JPH0972952A - 平面型レーダ - Google Patents

平面型レーダ

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Publication number
JPH0972952A
JPH0972952A JP7229812A JP22981295A JPH0972952A JP H0972952 A JPH0972952 A JP H0972952A JP 7229812 A JP7229812 A JP 7229812A JP 22981295 A JP22981295 A JP 22981295A JP H0972952 A JPH0972952 A JP H0972952A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
antenna elements
array
type radar
planar type
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7229812A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuyuki Imai
克之 今井
Tetsuo Kishimoto
哲夫 岸本
Yoshizo Shibano
儀三 芝野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP7229812A priority Critical patent/JPH0972952A/ja
Publication of JPH0972952A publication Critical patent/JPH0972952A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アンテナ素子の数を減少してコストを削減し
ながら性能的には低下せず、かえってサイドローブを抑
制することができる平面型レーダを提供することであ
る。 【解決手段】 アンテナ部10と制御部20より成り、
アンテナ部10に装着されたアンテナ素子に給電する位
相を、制御部10においてアレイ毎に変化させて放射ビ
ームを出力するようにした平面型レーダにおいて、前記
アンテナ素子を全体としてほぼ十字形に配列したことを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】この発明は、フェーズドアレイ(p
hased array)方式を採用した平面型レーダ
に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば風速などの気象データをレーダで
観測する場合、風速3成分を推定するためには、従来の
パラボラアンテナでは3台必要となる。
【0003】そこで、フェーズドアレイアンテナを使用
した平面型レーダを用いることが考えられている。
【0004】上記フェーズドアレイ方式とは、アンテナ
アレイを形成する素子アンテナに移相器を通して給電
し、移相器によってアンテナ素子に給電する位相を変化
させ、放射ビームの方向を変える方式である。
【0005】この方式によるレーダの送受信部の一例を
図8に示す。図中、符号1は送信機、2は送受分岐器、
3は移相器、4はアンテナ素子、5は受信機である。
【0006】いま、送信器1で発生した送信信号は、分
岐器2を介して移相器3に送られる。このとき分岐器2
は、送信器1をアンテナ素子4側に接続し、受信機5側
を切離す。
【0007】移相器3においては、入力された送信信号
の位相を変化させ、各アンテナ素子4間の位相差を適当
に選択し、放射ビームを所定の方向に向ける位相分布を
形成する。
【0008】送信が完了し、受信を行なうには、分岐器
2が送信機1側を切離し、アンテナ素子4を受信機5側
に接続する。
【0009】
【発明の課題】上記のようなフェーズドアレイ方式によ
るレーダにおいて、図9又は図10に示すように、アン
テナ素子4−1、4−2、4−3……4−nを正方形又
は長方形に配列してアンテナアレイを形成している。
【0010】フェーズドアレイ方式を採用すると、アン
テナ素子数の増加と共に移相器等の周辺機器数も必然的
に増加するため、コストが高くなる問題がある。
【0011】また上記のような配列の場合、例えば各ア
ンテナ素子における振幅が等しく且つ同位相の場合、図
11に示すように、サイドローブが高くなり、ノイズが
入る等の問題が生じる。
【0012】仮に各アンテナ素子に、それぞれ違う振幅
及び位相を与えることによりサイドローブ低減を実現し
たとしても、違う振幅及び位相の信号を作り出すための
機器等が多数必要となり、結果的にはコスト高となる。
【0013】そこで、この発明の課題は、アンテナ素子
の数を減少してコストを削減しながら性能的には低下せ
ず、かえってサイドローブを抑制することができる平面
型レーダを提供することである。
【0014】
【課題の解決手段】上記の課題を解決するために、この
発明は、アンテナアレイを構成するアンテナ素子に給電
する位相を変化させて放射ビームを出力するようにした
平面型レーダにおいて、前記アンテナ素子を全体として
ほぼ十字形に配列したことを特徴とする。
