JPH0979644A - 蓄熱プラントの制御装置 - Google Patents

蓄熱プラントの制御装置

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JPH0979644A
JPH0979644A JP7235792A JP23579295A JPH0979644A JP H0979644 A JPH0979644 A JP H0979644A JP 7235792 A JP7235792 A JP 7235792A JP 23579295 A JP23579295 A JP 23579295A JP H0979644 A JPH0979644 A JP H0979644A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱源機器の運転コストの低減と安定運転を確
実に図ることができる蓄熱プラントの制御装置を提供す
る。 【解決手段】 熱負荷実績記憶手段22に記憶されて熱
負荷実績に基づいて、熱負荷予測手段23において当日
の熱負荷値を予測する。蓄熱プラント運用計画手段24
において、当日の熱負荷予測値に基づいて、各熱源機器
の運転コスト低減と安定運転に関する目的関数の和を最
小とするよう遺伝的アルゴリズムを用いて蓄熱プラント
の運用計画に求める。この蓄熱プラントの運用計画に基
づいて、熱源機器制御手段25において、各熱源機器1
2,13の運転を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は熱源機器および蓄熱
槽を有する蓄熱プラントの制御装置において、熱源機器
を効率よく運転することができる蓄熱プラントの制御装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ビルディング等の施設において
は、蓄熱プラントが設けられている。この蓄熱プラント
では、ヒートポンプ等の熱源機器によって温水および冷
水が生成され、これを蓄熱槽に蓄え、必要に応じて冷暖
房機器等の熱負荷機器に供給している。この場合、電気
方法による蓄熱プラントでは、夜間に熱を生成して蓄熱
し、昼間は温水および冷水を生成するとともに蓄熱した
熱を放熱することにより、夜間電力を利用したりピーク
カットを行ったりして効率のよい運転を行っている。
【0003】しかしながら、このような運転を行う場
合、専門的なオペレータの数の確保がむずかしく、かつ
近年の人件費の問題から例えば夜間だけでも無人運転す
る必要が出てきている。この場合、オペレータの専門的
知識に基づいて、総合的に自動化運転を行うことが必要
となるが、現在のところ実現されていないのが実情であ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように従来で
は、専門的なオペレータを確保しなければ熱源機器およ
び蓄熱槽の運転を効率よく行なうことができず、また装
置全体の信頼性が低いという問題があった。
【0005】本発明はこのような点を考慮してなされた
ものであり、専門的なオペレータを確保することなく、
熱源機器を有する蓄熱プラントを効率よく自動運転する
ことができる蓄熱プラントの制御装置を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、冷水用熱源機
器および温水用熱源機器を有する蓄熱プラントの運転を
制御する蓄熱プラントの制御装置において、各熱源機器
からの過去の熱負荷実績を記憶する熱負荷実績記憶手段
と、この熱負荷実績記憶手段に記憶された熱負荷実績に
基づいて、当日の熱負荷値を予測する熱負荷予測手段
と、熱負荷予測手段により予測された当日の熱負荷予測
値に基づいて、各熱源機器の運転コスト低減と安定運転
に関する目的関数の和を最小とするよう蓄熱プラントの
運用計画を求める蓄熱プラント運用計画手段と、蓄熱プ
ラント運用計画手段により求めた蓄熱プラントの運用計
画に基づいて、各熱源機器の運転を制御する熱源機器制
御手段とを備え、前記蓄熱プラント運用計画手段は遺伝
