JPH0974334A - トランスバーサルフィルタ - Google Patents

トランスバーサルフィルタ

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JPH0974334A
JPH0974334A JP22892195A JP22892195A JPH0974334A JP H0974334 A JPH0974334 A JP H0974334A JP 22892195 A JP22892195 A JP 22892195A JP 22892195 A JP22892195 A JP 22892195A JP H0974334 A JPH0974334 A JP H0974334A
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coefficient
circuit
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JP22892195A
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Takeshi Yamamoto
剛 山本
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】波形等化用の高速化に適したトランスバーサル
フィルタを提供する。 【解決手段】同構成の回路ブロック11a 〜11d はオン/
オフを16相のパルスで制御しボックス中の番号の位相で
オン状態になるスイッチとコンデンサCとバッファから
成る4個のサンプルホールド回路と、オペアンプ、抵抗
からなる係数加算器12と、サンプルホールド回路の出力
と係数加算器12の入力間の接続を決める8個のスイッチ
と、係数加算器12の出力と出力端子OUT の接続を決める
出力スイッチとから成る。各回路ブロックのスイッチは
出力スイッチを除き4クロック毎にオン/オフし、各ス
イッチのタイミングは回路ブロック毎に1クロック分づ
つずらして制御する。各回路ブロックの出力を1クロッ
ク間隔で順番に出力する。各回路ブロックはクロック周
期Tづつずれ4T毎に動作し、各ブロック出力をT間隔
で順次サンプルして入力を遅延要素Tで順次転送したと
き3タップのトランスバーサルフィルタを実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、デジタルビデオ
ディスク等のデジタル記録再生機器の再生信号の符号間
干渉を補正する波形等化に用いて好適なトランスバーサ
ルフィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】デジタルビデオディスク等の高密度記録
媒体の再生においては、媒体上にデジタルデータとして
記録されたピットの長さや間隔が極めて短くなり、レー
ザースポットの大きさなどの制約による光学系の分解能
限界に対して無視できなくなってくる。この結果、隣り
合うデータからの干渉が大きくなり、再生時の読み取り
誤り率が低下する。これを避けるためエラー訂正がある
がその能力には限界がある。また、これを強化するため
にはエラー訂正用の付加データの割合を増やす必要があ
り、本来再生したいデータの記録密度を下げることにな
ってしまう。このためデータ読み取り誤り率をエラー訂
正前で、ある程度以下に抑えておかなければならない。
このように、高密度記録を達成させ、その再生において
誤り率を劣化させないように、再生時に波形等化を行っ
て隣接データからの干渉を除去する必要がある。
【0003】このような波形等化器には、トランスバー
サルフィルタが最も適している。上述のような隣接デー
タからの符号干渉は、ディスク等の回転媒体とレーザー
スポットの相対速度がほぼ一定の速度であることを考え
ると、隣接データの縮小波形が一定時間だけずれて妨害
波となって現われる。従って、このような妨害波を取り
除く波形等化としては、群遅延特性のフラットなトラン
スバーサルフィルタが適している。通常の連続時間アナ
ログフィルタでは、振幅等化特性を与えるとその影響で
位相が回ってしまい群遅延特性を平坦にできず、これが
ジッター(位相誤差)となって誤り率を低下させてしま
うからである。
【0004】トランスバーサルフィルタは、単位遅延時
間をTとする遅延要素を多段接続し、途中のいくつかの
端子(タップ)から取り出した信号に、任意の係数を掛
けて加算し、出力するものである。図6では±4Tにタ
ップを設けた3タップのトランスバーサルフィルタの例
を、図7では±3Tと±4Tにタップを設けた5タップ
