JPH0979885A - 流量計 - Google Patents
流量計Info
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- JPH0979885A JPH0979885A JP23868395A JP23868395A JPH0979885A JP H0979885 A JPH0979885 A JP H0979885A JP 23868395 A JP23868395 A JP 23868395A JP 23868395 A JP23868395 A JP 23868395A JP H0979885 A JPH0979885 A JP H0979885A
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- JP
- Japan
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- flow meter
- flow rate
- flow
- data
- section
- Prior art date
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- Measuring Volume Flow (AREA)
- Details Of Flowmeters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、流量計の口径や型式等に応じた固
有データ(情報)を設定するためのスイッチ操作に手間
がかかるといった課題を解決するものである。 【解決手段】 流量計1の信号線接続部29には、当該
流量計固有の口径や型式を表すデータを記憶する記憶部
30が設けられている。流量演算部33は、流量計1か
ら離間した場所に設けられおり、信号線31を介して流
量計1の記憶部30及び磁気センサ28と接続されてい
る。また、流量演算部33は、記憶部30から当該流量
計固有のデータを読み込み、この固有データに対応する
補正係数Kを流量演算部33のメモリに記憶されている
データテーブルから選択して設定する。そして、流量演
算部33は、回転軸6の回転が磁気センサ28により検
出されると、補正係数Kと回転子4,5の回転数と計量
室3内の空間20の容積から流量を算出する。
有データ(情報)を設定するためのスイッチ操作に手間
がかかるといった課題を解決するものである。 【解決手段】 流量計1の信号線接続部29には、当該
流量計固有の口径や型式を表すデータを記憶する記憶部
30が設けられている。流量演算部33は、流量計1か
ら離間した場所に設けられおり、信号線31を介して流
量計1の記憶部30及び磁気センサ28と接続されてい
る。また、流量演算部33は、記憶部30から当該流量
計固有のデータを読み込み、この固有データに対応する
補正係数Kを流量演算部33のメモリに記憶されている
データテーブルから選択して設定する。そして、流量演
算部33は、回転軸6の回転が磁気センサ28により検
出されると、補正係数Kと回転子4,5の回転数と計量
室3内の空間20の容積から流量を算出する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は流量計に係り、特に
被測流体の流量に応じた流量パルスを積算すると共に流
量計の口径や型式等に応じた流量計固有のデータに基づ
いて流量積算値を演算するよう構成された流量計に関す
る。
被測流体の流量に応じた流量パルスを積算すると共に流
量計の口径や型式等に応じた流量計固有のデータに基づ
いて流量積算値を演算するよう構成された流量計に関す
る。
【0002】
【従来の技術】被測流体の流量を計測する流量計として
は、容積式流量計やタービン式流量計等が知られてい
る。これらの流量計では、流量に比例した回転数で回転
する回転体(ルーツや羽根車等)の回転数をセンサ(リ
ードスイッチや磁気センサ等)により検出し、センサか
ら出力された流量パルスを流量演算部で積算することに
より単位時間当たりの流量値を算出している。
は、容積式流量計やタービン式流量計等が知られてい
る。これらの流量計では、流量に比例した回転数で回転
する回転体(ルーツや羽根車等)の回転数をセンサ(リ
ードスイッチや磁気センサ等)により検出し、センサか
ら出力された流量パルスを流量演算部で積算することに
より単位時間当たりの流量値を算出している。
【0003】また、流量計には、接続される配管口径が
決められており、口径の大きさにより計測可能な流量範
囲が決まるため、各口径毎の大きさに応じたサイズとな
るように回転体の大きさ等が設計されている。そのた
め、流量演算部で流量パルスを積算する際には、流量値
に口径の大きさや型式に応じた補正係数を乗算すること
により、流量計固有の器差を補正する必要がある。
決められており、口径の大きさにより計測可能な流量範
