JPH0975977A - 活性汚泥への栄養剤補給方法および栄養剤組成物 - Google Patents

活性汚泥への栄養剤補給方法および栄養剤組成物

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JPH0975977A
JPH0975977A JP7259499A JP25949995A JPH0975977A JP H0975977 A JPH0975977 A JP H0975977A JP 7259499 A JP7259499 A JP 7259499A JP 25949995 A JP25949995 A JP 25949995A JP H0975977 A JPH0975977 A JP H0975977A
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activated sludge
water
soluble polymer
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JP7259499A
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Tadao Hasegawa
忠雄 長谷川
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ASUTORO KK
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ASUTORO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 活性汚泥への栄養剤の補給効果を著しく強
め、あるいは栄養剤の添加量を大きく削減することので
きる、改良された補給方法および組成物を提供するこ
と。 【解決手段】活性汚泥へ栄養剤を補給する際に、栄養剤
と同時にまたは前後3日以内に、特定の水溶性重合体を
添加することを特徴とする活性汚泥への栄養剤補給方
法、および、固体の活性汚泥用栄養剤、水および特定の
水溶性重合体を含有することを特徴とする栄養剤組成
物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、活性汚泥への栄養
剤補給方法および栄養剤組成物に関するものである。特
に、ある種の水溶性重合体を併用する、活性汚泥への栄
養剤補給方法および栄養剤組成物の改良に関するもので
ある。すなわち、該栄養剤の効果を著しく強め、あるい
は栄養剤の添加量を大きく削減することのできる、改良
された補給方法および組成物に関するものである。ま
た、腐敗し易い栄養剤を、長期保存可能なものとするこ
とのできる、改良された栄養剤組成物に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】活性汚泥処理法は、下水処理、工場排水
処理、し尿処理など、広範囲の排水処理に一般に利用さ
れている技術である。また、活性汚泥処理を円滑に行う
ために、また、活性汚泥の成長を促進するために、従
来、しばしば活性汚泥への栄養剤補給が行われている。
【0003】例えば、工場排水処理、し尿処理に際して
は、定期的な窒素源または燐源の補給が必要とされ、通
常、処理すべきBODの量に基づき、BOD:窒素:燐
の比が、100:10〜5:1の割合が適当とされてい
る。すなわち、1日当り10トンのBODを処理する標
準的な活性汚泥処理設備においては、窒素源として1ト
ン、尿素にして約2.5トン、また燐源として燐酸塩に
して約300kgもの栄養剤を使用しなければならず、
そのコストは極めて大きなものとなっている。さらに、
処理設備への添加に際して、粉状の栄養剤は飛散し易
く、取扱い者の目を保護する必要があり、こぼれたりす
ると床を滑り易くして危険なばかりか、清掃除去し難
く、また、ままこになって水に溶解し難く、取扱い上種
々の問題があった。
【0004】また、排水中の被処理物の種類や、処理条
件の変動など、種々の原因で、活性汚泥が処理不良の状