のトランスバーサルフィルタの例を表わしている。
【0005】遅延要素としては、ガラス遅延線などの非
半導体のものと半導体によるものとがあるが、省スペー
ス化と低価格での実現という観点から他の信号処理と同
一チップ上で実現できる半導体での要求が強い。半導体
による遅延要素としてはCCDやBBDのような電荷転
送素子、スイッチドキャパシタによる遅延回路などが用
いられる。
【0006】しかしながら、CCDやBBDのような電
荷転送素子は製造に特殊なプロセスを必要とし、半導体
集積回路内で他の一般回路と共存させて形成するには適
さない。また、スイッチドキャパシタでは高周波信号に
適さず、また信号の伝送経路にスイッチが直列に介在す
るため、そのスイッチによる伝送ひずみが大きい、とい
う問題がある。
【0007】さらに、図6,図7の各トランスバーサル
フィルタの前でデジタル信号にA/D変換し、FIR型
デジタルフィルタで実現する、という方法もある。この
場合は、非常に高速のA/D変換が必要なこと、最低で
も7〜8ビット程度は必要なため、A/D変換とデジタ
ルフィルタで相当な規模の回路が必要になり不経済であ
ること、などの問題がある。
【0008】そこで、特開昭61−171213号公報
にサンプルホールド回路を用いたトランスバーサルフィ
ルタが提案されている。これを図8に示す。構成は図の
ようにバイアスをスイッチSx で切って出力をフローテ
ィング状態にできる機能を持ったボルテージホロワAx
とその出力端につないだコンデンサCとの組を多段接続
したものになっている。各段が1つの遅延要素に相当
し、信号は左端が入力端Vinから右端に向かって順次伝
達される。各段の出力は係数器Mx を経由して互いに加
算してフィルタ出力となる。スイッチSx がONの時ボ
ルテージホロワAx k前段のコンデンサ端電圧を次段の
コンデンサ端に伝達する。スイッチSxがOFFのとき
ボルテージホロワAx は、フローティング状態になりコ
ンデンサで電圧を保持する。
【0009】このようにして、各段はスイッチSx のO
N/OFFにより切り換わるサンプルホールド回路とし
て動作する。バイアスのスイッチのON/OFF状態
は、1段おきに共通になるようにし、それぞれが逆相に
なるようにスイッチ制御信号φ1/φ2で交互にON/
OFFさせる。すると、1段おきに伝達(サンプル)と
保持(ホールド)という状態になりそれがバイアスの切
換によって交互に切り換わっていくことになる。このよ
うにして入力の電圧が出力側に1段づつ順次に転送され
ていく。
【0010】このようなトランスバーサルフィルタの回
路例が、上記公報に記載してある。これを図9に示して
説明する。サンプルホールド回路は、オペアンプに負帰
還をかけて構成したトランジスタQ1〜Q6とダイオー
ドD1と抵抗Re1とRe2で構成するボルテージホロワと
コンデンサCから成る。トランジスタQ5とQ6で構成
するバイアスのベース端を一段おきに共通にしつつ、逆
相の制御ラインφ1とφ2で駆動することにより、上述
の1段づつの順次転送を実現している。
【0011】このような従来のトランスバーサルフィル
タの欠点は、遅延要素としてのサンプルホールド回路を
多段接続しているため、各段で発生するホールド電圧の
誤差が積み重なって後段にいくほど大きな誤差になり、
フィルタとしての特性誤差や出力ノイズを悪化させる、
という点である。このようなホールド電圧誤差の原因と
しては、 (1) 各サンプルホールド回路が持っている直流オフ
セット。 (2) 各サンプルホールド回路のアクイジョンタイム
の限界によるホールド誤差。 (3) 各サンプルホールド回路のホールド切換時の過
渡応答によるホールド誤差。 などがある。
【0012】一例として(3)について図9のトランス
バーサルフィルタ回路を例にとって説明する。トランジ
スタQ5とQ6のOFFタイミングにわずかのずれがあ
りトランジスタQ5がわずかに遅れると、その差時間だ
けコンデンサの蓄積電荷はトランジスタQ6の電流によ
って放電されて負側に誤差電圧を生じる。これを避ける
ため、トランジスタQ6をトランジスタQ5に対し少し
早めにOFFするように工夫したとしても、トランジス
タQ4のベース端の寄生容量によりトランジスタQ5が
OFFしてからも、しばらくはトランジスタQ4が弱く
ONした状態になっていてトランジスタQ3のベースに
電流を流し、コンデンサ端に正側の誤差電圧を発生させ
る。特に高密度記録での再生の場合、高速のサンプルホ
ールド動作が必要なためコンデンサ容量は小さくしなけ
ればならず、発生する誤差電圧は大きくなる。
【0013】また、(2)について言えば図6〜図8に
