JPH0978464A - 医療用積層生地 - Google Patents

医療用積層生地

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JPH0978464A
JPH0978464A JP7264829A JP26482995A JPH0978464A JP H0978464 A JPH0978464 A JP H0978464A JP 7264829 A JP7264829 A JP 7264829A JP 26482995 A JP26482995 A JP 26482995A JP H0978464 A JPH0978464 A JP H0978464A
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二三男 堀井
Shigeru Kobayashi
茂 小林
Akio Matsui
昭夫 松井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐熱性フィルムと編織物との剥離強力を向上
させた医療用積層生地を提供する。また、肌当りがよ
く、吸汗性や吸水性にも優れた医療用積層生地を提供す
る。 【解決手段】 この医療用積層生地は、耐熱性フィルム
に、特定の編織物が耐熱性接着剤によって積層接着され
てなる。この特定の編織物は、ポリエステル短繊維より
なる芯層を、綿繊維よりなる鞘層で被覆してなる複層紡
績糸を構成糸とする。この医療用積層生地は、耐熱性フ
ィルムの両面に、特定の編織物が積層接着されていても
よい。また、耐熱性フィルムの片面には、特定の編織物
が積層接着されており、他面には、耐熱性接着剤によっ
てポリエステルマルチフィラメント糸よりなる布帛が積
層接着されていてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外科手術の際に使
用する手術衣、ドレープ(手術時の覆い布)、ベッドシ
ーツ等の生地として好適に用いうる医療用積層生地に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、手術衣等の生地としては、綿
繊維よりなる紡績糸を構成糸とする編織物が用いられて
いる。この生地は、肌当りが良好で、吸汗性にも優れて
いるため、好ましいものである。しかしながら、多数の
大きな空隙を持つ編織物であることから、耐水性が殆ど
ない。従って、この生地よりなる手術衣等は、手術中に
飛散するエイズ菌や各種肝炎菌等の浸透を防ぐことがで
きず、医師等の身体に直接、エイズ菌や肝炎菌等が接触
し、感染する危険があった。
【0003】このため、綿紡績糸を構成糸とする編織物
(以下、単に「綿製編織物」と言う。)に、弗素系フィ
ルム,ポリカーボネートポリウレタン系フィルム,シリ
コーンポリウレタン系フィルム,クロロスルフォン化ポ
リエチレンフィルム等の耐熱性フィルムを積層接着し、
この耐熱性フィルムによって、エイズ菌や肝炎菌等の細
菌の浸透を防止することが考えられる。ここで、耐熱性
フィルムを使用する理由は、手術衣等は繰り返し使用す
るので、高温洗濯や加熱蒸気滅菌を施した場合でも、強
度低下や物性低下を来さないようにするためである。綿
製編織物と耐熱性フィルムとを積層接着するためには、
綿繊維及び耐熱性フィルムの両者に対して親和性の良好
な耐熱性接着剤を使用する必要がある。何故なら、親和
性が不良であると、両者が強固に積層接着されず、使用
を繰り返すうちに、綿製編織物と耐熱性フィルムとが剥
離してしまうからである。しかしながら、綿繊維及び耐
熱性フィルムの両者に対して親和性が良好で、耐熱性に
も優れた接着剤として適当なものを見出すのは困難であ
った。
【0004】そこで、まず、耐熱性フィルムに対して親
和性の良好な耐熱性接着剤を選択し、綿製編織物に対し
ては、この耐熱性接着剤に対して親和性の良好な薬剤を
吸着させて、耐熱性フィルムと綿製編織物とを強固に積
層接着することも考えられる。しかしながら、綿製編織
物に対して薬剤を吸着させるには、薬剤を分散及至は溶
解させた水系溶液を用いて、綿繊維が水を吸水する際
に、薬剤をも吸着させるという方法が採用される。従っ
て、綿紡績糸の表面層から内層まで、比較的大量の薬剤
が付着してしまい、綿紡績糸の持つ吸汗性や吸水性が低
下するという欠点があった。
【0005】以上のような事情で、綿製編織物と耐熱性
フィルムとを積層接着するよりも、ポリエステルマルチ
フィラメント糸を構成糸とする編織物に、耐熱性フィル
ムを積層接着した医療用生地が、現在、ゴアテックス社
から市販されている。しかしながら、この医療用生地
