JPH0975448A - 屈曲ツールを付属させた吸引/凝固器具 - Google Patents
屈曲ツールを付属させた吸引/凝固器具Info
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- JPH0975448A JPH0975448A JP8189449A JP18944996A JPH0975448A JP H0975448 A JPH0975448 A JP H0975448A JP 8189449 A JP8189449 A JP 8189449A JP 18944996 A JP18944996 A JP 18944996A JP H0975448 A JPH0975448 A JP H0975448A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 医療用の吸引/凝固器具の管状延出部材を使
用状況に適合するように屈曲させる際の屈曲作業を容易
にする。 【解決手段】 吸引/凝固用の中空の管状延出部材18
を備えた吸引/凝固器具10に、その管状延出部材18
を使用状況に適合するように屈曲させるための専用の屈
曲ツール11を付属させた。屈曲ツールはその一端に凹
部24を備えている。管状延出部材の中空の内部に嵌合
する芯金25がこの凹部の中心に配設されている。ま
た、凹部及び芯金と協働するように構成した屈曲した形
状の溝部26を備えており、この溝部によって、ユーザ
が管状延出部材を屈曲させる際の屈曲部の半径が規制さ
れるようにした。以上の構造と、芯金の寸法形状を管状
延出部材の断面形状に適合させてあることとによって、
管状延出部材の断面形状を損なうことなく管状延出部材
の先端部を容易に屈曲させることができる。屈曲ツール
は更に棒体29を備えており、この棒体を使用して、管
状延出部材の内側に付着堆積した堆積物を除去すること
ができる。
用状況に適合するように屈曲させる際の屈曲作業を容易
にする。 【解決手段】 吸引/凝固用の中空の管状延出部材18
を備えた吸引/凝固器具10に、その管状延出部材18
を使用状況に適合するように屈曲させるための専用の屈
曲ツール11を付属させた。屈曲ツールはその一端に凹
部24を備えている。管状延出部材の中空の内部に嵌合
する芯金25がこの凹部の中心に配設されている。ま
た、凹部及び芯金と協働するように構成した屈曲した形
状の溝部26を備えており、この溝部によって、ユーザ
が管状延出部材を屈曲させる際の屈曲部の半径が規制さ
れるようにした。以上の構造と、芯金の寸法形状を管状
延出部材の断面形状に適合させてあることとによって、
管状延出部材の断面形状を損なうことなく管状延出部材
の先端部を容易に屈曲させることができる。屈曲ツール
は更に棒体29を備えており、この棒体を使用して、管
状延出部材の内側に付着堆積した堆積物を除去すること
ができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吸引/凝固器具の
管状延出部材を適宜屈曲させるための屈曲ツールを付属
させた吸引/凝固器具に関するものであり、より詳しく
は、吸引/凝固器具の管状延出部材の先端部にPTFE
(ポリテトラフルオロエチレン)の絶縁被覆を施し、そ
の先端部を専用の屈曲ツールを用いて適宜屈曲させるこ
とができるようにし、器具の使用後にはその吸引/凝固
器具と屈曲ツールとの両方を廃棄するようにした吸引/
凝固器具に関するものである。
管状延出部材を適宜屈曲させるための屈曲ツールを付属
させた吸引/凝固器具に関するものであり、より詳しく
は、吸引/凝固器具の管状延出部材の先端部にPTFE
(ポリテトラフルオロエチレン)の絶縁被覆を施し、そ
の先端部を専用の屈曲ツールを用いて適宜屈曲させるこ
とができるようにし、器具の使用後にはその吸引/凝固
器具と屈曲ツールとの両方を廃棄するようにした吸引/
凝固器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】当業者には周知の如く、医療の分野にお
いては、高度の清浄性及び滅菌状態を達成することに対
して強い関心がもたれている。そして、コスト及び取扱
性の観点から、手術器具をディスポーザブル・タイプの
ものにするということが一般的な趨勢となっている。
いては、高度の清浄性及び滅菌状態を達成することに対
して強い関心がもたれている。そして、コスト及び取扱
性の観点から、手術器具をディスポーザブル・タイプの
ものにするということが一般的な趨勢となっている。
【0003】鼻洞に対する処置ないしはその他の鼻部に
関する処置に使用する吸引/凝固器具を提供することを
目的とした様々な提案がこれまでになされている。典型
的なその種の器具は、医師がその器具を操作するための
把持部即ちハンドルを備えている。その把持部から前方
へ中空の管状部材が延出しており、この管状部材の先端
を患者の体組織に接触させて使用する。管状部材の基端
部は、吸引した液体を貯留するための貯留容器を接続で