示すような従来の遅延要素を多段の接続した形式のトラ
ンスバーサルフィルタだと、各サンプルホールド回路は
再生データレートと同じスピードで切換動作をさせる必
要があるが、デジタルビデオディスクなどの高密度記録
機器の再生の場合、高速動作に応答しきれず大きなサン
プルリング電圧誤差を残してしまう。このように高密度
記録機器では上記(1)〜(3)の誤差要因のうち、特
に(2)と(3)により発生する誤差が大きいため、フ
ィルタ特性の精度悪化の問題をさらに深刻にさせてい
た。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のサンプ
ルホールド回路を用いたトランスバーサルフィルタは、
サンプルホールド回路を多段接続して構成しているた
め、後段にいくほど大きな誤差になってしまい、フィル
タ性能である周波数特性やS/Nを劣化させてしまう。
特に、デジタルビデオディスクなどの高密度記録機器の
再生の場合は、高速動作の必要性に対しサンプルホール
ド回路が応答しきれず、各段の誤差はさらに大きなもの
となり、波形等化に必要な精度が得られない、という問
題を生じていた。
【0015】この発明は、各遅延要素が発生する誤差の
影響を受けにくくするとともに、高密度記録機器等の波
形等化用として高速動作にも適したものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明は上記課題を達
成するため、それぞれNクロック分だけ位相をずらして
入力信号を順次サンプリングするM個のサンプルホール
ド回路と、L個の係数入力端子を持ち、それぞれの入力
に任意の係数を掛けて加算する係数加算器とにより構成
し、それぞれの動作位相を1クロックづつずらしたN個
の回路ブロックと、前記M×N個のサンプルホールド回
路の出力と前記L×N個の係数入力との接続関係を、ク
ロック位相に応じて切り換えるスイッチ群とを備え、前
記各回路ブロック毎の係数加算器の出力を、1クロック
おきに順番に選択してフィルタ出力とすることにより、
Lタップ相当のトランスバーサルフィルタを実現する。
【0017】また、それぞれNクロック分だけ位相をず
らして入力信号を順次サンプリングしていくM個のサン
プルホールド回路と、3個の係数入力端子を持ち、それ
ぞれの入力に任意の係数を掛けて加算する係数加算器
と、前記M個のサンプルホールド回路の出力と前記3個
の係数入力端子との間の接続関係をクロック位相に応じ
て切り換えるスイッチ群とにより構成し、それぞれの動
作位相を1クロックづつずらしたN個の回路ブロックと
を備え、前記各回路ブロック毎の係数加算器の出力を、
1クロックおきに順番に選択してフィルタ出力したこと
により、3タップ相当のトランスバーサルフィルタを実
現する。
【0018】さらに、それぞれNクロック分だけ位相を
ずらして入力信号を順次サンプリングしていくM個のサ
ンプルホールド回路と、L個の係数入力端子を持ちそれ
ぞれの入力に任意の係数を掛けて加算するM個の係数加
算器とにより、それぞれの動作位相を1クロックづつず
らしたN個の回路ブロックと、前記M×N個のサンプル
ホールド回路の出力と前記L×M×N個の係数入力端子
との接続関係を決める接続網とを備え、前記各回路ブロ
ック内のM個の係数加算器出力がNクロックおきに順次
選択されるような条件で、該各回路ブロック毎の出力を
1クロックおきに順番に選択してフィルタ出力してなる
ことにより、Lタップ相当のトランスバーサルフィルタ
を実現する。
【0019】またさらに、それぞれNクロック分だけ位
相をずらして入力信号を順次サンプリングするM個のサ
ンプルホールド回路と、3個の係数入力端子を持ち、そ
れぞれの入力に任意の係数を掛けて加算するM個の係数
加算器と、前記M個のサンプルホールド回路の出力およ
び前記3×M個の係数入力端子との間の接続関係を決め
る接続網とにより構成し、それぞれの動作位相を1クロ
ックづつずらしたN個の回路ブロックを備え、前記各回
路ブロック内のM個の係数加算器出力がNクロックおき
に順次選択する条件で、該各回路ブロック毎の出力を1
クロックおきに順番に選択してフィルタ出力とすること
により、3タップ相当のトランスバーサルフィルタを実
現する。
【0020】上記した手段により、サンプルホールド回
路を並列としたため入力から出力までの信号経路上で通
過するサンプルホールド回路は最小単位となり、各段誤
差が次々と積み重なっていくことがないので、ホールド
誤差の出力への影響が極めて小さい。遅延要素はサンプ
ルホールド回路を並列に動作させそのサンプリングのタ
