JPH097245A - 光ディスクドライブ装置 - Google Patents
光ディスクドライブ装置Info
- Publication number
- JPH097245A JPH097245A JP7149174A JP14917495A JPH097245A JP H097245 A JPH097245 A JP H097245A JP 7149174 A JP7149174 A JP 7149174A JP 14917495 A JP14917495 A JP 14917495A JP H097245 A JPH097245 A JP H097245A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording
- optical disk
- layer
- magneto
- drive device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
- Optical Head (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 目的は、光強度変調オーバーライト可能な光
ディスクにオーバーライト記録をする場合、光ディスク
に既に記録されている情報を完全に消去し、オーバーラ
イト記録が完全に行えるようにすることにある。 【構成】 情報を記録するためのレーザ光の光強度を高
レベルと低レベルの少なくとも2つの値に変調すること
によって、オーバーライト可能な光ディスクに前記情報
の記録再生を行う光ディスクドライブ装置において、前
記光ディスクの温度を検知することによって、前記低レ
ベルのレーザ光の光強度を制御する手段を備えることに
した。
ディスクにオーバーライト記録をする場合、光ディスク
に既に記録されている情報を完全に消去し、オーバーラ
イト記録が完全に行えるようにすることにある。 【構成】 情報を記録するためのレーザ光の光強度を高
レベルと低レベルの少なくとも2つの値に変調すること
によって、オーバーライト可能な光ディスクに前記情報
の記録再生を行う光ディスクドライブ装置において、前
記光ディスクの温度を検知することによって、前記低レ
ベルのレーザ光の光強度を制御する手段を備えることに
した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスクドライブ装
置に関する。
置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、高密度、大容量、高いアクセス速
度、並びに高い記録及び再生速度を含めた種々の要求を
満足する光学的記録再生方法、それに使用される記録装
置、再生装置及び記録媒体を開発しようとする努力が成
されている。広範囲な光学的記録再生方法の中で、光磁
気記録再生方式は、情報を記録した後、消去することが
でき、再び新たな情報を記録することが繰り返し何度も
可能であるというユニークな利点のために、最も大きな
魅力に満ちている。
度、並びに高い記録及び再生速度を含めた種々の要求を
満足する光学的記録再生方法、それに使用される記録装
置、再生装置及び記録媒体を開発しようとする努力が成
されている。広範囲な光学的記録再生方法の中で、光磁
気記録再生方式は、情報を記録した後、消去することが
でき、再び新たな情報を記録することが繰り返し何度も
可能であるというユニークな利点のために、最も大きな
魅力に満ちている。
【0003】この光磁気記録再生方法で使用される光磁
気記録ディスク(媒体)は、記録を残す層として1層又
は多層から成る磁性膜を有する。磁性膜は、記録密度が
高く、また信号強度も高い垂直磁化膜(perpendicular
magnetic layer or layers)が開発され、使用されてい
る。このような磁化膜は、例えばアモルファスのGdFeや
GdCo、GdFeCo、TbFe、TbCo、TbFeCoなどから成る。垂直
磁化膜は、一般に同心円状又はらせん状のトラックを有
しており、このトラックの上に情報が記録される。
気記録ディスク(媒体)は、記録を残す層として1層又
は多層から成る磁性膜を有する。磁性膜は、記録密度が
高く、また信号強度も高い垂直磁化膜(perpendicular
magnetic layer or layers)が開発され、使用されてい
る。このような磁化膜は、例えばアモルファスのGdFeや
GdCo、GdFeCo、TbFe、TbCo、TbFeCoなどから成る。垂直
磁化膜は、一般に同心円状又はらせん状のトラックを有
しており、このトラックの上に情報が記録される。
【0004】〔マーク形成の原理〕マークの形成におい
ては、レーザの特徴即ち空間的時間的に素晴らしい凝集
性(coherence) が有利に使用され、レーザ光の波長によ
って決定される回折限界とほとんど同じ位に小さいスポ
ットにビームが絞り込まれる。絞り込まれた光はトラッ
ク表面に照射され、記録膜を熱して記録膜に直径が1μ
m以下のマークを形成することにより情報が記録され
る。光学的記録においては、理論的に約108 マーク/cm
2 までの記録密度を達成することができる。何故なら
ば、レーザビームはその波長とほとんど同じ位に小さい
直径を有するスポットにまで凝集(concentrate) するこ
とができるからである。
ては、レーザの特徴即ち空間的時間的に素晴らしい凝集
性(coherence) が有利に使用され、レーザ光の波長によ
って決定される回折限界とほとんど同じ位に小さいスポ