況に陥ることがあり、これを改善するために、一時的
に、窒素源、燐源または食べやすいBOD源である米ぬ
かなどを、栄養剤として補給することもある。しかし、
処理不良は、栄養剤の多用によってもなお改善されぬ場
合もあり、また改善効果の再現性が不十分な場合もあ
る。このような場合には、栄養剤の無駄な消費が行われ
る結果となる。さらに、食べやすいBOD源の米ぬかな
どは、通常、腐敗し易い有機物であり、保存に問題があ
り、突然に起こる処理不良に対処する、緊急の用には役
立たないことも多かった。また、これらは安価ではある
が、本来活性汚泥の負荷であり、急速な改善をはかるべ
く、大量に使用すると、改良効果が出るより先に過負荷
となる危険性がある。
【0005】一方、本発明に使用する水溶性重合体は、
凝集剤、活性汚泥の糸状菌によるバルキングの防止剤、
放線菌による発泡スカムなどの異常現象の防止剤として
は、有効であることが知られている。その際の使用量
は、曝気槽の容積1l当り50〜1,000mgという
多量である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な従来法の問題点を解決しようとするものであり、特
に、活性汚泥への栄養剤の補給効果を著しく強め、ある
いは栄養剤の添加量を大きく削減することのできる、改
良された補給方法および組成物を提供し、また、腐敗し
易い栄養剤を、長期保存可能なものとすることのでき
る、改良された栄養剤組成物を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、このような
課題を解決するために、鋭意検討した結果、特定の水溶
性重合体を併用することにより、有効な補給方法および
組成物を見いだした。
【0008】すなわち、本発明は、(1)活性汚泥へ栄
養剤を補給する際に、栄養剤と同時にまたは前後3日以
内に 1)(a)エピハロヒドリン、アルキレンジハライド、
ジエポキサイドおよびジハロゲノアルキルエーテルより
なる群から選ばれる少なくとも1つの化合物と、(b)
下記一般式 (R1 、R2 、R3 およびR4 は水素または炭素数1〜
3の直鎖もしくは分岐鎖のアルキル基、Aは炭素数1〜
6の直鎖または分岐鎖のアルキル基、nは0〜5の整
数)で示されるアミンの少なくとも1種との反応によっ
て得られる窒素含有水溶性重合体、 2)アルキレンイミン重合体、および 3)1)および2)の混合重合体 から選ばれる1種または2種以上の水溶性重合体を添加
することを特徴とする活性汚泥への栄養剤補給方法にあ
る。
【0009】また、本発明は、(2)固体の活性汚泥用
栄養剤、水および 1)(a)エピハロヒドリン、アルキレンジハライド、
ジエポキサイドおよびジハロゲノアルキルエーテルより
なる群から選ばれる少なくとも1つの化合物と、(b)
下記一般式 (R1 、R2 、R3 およびR4 は水素または炭素数1〜
3の直鎖もしくは分岐鎖のアルキル基、Aは炭素数1〜
6の直鎖または分岐鎖のアルキル基、nは0〜5の整
数)で示されるアミンの少なくとも1種との反応によっ
て得られる窒素含有水溶性重合体、 2)アルキレンイミン重合体、および 3)1)および2)の混合重合体 から選ばれる1種または2種以上の水溶性重合体を含有
することを特徴とする栄養剤組成物にある。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。本発明で使用する、特定の水溶性重合体
は、1)後記の窒素含有水溶性重合体、2)アルキレン
イミン重合体および3)1)および2)の混合重合体か
ら選ばれる。
【0011】しかして、本発明で使用する1)の窒素含
有水溶性重合体は、下記一般式(1)で示されるアミン
【化1】 (式中、R1 、R2 、R3 、およびR4 は水素または炭
素数1〜3の直鎖もしくは分岐鎖のアルキル基、Aは炭
素数1〜6の直鎖または分岐鎖のアルキレン基、nは0
〜5の整数)を原料の一として製造される。
【0012】かかるアミンを具体的に例示すれば、モノ
アミン(n=0)としては、アンモニア、メチルアミ