イミングを順次ずらすことで遅延時間を作っているた
め、サンプルホールド回路1個あたりのサンプル/ホー
ルドの切換スピードは、1/M×N(M:各回路ブロッ
ク内のサンプルホールド回路数、N:並列化する回路ブ
ロック数)まで緩和できる。さらに各回路ブロック内の
サンプルホールド回路の数Mを増やし、それに伴って必
要となるクロック位相の数M×Nを増やしてさらに並列
化を進めていくことにより、サンプルホールド回路をさ
らに低速で動作させることができる。サンプルホールド
回路の動作スピードが低速でよいということは、アクイ
ジョンタイムへの要求が緩和されることであり、高速性
の限界によって生ずるホールド電圧誤差は小さくなっ
て、トランスバーサルフィルタとしての精度は格段に上
がる。
【0021】このように、累積誤差が生じないととも
に、動作速度限界により生ずる誤差が非常に小さくなる
利点があり、特に高速動作を必要とする動作周波数の高
いトランスバーサルフィルタにとって格段に精度が向上
する。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いながら、この発
明の実施例について詳細に説明する。図1は、この発明
の第1の実施例を説明するための回路構成図である。こ
の実施例は、±4Tにタップを持つ3タップトランスバ
ーサルフィルタに、この発明を実現したものである。
【0023】図1において、中に番号が記入してある長
方形のボックスはスイッチを示し、そのON/OFFを
16相のタイミングパルスで制御し、ボックス中の数字
の位相でON(導通)状態になる。図1の回路は図中に
枠で囲んだように、全く同じ4つの回路ブロック11a
〜11dを並列に構成している。回路ブロック11a〜
11dは、スイッチとコンデンサCとバッファから成る
4個のサンプルホールド回路と、オペアンプおよび抵抗
からなる係数加算器12と、前記サンプルホールド回路
の出力と係数加算器12の入力との間の接続関係を決め
る8個のスイッチと、係数加算器12の出力と出力端子
OUTとの接続を決める出力スイッチとから成る。
【0024】回路ブロック11a〜11dのスイッチ
は、出力スイッチを除いて4クロック毎にON/OFF
動作をし、各スイッチのタイミングは回路ブロック毎に
1クロック分づつ位相をずらして制御する。そして出力
も各回路ブロックの出力を1クロック間隔で順番に選択
して出力する。
【0025】このような動作のタイミングチャートを図
2に示す。このように、クロックの周期をTとして、各
回路ブロックはTづつずれて4T毎に動作し、各ブロッ
クの出力をT間隔で順次サンプリングすることにより、
図6のトランスバーサルフィルタにおいて入力を遅延要
素Tで順次転送したときに出力端OUTで得られるのと
同じ出力を得ることができる。
【0026】回路ブロック11a〜11dの各回路構成
は全く同じなので、図1の回路ブロック11aを例にと
ってこれを図3に示し、その動作を少し詳しく説明す
る。サンプルホールド回路はSH4、SH8、SH1
2、SH16の4個あり、それぞれ1〜4、5〜8、9
〜12、13〜16の区間で入力をサンプリングする。
従って、サンプリング以外の区間、SH4では4、SH
8では8、SH12では12、SH16では16の区間
のサンプル値をそれぞれホールドする。
【0027】この状態を図2のタイムテーブルに示し
た。オペアンプOP1とその周辺の抵抗R1〜R3によ
る係数加算器は、R1とR2の各抵抗の左端およびオペ
アンプOP1の非反転入力端を入力としている。各入力
からオペアンプOP1の出力(=係数加算出力)までの
ゲインはそれぞれ、 R1左端入力 :−R3/R1=−R/10R=−1/10 R2左端入力 :−R3/R2=−R/10R=−1/10 OP1の非反転入力:1 である。ここで、最初の2つは図6のトランスバーサル
フィルタの係数K1とK3に相当し、最後の1は係数K
2に相当する。各サンプルホールド回路の出力と係数加
算器の各入力はSW5〜SW12の8個のスイッチによ
って接続関係が決まる。
【0028】例えば、クロック位相が1〜4の区間にお
いては、スイッチSW7,SW8,SW10が導通して
いるので、スイッチSW7を介して時間8の入力が係数
K1を入力として抵抗R1の左端に入力し、スイッチS
W10を介して時間12の入力が係数K2を入力として
オペアンプOP1の非反転入力に入力し、スイッチSW
8を介して時間16の入力が係数K3を入力として抵抗
R2の左端に入力する。そして、この区間の最終の時間
4のタイミングで出力スイッチSW13によってオペア
ンプOP1の出力をフィルタ出力端へと導く。つまり、