きるようにしてあり、その貯留容器は、吸引/凝固器具
と真空ポンプ等の吸引源との間に装備される。更に、管
状部材の先端に電流を制御しつつ供給できるようにして
ある。これらによって、血液等の不要体液を除去するこ
とと、露出している体組織表面ないし体液を凝固させて
出血量を抑制することとを、医師が任意に行えるように
してある。
関する処置に使用する吸引/凝固器具を提供することを
目的とした様々な提案がこれまでになされている。典型
的なその種の器具は、医師がその器具を操作するための
把持部即ちハンドルを備えている。その把持部から前方
へ中空の管状部材が延出しており、この管状部材の先端
を患者の体組織に接触させて使用する。管状部材の基端
部は、吸引した液体を貯留するための貯留容器を接続で
きるようにしてあり、その貯留容器は、吸引/凝固器具
と真空ポンプ等の吸引源との間に装備される。更に、管
状部材の先端に電流を制御しつつ供給できるようにして
ある。これらによって、血液等の不要体液を除去するこ
とと、露出している体組織表面ないし体液を凝固させて
出血量を抑制することとを、医師が任意に行えるように
してある。
【0004】当業者には周知のように、吸引/凝固器具
は、その先端を、患者の処置対象表面に対して略々垂直
にあてるようにすることによって、より効果的に使用す
ることができる。そのため、延出している管状部材の先
端部分を容易に屈曲させることができるようにし、それ
によって患者の身体条件の個人差に対処できるようする
ことが求められている。
は、その先端を、患者の処置対象表面に対して略々垂直
にあてるようにすることによって、より効果的に使用す
ることができる。そのため、延出している管状部材の先
端部分を容易に屈曲させることができるようにし、それ
によって患者の身体条件の個人差に対処できるようする
ことが求められている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の包括的な目的
のうちの1つは、医療用の吸引/凝固器具に改良を施す
ことにある。本発明の更なる目的は、個々の患者の身体
条件に適合するように吸引/凝固器具に適宜変形を施す
ということを、容易に行えるようにすることにある。本
発明の更なる目的は、吸引/凝固器具及びそれに付属す
るツールをディスポーザブルにして感染の危険性を低下
させることにある。
のうちの1つは、医療用の吸引/凝固器具に改良を施す
ことにある。本発明の更なる目的は、個々の患者の身体
条件に適合するように吸引/凝固器具に適宜変形を施す
ということを、容易に行えるようにすることにある。本
発明の更なる目的は、吸引/凝固器具及びそれに付属す
るツールをディスポーザブルにして感染の危険性を低下
させることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる改良を施
した吸引/凝固器具は、把持して操作するための把持部
と、基端部がこの把持部の内部に取付けられ先端部がこ
の把持部から延出している中空の管状延出部材とを備え
ている。更に、把持部には、管状延出部材の内部と連通
した開口が設けられている。この開口は、一般的な真空
ポンプ等の別設の真空源によって管状延出部材に付与さ
れる吸引力を制御するためのものである。
した吸引/凝固器具は、把持して操作するための把持部
と、基端部がこの把持部の内部に取付けられ先端部がこ
の把持部から延出している中空の管状延出部材とを備え
ている。更に、把持部には、管状延出部材の内部と連通
した開口が設けられている。この開口は、一般的な真空
ポンプ等の別設の真空源によって管状延出部材に付与さ
れる吸引力を制御するためのものである。
【0007】また、専用の屈曲ツールを備えており、こ
の屈曲ツールは管状延出部材の先端部と協働させるよう
にして操作するものであり、処置を施そうとしている患
者の個人的な身体条件に適合するようにその先端部を屈
曲させるための、使用容易な手段を提供するものであ
る。この屈曲ツールは全体形状が細長く、その一端に凹
部を備えている。この凹部は管状延出部材の先端部の外
径よりも僅かに大きな直径を有する。この凹部の中央に
芯金が配設されている。この芯金の寸法形状は、管状延
出部材の内部断面の寸法形状に適合しているが、ただし
僅かだけ小さな断面となるような寸法形状にしてある。
それによって、管状延出部材の先端部を芯金の外周に嵌
合させることができると同時に、芯金と管状延出部材の
先端部との間の係合状態がしっかりと維持されるように
している。芯金に対して同心的位置関係をもって溝部が
延出している。この溝部の寸法形状は、管状延出部材の
外面の寸法形状に実質的に適合する寸法形状にしてあ
る。それによって、管状延出部材の先端部を芯金の外周
に嵌合させた状態で屈曲ツールを操作して管状延出部材
の先端部を屈曲させる際に、溝部がその先端部を包持し
て、溝部とその先端部とが互いに係合した状態になるよ
うにしている。従って、管状延出部材の先端部が芯金と
溝部との組合せから成る構造によって係止され、管状延