ン、ジメチルアミン、ジエチルアミン、ジプロピルアミ
ン、メチルエチルアミン、メチルプロピルアミン、メチ
ルプロピルアミン等があげられる。また、ジアミン(n
=1)としては、エチレンジアミン、N,N−ジメチル
エチレンジアミン、N,N’−ジメチルエチレンジアミ
ン、N,N−ジエチルエチレンジアミン、N,N’−ジ
エチルエチレンジアミン、プロピレンジアミン、N,N
−ジメチルプロピレンジアミン、N,N,N’,N’−
テトラメチルエチレンジアミン等があげられる。また、
ポリアミン(n=2〜5)としては、ジエチレントリア
ミン、トリエチレンテトラミン、テトラエチレンペンタ
ミン等があげられる。これらのモノアミン、ジアミンお
よびポリアミンは上記の群内および群間において併用す
ることができる。
【0013】また、これらのアミンと反応させる他の原
料は、エピハロヒドリン、アルキレンジハライド、ジエ
ポキサイドおよびジハロゲノアルキルエーテルよりなる
群から選ばれる少なくとも1つの化合物である。もちろ
ん、エピハロヒドリン、アルキレンジハライド、ジエポ
キサイドおよびジハロゲノアルキルエーテルは、各成分
毎に単独もしくは自由に混合して使用してもよい。
【0014】それらのうち、エピハロヒドリンとして
は、下記一般式(2)
【化2】 (式中、Xはハロゲン)で示されるものであり、具体的
にはハロゲンがフッ素、塩素、臭素または沃素であるも
のが一般に対象となるが、経済上の理由からエピクロル
ヒドリンが好ましい。
【0015】また、アルキレンジハライドとしては、下
記一般式(3) X−B−X’ (3) (式中、Bは炭素数1〜20の直鎖または分岐鎖のアル
キレン基、X、X’は同じまたは異なるハロゲン)で示
されるものがあげられ、具体的にはジクロロエタン、ジ
クロロプロパン、ジクロロブタン、ジクロロヘキサン、
ジブロモエタン、ブロモクロロプロパン、ジブロモプロ
パン、ジブロモヘキサン、ジクロロノナン等があげられ
る。特に、1,3−ジクロロプロパンがアミンとの反応
性および経済的理由から好ましい。
【0016】また、ジエポキサイドとしては、下記一般
式(4)
【化3】 {式中、Dは直接結合、炭素数1〜4の直鎖もしくは分
岐鎖のアルキレン基、または下記一般式(5) −(CH2 −O−CH2 m − (5) (式中、mは1〜4の整数)のエーテル化合物残基}で
示されるものがあげられ、具体的には1,3−ブタジエ
ンジエポキサイド、1,4−ペンタジエンジエポキサイ
ド、1,5−ヘキサジエンジエポキサイド、1,6−ヘ
プタジエンジエポキサイド、1,7−オクタジエンジエ
ポキサイド、エチレングリコールジグリシジルエーテ
ル、トリエチレンジグリシジルエーテル等があげられ
る。
【0017】また、ジハロゲノアルキルエーテルとして
は、下記一般式(6) X−(R5 −O)p −R6 −X’ (6) (式中、R5 、R6 は同じまたは異なる炭素数1〜4の
直鎖または分岐鎖のアルキレン基、X、X’は同じまた
は異なるハロゲン、pは1〜12の整数)で示されるも
のがあげられ、具体的にはp=1の場合、2,2’−ジ
クロロエチルエーテル、2,2’−ジブロモエチルエー
テル、3,3’−ジクロロプロピルエーテル、2,3−
ジクロロプロピルエーテル、4,4’−ジブロモブチル
エーテル等があげられ、またp=2以上の場合は、重合
度が10までのエチレンオキサイド重合体とハロゲン化
アルキルアルコールからの脱水反応等によって得ること
ができるジハロゲノエチルエーテル等があげられ、特に
2,2’−ジクロロエチルエーテル(以下、ジクロロエ
チルエーテルという)が少なくとも経済上の理由から好
ましい。
【0018】上記エピハロヒドリン、アルキレンジハラ
イド、ジエポキサイドおよびジハロゲノアルキルエーテ
ルよりなる群から選ばれる少なくとも1つの化合物と、
上記少なくとも1種のアミンとを反応させるには、通
常、上記エピハロヒドリン、アルキレンジハライド、ジ
エポキサイドおよびジハロゲノアルキルエーテルからな
る群から選ばれた化合物の総モル数と、上記アミンの総
モル数とをほぼ同モル数とし、撹拌機付きの密閉型反応