は、ポリエステルフィラメントと耐熱性フィルムの両者
に対して親和性の良好な接着剤を用いて、積層接着して
いるにも拘らず、編織物と耐熱性フィルムとが十分に強
固に接着積層されていないという憾みがあった。また、
この医療用生地の表面又は裏面は、ポリエステルマルチ
フィラメント糸を構成糸とする編織物で構成されている
ため、吸汗性や吸水性に劣り、また肌当りも悪いという
欠点があった。
【0006】なお、医療用積層生地としては、上記した
ものの他に、ディスポーザブル用としてポリエステル製
スパンボンド不織布と合成樹脂製フィルムとを積層接着
したものがある。しかし、この医療用積層生地は、合成
樹脂製フィルムが耐熱性フィルムではないため、高温洗
濯や加圧蒸気滅菌等を施すことができず、繰り返し使用
可能なものではなく、使い捨て商品である。即ち、本発
明の目的とする繰り返し使用可能な医療用積層生地では
なく、この点で本発明に係る医療用積層生地とは根本的
に異なるものである。また、このディスポーザブルの医
療用生地は、焼却費が高くつき、また焼却時に有害ガス
等が発生しやすいものであり、近年、その使用が回避さ
れる傾向となっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上のような背景技術
の下で、本発明は、耐熱性フィルムの少なくとも片面
に、ある特殊な編織物を耐熱性接着剤で積層接着するこ
とによって、綿製編織物の持つ吸汗性,吸水性,肌当り
の良さを実現すると共に、耐熱性フィルムと編織物との
強固な積層接着をも実現したものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、ある特
殊な編織物として、ポリエステル短繊維よりなる芯層
を、綿繊維よりなる鞘層で被覆してなる複層紡績糸を構
成糸として採用し、この編織物に耐熱性接着剤によって
耐熱性フィルムを積層接着した医療用積層生地に関する
ものである。
【0009】本発明で使用する複層紡績糸は、ポリエス
テル短繊維よりなる芯層を、綿繊維よりなる鞘層で被覆
してなるものである。ポリエステル短繊維としては、従
来公知のポリエステル短繊維が用いられ、繊維長は10
〜200mm程度のものが用いられる。また、綿繊維と
しても従来公知のものが用いられ、この繊維長も10〜
200mm程度のものが用いられる。この複層紡績糸
は、従来公知の種々の紡績法を採用して製造することが
でき、例えば、本件出願人が前に提案した特公平2−3
5045号公報や特公平5−85655号公報に記載さ
れた方法によって、容易に製造することができる。
【0010】この複層紡績糸は、ポリエステル短繊維よ
りなる芯層と、綿繊維よりなる鞘層とで形成されている
が、芯層と鞘層の境界においては、ポリエステル短繊維
と綿繊維とが絡み合って、両者が混合した状態となって
いる。また、複層紡績糸の表面には、紡績糸特有の多数
の毛羽が存在しており、この毛羽は綿繊維を主体とする
ものである。そして、この複層紡績糸を使用して、従来
公知の方法で製編織して、任意の組織の編織物とするの
である。本発明において、この編織物はそのまま用いら
れてもよいが、一般的に、耐熱性接着剤との親和性を良
好するため、種々の薬剤を付与しておくのが好ましい。
例えば、耐熱性接着剤としてウレタン系接着剤を使用す
る際には、イソシアネート系化合物やアミノファンクシ
ョナルシラン系化合物を付与しておくのが好ましい。
【0011】本発明で使用する耐熱性フィルムとして
は、ポリカーボネートポリウレン系樹脂で形成されるフ
ィルム,シリコーンポリウレタン系樹脂で形成されるフ
ィルム,クロロスルフォン化ポリエチレン系樹脂で形成
されるフィルム等を使用することができる。耐熱性フィ
ルムの厚さは任意であるが、一般的に、10〜50μm
程度であるのが好ましい。この耐熱性フィルムもそのま
ま用いてもよいが、一般的に、耐熱性接着剤との親和性
を良好にするため、種々の薬剤を混入させておくのが好
ましい。例えば、耐熱性接着剤としてウレタン系接着剤
を使用する際には、イソシアネート系化合物やアミノフ
ァンクショナルシラン系化合物を混入しておくのが好ま
しい。耐熱性フィルムに、このような薬剤を混入するに
は、ポリカーボネートポリウレタン系樹脂等のフィルム
形成用樹脂中に薬剤を均一に混合した後、この混合樹脂
を塗布法等の手段によってフィルム形成させればよい。
【0012】本発明で使用する耐熱性接着剤としては、
従来公知の接着剤であればどのようなものでも使用しう
るが、特にウレタン系接着剤を使用するのが好ましい。
このウレタン系接着剤は、ポリカーボネートポリオール
又はポリテトラメチレングリコール(P.T.M.
