JPH0973754A - テープカセット用リール - Google Patents

テープカセット用リール

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JPH0973754A
JPH0973754A JP23034095A JP23034095A JPH0973754A JP H0973754 A JPH0973754 A JP H0973754A JP 23034095 A JP23034095 A JP 23034095A JP 23034095 A JP23034095 A JP 23034095A JP H0973754 A JPH0973754 A JP H0973754A
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JP
Japan
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pivot
reel
die
leg
flange
Prior art date
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Application number
JP23034095A
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English (en)
Inventor
Harumi Aoishi
治己 青石
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication of JPH0973754A publication Critical patent/JPH0973754A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピボットを形成する成形金型に、スライド式
の左右金型を使用する必要がなく、金型の構成の単純化
により、製造コストの低減と生産性の向上を図ることの
できるテープカセット用リールを提供する。 【解決手段】 リール胴部1の頂部壁3の中心部に嵌着
させるピボット28は、リール胴部1のピボット挿入孔
10,11に嵌入させる脚部30の先端外側に膨出形成
される抜け止め用の係止突部32が、前記脚部30の外
側面との間の挟角αが鈍角となる傾斜角で前記脚部30
の外側面から膨出を開始し、前記脚部30の先端側に向
って滑らかに膨出量が増大して最大膨出端Tに至る上部
膨出面34を具備している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばビデオカセ
ット等に内蔵されるテープカセット用リールに関するも
ので、詳しくは、磁気テープが巻装される略円筒形のリ
ール胴部の上部に装備されるピボットの改良に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図5および図6は、ビデオカセット等に
内蔵されるテープカセット用リールの従来例を示したも
のである。図示のように、テープカセット用リール7
は、テープが巻装される略円筒形のリール胴部1と、該
リール胴部1の下部から半径方向に張り出す如く前記リ
ール胴部1に一体成形された鍔状の下部フランジ2と、
前記リール胴部1の上部から径方向に張り出す如く前記
リール胴部1の頂部壁3上に固着される上部フランジ4
と、前記リール胴部1の回転中心軸上に位置するように
該リール胴部1の頂部壁3の中心部に突出形成されたピ
ボット5とを具備した構成をなしている。なお、前記上
部フランジ4の頂部壁3への固着は、前記頂部壁3に形
成された嵌合突起8と上部フランジ4とを超音波溶着す
ることによって行われている。
【0003】このようなテープカセット用リール7は、
ビデオカセットのカセットハーフに回転自在に組み込ま
れるが、その際、カセットハーフ内に装備されているリ
ール押えばねである押え板ばね6の押圧力を前記ピボッ
ト5で受けることにより、リール7がカセットハーフの
内部でスラスト方向に不用意にがたつくことのないよう
に規制され、またビデオテープデッキのドライブに装填
されたときに該ドライブ側の駆動軸に前記リール胴部1
が押しつけられるようになつている。