このタイミングでみた場合、係数K2の出力に対して±
4Tの時間のデータにそれぞれK1とK3の係数を掛け
て加算したデータを出力することになり、図6のトラン
スバーサルフィルタの処理と全く等価である。
【0029】もう一つ、クロック位相が5〜8の区間に
おいても、スイッチSW5,SW6,SW12が導通し
ているので、スイッチSW6を介して時間12の入力が
係数K1を入力として抵抗R2の左端に入力し、スイッ
チSW12を介して時間16の入力が係数K2を入力と
してオペアンプOP1の非反転入力に入力し、スイッチ
SW5を介して時間4の入力が係数K3を入力として抵
抗R1の左端に入力する。そして、この区間の最終の時
間16のタイミングで出力スイッチSW13により、オ
ペアンプOP1の出力をフィルタ出力端へと導く。この
タイミングでみた場合でも、係数K2の出力に対して±
4Tの時間のデータにそれぞれK1とK3の係数を掛け
て加算したデータを出力することになり、図6のトラン
スバーサルフィルタの処理と全く等価である。クロック
位相が9〜12の場合も、13〜16の場合も、同様に
して、時間12と時間16において図6のトランスバー
サルフィルタと等価な処理を行い同じ結果を出力する。
【0030】ただし、図3の回路は4クロック毎の動作
しかしていないので、図6のトランスバーサルフィルタ
では時間Tおきにデータが更新されて出力するのに対
し、図3の回路の出力は4Tおきの時間4,8,12,
16だけしか取り出せない。そこで図1の回路に示すよ
うに、図3の回路を4系統並列に接続し、それぞれのス
イッチタイミングを1クロックづつずらして動作させる
ことにより、フィルタ出力として時間Tおきに連続して
データを取り出せるように構成している。これら全体の
サンプルホールド動作と出力サンプリングのタイミング
毎の係数入力とを図2のタイムテーブルに示した。この
ようにして図1の回路は全体として図6のトランスバー
サルフィルタと全く等価になる。
【0031】図1のようにして構成されたこの発明のト
ランスバーサルフィルタは、図8のようにサンプルホー
ルド回路をトランスバーサルフィルタの原理図どおりに
構成した従来のものに比して次のような点で有利であ
る。
【0032】(1)入力から出力までの信号経路上で通
過するサンプルホールド回路は、1個だけであるため、
誤差が積算されていくことがなく、サンプルホールド誤
差による出力への影響は極めて小さい。
【0033】(2)各サンプルホールド回路と各係数加
算器は、4クロック(4T)毎の動作しかしないので、
そのスピード要求が1/4に緩和され、これらが発生す
る誤差は極めて小さくなる。すなわち、このような回路
構成にすることにより、信号処理を高速化しても等化誤
差は少ない。
【0034】図4は、この発明の第2の実施例を説明す
るための回路構成図である。この実施例は、図7で示し
た、±3Tと±4Tにタップを持つ5タップトランスバ
ーサルフィルタを、この発明の構成により実現したもの
である。なお、各回路ブロックを4系統並列に接続する
という考え方は、図1の実施例と全く同じであるため、
ここでは、図3に対応させて1つの回路ブロックだけを
示して説明する。また、中に番号を付してある長方形の
ブロックはスイッチを示し、そのオン/オフを16相の
タイミングパルスで制御し、ボックスの数字は位相でオ
ン(導通)状態になるという点は、図3と同様である。
【0035】この回路は、図3の回路に示した回路に対
して、サンプルホールド回路SH9やSH13などの他
の回路ブロックから来るサンプルホールド出力を、係数
加算器121の入力に導くSW13〜SW20の8個の
スイッチとR4,R5の2つの係数加算入力が付け加わ
った点が異なる。その他の部分は、スイッチのタイミン
グまで含めて図3の回路構成と同様である。
【0036】オペアンプOP1とその周辺の抵抗による
係数加算器121は抵抗R1,R2,R4,R5の各抵
抗の左端およびオペアンプOP1の非反転入力端を入力
としている。各入力からオペアンプOP1の出力(=係
数加算出力)までのゲインは、それぞれ R1左端入力:−R3/R1=−R/20R=−1/20 R2左端入力:−R3/R2=−R/20R=−1/20 R4左端入力:−R3/R4=−R/10R=−1/10 R5左端入力:−R3/R5=−R/10R=−1/10 OP1の非反転入力:1 である。ここで、最初の2つは図7のトランスバーサル
フィルタの係数K1とK5に相当し、3番目は係数K2
に、4番目は係数K4に、最後の1は係数K3にそれぞ
れ相当する。各サンプリングホールド回路の出力と係数
