JPH0979675A - スクリュー冷凍機 - Google Patents

スクリュー冷凍機

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Publication number
JPH0979675A
JPH0979675A JP23645595A JP23645595A JPH0979675A JP H0979675 A JPH0979675 A JP H0979675A JP 23645595 A JP23645595 A JP 23645595A JP 23645595 A JP23645595 A JP 23645595A JP H0979675 A JPH0979675 A JP H0979675A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
strainer
tank
oil tank
screw
Prior art date
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Pending
Application number
JP23645595A
Other languages
English (en)
Inventor
Naohiro Yanagisawa
直宏 柳沢
Toyohisa Sotooka
豊久 外岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Shimizu Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Shimizu Engineering Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Shimizu Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPH0979675A publication Critical patent/JPH0979675A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】油ストレーナを内蔵の油タンクを配設したスク
リュー冷凍機に関するもので、油サイクル系統の簡素
化,信頼性の向上を図り、安価な製品を提供する。 【解決手段】油分離器21により冷媒ガス中の油を分離
し、別置形油タンク1へ導出した油を油冷却器で冷却
し、給油管によりスクリュー圧縮機のロータ,軸受の摺
動部へ給油する油循環系統に吐出圧力と低圧側圧力の差
圧給油方式を採用したスクリュー冷凍機において、別置
形油タンク1に油ストレーナ5を内蔵し、給油量に対応
した濾過面積の確保は、細長形状の油タンクを活用し
て、油ストレーナ5の長さ変化により可能とし、油配管
系統の簡素化を図った。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスクリュー圧縮機を1台
又は複数台搭載し、油分離器,油タンク,油冷却器を配
設した差圧給油方式のスクリュー冷凍機に関する。
【0002】
【従来の技術】実開昭54−6784号公報に記載の「スクリ
ュー冷凍機の潤滑装置」には油分離装置を内蔵した「油
タンク」を配設しているが、油タンクに油ストレーナの
内蔵については述べられていない。
【0003】又、特願平3−28306号明細書に記載の「マ
ルチタイプ冷凍機」には別置形油タンク及び給油配管に
外装式の油ストレーナを配設したサイクル系統であり、
油タンクに油ストレーナの内蔵については述べられてい
ない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来技術の油分離器,
油タンク,油冷却器を配設したスクリュー冷凍機は、給
油配管に外装式の油ストレーナを配設した油サイクルで
あるため、 (1)外装式の油ストレーナの収納容器は耐圧・気密性を
有し、精密加工を必要とする構造であるため、高価な部
品である。
【0005】(2)複数台の圧縮機を搭載した冷凍機では
給油量に対応した油ストレーナの濾過面積確保のため、
大容量の外装式油ストレーナ又は、複数個の外装式油ス
トレーナを給油配管に配設する必要があった。
【0006】本発明の目的は、油ストレーナを油タンク
に内蔵し、油サイクル系統の簡素化,部品点数及び接手
個所の削減により、生産性,信頼性の向上と安価な製品
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は(1)細長形状の油タンクに油ストレーナ
を内蔵し、(2)給油量に対応した油ストレーナの濾過面
積の確保は、油ストレーナの長さ変化で可能とする。
【0008】
【作用】
(1)油ストレーナは油分離器で分離した油に含まれてい
る微細な異物の除去機能を有するもので、油タンク内で
この機能を作用させるものである。
【0009】(2)給油量に対応した油ストレーナの濾過
面積の確保は、細長形状の油タンクを活用して、油スト
レーナの長さ変化で可能とした。
【0010】(3)油ストレーナの点検,清掃を可能とす
るために、油タンクの側板に取外し可能な構造を有して
いること。
【0011】
【実施例】図1は本発明の一実施例による油ストレーナ
を内蔵した油タンクの構造を示す。図2は本発明の油タ
ンクを配設し、単段式圧縮機1台を搭載したスクリュー
冷凍機のサイクル系統図を示す。
【0012】図3は本発明の油タンクを配設し、二段式
圧縮機1台を搭載したスクリュー冷凍機のサイクル系統
図を示す。
【0013】図4は本発明の油タンクを配設し、単段式
圧縮機2台を搭載したマルチタイプスクリュー冷凍機の
サイクル系統図を示す。
【0014】図5は本発明の油タンクを配設し、二段式
圧縮機2台を搭載したマルチタイプスクリュー冷凍機の
サイクル系統図を示す。
【0015】図6は本発明の一実施例による油分離兼油
タンクを示す。
【0016】図1について説明する。油タンク1の構造
は細長形状の胴体2に側板3,側板4が溶接構造で形成
されている。
【0017】側板4には油ストレーナ5を装着したスト
レーナカバー6がシートパッキン7を介してボルト8で
固定されている。
【0018】油ストレーナ5の収納管9は油タンク1の
内部と隔壁の機能を有し、側板4の内側に溶接で取付け
られている。
【0019】胴体2の上部には油入口管10,下部には
油出口接手11及び収納管9に連結した油入口接手12
が配設されており、油管13で接続されている。又、ス
トレーナカバー6には油管14を接続する油出口接手1
5が配設されている。
【0020】又、油管13及び配管14にはサービスバ
ルブ16a及び16bが配設されている。
