JPH0979368A - 自動変速機の変速制御装置 - Google Patents

自動変速機の変速制御装置

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JPH0979368A
JPH0979368A JP25721595A JP25721595A JPH0979368A JP H0979368 A JPH0979368 A JP H0979368A JP 25721595 A JP25721595 A JP 25721595A JP 25721595 A JP25721595 A JP 25721595A JP H0979368 A JPH0979368 A JP H0979368A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の自動変速機の変速制御装置(1速、2
速、3速の変速制御装置)を構成するためには、2つの
ソレノイドバルブを必要とし、コストが高く、また油の
流出の増大、発熱の増大、使用電力の増大、スペースの
増大、ハーネスの本数の増大など諸々の問題点があっ
た。 【解決手段】 ソレノイドバルブ42の制御によりシフ
トバルブ1を作動させてクラッチの油圧を切り換え変速
を実行する自動変速機の変速制御装置において、1つの
ソレノイドバルブ42により1つのシフトバルブ1を作
動させて複数のクラッチの油圧を切り換えるようにし、
前記シフトバルブ1が、前記ソレノイドバルブ42のデ
ィーティ値又は電流値に応じて複数の前記クラッチの油
圧をあらかじめ決められた順序に切り換えるようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動変速機の変速
制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の自動変速機の変速制御装置とし
て、特公平5−70027号公報に開示された技術があ
る。この開示技術は、1つのソレノイドバルブで1−2
シフトバルブと2−3シフトバルブとを制御して2つの
クラッチを切り換えて変速を実行している。
【0003】すなわち、電子制御装置からの電気信号に
よってソレノイドバルブが作動し、油路の油圧がP3
なると、1−2シフトバルブが作動して2−3シフトバ
ルブのスプール位置にかかわらず、フォワードクラッチ
F/Cのみが締結されて第1速の状態になり、また、ソ
レノイドバルブの作動により、油路の油圧をP2 または
1 にすると、2−3シフトバルブが作動して、フォワ
ードクラッチF/Cに加えてサーボアプライ室S/Aに
も油圧が供給されて第2速の状態になり、また、ソレノ
イドバルブをオフすると、2−3シフトバルブが作動し
て、ダイレクトクラッチD/C及びサーボレリーズ室S
/Rに油圧が供給されて第3速の状態になる。また、他
に、ソレノイドバルブとしての3−2タイミングバルブ
が必要である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の自動変速機の変速制御装置(1速、2速、3速の変
速制御装置)を構成するためには、2つのソレノイドバ
ルブを必要とし、コストが高く、また油の流出の増大、
発熱の増大、使用電力の増大、スペースの増大、ハーネ
スの本数の増大など諸々の問題点があった。
【0005】本発明は、上記の問題点に着目して成され
たものであって、その目的とするところは、従来の自動
変速機の変速制御装置に比べて、コストが低減でき、ま
た、油の流出、発熱量、使用電力、スペース及びハーネ
スの本数の減少を図ることが可能になる自動変速機の変
速制御装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明に係わる自動変速機の変速制御装
置は、ソレノイドバルブの制御によりシフトバルブを作
動させてクラッチの油圧を切り換え変速を実行する自動
変速機の変速制御装置において、1つのソレノイドバル
ブにより1つのシフトバルブを作動させて複数のクラッ
チの油圧を切り換えるようにしたことを特徴とする。
【0007】したがって、請求項1の発明に係わる自動
変速機の変速制御装置にあっては、従来の自動変速機の