的アルゴリズムを用いて各熱源機器の運転コスト低減と
安定運転に関する目的関数の和を最小とするよう蓄熱プ
ラントの運用計画を求めることを特徴とする蓄熱プラン
トの制御装置である。
【0007】本発明によれば、熱負荷予測手段におい
て、熱負荷実績記憶手段に記憶された熱負荷実績に基づ
いて当日の熱負荷値を予測する。次にこの熱負荷予測値
に基づいて、各熱源機器の運転コスト低減と安定運転に
関する目的関数の和を最小とするよう、蓄熱プラント運
用計画手段において遺伝的アルゴリズムを用いて蓄熱プ
ラントの運用計画を求める。この蓄熱プラントの運用計
画に基づいて、熱源機器制御手段により、各熱源機器の
運転を制御する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明の実施の
形態について説明する。図1は、本発明による蓄熱プラ
ントの制御装置の一実施例を示す全体構成図である。図
1において、蓄熱プラント10はビルの地下室等に設け
られた蓄熱槽11を有し、蓄熱槽11は冷房用に使用さ
れる冷水を備える冷水槽11aと、暖房用に使用される
温水を蓄える温水槽11bとからなっている。この冷水
槽11aには、複数の各種ヒートポンプ(HP)12が
設置されている。すなわち、このヒートポンプ12は、
例えば夏期において、10℃前後の水を5℃程度の水に
するものである。また冷水槽11aおよび温水槽11b
には熱回収型ヒートポンプ(DB)13が設けられてい
る。熱回収型ヒートポンプ13は、5℃程度の冷水と4
5℃程度の温水を同時に作ることができ、かつこの時に
出力される熱を冷水槽11aおよび温水槽11bに利用
することができる。冷水槽11aおよび温水槽11bに
蓄えられる冷水と温水は、各々ポンプ14,15により
冷水ヘッダ(CHD)16および、温水ヘッダ(HH
D)17を介して熱負荷(HL)18側へ供給されるよ
うになっている。
【0009】本発明による蓄熱プラントの制御装置20
は、上述した蓄熱プラント10の熱源ヒートポンプ12
および熱回収型ヒートポンプ13等の熱源機器を制御す
るものであり、蓄熱プラントの制御装置20はプロセス
入出力部21と、過去の熱負荷実績が入力される熱負荷
実績記憶手段22と、当日の熱負荷を予測する熱負荷予
測手段23と、蓄熱プラントの運用計画を求める蓄熱プ
ラント運用計画手段24と、各熱源機器の運転を制御す
る熱源機器制御手段25と、蓄熱プラントパラメータ記
憶手段26と、ヒューマンインタフェース入出力部27
とを備えている。
【0010】図1において、プロセス入出力部21は、
蓄熱プラント10からの計測信号を入力するとともに、
蓄熱プラント10に対して制御信号を出力するものであ
る。また、熱負荷実績記憶手段22は、熱負荷10の過
去の熱負荷実績(温度、流量等)を、時刻および曜日と
ともに記憶するものである。さらに、熱負荷予測手段2
3は、熱負荷実績記憶手段22に記憶されている熱負荷
実績に基づいて、統計的に熱負荷を予測するものであ
る。
【0011】一方、蓄熱プラント運用計画手段24は、
蓄熱プラントパラメータ記憶手段26に記憶されたパラ
メータと熱負荷予測手段23で予測された熱負荷予測値
に基づいて、冷水主導か温水主導かを判定し、蓄熱プラ
ント10の運用計画を得るものである。また、熱源機器
制御手段25は、蓄熱プラント運用計画手段24で得ら
れた目標計画値と、プロセス入出力部21から入力され
る蓄熱プラント10の計測信号に基づいて、熱源機器の
制御を行なうための制御信号をプロセス入出力21へ出
力するものである。なお、蓄熱プラント・パラメータ値
はヒューマン・インタフェース入出力手段27より入力
される。
【0012】次に、このような構成からなる本実施例の
作用について説明する。図1において、熱負荷18の熱
負荷実績は往還水に関して温度と流量から計測され、プ
ロセス入出力部21を通して熱負荷実績として時刻、曜
日等の内部信号により整理され、その日の気象情報とと
もに熱負荷実績記憶手段22に記憶される。
【0013】次に、この熱負荷実績記憶手段22に記憶
