JPH0976112A - フライスカッタのクイックチェンジ機構 - Google Patents

フライスカッタのクイックチェンジ機構

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JPH0976112A
JPH0976112A JP23449295A JP23449295A JPH0976112A JP H0976112 A JPH0976112 A JP H0976112A JP 23449295 A JP23449295 A JP 23449295A JP 23449295 A JP23449295 A JP 23449295A JP H0976112 A JPH0976112 A JP H0976112A
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JP
Japan
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spindle
cutter
cutters
clamper
fitted
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP23449295A
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English (en)
Inventor
Kikuyuki Yano
喜久幸 矢野
Michitaka Okugawa
道隆 奥川
Haruki Endo
晴樹 遠藤
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Mitsubishi Materials Corp
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 第一及び第二のカッタの着脱操作を容易にす
ることである。 【解決手段】 小径の第一スピンドル21と大径の第二
スピンドル26を同軸にしかも一体回転するように設
け、第一スピンドル21は第二スピンドル26より突出
して第二スピンドル26に対して進退可能とする。第二
スピンドル26にリング状のクランパ31を介してロッ
クナット34を螺合させ、内側のカッタ28を本体2と
の間に挟持して締め込む。内側のカッタ28は、中央孔
36にクランパ31のつば部31aが挿通する拡径凹部
36bを有する。外側のカッタ4は中央孔12で第一ス
ピンドル21に挿通し、段差面21cとつば部7aを有
するクランプヘッド7との間で挟持してクランプボルト
8で締め込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カッタの交換作業
を容易に行えるようにしたフライスカッタのクイックチ
ェンジ機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、フライスカッタの一例として、図
7乃至図10に示すものがある。図7及び図8におい
て、カッタ1には、本体2と一体回転するようにスピン
ドル3が同軸的に取り付けられ、このスピンドル3には
外側のカッタ4と内側のカッタ5とがスペーサ6を介し
て挿通されて、クランプヘッド7を介してスピンドル3
内に螺合するクランプボルト8で外側及び内側のカッタ
4,5が共締めされて、固定されている。ここで、各カ
ッタ4,5に関して、外側のカッタ4とはスピンドル3
の軸線方向にみて本体2から遠い方、内側のカッタ5と
は本体2に近い方のカッタを指すものとする。スピンド
ル3にはその軸線方向に沿って外側のカッタ4から内側
のカッタ5にかけてドライブキー10が延在して植設さ
れている。また、ドライブキー10に対向する領域に
は、外側及び内側カッタ4,5を係止するためのストッ
プキー11が図示しないセットボルトでスピンドル3に
固定されている。また、クランプヘッド7には、所定間
隔で花弁状のつば部7aが形成され、このつば部7aは
回転軸線Oからの距離がドライブキー10より大きく設
定されている。
【0003】また、外側のカッタ4は例えば図9及び図
10に示す概略形状を有しており、略リング状のカッタ
4の外周端で外周側及び本体2側に突出する切刃チップ
9が、所定間隔で周方向に配列されている。そして、こ
のカッタ4に穿設されたスピンドル3嵌挿用の中央孔1
2には、図9の平面図に示すように、スピンドル3が挿
通される円形部分12aを一部切り欠いて大径部12b
と小径部12cからなる二段の拡径凹部12dが所定間
隔で形成されている。尚、大径部12bはクランプヘッ
