JPH0975393A - 使い捨ておむつ - Google Patents
使い捨ておむつInfo
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- JPH0975393A JPH0975393A JP7231602A JP23160295A JPH0975393A JP H0975393 A JPH0975393 A JP H0975393A JP 7231602 A JP7231602 A JP 7231602A JP 23160295 A JP23160295 A JP 23160295A JP H0975393 A JPH0975393 A JP H0975393A
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- Japan
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- Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
Abstract
の刺激を和らげる。 【解決手段】 使い捨ておむつ1の側縁18から延出す
るテープファスナ10の延出基端とその近傍とをファス
ナ10の外面側からファスナ10よりも剛性の低いシー
ト26で被覆する。
Description
し、特に、テープファスナで前後側域を連結して着用す
る方式の使い捨ておむつに関する。
である。例えば、実開平7−22725号公報には、使
い捨ておむつの前後側域の一方の側縁から延出するテー
プファスナを、他方の側域の外面に接合してある受止シ
ート片(いわゆるターゲットテープ)に剥離可能に止着
して着用するおむつが開示されている。使用前のおむつ
では、ファスナがおむつ側縁に沿う折曲線で内側に折り
返され、おむつの内面に仮着している。
ファスナでは、プラスチックフィルムや不織布等のシー
ト材料がテープ基材として使用され、その基材の片面に
連結のための粘着剤が塗布されたり、商品名マジックテ
ープ等で知られる面ファスナが接合されている。こうし
たテープファスナは、おむつを構成するその他の部材に
比べて高剛性であり、それゆえにテープファスナの着脱
操作が容易である反面、その剛性が乳幼児の柔軟な肌に
刺激を与える原因となる。テープファスナに内側へ折り
返すための折曲線があると、その部分が角張って特に強
い刺激を与えることがある。
ナが肌へ刺激を与えることがないようすることを課題に
している。
に、この発明は、前後側域の一方の側縁からその外側方
へ延出するテープファスナが前記前後側域の他方に着脱
可能な使い捨ておむつを前提にしている。
の延出基端とその近傍とが、その外面側において、前記
一方の側縁からその外側方へ延出し、前記テープファス
ナの外面側に位置する相対的に低剛性のシート材料によ
り遊離状態で被覆されていることがこの発明の特徴であ
る。
ておむつの詳細を説明すると、以下のとおりである。
分破断斜視図において、おむつ1は、透液性表面シート
2と、不透液性裏面シート3と、両シート2,3間に介
在する吸液性コア4とによって構成され、前側域5と、
後側域6と、前後側域5,6間に位置する股下域7とを
有している。後側域6の左右両側には翼部6Aがあり、
その側縁18からはテープファスナ10が延出し、ファ
スナ10の内面が前側域5の左右両側部外面に接合され
た受止シート片11に剥離可能に止着している。前後側
域5,6をこのようにテープファスナ10で連結したお
むつ1には、胴周り開口部12と、左右一対の脚周り開
口部13とが形成されている。各開口部12,13の周
り方向には弾性伸縮部材35,36があり、それらが各
開口部12,13を構成する表裏面シート2,3の少な
くとも一方の内面に接合している。
らかなように、ファスナ10はプラスチックシート片1
0Aを基材とし、その一端部15の内面14が翼部6A
を構成する表面シート2の外面17に剥離不能に接合し
ている。翼部6Aの側縁18から延出するシート片10
Aの自由端部20の内面21には粘着剤22が塗布され
ており、仮想線で示す受止シート片11に剥離可能に止
着している。自由端部20の先端部分23は、摘持し易
いように粘着剤22が塗布されていない。翼部6Aの外
面側には、被覆シート26があり(図1参照)、翼部側
縁18を基準にして、このシート26は外方へ部分Aが
延出し、内方に部分BとCとがある。シート26は、部
分Cが表面シート2の外面17とファスナ10の外面1
6とに剥離不能に接合し、部分AとBとがファスナ外面
16に接合することなく遊離している。したがって被覆
シート26は、実線と仮想線とで示すように図の上下方
向に自由に動くことができる。おむつ1の裏面シート3
は、翼部6Aの基端部分を構成し、被覆シート26の内
端部分の外面に剥離不能に接合している。
は、それが使用前のおむつ1に取り付けられているとき
の状態にある。ファスナ10は、翼部側縁18に沿う折
曲線30において内方に折り曲げられ、表面シート2の
内面に剥離可能に仮着している。折曲線30は、ファス
ナ10のシート片10Aが熱賦型されることによって形
成される場合と、直状のシート片が長時間折曲されてい
ることによって形成された、いわゆる折り癖である場合
とがある。いずれにせよ、折曲されたファスナ10が実
線のように延びると、折曲線30の部位が角張って、そ
こに肌が触れると刺激を与えることがある。また、シー
ト片10Aが表面シート2と接合している端部15は、
その接合によって剛性が増すことにより、それと境を接
する相対的に柔軟な自由端部20の基端も角張って肌に
刺激を与えることになりがちである。しかしながら、こ
のおむつ1では、被覆シート26の自由に変形する部分
AとBとでファスナ10の基端部分や折曲線30が被覆
されているから、ファスナ10による肌への刺激を抑制
することができる。
示す図2と同様の図面である。このおむつ1の翼部6A
では、裏面シート3が表面シート2よりも長く、側方へ
延び、その延びた部分にテープファスナ10が取り付け
られている。このファスナ10は、プラスチックシート
片10Aと10Bとで構成され、シート片10Aの一端
部15が裏面シート3の外面に接合し、裏面シート3に
