JPH0977384A - コンベアベルトの巻取構造 - Google Patents

コンベアベルトの巻取構造

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Publication number
JPH0977384A
JPH0977384A JP23996295A JP23996295A JPH0977384A JP H0977384 A JPH0977384 A JP H0977384A JP 23996295 A JP23996295 A JP 23996295A JP 23996295 A JP23996295 A JP 23996295A JP H0977384 A JPH0977384 A JP H0977384A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
winding
cell
conveyor belt
winding cell
long
Prior art date
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Pending
Application number
JP23996295A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunihiko Nakamura
邦彦 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Yokohama Rubber Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Yokohama Rubber Co Ltd filed Critical Yokohama Rubber Co Ltd
Priority to JP23996295A priority Critical patent/JPH0977384A/ja
Publication of JPH0977384A publication Critical patent/JPH0977384A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の真円の巻取りセルに比べて20〜30
%の長尺なコンベヤベルトの巻取りが出来、しかも従来
に比べて10〜30%のベルトのロール数を減少させる
ことが出来るコンベアベルト巻取構造を提供することを
目的とする。 【解決手段】 1は楕円状に形成した巻取りセル、2は
巻取りセル1の巻取り中心に形成した巻取り軸挿通孔を
示している。前記楕円状に形成した巻取りセル1の長円
側1aは、短円側1bの約2倍程度の長さがあり、この
ような巻取りセル1に長尺なコンベアベルトWを連続的
に巻取りるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、長尺のコンベア
ベルトを巻取りセルに巻取って梱包する際のコンベアベ
ルトの巻取構造に係わり、更に詳しくは従来の真円の巻
取りセルに比べて20〜30%の長尺なコンベヤベルト
の巻取りが出来、しかも従来に比べて10〜30%のベ
ルトのロール数を減少させることが出来るコンベアベル
トの巻取構造に関するものである。
【0002】従来、セメントや石炭、鉱石等の搬送に使
用されるコンベアベルトは、その全長が数千m以上にも
および、非常に長くなっている。このようなコンベアベ
ルトは、継ぎ合わせるのに多くの手間がかかるため、工
場から現地(使用先)まで運搬する際には、できるだけ
長くした長尺のコンベアベルトにして運搬し、使用先で
の継ぎ合わせ作業を極力少なくするようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な長尺のコンベアベルトは、1本の真円に形成した梱包
用の巻取りセルに巻取り、運搬車両の荷台に搭載して、
一般車道を運搬するものであるが、真円の巻取りセルに
数千m以上のコンベアベルトを巻取ると、ロール径が非
常に大きくなり、これを上記のように運搬車両の荷台に
搭載した場合、道路通行上や坑道内の搬送上の高さ制限
ルールに抵触することがあり、従って、あまり長尺のコ
ンベアベルトを巻取ることが出来ない。
【0004】そのため、所謂めがね巻きと呼称されてい
る対設した2本の梱包用の巻取りセルを用いて巻取り、
これを運搬車両に搭載して運ぶようにし、これにより、
1本の巻取ドラムの場合よりもその倍の長さにした長尺
のコンベアベルトとして運搬することができる。また、
このような2本の巻取りセルに長尺のコンベアベルトを
巻取る場合、一方の巻取りセルに長尺のコンベアベルト
の半分を巻取り、他方の巻取りセルに残りの半分を逆向
きにして巻取るようにしている。
【0005】しかし、このような巻取りを行った場合、
現地でこの長尺のコンベアベルトをベルトコンベアに巻
回して継ぎ合わせ加工をする際に、一旦、一方のベルト
端を巻出しすために、1本の巻取りセルに長尺のコンベ
アベルトを巻取る作業が必要になり、作業性が極めて悪
いという問題があった。また、巻替えるための巻取装置
やそれに伴ってセルフランジ等の他の部品も必要になる
ため、現地にもそれらを備えたり、或いは共に運搬する
ことを余儀なくされる。
【0006】この発明は、かかる従来の課題に着目して
案出されたもので、一本の巻取りセルで、従来の真円の
巻取りセルに比べて20〜30%の長尺なコンベアベル
トを巻取ることが出来、しかも従来に比べて10〜30
%のベルトのロール数を減少させることが出来、更に現
地での複雑な巻取装置やそれに伴ってセルフランジ等の
他の部品も省略できるコンベアベルトの巻取構造を提供
することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するため、巻取りセルの形状を楕円状に形成したこと
を要旨とするものである。また前記巻取りセルの長手方
向の距離を、軸芯を中心として調整可能に構成すること
も可能である。
【0008】この発明は上記のように構成され、巻取り
セルの形状を楕円状に形成したことにより、従来の真円
の巻取りセルに比べて20〜30%の長尺なコンベアベ
ルトを巻取ることが出来、しかも従来に比べて10〜3
0%のベルトのロール数を減少させることが出来、また
長尺なコンベアベルトを効率良く巻取ることが出来ると
共に、現地での巻出しも容易にでき、更にロール数を減
少させることが出来る結果、従来に比べて安価な構造と
することが出来るものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づき、この発
明の実施形態を説明する。図1はこの発明を実施した巻
取り構造の一実施形態を示し、1は楕円状に形成した巻
取りセル、2は巻取りセル1の巻取り中心に形成した巻
取り軸挿通孔を示している。
【0010】前記楕円状に形成した巻取りセル1の長円
側1aは、短円側1bの約2倍程度の長さがあり、この
ような巻取りセル1に長尺なコンベアベルトWを連続的
に巻取りるものである。図1において、一点鎖線は、巻
取りセル1の長円側1aに合わせた場合の真円の巻取り
セル1xを示しており、短円側1bの径で約2倍程度大
きくなり、またこの発明の巻取りセル1で、Lだけコン
ベアベルトWを連続的に巻取った場合、真円の巻取りセ
ル1aではL1まで径が大きくなることを示している。
【0011】従って、この発明の巻取りセル1で、最大
Lだけ長尺なコンベアベルトWを連続的に巻取った場
合、従来の真円の巻取りセル1aでは径がLだけ大きく
なって、運搬車両の荷台に搭載した場合、道路通行上や
坑道内の搬送上の高さ制限ルールに抵触することがある
が、この発明では、図1のように短円側1bを上下方向
にして搭載することにより、搬送上の高さ制限ルールを
十分に厳守させた状態で梱包し搬送することが出来るも
のである。
【0012】また、コンベアベルトWの巻取る長さも、
従来の真円の巻取りセルに比べて20〜30%の長く巻
取ることが出来る上に、従来に比べて10〜30%のベ
ルトのロール数を減少させることが出来る。また長尺な
コンベアベルトWを巻取り軸挿通孔2を中心として効率
良く巻取ることが出来ると共に、現地での巻出しも容易
にでき、従来に比べて安価な構造とすることが出来るも
のである。
【0013】図2は、この発明の第2実施形態を示し、
この実施形態は、楕円状の巻取りセル1を長円側1aに
二分割して構成し、この分割した巻取りセル10a,1
0bを、長手方向に対して伸縮させる伸縮機構3を介在
させることで、巻取りセル1を更に長円化させることが
出来、これにより、更に長尺のコンベアベルトWを巻取
って梱包することが出来るものである。
【0014】なお、伸縮機構としては、シリンダーや、
ネジとナット等の組み合わせを用いて行うことが可能で
あり、特に上記の物に限定されない。以上のように、こ
の発明では、巻取りセル1の形状を楕円状に形成したこ
とにより、従来の真円の巻取りセルに比べて長尺なコン
ベアベルトを巻取ることが出来、しかも従来に比べてベ
ルトのロール数を減少させることが出来、また長尺なコ
ンベアベルトを効率良く巻取ることが出来ると共に、現
地での巻出しも容易にでき、更にロール数を減少させる
ことが出来る結果、従来に比べて安価な構造とすること
が出来るものである。
【0015】
【発明の効果】この発明は、上記のように巻取りセルの
形状を楕円状に形成したので、従来の真円の巻取りセル
に比べて20〜30%の長尺なコンベアベルトを巻取る
ことが出来、しかも従来に比べて10〜30%のベルト
のロール数を減少させることが出来る効果があり、更に
現地での複雑な巻取装置やそれに伴ってセルフランジ等
の他の部品も省略できる効果がある。
【0016】また、長尺なコンベアベルトを効率良く巻
取ることが出来ると共に、現地での巻出しも容易にで
き、更にロール数を減少させることが出来る結果、従来
に比べて安価な構造とすることが出来る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を実施した巻取り構造の一実施形態を
示す正面図である。
【図2】この発明の他の実施形態を示す正面図である。
【符号の説明】
1 巻取りセル 1a 巻取りセ
ルの長円側 1b 巻取りセル短円側 2 巻取り
軸挿通孔 3 伸縮機構 W コンベア
ベルト