加算器121の各入力はSW5〜SW20の16個のス
イッチによって接続関係が決定する。
【0037】たとえば、クロック位相が1〜4の区間に
おいては、スイッチSW7,SW8,SW10,SW1
3,SW17が導通しているので、スイッチSW7を介
して時間8の入力を係数K1の入力として抵抗R1の左
端に入力し、スイッチSW10を介して時間12の入力
を係数K3としてオペアンプOP1に非反転入力に入力
し、スイッチSW8を介して時間16の入力を係数K5
の入力して抵抗R2の左端に入力する。さらに、スイッ
チSW13を介して時間9の入力を係数K2の入力とし
て抵抗R4に入力し、スイッチSW17を介して時間1
5の入力を係数K4の入力として抵抗R5の左端に入力
する。そして、この区間の最終の時間4のタイミングで
出力スイッチSW21によって、オペアンプOP1の出
力をフィルタ出力端へと導く。すなわち、このタイミン
グで見た場合、係数K3の出力に対して±4Tの時間の
データにそれぞれK1とK2の係数を掛け、これら全部
を加算したデータを出力することになり、図7のトラン
スバーサルフィルタの処理と全く等価である。
【0038】もう一つ、クロック位相が5〜8の区間に
おいても、スイッチSW5,SW6,SW12,SW1
4,SW18が導通しているので、スイッチSW5を介
して時間4の入力を係数K5の入力として抵抗R1の左
端に入力し、スイッチSW12を介して時間16の入力
を係数K3の入力としてオペアンプOP1の非反転入力
に入力し、スイッチSW6を介して時間12の入力を係
数K1の入力として抵抗R2の左端に入力する。さら
に、スイッチSW14を介して時間13の入力を係数K
2の入力として抵抗R4の左端に入力し、スイッチSW
18を介して時間3の入力を係数K4の入力として抵抗
R5の左端に入力する。そして、この区間の最終の時間
8のタイミングで出力スイッチSW21により。オペア
ンプOP1の出力をフィルタ出力端へと導く。すなわ
ち、このタンミングで見た場合、係数K3の出力に対し
て±4Tの時間のデータにそれぞれK1とK5の係数を
掛け、±3Tの時間のデータにそれぞれK2とK4の係
数を掛け、これら全部を加算したデータを出力すること
になり、図7のトランスバーサルフィルタの処理と全く
等価である。クロック位相が9〜12の場合も、13〜
16の場合も、同様にして、時間12と時間16におい
て図7のトランスバーサルフィルタと等価な処理を行い
同じ結果を出力する。
【0039】図1と図3に示した第1の実施例と同様に
図4の回路を4系統並列に接続し、それぞれのスイッチ
タイミングを1クロックづつずらして動作させることに
より、フィルタ出力として時間Tおきに連続してデータ
を取り出せるように構成する。このようにすれば図1の
回路と同様にして図7に示す5タップのトランスバーサ
ルフィルタと全く等価な回路を実現できる。
【0040】この実施例においても、第1の実施例と同
様に、信号経路上で通過するサンプルホールド回路は1
個だけであるため誤差が極めて小さいこと、スピード要
求が1/4に緩和され高速化しても等化誤差が少ない、
などの利点がある。
【0041】図5は、この発明の第3の実施例を示し、
図3と同じくこの発明による構成で実現した±4Tにタ
ップを持つ3タップトランスバーサルフィルタの1つの
回路ブロックである。ただし、この回路は図3の回路の
サンプルホールド出力と係数加算入力との接続を決める
スイッチを取り除き、代わりにサンプルホールド回路と
同数の係数加算器を準備し、サンプリングタイミングに
おける両者の接続関係を固定配線化する。こうすること
により、図3の回路と全く同じ機能を実現できる。
【0042】例えばクロック位相が1〜4の区間におい
ては、オペアンプOP3で構成する係数加算器に着目す
ると、時間8の入力を係数K1の入力として抵抗値10
Rの抵抗に入力し、時間12の入力を係数K2の入力と
してオペアンプOP1の非反転入力に入力し、時間16
の入力を係数K3の入力として抵抗値10Rの抵抗に入
力する。そして、この区間の最終の時間4のタイミング
で出力スイッチにより、オペアンプOP3の出力をフィ
ルタ出力端へと導く。つまり、このタイミングでみた場
合、係数K2の出力に対して±4Tの時間のデータにそ
れぞれK1とK3の係数を掛けて加算したデータを出力
することになり、図6のトランスバーサルフィルタの処
理と全く等価な回路となる。
【0043】もう一つ、クロック位相が5〜8の区間に
おいても、オペアンプOP4で構成する係数加算器に着
目すると、時間12の入力を係数K1の入力として抵抗
値10Rの抵抗に入力し、時間16の入力を係数K2の