出部材の内部断面をつぶしてしまったり著しく変形させ
たりすることなく、その先端部を屈曲させることができ
る。更に、この溝部と芯金とから成る構造によれば、管
状延出部材の先端部を屈曲させる際に許容される最大の
曲率が、溝部の湾曲部の半径までに規制されるため、管
状延出部材を破断させたりつぶしてしまったりすること
がない。使用に際しては、管状延出部材をいっぱいの深
さにまで挿入して少しだけ屈曲させ、続いて更に、そこ
から管状延出部材を僅かに引き出して再び屈曲させると
いう手順を反復することによって、医師が必要とする正
確な屈曲角度及び曲率を得ることができる。従って、個
々の患者の身体状況に適合するように屈曲させることが
でき、また、一組の吸引/凝固器具及び屈曲ツールを使
用したならば、使用後にはそれらを共に廃棄して、新た
な患者に対しては別の一組の吸引/凝固器具及び屈曲ツ
ールを使用するようにすればよい。
の屈曲ツールは管状延出部材の先端部と協働させるよう
にして操作するものであり、処置を施そうとしている患
者の個人的な身体条件に適合するようにその先端部を屈
曲させるための、使用容易な手段を提供するものであ
る。この屈曲ツールは全体形状が細長く、その一端に凹
部を備えている。この凹部は管状延出部材の先端部の外
径よりも僅かに大きな直径を有する。この凹部の中央に
芯金が配設されている。この芯金の寸法形状は、管状延
出部材の内部断面の寸法形状に適合しているが、ただし
僅かだけ小さな断面となるような寸法形状にしてある。
それによって、管状延出部材の先端部を芯金の外周に嵌
合させることができると同時に、芯金と管状延出部材の
先端部との間の係合状態がしっかりと維持されるように
している。芯金に対して同心的位置関係をもって溝部が
延出している。この溝部の寸法形状は、管状延出部材の
外面の寸法形状に実質的に適合する寸法形状にしてあ
る。それによって、管状延出部材の先端部を芯金の外周
に嵌合させた状態で屈曲ツールを操作して管状延出部材
の先端部を屈曲させる際に、溝部がその先端部を包持し
て、溝部とその先端部とが互いに係合した状態になるよ
うにしている。従って、管状延出部材の先端部が芯金と
溝部との組合せから成る構造によって係止され、管状延
出部材の内部断面をつぶしてしまったり著しく変形させ
たりすることなく、その先端部を屈曲させることができ
る。更に、この溝部と芯金とから成る構造によれば、管
状延出部材の先端部を屈曲させる際に許容される最大の
曲率が、溝部の湾曲部の半径までに規制されるため、管
状延出部材を破断させたりつぶしてしまったりすること
がない。使用に際しては、管状延出部材をいっぱいの深
さにまで挿入して少しだけ屈曲させ、続いて更に、そこ
から管状延出部材を僅かに引き出して再び屈曲させると
いう手順を反復することによって、医師が必要とする正
確な屈曲角度及び曲率を得ることができる。従って、個
々の患者の身体状況に適合するように屈曲させることが
でき、また、一組の吸引/凝固器具及び屈曲ツールを使
用したならば、使用後にはそれらを共に廃棄して、新た
な患者に対しては別の一組の吸引/凝固器具及び屈曲ツ
ールを使用するようにすればよい。
【0008】
【発明の実施の形態】これより図面を参照して本発明の
実施の形態について説明して行く。図1に示した吸引/
凝固器具10には、この吸引/凝固器具10の管状延出
部材18を適宜屈曲させるための屈曲ツール11が付属
している。図示の如く、吸引/凝固器具10はハンドル
即ち把持部12を備えており、この把持部12の材料
は、周知の様々なプラスチックないしそれに類似の材料
のうちの任意のものとすることができ、例えばポリスチ
レン、ポリカーボネート、ポリアミド等を使用すること
ができるが、ただし好適な材料は、ABS(アクリロニ
トリル・ブタジエン・スチレン)ポリマーである。把持
部12の外面形状について説明すると、ややくびれた形
状のくびれ部13と、複数の縦溝部14とを備えてお
り、それらくびれ部13と縦溝部14とによって、この
器具の把持及び操作を容易にしている。把持部12の基
端部15には吸引装置に接続するための開口16が設け
られており、この開口16は中空の管状延出部材18の
内部と連通している。更に、操作者がこの器具の使用中
に吸引力を容易に制御できるようにするための、一般的
な構成のサム・ホール(親指孔)も設けられているが、
このサム・ホールは図には示していない。管状延出部材
18は、円形の断面形状を有する部材とすることが好ま
しいが、非円形の断面形状を有する部材とすることも可
能である。管状延出部材18は、その外面を、薄い絶縁
被覆18aで覆ってあり、この絶縁被覆18aには、例
えばポリエチレンやポリプロピレン等のポリオレフィン
系ポリマーの薄い収縮性フィルムを用いることが好まし
い。図示の如く、管状延出部材18の先端の部分は、絶
縁被覆18aの上に重ねた更なる被覆19によって覆わ
れている。この被覆19は、その長さが僅か1〜2cm
程度の、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)製の