ットにビームが絞り込まれる。絞り込まれた光はトラッ
ク表面に照射され、記録膜を熱して記録膜に直径が1μ
m以下のマークを形成することにより情報が記録され
る。光学的記録においては、理論的に約108 マーク/cm
2 までの記録密度を達成することができる。何故なら
ば、レーザビームはその波長とほとんど同じ位に小さい
直径を有するスポットにまで凝集(concentrate) するこ
とができるからである。
【0005】光磁気記録においては、レーザビームを垂
直磁化膜の上に絞り込み、それを加熱する。その間、初
期化された向きとは反対の向きの記録磁界Hb を加熱さ
れた部分に外部から印加する。そうすると局部的に加熱
された部分の保磁力Hc (coersivity)は減少し、記録磁
界Hb より小さくなる。その結果、その部分の磁化は、
記録磁界Hb の向きに並ぶ。こうして逆に磁化されたマ
ークが形成される。
直磁化膜の上に絞り込み、それを加熱する。その間、初
期化された向きとは反対の向きの記録磁界Hb を加熱さ
れた部分に外部から印加する。そうすると局部的に加熱
された部分の保磁力Hc (coersivity)は減少し、記録磁
界Hb より小さくなる。その結果、その部分の磁化は、
記録磁界Hb の向きに並ぶ。こうして逆に磁化されたマ
ークが形成される。
【0006】〔光磁気再生の原理〕光は、光路に垂直な
平面上で全ての方向に通常は発散している電磁場ベクト
ルを有する電磁波である。光が直線偏光に変換され、そ
して垂直磁化膜に照射されたとき、光はその表面で反射
されるか又は垂直磁化膜を透過する。このとき、偏光面
は磁化の向きに従って回転する。この回転する現象は、
磁気カー(kerr)効果又は磁気ファラデー(Faraday) 効
果と呼ばれる。
平面上で全ての方向に通常は発散している電磁場ベクト
ルを有する電磁波である。光が直線偏光に変換され、そ
して垂直磁化膜に照射されたとき、光はその表面で反射
されるか又は垂直磁化膜を透過する。このとき、偏光面
は磁化の向きに従って回転する。この回転する現象は、
磁気カー(kerr)効果又は磁気ファラデー(Faraday) 効
果と呼ばれる。
【0007】例えば、もし反射光の偏光面が初期化方向
の磁化に対してθK 度回転するとすると、記録方向の磁
化に対しては−θk 度回転する。従って、光アナライザ
ー(偏光子)の軸をθK 度傾けた面に垂直にセットして
おくと、初期化方向に磁化されたマークから反射された
光はアナライザーを透過することができない。それに対
して記録方向に磁化されたマークから反射された光は、
(sin2θk)2 を乗じた分がアナライザーを透過し、ディ
テクター(光電変換手段)に捕獲される。その結果、記
録方向に磁化されたマークは初期化方向に磁化されたマ
ークよりも明るく見え、ディテクターにおいて、強い電
気信号を発生させる。従って、このディテクターからの
電気信号は、記録された情報に従って変調されるので、
情報が再生されるのである。
の磁化に対してθK 度回転するとすると、記録方向の磁
化に対しては−θk 度回転する。従って、光アナライザ
ー(偏光子)の軸をθK 度傾けた面に垂直にセットして
おくと、初期化方向に磁化されたマークから反射された
光はアナライザーを透過することができない。それに対
して記録方向に磁化されたマークから反射された光は、
(sin2θk)2 を乗じた分がアナライザーを透過し、ディ
テクター(光電変換手段)に捕獲される。その結果、記
録方向に磁化されたマークは初期化方向に磁化されたマ
ークよりも明るく見え、ディテクターにおいて、強い電
気信号を発生させる。従って、このディテクターからの
電気信号は、記録された情報に従って変調されるので、
情報が再生されるのである。
【0008】〔光強度変調オーバーライト〕しかしなが
ら、従来の光磁気記録では、その記録にレーザ光による
熱を用いるため、記録した部分を再記録する場合に、一
度消去する必要があった。磁気記録では、消去せずに新
しい信号を記録する、いわゆるオーバーライトが可能で
あるのに対し、光磁気記録では再記録に時間がかかる欠
点があった。
ら、従来の光磁気記録では、その記録にレーザ光による
熱を用いるため、記録した部分を再記録する場合に、一
度消去する必要があった。磁気記録では、消去せずに新
しい信号を記録する、いわゆるオーバーライトが可能で
あるのに対し、光磁気記録では再記録に時間がかかる欠
点があった。
【0009】もっとも、もし記録磁界Hb の向きを必要
に応じて自由に変調する事が出来れば、オーバーライト
は可能となる。しかしながら、記録磁界Hb の向きを高
速度に変調する事は不可能である。例えば、記録磁界H
b が永久磁石である場合、磁石の向きを機械的に反転さ
せる必要があるが、磁石を高速で反転させる事は、無理
である。記録磁界Hb が電磁石である場合にも、大容量
の電流の向きをその様に高速で変調することは難しい。
に応じて自由に変調する事が出来れば、オーバーライト
は可能となる。しかしながら、記録磁界Hb の向きを高
速度に変調する事は不可能である。例えば、記録磁界H
b が永久磁石である場合、磁石の向きを機械的に反転さ
せる必要があるが、磁石を高速で反転させる事は、無理
である。記録磁界Hb が電磁石である場合にも、大容量
の電流の向きをその様に高速で変調することは難しい。
【0010】しかしながら、技術の進歩は著しく、記録
磁界Hb の強度を変調せずに照射する光ビームの強度を
