JPH0973708A - 光ディスク測定装置及び光ディスク装置の測定装置 - Google Patents

光ディスク測定装置及び光ディスク装置の測定装置

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JPH0973708A
JPH0973708A JP25009795A JP25009795A JPH0973708A JP H0973708 A JPH0973708 A JP H0973708A JP 25009795 A JP25009795 A JP 25009795A JP 25009795 A JP25009795 A JP 25009795A JP H0973708 A JPH0973708 A JP H0973708A
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optical disk
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Kan Ebisawa
観 海老澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】光ディスク測定装置及び光ディスク装置の測定
装置に関し、光ディスクの面振れ等の変位量を簡易かつ
高い精度で測定できるようにする。 【解決手段】全波整流手段23により、光ディスクの変
位を表す変位検出信号を全波整流した後、アナログディ
ジタル変換手段24によりアナログディジタル変換処理
し、続いてピークホールドする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク測定装
置及び光ディスク装置の測定装置に関し、例えば光磁気
ディスク等の面振れ、偏心等の変位量を測定する際に、
光ディスクの変位を表す変位検出信号を全波整流した
後、アナログディジタル変換処理することにより、簡易
かつ高い精度でこれら変位量を検出することができるよ
うにする。
【0002】
【従来の技術】従来、光磁気ディスク等の光ディスクに
おいては、面振れ、偏心等の物理的変位量が規格値を満
足するように、製造工程において、製品検査されて出荷
されるようになされている。このためこの種の光ディス
クの製造工程においては、これら物理的変位量を専用の
測定装置にて測定するようになされている。
【0003】すなわちこの種の光ディスクの測定装置に
おいては、所定の対物レンズを介して光ディスクにレー
ザービームを照射し、その戻り光を受光することによ
り、レーザービームのデフォーカス量に応じて信号レベ
ルが変化するフォーカスエラー信号、トラッキングエラ
ー量に応じて信号レベルが変化するトラッキングエラー
信号を生成する。さらにこの種の測定装置では、このフ
ォーカスエラー信号及びトラッキングエラー信号に基づ
いて先の対物レンズを可動し、これによりフォーカス制
御及びトラッキング制御する。
【0004】この測定装置では、この対物レンズを駆動
する駆動信号を規定の信号処理回路に受け、ここでそれ
ぞれ最大値、最小値を検出することにより、光ディスク
の面振れ量、偏心量を検出し、この面振れ量及び偏心量
が規定値以下か否か判断することにより、不良品の光デ
ィスクを検出するようになされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところでこの種の変位
量の測定をディジタル信号処理により実施することがで
きれば、測定結果を処理する場合等に、便利であると考
えられる。この場合、対物レンズを駆動する駆動信号を
ディジタル信号に変換した後、このディジタル信号をピ
ークホールドすることが考えられる。
【0006】この場合に、精度の高い測定結果を得るた
めには、分解能の高いアナログディジタル変換回路を用
いる必要がある。これに対してこの種の光ディスクの測
定においては、規格により、この種の面振れ量、偏心量
の検出を数〔kHz〕の帯域により実施する必要があ
り、ピーク値を精度良く取り込むためには、帯域の10
倍程度の変換レートによりアナログディジタル変換処理
する必要がある。すなわちこの場合は、分解能が高く、
しかも変換速度の速いアナログディジタル変換回路を用
いる必要があり、その分測定装置の構成が煩雑化する問
題がある。
【0007】これらの問題を解決する1つの方法とし
て、駆動信号をピークホールドした後、このピークホー
ルド結果をアナログディジタル変換処理することが考え
られる。この方法では、例えば1800〔rpm〕で回
転している光ディスクを測定対象として、この光ディス
クの1回転中のピーク値をホールドする場合、ホールド
時間が33〔msec〕必要になる。このためピークホ
ールド回路のホールド用コンデンサとして容量の大きな
コンデンサが必要になる。ところがこのように容量の大