G.)ポリオールを主成分とする二液型ウレタン系接着
剤であるのが、最も好ましい。ウレタン系接着剤の使用
量は任意であるが、10〜75g/m2 程度であるのが
好ましい。
【0013】上記した編織物と耐熱性フィルムとを、耐
熱性接着剤で積層接着する場合、耐熱性フィルムの片面
にのみ編織物を積層接着してもよいし、両面に積層接着
してもよい。また、片面にのみ積層接着する場合、他面
には任意の布帛を耐熱性接着剤によって積層接着しても
よい。特に、他面に積層接着する布帛としては、ポリエ
ステルマルチフィラメント糸よりなる布帛(特に編織
物)を積層接着するのが好ましい。ポリエステルマルチ
フィラメント糸よりなる布帛は、耐熱性接着剤との親和
性が一般的に良好で、且つ耐熱性や耐久性が良好だから
である。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る医療用積層生
地を製造する方法について説明する。この医療用生地を
製造するには、まず最初に、耐熱性フィルムを形成す
る。具体的には、予め準備したポリプロピレン製の押出
ラミネート離型紙上に、固形分20〜30%の一液型ポ
リカーボネートポリウレタン溶剤液、又は固形分20〜
30%のクロロスルフォン化ポリエチレンの配合溶剤液
を、バーコーター等を用いて、湿潤状態で50〜150
g/m2の塗布量で塗布する。次いで、50〜100℃
に設定された温度下において、30〜180秒間乾燥す
れば、離型紙上に耐熱性フィルムが形成される。
【0015】この際に用いる一液型ポリカーボネートポ
リウレタン溶剤液は、目的とする耐熱性を得るため、高
分子量のポリカーボネートジオールを主成分とするエス
テル型一液ウレタン溶剤液が好ましい。また、一液型ポ
リカーボネートポリウレタン溶剤液に代えて、高分子量
のシリコーンジオールを主成分とするエステル型の一液
型シリコーンポリウレタン溶剤液を用いてもよい。ま
た、クロロスルフォン化ポリエチレンの配合溶剤液は、
クロロスルフォン化ポリエチレンゴムに、補強剤として
焼成クレー及びホワイトカーボンを、着色剤として酸化
チタンを、加硫剤として酸化マグネシウムを、二本ロー
ル等の混練機で混練した後、シーティングし、これをト
ルエン等の有機溶剤に溶解してなるものを用いるのが好
ましい。
【0016】耐熱性フィルムを形成するための一液型ポ
リカーボネートポリウレタン溶剤液、一液型シリコーン
ポリウレタン溶剤液又はクロロスルフォン化ポリエチレ
ンの配合溶剤液には、ジエチルチオウレア等の硬化促進
剤を0.5〜2.0重量部添加混合しておくのが好まし
い。また、イソシアネート系化合物やアミノファンクシ
ョナルシラン等の、耐熱性フィルムと耐熱性接着剤との
親和性を良好にするための薬剤を0.1〜1.0重量部
添加混合しておくのが好ましい。
【0017】以上のようにして、離型紙上に耐熱性フィ
ルムを形成した後、耐熱性フィルムの露出面(離型紙と
当接しているのと反対面)に、二液型のウレタン系耐熱
性接着剤溶液(固形分20〜50%)を、湿潤状態で5
0〜150g/m2にコントロールしながら、バーコー
ターやグラビアコーター等を用いてコーティングする。
この後、60〜80℃の温度下において、30〜180
秒間乾燥を行う。
【0018】二液型のウレタン系耐熱性接着剤溶液は、
主剤と助剤とよりなるものである。主剤としては、ポリ
カーボネートポリオール又はポリテトラメチレングリコ
ール(P.T.M.G.)ポリオールを主成分とするも
のを用いるのが好ましい。主剤を液状で使用する場合に
は、その固形分濃度は20〜30重量%であり、粘度は
20000〜30000cpsであるのが好ましい。一
方、助剤は、ポリカーボネートポリオール等の主成分を