記録すべき2値化情報に従い変調するだけで、オーバー
ライトが可能な光磁気記録方法と、それに使用されるオ
ーバーライト可能な光磁気記録媒体と、同じくそれに使
用されるオーバーライト可能な記録装置が発明され、特
許出願された。(特開昭62-175948号=DE3,619,618A1=
USP5,239,524)以下、この発明を説明する。
磁界Hb の強度を変調せずに照射する光ビームの強度を
記録すべき2値化情報に従い変調するだけで、オーバー
ライトが可能な光磁気記録方法と、それに使用されるオ
ーバーライト可能な光磁気記録媒体と、同じくそれに使
用されるオーバーライト可能な記録装置が発明され、特
許出願された。(特開昭62-175948号=DE3,619,618A1=
USP5,239,524)以下、この発明を説明する。
【0011】基本発明では、「基本的に垂直磁化可能な
磁性薄膜からなるメモリー層(以下M層)と垂直磁化可
能な磁性薄膜からなる記録層(以下W層)とを含み、両
層は交換結合しており、かつ、室温でM層の磁化の向き
は変えずにW層の磁化のみを所定の向きに向けておく事
が出来るオーバーライト可能な多層光磁気記録媒体」を
使用する。
磁性薄膜からなるメモリー層(以下M層)と垂直磁化可
能な磁性薄膜からなる記録層(以下W層)とを含み、両
層は交換結合しており、かつ、室温でM層の磁化の向き
は変えずにW層の磁化のみを所定の向きに向けておく事
が出来るオーバーライト可能な多層光磁気記録媒体」を
使用する。
【0012】そして、情報をM層における磁化の向きで
表現し記録を行う。M層、W層は一般に希土類金属と遷
移金属の合金で構成される。交換結合力は、遷移金属の
副格子磁化どうし、希土類金属の副格子磁化どうしを揃
える方向に働く。この媒体は、初期化手段によって、W
層の磁化の向きを一方向に揃える事が出来る。しかも、
その時、M層は磁化の向きは反転せず、更に一旦、一方
向に揃えられたW層の磁化の向きは、M層からの交換結
合力を受けても反転せず、逆にM層の磁化の向きは、W
層からの交換結合力を受けても反転しない。そして、W
層は、M層に比べて低い保磁力Hc と高いキュリー点T
c を持つ。
表現し記録を行う。M層、W層は一般に希土類金属と遷
移金属の合金で構成される。交換結合力は、遷移金属の
副格子磁化どうし、希土類金属の副格子磁化どうしを揃
える方向に働く。この媒体は、初期化手段によって、W
層の磁化の向きを一方向に揃える事が出来る。しかも、
その時、M層は磁化の向きは反転せず、更に一旦、一方
向に揃えられたW層の磁化の向きは、M層からの交換結
合力を受けても反転せず、逆にM層の磁化の向きは、W
層からの交換結合力を受けても反転しない。そして、W
層は、M層に比べて低い保磁力Hc と高いキュリー点T
c を持つ。
【0013】基本発明の記録方法によれば、記録媒体
は、記録前までに、初期化手段によりW層の磁化の向き
だけが一方向に揃えられる。初期化手段は、外部からの
磁界を用いる場合もあるし、媒体自体に初期化手段を持
たせる場合もある。その上で、2値化情報に従いパルス
変調されたレーザービームが媒体に照射される。レーザ
ービームの強度は、高レベルPH と低レベルPL があ
る。この低レベルは、再生時に媒体に照射する再生レベ
ルPR よりも高い。また、この時レーザビームが照射さ
れる媒体部分には、記録磁界Hb が印加される。
は、記録前までに、初期化手段によりW層の磁化の向き
だけが一方向に揃えられる。初期化手段は、外部からの
磁界を用いる場合もあるし、媒体自体に初期化手段を持
たせる場合もある。その上で、2値化情報に従いパルス
変調されたレーザービームが媒体に照射される。レーザ
ービームの強度は、高レベルPH と低レベルPL があ
る。この低レベルは、再生時に媒体に照射する再生レベ
ルPR よりも高い。また、この時レーザビームが照射さ
れる媒体部分には、記録磁界Hb が印加される。
【0014】初期化された媒体は、低レベルPL のレー
ザービームの照射を受けると、媒体の温度が上昇してM
層の保磁力が非常に小さくなるか極端にはゼロになる。
ゼロのなるのは、媒体の温度がM層のキュリー点以上で
あるときである。このとき、W層の保磁力は十分に大き
く、記録磁界Hb で反転される事はない。そして、W層
からM層に交換結合力が働くため、M層の副格子磁化
は、初期化されたW層の副格子磁化にならう。この状態
からレーザービームの照射がなくなると、媒体の温度は
下降するが、M層の副格子磁化の方向は変わらない。
ザービームの照射を受けると、媒体の温度が上昇してM
層の保磁力が非常に小さくなるか極端にはゼロになる。
ゼロのなるのは、媒体の温度がM層のキュリー点以上で
あるときである。このとき、W層の保磁力は十分に大き
く、記録磁界Hb で反転される事はない。そして、W層
からM層に交換結合力が働くため、M層の副格子磁化
は、初期化されたW層の副格子磁化にならう。この状態
からレーザービームの照射がなくなると、媒体の温度は
下降するが、M層の副格子磁化の方向は変わらない。
【0015】一方、高レベルPH のレーザービームの照
射を受けると、媒体の温度はPL レーザービーム照射時
よりも上昇し、M層のキュリー点を超えM層の保磁力は
ゼロとなり、W層の保磁力は非常に小さくなるか、極端
にはゼロになる。保磁力の小さくなったW層の磁化は記
録磁界Hb により反転する。レーザビームの照射がなく
なると、媒体の温度は下降し、M層のキュリー点以下に
なると、M層の磁化は反転したW層の副格子磁化になら