変速制御装置に比べて、コストが低減でき、また、油の
流出、発熱量、使用電力、スペース及びハーネスの本数
の減少を図ることが可能になる。
【0008】また、上記の目的を達成するために、請求
項2の発明に係わる自動変速機の変速制御装置は、請求
項1記載の自動変速機の変速制御装置において、前記シ
フトバルブが、前記ソレノイドバルブのディーティ値又
は電流値に応じて複数の前記クラッチの油圧をあらかじ
め決められた順序に切り換える。
【0009】したがって、請求項2の発明に係わる自動
変速機の変速制御装置にあっては、請求項1の発明と同
様な作用を奏し得ることが可能になるばかりか、変速制
御を確実に行なうことができる。
【0010】また、上記の目的を達成するために、請求
項3の発明に係わる自動変速機の変速制御装置は、請求
項1又は請求項2記載の自動変速機の変速制御装置にお
いて、シフトバルブのバルブ本体に、第1の油圧供給側
のポートと、クラッチ側に油圧出力する第1の油圧出力
ポートと、第1の油圧排出用ポートと、第2の油圧供給
側のポートと、サーボ締結圧である油圧を出力する第2
の油圧出力ポートと、第2の油圧排出用ポートと、第3
の油圧供給側のポートと、サーボ解放圧である油圧を出
力する第3の油圧出力ポートと、第3の油圧排出用ポー
トとを設け、前記バルブ本体内に摺動可能にスプールを
嵌挿し、前記バルブ本体に、前記スプールの一方の端部
に作用する信号圧の導入ポートを設けると共に、このス
プールの他方の端部側に位置させて前記信号圧に対抗す
る付勢手段を設け、前記信号圧の1段階目の調整により
前記スプールを作動させて、第1の油圧供給側のポート
と第1の油圧出力ポートとを接続させると共に、他の油
圧出力ポートを油圧排出用ポートに接続させて第1速を
得、前記信号圧の2段階目の調整により前記スプールを
作動させて、第2の油圧供給側のポートと第2の油圧出
力ポートとを接続させると共に、他の油圧出力ポートを
油圧排出用ポートに接続させて第2速を得、前記信号圧
の3段階目の調整により前記スプールを作動させて、第
3の油圧供給側のポートと第3の油圧出力ポートとを接
続させると共に、第1の油圧出力ポートを第1の油圧排
出用ポートに接続させて第3速を得るようにした。
【0011】したがって、請求項3の発明に係わる自動
変速機の変速制御装置にあっては、請求項1及び請求項
2の発明と同様な作用を奏し得ることが可能になるばか
りか、第1速、第2速、第3速の変速制御を確実に行な
うことができる。
【0012】また、上記の目的を達成するために、請求
項4の発明に係わる自動変速機の変速制御装置は、請求
項1又は請求項2又は請求項3記載の自動変速機の変速
制御装置において、エンジン回転数又は変速機入力軸の
回転数と変速機出力軸の回転数とを検出する検出手段
と、前記検出手段が検出したエンジン回転数又は変速機
入力軸の回転数と変速機出力軸の回転数とから変速比を
予測する変速比予測手段と、前記ソレノイドバルブのデ
ィーティ値又は電流値から予測する変速比を前記変速比
予測手段による変速比と比較して正しい変速比を得る変
速比比較手段とを備えた。
【0013】したがって、請求項4の発明に係わる自動
変速機の変速制御装置にあっては、請求項1及び請求項
2及び請求項3の発明と同様な作用を奏し得ることが可
能になるばかりか、ディーティ値又は電流値から予測す
る変速比が正しいかどうかを判断することができる。
【0014】
【実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図面に基
づいて説明する。図1は本発明に係わる自動変速機の変
速制御装置における動力伝達機構を骨組図、図2の
(1)は本発明に係わる自動変速機の変速制御装置の回
路構成図、図2の(2)はソレノイドバルブの制御系の
構成説明図、図3の(1)は1速時のシフトバルブの作
動説明図、(2)は2速時のシフトバルブの作動説明
図、(3)は3速時のシフトバルブの作動説明図であ
る。
【0015】図1に、前進3速後退1速の自動変速機の
動力伝達機構を骨組図として示す。この動力伝達機構
は、トルクコンバータT/Cを介してエンジン出力軸E
からの回転力が伝えられる変速機入力軸I、フアイナル
ドライブ装置へ駆動力を伝える変速機出力軸O、第1遊