被覆であり、付着堆積物の堆積量及び付着力をできる限
り低減及び低下させることを目的としたものである。た
だし、この被覆19を用いるか否かは任意である。更
に、一般的な凝固処置用の電源に接続するための電気コ
ード17を備えている。
実施の形態について説明して行く。図1に示した吸引/
凝固器具10には、この吸引/凝固器具10の管状延出
部材18を適宜屈曲させるための屈曲ツール11が付属
している。図示の如く、吸引/凝固器具10はハンドル
即ち把持部12を備えており、この把持部12の材料
は、周知の様々なプラスチックないしそれに類似の材料
のうちの任意のものとすることができ、例えばポリスチ
レン、ポリカーボネート、ポリアミド等を使用すること
ができるが、ただし好適な材料は、ABS(アクリロニ
トリル・ブタジエン・スチレン)ポリマーである。把持
部12の外面形状について説明すると、ややくびれた形
状のくびれ部13と、複数の縦溝部14とを備えてお
り、それらくびれ部13と縦溝部14とによって、この
器具の把持及び操作を容易にしている。把持部12の基
端部15には吸引装置に接続するための開口16が設け
られており、この開口16は中空の管状延出部材18の
内部と連通している。更に、操作者がこの器具の使用中
に吸引力を容易に制御できるようにするための、一般的
な構成のサム・ホール(親指孔)も設けられているが、
このサム・ホールは図には示していない。管状延出部材
18は、円形の断面形状を有する部材とすることが好ま
しいが、非円形の断面形状を有する部材とすることも可
能である。管状延出部材18は、その外面を、薄い絶縁
被覆18aで覆ってあり、この絶縁被覆18aには、例
えばポリエチレンやポリプロピレン等のポリオレフィン
系ポリマーの薄い収縮性フィルムを用いることが好まし
い。図示の如く、管状延出部材18の先端の部分は、絶
縁被覆18aの上に重ねた更なる被覆19によって覆わ
れている。この被覆19は、その長さが僅か1〜2cm
程度の、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)製の
被覆であり、付着堆積物の堆積量及び付着力をできる限
り低減及び低下させることを目的としたものである。た
だし、この被覆19を用いるか否かは任意である。更
に、一般的な凝固処置用の電源に接続するための電気コ
ード17を備えている。
【0009】図示の如く、吸引/凝固器具10の管状延
出部材18を適宜屈曲させるための、この管状延出部材
18と協働するように構成して付属させた屈曲ツール1
1は、本体部20を備えている。この本体部20はその
全体形状が略々直方体であり、略々長方形の底面21
と、部分的に曲面として適宜形状に形成した上面22と
を有する。この本体部20の形状は、図示の如く、その
高さより幅の方が大きく、その幅より長さの方が更に大
きい形状である。本体部20の一端の第1面23に凹部
24が形成されており、この凹部24の形状は円筒形と
することが好ましい。芯金25が、この凹部24の中に
その軸心方向に延在するように配設されている。更に、
この凹部24から延出して半径方向へ屈曲して延在する
溝部26が形成されている。本体部20の他端27の第
2面28(図3)には、この第2面28から外方向に延
出する形で、可撓性棒体29が取付けられている。可撓
性棒体29は、その先端部30が適当な硬度及び剛性を
有する。またその先端部30の直径は、中空の管状延出
部材18の内径と略々等しいが僅かに小さい。そのた
め、吸引/凝固器具10の使用中に管状延出部材18の
内側に堆積しがちな、血液や体組織が凝固した凝固物
を、容易に除去することができる。その場合、先端部3
0を管状延出部材18の中に挿入して、その中へ押し込
んで行くようにすれば、不都合な堆積物を管状延出部材
18の基端側の端部の方へ掻き出すことができ、掻き出
された堆積物は前述の吸引装置によって吸引除去され
る。
出部材18を適宜屈曲させるための、この管状延出部材
18と協働するように構成して付属させた屈曲ツール1
1は、本体部20を備えている。この本体部20はその
全体形状が略々直方体であり、略々長方形の底面21
と、部分的に曲面として適宜形状に形成した上面22と
を有する。この本体部20の形状は、図示の如く、その
高さより幅の方が大きく、その幅より長さの方が更に大
きい形状である。本体部20の一端の第1面23に凹部
24が形成されており、この凹部24の形状は円筒形と
することが好ましい。芯金25が、この凹部24の中に
その軸心方向に延在するように配設されている。更に、
この凹部24から延出して半径方向へ屈曲して延在する
溝部26が形成されている。本体部20の他端27の第
2面28(図3)には、この第2面28から外方向に延
出する形で、可撓性棒体29が取付けられている。可撓
性棒体29は、その先端部30が適当な硬度及び剛性を
有する。またその先端部30の直径は、中空の管状延出
部材18の内径と略々等しいが僅かに小さい。そのた