って現れる。更に媒体温度が下がっても、M層の副格子
磁化の方向は変わらない。この時のM層の副格子磁化の
方向は、PL レベルのレーザービームを照射した場合と
反対方向を向く。
射を受けると、媒体の温度はPL レーザービーム照射時
よりも上昇し、M層のキュリー点を超えM層の保磁力は
ゼロとなり、W層の保磁力は非常に小さくなるか、極端
にはゼロになる。保磁力の小さくなったW層の磁化は記
録磁界Hb により反転する。レーザビームの照射がなく
なると、媒体の温度は下降し、M層のキュリー点以下に
なると、M層の磁化は反転したW層の副格子磁化になら
って現れる。更に媒体温度が下がっても、M層の副格子
磁化の方向は変わらない。この時のM層の副格子磁化の
方向は、PL レベルのレーザービームを照射した場合と
反対方向を向く。
【0016】以上のように、低レベルPL と高レベルP
H のレーザービーム照射により、元のM層の磁化の向き
には依存せずに、M層の磁化方向が決定されるため、M
層を再記録前に消去する必要がなくなり、オーバーライ
トが可能となる。なお、この光変調オーバーライト方式
に用いられる媒体は、M層とW層を含む多層構造を有す
る。M層は室温で保磁力が大きく磁化反転温度が低い磁
性層である。W層はM層に比べて相対的に磁化反転温度
が高い磁性層である。M層とW層はそれ自体多層膜から
構成されていても良い。場合によりM層とW層の間に中
間層が存在していても良い。また、W層を初期化するた
めの初期化層がW層に隣接して設けられていても良い。
H のレーザービーム照射により、元のM層の磁化の向き
には依存せずに、M層の磁化方向が決定されるため、M
層を再記録前に消去する必要がなくなり、オーバーライ
トが可能となる。なお、この光変調オーバーライト方式
に用いられる媒体は、M層とW層を含む多層構造を有す
る。M層は室温で保磁力が大きく磁化反転温度が低い磁
性層である。W層はM層に比べて相対的に磁化反転温度
が高い磁性層である。M層とW層はそれ自体多層膜から
構成されていても良い。場合によりM層とW層の間に中
間層が存在していても良い。また、W層を初期化するた
めの初期化層がW層に隣接して設けられていても良い。
【0017】〔パルストレイン記録〕光記録では、情報
の記録再生方法としてマークが用いられている。そし
て、マークの位置を情報とするピットポジション記録と
マークのエッジ位置を情報とするピットエッジ記録の2
種類の記録方法がある。特にピットエッジ記録では、マ
ークの前端と後端の両方を用いるため、記録密度がピッ
トポジション記録よりも大きくなる。
の記録再生方法としてマークが用いられている。そし
て、マークの位置を情報とするピットポジション記録と
マークのエッジ位置を情報とするピットエッジ記録の2
種類の記録方法がある。特にピットエッジ記録では、マ
ークの前端と後端の両方を用いるため、記録密度がピッ
トポジション記録よりも大きくなる。
【0018】しかし、ピットエッジ記録を行う場合、マ
ークの大きさを厳密にコントロールする必要がある。し
かし、光記録は熱記録のため、単純な2値のパルスで
は、熱の蓄積によってマーク後端部が前端部よりも大き
くなり、いわゆる涙滴型のマークが出来がちであった。
そこで、記録レーザーパルスを図3の様に変調してマー
ク形状を補正する記録補正方法としてパルストレイン記
録が考案された。このパルストレイン記録では、レーザ
ーパワーは、Pa 、Pw1、Pw2の3値に設定されてお
り、熱特性から決まる3値の比を元に記録を行ってい
る。
ークの大きさを厳密にコントロールする必要がある。し
かし、光記録は熱記録のため、単純な2値のパルスで
は、熱の蓄積によってマーク後端部が前端部よりも大き
くなり、いわゆる涙滴型のマークが出来がちであった。
そこで、記録レーザーパルスを図3の様に変調してマー
ク形状を補正する記録補正方法としてパルストレイン記
録が考案された。このパルストレイン記録では、レーザ
ーパワーは、Pa 、Pw1、Pw2の3値に設定されてお
り、熱特性から決まる3値の比を元に記録を行ってい
る。
【0019】また、前述の光強度変調オーバーライトに
パルストレインを応用する場合には、Pa が低レベルP
L のレーザーパワーに相当し、Pw1、Pw2が高レベルP
H のレーザーパワーに相当する。
パルストレインを応用する場合には、Pa が低レベルP
L のレーザーパワーに相当し、Pw1、Pw2が高レベルP
H のレーザーパワーに相当する。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】ところで、光ディスク
に情報を記録する場合には、マーク形状を最適化するた
めに、その光ディスクの記録温度や外部環境の温度に応
じて、レーザーパワーの出力を微調整する必要がある。
このため、例えば、光磁気ディスク記録装置では、情報
を光磁気ディスクに記録する前に、テスト記録を行って
感度調整を行っている。
に情報を記録する場合には、マーク形状を最適化するた
めに、その光ディスクの記録温度や外部環境の温度に応
じて、レーザーパワーの出力を微調整する必要がある。
このため、例えば、光磁気ディスク記録装置では、情報
を光磁気ディスクに記録する前に、テスト記録を行って
感度調整を行っている。
【0021】さて、前述したこれまでのパルストレイン
記録では、Pa 、Pw1、Pw2の3つの値の比を一定にし
た状態で、レーザ光のパワーを変化させることによっ
て、テスト記録を行っていた。光強度変調オーバーライ
トでない光磁気ディスクに対しては、Pa 、Pw1、Pw2