星歯車組G1 、第2遊星歯車組G2 、ダイレクトクラッ
チD/C、フオワードクラッチF/C、バンドブレーキ
B、ファーストリバースブレーキL&R/B及びワンウ
エイクラッチOWCを有している。
【0016】第1遊星歯車組G1 は、サンギヤS1 と、
インターナルギヤR1 と、両ギヤS1 、R1 に同時に噛
み合うピニオンギヤP1 を支持するキャリアPC1 とか
ら構成されており、第2遊星歯車組G2 は、サンギヤS
2 と、インターナルギヤR2と、両ギヤS2 、R2 に同
時に噛み合うピニオンギヤP2 を支持するキャリアPC
2 とから構成されている。そして、各構成部材は図示の
ように連係されている。
【0017】前記動力伝達機構は、ダイレクトクラッチ
D/C、フオワードクラッチF/C、バンドブレーキ
B、ファーストリバースブレーキL&R/B(ワンウエ
イクラッチOWC)を種々の組み合わせで作動させるこ
とによって第1遊星歯車組G1、第2遊星歯車組G2
各要素S1 、S2 、R1 、R2 、PC1 及びPC2 の回
転状態を変えることができ、これによって入力軸Iの回
転速度に対する出力軸Oの回転速度を種々変えて前進3
速後退1速を得ることができる。
【0018】図2に示す自動変速機の変速制御装置の油
圧回路において、1はシフトバルブであり、このシフト
バルブ1は、図3の(1)に示すようにバルブ本体2を
備えており、このバルブ本体2にはスプール孔3とばね
室4とが設けてある。そして、前記バルブ本体2には、
第1の油圧供給側のポートである第1の元圧ポート5
と、クラッチ側に油圧出力する第1の油圧出力ポート6
と、第1の油圧排出用ポート7と、サーボ締結圧である
油圧を出力する第2の油圧出力ポート8と、第2の油圧
供給側のポートである第2の元圧ポート9と、第2の油
圧排出用ポート10と、サーボ解放圧である油圧を出力
する第3の油圧出力ポート11と、第3の油圧供給側の
ポートである第3の元圧ポート12とがそれぞれに前記
スプール孔3に開口して設けてある。
【0019】そして、前記スプール孔3にはスプール1
8が摺動可能に嵌挿してあって、前記ばね室4とは反対
側には信号圧の導入ポートであるパイロットポート24
が形成されている。前記スプール18には、第1、第
2、第3のランド部14、15、16、17が設けてあ
り、このランド部17の端面部にはばね受け部25が形
成してある。
【0020】前記ばね室4とスプール孔3との間には段
部19が形成してあり、ばね室4には、端部にフランジ
部23を有するストッパ20と、第1、第2のスプリン
グ21、22とが収容してあり、第1のスプリング21
の端部は前記スプール18のばね受け部25に挿入され
ていて、このスプール18を図3の(1)において右方
に付勢しており、第2のスプリング22は、前記ストッ
パ20を右方に付勢していて、このストッパ20のフラ
ンジ部23を前記段部19に衝接させていて、これらで
付勢手段を構成している。なお、第1のスプリング21
のばね力は第2のスプリング22のばね力より小さくな
っている。
【0021】オイルポンプ24の吐出側は吐出側油路2
5を介してプレッシャレギュレータバルブ29に接続し
てあり、また、吐出側油路25にはライン圧リリーフバ
ルブ30が設けてある。前記プレッシャレギュレータバ
ルブ29は油路31を介して前部潤滑回路32及びトル
クコンバータ油圧回路33のリリーフバルブ34に接続
されている。また、トルクコンバータ油圧回路33はオ
イルクーラ26、リリーフバルブ27を備えており、2
8は後部潤滑回路である。
【0022】前記プレッシャレギュレータバルブ29の
ポート29eには油路35が接続してあり、この油路3
5は途中で2本に分岐されていて、一方の分岐油路36
はパイロットバルブ37のポート37aに接続してあ
り、また、他方の分岐油路38はマニュアルバルブ40
及びスロットルバルブ41のそれぞれの圧力ポート40
a、41aに接続してある。
【0023】前記パイロットバルブ37のポート37b
は油路46を介してソレノイド42の油圧出力ポート4
2aに接続されている。このソレノイド42の他の油圧
出力ポート42bはパイロット油路43を介して前記シ
フトバルブ1のパイロットポート24に接続されてい
