JPH0975341A - 画像表示方法および装置並びに超音波診断装置 - Google Patents

画像表示方法および装置並びに超音波診断装置

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JPH0975341A
JPH0975341A JP7238499A JP23849995A JPH0975341A JP H0975341 A JPH0975341 A JP H0975341A JP 7238499 A JP7238499 A JP 7238499A JP 23849995 A JP23849995 A JP 23849995A JP H0975341 A JPH0975341 A JP H0975341A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像の所望の部分につき表示濃度を任意に変
更できる画像表示方法および装置並びに超音波診断装置
を実現する。 【解決手段】 被検体に超音波を送波してそのエコーを
受信する送受信手段1,2と、送受信手段によって得ら
れたエコー信号に基づいて超音波画像を形成する超音波
画像形成手段3〜6と、超音波画像形成手段が形成した
超音波画像を表示する表示手段7とを有する超音波診断
装置において、表示濃度を変更しようとする画像データ
に関する条件と表示濃度変更量を指定する指定手段11
と、超音波画像形成手段から出力される画像データが条
件に合致するとき表示手段における画像表示の濃度を表
示濃度変更量に基づいて変更する変更手段61とを具備
することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像表示方法およ
び装置並びに超音波診断装置に関する。さらに詳しく
は、画像データに基づき濃度の階調性を有する画像を表
示するに当たり、画像データが指定条件に合致するとき
その表示濃度を所定量変更する画像表示方法および装置
並びに超音波診断装置である。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えば超音波診断装置等にお
いては画像データをルックアップテーブル(look-up tab
le) で濃度信号に変換して表示装置に与えることが行わ
れる。ルックアップテーブルは画像データの値と濃度値
との対応関係を記憶し、それに基づいて入力画像データ
を濃度信号に変換するものである。ルックアップテーブ
ルにおいて画像データの0〜100%の範囲が例えば1
28階調に対応付けられる。
【0003】ルックアップテーブルには例えば図8に示
すように概ね直線的な変換特性Lが設定され、入力画像
データの0〜100%の範囲を128階調の範囲に比例
的に対応させている。また、入力画像データの性質によ
っては適宜の非直線的な変換特性NL1,NL2が設定
されることもある。なお、変換特性NL1は入力画像デ
ータの値が小さい範囲について画像表示の濃度分解能を
高めたものであり、NL2は逆に入力画像データの値が
大きい範囲について画像表示の濃度分解能を高めたもの
である。
【0004】なお、画像が輝度画像として表示される場
合は輝度が濃度に相当する。本明細書においては両者は
同じ意味で用いられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】超音波診断装置により
例えば心臓の診断を行うときには弁の動きを精密に観察
する必要が生じる。ところが、心臓の弁のエコー(echo)
は心筋からのエコーに比べてかなり弱いのでその画像の
表示濃度が薄くなり、観察するにはかなりの注意力を要
する。
【0006】そのような場合、弁の画像だけ表示濃度を
濃くすることができれば観察が容易になるが、表示濃度
の階調性を変換する上記の従来技術ではそのようなこと
は実現できないという問題がある。
【0007】また、癌組織等の、周囲組織とは若干濃度
の異なる部分について表示濃度を濃くあるいは薄くし
て、その部分を強調したいと思っても上記の従来技術で
は実現できないという問題がある。
【0008】また、明らかに診断に無関係な異物と分か
っている濃度の濃い小さなスポット(spot)映像等がある
場合、その映像を弱めることができれば超音波画像が見
やすくなって好都合であるが、上記の従来技術ではその
ようなことは実現できないという問題がある。
【0009】画像の所望の部分につき表示濃度を任意に
強調あるいは減弱したいという要求は、超音波画像を表
示する場合のみに限らず画像データに基づいて階調性画
像を表示する場合に一般的に存在するが、上記の従来技
術ではそれに応えることができないという問題がある。
【0010】本発明は上記の問題点を解決するためにな
されたもので、その目的は、画像の所望の部分につき表
示濃度を任意に変更できる画像表示方法および装置並び
に超音波診断装置を実現することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】課題を解決するための第