入力としてオペアンプOP1の非反転入力に入力し、時
間4の入力を係数K3の入力として抵抗値10Rの抵抗
に入力する。そして、この区間の最終の時間16のタイ
ミングで出力スイッチによって、オペアンプOP4の出
力をフィルタ出力端へと導く。このタイミングでみた場
合でも、係数K2の出力に対して±4Tの時間のデータ
に、それぞれK1とK3の係数を掛けて加算したデータ
を出力することになり、図6のトランスバーサルフィル
タの処理と全く等価である。クロック位相が9〜12の
場合も、13〜16の場合も、同様にして、時間12と
時間16において図6のトランスバーサルフィルタと等
価な処理を行い同じ結果を出力する。
【0044】従って、図1に示した第1の実施例と同様
に図5の回路を4系統並列に接続し、それぞれのスイッ
チタイミングを1クロックづつずらして動作させること
により、フィルタ出力として時間Tおきに連続してデー
タを取り出せるように構成する。このようにすれば図1
の回路と同様にして図6に示す3タップのトランスバー
サルフィルタと全く等価な回路を実現できる。
【0045】この実施例においても、信号経路上で通過
するサンプルホールド回路は1個だけなので誤差が極め
て小さいこと、スピード要求が1/4に緩和され高速化
しても等化誤差が少ない、などの利点は前記第1の実施
例と同様である。
【0046】以上のように、トランスバーサルフィルタ
の構成として回路ブロック数N=4、ブロック内サンプ
ルホールド数M=4の場合の例を中心に述べてきたが、
この発明の適用例はこれに限らず、N=MまたはN<M
ならばNとMに任意の整数を選ぶことができる。ただ
し、トランスバーサルフィルタとしての最大遅延時間は
±NTとなる。従って、3タップのトランスバーサルフ
ィルタを用いてデジタル記録データの再生波形等化を行
う場合は、Nの値を記録フォーマットの最小ランに選ぶ
のがよい。
【0047】また、各サンプルホールドの動作周期は、
M×N×Tで表わされるので、Mの数を多くして並列化
をさらに進めていくことにより、その周期をさらに延ば
すことができ、高速動作の場合のサンプルホールド回路
への高速性の要求は緩和され精度を上げることが可能に
なる。このように要求仕様に応じてMとNの値を最適な
値になるように自由に選択できるのもこの発明の特徴の
一つである。
【0048】なお、この発明の各実施例では係数加算器
の係数を固定としたが、実際はこれら複数の加算係数を
連動制御できるような回路形式にすることにより、制御
可能なトランスバーサルフィルタにして自動調整するこ
とも可能となる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の自動制
御回路によれば、多段接続していたサンプルホールド回
路を並列化することにより、信号経路上で通過するサン
プルホールド回路は1個だけで、誤差の累積がなくなり
精度が向上する。さらに並列化によりサンプルホールド
回路に必要な動作スピードは並列化の個数分だけ緩和さ
れ、高速性の限界から生ずる電圧誤差が小さくなってト
ランスバーサルフィルタとしての精度が格段に向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例を説明するための回路
構成図。
【図2】図1の動作を説明するためのタイミングチャー
ト。
【図3】図1の動作説明をするために、同図の回路構成
の一つの回路ブロックを書き出した回路構成図。
【図4】この発明の第2の実施例を説明するための回路
構成図。
【図5】この発明の第3の実施例を説明するための回路
構成図。
【図6】従来の3タップのトランスバーサルフィルタを
説明するための回路構成図。
【図7】従来の5タップのトランスバーサルフィルタを
説明するための回路構成図。
【図8】サンプルホールド回路を用いた、従来のトラン
スバーサルフィルタを説明するための回路構成図。
【図9】図8に用いるサンプルホールド回路の回路例を
示す回路図。
【符号の説明】
11a〜11d…回路ブロック、SH1〜SH16…サ
ンプルホールド回路、12…係数加算器、SW1〜SW
13…スイッチ、IN…入力端子、OUT…出力端子。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれNクロック分だけ位相をずらし
    て入力信号を順次サンプリングしていくM個のサンプル
    ホールド回路と、 L個の係数入力端子を持ちそれぞれの入力に任意の係数
    を掛けて加算する係数加算器とで構成した回路ブロック
    をそれぞれの動作位相を1クロックづつずらしてNブロ
