JPH0980167A

JPH0980167A - 気象情報表示装置

Info

Publication number: JPH0980167A
Application number: JP26761995A
Authority: JP
Inventors: Yoshio Nakagawa; 芳男中川
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1995-09-08
Filing date: 1995-09-08
Publication date: 1997-03-28

Abstract

(57)【要約】【課題】家庭生活においては、時々刻々変化する気
温、降雨等の気象情報を即座に知り得ないことから、煩
わしさや不便、無駄が生じている。そこで家庭内で家族
が一番接する家具や調度品にこれらの情報を表示する表
示装置を取付けて、従来の煩わしさ不便さや無駄を解消
するものである。【解決手段】テレビジョン受像機の側縁部に時計や室
内温度、外気温度、降雨状況、風速等の気象情報を表示
する表示装置を取付けた受像機を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は一般家庭用に適した
気象情報を表示する気象情報表示装置に関するものであ
る。

【０００２】

【従来の技術】従来、家庭で気温や湿度その他の気象情
報を知るには、部屋に置かれている寒暖計や湿度計、又
は、テレビで放映される気象情報等から得るのが一般的
である。しかし、これら従来の寒暖計や湿度計等は必ず
しも生活に密接した所に置かれているとは言えず、見よ
うとすればその都度、部屋まで行かなければならず、何
時かは家庭の隅に置かれてしまうような利用状態であっ
た。一方、テレビで放映される気象情報は定められた時
間帯だけであることと、又、その日の予報でもあること
から、時々刻々変化する情報を必要とする家庭生活に
は、直ちに利用できる便利な情報とは言えない。この様
な情報の下で生活するには、時々刻々変化する気象状況
を、雨音や風音等から感じとらざるを得なかった。

【０００３】

【発明が解決しょうとする課題】高気密、高断熱、高遮
音性であるうえ冷暖房が完備されている住宅や高層マン
ションでの生活においては、時々刻々変化する正確な気
温（室温．外気温）、降雨状況等の気象情報が増々必要
とされるにも拘らず、適切な情報が即座に得られないた
め、次のような煩わしいさや不便、無駄が生じている。（１）室内と外気との温度差が想像以上にあり、外に
出ると、慌てて着替えに入ったり、一枚着込んだりする
ことがある。（２）雨が降っていても雨音が聞えないので洗濯物を
濡らす事がある。（３）風で洗濯物が飛散する時がある。（４）正確な室内湿度が分らないため、除湿装置や加
湿装置を効率良く使用されていなく、最適な湿度調整が
されていない。（５）外気温が冷房機の設定温度よりも低くなったに
もかかわらず、冷房し続ける時がある。（６）紫外線の強さに適した化粧ができない。（７）花粉飛散状況に応じた準備ができない。そこで、これらの煩わしさや不便、無駄を解消するため
に、気温、降雨状況等の気象情報が一目で分かる表示装
置を提供すると共に、更に、最も利用し易いように、こ
の表示装置を家庭内で家族が一番接し利用している家具
や調度品に取付けようとするものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明は上記した煩わし
さや不便、無駄を解消するため、下記のような気象情報
表示装置を構成した。（１）少なくとも室内温度、外気温度、降雨状況等の
気象情報を表示する気象情報表示装置を構成した。（２）更に利用し易いように、この気象情報表示装置
を家庭で一番利用するテレビジョウ受像機に取付けた。（３）上記の場合、外気の各センサーからの信号をテ
レビケーブルと共に引込むことで工事費の低減が図れ
る。

【０００５】尚、降雨や風速状況の信号から警報を発す
る警報装置を設けたり、上記以外に室温と外気温度との
差や、風速、湿度、紫外線度合、花粉程度や時計を取付
けることによって、更に生活に便利な気象情報表示装置
を構成してもよい。これらの各種の情報は目的に応じて
適宜に組合わせ選択して表示装置を構成すればよい。
又、テレビジョンに取付ける位置及び方法を特に限定す
るものではない、適宜な位置に、適宜な方法で取付けれ
ばよい。外気温度センサー、降雨センサー、風速センサ
ー等をテレビアンテナー等やその近傍に取付け、テレビ
ケーブルと共にテンビジョン受像機の表示装置まで引込
んだり、外気温度の信号を冷房機に引込んで冷房機の自
動運転の信号とする手段をも提供する。情報毎に各表示
部を設けてもよいし、セレクトスイッチで切替えながら
１個の表示部に表示させてもよい。

【０００６】

【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を実施例に基
づき説明する。図１は、テレビジョン受像機の上部側縁
部に室温、外気温、降雨の有無の表示と降雨警報装置と
を取付け、且つ、外気温、降雨信号をテレビケーブルと
共に受像機に引込んだ状態を示す実施例である。この方
法は、家庭内で家族が一番、目に触れるテレビジョンに
取付けてあるので、最も利用し易く効果的である。

【０００７】図２は、時計、室温、外気温、降雨の有無
の表示と降雨警報、風速及び室内湿度を表示装置に組込
み、必要とする部屋に設置した。又、外気温、降雨、風
速の信号をテレビケーブル以外の方法で引込み、且つ、
外気温度を冷房機に引込んで自動運転する形態を示す実
施例である。当然、この場合もテレビケーブルと共に引
込んで工事費の低減を図ってもよい。

【０００８】降雨センサーは降雨の有無を検知するだけ
よく市販の湿度センサー等でも良いし、風速計も市販の
風速センサーで良い、これらのセンサーの機能は目的に
応じて選択すれば良い。

【０００９】

【発明の効果】以上のように本発明を実施すると次のよ
うな効果が生じる。１．室温と外気温度との差を一目で分かるため、外出す
る際、上着を一枚用意するか否かの的確な判断ができ、
薄着のまま外出して慌てて着替えに入るような事がなく
なる。２．突然の降雨でも降雨警報によつて知り得るので、洗
濯物を濡らすことがなくなった。３．風速計を取付けることにより洗濯物等の飛散などが
防げる。４．湿度に応じて、除湿装置や加湿装置を運転が出来、
最適な湿度調整ができる。５．冷房機の自動運転システムに外気温度によつて起
動．停止さす指令を採り入れれば電気料金の節約ができ
る。６．紫外線、花粉の度合い知ることによって、適切な対
応ができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】図１は本発明を示す第１実施例である。

【図２】図２は本発明を示す第２実施例である。

【符号の説明】

１．テレヒジョン２．時計３．室内温度計４．外気温度計５．温度差計６．降雨計７．風速計８．降雨警報器９．湿度計１０．室内温度センサ
ー１１．外気温度センサー１２．降雨センサー１３．風速センサー１４．室内湿度セン
サー１５．テレビアンテナー１６．テレビケーブ
ル１７．センサーケーブル１８．冷房機

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】少なくとも室内温度、外気温度、降雨状
況等の気象情報を表示する気象情報表示装置。
【請求項２】テレビジョン受像機の前面側縁部に少な
くとも室内温度、外気温度、降雨状況等の気象情報を表
示する表示装置を取付けたことを特徴とした気象情報表
示装置。
【請求項３】外気温度センサー、降雨センサー、風速
センサー等の気象情報信号のうちから少なくとも１以上
をテレビケーブルと共に請求項１又は２記載の表示装置
まで引込むことを特徴とした気象情報装置。