ド7の花弁状つば部7aより若干大きく、小径部12c
はドライブキー10が嵌合係止する大きさとされてい
る。内側のカッタ5とスペーサ6のスピンドル3嵌挿用
の各中央孔13、14も、外側のカッタ4の中央孔12
と同様の形状を呈している。
【0004】そして、これら外側及び内側のカッタ4,
5をカッタ1に着脱する手順について外側のカッタ4で
代表して説明すると、図7及び8に示すように、本体1
のスピンドル3にクランプヘッド7を介してクランプボ
ルト8が螺合された状態で、外側のカッタ4をスピンド
ル3に挿通する際、中央孔12の拡径凹部12dの大径
部12bをクランプヘッド7の花弁状つば部7aに対向
させて、クランプヘッド7に挿通する。そして、クラン
プヘッド7を通過した後に、拡径凹部12dの大径部1
2bをドライブキー10に対向させて、先に装着された
内側のカッタ5及びスペーサ6に外側のカッタ4を押し
付け、この状態で外側のカッタ4を回動させると、拡径
凹部12dの小径部12cがドライブキー10に嵌合さ
れることになり、外側のカッタ4はスピンドル3に係止
される。尚、内側のカッタ5及びスペーサ6も同一の手
順で、外側のカッタ4より先にスピンドル3に嵌合され
係止されている。その後、クランプボルト8を締め込む
ことで、外側及び内側のカッタ4,5が共締めされるこ
とになる。上述したフライスカッタ1では、外側及び内
側のカッタ4,5の間隔が一定に設定されており、両カ
ッタ4,5で切削加工されるワークの幅が一定とされて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、加工さ
れるワークの幅がその部位によって異なる場合、切削作
業中に外側のカッタ4と内側のカッタ5との間隔を随時
変化させる必要がある。このようなカッタ間隔可変タイ
プのフライスカッタでは、上述のタイプのフライスカッ
タ1と異なって、外側のカッタ4を係止するスピンドル
と内側のカッタ5を係止するスピンドルとが別個で、同
軸状に配設された異径の二重構造であるため、上述のフ
ライスカッタ1のように外側及び内側のカッタ4,5を
共締めすることができない。そのため、外側のカッタは
上述したタイプのフライスカッタ1と同様にスピンドル
に対してクランプヘッド7とクランプボルト8を用いて
クイックチェンジで着脱可能であるが、内側のカッタ5
にはこのような構成は採用できず、そのため、図11及
び12に示すように、内側のカッタ5′の中央孔13′
を円形とし、その周囲に複数のダルマ穴16を所定間隔
で穿設してそれぞれスピンドル等にボルト締めする作業
が必要であった。この作業は、ボルトが複数本(通常3
〜4本)あるために、クイックチェンジできず、着脱作
業が煩雑で時間がかかるという欠点があった。
【0006】本発明は、このような課題に鑑みて、外側
と内側のカッタの間隔を可変にし得るタイプのフライス
カッタで、外側と内側のカッタをいずれもクイックチェ
ンジできるようにしたフライスカッタのクイックチェン
ジ機構を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によるフライスの
クイックチェンジ機構は、第一のカッタと第二のカッタ
が、同軸状且つ相対移動可能に配置されて一体回転する
第一及び第二スピンドルにそれぞれ固定され、これら第
一及び第二のカッタの間隔を可変としたフライスカッタ
において、第一のカッタは第一スピンドルに嵌合され
て、第一仲介部材を介して第一固定部材で第一スピンド
ルに着脱可能に固定され、第二のカッタは第二スピンド
ルに嵌合されて、第二仲介部材を介して第二固定部材で
第二スピンドルに着脱可能に固定されていることを特徴
とするものである。また、第一及び第二のカッタの中央
孔には、第一及び第二仲介部材のつば部を挿通し得る拡
径凹部がそれぞれ形成されている。また、第二仲介部材
と第二スピンドルとの間には、第二仲介部材を第二スピ
ンドルから離間する方向に付勢する付勢手段が設けられ
ていてもよい。
【0008】第一のカッタは外側のカッタであり、第二
のカッタは内側のカッタである。また、第二仲介部材は
略リング状のクランパであり、第二固定部材は、クラン
パと嵌合し、内周面に第二スピンドルの外周ネジ部と螺
合するネジ部が形成され、しかもレンチ等で着脱し得る
略リング状のロックナットである。付勢手段はプランジ
ャである。
【0009】本発明によれば、第二のカッタは、第二ス
ピンドルに挿通して係止させ、第二仲介部材を介して第
二固定部材で締結し、第一のカッタも同様に第一スピン
ドルに挿通して、第一仲介部材を介して第一固定部材で