架橋するための架橋剤を含有するものであり、架橋剤と
しては、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート
やトリレンジイソシアネート等の芳香族系イソシアネー
ト、又はこの芳香族系イソシアネートにトリメチロール
プロパン等が付加したアダクト化合物を用いるのが好ま
しい。そして、この主剤と助剤とを混合したものを、二
液型のウレタン系耐熱性接着剤溶液として使用するので
ある。
【0019】耐熱性フィルムに、二液型のウレタン系耐
熱性接着剤溶液をコーティングし、所望の乾燥を施した
後、ウレタン系耐熱性接着剤面上に、ポリエステル短繊
維よりなる芯層を綿繊維よりなる鞘層で被覆してなる複
層紡績糸[例えば、ユニチカ株式会社製の「パルパー」
(登録商標)]を構成糸とする編織物を積層し、50〜
100℃の加熱ロールを用いて、加圧・加熱して、この
編織物を接着する。加熱ロールによる加圧は、線圧を
1.0〜2.0kg/cmとして行うのが好ましい。編
織物を接着する前、編織物にイソシアネート系化合物や
アミノファンクショナルシラン等の薬剤を付与してお
き、編織物と耐熱性接着剤との親和性を向上させておく
のが、強固な積層接着を得るために好ましい。これらの
薬剤は、一般的に水溶液又は水系分散液の形態で編織物
に付与される。編織物を構成している複層紡績糸は、表
面が鞘層である綿繊維よりなるため、この綿繊維が水溶
液又は水系分散液を吸水し、この際に薬剤が綿繊維に付
与されるのである。
【0020】編織物をウレタン系耐熱性接着剤面に接着
するに際して、ウレタン系耐熱性接着剤を十分に乾燥さ
せた後、編織物を接着する「ドライラミネート」を適用
してもよいし、ウレタン系耐熱性接着剤が溶剤を比較的
多量に含んだ状態で、編織物を接着する「ウエットラミ
ネート」を適用してもよい。一般的に、編織物の目付が
100g/m2よりも重いものについては「ウエットラ
ミネート」が適し、目付が100g/m2以下のものに
ついては「ドライラミネート」が適する。しかしなが
ら、これはあくまで一般的なことであり、得られる医療
用積層生地の風合に及ぼす影響等を考慮して、適宜のラ
ミネート法を採用すればよい。
【0021】以上のようにして、離型紙,耐熱性フィル
ム,耐熱性接着剤,編織物の順に積層された積層物を、
ロール状に巻き上げて、常温(25〜30℃程度)で2
4〜48時間放置して熟成する。この熟成は、ウレタン
系耐熱性接着剤中の架橋剤の架橋を促進させるためであ
る。このようにして、耐熱性フィルムと編織物とが強固
に接着された後、離型紙を剥離すれば、耐熱性フィルム
と編織物とが耐熱性接着剤によって積層接着された生地
が得られる。
【0022】この生地を、そのまま医療用積層生地とし
て使用してもよいが、一般的には、耐熱性フィルム面
(離型紙と当接していた面)に各種の布帛が更に積層接
着される。この積層接着は、耐熱性フィルム面に、前に
使用したのと同様の二液型のウレタン系耐熱性接着剤溶
液を、同様の方法で適用し、ポリエステル短繊維よりな
る芯層を綿繊維よりなる鞘層で被覆してなる複層紡績糸
を構成糸とする編織物を、同様の方法でラミネートすれ
ばよいのである。この手順は、耐熱性フィルムの他面
(離型紙と当接していなかった面)に編織物を積層接着
したのと同様に行えばよいが、加熱ロールによる加圧に
ついては線圧を1.5〜4.0kg/cm程度にして、
最初の積層接着の際の線圧よりも若干高くするのが好ま
しい。このようにすれば、耐熱性フィルムの両面に、ポ
リエステル短繊維よりなる芯層を綿繊維よりなる鞘層で
被覆してなる複層紡績糸を構成糸とする編織物が、耐熱
性接着剤によって積層接着されてなる医療用生地を得る
ことができる。
【0023】離型紙と当接していた耐熱性フィルム面
