JPH09741A - ゲーム操作スイッチ - Google Patents

ゲーム操作スイッチ

Info

Publication number
JPH09741A
JPH09741A JP7182011A JP18201195A JPH09741A JP H09741 A JPH09741 A JP H09741A JP 7182011 A JP7182011 A JP 7182011A JP 18201195 A JP18201195 A JP 18201195A JP H09741 A JPH09741 A JP H09741A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
main body
game
motor
flywheel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7182011A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Kitahara
宏之 北原
Daiji Fukuoka
大司 福岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOKAI COMMUNICATION IND
TOKAI TSUSHIN KOGYO KK
Original Assignee
TOKAI COMMUNICATION IND
TOKAI TSUSHIN KOGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TOKAI COMMUNICATION IND, TOKAI TSUSHIN KOGYO KK filed Critical TOKAI COMMUNICATION IND
Priority to JP7182011A priority Critical patent/JPH09741A/ja
Publication of JPH09741A publication Critical patent/JPH09741A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63FCARD, BOARD, OR ROULETTE GAMES; INDOOR GAMES USING SMALL MOVING PLAYING BODIES; VIDEO GAMES; GAMES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • A63F2300/00Features of games using an electronically generated display having two or more dimensions, e.g. on a television screen, showing representations related to the game
    • A63F2300/10Features of games using an electronically generated display having two or more dimensions, e.g. on a television screen, showing representations related to the game characterized by input arrangements for converting player-generated signals into game device control signals
    • A63F2300/1037Features of games using an electronically generated display having two or more dimensions, e.g. on a television screen, showing representations related to the game characterized by input arrangements for converting player-generated signals into game device control signals being specially adapted for converting control signals received from the game device into a haptic signal, e.g. using force feedback

Abstract

(57)【要約】 【目的】 テレビゲームにおける操作者の臨場感を、視
覚、聴覚以外のもので強化して、ゲームをより楽しめる
ものとする。 【構成】 テレビゲームの本体1から、プログラムの進
行或いは操作者が操作する操作用端末2からの入力信号
に応じた操作用端末駆動信号が送りだされ、操作用端末
駆動部7に入力、操作用端末駆動部7は、テレビゲーム
の本体1からのプログラムの進行或いは操作者の操作に
対応した信号を出力して操作用端末2に備える操作用ス
イッチの押しボタン部に内蔵される小型モータの被駆動
部品を駆動し、場面に対応した振動や衝撃を発生、これ
を操作者の指や手に感じさせることで臨場感を増加させ
る。モータと偏心フライホイールとの組合わせにより、
モータの回転数と偏心フライホイールの偏心度をリンク
させて振動の強弱を発生させたり、モータの回転方向を
変えることでクランクロッドの先端がケース内面を叩く