め、吸引/凝固器具10の使用中に管状延出部材18の
内側に堆積しがちな、血液や体組織が凝固した凝固物
を、容易に除去することができる。その場合、先端部3
0を管状延出部材18の中に挿入して、その中へ押し込
んで行くようにすれば、不都合な堆積物を管状延出部材
18の基端側の端部の方へ掻き出すことができ、掻き出
された堆積物は前述の吸引装置によって吸引除去され
る。
【0010】次に図3について説明すると、同図は図2
の3ー3線に沿った断面図である。この図3には以上に
説明した、部分的に曲面とした上面22と、第1面23
と、円筒形の凹部24と、芯金25と、屈曲して延在す
る溝部26と、他端27と、第2面28と、可撓性棒体
29とが明示されている。
の3ー3線に沿った断面図である。この図3には以上に
説明した、部分的に曲面とした上面22と、第1面23
と、円筒形の凹部24と、芯金25と、屈曲して延在す
る溝部26と、他端27と、第2面28と、可撓性棒体
29とが明示されている。
【0011】図4は、一組の吸引/凝固器具10と屈曲
ツール11とを示した図であり、中空の管状延出部材1
8の先端31を円筒形の凹部24及び芯金25に対して
同心的位置関係になるように位置合わせして、図5に示
した係合状態にする準備が整った状態を示している。図
5は、図4と同じ一組の吸引/凝固器具10と屈曲ツー
ル11とを示した図であり、管状延出部材18の先端部
34が凹部24の中に挿入されており、それに伴って芯
金25が先端部34の中空の内部空間33の中に摺動可
能に嵌合している状態を示している。このとき、この一
組の吸引/凝固器具10と屈曲ツール11とは、その屈
曲ツール11の本体部20とその吸引/凝固器具10の
管状延出部材18とに対して曲げ力を加え得る状態にあ
る。
ツール11とを示した図であり、中空の管状延出部材1
8の先端31を円筒形の凹部24及び芯金25に対して
同心的位置関係になるように位置合わせして、図5に示
した係合状態にする準備が整った状態を示している。図
5は、図4と同じ一組の吸引/凝固器具10と屈曲ツー
ル11とを示した図であり、管状延出部材18の先端部
34が凹部24の中に挿入されており、それに伴って芯
金25が先端部34の中空の内部空間33の中に摺動可
能に嵌合している状態を示している。このとき、この一
組の吸引/凝固器具10と屈曲ツール11とは、その屈
曲ツール11の本体部20とその吸引/凝固器具10の
管状延出部材18とに対して曲げ力を加え得る状態にあ
る。
【0012】管状延出部材18の先端部34を屈曲させ
た状態を示したのが図6であり、この図から分かるよう
に、先端部34の屈曲させた部分の半径は、屈曲形状に
形成されている溝部26の湾曲部35に応じたものとな
る。また、図示の如く、凹部24の中に、その軸心方向
に延在するように配設した芯金25の寸法形状は、管状
延出部材18の内部空間33の断面の寸法形状に適合し
ているが、ただし僅かだけ小さな断面となるような寸法
形状である。それによって、管状延出部材18の先端部
34を芯金25の外周に嵌合させることができると同時
に、芯金25と管状延出部材18の先端部34との間の
係合状態がしっかりと維持されるようにしている。更に
これも図から明らかなように、溝部26の寸法形状は、
管状延出部材18の外面の寸法形状に実質的に適合する
寸法形状にしてある。これによって、管状延出部材18
の先端部34を芯金25の外周に嵌合させた状態で屈曲
ツール11を操作して先端部34を屈曲させる際に、溝
部26がその先端部34を包持して、溝部26とその先
端部34とが互いに係合した状態になるようにしてい
る。従って図6に示したように、管状延出部材18の先
端部34が、芯金25と溝部26との組合せから成る構
造によって係止されるため、管状延出部材18の内部断
面をつぶしてしまったり著しく変形させたりすることな
くその先端部34を屈曲させることができる。更に、こ
の溝部26と芯金25とから成る構造によれば、先端部
34を屈曲させるときに許容される最大の曲率が湾曲部
35の半径までに規制されるため、管状延出部材18を
破断させたりつぶしてしまったりすることがない。使用
に際しては、先端部34をいっぱいの深さにまで挿入し
て少しだけ屈曲させ、そこから管状延出部材18を僅か
に引き出して再び先端部34を屈曲させるという手順を
反復することによって、医師が必要とする正確な屈曲角
度及び曲率を得ることができる。従って、個々の患者の
身体状況に適合するように屈曲させることができ、ま
た、一組の吸引/凝固器具及び屈曲ツールを使用したな
らば、使用後にはそれらを共に廃棄して、新たな患者に
対しては別の一組の吸引/凝固器具及び屈曲ツールを使
用するようにすればよい。
た状態を示したのが図6であり、この図から分かるよう
に、先端部34の屈曲させた部分の半径は、屈曲形状に
形成されている溝部26の湾曲部35に応じたものとな
る。また、図示の如く、凹部24の中に、その軸心方向
に延在するように配設した芯金25の寸法形状は、管状
延出部材18の内部空間33の断面の寸法形状に適合し