【0004】このようなピボット5と前記押え板ばね6
との間では、リール7が高速で回転駆動される時に摩擦
が起こるが、その摩擦によってピボット5が簡単に摩耗
するようであると、該ピボット5の摩耗によって発生す
る塵埃が走行するテープ表面や読取ヘッド等に付着し、
テープや読取ヘッド等の汚損等の事故を引き起こす要因
となる。そのため、ピボット5は、例えばポリアセター
ル等の耐摩耗性に優れた高価な材質で形成することが必
要とされているが、旧来では、図6にも示すように、ピ
ボット5がリール胴部1や下部フランジ2と一体成形す
る構成であったため、リール胴部1や下部フランジ2に
まで耐摩耗性に優れた高価な材質を使用することが余儀
なくされ、結果的に、リール胴部1や下部フランジ2は
過剰品質となり、製品コストの高額化等の不都合が引き
起こされていた。
【0005】そこで、このような不都合を回避する対策
として、実開昭58−101381号公報等に開示され
ているように、前記ピボット5をリール胴部1とは別体
とし、耐摩耗性に優れた高価な材質の使用をピボット5
のみに制限する構成のリールが提案されるようになっ
た。図7は、ピボット5をリール胴部1とは別体とした
従来のリール9の要部の断面を示している。この例の場
合は、略円筒形のリール胴部1の頂部壁3の中心部、お
よび、前記頂部壁3に固着される上部フランジ4の中心
部には、それぞれ、別体として形成されたピボット5を
嵌着するためのピボット嵌着孔であるピボット挿入孔1
0,11が形成されている。ここに、頂部壁3に形成さ
れたピボット挿入孔10は、上部フランジ4に形成され
たピボット挿入孔11よりも径が大きく設定されてい
る。
【0006】そして、別体として形成されたピボット5
自体は、前記上部フランジ4の上面に当接させられる略
円盤状のピボットフランジ13と、先端部が前記リール
胴部1の半径方向に弾性変位可能に前記ピボットフラン
ジ13の下面側中心部に突設されて前記ピボット挿入孔
10,11に嵌入される複数の脚部14と、前記ピボッ
トフランジ13の上面側中心部から突出してリール押え
ばね(図6の押え板ばね6)による押圧力Wを受けるば
ね受け突起15と、前記脚部14の先端側外側面に膨出
形成されて前記脚部14のピボット挿入孔10,11へ
の挿入長が一定長に達すると前記上部フランジ4の裏面
に係合して当該ピボット5の抜け止めをする係止突部1
6とを一体成形した構成をなしている。
【0007】なお、前記係止突部16は、前記脚部14
の外側面に対してほぼ直角に延出する平坦な係止面18
を具備した形状とされており、該係止面18を前記上部
フランジ4の裏面に面接触させることで、強力な抜け止
め力を確保している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図7に示し
た構造のピボット5を射出成形により一体成形する場合
に使用する成形金型は、図8に示すように、樹脂の注入
ゲート19を有する上部金型20と、該上部金型20に
対向する下部金型21とにより構成することが考えられ
るが、その場合に、上部金型20に対して下方に型開き
可能な前記下部金型21は、中央部金型22と左右金型
23,24との分割構造にし、さらに、左右金型23,
24を型開き方向に対して左右外方にスライド可能にし
ておかないと、前記係止面18部分の引っ掛かりのため
に成形品が取り出せなくなる。そこで、このようなスラ
イド式の左右金型23,24を装備した複雑な構成の成
形設備が必要になるために、製造コストが高価になった
り、生産性が低下するという問題が生じていた。
【0009】従って、本発明の目的は上記課題を解消す
ることにあり、ピボットを形成する成形金型に、スライ
ド式の左右金型を使用する必要がなく、金型の構成の単
純化により、製造コストの低減と生産性の向上を図るこ
とのできるテープカセット用リールを提供することであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、テ
ープが巻装される略円筒形のリール胴部と、該リール胴
部の回転中心軸方向の上部に嵌着されてリール押えばね
による押圧力を受けるピボットとを具備してなるテープ
カセット用リールであって、前記ピボットは、前記リー
ルの上面に当接させられるピボットフランジと、先端部