囲が決まるため、各口径毎の大きさに応じたサイズとな
るように回転体の大きさ等が設計されている。そのた
め、流量演算部で流量パルスを積算する際には、流量値
に口径の大きさや型式に応じた補正係数を乗算すること
により、流量計固有の器差を補正する必要がある。
【0004】そのため、従来の流量計では、各流量計の
口径の大きさや型式に応じた補正係数を流量演算部に設
けられたプリセットスイッチを操作して個別に設定して
いた。
口径の大きさや型式に応じた補正係数を流量演算部に設
けられたプリセットスイッチを操作して個別に設定して
いた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来は
各流量計毎にプリセットスイッチを操作して流量計固有
の口径や型式に応じた補正係数を設定しなければならな
いため、スイッチ操作が面倒であるばかりかプリセット
スイッチの操作を間違えてしまうと、当該流量計と異な
る口径又は異なる型式の補正係数が設定されてしまい、
流量計測値の誤差が発生して計測精度が低下するといっ
た問題がある。
各流量計毎にプリセットスイッチを操作して流量計固有
の口径や型式に応じた補正係数を設定しなければならな
いため、スイッチ操作が面倒であるばかりかプリセット
スイッチの操作を間違えてしまうと、当該流量計と異な
る口径又は異なる型式の補正係数が設定されてしまい、
流量計測値の誤差が発生して計測精度が低下するといっ
た問題がある。
【0006】また、流量演算部が故障して交換する場合
にも、プリセットスイッチによる設定操作を行わなけれ
ばならないが、プリセットスイッチの設定操作を忘れて
しまうことがあり、その場合交換後に計測精度が低下す
るといった問題もある。そこで、本発明は上記問題を解
決した流量計を提供することを目的とする。
にも、プリセットスイッチによる設定操作を行わなけれ
ばならないが、プリセットスイッチの設定操作を忘れて
しまうことがあり、その場合交換後に計測精度が低下す
るといった問題もある。そこで、本発明は上記問題を解
決した流量計を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は以下のような特徴を有する。本発明は、被
測流体の流量に応じた流量パルスを生成し、該流量パル
スを積算して流量を演算する流量演算部を有する流量計
において、当該流量計固有の特性を表すデータを記憶す
る記憶部を設け、該記憶部に記憶されたデータを前記流
量演算部に読み込むデータ読み込み手段を設けたことを
特徴とするものである。
め、本発明は以下のような特徴を有する。本発明は、被
測流体の流量に応じた流量パルスを生成し、該流量パル
スを積算して流量を演算する流量演算部を有する流量計
において、当該流量計固有の特性を表すデータを記憶す
る記憶部を設け、該記憶部に記憶されたデータを前記流
量演算部に読み込むデータ読み込み手段を設けたことを
特徴とするものである。
【0008】従って、本発明によれば、記憶部に記憶さ
れた当該流量計固有の特性を表すデータを流量演算部に
読み込むため、面倒なプリセットスイッチによる設定操
作が不要になると共に、操作ミスによる計測精度の低下
を無くすことができる。
れた当該流量計固有の特性を表すデータを流量演算部に
読み込むため、面倒なプリセットスイッチによる設定操
作が不要になると共に、操作ミスによる計測精度の低下
を無くすことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明になる流
量計の一実施例について説明する。図1は流量計の構成
を示す構成図、図2は流量計の横断面図である。流量計
1は被測流体が給送される管路(図示せず)の途中に設
けられ、管路内を流れる流量を計測するように構成され
ている。本実施例では流量計1として、ルーツ式の容積
式流量計を用いて説明する。
量計の一実施例について説明する。図1は流量計の構成
を示す構成図、図2は流量計の横断面図である。流量計
1は被測流体が給送される管路(図示せず)の途中に設
けられ、管路内を流れる流量を計測するように構成され
ている。本実施例では流量計1として、ルーツ式の容積
式流量計を用いて説明する。
【0010】2はケーシングで、内部に流入口2aと流
出口2bとを連通する流路2cを有し、流路2cの途中
には計量室3を有する。計量室3内には一対のまゆ形の
回転子4,5が90度の位相差で組み付けられており、
一対の回転子4,5は夫々中央孔に圧入された回転軸
6,7により支持されている。また、図1中一方の回転
軸7は図示されていないが他方の回転軸6と同様な構成
である。
出口2bとを連通する流路2cを有し、流路2cの途中
には計量室3を有する。計量室3内には一対のまゆ形の
回転子4,5が90度の位相差で組み付けられており、
一対の回転子4,5は夫々中央孔に圧入された回転軸