きなホールド用コンデンサを用いるようにすると、短時
間でホールド値をリセットすることが困難になり、結
局、規格により規定される周波数帯域では正しいピーク
値をホールドできなくなる問題がある。
【0008】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、光ディスクの面振れ、偏心等の変位量を、簡易かつ
高い精度で測定することができる光ディスク測定装置及
び光ディスク装置の測定装置を提案しようとするもので
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、光ディスクの変位量を測定する光
ディスク測定装置に適用する。この光ディスク測定装置
において、光ディスクに光ビームを照射して戻り光を受
光し、この戻り光の受光結果に基づいて先の光ディスク
の変位に応じて信号レベルの変化する変位検出信号を出
力する変位検出手段と、この変位検出信号を全波整流し
て全波整流信号を出力する整流手段と、この全波整流信
号をアナログディジタル変換し、ディジタル変位信号を
出力するアナログディジタル変換手段と、このディジタ
ル変位信号をピークホールドして先の光ディスクの変位
量検出結果を出力するピークホールド手段とを備えるよ
うにする。
【0010】また、光ディスクに光ビームを照射して戻
り光を受光し、この戻り光の受光結果に基づいて先の光
ディスクに記録されたデータを再生する光ディスク装置
の測定装置に適用する。この光ディスク装置の測定装置
において、先の戻り光の受光結果に基づいて、光ディス
クの変位に応じて信号レベルの変化する変位検出信号を
出力する変位検出手段と、この変位検出信号を全波整流
して全波整流信号を出力する整流手段と、この全波整流
信号をアナログディジタル変換し、ディジタル変位信号
を出力するアナログディジタル変換手段と、このディジ
タル変位信号をピークホールドして先の光ディスクの変
位量検出結果を出力するピークホールド手段とを備える
ようにする。
【0011】これらの手段により、光ディスクの変位に
応じて信号レベルの変化する変位検出信号を、整流手段
により、全波整流して全波整流信号を出力し、続くアナ
ログディジタル変換手段により、この全波整流信号をデ
ィジタル変位信号に変換すれば、全波整流した分、ダイ
ナミックレンジを抑圧でき、これにより高い分解能でデ
ィジタル変位信号を生成することができる。従ってピー
クホールド手段により、このディジタル変位信号をピー
クホールドしてディスクの変位量検出結果を出力すれ
ば、全体として簡易な構成により精度の高い測定結果を
得ることができる。
【0012】また類似の構成を光ディスク装置の測定装
置に適用して、各光ディスク装置における光ディスクの
変位量を簡易かつ確実に測定することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、適宜図面を参照しながら本
発明の実施の形態を詳述する。
【0014】図2は、本発明の第1の実施の形態に係る
光磁気ディスクの測定装置を示すブロック図である。こ
の測定装置1は、光磁気ディスクの製造工程において、
規格にて規定された光磁気ディスク2の各種変位量を測
定し、これら測定結果を出力する。
【0015】すなわち測定装置1において、光磁気ディ
スク2は、ポリカーボネート等のディスク状基板上の垂
直磁化膜を形成した後、保護層を付着して形成される。
さらに光磁気ディスク2は、予めプリフォーマットによ
りプリピットが形成され、このプリピットにより規定の
回転速度で回転できるように形成され、またトラッキン
グ制御できるように形成されている。
【0016】測定装置1において、スピンドルモータ3
は、この光磁気ディスク2をチャッキングして規定の回
転速度で回転駆動する。光ピックアップ4は、内蔵のレ
ーザーダイオードよりレーザービームL1を射出し、規
定の対物レンズ5を介して、このレーザービームL1を
光磁気ディスク2の情報記録面に集光する。さらに光ピ
ックアップ4は、対物レンズ5を介して、このレーザー
ビームL1の戻り光L2を受け、この戻り光L2を内蔵
の受光素子で受光する。
【0017】これにより光ピックアップ4は、プリフォ
ーマットにより形成されたプリピットに対応して信号レ
ベルが変化する再生信号RF、レーザービームL1のデ
フォーカス量に応じて信号レベルが変化するフォーカス
エラー信号FE、トラッキングエラー量に応じて信号レ
ベルが変化するトラッキングエラー信号TEを生成する
ようになされている。
【0018】さらに光ピックアップ4は、規定の磁気回
路に駆動コイル6及び7を配置し、レーザービームL1
の光軸方向、光磁気ディスク2の半径方向にそれぞれ可
動できるように対物レンズ5を保持すると共に、この対
物レンズ5を駆動コイル6及び7に連結するようになさ