ようにする等の、より効果的な構成を得ることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテレビゲームに関し、詳
細には同装置のコントローラに使用されるスイッチに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近来、コンピュータを用いてテレビのデ
ィスプレイ画面を利用した、いわゆるテレビゲームが非
常な人気であり、家庭内のみならず、ゲームセンターに
おけるコンピューターゲームも大いに繁栄しており、こ
の現象に関連してさまざまな本体装置や周辺機器、そし
てソフトが市場に溢れている。これらのソフトには、大
別して、シュミレーションゲーム、ロールプレイングゲ
ーム、シューティングゲーム、アクションゲームの4種
があるが、この中で特にシューティングゲーム、アクシ
ョンゲームにおいてはゲームに伴う臨場感が必要で、こ
の臨場感の演出にはいろいろな工夫がなされている。
【0003】臨場感を、より強烈に得るためには人間の
5感、即ち、視覚、聴覚、触覚、臭覚、味覚を充分に利
用することが必要であるが、現在この種ゲーム機器にお
いては主として視覚と聴覚とが利用されている。例え
ば、操作者によって火器が発射されればそれらしき音響
を、弾丸が命中すればそれなりの音を、キャラクタがジ
ャンプすればそれにマッチした音を、装置に連なる音響
機器から出力するという具合にディスプレイ面の視覚に
合わせた音響効果を聴覚に対し演出するものが一般的に
行われている臨場感を出すためのものであった。
【0004】図16に前記従来の装置の概略のブロック
図を示す。コンピュータを内蔵するゲーム装置の本体1
1にはコントローラである操作用端末12が接続され、
操作者の操作に伴う入力信号が入力される。13、14
はそれぞれCRT及びスピーカの駆動部であり、15、
16は前記駆動部により駆動されるCRT及びスピーカ
である。
【0005】図12から図15に、前記の操作用端末1
2に使用されるスイッチの構造を示す。図12は側面図
であり、スイッチ21はノンロックの押しボタンスイッ
チであって、22は操作部としての押しボタン部、23
はスイッチ部、24はハウジングである。図13は前記
押しボタン部22の側面図であり、22aはその後端の
スイッチ押圧部で、後述のスイッチ部のトップ部へ嵌入
するとともにこれを押圧する。22bは抜け防止のため
の爪部であり、ハウジング24の図示しない孔部に係合
する。図14はスイッチ部23の側面図で、前記スイッ
チ押圧部22aにより押圧される前述のトップ部23
a,端子23bを備え、トップ部23aが押圧されると
端子23b間が開閉される構造である。図15はハウジ
ング24の側面図であり、外周に取り付け用のネジ部2
4aを備える。
【0006】前記のスイッチ21が、1個或いは複数
個、前記操作用端末12に取り付けられ、このスイッチ
21の押しボタン部22を操作することで、信号が本体
11へ送られて、本体11に内蔵するプログラムに従
い、13、14の、CRT及びスピーカの駆動部によ
り、15、16のCRT及びスピーカが駆動されて、画
面及び音響的な効果を発揮させようとするものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、前記の臨
場感を得るために、従来ハードとして行われているのは
操作用端末12に備えるスイッチ21の操作によるキー
入力信号を一方的に本体11側へ送るだけであり、折
角、火器に見立てて操作している操作用端末自体は何ら
振動したり、衝撃を感じたりするものではなく、物足り
なさを感じることを否定できないものであった。本発明
は、操作用端末のスイッチを操作する操作者の触覚を活
かすことで、より強烈な臨場感を得ることによって、こ
の点を解決しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題は本発明の請
求項1のものによれば、ゲーム機器本体と、前記ゲーム
機器本体に接続された操作用端末と、前記操作用端末に
備えられ、操作者の操作によりオンオフするスイッチ
と、操作者の身体部位に接触して操作される前記スイッ
チの操作部材とを備え、前記スイッチのオンオフを操作
信号として操作用端末が前記本体へ入力するテレビゲー
ム装置において、前記スイッチに取り付けた被駆動部品
と、前記本体からゲーム内容に応じた信号を入力されて
入力信号に対応した駆動信号を出力する操作用端末駆動
部とを設け、前記被駆動部品は、その軸に偏心したフラ
イホイールを取り付けたモータとし、該フライホイール
にはモータ回転速度の上昇に伴う遠心力増加により重心
を移動させて等価的に偏心度を増大させる手段を設ける
とともに、ゲーム内容に応じた前記本体からの信号を入
力された前記操作用端末駆動部は入力信号の大きさに対
応する回転数で回転するよう前記モータを駆動して、操
作者の身体の操作部位にゲーム内容に応じた振動を伝達
することによって解決することができる。
【0009】そして、前項における、フライホイールの
偏心度増大手段は、偏心フライホイールの外周寄りに一
端を回動可能に軸支され、他端をフライホイール外周に
接するように引張りスプリングを介して取り付けた円弧
状の可動ホイールであることにより解決することができ
る。
【0010】また、上記課題は本発明の請求項3のもの
によれば、ゲーム機器本体と、前記ゲーム機器本体に接
続された操作用端末と、前記操作用端末に備えられ、操
作者の操作によりオンオフするスイッチと、操作者の身
