JPH0974377A - Adpcm補正方式 - Google Patents
Adpcm補正方式Info
- Publication number
- JPH0974377A JPH0974377A JP22805895A JP22805895A JPH0974377A JP H0974377 A JPH0974377 A JP H0974377A JP 22805895 A JP22805895 A JP 22805895A JP 22805895 A JP22805895 A JP 22805895A JP H0974377 A JPH0974377 A JP H0974377A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voice
- information
- pcm
- adpcm
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- Prior art date
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- Pending
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- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Transmission Systems Not Characterized By The Medium Used For Transmission (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】コードレス電話のような無線伝送が介在したシ
ステムにおいて、バースト誤りの影響を軽減し、再生音
声の劣化を軽減し、特に特定の話者の音声の劣化を軽減
することのできるADPCM補正方式を提供する。 【解決手段】復調された適応差分PCM符号のデータか
ら音声信号の特徴を抽出する特徴抽出手段と、前記適応
差分PCM符号のデータを適応差分PCM復号して復号
信号を出力するADPCM復号器と、適応差分PCM符
号の音声情報から抽出された抽出情報を数フレーム記憶
する記憶手段と、PCM符号を適応的に誤りを補正して
いく適応補正手段と、補正後のPCM符号をアナログ信
号に復号するPCM復号器とを設けることにより、バー
スト誤りを補正するようにした。
ステムにおいて、バースト誤りの影響を軽減し、再生音
声の劣化を軽減し、特に特定の話者の音声の劣化を軽減
することのできるADPCM補正方式を提供する。 【解決手段】復調された適応差分PCM符号のデータか
ら音声信号の特徴を抽出する特徴抽出手段と、前記適応
差分PCM符号のデータを適応差分PCM復号して復号
信号を出力するADPCM復号器と、適応差分PCM符
号の音声情報から抽出された抽出情報を数フレーム記憶
する記憶手段と、PCM符号を適応的に誤りを補正して
いく適応補正手段と、補正後のPCM符号をアナログ信
号に復号するPCM復号器とを設けることにより、バー
スト誤りを補正するようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルコードレ
ス電話方式に関し、特に移動局と基地局との間の無線区
間で伝送エラーが発生した場合に、その音声に対して補
正等を行い、符号化方式に適応差分PCM(ADPC
M)方式を適用した通信の補正方式に関する。
ス電話方式に関し、特に移動局と基地局との間の無線区
間で伝送エラーが発生した場合に、その音声に対して補
正等を行い、符号化方式に適応差分PCM(ADPC
M)方式を適用した通信の補正方式に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の携帯端末には、コードレス化及び
音声のデジタル化が要求される。音声のデジタル化に関
して有線系では、64KbpsのPCM方式が用いら
れ、現在は32kbpsのADPCM方式が用いられて
いる。無線回線の伝送路は、周波数が有限であり、周波
数を有効利用するために、伝送ビット数は少ない方が良
い。また、端末の有線系との共通化ということから有線
系で使用している32kbpsのADPCM方式が用い
られる傾向にある。この32kbpsのADPCM方式
を、コードレス電話のような無線伝送システムに用いた
場合、伝送誤りの発生は避けられず、有線系のような音
声品質は得られないという問題がある。
音声のデジタル化が要求される。音声のデジタル化に関
して有線系では、64KbpsのPCM方式が用いら
れ、現在は32kbpsのADPCM方式が用いられて
いる。無線回線の伝送路は、周波数が有限であり、周波
数を有効利用するために、伝送ビット数は少ない方が良
い。また、端末の有線系との共通化ということから有線
系で使用している32kbpsのADPCM方式が用い
られる傾向にある。この32kbpsのADPCM方式
を、コードレス電話のような無線伝送システムに用いた
場合、伝送誤りの発生は避けられず、有線系のような音
声品質は得られないという問題がある。
【0003】このような伝送誤りの原因の一つに、数H
z程度の低速フェージングがある。そして、伝送データ
のフレーム全体が、低速フェージングの影響を受け、音
声品質が劣化する。このような連続的バースト誤りが数
10msec以上に及ぶと音声信号に衝撃音が混入した
ような不快感を与える。そのため、このようなバースト
誤りを補正しなければならないという問題があった。誤
りを含んだADPCM符号列をADPCM復号器に入力
すると、誤った符号のために復号器内部の状態が符号器
側のそれらと異なってしまう。その結果、入力音声波形
とは異なった波形が出力される。このため音声品質が劣
化する。
z程度の低速フェージングがある。そして、伝送データ
のフレーム全体が、低速フェージングの影響を受け、音
声品質が劣化する。このような連続的バースト誤りが数
10msec以上に及ぶと音声信号に衝撃音が混入した