されている熱負荷実績をもとに、熱負荷予測手段23に
おいて熱負荷10の今後N時間分の予測値が得られ、蓄
熱プラント運用計画手段24により蓄熱槽11の容量お
よび熱源機器12,13の定格能力を用いて、今後N時
間分の計画目標値が得られる。
【0014】以下、この点について具体的に説明する。
なお、ここでは簡単のため、予測と計画については今後
N=24時間分の予測値および計画値を1時間毎に求め
る。熱負荷予測手段22における熱負荷予測は、次のよ
うにして行なわれる。熱負荷記憶手段22に1時間毎1
日分の熱負荷データが、曜日別、例えば休日・平日・特
殊日別にファイルされる。いま、熱負荷予測手段23に
ヒューマン・インタフェース入力部27からその日の曜
日が入力されると、熱負荷予測装置23にそ の曜日Wの
平均値パターンy(i)(i=1〜24)が熱負荷実
績記憶手段22から得られる。次に、前日までの熱負荷
実績が得られているので、k日の熱負荷を予測するため
に、例えば次のような自己回帰モデルが用いられる。
【0015】
【数1】 なお、a,a,…は自己回帰のパラメータであり、
予め与えることも可能であり、実時間で逐次最小2乗推
定(カルマンフィルタ)することも可能である。
【0016】
【数2】 が得られる。
【0017】次に、蓄熱プラント運用計画手段24によ
る蓄熱プラント運用計画は、次のようにして立てられ
る。
【0018】図1に示す蓄熱プラント10が熱回収型ヒ
ートポンプ13を有するので、冷温の需要を冷水槽11
aと温水槽11bの各々の蓄熱槽容量で除し、大小を比
較して、大きい方を手動と考え、冷水手動か温水手動を
決定する。以下、手動の対象となる熱負荷(冷/温)に
対しての計画手法について説明する。 *定式化 まず、つぎの3つの目的関数の和を最小化することを考
える。 電気料金 ピークカット 熱源機器の安全運転 いま、離散時間nにおける熱源機器の運転状態を
【0019】
【数3】 で表す。ただし、k=k1 +k2 とし、k1 :HPの台
数、k2 :DBの台数とする。
【0020】また、各定数をつぎのように定義する。 y(n)=[y1 (n)y2 (n)…yk (n)]T :絶対値条件 a=[a1 2 …ak ] HP/DBの入出力係数 W=[W1 2 …W1 ] :HP/DBのON/OFFペナルティベクトル η=diag[η1 η2 …ηm ]:冷/温水槽の効率 [1/h] diag[ ]は対角行列の要素を表す。 Q(n)=[Q1 (n)Q2 (n)…Qm (n)]T :冷/温水需要ベクトル Q=diag[Q1 2 …Qk ]:冷凍容量[Mcal/h] H=diag[H1 2 …Hm ]:冷/温水槽の熱容量[Mcal] Qpj j=1,2,…k2 :暖房/冷房容量比 CD:一般電力料金単価[円/KWh],CP:ピークカットペナルティ単価 [円/KWh] すると、目的関数Jは min J=JE +JP +JO (2) となる。ただし、 とする。また、STT,STPはそれぞれペナルティカ
ットの開始および収量時間を表す。
【0021】ここでJE はエネルギコストすなわち電気
料金を、JP はピークカットペナルティすなわちピーク
カットを、JO はON/OFF切り替えペナルティすな
わち熱源機器の安全運転を各々表わす。
【0022】さらに制約条件は、
【0023】
【数4】 とする。このとき、この最適化問題は整数計画問題とな
る。
【0024】本実施例では、この整数計画問題をつぎに
述べる遺伝的アルゴリズム(GA:Genetic Argorithum
s )で解く方法を述べる。 <ステップ1>時刻iのときHP,DBのON/OFF
をつぎのような0/1のビット列で表す。 1 2 3 4…K X(i):[1110…0] K:HP、DBの台数の
合計 これを時刻1〜nまで作り、1つのビット列として表
す。 1234…k|1234…k|…|1234…k ビット列 1110…0|0001…0|…|0100…1 1 | 2 |…| n このビット列を個体と呼ぶ。個体の数は任意に選べる