の3つの値のすべてが記録のみに関与している。このた
め、Pa 、Pw1、Pw2の3つの値の比を一定にした状態
で、レーザ光のパワーを変化させるようなテスト記録を
行えば、問題がなかった。
記録では、Pa 、Pw1、Pw2の3つの値の比を一定にし
た状態で、レーザ光のパワーを変化させることによっ
て、テスト記録を行っていた。光強度変調オーバーライ
トでない光磁気ディスクに対しては、Pa 、Pw1、Pw2
の3つの値のすべてが記録のみに関与している。このた
め、Pa 、Pw1、Pw2の3つの値の比を一定にした状態
で、レーザ光のパワーを変化させるようなテスト記録を
行えば、問題がなかった。
【0022】しかしながら、上記のような記録方法を光
強度変調オーバーライトに用いる場合には問題が生じ
る。なぜならば、Pa が低レベルPL レーザーパワーと
なるため、Pa が記録のみならず、消去にも関与する重
要なパラメータとなる。そこで、従来のようにPa の値
を、Pw1及びPw2の値と比が一定になるようにしてテス
ト記録を行うと、消去不良になってしまうおそれがあ
る。すると、古いデータが残ってしまい、オーバーライ
トが完全に行えなくなるという問題が生じる。このこと
は、パルストレイン記録にのみ起こる問題ではなく、低
レベルと高レベルの2値以上のパワーを求める場合、常
に問題となりうる。
強度変調オーバーライトに用いる場合には問題が生じ
る。なぜならば、Pa が低レベルPL レーザーパワーと
なるため、Pa が記録のみならず、消去にも関与する重
要なパラメータとなる。そこで、従来のようにPa の値
を、Pw1及びPw2の値と比が一定になるようにしてテス
ト記録を行うと、消去不良になってしまうおそれがあ
る。すると、古いデータが残ってしまい、オーバーライ
トが完全に行えなくなるという問題が生じる。このこと
は、パルストレイン記録にのみ起こる問題ではなく、低
レベルと高レベルの2値以上のパワーを求める場合、常
に問題となりうる。
【0023】本発明の目的は、光強度変調オーバーライ
ト可能な光ディスクにオーバーライト記録をする場合、
光ディスクに既に記録されている情報を完全に消去し、
オーバーライト記録が完全に行えるようにすることにあ
る。
ト可能な光ディスクにオーバーライト記録をする場合、
光ディスクに既に記録されている情報を完全に消去し、
オーバーライト記録が完全に行えるようにすることにあ
る。
【0024】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者らは、
この問題を解決するために鋭意研究の結果、情報を記録
するためのレーザ光の光強度を高レベルと低レベルの少
なくとも2つの値に変調することによって、オーバーラ
イト可能な光ディスクに前記情報の記録再生を行う光デ
ィスクドライブ装置において、前記光ディスクの温度を
検知することによって、前記低レベルのレーザ光の光強
度を制御する手段を備えることにした。
この問題を解決するために鋭意研究の結果、情報を記録
するためのレーザ光の光強度を高レベルと低レベルの少
なくとも2つの値に変調することによって、オーバーラ
イト可能な光ディスクに前記情報の記録再生を行う光デ
ィスクドライブ装置において、前記光ディスクの温度を
検知することによって、前記低レベルのレーザ光の光強
度を制御する手段を備えることにした。
【0025】
【作用】上述したように、本発明によれば、低レベルの
レーザ光の強度が一定の範囲内の値になるように制御さ
れる。このため、レーザ光の強度が弱いために、古い情
報の消去が不十分になり、オーバーライトが不十分にな
ってしまうことがない。
レーザ光の強度が一定の範囲内の値になるように制御さ
れる。このため、レーザ光の強度が弱いために、古い情
報の消去が不十分になり、オーバーライトが不十分にな
ってしまうことがない。
【0026】
【実施例1】図1は、本発明の実施例における、光磁気
記録再生装置のブロック図である。ディスク駆動手段2
によって、光強度変調オーバーライト可能な光磁気ディ
スク1を回転させる。光磁気ディスク1は、記録領域が
複数の記録ゾーンに区切られている。光磁気ディスクの
ベンダー領域には、光磁気ディスクの温度が10℃及び
40℃の場合の、各々のゾーンにおける低レベルパワー
と高レベルパワーの設定値が記録されている。
記録再生装置のブロック図である。ディスク駆動手段2
によって、光強度変調オーバーライト可能な光磁気ディ
スク1を回転させる。光磁気ディスク1は、記録領域が
複数の記録ゾーンに区切られている。光磁気ディスクの
ベンダー領域には、光磁気ディスクの温度が10℃及び
40℃の場合の、各々のゾーンにおける低レベルパワー
と高レベルパワーの設定値が記録されている。
【0027】LDドライバ10によって駆動される記録
再生用のレーザーダイオード3から出射されたレーザ光
は、偏光子4を透過すると直線偏光に変換される。直線
偏光に変換されたレーザ光はビームスプリッタ5を透過
し、レーザ光集光手段6によって光磁気ディスク1の記
録面上に集光される。光磁気ディスク1の記録面上で反
射されたレーザ光は、レーザー集光手段6を透過した
後、ビームスプリッタ5で反射され、検光子7に進む。
検光子7を透過したレーザ光は、データ検出手段8によ
って電気信号に変換される。
再生用のレーザーダイオード3から出射されたレーザ光
は、偏光子4を透過すると直線偏光に変換される。直線
偏光に変換されたレーザ光はビームスプリッタ5を透過
