JPH0975452A - 医療装置緊急離脱装置 - Google Patents

医療装置緊急離脱装置

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JPH0975452A
JPH0975452A JP7273333A JP27333395A JPH0975452A JP H0975452 A JPH0975452 A JP H0975452A JP 7273333 A JP7273333 A JP 7273333A JP 27333395 A JP27333395 A JP 27333395A JP H0975452 A JPH0975452 A JP H0975452A
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JP
Japan
Prior art keywords
clamp
tube
emergency
sandwiching
separation device
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Pending
Application number
JP7273333A
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English (en)
Inventor
Kunihiko Mitsuda
邦彦 満田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 医療の現場に於いて、点滴や人工透析装置や
生命維持装置等の様々な医療装置とチューブ等で結ばれ
ている患者を地震、火事等の災害時に、いち早くこれら
装置から離脱させるため。 【構成】 血液や薬液等を送るためのチューブを挟み込
むことで、血液や薬液等の流れを止める第一のクランプ
(A)と; 第一のクランプ(A)に対向して前記チュ
ーブのもう一方を挟み込む第二のクランプ(B)と;
クランプ(A)とクランプ(B)を未使用時は保持する
保持機構(C)と; また、使用時にはクランプ(A)
とクランプ(B)が前記チューブを挟み込み、且つクラ
ンプ(A)とクランプ(B)との間のチューブを切断装
置(E); により切断し、且つ未使用時に保持機構
(C)により保持されていたクランプ(A)とクランプ
(B)を自動的に分離させる機構をもった、挟み込み分
離装置(D); とを備えた医療装置緊急分離装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、医療の現場に於いて、
地震、火災等の緊急災害時に、人工透析装置や生命維持
装置や点滴装置等の医療装置から薬液や血液等を患者に
送るシリコンやプラスチック等のチューブ等をすばやく
切り放し、患者を離脱させるための、医療装置緊急離脱
装置である。
【0002】
【従来の技術】従来の医療装置緊急離脱装置は、第1図
に示すようなものであった。すなわち大型クランプ
(1)と小型クランプ(2)とが互いに連結しており、
且つ大型クランプ(1)と小型クランプ(2)の中央
に、薬液等のチューブを通す穴(3)が空いている。ま
た、大型クランプ(1)を絞めることで小型クランプ
(2)も同時に絞めることができ、中央にあるカッター
(4)によりチューブを切断する方式であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この方式で
は、緊急の場合の離脱を想定して、あらかじめ全てのチ
ューブにこの装置を装着していなくてはならない煩わし
さがあった。これでは、点滴を患者に受けさせたり、医
療装置を患者に接続する度に、医師もしくは看護婦等が
離脱装置の装着にわざわざ時間を割かねばならず、とく
に近年看護婦の人手不足と超過勤務が社会問題になって
いる現在では、問題のある装置であった。
【0004】また、第一図に示すように、大型クランプ
(1)は医療装置側、小型クランプ(2)は患者側とい
うふうに取り付けねばならず、これを逆に取り付けた場
合大型クランプ(1)が、患者側に残ってしまい、脱出
の際の邪魔になり実用面では問題があった。
【0005】そのため、前記離脱装置が既に市販されて
いるにもかかわらず、実際の医療の現場では不評で使用
されておらず、緊急の際の離脱にはわざわざ鉗子もしく
はクリップで前記チューブの両端を挟み込み、薬液や血
液等の流れを止めた状態で、ハサミもしくはカッターで
鉗子やクリップの間のチューブを切断することがおこな
われ、離脱にかなりの時間を有するのが現状の問題とな
っている。
【0006】また、この場合、鉗子やクリップが不足し
ていると、チューブを切断しっぱなしの離脱となり、ま
た、体内に挿入されている針を抜いての離脱は、その後
の感染の心配の問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、本発明における医療装置緊急離脱装置は、第二図に
示すように、あらかじめ薬液等のチューブに本装置を取
り付けておく必要が無いようにした。
【0008】また、本発明の医療装置緊急離脱装置の上
下どちらでチューブを挟み込んでも患者側に残るクラン
プは、どちらも同じ大きさの小型のクランプとし、実用
面でも問題のない様にした。
【0009】通常時は、患者や医療装置の近くに置いて
おき、緊急時には挟み込み分離装置(D)の保持機構
(C)に保持されている、クランプ(A)とクランプ
(B)のチューブ挟み込み口に、薬液等のチューブをあ
てがい、挟み込み分離装置(D)で挟み込むことで、保
持機構(C)からクランプ(A)とクランプ(B)が分
離され、挟み込み分離装置(D)に付帯している切断装
置(E)がチューブを切断すると同時にクランプ(A)
とクランプ(B)を分離できるようにした。
【作用】
【0010】上記のように構成された本発明の医療装置
緊急離脱装置を用いると、点滴やその他の医療装置等と
患者をチューブで繋げる度に、装備せざるを得ない手間
が省け、必要な数量だけ患者や前記医療装置の近くに常
備するだけで済む。
【0011】また、緊急時は誰でもあわてる場合がおお
く、本発明の医療装置緊急離脱装置は、前記チューブを
挟み込む際、上下逆にして挟み込んでも、支障の無いよ
うなにした。
【0012】
【実施例】実施例については、図面を参照して説明す
る。図2は、請求項1の実施例である。図2において、
血液や薬液等の流れを止める第一のクランプ(A)と、
これに対向して第二のクランプ(B)を、挟み込み分離
装置(D)の保持機構(C)の溝に合わせてスライドさ
せて取り付ける。挟み込み分離装置(D)には、切断装
置(E)のカッターが備えられていて、カッターの溝に
合わせてスライドさせて取り付ける。
【0013】また、図3は請求項2の実施例である。図
3において、第一のクランプ(A)と、第二のクランプ
(B)は連結部(G)により連結している。これによ
り、挟み込み分離装置への取り付け、第一のクランプ
(A)、続いて第二のクランプ(B)と、2度おこなわ
ずに、一回で済ますことができる。また、挟み込み分離
装置への保持をより確実なものとすることができる。
【0014】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0015】患者が点滴装置や透析装置や生命維持装置
等を使用する度に、医師や看護婦が離脱装置を取り付け
る手間が省ける。
【0016】一度の作業でチューブの挟み込み、切断を
するので時間が短時間で離脱が可能で、且つ感染の心配
もない。
【0017】医療装置緊急離脱装置の上下逆に、挟み込
んでも結果は全く同じとなり、実用面で全く問題が無
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の医療装置緊急離脱装置を図面化したもの
である。
【図2】請求項1を図面化したものである。
【図3】請求項2を図面化したものである。
【符号の説明】
A:第一のクランプ装置 B:第二のクランプ装置 C:保持機構 D:挟み込み分離装置 E:切断装置 F:チューブ G:連結部 1:大型クランプ 2:小型クランプ 3:チューブ(F)を通す穴 4:カッター