6,7により支持されている。また、図1中一方の回転
軸7は図示されていないが他方の回転軸6と同様な構成
である。
【0011】また、ケーシング2の両側端面2d,2e
には、計量室3を閉蓋する側蓋8,9がネジ止めされて
いる。さらに、ケーシング2の両側端面2d,2eに
は、側蓋8,9の外側を覆うカップ状のカバー10,1
1がネジ止めされている。カバー10,11と両側端面
2d,2eとの間にはOリング12,13が介在し、カ
バー10,11内が気密にシールされている。そして、
カップ状のカバー10,11の内部には潤滑油が貯溜さ
れ、油溜め10a,11aが形成されている。
には、計量室3を閉蓋する側蓋8,9がネジ止めされて
いる。さらに、ケーシング2の両側端面2d,2eに
は、側蓋8,9の外側を覆うカップ状のカバー10,1
1がネジ止めされている。カバー10,11と両側端面
2d,2eとの間にはOリング12,13が介在し、カ
バー10,11内が気密にシールされている。そして、
カップ状のカバー10,11の内部には潤滑油が貯溜さ
れ、油溜め10a,11aが形成されている。
【0012】上記回転軸6,7は両端が夫々側蓋8,9
を貫通してカバー10,11内に突出している。側蓋
8,9の中央部には、各回転軸6,7を軸承するラジア
ル玉軸受14,15と、計量室3と軸受14,15との
間をシールするラビリンス機構16,17とが設けられ
ている。
を貫通してカバー10,11内に突出している。側蓋
8,9の中央部には、各回転軸6,7を軸承するラジア
ル玉軸受14,15と、計量室3と軸受14,15との
間をシールするラビリンス機構16,17とが設けられ
ている。
【0013】一対の回転子4,5は互いに微小なクリア
ランスを介して組み合わされており、計量室3の内壁に
対しても微小なクリアランスを保った状態で回転する。
さらに、一対の回転子4,5は90度ずらして設けられ
ているので流体圧力による回転力を交互に付与される。
そのため、回転軸6,7の一方(図1中右側)の端部に
は回転伝達用の駆動ギヤ18,19が嵌合固定されてい
る。この駆動ギヤ18,19は噛合しており、一対の回
転子4,5が流量に応じた回転数で回転する際に生ずる
回転力が駆動ギヤ18,19を介して回転軸6,7に相
互に伝達されるようになっている。
ランスを介して組み合わされており、計量室3の内壁に
対しても微小なクリアランスを保った状態で回転する。
さらに、一対の回転子4,5は90度ずらして設けられ
ているので流体圧力による回転力を交互に付与される。
そのため、回転軸6,7の一方(図1中右側)の端部に
は回転伝達用の駆動ギヤ18,19が嵌合固定されてい
る。この駆動ギヤ18,19は噛合しており、一対の回
転子4,5が流量に応じた回転数で回転する際に生ずる
回転力が駆動ギヤ18,19を介して回転軸6,7に相
互に伝達されるようになっている。
【0014】被測流体がケーシング2の流路2cを流れ
ると、一対の回転子4,5は流量に比例した回転数で図
2に示す如くA,B方向に回転する。回転子4,5と計
量室3との間には図2中ハッチングで示すような空間2
0が形成され、回転子4,5の回転とともにこの空間2
0内の容積分の流体が流出口2b側へ送出される。
ると、一対の回転子4,5は流量に比例した回転数で図
2に示す如くA,B方向に回転する。回転子4,5と計
量室3との間には図2中ハッチングで示すような空間2
0が形成され、回転子4,5の回転とともにこの空間2
0内の容積分の流体が流出口2b側へ送出される。
【0015】23は給油機構で、回転軸6に嵌合するガ
イド部材24と、ガイド部材24の外周に内接するよう
に掛けられた大径なリング25とよりなり、各回転軸
6,7の両端近傍に設けられ、各軸受14,15へ油溜
め10a,11aの油を供給する。
イド部材24と、ガイド部材24の外周に内接するよう
に掛けられた大径なリング25とよりなり、各回転軸
6,7の両端近傍に設けられ、各軸受14,15へ油溜
め10a,11aの油を供給する。
【0016】また、回転軸6の端部には、複数の磁石2
6が埋設された回転体27が固着されている。そして、
磁気センサ28は回転体27に近接するようにカバー1
1の取付部11bに取り付けられているので、回転子
4,5が流量に応じて回転すると、回転体27も回転す
るため、複数の磁石26の通過に伴う磁界の変化を検出
する。このようにして回転子4,5の回転は、回転検出
用の磁気センサ28により検出される。
6が埋設された回転体27が固着されている。そして、
磁気センサ28は回転体27に近接するようにカバー1
1の取付部11bに取り付けられているので、回転子
4,5が流量に応じて回転すると、回転体27も回転す
るため、複数の磁石26の通過に伴う磁界の変化を検出
する。このようにして回転子4,5の回転は、回転検出
用の磁気センサ28により検出される。
【0017】29は信号線接続部で、カバー11の外側