れている。これにより光ピックアップ4は、駆動コイル
6及び7に印加される駆動信号SF及びSTの信号レベ
ルに応じて対物レンズ5を上下左右に可動して、それぞ
れフォーカス制御及びトラッキング制御できるようにな
されている。
【0019】スピンドルサーボ回路9は、規定の基準信
号とこの再生信号RFの信号レベルの変化とを比較し、
この比較結果に基づいてスピンドルモータ3を回転駆動
し、これにより光磁気ディスク2を規定の回転速度で回
転駆動する。さらにスピンドルサーボ回路9は、この再
生信号RFを基準にして光磁気ディスク2に予めプリフ
ォーマットされたセクタを検出し、測定装置1では、こ
のセクタを基準にして各種変位量を検出するようになさ
れている。
【0020】サーボ回路10は、光ピックアップ4より
フォーカスエラー信号FE及びトラッキングエラー信号
TEを受け、これらフォーカスエラー信号FE及びトラ
ッキングエラー信号TEを位相補償する。さらにサーボ
回路10は、それぞれこれらフォーカスエラー信号FE
及びトラッキングエラー信号TEの信号レベルが0レベ
ルになるように、駆動コイル6及び7の駆動信号SF及
びSTを生成し、これによりトラッキング制御及びフォ
ーカス制御する。
【0021】ディジタル信号処理回路12及び14は、
ほぼ同一回路構成でなり、それぞれ光磁気ディスク2の
面振れ量及び偏心量を検出して出力する。すなわち図1
は、このディジタル信号処理回路12及び14の構成を
示すブロック図であり、ハイパスフィルタ(HPF)1
6にそれぞれフォーカスエラー信号FE及びトラッキン
グエラー信号TEを入力する。なおこのディジタル信号
処理回路12及び14は、ほぼ同一構成でなることによ
り、ディジタル信号処理回路14については、図1にお
いて対応する信号を括弧書により示し、重複した説明を
省略する。
【0022】ここでハイパスフィルタ16は、2次のハ
イパスフィルタで形成され、これによりデフォーカス量
に応じて信号レベルの変化するフォーカスエラー信号F
E、トラッキングエラー量に応じて信号レベルの変化す
るトラッキングエラー信号TEをそれぞれ2次微分して
加速度のディメンジョンに変換する。かくするにつき、
この種の光ディスクにおいては、面振れ、偏心の規格値
が加速度により規定されるようになされており、ハイパ
スフィルタ16は、このフォーカスエラー信号FE及び
トラッキングエラー信号TEをそれぞれ加速度のディメ
ンジョンに変換することにより、これら信号FE及びT
Eを予めこの規格に対応した信号形式に変換する。
【0023】利得調整回路19は、利得を可変できるよ
うに形成された増幅回路で形成され、このハイパスフィ
ルタ16の出力信号を設定された利得により増幅して出
力する。利得調整回路20は、同様に利得を設定できる
ように形成された増幅回路で形成され、駆動コイル6及
び7の駆動信号SF及びSTをこの設定された利得によ
り増幅して出力する。これにより利得調整回路19及び
20は、それぞれ被測定対象でなる入力信号の信号レベ
ルを補正するようになされている。
【0024】加算回路21は、これら利得調整回路19
及び20の出力信号を加算して出力する。すなわちこの
種の光ピックアップ4において、対物レンズ5の駆動信
号SF及びSTは、対物レンズを駆動する駆動コイルの
駆動電流に相当する。さらにこの駆動電流は、対物レン
ズ移動時の加速度に対応する。またサーボ機構により、
光磁気ディスクに対して対物レンズが最適位置に制御さ
れていることにより、対物レンズの加速度が光磁気ディ
スクの加速度に相当する。これにより対物レンズの最適
位置と、対物レンズの位置ずれ量とがエラー信号に相当
することになる。
【0025】これにより測定装置1では、駆動信号SF
及びフォーカスエラー信号FEから、スピンドルモータ
3の回転軸の延長方向について、加速度の形式により、
規定の基準平面から情報記録面の変位を表す変位信号S
1を生成するようになされている。また駆動信号ST及
びトラッキングエラー信号TEから、同様に、加速度の
形式により、光磁気ディスク2上にプリフォーマットさ
れた記録トラックの蛇行を表す変位信号S2を生成する
ようになされている。
【0026】ローパスフィルタ(LPF)22は、この
ディジタル信号処理回路12、14の動作基準でなるク
ロックCKのほぼ10倍の周波数により、この変位信号
S1及びS2を帯域制限して出力する。整流回路23
は、このローパスフィルタ22の出力信号を全波整流し
て出力する。続くアナログディジタル変換回路(A/
D)24は、クロックCKを基準にしてこの整流回路2
3の出力信号をアナログディジタル変換処理し、この整
流回路23の出力信号をディジタル信号に変換する。
【0027】かくするにつき、このように基準平面から
情報記録面の変位を表す変位信号S1、記録トラックの