に、ポリエステル短繊維よりなる芯層を綿繊維よりなる
鞘層で被覆してなる複層紡績糸を構成糸とする編織物を
積層接着するのに代えて、ポリエステルマルチフィラメ
ント糸を構成糸とする編織物を積層接着することもでき
る。また、離型紙上に形成された耐熱性フィルムに、ま
ず最初にポリエステルマルチフィラメント糸を構成糸と
する編織物を積層接着した後、離型紙を剥離し、離型紙
と当接していた耐熱性フィルム面に、ポリエステル短繊
維よりなる芯層を綿繊維よりなる鞘層で被覆してなる複
層紡績糸を構成糸とする編織物を積層接着しても差し支
えない。
【0024】以上のようにして、布帛(ポリエステル短
繊維よりなる芯層を綿繊維よりなる鞘層で被覆してなる
複層紡績糸を構成糸とする編織物、又はポリエステルマ
ルチフィラメント糸を構成糸とする編織物),耐熱性接
着剤,耐熱性フィルム,耐熱性接着剤,編織物(ポリエ
ステル短繊維よりなる芯層を綿繊維よりなる鞘層で被覆
してなる複層紡績糸を構成糸とするもの)の順に積層さ
れた医療用積層生地が得られるのである。この医療用積
層生地の布帛表面や編織物表面に、吸水性を望む場合に
は従来公知の方法で吸水加工を施し、また撥水性を望む
場合には従来公知の方法で撥水加工を施してもよい。
【0025】
【実施例】
実施例1 予め準備したポリプロピレン製の押出ラミネート離型紙
に、一液型ポリカーボネートポリウレタン溶剤液を、バ
ーコーターのクリアランス(間隙)を70〜80μmと
して、溶剤液量で(湿潤状態で)70g/m2となるよ
うにコーティングした後、80℃の温度下で60秒間乾
燥させて、膜厚が20±3μmの耐熱性フィルムを得
た。ここで使用した一液型ポリカーボネートポリウレタ
ン溶剤液は、ポリカーボネートポリウレタン樹脂(クリ
スボンMP−120:大日本インキ化学工業株式会社
製)100重量部に、メチルエチルケトン30重量部を
加えて希釈混合した溶剤液である。
【0026】次に、耐熱性フィルム面に、二液型のウレ
タン系耐熱性接着剤溶液を、バーコーターのクリアラン
ス(間隙)を80〜90μmとして、溶液量で(湿潤状
態で)80g/m2となるようにコーティングした後、
70℃の温度下で60秒間乾燥させた。ここで使用した
二液型のウレタン系耐熱性接着剤溶液は、主剤としてポ
リカーボネートポリオール樹脂(レザミンUD834
8:大日精化工業株式会社製)を使用し、助剤として芳
香族系ポリイソシアネート架橋剤(レザミンUD架橋
剤:大日精化工業株式会社製)及びアミン系促進剤(レ
ザミンUD102:大日精化工業株式会社製)を使用し
た。具体的には、この主剤100重量部に対して、架橋
剤10重量部及び促進剤8重量部を助剤として添加し、
更にメチルエチルケトン25重量部とジメチルフォルム
アミド10重量部を添加し、全体に均一に混合した溶液
を、二液型のウレタン系耐熱性接着剤溶液として使用し
た。
【0027】耐熱性フィルム面に塗布された二液型のウ
レタン系耐熱性接着剤溶液を、上記の条件で乾燥させた
後、この接着剤面に、予め準備されたポリエステルマル
チフィラメント糸(繊度40デニール)を構成糸とした
トリコット編地(編密度:ウエール37本/cm、コー
ス55本/cm)の染色布を積層した。そして、80℃
に加熱されたロールにて、線圧1kg/cmを加えて加
圧し、積層接着させた。そして、離型紙,耐熱性フィル
ム,耐熱性接着剤,トリコット編地の順に積層された積
層物を、そのままロール状に巻き上げた。そして、この
ロール状のまま、常温下で48時間放置して熟成させた
後、離型紙を剥離した。
【0028】離型紙を剥離した後、離型紙が当接してい
た耐熱性フィルム面に、上記した二液型のウレタン系耐
熱性接着剤溶液を用いて、上記したのと同一の手段でコ