よって画成される翼部側縁18から延出する自由端部2
0の内面に粘着剤22が塗布されている。シート片10
Bは、その外面が裏面シート3の内面に剥離不能に接合
し、翼部側縁18から延出する部分がシート片10Aに
剥離不能に接合している。シート片10Aは、側縁18
と平行な折曲線30において内方へ折り曲げられ、シー
ト片10Bの内面に剥離可能に仮着可能である。かかる
シート片10Bは、シート片10Aの裏面シート3に対
する接合を補強する他に、シート片10Aの仮着を可能
にするもので、その内面に離型剤が塗布してある。被覆
シート26は、部分Cがシート片10Aの端部15外面
に剥離不能に接合し、部分AとBとがシート片10Aか
ら遊離している。部分Bは部分Cの右端から翼部側縁1
8までの部分であり、部分Aは側縁18から延出して、
ファスナ10の基端部分と折曲線30とを被覆してい
る。
被覆シート26は、ファスナ10による肌への刺激を和
らげるためのものであるから、そのシート26は、シー
ト片10Aや10Bよりも剛性の低い素材であることが
好ましく、例えば坪量30〜300g/m2 の熱可塑性
合成繊維不織布や、厚さ0.02〜0.07mmの柔軟
なプラスチックフィルムを使用することができる。図
2,3の端面図において、被覆シート26は、部分Cに
加えて部分Bがシート片10Aに接合していてもよい。
おむつ1の翼部6Aは、表面シート2および/または裏
面シート3で構成する他に、それら以外の第3のシート
材料を構成部材にすることもできる。また、この発明
は、実質的に矩形であって、翼部6Aのないおむつで実
施することもできる。テープファスナ10を構成するシ
ート片10Aや10Bは、不織布やその他のシート素材
に代えることができ、また、図示例の粘着域22を商品
名マジックテープ等で知られる面ファスナ素子に代える
こともできる。おむつ1の各種構成部材を接合するに
は、ホットメルト型接着剤等の接着剤を使用する他に、
熱溶融性素材に対する溶着技術を利用することもでき
る。
プファスナが、おむつ側縁から延出する基端部分とその
近傍とにおいてファスナを構成するシート片よりも剛性
の低いシートにより遊離状態で被覆されているから、テ
ープファスナのそれら部位による肌への刺激を和らげる
ことができる。
Claims (2)
- 【請求項1】前後側域の一方の側縁からその外側方へ延
出するテープファスナが前記前後側域の他方に着脱可能
な使い捨ておむつであって、 前記テープファスナ自由端部の延出基端とその近傍と
が、その外面側において、前記一方の側縁から前記外側
方へ延出し、前記テープファスナの外面側に位置する相
対的に低剛性のシート材料により遊離状態で被覆されて
いることを特徴とする前記おむつ。 - 【請求項2】前記テープファスナがその延出基端の近傍
におむつ内側に折り返される折曲線を有し、前記低剛性
のシート材料が該折曲線を越えて前記外側方へ延びてい
る請求項1記載のおむつ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23160295A JP3205689B2 (ja) | 1995-09-08 | 1995-09-08 | 使い捨ておむつ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23160295A JP3205689B2 (ja) | 1995-09-08 | 1995-09-08 | 使い捨ておむつ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0975393A true JPH0975393A (ja) | 1997-03-25 |
JP3205689B2 JP3205689B2 (ja) | 2001-09-04 |
Family
ID=16926091
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23160295A Expired - Lifetime JP3205689B2 (ja) | 1995-09-08 | 1995-09-08 | 使い捨ておむつ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3205689B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005094752A1 (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-13 | Uni-Charm Co., Ltd. | 着用物品 |
US7582076B2 (en) | 2001-08-31 | 2009-09-01 | Uni-Charm Corporation | Open-type disposable wearing article |
-
1995
- 1995-09-08 JP JP23160295A patent/JP3205689B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7582076B2 (en) | 2001-08-31 | 2009-09-01 | Uni-Charm Corporation | Open-type disposable wearing article |
WO2005094752A1 (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-13 | Uni-Charm Co., Ltd. | 着用物品 |
KR100784778B1 (ko) * | 2004-03-31 | 2007-12-14 | 유니챰 가부시키가이샤 | 착용 물품 |
US7582077B2 (en) | 2004-03-31 | 2009-09-01 | Uni-Charm Corporation | Wearing article |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3205689B2 (ja) | 2001-09-04 |
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