蛇行を表す変位信号S2は、それぞれ基準レベルより正
側及び負側にほぼ等しい信号レベルで変化することにな
る。このような変位信号S1及びS2を直接アナログデ
ィジタル変換処理する場合にあっては、正側及び負側に
等しいダイナミックレンジを割り当てる必要がある。と
ころがこの種の変位量の測定に求められる測定結果にお
いては、変位方向は問題とされず、変位量だけが問題と
される。
【0028】これによりこの実施の形態では、変位信号
S1及びS2を全波整流し、アナログディジタル変換処
理に必要なダイナミックレンジをほぼ1/2に低減す
る。このようにすれば、続くアナログディジタル変換処
理においては、ダイナミックレンジの小さなアナログデ
ィジタル変換回路により処理することができ、その分分
解能を低減して測定精度を向上することができ、アナロ
グディジタル変換回路24の構成を簡略化することがで
きる。
【0029】これにより続くフリップフロップ回路(F
F)25は、アナログディジタル変換回路24の出力デ
ータをクロックCKを基準にしてラッチする。ピークホ
ールド回路26は、比較回路27の出力信号によりフリ
ップフロップ回路25の出力データをホールドし、シス
テム制御回路30より出力されるクリヤ信号CLにより
ホールド結果をクリヤする。比較回路27は、このピー
クホールド回路26の出力データとフリップフロップ回
路25の出力データとの比較結果によりピークホールド
回路26の動作を制御し、これにより順次フリップフロ
ップ回路25にラッチされるアナログディジタル変換回
路24の出力データからピーク値のデータをピークホー
ルド回路26にホールドする。
【0030】システム制御回路30は、この測定装置全
体の動作を制御するマイクロコンピュータで形成され、
光磁気ディスク2が装填されて測定開始の操作子が押圧
操作されると、この測定装置1全体の動作を立ち上げ
る。この状態でシステム制御回路30は、スピンドルサ
ーボ回路9より出力されるセクタの検出結果を基準にし
て光磁気ディスク2が1回転する毎にピークホールド回
路26のホールド結果D1、D2を取り込んだ後、クリ
ヤ信号CLを送出し、これによりホールド結果D1、D
2より光磁気ディスク2の変位量を繰り返し検出する。
【0031】かくするにつきこのように連続して得られ
る変位量のデータをピークホールドして取り込むことに
より、システム制御回路30は、データを取り込むタイ
ミング、クリヤのタイミングを所望のタイミングに設定
することができ、またこのデータ取り込みの頻度も連続
するデータを順次取り込んで処理する場合に比して格段
的に低減することができ、その分構成を簡略化すること
ができる。システム制御回路30は、このようにして規
定回数だけ変位量を検出すると、これら変位量検出結果
より予め設定された判定基準を基準にして良品か否か判
断し、この判断結果を変位量の検出結果と共に表示した
後、一連の測定処理を完了し、光磁気ディスク2を排出
する。
【0032】以上の構成において、光磁気ディスク2
は、スピンドルモータ3により規定の回転速度で回転駆
動された状態で、光ピックアップ4よりレーザービーム
L1が照射され、このレーザービームL1の戻り光L2
が光ピックアップ4により受光される。これにより測定
装置1では、レーザービームL1のデフォーカス量に応
じて信号レベルが変化するフォーカスエラー信号FE、
トラッキングエラー量に応じて信号レベルが変化するト
ラッキングエラー信号TEが生成される。
【0033】これらフォーカスエラー信号FE、トラッ
キングエラー信号TEは、サーボ回路10に入力され、
ここでそれぞれフォーカスエラー信号FE、トラッキン
グエラー信号TEより駆動信号SF、STが生成され、
フォーカスエラー信号FE、トラッキングエラー信号T
Eの信号レベルが0レベルになるように、この駆動信号
SF、STにより対物レンズ5が上下左右に可動され、
フォーカス制御及びトラッキング制御される。
【0034】またこれらフォーカスエラー信号FE、ト
ラッキングエラー信号TEは、それぞれディジタル信号
処理回路12、14のハイパスフィルタ16において、
2次微分されて加速度のディメンジョンに変換された
後、信号レベルが補正され、それぞれ信号レベルを補正
してなる駆動信号SF及びSTと加算回路21において
加算される。これにより測定装置1では、スピンドルモ
ータ3の回転軸が延長する方向と、光磁気ディスク2の
半径方向とについて、光磁気ディスク2の変位を表して
なる変位信号S1及びS2が生成され、この変位信号S
1及びS2がローパスフィルタ22により帯域制限され
た後、整流回路23により全波整流される。
【0035】これにより変位信号S1及びS2は、それ
ぞれダイナミックレンジが低減された後、続くアナログ
ディジタル変換回路24でディジタル信号に変換され、