が前記リール胴部の半径方向へ弾性変位可能に前記ピボ
ットフランジの下面側中心部に突設されると共に前記リ
ールの中心部に開設されたピボット嵌着孔に嵌入される
複数の脚部と、前記ピボットフランジの上面側中心部か
ら突出して前記リール押えばねによる押圧力を受けるば
ね受け突起と、前記脚部の先端側外側面に膨出形成され
て前記脚部のピボット嵌着孔に対する当該ピボットの抜
け止めとされる係止突部とを一体成形した構成をなし、
かつ、前記係止突部は、前記脚部の外側面との間の挟角
αが鈍角となる傾斜角で前記脚部の外側面から膨出を開
始し、前記脚部の先端側に向って滑らかに膨出量が増大
して最大膨出端に至る上部膨出面を具備した構成をなし
ていることを特徴としたテープカセット用リールにより
達成される。
【0011】
【作用】本発明の上記構成によれば、リール胴部とは別
体のピボットを射出成形により一体成形する場合に使用
する成形金型は、樹脂の注入ゲートを有してピボットフ
ランジの上面及びばね受け突起等の輪郭形成に関わる上
部金型と、該上部金型に対向する如く設けられて前記ピ
ボットフランジの下面及び脚部及び係止突部の輪郭形成
に関わる下部金型及び中央金型とにより構成することが
できる。
【0012】即ち、射出成形後に前記上部金型と前記下
部金型とを型開きし、それぞれ上下に離脱させると共に
前記中央部金型を該下部金型から抜き取り、ピボットの
脚部が前記下部金型に保持されている状態で該ピボット
を突出しピン等で上部金型側に突き出す際、前記ピボッ
トの係止突部の上部膨出面が鈍角αで脚部から膨出し始
めて該脚部の先端側に向って徐々に膨出量を増す形状と
なっているため、突き出し力の抗力として下部金型の段
部から前記上部膨出面に作用する力が、該係止突部を半
径方向内方に弾性変位させる力として働くことになる。
そのため、前記係止突部と前記下部金型の端部との引っ
掛かり抵抗が弱まり、単純に型開き方向の突き出し力を
ピボットに作用させるだけで、成形したピボットを成形
金型から簡単に取り出すことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1及び図2は本発明に係るテー
プカセット用リールの一実施態様を示したもので、図1
はテープカセット用リール26の要部拡大断面図、図2
は前記リール26の概略を示す縦断面図である。本実施
態様のリール26は、ビデオカセット等に内蔵されるも
ので、図2に示すように、テープが巻装される略円筒形
のリール胴部1と、該リール胴部1の下部から半径方向
に張り出す如く前記リール胴部1に一体成形された鍔状
の下部フランジ2と、前記リール胴部1の上部から半径
方向に張り出す如く前記リール胴部1の頂部壁3上に固
着される上部フランジ4と、前記リール胴部1の回転中
心軸上に位置するように前記上部フランジ4の中心部に
嵌着されてカセットハーフに装着された、リール押えば
ねである押え板ばね6による押圧力を受けるピボット2
8とを具備した構成をなしている。
【0014】ここで、前記上部フランジ4の頂部壁3へ
の固着は、前記頂部壁3に形成された嵌合突起8と上部
フランジ4とを超音波溶着することによって行われてい
る。前記ピボット28は、図1に示すように、前記リー
ル胴部1の頂部壁3に重なっている上部フランジ4の上
面に当接させられる略円盤状のピボットフランジ29
と、先端部が前記リール胴部1の半径方向に弾性変位可
能に前記ピボットフランジ29の下面側中心部に突設さ
れて前記リール胴部1の頂部壁3および上部フランジ4
の中心部に開設されたピボット嵌着孔であるピボット挿
入孔10,11に嵌入される同心円状に分割された複数
(好ましくは2〜4個)の脚部30と、前記ピボットフ
ランジ29の上面側中心部から突出して前記押え板ばね
6による押圧力を受けるばね受け突起31と、前記脚部
30の先端側外側面に膨出形成されて前記脚部30のピ
ボット挿入孔11への挿入長が一定長に達すると前記上
部フランジ4の裏面に係合して当該ピボット26の抜け
止めをする係止突部32とを一体成形した構成をなして
いる。なお、前記頂部壁3に形成されたピボット挿入孔
10は、上部フランジ4に形成されたピボット挿入孔1
1よりも、前記係止突部32を収納できるスペースが形
成されるように径が大きく設定されている。
