JPH097673A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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Publication number
JPH097673A
JPH097673A JP7176835A JP17683595A JPH097673A JP H097673 A JPH097673 A JP H097673A JP 7176835 A JP7176835 A JP 7176835A JP 17683595 A JP17683595 A JP 17683595A JP H097673 A JPH097673 A JP H097673A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arm
locking
connector
support portion
locking arm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7176835A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukifumi Machida
幸文 町田
Akihiro Kojima
章弘 小島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Cable Industries Ltd
Original Assignee
Ryosei Electro Circuit Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ryosei Electro Circuit Systems Ltd filed Critical Ryosei Electro Circuit Systems Ltd
Priority to JP7176835A priority Critical patent/JPH097673A/ja
Publication of JPH097673A publication Critical patent/JPH097673A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロック用アームの劣化や破損を防止し係合力
を向上させる。 【構成】 第2のハウジング12の中間支持部27に、
グリップ部34とアーム部35を有するロック用アーム
33を支持し、アーム部35の前端部と前方カバー部3
1の後端部の間を弾性変形可能な板ばね状の支持部38
を介在する。第1のハウジング11のアーム用突起17
によりアーム部35の前端部が押圧されると、その押圧
力はアーム部35、中間支持部27、支持部38に分散
し、支持部38の復元力がアーム部35を復元方向へ付
勢する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等の電気配線に
使用され、相手側コネクタのロック用突起に係合するロ
ック用アームを備えたコネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車等の電気配線に使用され
る合成樹脂製のコネクタとして、例えば図7の断面図に
示すようなものが知られており、コネクタ1の中心には
図示しない接続端子を収容する端子収容孔2が結合方向
へ向けて設けられ、コネクタ1の前方部には図示しない
相手側コネクタの嵌合する嵌合空間3が形成されてい
る。また、コネクタ1の上部にはロック用アーム4が中
間支持部5を介して一体に形成され、このロック用アー
ム4には前方の係合部6と後方のグリップ部7が設けら
れている。そして、係合部6は上方へ撓むことができる
ようにカバー部8により覆われている。
【0003】このようなコネクタ1が相手側コネクタに
結合すると、コネクタ1のロック用アーム4の係合部6
が相手側コネクタのロック用突起に押圧されて係合部6
が上方へ撓み、コネクタ1と相手側コネクタが完全に結
合した後に結合部6が復元して、ロック用突起とロック
用アーム4が係合する。一方、コネクタ1と相手側コネ
クタの結合を解除する際には、グリップ部7を押圧して
ロック用アーム4とロック用突起の係合を解除して、コ
ネクタ1と相手側コネクタを引き離す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
従来例では、ロック用アーム4は中間支持部5で支持さ
れているだけであるため、係合部6やグリップ部7に通
常の外力が繰り返して加えられた場合に中間支持部5が
劣化し、係合部6やグリップ部7に過剰な外力が一時的
にでも加えられた場合には、中間支持部5が破損してし
まうという問題がある。
【0005】本発明の目的は、上述した問題点を解消
し、ロック用アームの劣化や破損を防止して係合力を向
上かつ安定させたコネクタを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係るコネクタは、相手側コネクタのロック用
突起に係合するロック用アームを中間支持部で支持する
と共に、前記ロック用アームの前方部をカバー部で覆っ
たコネクタにおいて、前記ロック用アームの前端部と前
記カバー部の間に弾性変形可能な支持部を介在したこと
を特徴とする。
【0007】
【作用】上述の構成を有するコネクタは、ロック用アー
ムの前端部とカバー部の間に弾性変形可能な支持部を介
在したので、相手側コネクタと結合する際にロック用ア
ームがロック用突起により押圧されて撓んだとき、ロッ
ク用突起の押圧力はロック用アーム、中間支持部、支持
部に分散し、中間支持部に集中することがない。また、
支持部は弾性変形するので、その復元力がロック用アー
ムを復元方向へ付勢し、ロック用突起とロック用アーム
の係合力を向上かつ安定させる。
【0008】
【実施例】本発明を図1〜図6に図示の実施例に基づい
て詳細に説明する。図1は相手側コネクタである第1の
ハウジング11と実施例に係るコネクタである第2のハ
ウジング12が、シール部材13とフロントホルダ14
を介して結合された状態を示す断面図、図2は第2のハ
ウジング12の右斜視図、図3は左斜視図である。第1
のハウジング11の少なくとも嵌合部15は、電気絶縁
性の合成樹脂材料により形成されており、第1のハウジ
ング11には挿込用端子16が収容されている。嵌合部
15の上部には、第2のハウジング12の後述するロッ
ク用アームに係合するロック用突起17が上方へ突出す
るように設けられている。
【0009】一方、第2のハウジング12も電気絶縁性
を有する合成樹脂材により形成されており、内部が前後
方向へ連通した後方内筒21と前方内筒22による端子
収容孔23が設けられている。後方内筒21側からは図
示しない接続端子が端子収容孔23に挿入されるように
なっており、前方内筒22内には端子収容孔23に収容
された接続端子を係止する係止ランス24が形成されて
いる。そして、前方内筒22の底壁22aには開口22
bが設けられ、フロントホルダ14の押圧部14aが係
止ランス24の下部に進入できるようになっている。
【0010】また、後方内筒21と前方内筒22の外側
には、後方外筒25と前方外筒26が中間支持部27を
介してそれぞれ一体に設けられ、前方内筒22と前方外
筒26の間は、第1のハウジング11の嵌合部15が嵌