体部位に接触して操作される前記スイッチの操作部材と
を備え、前記スイッチのオンオフを操作信号として操作
用端末が前記本体へ入力するテレビゲーム装置におい
て、前記スイッチに取り付けた被駆動部品と、前記本体
からゲーム内容に応じた信号を入力されて入力信号に対
応した駆動信号を出力する操作用端末駆動部とを設け、
前記被駆動部品は回転方向制御可能なモータであり、そ
の軸には同方向に回転する偏心フライホイールを連動さ
せ、偏心フライホイールの回転に連動して揺動し、か
つ、偏心フライホイールの回転方向により揺動ストロー
クの大きさを切り換える手段を備えたクランクロッドを
設け、ゲーム内容に応じた前記本体からの信号を入力さ
れた前記操作用端末駆動部は入力信号の大きさに対応し
てモータの回転方向を切り換えるように前記モータを駆
動して、クランクロッドの揺動量が小なる場合には偏心
フライホイールの振動及びクランクロッドの自重偏心作
用により、大なる場合には偏心フライホイールの振動と
併せてクランクロッド先端によって対向する衝撃面に衝
撃を与えることにより、操作者の身体の操作部位にゲー
ム内容に応じた振動、衝撃を伝達することで解決するこ
とができる。
【0011】
【作用】モータの回転数が上昇すると重心を移動させて
等価的な偏心度をアップする手段を備えた偏心フライホ
イールは、本体からのゲーム内容に応じた回転数でモー
タが回転することで、回転数にリンクした強度の振動を
操作者の操作身体部位に与え、種々のレベルの振動を発
生させるので、より臨場感に満ち、変化に富んだ効果が
得られる。偏心度をアップする手段として、偏心フライ
ホイールの外周寄りに一端を回動可能に軸支し、他端を
フライホイールに引張りスプリングを介して取り付けた
円弧状の可動ホイールは、回転数の増加に伴い遠心力に
より引張りスプリングの付勢力に抗して一端を外側へ変
位させるので等価的な偏心度増加が得られ、回転数にリ
ンクした強度の振動を発生させる。
【0012】また、モータの回転方向を切り換えるとス
トロークが切り換わるクランクロッドを偏心フライホイ
ールに連動させ揺動させる手段は、本体からの信号の大
きさ等によって偏心フライホイールの振動のみの場合
と、クランクロッド先端が対向する衝撃面を叩いて衝撃
を与える場合とに切り換えることを可能とするので、さ
らに臨場感に満ち、変化に富んだ振動や衝撃をスイッチ
の操作部材に与えることができる。
【0013】
【実施例】図1から図11までに本発明の実施例を図示
する。図1は本発明の装置の概略のブロック図を示す。
コンピュータを内蔵するゲーム装置の本体1にはコント
ローラである操作用端末2が接続され、操作用端末2に
備えるスイッチ等の操作部を操作者が操作するのに伴い
入力信号が入力される。3、4はそれぞれCRT及びス
ピーカの駆動部であり、5、6は前記駆動部により駆動
されるCRT及びスピーカである。
【0014】7は操作用端末駆動部であって、本体1か
ら操作用端末駆動信号が送られると作動して、前記操作
用端末2に設けた後述の被駆動部品を駆動する。
【0015】図2は、操作用端末2に備えられる操作手
段としてのスイッチ31の側面断面図で、スイッチ31
はノンロックの押しボタンスイッチであって、32は操
作部材としての押しボタン部、33はスイッチ部、34
はハウジングである。押しボタン部32内には前述の被
駆動部品としての小型モータ35が装着され、その回転
軸35aには偏心フライホイール36が取り付けられて
いる。35bは小型モータ35のリード線で、前記操作
用端末駆動部7からの出力が入力される。
【0016】32aは押しボタン部32の裏面とで前記
小型モータ35を挟持するように支持し、押しボタン部
32とは別体のスイッチ押圧部で、後述のスイッチのト
ップ部へ嵌入するとともにこれを押圧する。32bは抜
け防止のための爪部である。33は前述のスイッチ部で
前記スイッチ押圧部32aにより押圧されるトップ部3
3a,端子33bを備え、トップ部33aが押圧される
と端子33b間が開閉される構造である。34はハウジ
ングで外周に取り付け用のネジ部34aと、前記抜け防
止の爪部32b係止用の孔34bを設けてある。
【0017】図3から図7に、前記図2における偏心フ
ライホイールの詳細実施例を示すが、複雑化を避けるた
め、操作用端末2に備えられる操作手段としてのスイッ
チに設ける被駆動部品の部分のみを示してある。図3,
図3A,B,Cはモータと偏心フライホイールとを組み
立てた状態の説明的な正面図及び動作説明のための正面
図と斜視図、図4、図5、および図6は図3における
A,B、およびC断面図、図7は分解斜視図である。
【0018】35はモータで、その軸35aには、前記
のように偏心フライホイール36が取り付けられる。1
02は偏心フライホイール本体であり、本体102を、
その偏心位置に設けた取り付け穴102aを用いてモー
タ35の軸35aに取り付け固定する。偏心フライホイ
ール本体102には厚み方向の中央に溝状の凹部102
bを形成する。103は可動ホイールであり、偏心フラ
イホイール本体102の外周に接する内径を持った円弧
状に形成され、その厚みは偏心フライホイール本体10
2と同じとし、厚み方向の中央、円弧の一端、内径方向
に突出部103aを形成し、該部分は偏心フライホイー
ル本体102の凹部102bにゆるく嵌合する寸法とす
る。なお、可動ホイール103を形成する材質は、質量
の高い金属が適する。
【0019】可動ホイール103はその円弧内周を偏心
フライホイール本体102の外周に沿うように接して、
その突出部103aを偏心フライホイール本体102の