1の発明は、画像データに基づき濃度の階調性を有する
画像を表示する方法であって、表示濃度を変更しようと
する画像データに関する条件と表示濃度変更量を指定
し、前記条件に合致する画像データの表示濃度を前記表
示濃度変更量に基づいて変更することを特徴とする画像
表示方法である。
【0012】課題を解決するための第1の発明におい
て、表示濃度を変更すべき画像データに関する条件は画
像データの値として指定することが画像データを個々に
表示濃度変更する点で好ましい。
【0013】また、課題を解決するための第1の発明に
おいて、表示濃度を変更すべき画像データに関する条件
は画像データの値の範囲として指定することが所望の範
囲の画像データについて表示濃度変更を行う点で好まし
い。
【0014】課題を解決するための第1の発明によれ
ば、指定条件に合致する画像データの濃度が指定量だけ
変更されるので、表示画像の中から所望の画像データの
部分だけを際立たせあるいは印象を弱めることができ
る。
【0015】課題を解決するための第2の発明は、濃度
の階調性を有する画像についての画像データを作成する
画像データ作成手段と、前記画像データ作成手段から出
力される前記画像データに基づいて画像を表示する表示
手段とを有する画像表示装置において、表示濃度を変更
しようとする画像データに関する条件と表示濃度変更量
を指定する指定手段と、前記画像データ作成手段から出
力される前記画像データが前記条件に合致するとき前記
表示手段における画像表示の濃度を前記表示濃度変更量
に基づいて変更する変更手段とを具備することを特徴と
する画像表示装置である。
【0016】なお、課題を解決するための第2の発明に
おいて、前記画像データ作成手段の範疇には少なくとも
下記のものが含まれる。勿論下記のものは例示であって
限定を意味しない。 (1)超音波診断画像についての画像データを作成する
もの (2)X線診断画像についての画像データを作成するも
の (3)放射線診断画像についての画像データを作成する
もの (4)X線CT画像についての画像データを作成するも
の (5)磁気共鳴撮影画像についての画像データを作成す
るもの (6)光学撮影画像についての画像データを作成するも
の (7)光学読取画像についての画像データを作成するも
の 課題を解決するための第2の発明において、表示濃度を
変更すべき画像データに関する条件は画像データの値と
して指定することが画像データを個々に表示濃度変更す
る点で好ましい。
【0017】また、課題を解決するための第2の発明に
おいて、表示濃度を変更すべき画像データに関する条件
は画像データの値の範囲として指定することが所望の範
囲の画像データについて表示濃度変更を行う点で好まし
い。
【0018】また、課題を解決するための第2の発明に
おいて、前記変更手段は画像データとその表示濃度値と
の対応を記憶させたルックアップテーブルを用いること
が構成を簡単化し、動作を高速化しまた汎用性を高める
点で好ましい。
【0019】また、課題を解決するための第2の発明に
おいて、前記変更手段は、画像データを指定条件に基づ
いて判定する比較器と、この比較器の出力信号によって
制御される切換スイッチと、この切換スイッチを通じて
与えられる濃度変更値を画像データに加算する加算器を
有することが前記変更手段をアナログ(analog)回路で実
現する点で好ましい。
【0020】課題を解決するための第2の発明によれ
ば、指定条件に合致する画像データの濃度が指定量だけ
変更されるので、表示画像の中から所望の画像データの
部分だけを際立たせあるいは印象を弱めることができ
る。
【0021】課題を解決するための第3の発明は、被検
体に超音波を送波してそのエコーを受信する送受信手段
と、前記送受信手段によって得られたエコー信号に基づ
いて超音波画像を形成する超音波画像形成手段と、前記
超音波画像形成手段が形成した超音波画像を表示する表
示手段とを有する超音波診断装置において、表示濃度を
変更しようとする画像データに関する条件と表示濃度変
更量を指定する指定手段と、前記超音波画像形成手段か
ら出力される画像データが前記条件に合致するとき前記
表示手段における画像表示の濃度を前記表示濃度変更量
に基づいて変更する変更手段とを具備することを特徴と
する超音波診断装置である。
【0022】課題を解決するための第3の発明におい
て、表示濃度を変更すべき画像データに関する条件は画
像データの値として指定することが画像データを個々に
表示濃度変更する点で好ましい。
【0023】また、課題を解決するための第3の発明に
おいて、表示濃度を変更すべき画像データに関する条件
は画像データの値の範囲として指定することが所望の範
囲の画像データについて表示濃度変更を行う点で好まし
い。
【0024】また、課題を解決するための第3の発明に
おいて、前記変更手段は画像データとその表示濃度値と
の対応を記憶させたルックアップテーブルを用いること
が構成を簡単化し、動作を高速化しまた汎用性を高める
点で好ましい。
【0025】また、課題を解決するための第3の発明に
おいて、前記変更手段は、画像データを指定条件に基づ