容器を用い、不活性ガスの雰囲気下で、反応容器内温を
30〜100℃の範囲として反応させるとよい。
【0019】より具体的には、上記アミン(単独または
混合物)またはその反応溶媒溶液を、撹拌機、還流冷却
機、温度計等を備えた密閉型反応容器内に仕込み、容器
内雰囲気を窒素ガスにて置換し、撹拌下、反応容器内温
度を所定温度に調節しながら、上記エピハロヒドリン、
アルキレンジハライド、ジエポキサイドおよびジハロゲ
ノアルキルエーテルよりなる群から選ばれる化合物(単
独または混合物)またはその反応溶媒溶液を、連続的ま
たは回分式に添加するとよい。反応溶媒は主として水が
使用されるが、原料及び反応生成物の溶解性を考慮し、
メチルアルコール、エチルアルコール、ジメチルホルム
アミド等を使用してもよい。
【0020】反応生成物である、窒素含有水溶性重合体
は、必要に応じ、更に処理して、対イオンのハロゲン
(エピハロヒドリン、アルキレンジハライドまたはジハ
ロゲノアルキルエーテル由来のもの)を他の陰イオンに
変えてもよいし、また対イオンを除去して、この重合体
を水酸化物としてもよい。
【0021】また、アルキレンイミン重合体は、通常
は、下記一般式(7) −(R7 −NH−)n − (7) (式中、R7 はアルキレン基、好ましくは炭素数1〜8
の直鎖または分岐鎖のアルキレン基。複数個のR7 は同
一でも異なっていてもよい。nは、このアルキレンイミ
ン重合体の重合度を示す)で示されるものである。
【0022】これらのアルキレンイミン重合体は、場合
によっては、上記の一般式で示されるような完全に線状
の構造でなくて、分岐していてもさしつかえない。ま
た、アルキレンイミン重合体に塩酸等を加えたアルキレ
ンイミン重合体の4級塩でもさしつかえない。このよう
なアルキレンイミン重合体としては、エチレンイミン重
合体、プロピレンイミン重合体、トリメチレンイミン重
合体、テトラメチレンイミン重合体、ヘキサメチレンイ
ミン重合体およびそれらの共重合体、並びにそれらの少
なくとも2種の混合物等である。これらの中で、特にエ
チレンイミン重合体が経済的上の理由から好ましい。こ
のものは、一般的にはエチレンイミンのカチオン触媒に
よる開環重合によって得られるが、その他、エチレンジ
ハライドとアンモニアとの反応、エタノールアミンの縮
合反応によっても得ることができる。
【0023】本発明で使用する水溶性重合体は、上記の
1)窒素含有水溶性重合体または2)アルキレンイミン
重合体の各重合体のみでなく、3)混合重合体として使
用することも可能である。すなわち、エピハロヒドリ
ン、アルキレンジハライド、ジエポキサイド、ジハロゲ
ノアルキルエーテルの群から選ばれる少なくとも一つの
化合物と前記一般式で示されるアミンとの反応によって
得られる共重合体、アルキレンイミン重合体、また前記
重合体または前記共重合体と前記アルキレンイミン重合
体との混合重合体でもよい。さらに、前記重合体、前記
共重合体、および前記アルキレンイミン重合体とを混合
して使用する場合、その使用割合には特に制限がない。
【0024】本発明で使用する水溶性重合体は、2モル
/リットルのKBr水溶液に溶解して25℃で測定し、
算出される極限粘度〔η〕によりその分子量の大小を判
断することができる。しかして、活性汚泥に対する効果
は、本発明で使用する重合体としては、分子量が比較的
低い範囲でより強くなるので、極限粘度〔η〕は0.5
dl/g以下のものが望ましいが、特にその範囲に限定
されるものではない。
【0025】水溶性重合体を、本発明に従い、栄養剤補
給方法にまたは栄養剤組成物の調製に使用するには、通
常、水溶液として製造されたものをそのまま、あるいは
使用目的に応じて、希釈して使用する。しかし、後記す
るように、メチルアルコール、エチルアルコールなど
は、活性汚泥にとって食べやすいBOD源として栄養剤
の一でもあるので、製造時に反応溶媒として用いたもの
をそのまま、または水溶液として製造されたものを、水
溶性重合体を濃縮もしくは固体として分離した後、上記
アルコールなどで希釈して使用することもできる。