    ックと、 前記M×N個のサンプルホールド回路の出力と前記L×
    N個の係数入力との接続関係をクロック位相に応じて切
    り換えるスイッチ群と、 前記各回路ブロック毎の係数加算器の出力を、1クロッ
    クおきに順番に選択してフィルタ出力とすることにより
    実現するLタップ相当のトランスバーサルフィルタ。
  2. 【請求項2】 それぞれNクロック分だけ位相をずらし
    て入力信号を順次サンプリングしていくM個のサンプル
    ホールド回路と、3個の係数入力端子を持ち、それぞれ
    の入力に任意の係数を掛けて加算する係数加算器と、前
    記M個のサンプルホールド回路の出力と前記3個の係数
    入力端子との間の接続関係をクロック位相に応じて切り
    換えるスイッチ群とにより構成し、それぞれの動作位相
    を1クロックづつずらしたN個の回路ブロックとを備
    え、 前記各回路ブロック毎の係数加算器の出力を、1クロッ
    クおきに順番に選択してフィルタ出力したことにより実
    現してなることを特徴とする3タップ相当のトランスバ
    ーサルフィルタ。
  3. 【請求項3】 前記各回路ブロック内のサンプルホール
    ド個数Mは回路ブロック数Nより多いかまたは同数であ
    り、各回路ブロック内において、サンプルホールド回路
    の出力と係数加算器の各係数入力との接続関係を切り換
    える前記スイッチ群は、サンプリング状態にあるサンプ
    ルホールド回路の出力につながる全てのスイッチはオー
    プンにしてどこにも接続せず、残りのホールド状態にあ
    るサンプルホールド回路うちの3個の出力だけが3個の
    係数入力端子に別々に接続するように制御することを特
    徴とする請求項2記載のトランスバーサルフィルタ。
  4. 【請求項4】 それぞれNクロック分だけ位相をずらし
    て入力信号を順次サンプリングしていくM個のサンプル
    ホールド回路と、L個の係数入力端子を持ちそれぞれの
    入力に任意の係数を掛けて加算するM個の係数加算器と
    により構成し、それぞれの動作位相を1クロックづつず
    らしたN個の回路ブロックと、 前記M×N個のサンプルホールド回路の出力と前記L×
    M×N個の係数入力端子との接続関係を決める接続網と
    を備え、 前記各回路ブロック内のM個の係数加算器出力がNクロ
    ックおきに順次選択されるような条件で、該各回路ブロ
    ック毎の出力を1クロックおきに順番に選択してフィル
    タ出力してなることにより実現したことを特徴とするL
    タップ相当のトランスバーサルフィルタ。
  5. 【請求項5】 それぞれNクロック分だけ位相をずらし
    て入力信号を順次サンプリングするM個のサンプルホー
    ルド回路と、3個の係数入力端子を持ち、それぞれの入
    力に任意の係数を掛けて加算するM個の係数加算器と、
    前記M個のサンプルホールド回路の出力および前記3×
    M個の係数入力端子との間の接続関係を決める接続網と
    により構成し、それぞれの動作位相を1クロックづつず
    らしたN個の回路ブロックとを備え、 前記各回路ブロック内のM個の係数加算器出力がNクロ
    ックおきに順次選択する条件で、該各回路ブロック毎の
    出力を1クロックおきに順番に選択してフィルタ出力と
    することにより実現してなることを特徴とする3タップ
    相当のトランスバーサルフィルタ。
  6. 【請求項6】 デジタル記録再生機器の再生信号の周波
    数特性を補正するための波形等化に用い、回路ブロック
    数Nを符号化方式の最小ランに等しい値に選んで構成し
    てなることを特徴とする請求項2又は5記載のトランス
    バーサルフィルタ。
  7. 【請求項7】 前記係数加算器の対応する全ての係数を
    連動制御してなることを特徴とする請求項1〜6のいず
    れかに記載のトランスバーサルフィルタ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1330089C (zh) * 2005-04-19 2007-08-01 展讯通信(上海)有限公司 有限脉冲响应滤波与欠采样相结合的方法
WO2014196180A1 (ja) * 2013-06-03 2014-12-11 日本電気株式会社 デジタルフィルタ装置及び信号処理方法

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