る。前記ソレノイド42は電子制御装置72からの信号
によってデューティ値(または電流値)制御される。そ
して、前記電子制御装置72には、図2の(2)に示す
ように車速センサ73、スロットル開度センサ74など
からの電気信号が入力されており、電子制御装置72は
これらに基づいて前記パイロット油路43の油圧Psを
0 、P1 、P2 の3段階に調整する信号を出力する。
なお、油圧の大きさはP2 >P1 >P0 にしてある。
【0024】すなわち、前記ソレノイド42のデューテ
ィ値(または電流値)は0〜100%に連続して変化さ
せられるものであり、このデューティ値(または電流
値)の変化とソレノイド信号圧(パイロット圧)Psと
の関係を図4に示す。
【0025】そして、ソレノイド信号圧Psが零では1
速のシフト状態になり、ソレノイド信号圧Psの増加に
応じて前記シフトバルブ1が作動して2速のシフト状態
になり、さらに、ソレノイド信号圧Psの増加により前
記シフトバルブ1が作動して3速のシフト状態になる。
【0026】したがって、前記ソレノイド42のデュー
ティ値(または電流値)が零で1速のシフト状態にな
り、デューティ値(または電流値)が約50%で2速の
シフト状態になり、さらに、デューティ値(または電流
値)が100%で3速のシフト状態になる。
【0027】これは F1 2 /S1 2 <F2 3 /S2 3 ただし、F1 2 :1速ー2速シフトのばね力 S1 2 :1速ー2速シフトのソレノイド信号圧Psの作
動面積 F2 3 :2速ー3速シフトのばね力 S2 3 :2速ー3速シフトのソレノイド信号圧Psの作
動面積 とすることで可能になる。
【0028】また、前記ソレノイド42のデューティ値
(または電流値)が零の場合、前記ソレノイド42より
のソレノイド信号圧Ps、すなわちパイロット圧P0
なり、第1、第2のスプリング21、22は初期設定圧
を保持していて、前記スプール18が第1のポジション
(第1速のシフト位置)になる。
【0029】この状態では、前記スプール18の左端面
18aとストッパ20の右端面(フランジ部の端面)2
0aとの間の隙間はLであり、このストッパ20の左端
面20bと前記ばね室4の端面4aとの間の隙間はMで
ある。したがって、前記シフトバルブ1のパイロットポ
ート24に加わる圧力がP0 であって、第1のスプリン
グ21及び第2のスプリング22は変化しない。
【0030】そして、前記ソレノイド42のデューティ
値(または電流値)が約50%になると、前記ソレノイ
ド42よりのソレノイド信号圧PsはP1 になり、した
がって、前記シフトバルブ1のパイロットポート24に
加わる圧力がP1 になり、この圧力P1 により前記スプ
ール18が左方に移動して第1のスプリング21を圧縮
し、このスプール18の左端面18aが前記ストッパ2
0の右端面20aに衝接し、このスプール18が第2の
ポジション(第2速のシフト位置)になる。
【0031】そして、前記ソレノイド42のデューティ
値(または電流値)が100%になると、前記ソレノイ
ド42よりのソレノイド信号圧PsはP2 になり、した
がって、前記シフトバルブ1のパイロットポート24に
加わる圧力がP2 になり、この圧力P2 により前記スプ
ール18が左方に移動して前記ストッパ20を介して第
2のスプリング22を圧縮し、このストッパ20の左端
面20aが前記ばね室4の端面4aに衝接し、このスプ
ール18が第3のポジション(第3速のシフト位置)
になる。
【0032】上記した第1、第2のスプリング21、2
2のストロークと荷重との関係は図6のようになり、前
記スプール18のストロークとこのスプール18が第
1、第2のスプリング21、22から受けるばね荷重と
の関係は図7のようになる。
【0033】また、前記マニュアルバルブ40の油圧出
力ポート40bには油路44が接続されており、この油
路44を介して前記フォワードクラットF/Cに接続さ
れており、この油路44から分岐された一方の分岐油路
47は前記シフトバルブ1の第2の元圧ポート9に接続
してあり、他の分岐油路48は前記シフトバルブ1の第
3の元圧ポート12に接続してある。また、前記マニュ
アルバルブ40の油圧出力ポート40cは油路49を介