【0026】本発明で使用する栄養剤としては、活性汚
泥の窒素源、燐源または食べやすいBOD源となるもの
があげられる。具体的には、窒素源としては、尿素、液
体アンモニア、硫酸アンモニウム、塩化アンモニウム、
硝酸アンモニウム、アンモニア水、アミノ酸などがあ
る。燐源としては、燐酸アンモニウム、正燐酸、重過燐
酸石灰、燐酸尿素、鶏糞、骨粉などがある。食べやすい
BOD源としては、米ぬか、菜種や大豆などの植物性油
の搾り粕、ビールの搾り粕、甜菜粕、コンポスト、糖
蜜、メチルアルコール、酢酸、酢酸ソーダなどがある。
【0027】これら栄養剤と上記の水溶性重合体の、活
性汚泥への添加は、通常、活性汚泥処理設備を構成する
曝気槽において、または沈降槽で余剰汚泥を分離した返
送汚泥において行われる。添加順序は、通常同時に行わ
れるが、別々に添加する場合は、どちらが先でも差し支
えないが、一方を添加してから3日以内に行われれば所
期の効果が得られる。
【0028】添加量は、栄養剤については、活性汚泥処
理について慣用の基準に従って選定される。例えば、工
場排水処理などの際の定期的な栄養補給にあっては、処
理BOD量を基準とし、BOD:窒素:燐の比が、10
0:10〜5:1の割合で、栄養剤が添加される。しか
して、水溶性重合体は、栄養剤に対して50%以下、好
ましくは20%以下2%以上の範囲内の量が添加され
る。多すぎると経済的に問題があり、少なすぎると所期
の効果が達成されない。
【0029】また、栄養剤が腐敗しやすい有機物の場
合、例えば米ぬか、菜種や大豆などの植物性油の搾り
粕、ビールの搾り粕、甜菜粕、コンポスト、鶏糞など
は、活性汚泥に添加する前に、水溶性重合体および適量
の水と混合して、または水溶性重合体の水溶液と混合し
て、取扱いやすい形態の組成物とすることが好ましく、
この場合も、水溶性重合体は、栄養剤に対して50%以
下、好ましくは20%以下2%以上の範囲内の量が添加
される。単に腐敗を防止する目的であれば、2%以下で
も有効であるが、活性汚泥処理の効果は不十分である。
【0030】以下、本発明を実施例によって説明する。
また、実施例で使用する水溶性重合体試料A〜Fは、次
の調製方法に従って準備した。水溶性重合体の極限粘度
[η]は、濃度2mol/lのKBr水溶液で測定し
た。
【0031】[試料A、BおよびG]ジメチルアミンと
エピクロルヒドリンのモル比が1:1の割合になるま
で、50%ジメチルアミン水溶液中にエピクロルヒドリ
ンを、反応温度を85℃に保持しながら、添加、攪拌混
合した。得られた[η]0.11dl/gの水溶性重合
体を水で希釈し、濃度70重量%の試料A、濃度50重
量%の試料Bおよび濃度5重量%の試料Gを調製した。
【0032】[試料C]予めモル比を1:0.1の割合
に調整した、ジメチルアミンとアンモニアの混合物の4
0%水溶液中に、予めモル比を1:0.5の割合に調整
した、エピクロルヒドリンとプロピレンジクロライドと
の混合物を、両混合物のモル比がほぼ1:1の割合にな
るまで、反応温度90℃に保持しながら、添加、攪拌混
合した。得られた[η]0.16dl/gの水溶性重合
体を水で希釈し、濃度50重量%の試料Cを調製した。
【0033】[試料D]予めモル比を1:0.3の割合
に調整した、ジメチルアミンとN,N,N’,N’−テ
トラメチルエチレンジアミンの混合物の50%水溶液中
に、予めモル比を0.5:1の割合に調整したエチレン
グリコールグリシジルエーテルとジクロロエチルエーテ
ルの混合物を、両混合物のモル比がほぼ1:1になるま
で、反応温度70℃に保持しながら、添加、攪拌混合し
た。得られた[η]0.33dl/gの水溶性重合体を
水で希釈し、濃度50重量%の試料Dを調製した。
【0034】[試料E]予めモル比を1:0.3の割合
に調整した、ジメチルアミンとN,N,N’,N’−テ
トラメチルエチレンジアミンの混合物の50%水溶液中
に、予めモル比を1:1の割合に調整したエピクロルヒ
ドリンとプロピレンジクロライドの混合物を、両混合物
のモル比がほぼ1:1になるまで、反応温度80℃に保
持しながら、添加、攪拌混合した。得られた[η]0.