これらディジタル信号の各データがフリップフロップ回
路25で順次ラッチされる。このときこれらのデータ
は、比較回路27においてピークホールド回路26の出
力データと順次比較され、このピークホールド回路26
の出力データより値が大きいとき、ピークホールド回路
26に取り込まれ、これにより測定装置1において、変
位量のピーク値D1、D2が検出され、このピーク値D
1、D2がシステム制御回路30に取り込まれて処理さ
れる。
【0036】以上の構成によれば、スピンドルモータ3
の回転軸が延長する方向と、光磁気ディスク2の半径方
向とについて、光磁気ディスク2の変位を表してなる変
位信号S1及びS2を整流回路23により全波整流して
ダイナミックレンジを低減した後、アナログディジタル
変換処理したことにより、ビット数の少ないアナログデ
ィジタル変換回路を用いて充分な分解能を得ることがで
き、その分簡易な構成で高い測定精度を得ることができ
る。
【0037】なお上述の実施の形態においては、プリフ
ォーマットされた光磁気ディスク2より得られるフォー
カスエラー信号及びトラッキングエラー信号と、このフ
ォーカスエラー信号及びトラッキングエラー信号を基準
にしてフォーカス制御及びトラッキング制御するサーボ
系の構成とを前提として、光磁気ディスク2の面振れ及
び偏心を検出する場合について述べたが、本発明はこれ
に限らず、例えばレーザービームのガイド溝を形成する
グルーブを基準にして光磁気ディスク2の偏心を検出す
る場合等、種々の形態の光磁気ディスクについて、光磁
気ディスクの変位を検出する場合、さらにはいわゆるラ
イトワンス型の光ディスク等、種々の光ディスクの変位
を検出する測定装置に広く適用することができる。
【0038】さらに上述の実施の形態においては、光デ
ィスクの変位を測定する測定装置に本発明を適用する場
合について述べたが、本発明はこれに限らず、光ディス
ク装置自体について、光ディスクを装着した際の面振
れ、偏心等を測定する光ディスク装置の測定装置にも適
用することができる。
【0039】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、光ディス
クの変位を表す変位検出信号を全波整流した後、アナロ
グディジタル変換処理してピークホールドすることによ
り、ダイナミックレンジを低減してアナログディジタル
変換処理することができ、これにより簡易な構成で、精
度の高い変位量の測定結果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る測定装置のディジタ
ル信号処理回路を示すブロック図である。
【図2】図1の測定装置の全体構成を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 測定装置 2 光磁気ディスク 4 光ピックアップ 5 対物レンズ 10 サーボ回路 12、14 ディジタル信号処理回路 23 整流回路 24 アナログディジタル変換回路 26 ピークホールド回路 27 比較回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスクの変位量を測定する光ディス
    ク測定装置において、 前記光ディスクに光ビームを照射して戻り光を受光し、
    前記戻り光の受光結果に基づいて前記光ディスクの変位
    に応じて信号レベルの変化する変位検出信号を出力する
    変位検出手段と、 前記変位検出信号を全波整流して全波整流信号を出力す
    る整流手段と、 前記全波整流信号をアナログディジタル変換し、ディジ
    タル変位信号を出力するアナログディジタル変換手段
    と、 前記ディジタル変位信号をピークホールドして前記光デ
    ィスクの変位量検出結果を出力するピークホールド手段
    とを備えることを特徴とする光ディスク測定装置。
  2. 【請求項2】 光ディスクに光ビームを照射して戻り光
    を受光し、前記戻り光の受光結果に基づいて前記光ディ
    スクに記録されたデータを再生する光ディスク装置の測
    定装置において、 前記戻り光の受光結果に基づいて、前記光ディスクの変
    位に応じて信号レベルの変化する変位検出信号を出力す
    る変位検出手段と、 前記変位検出信号を全波整流して全波整流信号を出力す
    る整流手段と、 前記全波整流信号をアナログディジタル変換し、ディジ
    タル変位信号を出力するアナログディジタル変換手段
    と、 前記ディジタル変位信号をピークホールドして前記光デ
    ィスクの変位量検出結果を出力するピークホールド手段
    とを備えることを特徴とする光ディスク装置の測定装
    置。
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