し、レーザ光集光手段6によって光磁気ディスク1の記
録面上に集光される。光磁気ディスク1の記録面上で反
射されたレーザ光は、レーザー集光手段6を透過した
後、ビームスプリッタ5で反射され、検光子7に進む。
検光子7を透過したレーザ光は、データ検出手段8によ
って電気信号に変換される。
【0028】次に、光磁気ディスク1にテスト記録を行
う記録波形パターンが記録波形発生部9からLDドライ
バ10に送られる。また、テスト記録パワーレジスタ1
1からLDドライバ10に対してPa 、Pw1及びPw2の
記録パワーが設定される。また、光ディスクの温度を検
知するための温度検知手段14を光磁気ディスク1の近
傍に設置した。
う記録波形パターンが記録波形発生部9からLDドライ
バ10に送られる。また、テスト記録パワーレジスタ1
1からLDドライバ10に対してPa 、Pw1及びPw2の
記録パワーが設定される。また、光ディスクの温度を検
知するための温度検知手段14を光磁気ディスク1の近
傍に設置した。
【0029】ここで、テスト記録の手順を説明する。 (1)光磁気ディスクドライブ装置内にローディングさ
れた光磁気ディスク1をディスク駆動手段2によって回
転し、光磁気ディスク1のベンダー領域にレーザー光を
照射してアクセスする。そして、各記録ゾーンでの10
℃と40℃における低レベルパワーの設定値を読み取
る。 (2)光磁気ディスクのテスト記録領域にレーザー光を
照射する。そして、温度検知手段14を用いて光ディス
クの温度を検知する。検知された温度と、ベンダー領域
から読み取った10℃と40℃における低レベルパワー
の設定値から、光磁気ディスクへ照射する低レベルパワ
ーPaの値を決定する。 (3) テスト記録制御部13によって制御された、テ
スト記録用の短マーク繰り返しと長マーク繰り返しの交
互パターンを、記録波形発生部9より発生させる。続い
てテスト記録制御部13の制御によって、テスト記録パ
ワーレジスタ11よりLDドライバ10に記録パワーを
設定し、テスト記録領域にテスト記録を行う。このと
き、記録パワーのPa は一定にしたまま、Pw1及びPw2
の値のみを比率が同じになるようにして階段状に変化さ
せ、隣接するセクターまたはトラックにテスト記録を行
う。 (4)記録したテスト領域を再生して、データ検出手段
8によって再生されたアナログ電気信号を、判別手段1
2に入力する。ここで、短マーク繰り返しパターンでの
再生信号のオフセット量と長マーク繰り返しパターンで
の再生信号のオフセット量の差を、各々の記録パワーP
w1及びPw2について検出する。 (5)記録パワーPw1及びPw2のときに、各々検出され
たオフセット量の値から、オフセットがゼロとなるパワ
ーPw1及びPw2をテスト記録制御部13で計算し、最適
のPw1、Pw2を決定する。
れた光磁気ディスク1をディスク駆動手段2によって回
転し、光磁気ディスク1のベンダー領域にレーザー光を
照射してアクセスする。そして、各記録ゾーンでの10
℃と40℃における低レベルパワーの設定値を読み取
る。 (2)光磁気ディスクのテスト記録領域にレーザー光を
照射する。そして、温度検知手段14を用いて光ディス
クの温度を検知する。検知された温度と、ベンダー領域
から読み取った10℃と40℃における低レベルパワー
の設定値から、光磁気ディスクへ照射する低レベルパワ
ーPaの値を決定する。 (3) テスト記録制御部13によって制御された、テ
スト記録用の短マーク繰り返しと長マーク繰り返しの交
互パターンを、記録波形発生部9より発生させる。続い
てテスト記録制御部13の制御によって、テスト記録パ
ワーレジスタ11よりLDドライバ10に記録パワーを
設定し、テスト記録領域にテスト記録を行う。このと
き、記録パワーのPa は一定にしたまま、Pw1及びPw2
の値のみを比率が同じになるようにして階段状に変化さ
せ、隣接するセクターまたはトラックにテスト記録を行
う。 (4)記録したテスト領域を再生して、データ検出手段
8によって再生されたアナログ電気信号を、判別手段1
2に入力する。ここで、短マーク繰り返しパターンでの
再生信号のオフセット量と長マーク繰り返しパターンで
の再生信号のオフセット量の差を、各々の記録パワーP
w1及びPw2について検出する。 (5)記録パワーPw1及びPw2のときに、各々検出され
たオフセット量の値から、オフセットがゼロとなるパワ
ーPw1及びPw2をテスト記録制御部13で計算し、最適
のPw1、Pw2を決定する。
【0030】なお、記録パワーPa は光磁気ディスク1
に予め記録されている情報を再生して、テスト記録制御
部13に前もって記憶させておく。
に予め記録されている情報を再生して、テスト記録制御
部13に前もって記憶させておく。
【0031】
【実施例2】本発明における第2の実施例について説明
する。本実施例は実施例1と比較して、光磁気ディスク
へのテスト記録に関する部分のみが異なる。次に、レー
ザーパワー設定手順を、図1を用いて説明する。 (1)光磁気ディスクドライブ装置内にローディングさ
れた光磁気ディスク1をディスク駆動手段2によって回
転し、光磁気ディスク1のベンダー領域にレーザー光を
照射してアクセスする。そして、各記録ゾーンでの10
℃と40℃における低レベルパワー及び高レベルパワー
の設定値を読み取る。 (2)光磁気ディスクのテスト記録領域にレーザー光を
照射する。そして、温度検知手段14を用いて光ディス
クの温度を検知する。検知された温度と、ベンダー領域
から読み取った10℃と40℃における低レベルパワー