23dl/gの水溶性重合体を水で希釈し、濃度50重
量%の試料Eを調製した。
【0035】[試料F]下記一般式(8)で示される、
第1、第2および第3級アミノ態窒素を含み、枝分かれ
を有する、[η]0.09dl/gの市販のポリエチレ
ンイミンを水で希釈し、濃度50重量%の試料Fを調製
した。
【0036】
【0037】
【実施例】
実施例1 容積3lの曝気槽および容積1lの沈降槽からなる試験
装置を用いて、曝気槽温度20℃前後、散気量は溶存酸
素濃度(DO値)が3〜4mg/lとなるように調整し
ながら、ポンプで空気を送った。曝気槽中の活性汚泥濃
度(MLSS)は、約3,000mg/lであった。こ
の試験装置の曝気槽に、下記の原水を供給して活性汚泥
処理を行った。 原水水質 合成原水 BOD値 1,000mg/l COD値 1,500mg/l SS分 なし 全窒素分 なし 燐分 なし 処理に際し、栄養剤としての尿素および水溶性重合体
を、所定の割合で添加し、1週間後および3週間後の処
理水のCOD値および汚泥の沈降性指標(SVI)を測
定し、添加前のそれらと比較した。その結果を表1に示
す。
【0038】
【表1】
【0039】表1から、処理後の流出水のCOD値およ
び汚泥のSVI値の確かな向上を実現するためには、尿
素だけでは、原水のBOD100部に対し11部を必要
とするが、水溶性重合体を併用するときは、尿素の使用
量を半減できるだけでなく、さらに優れた処理成果が得
られることがわかる。また、水溶性重合体だけの添加で
は、効果がないこともわかる。
【0040】実施例2容積500m3 の曝気槽および容
積100m3 の沈降槽からなる食品工場の処理設備を用
いて、曝気槽温度20℃前後、散気量は溶存酸素濃度
(DO値)が3mg/lとなるように調整しながら、ポ
ンプで空気を送った。曝気槽中の活性汚泥濃度(MLS
S)は、約8,000mg/lであった。この処理設備
では、工場からの排水を貯蔵したものを、加圧浮上分離
槽で浮上フロスを分離した、下記の原水を曝気槽に供給
して活性汚泥処理を行った。原水の負荷量は、BOD/
SS負荷で、約0.3kg/kg汚泥/日とした。 原水水質 麺類主体 BOD値 7,000mg/l COD値 5,000mg/l SS分 600mg/l 全窒素分 80mg/l 燐分 5mg/l 処理に際し、栄養剤としての硫酸アンモニウムおよび水
溶性重合体を、所定の割合で添加し、1週間後および2
週間後の処理水のCOD値および汚泥のSVI値を測定
し、添加開始時のそれらと比較した。その結果を表2に
示す。
【0041】
【表2】
【0042】表2から、原水のBOD100部に対し硫
酸アンモニウム10部(窒素分として約4部)だけの添
加では、汚泥のSVI値には僅かな向上が期待できて
も、処理後の流出水のCOD値はむしろ悪化傾向にある
が、水溶性重合体を併用するときは、両値の確かな向上
を実現することができることがわかる。
【0043】実施例3 容積5,000m3 の曝気槽および容積1,500m3
の沈降槽からなる化学工場の処理設備を用いて、曝気槽
温度25℃前後、散気量は溶存酸素濃度(DO値)が約
2mg/lとなるように調整しながら、ポンプで空気を
送った。曝気槽中の活性汚泥濃度(MLSS)は、約
6,000mg/lであった。この処理設備では、工場
からの排水をpH調整した、下記の原水を曝気槽に供給
して活性汚泥処理を行った。原水の負荷量は、BOD/
SS負荷で、約0.2kg/kg汚泥/日とした。 原水水質 酢酸主体 BOD値 5,000mg/l COD値 2,000mg/l SS分 400mg/l 全窒素分 40mg/l 燐分 検出せず 処理に際し、栄養剤としての液体アンモニアおよび水溶
性重合体を、所定の割合で添加し、1週間後および2週
間後の処理水のCOD値および汚泥のSVI値を測定