【0015】十字形に配列することによって、正方形の
配列に比しかなりのアンテナ素子を減少させることがで
き、しかもビームの放射範囲は正方形と変らず、特に正
面から見て中央部がアンテナ素子の密度が高く、両側の
密度が低いため、コサインペディスタルの様な、山形振
幅分布に近づくので、サイドローブを低下させることが
できる。
【0016】
【実施の形態】以下、この発明の実施形態を図1乃至図
7に基づいて説明する。
【0017】図1及び図2に示すように、この発明の平
面型レーダは、アンテナ部10と制御部20より成る。
【0018】前記アンテナ部10には、アンテナ素子か
ら成るアンテナアレイが収納されている。図3及び図4
に示すように、このアンテナアレイ10aは、正方形状
又は長方形状の隅角部のアンテナ素子を取り除いた形
状、即ちアンテナ素子4を、十字形に配列してある。ア
ンテナ素子を取り除く個数は、種々選択可能である。例
えば図4のように、各隅それぞれ一個を取り除いたもの
でもよく、或は図5に示すように、隅角部にアンテナ素
子4aが残った形状でもよい。
【0019】また、図6に示すように、アンテナ素子4
を例えば4×4個配列して一つのセグメントSを形成
し、これを十字形に配列してもよい。
【0020】上記のようにアンテナ素子4を十字形に配
列したアンテナ部10を正面(図1矢印方向)から見る
と、アンテナ素子4の励振振幅が全て同じとすれば、等
振幅の直線アレイアンテナと見なすことができる。しか
しながら、アンテナ素子4の配列密度は中央が大で両側
が小(隅角部にアンテナ素子がない)であるため、コサ
インペディスタルが如き、山形振幅分布に近づくため、
正方形配列の図11に比較して図7に示すように、サイ
ドローブを低減することができる。
【0021】なお、前記制御部20には、送信機、送受
分岐器、受信機、制御用コンピュータなどが収納されて
いる。
【0022】
【効果】この発明によれば、以上のように、アンテナ素
子をほぼ十字形に配列したので、隅角部のアンテナ素子
及びそれに附随する装置を省略することができ、コスト
を削減することができる。
【0023】また、アンテナアレイを正面から見た場合
アンテナ素子の密度が中央で高く両側が粗くなるので、
サイドローブを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の平面型レーダの一例を示す斜視図
【図2】同上の平面図
【図3】アンテナ素子の配列を示す平面線図
【図4】同上の他の例を示す平面線図
【図5】同上のさらに他の例を示す平面線図
【図6】同上の他の例を示す平面線図
【図7】平面型レーダのアンテナ指向性の一例を示すグ
ラフ
【図8】従来のフェーズドアレイ方式のアンテナの構成
例を示すブロック図
【図9】従来のアンテナ素子の配列を示す平面線図
【図10】同上の他の例を示す平面線図
【図11】従来の平面型レーダのアンテナ指向性の一例
を示すグラフ
【符号の説明】
1 送信機 2 送受分岐器 3 移相器 4、4a、4−1、4−n アンテナ素子 5 受信機 10 アンテナ部 10a アンテナアレイ 20 制御部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンテナアレイを形成するアンテナ素子
    に給電する位相を変化させて放射ビームを出力するよう
    にした平面型レーダにおいて、前記アンテナ素子を全体
    としてほぼ十字形に配列したことを特徴とする平面型レ
    ーダ。
JP7229812A 1995-09-07 1995-09-07 平面型レーダ Pending JPH0972952A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7229812A JPH0972952A (ja) 1995-09-07 1995-09-07 平面型レーダ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7229812A JPH0972952A (ja) 1995-09-07 1995-09-07 平面型レーダ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0972952A true JPH0972952A (ja) 1997-03-18

Family

ID=16898059

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7229812A Pending JPH0972952A (ja) 1995-09-07 1995-09-07 平面型レーダ

Country Status (1)

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JP (1) JPH0972952A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10411360B2 (en) 2014-10-21 2019-09-10 Nec Corporation Planar antenna

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040928