凹部102bにゆるく嵌入させて組立てられ、両者は偏
心フライホイール本体102の外周部寄りに形成した穴
102c、可動ホイール103の突出部103aに設け
た穴103bを貫通するピン104により結合され、回
動可能に軸支される。105はスプリングであって、両
端にフックを形成した引張コイルスプリングであり、可
動ホイール103の突出部103aとは別の端部に設け
たスプリング引かけボス103cと、偏心フライホイー
ル本体102の凹部102b内、外周寄りに形成したス
プリング引かけボス102dとの間に架装され、その付
勢力によって偏心フライホイール本体102と可動ホイ
ール103との相互に接した組立状態を保持する。
【0020】次に、上記のように構成した本発明の実施
例の動作について説明する。操作者がゲームを行ってお
り、本体1がプログラムに従って動作し、操作者がCR
T5にディスプレイされる映像を見、スピーカ6から出
力される音響を聴きながら、操作用端末2に備えるスイ
ッチ31の操作部材としての押しボタン部32を操作す
るのに伴い、端子33bが電気的に開閉して入力信号が
本体1へ入力され、入力信号に対応してプログラムに従
い、本体1は3、4のCRT及びスピーカ駆動部を駆動
してCRT5に映像を出力し、スピーカ6にオーディオ
信号を出力する。
【0021】ここで、プログラムの進行に合わせた形
で、本体1から信号が送られる。例えば、ゲームがカー
レースのようなものであれば、エンジンの回転に対応し
た、或いは道路の路面に対応した周波数と振幅の振動を
車両のハンドル等は感じる筈であるので、本体1はそれ
に見合った信号を操作用端末駆動部7から出力させ、小
型モータ35を駆動する。小型モータ35の軸35aに
取り付けられた偏心フライホイール36が回転し、その
偏心のためにスイッチ31或いは操作用端末2全体が振
動を生じて操作者の指或いは手に、その振動が感じられ
るので、車両操作の臨場感を感じることが出来る。
【0022】ゲームの進行に従い、様々な音声信号が本
体1から出力されるが、操作用端末駆動部7は、該信号
の大きさに応じて小型モータ35の回転数を変化させ
る。従って、信号が比較的微小な間は偏心フライホイー
ル本体102と可動ホイール103とは、相互に接した
組立状態を保持したまま回転し、従ってその発生する振
動も比較的小であるが、音声信号が増大するのに伴い回
転数も増加し、偏心フライホイール本体102の回転数
も上昇し、可動ホイール103の、スプリング105を
架装した側の端部は受ける遠心力が増大して、やがて可
動ホイール103は図3及び図3Bに示す位置から、ス
プリング105の付勢力に抗して偏心フライホイール本
体102の外周から離脱して図3Bにおける矢印A方向
に回動し、図3A及び図3Cに示す位置に変位するの
で、偏心フライホイール36の重心が移動し偏心度がよ
り増大したのと等価な結果となり、振動も増加する。
【0023】振動増加の割合はモータ35の回転数にリ
ンクするので、ゲーム状況に見合った、効果的な振動が
得られる。また、劇的な効果を生じさせる等の目的で、
一定値以上の音声出力があった場合に振動を生じさせ、
その後音声レベルに応じて振動を増加させるように、操
作用駆動端末7に音声レベル検出部、閾値設定部、比較
回路部とからなる回路を設けておき、一定値以上の音声
出力があった場合にモータ35を作動させ、その後、音
声レベルに見合って回転数を上昇させるようにすること
もできる。また、偏心フライホイールの回転数にリンク
して偏心度を増加させる手段はこの実施例に限定される
ものではなく、種々考えられるものである。
【0024】図8から図11に、本発明の別の実施例
を、前記実施例同様、操作用端末2に備えられる操作手
段としてのスイッチに設ける被駆動部品の部分のみによ
り示してある。図8はモータと偏心フライホイールとを
組み立てた状態の説明的な斜視図、図9は同分解斜視
図、図10、10Aと図11,11Aは動作説明図であ
る。
【0025】35はモータであり、その軸35aには偏
心フライホイール36が取り付けられる。偏心フライホ
イール36は偏心フライホイール本体202と、ラッチ
203とからなる。偏心フライホイール本体202は、
円をほぼ2分して大径部202aと小径部202bとか
らなり、小径部202aの円弧の中心に同心の大きめの
円穴202eを貫通形成し、かつ、該円穴202e内周
には係止部202cを中心に向け小さく突出させる。
【0026】203はラッチであり、該ラッチ203は
円弧部203aと、円弧の弦の部分に右係合部203b
と左係合部203cを形成し,そして円弧の弦の部分か
ら直角に突出させた係合部203dとからなり、係合部
203dの先端は円弧部203aの円弧と同一円上にあ
る。ラッチ203は、その円弧部203aの側面に形成
した、円弧の中心から偏心した位置の軸穴203eを用
いてモータ35の軸35aに固定させ取り付けられる。
そしてラッチ203は、偏心フライホイール本体202
の円穴202e内にその外周を嵌合させ、その円弧部2
03aの円弧面と係合部203d先端面とが円穴202
eの内周に接して摺動し回動可能とする。
【0027】206はブラケットで、L字状の板体であ
り、垂直部には丸穴206a,水平部には丸穴206b
が形成されていて、垂直部の丸穴206aはモータ35
の軸35aを貫通させるようにして、モータ前面と偏心
フライホイール本体202とラッチ203との組立体
(偏心フライホイール36)との間に介装されている。
【0028】204はクランクロッドである。T字状の