締結することで、いずれのカッタも容易且つ迅速に固定
でき、カッタを取り外す場合には逆の操作を行えばよ
く、それぞれクイックチェンジで着脱でき、カッタの着
脱、交換作業が容易である。第二のカッタは、中央孔の
拡径凹部を第二仲介部材のつば部に対向させた状態で第
二スピンドルに挿通して、第一のカッタも同様に中央孔
の拡径凹部を第一仲介部材のつば部に対向させた状態で
第一スピンドルに挿通して締結することで、装着でき
る。また、第二のカッタの着脱操作の際、付勢手段によ
って第二仲介部材が第二スピンドルから離れる方向に付
勢されているから、第二のカッタの取り付け及び取り外
し操作時に、固定部材を緩めるとカッタ締め付け面と第
二仲介部材とに隙間が形成され、着脱のための第二のカ
ッタの回転操作の際、両者間で引っかかることがなく、
操作が容易である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を図1乃至図6により説明するが、上述の従来技術と同
様な部分または部材には同一の符号を用いてその説明を
省略する。図1は第二スピンドルを示す要部構成図、図
2は図1に示す第二スピンドルを回転軸方向に見た図、
図3は内側のカッタの要部平面図、図4は図3のカッタ
の縦断面図、図5はレンチの縦断面図、図6は図5に示
すレンチの要部正面図である。図1に示すカッタ間隔可
変タイプのフライスカッタ20において、二点鎖線で示
すように、外側のカッタ4は図9及び図10に示すもの
と同様の形状とされ、このカッタ4を装着固定するため
の比較的小径の第一スピンドル21がカッタ本体2から
延在している。この第一スピンドル21には、本体2側
の比較的径の大きい軸部21aと自由端側の比較的径の
小さい軸部21bとの間に、外側のカッタ4の軸方向の
移動を阻止する段差面21cが形成され、軸部21bの
端部にはクランプヘッド7を介してクランプボルト8が
着脱可能に螺合されている。第一スピンドル21の段差
面21cとクランプヘッド7との間には、外側のカッタ
4の中央孔12に形成された拡径凹部12dの小径部1
2cと嵌合するドライブキー23がネジ24等で固定さ
れている。
【0011】そして、第一スピンドル21の本体2側に
は、より大径で例えば略円筒状の第二スピンドル26が
第一スピンドル21と同軸状に本体2に配設されて、一
体的に回転するようにされている。そして、第一スピン
ドル21は、第二スピンドル26よりも外側に突出し
て、第二スピンドル26に対して回転軸O方向に進退可
能とされていることで、各スピンドル21,26にそれ
ぞれ取り付けられる外側及び内側のカッタ4,28の間
隔を可変とすることができる。この第二スピンドル26
は、その外周面が外側のカッタ4側から本体2方向に向
けて、例えば三段の階段状に形成され、しかも漸次外径
が大きくなるように形成されている。この第二スピンド
ル26の、本体2に隣接する最大外周面26aと第二外
周面26bとの間をなす第一壁面(回転軸Oに略直交す
る面)26cには、ほぼ180度離れた対向する位置に
一対のドライブキー27が植設され(図2参照)、図3
及び図4に示す内側のカッタ28が第二外周面26bに
嵌合された状態で、そのキー溝29と係止され得るよう
になっている。
【0012】また、第二スピンドル26の第二外周面2
6bと最小外周面26dとの間をなす第二壁面26eに
は、回り止めピン30が突出している。第二スピンドル
26の最小外周面26dには、内側のカッタ28を押圧
する略リング状のクランパ31が嵌合されている。この
クランパ31には、回り止めピン30が嵌合されるピン
溝32が設けられ、また第二壁面26eから離間する方
向に弾性が作用するボールプランジャー33が、所定間
隔で複数設けられている。また、クランパ31の外周面
には、所定間隔で花弁状つば部31aが外周方向に突出
して形成され、更にピン溝32及びボールプランジャ3
3と反対側の面には、リング状のロックナット34が嵌
合する嵌合溝31bが回転軸Oと同軸に形成されてい
る。そして、このロックナット34は、その内周面にネ
ジ部34aが切られ、第二スピンドル26の最小外周面
26dの自由端側領域に形成されたネジ部26fと螺合
するようになっており、更に嵌合溝31bに嵌合する面
と反対側の面には所定間隔でレンチ用の溝34bが設け
られている。
【0013】図3及び図4に示す内側のカッタ28には
中央孔36が穿設されており、この中央孔36は、円形
孔36aと、クランパ31の花弁状つば部31aと同一
間隔で且つこのつば部31aを挿通可能であるように円