ーティング及び乾燥を行った。一方、ポリエステル短繊
維よりなる芯層が30重量%で、綿繊維よりなる鞘層が
70重量%の重量割合よりなる複層紡績糸(パルパー:
ユニチカ株式会社製)を構成糸とする織物を、ブロック
タイプイソシアネート化合物(メイカネートMF:明成
化学株式会社製)の水系ディスパージョン(濃度0.5
重量%)に浸漬した後、160℃の温度下で60秒間キ
ュアリングした処理織物を準備した。そして、この処理
織物を、乾燥した耐熱性接着剤面に積層し、100℃に
加熱されたロールにて、線圧1.5kg/cmを加えて
加圧し、積層接着させた。得られた積層物を、常温下で
48時間放置して熟成した。
【0029】この積層物の両耳端をカットして巾を揃
え、更にトリコット編地面に、弗素系撥水剤(アサヒガ
ードLS317:明成化学株式会社製)6重量%及びブ
ロックタイプイソシアネート化合物(メイカネートM
F:明成化学株式会社製)0.5重量%の混合水溶液を
塗布して、150℃の温度下で120秒間の熱処理を施
して、片面撥水処理を行った。以上のようにして得られ
た医療用積層生地は、撥水処理されたポリエステル製の
トリコット編地,耐熱性接着剤,耐熱性フィルム,耐熱
性接着剤,複層紡績糸を構成糸とする織物の順に積層さ
れたものであった。
【0030】実施例2 以下の手順によって、クロロスルフォン化ポリエチレン
の配合溶剤液を作成した。即ち、まず、下記の配合より
なる組成物を二本ロールで十分に混練し、これをトルエ
ンで溶解させた溶液を作成した。 記 クロロスルフォン化ポリエチレンゴム(ハイパロン#40:デュポン社製) 100重量部 酸化チタン(着色剤) 20重量部 炭酸カルシウム(充填剤) 20重量部 焼成クレイ(N.Nクレイ:白石カルシウム株式会社製) 20重量部 酸化マグネシウム(キョウワマグ150:協和化学株式会社製) 5重量部 ステアリン酸 2重量部 次に、この溶液100重量部に対して、加硫剤及び加硫
促進剤として機能するエチレンウレア化合物(ノクセラ
ーEUR:大内化学株式会社製)の30%トルエン系デ
ィスパージョンを3重量部、及び耐熱性接着剤との親和
性(密着性)を向上させるためのアミノファンクショナ
ルシラン(キャタリストPD:信越化学工業株式会社
製)を1重量部添加して充分に攪拌して、クロロスルフ
ォン化ポリエチレンの配合溶剤液を作成した。
【0031】この配合溶剤液を、予め準備したポリプロ
ピレン製の押出ラミネート離型紙に、バーコーターのク
リアランス(間隙)を80〜90μmとして、溶剤液量
で(湿潤状態で)80g/m2となるようにコーティン
グしたした後、80℃の温度下で60秒間乾燥させて、
膜厚が25±3μmの耐熱性フィルムを得た。その後
は、実施例1と同一の方法で、撥水処理されたポリエス
テル製のトリコット編地,耐熱性接着剤,耐熱性フィル
ム,耐熱性接着剤,複層紡績糸を構成糸とする織物の順
に積層された医療用積層生地を得た。
【0032】比較例1 比較のため、ゴアテックス社製の医療用積層生地を準備
した。この医療用積層生地は、ポリエステルマルチフィ
ラメント糸を構成糸とするトリコット編地,耐熱性接着
剤,耐熱性フィルム(弗素系フィルムであるポリテトラ
フルオルエチレンフィルム),耐熱性接着剤,ポリエス
テルマルチフィラメント糸を構成糸とする織物の順に積
層されたものである。
【0033】比較例2 比較のため、実施例1で使用した耐熱性のあるポリカー
ボネートポリウレタン樹脂に代えて、耐熱性のないポリ
ウレタン樹脂(クリスボンNB637:大日本インキ化
学工業株式会社製)を使用した。また、実施例1で使用
した二液型のウレタン系耐熱性接着剤溶液に代えて、次
の接着剤溶液を使用した。即ち、主剤としてウレタン樹