形状を有し、T字の横画には同方向に形成したスリット
204aを形成、縦画はロッド部204bとして、円柱
状であり、やや長めに形成されている。図8にて理解さ
れるように、クランクロッド204のロッド部204b
はモータ前面と偏心フライホイール本体202とラッチ
203との組立体との間に介装された前記ブラケット2
06の水平部の丸穴206bと、同部に固設したロッド
受け300の丸穴300aを貫通して摺動可能とし、偏
心フライホイール本体202の大径部202aの外周寄
りのネジ穴202dにクランクロッド204のスリット
204aを介してねじこまれたネジ205のヘッド部に
よってクランクロッド204は脱落を係止されている。
【0029】図10、10A,11,11Aはこのよう
に構成した偏心フライホイールの動作の説明図である。
前出の実施例同様、ゲームの進行に従い、様々な音声信
号が本体1から出力されるが、操作用端末駆動部7は、
該信号の内容により、あるいは大きさに応じて駆動信号
を出力し、モータ35の軸35aの回転方向を変化させ
る。
【0030】例えば、図11は回転方向が右方向の場合
であって、この場合にはモータ35の回転に伴いラッチ
203が矢印B方向に回転するので、ラッチ203の右
係合部203bが偏心フライホイール本体202の係合
部202cに当接し、偏心フライホイール本体202を
回転させる。偏心フライホイール本体202の回転とと
もに、その大径部202aの外周寄りのネジ穴202d
にスリット204aを介して係止されているクランクロ
ッド204は、スリット204a内を移動しつつ円運動
を行うネジ205を介して揺動させられ、ロッド部20
4bも揺動する。この場合、同図のように、偏心フライ
ホイール本体202の大径部202aが図上方にきたと
き、ラッチ203の回転中心、即ち、モータ軸穴203
eと、偏心フライホイール本体202の係合部202c
との相対的な関係位置は、係止部202cが図で下方に
なるように設定されており、言い換えれば、モータ軸穴
203eとネジ205中心との間隔は小さく設定されて
いるので、クランクロッド204のロッド部204bの
先端の軸方向の揺動量は図中符号Dで示した範囲とな
り、比較的小さいものであり、偏心フライホイール本体
202による振動の発生にとどまる。図11Aに、この
状態の部分的な斜視図を、図11とは反対側から見たも
のとして示す。
【0031】一方、図10は回転方向が左方向の場合で
あって、この場合にはモータ35の回転に伴いラッチ2
03が矢印C方向に回転するので、ラッチ203の左係
合部203cが偏心フライホイール本体202の係合部
202cに当接し、偏心フライホイール本体202を回
転させる。偏心フライホイール本体202の回転ととも
に、前記の右回転時同様、その大径部202aの外周寄
りのネジ穴202dにスリット204aを介して係止さ
れているクランクロッド204は、スリット204a内
を移動しつつ円運動を行うネジ205を介して揺動し、
ロッド部204bも揺動する。この場合、同図のよう
に、偏心フライホイール本体202の大径部202aが
図上方にきたとき、ラッチ203の回転中心、即ち、モ
ータ軸穴203eと、偏心フライホイール202の係合
部202cとの相対的な関係位置は、係止部202cが
図で上方になるように設定されており、言い換えれば、
モータ軸穴203eとネジ205中心との間隔は大きく
設定されているので、クランクロッド204のロッド部
204bの先端の軸方向の揺動量は図中符号Eのように
大きなものとなり、先端部に当接する位置に適当な物体
400とその衝撃面400aを設けておくことにより、
偏心フライホイールによる振動発生と併せて、打撃感、
衝撃感を伴う効果が得られる。この場合、前記の逆回転
の場合にはストローク差により衝撃面400aにクラン
クロド先端が到達しないような位置とすることが必要で
ある。図10Aに、この状態の部分的な斜視図を、図1
0とは反対側から見たものとして示す。
【0032】また、劇的な効果を生じさせる等の目的
で、一定値以上の音声出力があった場合に振動を生じさ
せ、その後音声レベルに応じて衝撃を発生させるよう
に、操作用駆動端末7に、音声レベル検出部、閾値設定
部、比較回路部とからなる回路を設けておき、一定値以
上の音声出力があった場合にモータ35を作動させ、さ
らに大きな信号が入力された場合、逆方向に回転させ、
作動させるようにすることもできる。また、クランクロ
ッドの揺動ストロークを、偏心フライホイールの回転方
向によって切り換える手段は、この実施例に限定される
ものではなく、種々の構成が考えられるものである。
【0033】以上の実施例では操作用端末に備えるスイ
ッチの数については触れなかったが複数個備え、これを
目的に応じて、被駆動部品を使い分けるようにして、よ
り高度な操作感や臨場感を得ることも可能である。
【0034】また、本体と操作用端末とは別体として構
成したが、両者を一体化して構成することも可能であ
る。
【0035】さらに、被駆動部品はスイッチの操作部材
内に備えるように構成したが、操作用端末自体のケーシ
ング等に直接取り付けるようにしても、同様な効果が得
られる。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、操作用ス
イッチの操作部材、押しボタン部に、偏心フライホイー
ルを取り付けた小型モータに設け、偏心フライホイール
の偏心度をモータの回転数にリンクさせるようにしたの
で、テレビゲームのプログラムの進行、場面の状況に応
じた振動や衝撃が、より多彩な臨場感をもって得ること