して前記シフトバルブ1の第1の元圧ポート5に接続し
てある。
【0034】また、前記マニュアルバルブ40の油圧出
力ポート40dには油路50が接続されており、この油
路50はその途中で3本に分岐されていて、一方の分岐
油路51は前記プレッシャレギュレータバルブ29に接
続されており、他の分岐油路52は第1のダブルチェッ
クバルブ53のポート53aに接続してあり、別の他方
の分岐油路54は第2のダブルチェックバルブ55のポ
ート55aに接続してある。
【0035】前記シフトバルブ1の第1の油圧出力ポー
ト6には油路56が接続してあり、この油路56は第1
のダブルチェックバルブ53のポート53bに接続して
あり、この第1のダブルチェックバルブ53のポート5
3cは油路57を介してファーストリバースブレーキL
&R/Bに接続されている。
【0036】前記シフトバルブ1の第2の油圧出力ポー
ト8は油路58を介してバンドブレーキBを締結させる
ためのサーボアプライ室S/Aに接続してあり、この油
路58には第3のダブルチェックバルブ60が設けてあ
り、この第3のダブルチェックバルブ60のポート60
a、60bは油路61、62を介してアキュームレータ
回路63に接続されている。
【0037】また、前記シフトバルブ1の第3の油圧出
力ポート11には油路68が接続してあり、この油路6
8は途中で2本に分岐されていて、一方の分岐油路69
は第2のダブルチェックバルブ55のポート55bに接
続してあり、他方の分岐油路70は前記バンドブレーキ
を解放するためのサーボレリーズ室S/Rに接続されて
いる。そして、第2のダブルチェックバルブ55は油路
75を介してダイレクトクラッチD/Cに接続してあ
る。
【0038】次に、上記のように構成された自動変速機
の変速制御装置の作動を説明する。ソレノイド信号圧P
sが零では1速のシフト状態になり、ソレノイド信号圧
Psの増加に応じて前記シフトバルブ1が作動して2速
のシフト状態になり、さらに、ソレノイド信号圧Psの
増加により前記シフトバルブ1が作動して3速のシフト
状態になる。
【0039】したがって、前記ソレノイド42のデュー
ティ値(または電流値)が零で1速のシフト状態にな
り、デューティ値(または電流値)が約50%で2速の
シフト状態になり、さらに、デューティ値(または電流
値)が100%で3速のシフト状態になる。
【0040】前記ソレノイド42のデューティ値(また
は電流値)が零の場合、前記ソレノイド42よりのソレ
ノイド信号圧Ps、すなわちパイロット圧P0 になり、
したがって、前記シフトバルブ1のパイロットポート2
4に加わる圧力がP0 であって、第1のスプリング21
のばね力によりスプール18は図3の(1)に示すよう
に右方向に移動して、第1の元圧ポート5と第1の油圧
出力ポート6とは連通し、第2の元圧ポート9と第2の
油圧出力ポート8との連通が遮断されて第2の油圧出力
ポート8が油圧排出用ポート7に連通し、第3の元圧ポ
ート12と第3の油圧出力ポート11との連通が遮断さ
れて第3の油圧出力ポート11が油圧排出用ポート10
に連通する。
【0041】そして、前記マニュアルバルブ40を操作
することにより、このマニュアルバルブ40側から前記
フオワードクラッチF/Cに作動油を供給して、これを
締結し、また、マニュアルバルブ40側からの作動油を
前記シフトバルブ1の第1の元圧ポート5を経て第1の
油圧出力ポート6、油路56、第1のダブルチェックバ
ルブ53、油路75を介してファーストリバースブレー
キL&R/Bに供給して第1速の状態にする。
【0042】また、前記ソレノイド42のデューティ値
(または電流値)が約50%になると、前記ソレノイド
42よりのソレノイド信号圧PsはP1 になり、したが
って、前記シフトバルブ1のパイロットポート24に加
わる圧力がP1 になり、第1のスプリング21のばね力
に抗してスプール18は図3の(2)に示すように左方
向に移動して、このスプール18の左端面18aが前記
ストッパ20に衝接しこのスプール18が第2速のシフ
ト位置になる。
【0043】したがって、第1の元圧ポート5と第1の
油圧出力ポート6との連通は遮断されて第1の油圧出力
ポート6は油圧排出用ポート7に連通し、第2の元圧ポ