いて判定する比較器と、この比較器の出力信号によって
制御される切換スイッチと、この切換スイッチを通じて
与えられる濃度変更値を画像データに加算する加算器を
有することが前記変更手段をアナログ回路で実現する点
で好ましい。
【0026】課題を解決するための第3の発明によれ
ば、指定条件に合致する超音波診断画像の濃度が指定濃
度値分だけ変更されるので、超音波診断画像の中で例え
ば心臓の弁のように所望の組織を際立たせあるいは異物
の画像の印象を弱めることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1に超音波診断装置のブ
ロック(block) 図を示す。本装置は本発明の実施の形態
の一例である。なお、本装置の構成によって本発明の装
置に関する実施の形態の一例が示される。また、本装置
の動作によって本発明の方法に関する実施の形態の一例
が示される。
【0028】図1において、超音波プローブ(probe) 1
は図示しない被検体に超音波ビームを送波するとともに
被検体からのエコーを検出するものである。送受信部2
は超音波プローブ1を駆動して超音波ビームを送波させ
るとともに超音波プローブ1のエコー検出信号を受信す
るものである。超音波プローブ1と送受信部2は本発明
における送受信手段の実施の形態の一例である。
【0029】送受信部2が受信したエコー信号は、Bモ
ード(mode)処理部3で処理されBモード画像データが形
成される。Bモード処理部3は動作切り換えによりMモ
ード画像データを形成することもできる。
【0030】また、送受信部2が受信したエコー信号
は、ドプラ(Doppler) 処理部4で処理されドプラスペク
トラムデータ(spectrum data) が形成される。また、送
受信部2が受信したエコー信号は、カラー(color) ドプ
ラ処理部5で処理されカラードプラ画像データが形成さ
れる。カラードプラ画像には、血流速度の分布像を示す
カラーフローマッピング(color flow mapping)像と、血
管像を示すパワードプラ(power Doppler) 像の2種類が
ある。
【0031】ディジタル・スキャン・コンバータ(digit
al scan converter)部6はBモード画像データ、ドプラ
スペクトラムデータおよびカラードプラ画像データを表
示部7および録画部8に走査方式を合わせた映像信号に
変換(スキャン・コンバージョン(scan conversion) )
するものである。
【0032】映像処理部61はディジタル・スキャン・
コンバータ部6の映像信号を入力としそれに後に説明す
るような処理を施して表示部7と録画部8に入力するも
のである。
【0033】Bモード処理部3、ドプラ処理部4、カラ
ードプラ処理部5およびディジタル・スキャン・コンバ
ータ部6は本発明における画像データ作成手段および超
音波画像形成手段の実施の形態の一例である。映像処理
部61は本発明における変更手段の実施の形態の一例で
ある。
【0034】表示部7は映像入力信号に基づいて画像を
表示する。表示部7は本発明における表示手段の実施の
形態の一例である。録画部8は映像入力信号を録画す
る。録画部8としては例えばビデオテープレコーダ(vid
eo taperecorder)が用いられる。
【0035】制御部9は以上の各部と信号の授受を行い
各部の動作を制御する。制御部9は例えばコンピュータ
(computer)と制御プログラム(program) によって構成さ
れる。
【0036】操作部11は本装置の使用者によって操作
され制御部9に入力信号や指令を与えるものである。操
作部11は本発明における指定手段の実施の形態の一例
である。
【0037】図2に映像処理部61の一例のブロック図
を示す。図2においてディジタル・スキャン・コンバー
タ部6から入力信号Iがルックアップテーブル63に入
力される。ルックアップテーブル63は入出力変換特性
に基づいて入力信号Iを出力信号Oに変換する。
【0038】ここで、ルックアップテーブル63の入出
力特性は制御部9から与えられる書換信号によって書換
えできるようになっている。ルックアップテーブル63
には例えば図3に示すような入出力特性が書き込まれ
る。図3の入出力特性は直線的な入出力特性に突出部P
1と陥入部P2を設けたものとなっている。
【0039】突出部P1は入力信号のD1〜D2の範囲
において入出力特性を濃度変更量K1だけ上に平行移動
させたものである。陥入部P2は入力信号のD3〜D4
の範囲において入出力特性を濃度変更量K2だけ下に平
行移動させたものである。
【0040】D1〜D2の範囲は例えばBモード画像に
おける心臓の弁の映像信号が属する範囲と定められる。
D3〜D4の範囲は例えば異物の映像信号が属する範囲
と定められる。入力信号の範囲D1〜D2,D3〜D4
は表示濃度を変更する画像データに関する設定条件であ
る。
【0041】入力信号の範囲D1〜D2,D3〜D4お
よび濃度変更量K1,K2は操作部11を通じて使用者
により所望の通りに指定され、この指定に基づき制御部