ができるようになった。
【0037】さらに本発明の別のものでは、操作用スイ
ッチの操作部材、押しボタン部に、偏心フライホイール
を取り付けた回転方向可逆の小型モータに設け、偏心フ
ライホイールの回転方向によっては、偏心フライホイー
ルに連動するクランクロッドの先端がケース内面等を叩
いて衝撃を与えるようにしたので、より劇的な効果を得
ることができるものとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のブロック図である。
【図2】本発明のスイッチの実施例の側面断面図であ
る。
【図3】本発明のスイッチの実施例の組み立て状態の説
明的な正面図である。
【図3A】本発明のスイッチの実施例の組み立て状態の
動作説明の正面図である。
【図3B】本発明のスイッチの実施例の組み立て状態の
動作説明斜視図である。
【図3C】本発明のスイッチの実施例の組み立て状態の
動作説明斜視図である。
【図4】図3におけるA断面図である。
【図5】図3におけるB断面図である。
【図6】図3におけるC断面図である。
【図7】図3に示す実施例の分解斜視図である。
【図8】本発明の別の発明の実施例の組み立て状態の説
明的な斜視図である。
【図9】図8における実施例の分解斜視図である。
【図10】図8に示す実施例の動作の説明図である。
【図10A】図10に示す実施例の動作の説明斜視図で
ある。
【図11】図8に示す実施例の動作の説明図である。
【図11A】図11に示す実施例の動作の説明斜視図で
ある。
【図12】従来のスイッチの側面図である。
【図13】従来のスイッチの押しボタン部の側面図であ
る。
【図14】従来のスイッチのスイッチ部の側面図であ
る。
【図15】従来のスイッチのハウジングの側面図であ
る。
【図16】従来のゲーム機のブロック図である。
【符号の説明】
1 本体 2 操作用端末 3 CRT駆動部 4 スピーカ駆動部 5 CRT 6 スピーカ 7 操作用端末駆動部 31 スイッチ 32 押しボタン部(操作部材) 35 小型モータ 36 偏心フライホイール 102 偏心フライホイール本体 103 可動ホイール 105 スプリング 202 偏心フライホイール本体 203 ラッチ 204 クランクロッド 205 ネジ 400a 衝撃面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゲーム機器本体と、 前記ゲーム機器本体に接続された操作用端末と、 前記操作用端末に備えられ、操作者の操作によりオンオ
    フするスイッチと、 操作者の身体部位に接触して操作される前記スイッチの
    操作部材とを備え、 前記スイッチのオンオフを操作信号として操作用端末が
    前記本体へ入力するテレビゲーム装置において、 前記スイッチに取り付けた被駆動部品と、 前記本体からゲーム内容に応じた信号を入力されて入力
    信号に対応した駆動信号を出力する操作用端末駆動部と
    を設け、 前記被駆動部品は、その軸に偏心したフライホイールを
    取り付けたモータとし、該フライホイールにはモータ回
    転速度の上昇に伴う遠心力増加により重心を移動させて
    等価的に偏心度を増大させる手段を設けるとともに、 ゲーム内容に応じた前記本体からの信号を入力された前
    記操作用端末駆動部は入力信号の大きさに対応する回転
    数で回転するよう前記モータを駆動して、操作者の身体
    の操作部位にゲーム内容に応じた振動を伝達することを
    特徴とするゲーム操作スイッチ。
  2. 【請求項2】 前記フライホイールの偏心度増大手段
    は、偏心フライホイールの外周寄りに一端を回動可能に
    軸支され、他端をフライホイール外周に接するように引
    張りスプリングを介して取り付けられた円弧状の可動ホ
    イールであることを特徴とする請求項1に記載のゲーム
    操作スイッチ。
  3. 【請求項3】 ゲーム機器本体と、 前記ゲーム機器本体に接続された操作用端末と、 前記操作用端末に備えられ、操作者の操作によりオンオ
    フするスイッチと、 操作者の身体部位に接触して操作される前記スイッチの
    操作部材とを備え、 前記スイッチのオンオフを操作信号として操作用端末が
    前記本体へ入力するテレビゲーム装置において、 前記スイッチに取り付けた被駆動部品と、 前記本体からゲーム内容に応じた信号を入力されて入力
    信号に対応した駆動信号を出力する操作用端末駆動部と
    を設け、 前記被駆動部品は回転方向制御可能なモータであり、そ
    の軸には同方向に回転する偏心フライホイールを連動さ
    せ、偏心フライホイールの回転に連動して揺動し、か
    つ、偏心フライホイールの回転方向により揺動ストロー
    クの大きさを切り換える手段を備えたクランクロッドを
    設け、 ゲーム内容に応じた前記本体からの信号を入力された前
    記操作用端末駆動部は入力信号の大きさに対応してモー
    タの回転方向を切り換えるように前記モータを駆動し
    て、クランクロッドの揺動量が小なる場合には偏心フラ
    イホイールの振動及びクランクロッドの自重偏心作用に
    より、大なる場合には偏心フライホイールの振動と併せ
    てクランクロッド先端によって対向する衝撃面に衝撃を
    与えることにより、操作者の身体の操作部位にゲーム内
    容に応じた振動、衝撃を伝達することを特徴とするゲー
    ム操作スイッチ。