形孔36aを一部切り欠いた拡径凹部36bとで形成さ
れている。また、切刃チップ9側の面にはクランパ31
が着座する凹溝状のカッタ締め付け面28aが中央孔3
6と同軸に形成され、ドライブキー27を係止する一対
のキー溝29が切刃チップ9と反対側の面に対向して形
成されている。また、図5及び図6は、ロックナット3
4を第二スピンドル26に対して着脱するためのレンチ
38を示すものであり、円筒状のレンチ本体39の一端
部はロックナット34と同一径に拡径されて拡径部39
aとされ、その端面にはロックナット34の各溝34b
に挿入される突起39bが溝34bと同一間隔で形成さ
れている。そして、拡径部39aの外周面には、突起3
9bよりも突出する円筒状のガイド部40が止めネジ4
0a等で連結されている。レンチ本体39の拡径部39
aと反対側の端部には、棒状のハンドル41が挿通され
て溶接されている。
【0014】本実施の形態によるフライスカッタ20は
上述の構成を有しており、次に内側及び外側のカッタ
4,28の取り付け方法について説明する。まず、図1
に実線で示す第二スピンドル26の最小外周面26d
に、ピン溝32に回り止めピン30が挿入されるように
してクランパ31が嵌合され、そして、このクランパ3
1の凹溝31bにロックナット34が嵌合された状態
で、ロックナット34を第二スピンドル26の最小外周
部26dのネジ部26fに螺合させ、レンチ38を用い
てロックナット34を第二スピンドル26に緩く締め込
む。この状態で、クランパ31のボールプランジャ33
が第二スピンドル26の第二壁面26eに弾性的に当接
し、クランパ31がこの第二壁面26eに対して浮いた
状態になる。
【0015】そして、内側のカッタ28を、中央孔36
の拡径凹部36bをクランパ31の花弁状つば部31a
に対向させて第二スピンドル26内に挿入する。この
際、中央孔36がクランパ31に引っかかっても、ボー
ルプランジャ33の弾性によってクランパ31が揺動す
るから、挿入が容易である。内側のカッタ28の挿入
後、キー溝29を第二スピンドル26のキー27に挿入
させて回動し、キー溝29の回転方向先端面をキー27
に当接させて(図2参照)係止状態にし、クランパ31
の花弁状つば部31aを拡径凹部36bからずらした状
態で、レンチ38でレンチナット34を第二スピンドル
26に堅く締め込めば、内側のカッタ28は第二スピン
ドル26に堅固に締結された状態になる。
【0016】次に、予めクランプヘッド7を介してクラ
ンプボルト8が螺合された第一スピンドル21に対し
て、図9及び図10に示すものと同様な外側のカッタ4
を中央孔12で挿入して、段差面21cに当接させる。
そして、外側のカッタ4を回動させて、拡径凹部12d
の小径部12cをドライブキー23に嵌合させ、クラン
プヘッド7の花弁状つば部7aを拡径凹部12dの大径
部12bからずらした状態でクランプボルト8を締め込
めば、外側のカッタ4は第一スピンドル21に堅固に締
結された状態になる。
【0017】このようにして、内側及び外側のカッタ
4,28が第一及び第二スピンドル21,26に固定さ
れたら、第一スピンドル21を所要距離だけ回転軸O方
向に進退させて両カッタ4,28の間隔を設定する。そ
して、第一及び第二スピンドル21,26を一体回転さ
せて、図1に示すようにワークwを切削する。その後、
必要に応じて第一スピンドル21を進退させて、両カッ
タ4,28の間隔を適宜変化させて設定し、ワークwの
加工幅を変えて切削をする。尚、外側及び/又は内側の
カッタ4,28を交換する際には、上述の装着方法と逆
の手順でカッタ4,28の離脱、交換作業を迅速に行う
ことができる。内側のカッタ28の取り外しの際、ロッ
クナット34を緩めればボールプランジャ33のために
クランパ31がカッタ締め付け面28aから離間するの
で、内側のカッタ28の取り外しが容易となる。
【0018】上述のように、本実施の形態によれば、外
側及び内側のカッタ4,28の間隔が可変のフライスカ
ッタ20において、外側及び内側のカッタ4,28のい
ずれをもクイックチェンジすることができ、その着脱作
業が容易である。特にクランパ31にボールプランジャ
33を設けたので、内側のカッタ28の着脱操作が容易
になる。また、内側のカッタ28の固定手段として各略
リング状のクランパ31とロックナット34を設けたの
で、外側のカッタ4との間隔を小さく調整する際、邪魔
にならない。
【0019】尚、上述の実施の形態では、第二スピンド
ル26のキー27を第一壁面26cに設けたが、これに
代えて第二外周面26bに設けてもよく、この場合、内