脂(クリスボン4160LV:大日本インキ化学工業株
式会社製)を使用し、助剤として芳香族系ポリイソシア
ネート架橋剤(クリスボンNX:大日本インキ株式会社
製)及びアミン系促進剤(クリスボンアクセルHM:大
日本インキ株式会社製)を使用した。具体的には、この
主剤100重量部に対して、架橋剤12重量部及び促進
剤6重量部を助剤として添加し、更にトリオール25重
量部とジメチルフォルムアミド10重量部を添加し、全
体に均一に混合した溶液を接着剤溶液として使用した。
【0034】以上の他は、実施例1と同一の方法で医療
用積層生地を得た。即ち、撥水処理されたポリエステル
製のトリコット編地,「クリスボン4160LV」を主
剤とする接着剤,「クリスボンNB637」で形成され
たフィルム,「クリスボン4160LV」を主剤とする
接着剤,複層紡績糸を構成糸とする織物の順に積層され
た医療用積層生地を得た。
【0035】[性能評価1]実施例1で得られた医療用
積層生地と、比較例1に係る医療用積層生地との剥離強
力を測定した。剥離強力の測定方法は、医療用積層生地
から巾1インチの短冊片を切除して試料とする。そし
て、この試料の、複層紡績糸を構成糸とする織物の長手
方向端部を一方のチャックで把持し、耐熱性フィルムの
長手方向端部(織物の長手方向端部と元々積層接着して
いた部分)を他方のチャックで把持して、双方のチャッ
クを逆方向に移動させて、織物とフィルムとが剥離し始
めるときの強力を測定する。この測定方法で、未洗濯の
試料について、乾燥状態及び水を浸漬させた湿潤状態
で、剥離強力を測定した結果、表1に示すとおりであっ
た。また、100回洗濯した後の剥離強力を、乾燥状態
及び湿潤状態で測定した結果、表1に示すとおりであっ
た。
【0036】なお、ここで言う洗濯とは、次のような条
件で施される高温洗濯と加圧蒸気滅菌との組み合わせの
ことである。高温洗濯は、洗剤1g/リットル,PH
9,浴比1:30の洗浄水に試料を浸漬し、洗浄水の温
度を30℃から70℃に5分間かけて徐々に昇温させな
がら、家庭用洗濯機で攪拌する。次に、洗浄水の温度を
70℃に維持したまま10分間、家庭用洗濯機で攪拌す
る。更に、洗浄水の温度を15分かけて70℃から常温
に低下させながら、家庭用洗濯機で攪拌する。以上の操
作が高温洗濯である。また、加圧蒸気滅菌は、加圧容器
に試料を投入し、蒸気を噴射させながら、5分間かけて
121℃±1℃まで昇温する。次いで、この温度に維持
したまま15分間保持する。その後、放置して常温にな
るまで冷却する。以上の操作が加圧蒸気滅菌である。こ
のような高温洗濯1回及び加圧蒸気滅菌1回が、ここで
言う洗濯1回に該当する。
【0037】
【表1】 この結果から明らかなように、実施例1に係る医療用積
層生地は、比較例1に係る医療用積層生地に比べて、剥
離強力が大幅に向上していることが分かる。
【0038】[性能評価2]実施例1及び2で得られた
医療用積層生地、比較例2で得られた積層生地につい
て、耐水度及び撥水度を測定した。耐水度及び撥水度に
ついては、JIS L−1092に記載の方法に準拠し
た行った。また、この測定の際には、トリコット編地面
を表面として測定した。この結果を表2に示した。
【0039】
【表2】 なお、表2中の洗濯の意味は、性能評価1における洗濯
と同一の意味で用いられており、一定の条件の高温洗濯
1回と、一定の条件の加圧蒸気滅菌1回とを組み合わせ
たものを1回の洗濯としたものである。
【0040】表2の結果からも明らかなように、実施例
1及び2に係る医療用積層生地は、100回の洗濯を繰
り返しても耐水度が殆ど低下しないのに対し、比較例2
に係る医療用積層生地は洗濯を繰り返すごとに耐水度が
低下することが分かる。これは、医療用積層生地中に設