が、ここでは、r個とする。 <ステップ2>それぞれの個体に対し、先述した制約
(6)〜(12)式をもとにした評価関数(目的関数)
の(2)式を演算する。この演算値を適応度と呼ぶ。制
約条件を満足しない個体の適応度は非常に大きな値をあ
たえることとする。 <ステップ3>各個体の適応度の全個体分の和に対する
割合を求める。この割合の小さい個体から優先的にr個
だけつぎの世代に残していく。その他は淘汰される。 <ステップ4>ランダムに2個1組の個体(親)を選択
し、ビット列のある位置をランダムに1ケ所決めて、そ
こで個体を部分列に分ける。各組ごとに部分列を入れ替
える。この操作を交叉と呼ぶ。交叉によって、新たに2
つの個体(子)が生成される。交叉に参加できなかった
個体は淘汰される。ただし、交叉において部分列に分け
る操作は各時刻に対応するビット列ごとに行われるもの
とする(図2A)〜B)参照)。 <ステップ5>各個体に対して、各時刻ごとの部分列か
ら1ビットずつをランダムに選び、ある確率で0/1を
反転させる。これを突然変異と呼ぶ(図2B)〜C)参
照)。 <ステップ6>この世代の適応度の平均を求め、前世代
の適応度の平均との差をとる。この差がある値以下の場
合には、最小の適応度をもつ個体を解として採用し、ア
ルゴリズムを終了する。
【0025】このように、遺伝的アルゴリズムにより
(1)式で得られた熱負荷予測値に基づいて1時間毎、
24時間分の熱源機器の運転状況x(n)が最適に計画
される。
【0026】次に、熱源機器の制御は、次のようにして
行なわれる。 (a) 熱負荷予測の累積誤差が許容内で推移している
とき、1時間毎の蓄熱目標値を基本として、熱源機器制
御手段25により計画通りに台数制御が実行されてい
く。すなわち、熱負荷予測値は1時間毎に求められるの
で、過去の熱負荷予測値とその時の熱負荷実績値との間
の誤差も1時間毎に求められる。そして当日の現在をJ
とすると、J−1までの熱負荷予測の累積誤差が求ま
り、この熱負荷予測の累積誤差が許容内であれば計画通
りに熱源機器2,3の台数制御を行う。 (b) 熱負荷予測の累積誤差が許容値を超えた時、蓄
熱量目標値を達成する時間が今後m時間内で前後するだ
けで推移可能な場合は、熱源機器制御手段25により台
数制御のタイミングをずらし、蓄熱目標値に到った時に
台数制御が実行される。また、今後m時間内に新たな熱
源機器の始動が必要な場合、あるいは始動が計画されて
はいるが熱源機器12、13の始動が不要な場合は、始
動ないしは継続による計画修正が行なわれる。
【0027】これらの制御を実行するために、熱負荷予
測手段23において上記した定時の負荷予測以外に次の
ような今後m時間後の熱負荷予測の累積誤差が求められ
る。すなわち、当日の曜日をwとすると、その曜日の時
間毎の熱負荷平均y(i)(i=1〜24)が熱負荷
実績記憶手段22に保存されている。これをもとにm
間毎に積算し、熱負荷予測の累積誤差Z(j)(j=
1〜l)が得られる。 (但し、m×l=24とする)一方、当日の現在をjと
すると、j−1までの実績は得られているので、
【0028】
【数5】 である。
【0029】また、b1 ,b2 ,…は自己回帰のパラメ
ータであり、a1 ,a2 ,…と同様に予め与えることも
可能であり、逐次最小2乗推定することも可能である。
【0030】このようにして得られた累積誤差を用いる
ことにより、今後m時間以内に熱源機器のON/OFF
が計画以外に必要かどうかが、熱源機器制御手段25に
より容易に判定できる。 (c) 熱負荷予測の累積誤差が許容内に復帰した時 計画的な台数制御に戻る。この時、前述した蓄熱プラン
トの運用計画が再度実行され、再計画を立てておく。
【0031】以上のように本実施例によれば、昼間の熱
負荷を見込して夜間電力を利用した計画的な蓄熱を行な
うことが可能であり、昼間の負荷ピークを計画的にカッ
トすることができるようになる。また、計画的な運用の
前提となる熱負荷予測が誤差を持ったような場合でも、
安定供給のための熱源機器の台数制御を行なうことがで
きるため、効率よく自動制御することが可能となる。