ているが、ただし僅かだけ小さな断面となるような寸法
形状である。それによって、管状延出部材18の先端部
34を芯金25の外周に嵌合させることができると同時
に、芯金25と管状延出部材18の先端部34との間の
係合状態がしっかりと維持されるようにしている。更に
これも図から明らかなように、溝部26の寸法形状は、
管状延出部材18の外面の寸法形状に実質的に適合する
寸法形状にしてある。これによって、管状延出部材18
の先端部34を芯金25の外周に嵌合させた状態で屈曲
ツール11を操作して先端部34を屈曲させる際に、溝
部26がその先端部34を包持して、溝部26とその先
端部34とが互いに係合した状態になるようにしてい
る。従って図6に示したように、管状延出部材18の先
端部34が、芯金25と溝部26との組合せから成る構
造によって係止されるため、管状延出部材18の内部断
面をつぶしてしまったり著しく変形させたりすることな
くその先端部34を屈曲させることができる。更に、こ
の溝部26と芯金25とから成る構造によれば、先端部
34を屈曲させるときに許容される最大の曲率が湾曲部
35の半径までに規制されるため、管状延出部材18を
破断させたりつぶしてしまったりすることがない。使用
に際しては、先端部34をいっぱいの深さにまで挿入し
て少しだけ屈曲させ、そこから管状延出部材18を僅か
に引き出して再び先端部34を屈曲させるという手順を
反復することによって、医師が必要とする正確な屈曲角
度及び曲率を得ることができる。従って、個々の患者の
身体状況に適合するように屈曲させることができ、ま
た、一組の吸引/凝固器具及び屈曲ツールを使用したな
らば、使用後にはそれらを共に廃棄して、新たな患者に
対しては別の一組の吸引/凝固器具及び屈曲ツールを使
用するようにすればよい。
【0013】次の図7について説明すると、同図は、管
状延出部材18の先端部34の内部空間に付着堆積した
堆積物を除去するクリーニング操作を、可撓性棒体29
を使用して行っているところを示した図である。既述の
如く、吸引/凝固器具10の管状延出部材18を適宜屈
曲させるための屈曲ツール11は、その芯金25を備え
た端部とは反対側の端部に、管状延出部材18と協働す
るように構成した可撓性棒体29を備えている。それに
よって、吸引/凝固器具10を医療処置に使用している
間に管状延出部材18の内部に蓄積しがちな不都合な物
質を容易に除去できるようにしている。更にこれも既述
の如く、可撓性棒体29は、その先端部30(図1)が
適当な硬度及び剛性を有し、またその先端部30の直径
は中空の管状延出部材18の内径と略々等しいが僅かに
小さいので、吸引/凝固器具10の使用中に中空の管状
延出部材18の内側に堆積しがちな、血液や体組織が凝
固した凝固物を、容易に除去することができる。その場
合、先端部30を(図7に示したように)管状延出部材
18の中に挿入して、充分な力を加えてその中へ押し込
んで行くようにすれば、不都合な付着堆積物を管状延出
部材18の基端側の端部の方へ掻き出すことができ、掻
き出された堆積物は前述の吸引装置によって吸引除去さ
れる。
状延出部材18の先端部34の内部空間に付着堆積した
堆積物を除去するクリーニング操作を、可撓性棒体29
を使用して行っているところを示した図である。既述の
如く、吸引/凝固器具10の管状延出部材18を適宜屈
曲させるための屈曲ツール11は、その芯金25を備え
た端部とは反対側の端部に、管状延出部材18と協働す
るように構成した可撓性棒体29を備えている。それに
よって、吸引/凝固器具10を医療処置に使用している
間に管状延出部材18の内部に蓄積しがちな不都合な物
質を容易に除去できるようにしている。更にこれも既述
の如く、可撓性棒体29は、その先端部30(図1)が
適当な硬度及び剛性を有し、またその先端部30の直径
は中空の管状延出部材18の内径と略々等しいが僅かに
小さいので、吸引/凝固器具10の使用中に中空の管状
延出部材18の内側に堆積しがちな、血液や体組織が凝
固した凝固物を、容易に除去することができる。その場
合、先端部30を(図7に示したように)管状延出部材
18の中に挿入して、充分な力を加えてその中へ押し込
んで行くようにすれば、不都合な付着堆積物を管状延出
部材18の基端側の端部の方へ掻き出すことができ、掻
き出された堆積物は前述の吸引装置によって吸引除去さ
れる。
【0014】以上、本発明を、その好適な実施の形態に
即して説明したが、本発明の概念並びに範囲から逸脱す
ることなくこの実施の形態に対して様々な改造及び変更
を加え得ることはいうまでもない。また、本明細書にお
いて使用している用語及び表現は、あくまでも説明のた
めのものであって、発明を限定することを意図したもの
ではなく、即ち、実質的に同等の構造を除外するもので
はなく、むしろ、本発明の概念及び範囲から逸脱するこ
となく採用し得る全ての同等構造を包含することを意図
したものである。
即して説明したが、本発明の概念並びに範囲から逸脱す