9によってルックアップテーブル63に対する図3の入
出力特性の書き込みが行われる。
【0042】次に、本装置の動作を説明する。使用者に
より操作部11を通じて例えばBモードが指定される
と、制御部9の制御の下で送受信部2は超音波プローブ
1を通じてBモードの超音波ビームの送受信を行う。い
ま、被検体の心臓部を走査するものとする。
【0043】送受信部2が受信したエコー信号に基づき
Bモード処理部3はBモード画像データを形成し、ディ
ジタル・スキャン・コンバータ部6に入力する。ディジ
タル・スキャン・コンバータ部6は入力のBモード画像
データをスキャン・コンバージョンして映像処理部61
に入力する。
【0044】映像処理部61はルックアップテーブル6
3の入出力特性に従って入力信号を変換し表示部7と録
画部8に入力する。表示部7は入力信号に従ってBモー
ド画像を表示する。
【0045】このとき、ルックアップテーブル63の図
3に示すような入出力特性により、画像データがD1〜
D2の範囲に属する心臓の弁の画像は濃度が増強されて
表示される。これによって使用者は明瞭な弁の映像を観
察できるようになり、的確な診断を行うことが容易にな
る。
【0046】また、画像データがD3〜D4の範囲に属
する異物の映像は濃度が減弱されて表示されるので、異
物の映像に煩わされずに画像の観察および診断を行うこ
とができる。
【0047】なお、表示部7の映像の観察結果に基づき
ルックアップテーブル63の入出力特性の微調整を行う
ようにすれば、弁の映像の濃度増強および異物の映像の
濃度減弱の程度を最適化することができる。
【0048】その他の組織を診断するときも、注目する
部位に応じてその画像データの値に応じて濃度増強また
は減弱すべき範囲と量を指定してルックアップテーブル
63の内容を書き換えることにより対応することができ
る。これによって、例えばパワードプラ像において血管
像を背景部分から一層際立たせるようにすることもでき
る。
【0049】注目する画像データの値が明確に分かって
いる場合には、範囲の設定を狭めて1点にすることがで
きる。すなわち、図4に示すように画像データD5を指
定して濃度増強量K3を設定し、あるいは画像データD
6を指定して濃度減弱量K3を指定する。
【0050】また、濃度の増強または減弱は図5および
図6に示すようにそれぞれ指定画像データD7以上の範
囲または指定画像データD8以下の範囲とすることがで
きる。
【0051】このようにルックアップテーブルを用いて
構成することにより、映像処理部61は構成が簡単化さ
れ、処理動作が高速化されまた汎用性を高めることがで
きる。
【0052】なお、映像処理部61は図7に示すように
比較器を用いて構成することができる。図7において比
較器65はディジタル・スキャン・コンバータ部6から
の入力信号と制御部9から与えられる基準値Dとを比較
し、その出力信号で切換スイッチ66を制御するように
なっている。
【0053】切換スイッチ66はA接点側に制御部9か
ら濃度変更量Kが与えられ、B接点側には「0」が与え
られている。なお、濃度変更量Kは正負いずれの符号を
も取り得る。切換スイッチ66の出力信号は加算器67
によってディジタル・スキャン・コンバータ部6からの
入力信号に加算されて次段へ出力される。
【0054】比較器65の出力信号は基準値Dに対する
入力信号の一致、超過、未満のいずれかを表す。一致を
表す出力信号で切換スイッチ66をA側に切り換えるよ
うにすると基準値Dに一致する画像データに対して濃度
変更量Kの加算が行える。
【0055】この場合、比較器65と切換スイッチ66
を複数対用いそれぞれ異なる基準値と濃度変更量を与え
るようにすると、複数の画像データについてそれぞれ濃
度変更を行うことができる。これにより図4に示したの
と同様な入出力特性を実現することができる。
【0056】また、超過を表す出力信号で切換スイッチ
66をA側に切り換えるようにすると基準値Dを越える
画像データに対して濃度変更量Kの加算が行える。これ
により図5に示したのと同様な入出力特性が実現でき
る。
【0057】また、未満を表す出力信号で切換スイッチ
66をA側に切り換えるようにすると基準値Dを下回る
画像データに対して濃度変更量Kの加算が行える。これ
により図6に示したのと同様な入出力特性が実現でき
る。
【0058】また、比較器65として上限および下限の
2つの基準値に基づいて上限超過、上下限以内、下限未
満を表す出力信号を生じるものを用い、上下限以内を表
す出力信号で切換スイッチ66をA側に切り換えるよう
にするならば、2つの基準値により画像データの濃度変
更範囲を設定することができる。
【0059】このような比較器を複数用いかつそれに対
応して切換スイッチ66を複数設けるならば、図3に示
したような入出力特性を実現することができる。また、
比較器65、切換スイッチ66および加算器67はアナ
ログ回路によって実現することができ、ディジタル・ス
キャン・コンバータ部6からアナログの映像信号が出力
される場合に適用することができる。勿論、それらをデ