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺のコンベアベルトを梱包用の巻取り
    セルに巻取るコンベアベルトの巻取構造において、前記
    巻取りセルの形状を楕円状に形成したことを特徴とする
    コンベアベルトの巻取構造。
  2. 【請求項2】 前記巻取りセルの長手方向の距離を、軸
    芯を中心として調整可能に構成した請求項1に記載のコ
    ンベアベルトの巻取構造。
JP23996295A 1995-09-19 1995-09-19 コンベアベルトの巻取構造 Pending JPH0977384A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23996295A JPH0977384A (ja) 1995-09-19 1995-09-19 コンベアベルトの巻取構造

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JP23996295A JPH0977384A (ja) 1995-09-19 1995-09-19 コンベアベルトの巻取構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0977384A true JPH0977384A (ja) 1997-03-25

Family

ID=17052430

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JP23996295A Pending JPH0977384A (ja) 1995-09-19 1995-09-19 コンベアベルトの巻取構造

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JP (1) JPH0977384A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016088701A (ja) * 2014-11-06 2016-05-23 横浜ゴム株式会社 コンベヤベルト巻き取りドラム
CN110526044A (zh) * 2019-07-30 2019-12-03 王凯 超大容量连续油套管收卷机

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016088701A (ja) * 2014-11-06 2016-05-23 横浜ゴム株式会社 コンベヤベルト巻き取りドラム
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