し、添加開始時のそれらと比較した。その結果を表3に
示す。
【0044】
【表3】
【0045】表3から、原水のBOD100部に対し液
体アンモニア5部だけの添加では、処理後の流出水のC
OD値も、むしろ悪化傾向にあるが、水溶性重合体を併
用するときは、アンモニアの添加量を半減し、かつ両値
の確かな向上を実現することができることがわかる。
【0046】実施例4 実施例3において、液体アンモニアに代えて燐酸アンモ
ニウムを使用した他は、実施例4と全く同様に処理し
て、1ヶ月後および2ヶ月後の処理水のCOD値を測定
し、添加開始時のそれと比較した。その結果を表4に示
す。
【0047】
【表4】
【0048】表4から、従来の燐酸アンモニウム(原水
のBOD100部に対し、燐分として1.0部)だけの
添加に比較し、水溶性重合体を併用するときは、燐酸ア
ンモニウムの添加量を半減しても、処理後の流出水のC
OD値の向上を実現できることがわかる。
【0049】実施例5 粉状の鶏糞乾燥物に、試料A〜Fを所定の割合で添加混
合し、得られた組成物の形状を観察し、また2ヶ月後の
状況を観察した。その結果を表5に示す。
【0050】
【表5】
【0051】また、水溶性重合体を添加しない粉状品
は、そのままでは水に分散しにくいが、水溶性重合体を
添加した上記泥状、柔らかい塊状、柔らかい顆粒状の組
成物は、いずれも容易に分散するので、使用しやすいこ
とが判った。
【0052】実施例6 実施例2において、硫酸アンモニウムに代えて、粉状の
鶏糞乾燥物を使用した他は、実施例2と全く同様に処理
して、1ヶ月後および2ヶ月後の処理水のCOD値を測
定し、添加開始時のそれと比較した。その結果を表6に
示す。
【0053】
【表6】
【0054】表6から、従来の鶏糞(原水のBOD10
0部に対し、燐分として1.0部)だけの添加に比較
し、水溶性重合体を併用するときは、鶏糞の添加量を半
減しても、処理後の流出水のCOD値の向上を実現でき
ることがわかる。
【0055】実施例7 粉状の米糠に、試料A〜Gを所定の割合で添加混合し、
得られた組成物の形状を観察し、また2ヶ月後の状況を
観察した。その結果を表7に示す。
【0056】
【表7】
【0057】また、水溶性重合体を添加しない粉状品
は、そのままでは水に分散しにくいが、水溶性重合体を
添加した上記泥状、柔らかい塊状、柔らかい顆粒状の組
成物は、いずれも容易に分散するので、使用しやすいこ
とが判った。
【0058】実施例8 実施例1において、尿素および水溶性重合体に代えて、
実施例7の組成物を使用した他は、実施例1と全く同様
に処理して、3日後および7日後の汚泥の呼吸速度(汚
泥1mgが1時間で消費する酸素のmg数)、処理水の
COD値および汚泥のSVI値を測定し、添加前のそれ
らと比較した。その結果を表8に示す。
【0059】
【表8】
【0060】表8から、水溶性重合体を併用するとき
は、米糠の添加量を半減しても、処理後の流出水のCO
D値および汚泥のSVI値の向上を実現でき、しかも呼
吸速度も回復してよくなったことがわかる。
【0061】実施例9 粉状のビール搾り粕に、試料A〜Fを所定の割合で添加
混合し、得られた組成物の形状を観察し、また2ヶ月後
の状況を観察した。その結果を表9に示す。
【0062】
【表9】
【0063】実施例10 実施例1において、尿素および水溶性重合体に代えて、
実施例9の組成物を使用した他は、実施例1と全く同様
に処理して、3日後および7日後の汚泥の呼吸速度、処
理水のCOD値および汚泥のSVI値を測定し、添加前
のそれらと比較した。その結果を表10に示す。
【0064】
【表10】
【0065】表10から、水溶性重合体を併用するとき
は、ビール搾り粕の添加量を半減しても、処理後の流出
水のCOD値および汚泥のSVI値の向上を実現でき、
しかも呼吸速度も回復してよくなったことがわかる。
【0066】