ート9と第2の油圧出力ポート8とが連通し、第3の元
圧ポート12と第3の油圧出力ポート11との連通が遮
断されて第3の油圧出力ポート11が油圧排出用ポート
10に連通する。
【0044】そして、前記マニュアルバルブ40を操作
することにより、このマニュアルバルブ40側から前記
フオワードクラッチF/Cに作動油を供給して、これを
締結し、また、マニュアルバルブ40側からの作動油を
前記シフトバルブ1の第2の元圧ポート9を経て第2の
油圧出力ポート8、油路58、第3のダブルチェックバ
ルブ60を介してサーボアプライ室S/Aに供給して前
記バンドブレーキBを締結して第2速の状態にする。
【0045】また、前記ソレノイド42のデューティ値
(または電流値)が100%になると、前記ソレノイド
42よりのソレノイド信号圧PsはP2 になり、したが
って、前記シフトバルブ1のパイロットポート24に加
わる圧力がP2 になり、第1、第2のスプリング21,
22のばね力に抗してスプール18は図3の(3)に示
すように左方向に移動して第3速のシフト位置になる。
【0046】したがって、第1の元圧ポート5と第1の
油圧出力ポート6との連通は遮断されて第1の油圧出力
ポート6は油圧排出用ポート7に連通し、第2の元圧ポ
ート9と第2の油圧出力ポート8との連通は遮断され、
第3の元圧ポート12と第3の油圧出力ポート11とは
連通状態になる。
【0047】そして、前記マニュアルバルブ40を操作
することにより、このマニュアルバルブ40側から前記
フオワードクラッチF/Cに作動油を供給して、これを
締結し、また、マニュアルバルブ40側からの作動油を
前記シフトバルブ1の第3の元圧ポート12を経て第2
の油圧出力ポート11、油路68を介してサーボレリー
ズ室S/Rに供給して前記バンドブレーキBを解放し、
また、油路68から油路69、第2のダブルチェックバ
ルブ55、油路75を介してダイレクトクラッチD/C
を作動して第3速の状態にする。
【0048】上記した実施の形態では、1本のスプール
18で第1速、第2速、第3速の変速段を達成している
が、1つのソレノイドでシフトバルブを軸方向に分割し
たスプールを作動させるようにしたり、また、1つのソ
レノイドで2つのスプールを作動させるようにして、一
方を、第1速、第2速、第3速の変速段を達成できるよ
うなシフトバルブと、他方を、シフトバルブやタイミン
グバルブなどと組み合わせてもよい。
【0049】前記自動変速機の変速制御装置は、図8に
示すようにエンジン回転数N0 又は変速機入力軸Iの回
転数N1 と変速機出力軸Oの回転数N2 とを検出する検
出手段、例えば回転センサ80、81、82と、これら
の回転センサ80、81、82が検出したエンジン回転
数N0 又変速機入力軸Iの回転数N1 を変速機出力軸O
の回転数N2 で除して変速比を予測する変速比予測手段
(図示せず)と、前記ソレノイドバルブ42のディーテ
ィ値又は電流値から予測する変速比を前記変速比予測手
段による変速比と比較して正しい変速比を得る変速比比
較手段(図示せず)とを備えており、前記回転センサ8
0、81、82がエンジン回転数N0 又は変速機入力軸
Iの回転数N1 と変速機出力軸Oの回転数N2 を検出す
ることにより、N1 /N2 が変速比であり、この値が前
記ソレノイド42により指示した変速比に合っているか
否かをチェックすることによりデューティ値が正しいか
否かをチェックできる。
【0050】エンジン回転数N0 は、トルクコンバータ
T/Cの滑りがあるため、ある程度エンジン回転数N0
の高いところでチェックするなど誤差が小さくなる方法
をとる必要がある。トルクコンバータT/Cの滑りとい
うのは、トルクコンバータT/Cの中でエンジン側と直
結しているポンプインペラーとパワートレイン側と直結
しているタービンランナ側とで流体継手として動力伝達
している。したがって、立上がりのエンジン回転の低い
時には、トルクコンバータT/Cのポンプ側とタービン
側で大きな滑りを生じ、トルク比は大きくなる。ある程
度エンジン回転が上がり、カップリングポイントを過ぎ
れば滑りが小さくなり、トルク比は1近くになる。
【0051】また、誤作動を起こして運転者に明らかに
分かるようでは困るので、一定開度アップシフトの変速