ィジタル回路で実現しても良いのはいうまでもない。
【0060】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、課題を解決
するための第1の発明によれば、指定条件に合致する画
像データの濃度が指定量だけ変更されるので、表示画像
の中から所望の画像データの部分だけを際立たせあるい
は印象を弱めることができる画像表示方法が実現でき
る。
【0061】また、課題を解決するための第2の発明に
よれば、指定条件に合致する画像データの濃度が指定量
だけ変更されるので、表示画像の中から所望の画像デー
タの部分だけを際立たせあるいは印象を弱めることがで
きる画像表示装置が実現できる。
【0062】また、課題を解決するための第3の発明に
よれば、指定条件に合致する超音波画像の濃度が指定濃
度値分だけ変更されるので、超音波画像の中で例えば心
臓の弁のように所望の組織を際立たせあるいは異物の画
像の印象を弱めることができる超音波診断装置が実現で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の装置のブロック図
である。
【図2】本発明の実施の形態の一例の装置における映像
処理部の形態の一例を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態の一例における映像処理部
の入出力特性の一例を示す線図である。
【図4】本発明の実施の形態の一例における映像処理部
の入出力特性の一例を示す線図である。
【図5】本発明の実施の形態の一例における映像処理部
の入出力特性の一例を示す線図である。
【図6】本発明の実施の形態の一例における映像処理部
の入出力特性の一例を示す線図である。
【図7】本発明の実施の形態の一例の装置における映像
処理部の他の形態例を示す図である。
【図8】従来技術による濃度階調処理例を示す線図であ
る。
【符号の説明】
1 超音波プローブ 2 送受信部 3 Bモード処理部 4 ドプラ処理部 5 カラードプラ処理部 6 ディジタル・スキャン・コンバータ部 7 表示部 8 録画部 9 制御部 11 操作部 61 映像処理部 63 ルックアプテーブル 65 比較器 66 切換スイッチ 67 加算器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G09G 5/00 520 9377−5H G09G 5/36 520A 5/02 G06F 15/62 390D 5/36 520 15/68 310J

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データに基づき濃度の階調性を有す
    る画像を表示する方法であって、表示濃度を変更しよう
    とする画像データに関する条件と表示濃度変更量を指定
    し、前記条件に合致する画像データの表示濃度を前記表
    示濃度変更量に基づいて変更することを特徴とする画像
    表示方法。
  2. 【請求項2】 濃度の階調性を有する画像についての画
    像データを作成する画像データ作成手段と、前記画像デ
    ータ作成手段から出力される前記画像データに基づいて
    画像を表示する表示手段とを有する画像表示装置におい
    て、表示濃度を変更しようとする画像データに関する条
    件と表示濃度変更量を指定する指定手段と、前記画像デ
    ータ作成手段から出力される前記画像データが前記条件
    に合致するとき前記表示手段における画像表示の濃度を
    前記表示濃度変更量に基づいて変更する変更手段とを具
    備することを特徴とする画像表示装置。
  3. 【請求項3】 被検体に超音波を送波してそのエコーを
    受信する送受信手段と、前記送受信手段によって得られ
    たエコー信号に基づいて超音波画像を形成する超音波画
    像形成手段と、前記超音波画像形成手段が形成した超音
    波画像を表示する表示手段とを有する超音波診断装置に
    おいて、表示濃度を変更しようとする画像データに関す
    る条件と表示濃度変更量を指定する指定手段と、前記超
    音波画像形成手段から出力される画像データが前記条件
    に合致するとき前記表示手段における画像表示の濃度を
    前記表示濃度変更量に基づいて変更する変更手段とを具
    備することを特徴とする超音波診断装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007236955A (ja) * 2006-03-10 2007-09-20 Medison Co Ltd 映像処理システム及び方法
US11406362B2 (en) 2011-12-28 2022-08-09 Samsung Medison Co., Ltd. Providing user interface in ultrasound system

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