【発明の効果】本発明によれば、少量の水溶性重合体を
併用するだけで、栄養剤補給による活性汚泥の処理効果
を著しく促進し、または栄養剤の添加量を半減すること
ができるので、活性汚泥処理にかかるランニングコスト
を半減させることができる。また、活性汚泥の状態がよ
り良くなるので、排水処理操作が安定化し、実用上その
意義は大きい。さらに、本発明によれば、上記の固有の
効果に加えて、次のような効果も得られる。 (1)水溶性重合体を、米ぬか、ビールの搾り粕、鶏糞
など、腐敗しやすい栄養剤に添加混合すれば、栄養剤の
腐敗が阻止されるので、長期保存が可能になり、商品の
安定供給が確保できる。 (2)水溶性重合体は、通常水溶液または粘稠な液状で
あるので、これを添加した栄養剤は、柔らかな顆粒状な
いし柔らかな塊状となり、これを添加しない粉状のもの
に比して、活性汚泥設備に使用する場合、こぼれた時で
も清掃が容易で、床が滑り易くなることもなく、飛散し
て目に入る危険性がなく、水に容易に溶解ないし分散す
るので、効果の発現が早い。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】活性汚泥へ栄養剤を補給する際に、栄養剤
    と同時にまたは前後3日以内に 1)(a)エピハロヒドリン、アルキレンジハライド、
    ジエポキサイドおよびジハロゲノアルキルエーテルより
    なる群から選ばれる少なくとも1つの化合物と、 (b)下記一般式 (R1 、R2 、R3 およびR4 は水素または炭素数1〜
    3の直鎖もしくは分岐鎖のアルキル基、Aは炭素数1〜
    6の直鎖または分岐鎖のアルキル基、nは0〜5の整
    数)で示されるアミンの少なくとも1種との反応によっ
    て得られる窒素含有水溶性重合体、 2)アルキレンイミン重合体、および 3)1)および2)の混合重合体 から選ばれる1種または2種以上の水溶性重合体を添加
    することを特徴とする活性汚泥への栄養剤補給方法。
  2. 【請求項2】上記水溶性重合体の添加量が、活性汚泥用
    栄養剤の重量に対して、50重量%以下であることを特
    徴とする請求項1記載の栄養剤補給方法。
  3. 【請求項3】前記栄養剤が、窒素源、燐源または活性汚
    泥が食べやすいBOD源であることを特徴とする請求項
    1または2記載の栄養剤補給方法。
  4. 【請求項4】前記BOD源が、米ぬか、植物性油の搾り
    粕、ビールの搾り粕、メチルアルコールまたは糖蜜であ
    ることを特徴とする請求項3記載の栄養剤補給方法。
  5. 【請求項5】固体の活性汚泥用栄養剤、水および 1)(a)エピハロヒドリン、アルキレンジハライド、
    ジエポキサイドおよびジハロゲノアルキルエーテルより
    なる群から選ばれる少なくとも1つの化合物と、 (b)下記一般式 (R1 、R2 、R3 およびR4 は水素または炭素数1〜
    3の直鎖もしくは分岐鎖のアルキル基、Aは炭素数1〜
    6の直鎖または分岐鎖のアルキル基、nは0〜5の整
    数)で示されるアミンの少なくとも1種との反応によっ
    て得られる窒素含有水溶性重合体、 2)アルキレンイミン重合体、および 3)1)および2)の混合重合体 から選ばれる1種または2種以上の水溶性重合体を含有
    することを特徴とする栄養剤組成物。
  6. 【請求項6】上記活性汚泥用栄養剤が、腐敗しやすい有
    機物であることを特徴とする請求項5記載の栄養剤組成
    物。
  7. 【請求項7】上記有機物が、米ぬか、植物性油の搾り
    粕、ビールの搾り粕、甜菜粕、鶏糞またはコンポストで
    あることを特徴とする請求項6記載の栄養剤組成物。
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