に設けられ、内部には当該流量計固有の口径や型式を表
すデータを記憶する記憶部30と、記憶部30と外部か
らの信号線31あるいは磁気センサ28と外部からの信
号線31とを接続するためのコネクタ部32が配設され
ている。
に設けられ、内部には当該流量計固有の口径や型式を表
すデータを記憶する記憶部30と、記憶部30と外部か
らの信号線31あるいは磁気センサ28と外部からの信
号線31とを接続するためのコネクタ部32が配設され
ている。
【0018】33は流量演算部で、流量計1から離間し
た場所に設けられおり、信号線31を介して流量計1の
記憶部30及び磁気センサ28と接続されている。流量
演算部33は、後述するように回転軸6の回転が磁気セ
ンサ28により検出されると、回転子4,5の回転数と
計量室3内の空間20の容積より流量を算出する。
た場所に設けられおり、信号線31を介して流量計1の
記憶部30及び磁気センサ28と接続されている。流量
演算部33は、後述するように回転軸6の回転が磁気セ
ンサ28により検出されると、回転子4,5の回転数と
計量室3内の空間20の容積より流量を算出する。
【0019】回転子4,5が1回転したときの吐出量q
は、次式から求まる。 q=K・D2 ・L …(1) 但し、Kは流量計固有の補正係数、Dは回転子4,5の
外径、Lは回転子4,5の軸方向の寸法である。
は、次式から求まる。 q=K・D2 ・L …(1) 但し、Kは流量計固有の補正係数、Dは回転子4,5の
外径、Lは回転子4,5の軸方向の寸法である。
【0020】また、流量演算部33は、次式に基づいて
流量を演算する。 Q=q・N …(2) 但し、Nは単位時間当たりの回転子4,5の回転数であ
る。図3は流量演算部33のブロック図、図4は流量演
算部33のメモリに記憶されているデータテーブルの一
例である。
流量を演算する。 Q=q・N …(2) 但し、Nは単位時間当たりの回転子4,5の回転数であ
る。図3は流量演算部33のブロック図、図4は流量演
算部33のメモリに記憶されているデータテーブルの一
例である。
【0021】流量演算部33はCPU34とメモリ35
とを有する。メモリ35には、図4に示すようなデータ
テーブル36が格納されている。このデータテーブル3
6には、各流量計固有の型式(ルーツ式流量計、タービ
ン式流量計、CCG油用流量計等)と口径の大きさに応
じた補正係数Kの数値が記憶されている。また、メモリ
35には、磁気センサ28から出力された流量パルスを
積算し、データテーブル36から読み込まれた当該流量
計固有の補正値に基づいて流量を演算する流量演算プロ
グラムが格納されている。
とを有する。メモリ35には、図4に示すようなデータ
テーブル36が格納されている。このデータテーブル3
6には、各流量計固有の型式(ルーツ式流量計、タービ
ン式流量計、CCG油用流量計等)と口径の大きさに応
じた補正係数Kの数値が記憶されている。また、メモリ
35には、磁気センサ28から出力された流量パルスを
積算し、データテーブル36から読み込まれた当該流量
計固有の補正値に基づいて流量を演算する流量演算プロ
グラムが格納されている。
【0022】また、CPU34は、流量計1の記憶部3
0に記憶された口径や型式を表す固有データ(情報)を
読み込むと共に、この固有データに対応する数値をデー
タテーブル36から読み込み、その数値を当該流量計1
の補正係数Kとして設定し、メモリ35に記憶させる。
そして、CPU34は、磁気センサ28から出力された
流量パルスを積算して上記(1)(2)式より流量を演
算し、その演算結果を演算結果出力装置37へ出力す
る。
0に記憶された口径や型式を表す固有データ(情報)を
読み込むと共に、この固有データに対応する数値をデー
タテーブル36から読み込み、その数値を当該流量計1
の補正係数Kとして設定し、メモリ35に記憶させる。
そして、CPU34は、磁気センサ28から出力された
流量パルスを積算して上記(1)(2)式より流量を演
算し、その演算結果を演算結果出力装置37へ出力す
る。
【0023】図5はCPU34が実行する流量演算処理
のフローチャートである。流量演算部33のCPU34
は、ステップS1(以下、「ステップ」を省略する)に
おいて、電源がオンになると、S2に進み、流量計1の
記憶部30に記憶された口径や型式を表す固有データ
(情報)を読み込む(データ読み込み手段)。
のフローチャートである。流量演算部33のCPU34
は、ステップS1(以下、「ステップ」を省略する)に
おいて、電源がオンになると、S2に進み、流量計1の
記憶部30に記憶された口径や型式を表す固有データ
(情報)を読み込む(データ読み込み手段)。
【0024】次のS3では、メモリ35に記憶されたデ
ータテーブル36を読み込む。そして、S4で上記流量
計1の固有データとデータテーブル36とを照合させて