及び高レベルパワーの設定値から、光磁気ディスクに照
射する低レベルパワーPa及び高レベルパワーPw1、Pw
2を決定する。 (3)記録パワーレジスタ11よりLDドライバ10に
記録パワーPa 、Pw1、Pw2を設定し記録を行う。
する。本実施例は実施例1と比較して、光磁気ディスク
へのテスト記録に関する部分のみが異なる。次に、レー
ザーパワー設定手順を、図1を用いて説明する。 (1)光磁気ディスクドライブ装置内にローディングさ
れた光磁気ディスク1をディスク駆動手段2によって回
転し、光磁気ディスク1のベンダー領域にレーザー光を
照射してアクセスする。そして、各記録ゾーンでの10
℃と40℃における低レベルパワー及び高レベルパワー
の設定値を読み取る。 (2)光磁気ディスクのテスト記録領域にレーザー光を
照射する。そして、温度検知手段14を用いて光ディス
クの温度を検知する。検知された温度と、ベンダー領域
から読み取った10℃と40℃における低レベルパワー
及び高レベルパワーの設定値から、光磁気ディスクに照
射する低レベルパワーPa及び高レベルパワーPw1、Pw
2を決定する。 (3)記録パワーレジスタ11よりLDドライバ10に
記録パワーPa 、Pw1、Pw2を設定し記録を行う。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
光強度変調オーバーライト可能な光ディスクに記録する
場合、Pa が低くなりすぎる事がなく、消去不良は発生
しない。これによって、安定したオーバーライトを行う
ことができる。
光強度変調オーバーライト可能な光ディスクに記録する
場合、Pa が低くなりすぎる事がなく、消去不良は発生
しない。これによって、安定したオーバーライトを行う
ことができる。
【図1】 本発明の実施例1、2で用いた記録再生装置
の構成を示したブロック図である。
の構成を示したブロック図である。
【図2】 本発明の実施例1で用いたテスト記録のパワ
ーPw1とオフセット量の差を示したグラフである。
ーPw1とオフセット量の差を示したグラフである。
【図3】 従来のパルストレイン記録の記録パルスを示
した概念図である。
した概念図である。
1・・・光磁気ディスク 2・・・ディスク駆動手段 3・・・レーザー 4・・・偏光子 5・・・ビームスプリッタ 6・・・レーザー光集光手段 7・・・検光子 8・・・データ検出手段 9・・・記録波形発生手段 10・・・レーザードライバ 11・・・テスト記録パワーレジスタ 12・・・判別手段 13・・・テスト記録用制御部 14・・・温度検知手段
フロントページの続き (72)発明者 堀川 雅史 東京都千代田区丸の内3丁目2番3号 株 式会社ニコン内
Claims (4)
- 【請求項1】 情報を記録するためのレーザ光の光強度
を高レベルと低レベルの少なくとも2つの値に変調する
ことによって、オーバーライト可能な光ディスクに前記
情報の記録再生を行う光ディスクドライブ装置におい
て、前記光ディスクの温度を検知することによって、前
記低レベルのレーザ光の光強度を制御する手段を備えた
ことを特徴とする光ディスクドライブ装置。 - 【請求項2】 前記光ディスクはメモリー層と記録層と
を含み、前記メモリー層と記録層が交換結合しているこ
とを特徴とする請求項1記載の光ディスクドライブ装
置。 - 【請求項3】 前記光ディスクの温度を検知する検知手
段と、前記高レベルのレーザ光の光強度を制御する制御
手段とを有することを特徴とする請求項1記載の光ディ
スクドライブ装置。 - 【請求項4】 前記光ディスクへ情報を記録する前記高
レベルのレーザ光の光強度を決定するにあたって、前記
光強度の異なる少なくとも2種類以上のレーザ光を予め
前記光ディスクに照射することによって、最適な前記高
レベルのレーザ光の光強度を求める手段を有することを
特徴とする請求項1記載の光ディスクドライブ装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7149174A JPH097245A (ja) | 1995-06-15 | 1995-06-15 | 光ディスクドライブ装置 |
US08/629,092 US5726954A (en) | 1995-04-10 | 1996-04-08 | Optical recording method and apparatus |
EP19960302498 EP0737969B1 (en) | 1995-04-10 | 1996-04-10 | Optical recording method and apparatus |
DE69614909T DE69614909T2 (de) | 1995-04-10 | 1996-04-10 | Optische Aufzeichnungsverfahren und optisches Aufzeichnungsgerät |
US08/954,663 US5862103A (en) | 1995-04-10 | 1997-10-20 | Magneto-optical recording method capable of determining optimum laser beam intensities |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7149174A JPH097245A (ja) | 1995-06-15 | 1995-06-15 | 光ディスクドライブ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH097245A true JPH097245A (ja) | 1997-01-10 |