【0021】油入口管10から流入した油17は油タン
ク1内に一定量保有されている。油17は油出口接手1
1,油管13を経て、油入口接手12から油ストレーナ
5を収納している収納管9に入り、油ストレーナ5で濾
過されて、ストレーナカバー6の油出口接手15から油
管14を経て流出される。
【0022】収納管9は油ストレーナ5の点検,清掃又
は交換のとき、ストレーナカバー6と一緒に取外す場
合、サービスバルブ16a,16bを閉止して、油タン
ク1内の油17の排出量を最小限にするために配設され
ている。
【0023】給油量に対応した油ストレーナ5の濾過面
積確保は、細長形状の油タンク1を活用して、油ストレ
ーナ5の長さ変化で可能とし、異物除去機能を保持する
ことができる。
【0024】図2について説明する。吸入ストレーナ1
8を通過して単段式圧縮機19に吸入された冷媒ガス
は、圧縮されて吐出管20により油分離器21に入り、
吐出管22を経て凝縮器23へ吐出される。一方、冷媒
ガス中に含まれている油17は油分離装置24を通過す
る際に分離されて、油管25を経て、油タンク1へ溜
る。油タンク1の油17は、油管13を経て収納管9に
入り、油ストレーナ5で濾過されて、油管14を経て油
冷却器26に流入し、冷却されて給油管27により給油
接手28から圧縮機19へ給油される。
【0025】圧縮機19への給油方式は吐出圧力相当の
高い圧力の油を吸入圧力に相当した低圧側に設けた給油
接手28から給油する差圧給油方式を採用している。
【0026】図3について説明する。図3のサイクル系
統図は二段式圧縮機29を搭載したスクリュー冷凍機
で、圧縮機29の給油接手30は低段側用、給油接手3
1は高段側用を示す。
【0027】図4について説明する。図4のサイクル系
統図は単段圧縮機19を2台搭載し、共用形油分離器3
2を配設したマルチタイプスクリュー冷凍機である。
【0028】図5について説明する。図5のサイクル系
統図は二段式圧縮機29を2台搭載し、共用形油分離器
32を配設したマルチタイプスクリュー冷凍機である。
【0029】図6は本発明の一実施例による油分離兼油
タンクの構造を示す。
【0030】本体33内の上部に油分離装置34を配設
し、下部は油17を収容する部分である。油ストレーナ
36がストレーナカバー37に装着して、油収容部に内
蔵されている。
【0031】冷媒ガスはガス入口管38より流入し、油
分離装置34を通過してガス出口管39より吐出され
る。
【0032】本実施例によれば、油タンクに油ストレー
ナを内蔵することにより、部品点数並びに接手部分の削
減により、油サイクル系統の簡素化と信頼性の向上を図
ることができ、又、安価な製品を提供することができ
る。さらに、給油量に対応した油ストレーナの濾過面積
の確保は、細長形状の油タンクを活用して、油ストレー
ナの長さ変化で可能である。
【0033】本発明は同一容量又は異容量のスクリュー
圧縮機を複数台搭載したマルチタイプスクリュー冷凍機
の全てに応用できる。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば次のような効果がある。
【0035】(1)油ストレーナを内蔵した油タンクの採
用により、油サイクルの簡素化と信頼性の向上を図るこ
とができる。
【0036】(2)部品点数の削減により、生産性の向上
を図ることができ、安価な製品を提供することができ
る。
【0037】(3)給油量に対応した油ストレーナの濾過
面積の確保は、細長形状の油タンクを活用して、油スト
レーナの長さ変化で可能である。
【0038】(4)複数台のスクリュー圧縮機を搭載した
マルチタイプスクリュー冷凍機の全てに応用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による油ストレーナを内蔵し
た油タンクの説明図。
【図2】本発明の油タンクを配設し、単段式圧縮機を搭
載したスクリュー冷凍機のサイクルの系統図。
【図3】本発明の油タンクを配設し、二段式圧縮機を搭
載したスクリュー冷凍機のサイクルの系統図。
【図4】本発明の油タンクを配設し、単段式圧縮機2台
を搭載したマルチタイプスクリュー冷凍機のサイクルの
系統図。
【図5】本発明の油タンクを配設し、二段式圧縮機2台
を搭載したマルチタイプスクリュー冷凍機のサイクルの
系統図。
【図6】本発明の一実施例による油分離装置を具備した
油タンク内に油ストレーナを内蔵した油分離兼油タンク
の説明図。
【符号の説明】
1…油タンク、5…油ストレーナ、6…ストレーナカバ
ー、9…収納管、19…単段式圧縮機、21…油分離
器、23…凝縮器、29…二段式圧縮機、32…共用形
油分離器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】油分離器により冷媒ガス中の油を分離し、
    別置形油タンクへ導出した油を油冷却器で冷却し、給油
    管によりスクリュー圧縮機のロータ,軸受の摺動部へ給
    油する油循環系統に吐出圧力と低圧側圧力の差圧給油方
    式を採用したスクリュー冷凍機において、前記別置形油
    タンクに油ストレーナを内蔵し、給油量に対応した濾過
    面積の確保は、細長形状の油タンクを活用して、前記油
    ストレーナの長さ変化により可能とし、油配管系統の簡
    素化を図ったことを特徴とするスクリュー冷凍機。
JP23645595A 1995-09-14 1995-09-14 スクリュー冷凍機 Pending JPH0979675A (ja)

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JP23645595A JPH0979675A (ja) 1995-09-14 1995-09-14 スクリュー冷凍機

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103939323A (zh) * 2014-04-25 2014-07-23 合肥通用机械研究院 并联油位控制的制冷压缩机油循环率在线测量试验装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103939323A (zh) * 2014-04-25 2014-07-23 合肥通用机械研究院 并联油位控制的制冷压缩机油循环率在线测量试验装置
CN103939323B (zh) * 2014-04-25 2016-01-20 合肥通用机械研究院 并联油位控制的制冷压缩机油循环率在线测量试验装置

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