ることなくこの実施の形態に対して様々な改造及び変更
を加え得ることはいうまでもない。また、本明細書にお
いて使用している用語及び表現は、あくまでも説明のた
めのものであって、発明を限定することを意図したもの
ではなく、即ち、実質的に同等の構造を除外するもので
はなく、むしろ、本発明の概念及び範囲から逸脱するこ
となく採用し得る全ての同等構造を包含することを意図
したものである。
【0015】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、吸引/凝固器具に、その吸引/凝固器具の管
状延出部材を適宜屈曲させるための屈曲ツールを付属さ
せたため、優れた取扱性が得られる。また、吸引/凝固
器具の管状延出部材を適宜屈曲させるための屈曲ツール
は、その屈曲ツールを付属させる吸引/凝固器具の寸法
形状に適合するようになされているので、使用に際して
取扱性が更に向上する。更に、吸引/凝固器具の管状延
出部材を適宜屈曲させるための屈曲ツールは、全体が細
長い形状であり、その一端に芯金とそれに付随する屈曲
して延在する溝部とを設けているので、それら芯金及び
溝部に係合させた管状延出部材の断面形状を変形させる
ことなく、様子を見ながら少しずつ屈曲させることが可
能となる。また更に、吸引/凝固器具の管状延出部材を
適宜屈曲させるための屈曲ツールが、この屈曲ツールの
芯金を備えた端部とは反対側の端部に、管状延出部材と
協働するように構成した可撓性棒体を備えているので、
吸引/凝固器具を医療処置に使用している間に管状延出
部材の内側に蓄積しがちな不都合な物質を容易に除去で
きる。
によれば、吸引/凝固器具に、その吸引/凝固器具の管
状延出部材を適宜屈曲させるための屈曲ツールを付属さ
せたため、優れた取扱性が得られる。また、吸引/凝固
器具の管状延出部材を適宜屈曲させるための屈曲ツール
は、その屈曲ツールを付属させる吸引/凝固器具の寸法
形状に適合するようになされているので、使用に際して
取扱性が更に向上する。更に、吸引/凝固器具の管状延
出部材を適宜屈曲させるための屈曲ツールは、全体が細
長い形状であり、その一端に芯金とそれに付随する屈曲
して延在する溝部とを設けているので、それら芯金及び
溝部に係合させた管状延出部材の断面形状を変形させる
ことなく、様子を見ながら少しずつ屈曲させることが可
能となる。また更に、吸引/凝固器具の管状延出部材を
適宜屈曲させるための屈曲ツールが、この屈曲ツールの
芯金を備えた端部とは反対側の端部に、管状延出部材と
協働するように構成した可撓性棒体を備えているので、
吸引/凝固器具を医療処置に使用している間に管状延出
部材の内側に蓄積しがちな不都合な物質を容易に除去で
きる。
【図1】本発明にかかる吸引/凝固器具及び屈曲ツール
を示した斜視図である。
を示した斜視図である。
【図2】図1の2−2線に沿った断面図である。
【図3】図2の3−3線に沿った断面図である。
【図4】屈曲ツールの端部と共に吸引/凝固器具の管状
延出部材の先端部を示した断面図であり、両者が係合す
る以前の状態を示した図である。
延出部材の先端部を示した断面図であり、両者が係合す
る以前の状態を示した図である。
【図5】図4と同様の図であり、ただし屈曲ツールの端
部と吸引/凝固器具の管状延出部材の先端部とが係合
し、その先端部を屈曲させる直前の状態を示した図であ
る。
部と吸引/凝固器具の管状延出部材の先端部とが係合
し、その先端部を屈曲させる直前の状態を示した図であ
る。
【図6】図4と同様の図であり、ただし屈曲ツールの端
部と吸引/凝固器具の管状延出部材の先端部とが係合
し、その先端部が半ば屈曲された状態を示した図であ
る。
部と吸引/凝固器具の管状延出部材の先端部とが係合
し、その先端部が半ば屈曲された状態を示した図であ
る。
【図7】吸引/凝固器具から堆積物を除去するクリーニ
ングのために屈曲ツールの可撓性棒体を使用していると
ころを示した、好適形態の屈曲ツールの斜視図である。
ングのために屈曲ツールの可撓性棒体を使用していると
ころを示した、好適形態の屈曲ツールの斜視図である。
10 吸引/凝固器具 11 屈曲ツール 12 把持部 18 管状延出部材 24 凹部 25 芯金 26 溝部 29 可撓性棒体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 595101687 11506 South State Str eet, Draper, Utah 84020, United States of America
Claims (12)
- 【請求項1】 吸引/凝固器具において、 (a)吸引器具を備えており、該吸引器具は、該吸引器
具を操作するための把持部と、基端部が前記把持部の内
部に取付けられ先端部が前記把持部から延出している管
状延出部材と、前記管状延出部材と連通した該管状延出
部材に吸引力を付与するための吸引手段とを含んでお
り、 (b)前記管状延出部材と協働するように構成して付属
させた、前記管状延出部材の前記先端部と係合して該先