JP7182011A 1995-06-15 1995-06-15 ゲーム操作スイッチ Pending JPH09741A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7182011A JPH09741A (ja) 1995-06-15 1995-06-15 ゲーム操作スイッチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7182011A JPH09741A (ja) 1995-06-15 1995-06-15 ゲーム操作スイッチ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09741A true JPH09741A (ja) 1997-01-07

Family

ID=16110775

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7182011A Pending JPH09741A (ja) 1995-06-15 1995-06-15 ゲーム操作スイッチ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09741A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1157212A (ja) * 1997-08-24 1999-03-02 Sony Computer Entertainment:Kk ゲーム装置、ゲーム機用操作装置、ゲームシステム及びゲーム装置の双方向通信方法
JPH11187087A (ja) * 1997-12-17 1999-07-09 Toshiba Corp 着信バイブレータ機能付き通信機器
JP2000209217A (ja) * 1999-01-12 2000-07-28 Sony Computer Entertainment Inc エンタテインメントシステム及び記録媒体
JP2002177638A (ja) * 2001-12-07 2002-06-25 Sony Computer Entertainment Inc ゲーム機本体、ゲーム機用操作装置、ゲームシステム、ゲーム機本体の双方向通信方法、ゲームシステムのプログラムが記憶されている記憶媒体
US6422943B2 (en) 1997-08-24 2002-07-23 Sony Computer Entertainment, Inc. Game apparatus, game machine manipulation device, game system and interactive communication method for game apparatus
US6599196B2 (en) 1998-12-11 2003-07-29 Sony Computer Entertainment Inc. Controllers with selectable force feedback
US6641479B1 (en) 1997-04-24 2003-11-04 Sony Computer Entertainment, Inc. Control unit and system utilizing the control unit
US6776717B2 (en) 1997-08-24 2004-08-17 Sony Computer Entertainment, Inc. Game apparatus, game machine manipulation device, game system and interactive communication method for game apparatus
US7377851B2 (en) 1996-10-11 2008-05-27 Sony Computer Entertainment Inc. Operating device for game machine
JP2013131069A (ja) * 2011-12-21 2013-07-04 Fujitsu Ltd 携帯型端末装置
JP2016524200A (ja) * 2013-04-08 2016-08-12 エパウン リアルタイムで位置特定されるモバイルエンティティの変位力を生成及び自動制御する装置及びシステム

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9180367B2 (en) 1996-10-11 2015-11-10 Sony Computer Entertainment Inc. Operating device for game machine
US8608565B2 (en) 1996-10-11 2013-12-17 Sony Corporation Operating device for game machine
US8360883B2 (en) 1996-10-11 2013-01-29 Sony Computer Entertainment Inc. Operating device for game machine
US7377851B2 (en) 1996-10-11 2008-05-27 Sony Computer Entertainment Inc. Operating device for game machine
US6641479B1 (en) 1997-04-24 2003-11-04 Sony Computer Entertainment, Inc. Control unit and system utilizing the control unit