側のカッタ28の中央孔36の拡径凹部36bは外側の
カッタ4の拡径凹部12dと同様に形成すればよい。ま
た、ボールプランジャ33は必ずしもクランパ31に設
ける必要はなく、第二スピンドル26の第二壁面26e
に設けるようにしてもよい。尚、クランプヘッド7は第
一仲介部材を、クランパ31は第二仲介部材を構成し、
ロックボルト8は第一固定部材を、ロックナット34は
第二固定部材を構成し、外側のカッタ4は第一のカッタ
を、内側のカッタ28は第二のカッタをそれぞれ構成す
る。
【0020】
【発明の効果】上述のように、本発明に係るフライスカ
ッタのクイックチェンジ機構は、第一のカッタは第一ス
ピンドルに嵌合されて、第一仲介部材を介して第一固定
部材でこの第一スピンドルに着脱可能に固定され、前記
第二のカッタは第二スピンドルに嵌合されて、第二仲介
部材を介して第二固定部材で第二スピンドルに着脱可能
に固定されているから、カッタの間隔を可変とするフラ
イスで、第一及び第二のカッタをいずれも容易にクイッ
クチェンジすることができ、着脱交換の作業能率を向上
できる。また、第二仲介部材と第二スピンドルとの間に
は、第二仲介部材を第二スピンドルから離間する方向に
付勢する付勢手段が設けられているから、第二のカッタ
の着脱操作がいっそう容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるフライスカッタを示
す要部構成図である。
【図2】図1に示す第二スピンドルを回転軸方向に見た
図である。
【図3】内側のカッタの要部平面図である。
【図4】図3に示す内側のカッタの縦断面図である。
【図5】実施の形態による内側のカッタの着脱操作に用
いるレンチの縦断面図である。
【図6】図5に示すレンチの要部正面図である。
【図7】従来のフライスカッタにおけるスピンドルを示
す一部を破断して示す要部構成図である。
【図8】図7に示すスピンドルを回転軸方向に見た図で
ある。
【図9】外側のカッタの要部平面図である。
【図10】図9に示す外側のカッタの要部縦断面図であ
る。
【図11】カッタ間隔可変タイプのフライスカッタに用
いられる従来の内側のカッタの要部平面図である。
【図12】図11に示す内側のカッタ要部縦断面図であ
る。
【符号の説明】
4 外側のカッタ 7 クランプヘッド 8 クランプボルト 20 フライスカッタ 21 第一スピンドル 26 第二スピンドル 28 内側のカッタ 31 クランパ 33 ボールプランジャ 34 ロックナット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥川 道隆 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 遠藤 晴樹 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一のカッタと第二のカッタが、同軸状
    且つ相対移動可能に配置されて一体回転する第一及び第
    二スピンドルにそれぞれ固定され、これら第一及び第二
    のカッタの間隔を可変としたフライスカッタにおいて、 前記第一のカッタは第一スピンドルに嵌合されて、第一
    仲介部材を介して第一固定部材で第一スピンドルに着脱
    可能に固定され、前記第二のカッタは第二スピンドルに
    嵌合されて、第二仲介部材を介して第二固定部材で第二
    スピンドルに着脱可能に固定されていることを特徴とす
    るクイックチェンジ機構。
  2. 【請求項2】 前記第一及び第二のカッタの中央孔に
    は、前記第一及び第二仲介部材のつば部を挿通し得る拡
    径凹部がそれぞれ形成されていることを特徴とする請求
    項1に記載のクイックチェンジ機構。
  3. 【請求項3】 前記第二仲介部材と第二スピンドルとの
    間には、第二仲介部材を第二スピンドルから離間する方
    向に付勢する付勢手段が設けられていることを特徴とす
    る請求項1又は2に記載のクイックチェンジ機構。
JP23449295A 1995-09-12 1995-09-12 フライスカッタのクイックチェンジ機構 Withdrawn JPH0976112A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US20100104382A1 (en) * 2007-03-20 2010-04-29 Markus Heinloth Tool
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