けられたフィルム層及び接着剤層が、実施例1及び2で
は耐熱性フィルム及び耐熱性接着剤であるのに対し、比
較例2では耐熱性の十分でないフィルム及び接着剤であ
るためと考えられる。なお、撥水度についてはいずれ
も、トリコット編地に施した撥水処理によって、ある程
度の撥水性を持っていることが分かる。
【0041】
【発明の効果】本発明に係る医療用積層生地は、ポリエ
ステル短繊維よりなる芯層を綿繊維よりなる鞘層で被覆
してなる複層紡績糸を構成糸とする編織物を、耐熱性フ
ィルムに耐熱性接着剤によって積層接着したものであ
る。この構成糸は、表面に綿繊維が存在する紡績糸であ
るから、多数の毛羽を有している。従って、表面に毛羽
を殆ど有しないポリエステルマルチフィラメント糸を構
成糸とする編織物に比べて、この毛羽が接着剤中に埋入
し、あたかもアンカー効果の如き原理で、接着剤と強固
に接着する。依って、本発明における複層紡績糸を構成
糸とする編織物を用いると、接着剤と編織物とが強固に
接着し、本発明に係る医療用積層生地は洗濯を繰り返し
ても剥離しにくいという効果を奏する。
【0042】また、複層紡績糸を構成糸とする編織物
に、接着剤との親和性を良好にするため、イソシアネー
ト系化合物やアミノファンクショナルシラン等の薬剤を
含有する水系溶液を付与する際、複層紡績糸の表面には
吸水性の良好な綿繊維が存在しているので、これらの薬
剤を良好に吸着することができる。しかし、複層紡績糸
の芯(内部)は疎水性のポリエステル短繊維が存在して
いるため、薬剤を含有する水系溶液は、複層紡績糸の内
部に浸透しにくい。即ち、本発明における複層紡績糸を
使用すると、接着剤と密着する表面部分に、接着剤との
親和性に富む薬剤が多量に存在し、内部に向かうにした
がって薬剤の量は徐々に少なくなってゆく。従って、綿
繊維のみよりなる紡績糸を構成糸とする編織物を使用し
た場合に比べて、本発明における複層紡績糸を使用する
と、全体に多量に薬剤を吸着させることを回避でき、表
面には比較的多く内部には比較的少なく薬剤を吸着させ
ることができ、複層紡績糸の持つ本来の特性を減殺させ
ることが少ない。依って、本発明に係る医療用積層生地
は、複層紡績糸を構成糸とする編織物の肌当りが極端に
悪化したり、吸水性や吸汗性が極端に低下するというこ
とを防止できる。
【0043】本発明に係る医療用積層生地を、例えば手
術衣の素材とする場合、複層紡績糸を構成糸とする編織
物を人体に接触するようにして使用すれば、編織物と耐
熱性フィルムとの剥離による違和感を防止できる。ま
た、この編織物は肌当りも良好で、且つ吸汗性も良好で
ある。従って、本発明に係る医療用積層生地を手術衣と
して使用すれば、医師等はそれを快適に着用することが
でき、手術時の各種の煩わしさから、少しでも解放され
るという効果を奏する。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 耐熱性フィルムと、ポリエステル短繊維
    よりなる芯層を綿繊維よりなる鞘層で被覆してなる複層
    紡績糸を構成糸とする編織物とが、耐熱性接着剤によっ
    て積層接着されてなることを特徴とする医療用積層生
    地。
  2. 【請求項2】 耐熱性フィルムの両面に編織物が積層接
    着されてなる請求項1記載の医療用積層生地。
  3. 【請求項3】 耐熱性フィルムの片面に編織物が積層接
    着されており、該耐熱性フィルムの他面には、耐熱性接
    着剤によってポリエステルマルチフィラメント糸よりな
    る布帛が積層接着されてなる請求項1記載の医療用積層
    生地。
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