
  14. 【請求項14】 請求項12記載のブレ補正装置におい
    て、 前記所定時間は、0時間を含む予め設定された一定時間
    であることを特徴とするブレ補正装置。
  15. 【請求項15】 請求項12記載のブレ補正装置におい
    て、 前記所定時間は、前記レンズ装置が装着可能な複数のボ
    ディ装置のうちミラーアップ時間の一番短いレンズ装置
    のミラーアップ時間であることを特徴とするブレ補正装
    置。
  16. 【請求項16】 ボディ装置に着脱自在とされるレンズ
    装置に、像ブレ補正機構を配置してなるブレ補正装置に
    おいて、 前記レンズ装置に配置される撮影光学系と、 前記撮影光学系の光軸の振れを検出する振れ検出手段
    と、 前記撮影光学系の一部に位置し前記撮影光学系の光軸の
    振れにより発生する像ブレを補正するための像ブレ補正
    光学系と、 前記像ブレ補正光学系の一部または全部を撮影画面に対
    して相対的に移動させる像ブレ補正駆動手段と、 前記振れ検出手段の出力に基づいて、前記像ブレ補正駆
    動手段の像ブレ補正信号を生成する像ブレ補正制御手段
    と、を備えてなり、 前記像ブレ補正駆動手段は、前記ボディ装置からのミラ
    ーアップの完了に同期した信号の受信後に、像ブレ補正
    制御の制御方法を変更することを特徴とするブレ補正装
    置。
JP7236971A 1995-09-14 1995-09-14 ブレ補正装置 Pending JPH0980535A (ja)

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US08/713,533 US5740472A (en) 1995-09-14 1996-09-13 Vibration reduction device

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009025582A (ja) * 2007-07-20 2009-02-05 Sony Corp 撮像装置
WO2010004764A1 (ja) * 2008-07-10 2010-01-14 パナソニック株式会社 撮像装置
JP2015075644A (ja) * 2013-10-09 2015-04-20 株式会社ニコン 振れ補正装置
JP2017219853A (ja) * 2017-08-03 2017-12-14 株式会社ニコン 振れ補正装置
JP2019003213A (ja) * 2018-09-27 2019-01-10 株式会社ニコン 振れ補正装置

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