Family
ID=15469423
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7149174A Pending JPH097245A (ja) | 1995-04-10 | 1995-06-15 | 光ディスクドライブ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH097245A (ja) |
-
1995
- 1995-06-15 JP JP7149174A patent/JPH097245A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5367509A (en) | Method for reproducing information recorded on a magneto-optical recording medium including servo controlling the dimension of the reproduction region of the recording medium by means of a recorded signal | |
EP0915462A1 (en) | Magneto-optical recording medium, its reproducing method and reproducer | |
US5493545A (en) | Magnetooptical recording medium with overwrite capabilities and method for using the same | |
EP0905685A1 (en) | Optical recording method and optical recorder | |
US6122229A (en) | Magneto-optically recorded data readout system | |
US5412627A (en) | A magneto-optical recording system including a recording medium having a reversal preventive layer for preventing a magnetization reversal of a bias layer which is magnetostatically coupled to a recording layer | |
JPH0573981A (ja) | パワーマージンが拡大されたオーバーライト可能な光磁気記録方法及びそれに使用される光磁気記録装置 | |
JPH1139687A (ja) | 光記録方法 | |
JPH097211A (ja) | 光ディスクドライブ装置 | |
EP0595626B1 (en) | Recording condition determination method and apparatus upon execution of over-write operation on magnetooptical disk by heat shut off method and pulse train method, and magnetooptical recording method and apparatus | |
JPH097245A (ja) | 光ディスクドライブ装置 | |
JPH1139803A (ja) | 光記録媒体、光記録方法および光記録装置 | |
US20020018404A1 (en) | Magneto-optical recording medium having different magnetic domain radii in recording layer and reproduction layer | |
JPH11149641A (ja) | 光記録方法および光記録装置 | |
JPH10293949A (ja) | 光磁気記録媒体 | |
JPH06195784A (ja) | 光磁気記録媒体及び該媒体を用いた情報記録方法 | |
JPH0927152A (ja) | 光記録再生装置 | |
JPH0782673B2 (ja) | オ−バ−ライト可能な光磁気記録媒体 | |
JPH10283688A (ja) | 光記録方法および光記録装置 | |
US20030179657A1 (en) | Magneto-optical disk device capable of performing magnetic domain expansion reproduction by dc magnetic field and reproducing method | |
JPH07130030A (ja) | オーバーライト可能な光磁気記録方法、光磁気記録媒体 及び光磁気記録装置 | |
JPH0785524A (ja) | 光磁気記録装置 | |
JPH0696483A (ja) | オーバーライト可能な光磁気記録方法およびそれに使用される記録装置 | |
JPH0927165A (ja) | 光ディスクの記録再生方法及び光ディスク | |
JPH08124236A (ja) | 光磁気記録方法及び光磁気記録装置 |