尚、上記実施例では、簡単のため熱負荷予測に自己回帰
モデルを用いた場合について述べてみたが、ヒューマン
・インタフェース入出力部27より入力された当日の気
象予報を入力とした重回帰モデルを利用することも可能
である。
【0032】すなわち、熱負荷予測を行なうためのアル
ゴリズム、および熱源機器制御を行なうためのアルゴリ
ズムは、それぞれ(1)式および(13)式に限定され
るものではなく、(1)式及び(13)式に代えて次の
ような(14)式および(15)式の重回帰モデルが用
いられる。
【0033】
【数6】 かかる重回帰モデルを利用することにより、日々の誤差
を吸収して制御精度を高めることが可能となる。
【0034】なお、(14)式および(15)式におい
て、当日の気象予報値のみにもとづいて当日の熱負荷を
予測してもよい。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば各
熱源機器の運転コストの低減と安定運転に関する目的関
数の和を最小とするよう遺伝的アルゴリズムを用いて運
転計画を作成し、この運転計画に基づいて、各熱源機器
の運転を制御するので、各熱源機器の運転コストの低減
および運転を確実に図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による蓄熱プラントの制御装置の一実施
例を示す概略図。
【図2】蓄熱プラント運用計画手段における遺伝的アル
ゴリズムを用いた作用を示す図。
【符号の説明】
11 蓄熱槽 12 熱源ヒートポンプ 13 熱回収型ヒートポンプ 21 プロセス入出力部 22 熱負荷実績記憶手段 23 熱負荷予測手段 24 蓄熱プラント運用計画手段 25 熱源機器制御手段 26 蓄熱プラントパラメータ記憶手段 27 ヒューマンインタフェース入出力部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷水用熱源機器および温水用熱源機器を有
    する蓄熱プラントの運転を制御する蓄熱プラントの制御
    装置において、 各熱源機器からの過去の熱負荷実績を記憶する熱負荷実
    績記憶手段と、 この熱負荷実績記憶手段に記憶された熱負荷実績に基づ
    いて、当日の熱負荷値を予測する熱負荷予測手段と、 熱負荷予測手段により予測された当日の熱負荷予測値に
    基づいて、各熱源機器の運転コスト低減と安定運転に関
    する目的関数の和を最小とするよう蓄熱プラントの運用
    計画を求める蓄熱プラント運用計画手段と、 蓄熱プラント運用計画手段により求めた蓄熱プラントの
    運用計画に基づいて、各熱源機器の運転を制御する熱源
    機器制御手段とを備え、 前記蓄熱プラント運用計画手段は遺伝的アルゴリズムを
    用いて各熱源機器の運転コスト低減と安定運転に関する
    目的関数の和を最小とするよう蓄熱プラントの運用計画
    を求めることを特徴とする蓄熱プラントの制御装置。
  2. 【請求項2】熱負荷実績記憶手段には過去の熱負荷実績
    が曜日情報とともに記憶されるとともに、熱負荷予測手
    段において当日の曜日情報が入力されて当日の熱負荷が
    予測されることを特徴とする請求項1記載の蓄熱プラン
    トの制御装置。
  3. 【請求項3】熱負荷実績記憶手段には過去の熱負荷実績
    が気象情報とともに記憶され、熱負荷予測手段において
    当日の気象予報値が入力されて当日の熱負荷が予測され
    ることを特徴とする請求項1記載の高熱プラントの制御
    装置。
  4. 【請求項4】熱負荷予測手段は、今後所定時間後の熱負
    荷予測の累積誤差を求める機能を更に有し、熱源機器制
    御手段は、所定時間後の熱負荷予測の累積誤差に基づい
    て各熱源機器の運転を制御する機能を更に有することを
    特徴とする請求項1記載の蓄熱プラントの制御装置。
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