点部では多少変速点が遅れても運転者が違和感を感じな
いのでデューティ値を変化させて変速を行うかどうか学
習してデューティ値を決める方法がある。すなわち、ア
ップシフトの場合は、加速などの動力や運転者の意志を
あまり必要としない。ここでは、ソレノイド信号圧の遅
れ、例えばリークとかスプールの動きが渋いとかで制御
コントローラ(atcu)が変速指令を出しているにも
かかわらず、タイミングがずれたり、変速しにくい場合
がある。こうしたチェックをこのタイミングで行えばよ
い。デューティ値を変化、つまり油圧を微調整させて変
速するかを学習してデューティ値を決める。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
係わる自動変速機の変速制御装置によれば、ソレノイド
バルブの制御によりシフトバルブを作動させてクラッチ
の油圧を切り換え変速を実行する自動変速機の変速制御
装置において、1つのソレノイドバルブにより1つのシ
フトバルブを作動させて複数のクラッチの油圧を切り換
えるようにしたことにより、従来の自動変速機の変速制
御装置に比べて、コストが低減でき、また、油の流出、
発熱量、使用電力、スペース及びハーネスの本数の減少
を図ることが可能になる。
【0053】また、請求項2の発明に係わる自動変速機
の変速制御装置によれば、請求項1記載の自動変速機の
変速制御装置において、前記シフトバルブが、前記ソレ
ノイドバルブのディーティ値又は電流値に応じて複数の
前記クラッチの油圧をあらかじめ決められた順序に切り
換えることにより、請求項1の発明と同様な作用を奏し
得ることが可能になるばかりか、変速制御を確実に行な
うことができる。
【0054】また、請求項3の発明に係わる自動変速機
の変速制御装置によれば、請求項1又は請求項2記載の
自動変速機の変速制御装置において、シフトバルブのバ
ルブ本体に、第1の油圧供給側のポートと、クラッチ側
に油圧出力する第1の油圧出力ポートと、第1の油圧排
出用ポートと、第2の油圧供給側のポートと、サーボ締
結圧である油圧を出力する第2の油圧出力ポートと、第
2の油圧排出用ポートと、第3の油圧供給側のポート
と、サーボ解放圧である油圧を出力する第3の油圧出力
ポートと、第3の油圧排出用ポートとを設け、前記バル
ブ本体内に摺動可能にスプールを嵌挿し、前記バルブ本
体に、前記スプールの一方の端部に作用する信号圧の導
入ポートを設けると共に、このスプールの他方の端部側
に位置させて前記信号圧に対抗する付勢手段を設け、前
記信号圧の1段階目の調整により前記スプールを作動さ
せて、第1の油圧供給側のポートと第1の油圧出力ポー
トとを接続させると共に、他の油圧出力ポートを油圧排
出用ポートに接続させて第1速を得、前記信号圧の2段
階目の調整により前記スプールを作動させて、第2の油
圧供給側のポートと第2の油圧出力ポートとを接続させ
ると共に、他の油圧出力ポートを油圧排出用ポートに接
続させて第2速を得、前記信号圧の3段階目の調整によ
り前記スプールを作動させて、第3の油圧供給側のポー
トと第3の油圧出力ポートとを接続させると共に、第1
の油圧出力ポートを第1の油圧排出用ポートに接続させ
て第3速を得るようにしたことにより請求項1の発明と
同様な作用を奏し得ることが可能になるばかりか、第1
速、第2速、第3速の変速制御を確実に行なうことがで
きる。
【0055】また、請求項4の発明に係わる自動変速機
の変速制御装置によれば、請求項1又は請求項2又は請
求項3記載の自動変速機の変速制御装置において、エン
ジン回転数又は変速機入力軸の回転数と変速機出力軸の
回転数とを検出する検出手段と、前記検出手段が検出し
たエンジン回転数又は変速機入力軸の回転数と変速機出
力軸の回転数とから変速比を予測する変速比予測手段
と、前記ソレノイドバルブのディーティ値又は電流値か
ら予測する変速比を前記変速比予測手段による変速比と
比較して正しい変速比を得る変速比比較手段とを備えた
ことにより、請求項1及び請求項2及び請求項3の発明
と同様な作用を奏し得ることが可能になるばかりか、デ
ィーティ値又は電流値から予測する変速比が正しいかど