端部を屈曲させるための屈曲ツール手段を備えており、
該屈曲ツール手段は、前記管状延出部材の外面を摺動さ
せて係合可能な寸法の凹部と、前記凹部の中にその軸心
方向に延在するように配設され前記管状延出部材を前記
凹部に挿入したときに該管状延出部材の中に嵌合するよ
うにした芯金手段と、前記凹部から延出して半径方向へ
屈曲して延在する溝部であって、前記管状延出部材を該
屈曲ツールに装着して曲げ力を加えたときに、該管状延
出部材の前記外面の一部分を包持し、その包持した一部
分に対して半径方向の屈曲を付与する溝部とを含んでい
る、ことを特徴とする吸引/凝固器具。 - 【請求項2】 前記管状延出部材の前記外面と前記凹部
との間の摺動自在な係合状態が、接触係合状態であるこ
とを特徴とする請求項1記載の吸引/凝固器具。 - 【請求項3】 前記管状延出部材の前記先端部の近傍部
分の表面をポリテトラフルオロエチレンで被覆してある
ことを特徴とする請求項1記載の吸引/凝固器具。 - 【請求項4】 前記管状延出部材が柔軟性を有する金属
製であることを特徴とする請求項1記載の吸引/凝固器
具。 - 【請求項5】 前記管状延出部材の前記先端部の近傍部
分の表面をポリテトラフルオロエチレンで被覆してある
ことを特徴とする請求項4記載の吸引/凝固器具。 - 【請求項6】 前記芯金手段の外面の寸法形状を前記管
状延出部材の前記先端部の内面の寸法形状に適合したも
のとすることによって該先端部を該芯金手段の外周に容
易に嵌合できるようにしてあることを特徴とする請求項
1記載の吸引/凝固器具。 - 【請求項7】 前記屈曲ツール手段を形状が略々直方体
であることを特徴とする請求項1記載の吸引/凝固器
具。 - 【請求項8】 前記屈曲ツール手段が、一端の第1面と
その反対側の他端の第2面とによって画成された長さを
有することを特徴とする吸引/凝固器具。 - 【請求項9】 前記屈曲ツール手段が、第1側面とその
反対側の第2側面とによって画成された幅を有すること
を特徴とする吸引/凝固器具。 - 【請求項10】 前記芯金手段が前記第1面に取付けら
れていることを特徴とする請求項8記載の吸引/凝固器
具。 - 【請求項11】 前記屈曲ツール手段の前記第2面に取
付けられた可撓性棒体を更に備えていることを特徴とす
る請求項8記載の吸引/凝固器具。 - 【請求項12】 前記可撓性棒体の外面の寸法形状を前
記管状延出部材の前記先端部の内面の寸法形状に略々等
しくしてあることを特徴とする請求項11記載の吸引/
凝固器具。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/529,227 US5591141A (en) | 1995-09-15 | 1995-09-15 | Suction coagulator bending tool |
US529227 | 1995-09-15 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0975448A true JPH0975448A (ja) | 1997-03-25 |
Family
ID=24109039
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8189449A Pending JPH0975448A (ja) | 1995-09-15 | 1996-07-18 | 屈曲ツールを付属させた吸引/凝固器具 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5591141A (ja) |
EP (1) | EP0763366A1 (ja) |
JP (1) | JPH0975448A (ja) |
KR (1) | KR100225877B1 (ja) |
CN (1) | CN1145773A (ja) |
AU (1) | AU705312B2 (ja) |
NZ (1) | NZ286638A (ja) |
TW (1) | TW299238B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US6015406A (en) | 1996-01-09 | 2000-01-18 | Gyrus Medical Limited | Electrosurgical instrument |
US6780180B1 (en) | 1995-06-23 | 2004-08-24 | Gyrus Medical Limited | Electrosurgical instrument |
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GB9612993D0 (en) | 1996-06-20 | 1996-08-21 | Gyrus Medical Ltd | Electrosurgical instrument |
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