固有データ(情報)に対応する補正値を選択する。続い
て、S5では上記S4で選択された補正値を当該流量計
1の補正係数Kとして設定してメモリ35に記憶させ
る。
ータテーブル36を読み込む。そして、S4で上記流量
計1の固有データとデータテーブル36とを照合させて
固有データ(情報)に対応する補正値を選択する。続い
て、S5では上記S4で選択された補正値を当該流量計
1の補正係数Kとして設定してメモリ35に記憶させ
る。
【0025】次のS6では、磁気センサ28から流量パ
ルスが出力された否かを判定しており、磁気センサ28
から流量パルスが出力された場合には、S7に進み、S
5で設定された補正値を当該流量計1の補正係数Kとし
て上記(1)(2)式の演算を行い流量を算出する。
ルスが出力された否かを判定しており、磁気センサ28
から流量パルスが出力された場合には、S7に進み、S
5で設定された補正値を当該流量計1の補正係数Kとし
て上記(1)(2)式の演算を行い流量を算出する。
【0026】そして、S8で演算結果の流量値を出力す
る。次のS9では、電源がオフに切り換えられたか否か
を判定しており、電源がオンである場合にはS6に戻
り、S5で設定された補正値を当該流量計1の補正係数
Kとして流量を演算する。従って、流量計固有の補正値
が補正係数Kとして設定された後は電源がオフになるま
でS6〜S9の処理を繰り返して流量演算処理を継続す
る。
る。次のS9では、電源がオフに切り換えられたか否か
を判定しており、電源がオンである場合にはS6に戻
り、S5で設定された補正値を当該流量計1の補正係数
Kとして流量を演算する。従って、流量計固有の補正値
が補正係数Kとして設定された後は電源がオフになるま
でS6〜S9の処理を繰り返して流量演算処理を継続す
る。
【0027】S9で電源がオフにされると、一連の流量
演算処理を終了する。しかし、通常、電源がオフにされ
るときは、メンテナンスあるいは電池交換のときなどで
ある。このように、流量演算部33が流量計1の信号線
接続部29に接続することにより、当該流量計1の固有
データ(情報)が記憶部30からCPU34に読み込ま
れて固有データ(情報)に対応する補正係数Kを自動的
に選択して設定することができるので、面倒なスイッチ
操作が不要になり、操作ミスにより計測誤差が低下する
ことを防止できる。また、流量演算部33が故障して交
換する場合にも、スイッチによる補正係数Kの設定操作
が不要であるので、従来のようにスイッチ操作を忘れて
交換後に計測精度が低下するといったような問題を無く
すことができる。
演算処理を終了する。しかし、通常、電源がオフにされ
るときは、メンテナンスあるいは電池交換のときなどで
ある。このように、流量演算部33が流量計1の信号線
接続部29に接続することにより、当該流量計1の固有
データ(情報)が記憶部30からCPU34に読み込ま
れて固有データ(情報)に対応する補正係数Kを自動的
に選択して設定することができるので、面倒なスイッチ
操作が不要になり、操作ミスにより計測誤差が低下する
ことを防止できる。また、流量演算部33が故障して交
換する場合にも、スイッチによる補正係数Kの設定操作
が不要であるので、従来のようにスイッチ操作を忘れて
交換後に計測精度が低下するといったような問題を無く
すことができる。
【0028】尚、上記実施例では、まゆ形回転子が組み
込まれたルーツ式流量計を一例として挙げたが、これに
限らず、例えば楕円歯車を回転子として組み込んだ容積
式流量計あるいはこれ以外の構成とされた流量計にも適
用することができるのは勿論である。
込まれたルーツ式流量計を一例として挙げたが、これに
限らず、例えば楕円歯車を回転子として組み込んだ容積
式流量計あるいはこれ以外の構成とされた流量計にも適
用することができるのは勿論である。
【0029】また、上記実施例では、流量計固有のデー
タが記憶部30に記憶されているものとして説明した
が、これに限らず、信号線31を介して信号線接続部2
9に接続されると、流量計固有のデータを表す何らかの
信号が流量演算部33に読み込まれる構成であれば良い
ので、例えば記憶部30の代わりに磁石の配列や磁気記
録部を設けて磁気パターンを読み取る構成としたり、あ
るいはバーコード等のような印刷パターンを光学的に読
み取るようにしても良い。
タが記憶部30に記憶されているものとして説明した
が、これに限らず、信号線31を介して信号線接続部2
9に接続されると、流量計固有のデータを表す何らかの
信号が流量演算部33に読み込まれる構成であれば良い
ので、例えば記憶部30の代わりに磁石の配列や磁気記
録部を設けて磁気パターンを読み取る構成としたり、あ
るいはバーコード等のような印刷パターンを光学的に読
み取るようにしても良い。
【0030】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、記憶部に