うかを判断することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる自動変速機の変速制御装置にお
ける動力伝達機構を骨組図である。
【図2】(1)は本発明に係わる自動変速機の変速制御
装置の回路構成図である。(2)はソレノイドバルブの
制御系の構成説明図である。
【図3】(1)は1速時のシフトバルブの作動説明図で
ある。(2)は2速時のシフトバルブの作動説明図であ
る。(3)は3速時のシフトバルブの作動説明図であ
る。
【図4】ソレノイド信号圧・ディーティ値(電流値)と
変速比の関係を示す線図である。
【図5】本発明に係わる自動変速機の変速制御装置にお
けるシフトバルブのスプリング機構部の一部省略した断
面図である。
【図6】同シフトバルブにおけるスプリングストローク
と荷重都の関係を示す線図である。
【図7】同スプリング機構部のばね力値の線図である。
【図8】本発明に係わる自動変速機の変速制御装置にお
ける回転センサの位置を示す構成説明図である。
【図9】本発明に係わる自動変速機の変速制御装置にお
ける変速スケジュールの線図である。
【符号の説明】
1 シフトバルブ 42 ソレノイドバルブ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソレノイドバルブの制御によりシフトバ
    ルブを作動させてクラッチの油圧を切り換え変速を実行
    する自動変速機の変速制御装置において、1つのソレノ
    イドバルブにより1つのシフトバルブを作動させて複数
    のクラッチの油圧を切り換えるようにしたことを特徴と
    する自動変速機の変速制御装置。
  2. 【請求項2】 前記シフトバルブが、前記ソレノイドバ
    ルブのディーティ値又は電流値に応じて複数の前記クラ
    ッチの油圧をあらかじめ決められた順序に切り換える請
    求項1記載の自動変速機の変速制御装置。
  3. 【請求項3】 シフトバルブのバルブ本体に、第1の油
    圧供給側のポートと、クラッチ側に油圧出力する第1の
    油圧出力ポートと、第1の油圧排出用ポートと、第2の
    油圧供給側のポートと、サーボ締結圧である油圧を出力
    する第2の油圧出力ポートと、第2の油圧排出用ポート
    と、第3の油圧供給側のポートと、サーボ解放圧である
    油圧を出力する第3の油圧出力ポートと、第3の油圧排
    出用ポートとを設け、前記バルブ本体内に摺動可能にス
    プールを嵌挿し、前記バルブ本体に、前記スプールの一
    方の端部に作用する信号圧の導入ポートを設けると共
    に、このスプールの他方の端部側に位置させて前記信号
    圧に対抗する付勢手段を設け、前記信号圧の1段階目の
    調整により前記スプールを作動させて、第1の油圧供給
    側のポートと第1の油圧出力ポートとを接続させると共
    に、他の油圧出力ポートを油圧排出用ポートに接続させ
    て第1速を得、前記信号圧の2段階目の調整により前記
    スプールを作動させて、第2の油圧供給側のポートと第
    2の油圧出力ポートとを接続させると共に、他の油圧出
    力ポートを油圧排出用ポートに接続させて第2速を得、
    前記信号圧の3段階目の調整により前記スプールを作動
    させて、第3の油圧供給側のポートと第3の油圧出力ポ
    ートとを接続させると共に、第1の油圧出力ポートを第
    1の油圧排出用ポートに接続させて第3速を得るように
    した請求項1又は請求項2記載の自動変速機の変速制御
    装置。
  4. 【請求項4】 エンジン回転数又は変速機入力軸の回転
    数と変速機出力軸の回転数とを検出する検出手段と、 前記検出手段が検出したエンジン回転数又は変速機入力
    軸の回転数と変速機出力軸の回転数から変速比を予測す
    る変速比予測手段と、 前記ソレノイドバルブのディーティ値又は電流値から予
    測する変速比を前記変速比予測手段による変速比と比較
    して正しい変速比を得る変速比比較手段とを備えた請求
    項1又は請求項2又は請求項3記載の自動変速機の変速
    制御装置。
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