合される嵌合空間28とされている。後方外筒25の上
部には、上部を開口29aとする後方カバー部29が外
方へ膨出するように設けられ、前方外筒26の上部に
は、切欠部30が形成されると共に外方へ膨出する前方
カバー部31が設けられている。これらの後方カバー部
29と前方カバー部31の内側はアーム空間32とさ
れ、ロック用アーム33が配置されている。
【0011】ロック用アーム33は第1のハウジング1
1との結合方向へ向けて中間支持部27で一体に支持さ
れている。ロック用アーム33の中間支持部27を境に
した後方部は、開口29aを通して指等で押圧されるグ
リップ部34とされ、前方部は第1のハウジング11の
アーム用突起17に押圧されるアーム部35とされてい
る。
【0012】アーム部35の下面には、第1のハウジン
グ11のロック用突起17が嵌入する突起嵌入溝36が
設けられ、突起嵌入溝36の前壁はロック用突起17に
より係合される係合部37とされている。そして、図4
の部分拡大斜視図に示すように、ロック用アーム33の
アーム部35の前端部は、前方カバー部31の後端部に
弾性変形が可能な例えば板ばね状の支持部38により一
体に連結されている。
【0013】このように構成された第1のハウジング1
1と第2のハウジング12には、先ず端子収容孔23に
図示しない接続端子を挿入した後に、前方内筒22にシ
ール部材13とフロントホルダ14を順次に装着されて
いる。これにより、接続端子は係止ランス24により係
止されると共に、係止ランス24の下面が開口22bを
介して進入したフロントホルダ14の押圧部14aによ
り押圧され、係止ランス24の係止力が補強される。
【0014】このような第2のハウジング12の嵌合空
間28に、第1のハウジング11の嵌合部15を嵌合す
ると、図5に示すようにロック用突起17がロック用ア
ーム33の係合部37の前面に当接する。必要に応じて
ロック用アーム33のグリップ部34を若干押圧しなが
ら第1のハウジング11を更に押し込むと、図6に示す
ようにロック用アーム33の係合部37の下面がロック
用突起17の上面により押圧され、アーム部35と支持
部38の前端部が上方へ移動すると共に、グリップ部3
4の後端部が下方へ移動する。このとき、係合部37に
作用した押圧力は、アーム部35、中間支持部27、支
持部38に分散したことになる。
【0015】そして、第1のハウジング11を完全に押
し込むと、アーム部35、中間支持部27、支持部38
の復元力によってアーム部35が元の位置に復元し、ロ
ック用突起17が突起嵌入溝36に完全に嵌入した状態
になる。同時に、アーム部35は支持部38により付勢
され、ロック用突起17と係合部37の係合力が補強さ
れる。
【0016】このように、ロック用アーム33の前端部
と前方カバー部31の間に弾性変形の可能な支持部38
を介在したので、アーム部35の前端部に作用した押圧
力をアーム部35、中間支持部27、支持部38に分散
させて、中間支持部27に集中することを防止すること
ができ、ロック用アーム33の劣化や破損を防止するこ
とができる。また、支持部38の弾性によってロック用
アーム33の過剰な変形を防止できると共に、ロック用
アーム33を復元方向へ付勢して、ロック用突起17と
ロック用アーム33の係合力を向上かつ安定させること
ができる。
【0017】なお、実施例ではアーム33の前端部と前
方カバー部31とを支持部38で連結しているが、この
支持部38は何れか一方に対し分離していてもよい。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るコネク
タは、ロック用アームの前端部とカバー部の間に弾性変
形可能な支持部を介在したので、ロック用アームに作用
した押圧力をロック用アーム、中間支持部、支持部に分
散させて、中間支持部に集中することを防止でき、ロッ
ク用アームの劣化や破損を防止できる。また、支持部の
弾性によってロック用アームの過剰な変形を防止できる
と共に、ロック用アームを復元方向へ付勢することがで
き、ロック用突起とロック用アームの係合力を向上かつ
安定させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の断面図である。
【図2】右斜視図である。
【図3】左斜視図である。
【図4】一部を切欠した部分拡大斜視図である。
【図5】作用説明図である。
【図6】作用説明図である。
【図7】従来例の断面図である。
【符号の説明】
11 第1のハウジング 12 第2のハウジング 16 ロック用突起 27 中間支持部 31 前方カバー部 33 ロック用アーム 34 グリップ部 35 アーム部 38 支持部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相手側コネクタのロック用突起に係合す
    るロック用アームを中間支持部で支持すると共に、前記
    ロック用アームの前方部をカバー部で覆ったコネクタに
    おいて、前記ロック用アームの前端部と前記カバー部の
    間に弾性変形可能な支持部を介在したことを特徴とする
    コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記支持部は前記ロック用アームの前端
    部と前記カバーの一部を連結した請求項1に記載のコネ
    クタ。
JP7176835A 1995-06-19 1995-06-19 コネクタ Pending JPH097673A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7176835A JPH097673A (ja) 1995-06-19 1995-06-19 コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7176835A JPH097673A (ja) 1995-06-19 1995-06-19 コネクタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH097673A true JPH097673A (ja) 1997-01-10

Family

ID=16020675

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7176835A Pending JPH097673A (ja) 1995-06-19 1995-06-19 コネクタ

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JP (1) JPH097673A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008204828A (ja) * 2007-02-21 2008-09-04 Nifco Inc 電気的接続器具のロック構造

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04220972A (ja) * 1990-12-21 1992-08-11 Kansei Corp 電気コネクタのロック装置
JPH0689756A (ja) * 1992-09-09 1994-03-29 Yazaki Corp コネクタ

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