ような不快感を与える。そのため、このようなバースト
誤りを補正しなければならないという問題があった。誤
りを含んだADPCM符号列をADPCM復号器に入力
すると、誤った符号のために復号器内部の状態が符号器
側のそれらと異なってしまう。その結果、入力音声波形
とは異なった波形が出力される。このため音声品質が劣
化する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記バースト誤りに対
する対策は、いくつか知られているが、従来のADPC
M補正方式は、音声品質の劣化を改善するために方法と
してミューティング法や誤りパターンを入れ替える等の
手段しかなかった。
する対策は、いくつか知られているが、従来のADPC
M補正方式は、音声品質の劣化を改善するために方法と
してミューティング法や誤りパターンを入れ替える等の
手段しかなかった。
【0005】図2は、その一例であり、誤りが検出され
たADPCM符号を置換するものである。図2におい
て、ADPCM復号器13の入力側に符号置換回路12
を挿入し、誤り検出部11で受信ADPCM符号に誤り
が検出されると、その符号を符号器と内部状態が不一致
になったときにADPCM復号器13の回復が速い特定
パターンに置換する。ADPCM復号器13からのPC
M符号はPCM復号器14へ供給され、PCM復号器1
4からのアナログ信号は、アッテネータ15で減衰され
る。
たADPCM符号を置換するものである。図2におい
て、ADPCM復号器13の入力側に符号置換回路12
を挿入し、誤り検出部11で受信ADPCM符号に誤り
が検出されると、その符号を符号器と内部状態が不一致
になったときにADPCM復号器13の回復が速い特定
パターンに置換する。ADPCM復号器13からのPC
M符号はPCM復号器14へ供給され、PCM復号器1
4からのアナログ信号は、アッテネータ15で減衰され
る。
【0006】しかし、これらの方法の場合、誤りでない
データも補正してしまい、かえって音声品質が劣化して
しまう場合もあった。また、特定の話者により音声信号
の特徴が異なり、補正の度合いに差が生じるという問題
もあった。
データも補正してしまい、かえって音声品質が劣化して
しまう場合もあった。また、特定の話者により音声信号
の特徴が異なり、補正の度合いに差が生じるという問題
もあった。
【0007】コードレス電話のような無線回線を含むシ
ステムでは適応的に誤りを補正する方法が望まれる。
ステムでは適応的に誤りを補正する方法が望まれる。
【0008】本発明の目的は、コードレス電話のような
無線伝送が介在したシステムにおいて、従来の問題点で
あるバースト誤りの影響を軽減し、再生音声の劣化を軽
減し、特に特定の話者の音声の劣化を軽減することので
きるADPCM補正方式を提供するものである。
無線伝送が介在したシステムにおいて、従来の問題点で
あるバースト誤りの影響を軽減し、再生音声の劣化を軽
減し、特に特定の話者の音声の劣化を軽減することので
きるADPCM補正方式を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を
解決するために、復調された適応差分PCM符号のデー
タから音声信号の特徴を抽出する特徴抽出手段と、前記
適応差分PCM符号のデータを適応差分PCM復号して
復号信号を出力するADPCM復号器と、適応差分PC
M符号の音声情報から抽出された抽出情報を数フレーム
記憶する記憶手段と、PCM符号を適応的に誤りを補正
していく適応補正手段と、補正後のPCM符号をアナロ
グ信号に復号するPCM復号器とを設けることにより、
バースト誤りを補正するようにした。
解決するために、復調された適応差分PCM符号のデー
タから音声信号の特徴を抽出する特徴抽出手段と、前記
適応差分PCM符号のデータを適応差分PCM復号して
復号信号を出力するADPCM復号器と、適応差分PC
M符号の音声情報から抽出された抽出情報を数フレーム
記憶する記憶手段と、PCM符号を適応的に誤りを補正
していく適応補正手段と、補正後のPCM符号をアナロ
グ信号に復号するPCM復号器とを設けることにより、
バースト誤りを補正するようにした。
【0010】
【発明の実施の形態】上記構成によれば、復調された適
応差分PCM符号のデータから音声信号の特徴を抽出す
る特徴抽出手段と特徴抽出データを数フレーム記憶する
記憶手段とを設けることにより、バースト誤りを補正
し、特定の話者の音声の劣化を軽減し、特定の話者の音
質を改善することができる。
応差分PCM符号のデータから音声信号の特徴を抽出す
る特徴抽出手段と特徴抽出データを数フレーム記憶する
記憶手段とを設けることにより、バースト誤りを補正
し、特定の話者の音声の劣化を軽減し、特定の話者の音
質を改善することができる。
【0011】図面を用いて本発明の実施形態を説明す
る。
る。
【0012】まず、復調されたADPCM符号が特徴抽
出器21に入力され、特徴抽出器21によって音声情報
の特徴が抽出される。この抽出された音声情報は、AD
PCM符号から変換された線形予測係数等の情報とす
る。また、特徴抽出器21によってADPCM符号の置
換処理も行う。この置換処理は数フレームのADPCM
符号を記憶しておき、前後のフレームにより置換する。
特徴抽出器21を通って特徴抽出及び置換処理されたA
DPCM符号は、ADPCM復号器23によってPCM
信号に復号される。一方、特徴抽出器21によって抽出
された音声の特徴情報はメモリ23に数フレームの情報
を記憶し、メモリ23に記憶された情報は一定周期毎に
読み出され、随時更新される。この情報を適応補正器2
4に入力し、適応補正器24によってPCM信号が補正
され出力される。適応補正器24からの出力される補正
後のPCM信号がPCM復号器25に入力され、PCM
復号器25からアナログ音声信号が出力され、補正され
た音声信号が得られる。
出器21に入力され、特徴抽出器21によって音声情報
の特徴が抽出される。この抽出された音声情報は、AD