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 血液や薬液等を送るためのチューブを挟
    み込むことで、血液や薬液等の流れを止める第一のクラ
    ンプ(A)と; 第一のクランプ(A)に対向して前記
    チューブのもう一方を挟み込む第二のクランプ(B)
    と; クランプ(A)とクランプ(B)を未使用時は保
    持する保持機構(C)と; また、使用時には、クラン
    プ(A)とクランプ(B)がチューブを挟み込み、且つ
    クランプ(A)とクランプ(B)との間のチューブを切
    断装置(E); により切断し且つ未使用時に、保持機
    構(C)により保持されていたクランプ(A)とクラン
    プ(B)を自動的に分離させる機構を持った、挟み込み
    分離装置(D); とを備えた医療装置緊急離脱装置。
  2. 【請求項2】 血液や薬液等を送るためのチューブを挟
    み込むことで、血液や薬液等の流れを止める第一のクラ
    ンプ(A)と; 第一のクランプ(A)に対向して連結
    され、且つ前記チューブのもう一方を挟み込む第二のク
    ランプ(B)と; お互いが連結されているクランプ
    (A)とクランプ(B)を、未使用時は保持する保持機
    構(C)と; 使用時にはクランプ(A)とクランプ
    (B)がチュ一ブを挟み込み、且つクランプ(A)とク
    ランプ(B)との間のチューブを切断装置(E); に
    より切断し、さらにクランプ(A)とクランプ(B)と
    の連結部を切断し、且つ未使用時に、保持機構(C)に
    より保持されていたクランプ(A)とクランプ(B)を
    自動的に分離させる機構を持った、挟み込み分離装置
    (D); とを備えた医療装置緊急離脱装置。
JP7273333A 1995-09-18 1995-09-18 医療装置緊急離脱装置 Pending JPH0975452A (ja)

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JP7273333A JPH0975452A (ja) 1995-09-18 1995-09-18 医療装置緊急離脱装置

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JPH0975452A true JPH0975452A (ja) 1997-03-25

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