記憶された当該流量計固有の特性を表すデータを流量演
算部に読み込むため、面倒なプリセットスイッチによる
設定操作が不要になると共に、操作ミスによる計測精度
の低下を無くして計測精度を確保することができる。ま
た、流量演算部が故障して交換する場合にも、プリセッ
トスイッチによる設定操作が不要であるので、従来のよ
うにプリセットスイッチの設定操作を忘れて交換後に計
測精度が低下するといったような問題を無くすことがで
きる。
記憶された当該流量計固有の特性を表すデータを流量演
算部に読み込むため、面倒なプリセットスイッチによる
設定操作が不要になると共に、操作ミスによる計測精度
の低下を無くして計測精度を確保することができる。ま
た、流量演算部が故障して交換する場合にも、プリセッ
トスイッチによる設定操作が不要であるので、従来のよ
うにプリセットスイッチの設定操作を忘れて交換後に計
測精度が低下するといったような問題を無くすことがで
きる。
【図1】本発明になる流量計の一実施例の縦断面図であ
る。
る。
【図2】容積式流量計の横断面図である。
【図3】流量演算部のブロック図である。
【図4】流量演算部のメモリに記憶されているデータテ
ーブルの一例である。
ーブルの一例である。
【図5】CPUが実行する流量演算処理を説明するため
のフローチャートである。
のフローチャートである。
1 容積式流量計 2 ケーシング 4,5 回転子 28 磁気センサ 29 信号線接続部 30 記憶部 31 信号線 32 コネクタ部 33 流量演算部 34 CPU 35 メモリ 36 データテーブル
Claims (1)
- 【請求項1】 被測流体の流量に応じた流量パルスを生
成し、該流量パルスを積算して流量を演算する流量演算
部を有する流量計において、 当該流量計固有の特性を表すデータを記憶する記憶部を
設け、 該記憶部に記憶されたデータを前記流量演算部に読み込
むデータ読み込み手段を設けたことを特徴とする流量
計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23868395A JPH0979885A (ja) | 1995-09-18 | 1995-09-18 | 流量計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23868395A JPH0979885A (ja) | 1995-09-18 | 1995-09-18 | 流量計 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0979885A true JPH0979885A (ja) | 1997-03-28 |
Family
ID=17033759
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23868395A Pending JPH0979885A (ja) | 1995-09-18 | 1995-09-18 | 流量計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0979885A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007071695A (ja) * | 2005-09-07 | 2007-03-22 | Aichi Tokei Denki Co Ltd | 電磁流量計 |
JP2007521470A (ja) * | 2003-12-10 | 2007-08-02 | マイクロ・モーション・インコーポレーテッド | 流量計型式識別 |
JP2007309828A (ja) * | 2006-05-19 | 2007-11-29 | Ckd Corp | 分離型熱式流量計 |
-
1995
- 1995-09-18 JP JP23868395A patent/JPH0979885A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007521470A (ja) * | 2003-12-10 | 2007-08-02 | マイクロ・モーション・インコーポレーテッド | 流量計型式識別 |
JP4787618B2 (ja) * | 2003-12-10 | 2011-10-05 | マイクロ・モーション・インコーポレーテッド | 流量計型式識別 |
JP2007071695A (ja) * | 2005-09-07 | 2007-03-22 | Aichi Tokei Denki Co Ltd | 電磁流量計 |
JP2007309828A (ja) * | 2006-05-19 | 2007-11-29 | Ckd Corp | 分離型熱式流量計 |
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