【0015】そして、前記係止突部32は、前記脚部3
0の外側面との間の挟角αが鈍角となる傾斜角で前記脚
部30の外側面から膨出を開始し、前記脚部の先端側に
向って滑らかに膨出量が増大して最大膨出端Tに至る上
部膨出面34を具備した構成をなしている。本実施態様
の場合、前記上部膨出面34は、いわゆる球面または湾
曲面で、前述の挟角αは100°〜150°が好まし
く、特に120゜〜150゜の範囲が好ましい。前記ピ
ボット28は、リール胴部1などとは異質の耐摩耗性に
優れた樹脂(例えば、ポリアセタール樹脂)で一体成形
することによって形成する。そして、リール胴部1に前
記上部フランジ4を溶着後に、脚部30を上部フランジ
4のピボット挿入孔11に嵌入することにより、リール
胴部1に組み付けた状態とする。
【0016】前記ピボット28の一体成形に使用する成
形金型は、図3に示すように、樹脂の注入ゲート35を
有してピボットフランジ29の上面及びばね受け突起3
1等の輪郭形成に関わる上部金型36と、該上部金型3
6に対向する如く設けられて前記ピボットフランジ29
の下面及び脚部30及び係止突部32の輪郭形成に関わ
る下部金型37及び中央部金型38とにより構成され
る。
【0017】そして、射出成形後に前記上部金型36と
前記下部金型37とを型開きし、それぞれ上下に離脱さ
せると共に前記中央部金型38を該下部金型37から抜
き取り、ピボット28の脚部30が前記下部金型37に
保持されている状態で該ピボット28を突出しピン(図
示せず)で上部金型36側に突き出す。この際、前記ピ
ボット28の係止突部32の上部膨出面34が鈍角αで
脚部30から膨出し始めて該脚部30の先端側に向って
徐々に膨出量を増す形状となっているため、突き出し力
の抗力として下部金型37の段部から前記上部膨出面3
4に作用する力が、該係止突部32を半径方向内方に弾
性変位させる力Fとして働くことになる。
【0018】即ち、前記係止突部32と下部金型37の
段部との引っ掛かり抵抗が弱まり、単純に型開き方向の
突き出し力をピボット28に作用させるだけで、成形し
たピボット28を成形金型から簡単に取り出しできる。
従って、前記ピボット28を形成する成形金型に、型開
き方向に対して左右外方にスライド可能なスライド式の
左右金型を使用する必要がなく、金型の構成の単純化
や、成形品の取り出し操作の簡略化により、製造コスト
の低減と生産性の向上を図ることが可能になる。
【0019】尚、上記実施態様では、ピボット28の抜
け止めは、前記上部膨出面34が上部フランジ4の裏面
(正確には、ピボット挿入孔11の裏面側開口縁)に係
合することで実現したが、リール胴部1の頂部壁3のピ
ボット挿入孔10の裏面側開口縁に上部膨出面34が係
合する構成としてもよい。又、ピボット28のピボット
フランジ29が、前記リール胴部1の頂部壁3の上面に
当接させられる構成としてもよい。
【0020】図4は、本発明の他の実施態様となるピボ
ット41と、その成形金型である上部金型36、下部金
型45及び中央部金型38とを図示したものである。本
実施態様のピボット41は、脚部40の先端外側に膨出
形成される係止突部42の上部膨出面44を、単純なテ
ーパ面に形成したもので、該係止突部42の外殻形状を
変更した以外は、上記実施態様のピボット28と共通の
構成である。
【0021】前記上部膨出面44は、前記脚部40との
間の挟角αが100°〜150°、好ましくは120゜
〜150゜の範囲の鈍角に設定されている。このような
ピボット41でも、上記実施態様のピボット28の場合
と同様に、射出成形後に前記上部金型36と前記下部金
型45とを型開きし、それぞれ上下に離脱させると共に
前記中央部金型38を該下部金型45から抜き取り、ピ
ボット41の脚部40が前記下部金型45に保持されて
いる状態で該ピボット41を突出しピン(図示せず)で
上部金型36側に突き出すことができ、型開き方向に対
して左右外方にスライド可能なスライド式の左右金型を
使用する必要がなくなる。従って、金型構成の単純化
や、成形品の取り出し操作の簡略化により、製造コスト
の低減と生産性の向上を図ることが可能になる。
【0022】
【発明の効果】本発明のテープカセット用リールによれ
ば、リール胴部と別体に形成されるピボットは、抜け止
めとされる脚部の係止突部が、脚部の外側面との間の挟