US7314413B2 (en) 1997-04-24 2008-01-01 Sony Computer Entertainment, Inc. Control unit and system utilizing the control unit
US6422943B2 (en) 1997-08-24 2002-07-23 Sony Computer Entertainment, Inc. Game apparatus, game machine manipulation device, game system and interactive communication method for game apparatus
US6776717B2 (en) 1997-08-24 2004-08-17 Sony Computer Entertainment, Inc. Game apparatus, game machine manipulation device, game system and interactive communication method for game apparatus
US6565439B2 (en) 1997-08-24 2003-05-20 Sony Computer Entertainment, Inc. Game apparatus, game machine manipulation device, game system and interactive communication method for game apparatus
JPH1157212A (ja) * 1997-08-24 1999-03-02 Sony Computer Entertainment:Kk ゲーム装置、ゲーム機用操作装置、ゲームシステム及びゲーム装置の双方向通信方法
JPH11187087A (ja) * 1997-12-17 1999-07-09 Toshiba Corp 着信バイブレータ機能付き通信機器
US6599196B2 (en) 1998-12-11 2003-07-29 Sony Computer Entertainment Inc. Controllers with selectable force feedback
US7052397B2 (en) 1998-12-11 2006-05-30 Sony Computer Entertainment Inc. Entertainment system, recording medium and entertainment apparatus
JP2000209217A (ja) * 1999-01-12 2000-07-28 Sony Computer Entertainment Inc エンタテインメントシステム及び記録媒体
JP2002177638A (ja) * 2001-12-07 2002-06-25 Sony Computer Entertainment Inc ゲーム機本体、ゲーム機用操作装置、ゲームシステム、ゲーム機本体の双方向通信方法、ゲームシステムのプログラムが記憶されている記憶媒体
JP2013131069A (ja) * 2011-12-21 2013-07-04 Fujitsu Ltd 携帯型端末装置
JP2016524200A (ja) * 2013-04-08 2016-08-12 エパウン リアルタイムで位置特定されるモバイルエンティティの変位力を生成及び自動制御する装置及びシステム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07194846A (ja) ゲーム操作スイッチ
US6585595B1 (en) Vibration generating device and input device for game apparatus using the same
US5741182A (en) Sensing spatial movement
JPH09741A (ja) ゲーム操作スイッチ
US9094762B2 (en) Gaming headset vibrator
JP3167963B2 (ja) 手動操作装置およびゲーム装置
JPH048381A (ja) 体感ゲーム機
JP3466414B2 (ja) ゲーム機用操作装置
JP3408727B2 (ja) 起振装置及びゲーム機の振動機能付操作装置
JP2509604Y2 (ja) スポ―ツゲ―ム装置
JP2542168B2 (ja) シミュレ―ションゲ―ム用ジョイスティック
CN205340123U (zh) 一种智能感应射击玩具
JP2003024524A (ja) パチンコ遊技機
JP2000042251A (ja) 起振装置及びゲーム機の振動機能付操作装置
JPH0441899Y2 (ja)
JP2001120742A (ja) パチンコ遊技機
JP2000126459A (ja) ゲ―ム機装着用の振動発生装置
JP2001120741A (ja) パチンコ遊技機の打球発射操作ハンドル
JP2003208157A (ja) 電子打楽器
JP3076960U (ja) 振動機能を具えたマウス
CN116798390A (zh) 车载节拍控制系统和汽车
KR200316425Y1 (ko) 골프연습기
JP2000126449A (ja) ゲ―ム装置
JP3436362B2 (ja) ゲーム装置及びプログラム
JP3602776B2 (ja) パチンコ遊技機の振動式打球発射操作ハンドル