PCM符号から変換された線形予測係数等の情報とす
る。また、特徴抽出器21によってADPCM符号の置
換処理も行う。この置換処理は数フレームのADPCM
符号を記憶しておき、前後のフレームにより置換する。
特徴抽出器21を通って特徴抽出及び置換処理されたA
DPCM符号は、ADPCM復号器23によってPCM
信号に復号される。一方、特徴抽出器21によって抽出
された音声の特徴情報はメモリ23に数フレームの情報
を記憶し、メモリ23に記憶された情報は一定周期毎に
読み出され、随時更新される。この情報を適応補正器2
4に入力し、適応補正器24によってPCM信号が補正
され出力される。適応補正器24からの出力される補正
後のPCM信号がPCM復号器25に入力され、PCM
復号器25からアナログ音声信号が出力され、補正され
た音声信号が得られる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の構成なら
びに方法によれば、特定の話者の音声情報の特徴を抽出
し、抽出した特徴情報を随時記憶し、適応的に誤りを補
正していくので、特定の話者の音声の劣化を軽減し、特
定の話者の音声情報を補正する。このことにより、従来
の補正手段より効率的にバースト誤りを補正することが
できる。また、従来必要だった誤り検出手段及びアッテ
ネータが不要になるので、システム構成が単純になる。
びに方法によれば、特定の話者の音声情報の特徴を抽出
し、抽出した特徴情報を随時記憶し、適応的に誤りを補
正していくので、特定の話者の音声の劣化を軽減し、特
定の話者の音声情報を補正する。このことにより、従来
の補正手段より効率的にバースト誤りを補正することが
できる。また、従来必要だった誤り検出手段及びアッテ
ネータが不要になるので、システム構成が単純になる。
【図1】本発明のADPCM補正方式を実施するための
回路構成を示すブロック図。
回路構成を示すブロック図。
【図2】従来のADPCM補正方式の回路構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
11 誤り検出部 12 符号置換回路 13 ADPCM復号器 14 PCM復号器 15 アッテネータ 21 特徴抽出器 22 ADPCM復号器 23 メモリ 24 適応補正器 25 PCM復号器
Claims (1)
- 【請求項1】復調された適応差分PCM符号のデータか
ら音声信号の特徴を抽出する特徴抽出手段と、前記適応
差分PCM符号のデータを適応差分PCM復号して復号
信号を出力するADPCM復号器と、適応差分PCM符
号の音声情報から抽出された抽出情報を数フレーム記憶
する記憶手段と、PCM符号を適応的に誤りを補正して
いく適応補正手段と、補正後のPCM符号をアナログ信
号に復号するPCM復号器とを設けることにより、バー
スト誤りを補正するようにしたことを特徴とするADP
CM補正方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22805895A JPH0974377A (ja) | 1995-09-05 | 1995-09-05 | Adpcm補正方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22805895A JPH0974377A (ja) | 1995-09-05 | 1995-09-05 | Adpcm補正方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0974377A true JPH0974377A (ja) | 1997-03-18 |
Family
ID=16870542
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22805895A Pending JPH0974377A (ja) | 1995-09-05 | 1995-09-05 | Adpcm補正方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0974377A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100622133B1 (ko) * | 2005-09-09 | 2006-09-11 | 한국전자통신연구원 | VoIP 환경에서의 프레임 손실 복원 방법 |
US7191301B2 (en) * | 2000-12-29 | 2007-03-13 | Shenzhen Sts Microelectronics, Co. Ltd. | ROM addressing method for an ADPCM decoder implementation |
-
1995
- 1995-09-05 JP JP22805895A patent/JPH0974377A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7191301B2 (en) * | 2000-12-29 | 2007-03-13 | Shenzhen Sts Microelectronics, Co. Ltd. | ROM addressing method for an ADPCM decoder implementation |
US7496720B2 (en) | 2000-12-29 | 2009-02-24 | Shenzhen Sts Microelectronics Co. Ltd. | ROM addressing method for an ADPCM decoder implementation |
KR100622133B1 (ko) * | 2005-09-09 | 2006-09-11 | 한국전자통신연구원 | VoIP 환경에서의 프레임 손실 복원 방법 |
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