角αが鈍角となる傾斜角で前記脚部の外側面から膨出を
開始し、前記脚部の先端側に向って滑らかに膨出量が増
大して最大膨出端に至る上部膨出面を具備した構成をな
している。
【0023】そこで、前記ピボットの射出成形に際し、
前記係止突部と下部金型の段部との引っ掛かり抵抗が弱
まり、前記下部金型を型開き方向に対して左右にスライ
ドさせなくとも、単純に型開き方向の突き出し力をピボ
ットに作用させるだけで、成形したピボットを成形金型
から簡単に取り出しできる。したがって、ピボットを形
成する成形金型に、スライド式の左右金型を使用する必
要がなく、金型構成の単純化や、成形品の取り出し操作
の簡略化により、製造コストの低減と生産性の向上を図
ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施態様に係るテープカセット用リ
ールの要部拡大断面図である。
【図2】本発明の一実施態様に係るテープカセット用リ
ールの概略を示す縦断面図である。
【図3】本発明の一実施態様のピボットを成形する成形
金型の概略断面図である。
【図4】本発明の他の実施態様に係るピボットを成形す
る成形金型の概略断面図である。
【図5】従来のテープカセット用リールの外観を示す斜
視図である。
【図6】図5に示したテープカセット用リールの縦断面
図である。
【図7】従来のテープカセット用リールにおける別体成
形のピボットの拡大断面図である。
【図8】図7に示したピボットを成形する成形金型の概
略断面図である。
【符号の説明】
1 リール胴部 2 下部フランジ 3 頂部壁 4 上部フランジ 6 押え板ばね 8 嵌合突起 10 ピボット挿入孔 11 ピボット挿入孔 26 テープカセット用リール 28 ピボット 29 ピボットフランジ 30 脚部 31 ばね受け突起 32 係止突部 34 上部膨出面 36 上部金型 37 下部金型 38 中央部金型 T 最大膨出端 α 挟角

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープが巻装される略円筒形のリール胴
    部と、該リール胴部の回転中心軸方向の上部に嵌着され
    てリール押えばねによる押圧力を受けるピボットとを具
    備してなるテープカセット用リールであって、 前記ピボットは、前記リールの上面に当接させられるピ
    ボットフランジと、先端部が前記リール胴部の半径方向
    へ弾性変位可能に前記ピボットフランジの下面側中心部
    に突設されると共に前記リールの中心部に開設されたピ
    ボット嵌着孔に嵌入される複数の脚部と、前記ピボット
    フランジの上面側中心部から突出して前記リール押えば
    ねによる押圧力を受けるばね受け突起と、前記脚部の先
    端側外側面に膨出形成されて前記脚部のピボット嵌着孔
    に対する当該ピボットの抜け止めとされる係止突部とを
    一体成形した構成をなし、 かつ、前記係止突部は、前記脚部の外側面との間の挟角
    αが鈍角となる傾斜角で前記脚部の外側面から膨出を開
    始し、前記脚部の先端側に向って滑らかに膨出量が増大
    して最大膨出端に至る上部膨出面を具備した構成をなし
    ていることを特徴としたテープカセット用リール。
JP23034095A 1995-09-07 1995-09-07 テープカセット用リール Pending JPH0973754A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100794494B1 (ko) * 2006-12-11 2008-01-16 주식회사 고려반도체시스템 멤스기술을 이용한 반도체 소자 제조설비의 볼납어태치툴용이젝트 핀의 제조방법 및 그 이젝트 핀

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100794494B1 (ko) * 2006-12-11 2008-01-16 주식회사 고려반도체시스템 멤스기술을 이용한 반도체 소자 제조설비의 볼납어태치툴용이젝트 핀의 제조방법 및 그 이젝트 핀

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