JPH0971354A - 解反装置 - Google Patents

解反装置

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JPH0971354A
JPH0971354A JP25022795A JP25022795A JPH0971354A JP H0971354 A JPH0971354 A JP H0971354A JP 25022795 A JP25022795 A JP 25022795A JP 25022795 A JP25022795 A JP 25022795A JP H0971354 A JPH0971354 A JP H0971354A
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roll
film
take
opening
defibrating
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Takashi Matsunaga
敬志 松永
Shigehiro Koga
重宏 古賀
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KYOSHIN KASEI KK
JNC Corp
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KYOSHIN KASEI KK
Chisso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 巻物状の片開きフィルムを開反する作業にお
いて、広い作業場を必要とせず、1人の作業者で汚れや
擦り傷を付けることなく容易に開反できる手段を提供す
る。 【解決手段】 片開きフイルムの巻物を、巻物の軸方向
の周りに回転可能に且つ軸方向がほぼ垂直となるように
支持し、フィルムを繰り出す繰出し装置、繰り出された
フィルムの片開き口に空気を吹き込む吹込みノズル装
置、空気を吹き込まれ開口したフィルムを支え、後記の
引取り装置へ導くガイドロール装置、及び(4)ガイド
ロール装置に導かれた開口フィルムを引取りロールで平
面に広げながら引き取る横置き式の引取り装置とで構成
される開反装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は巻物状の片開きフィ
ルムを開反する装置に関する。更に詳しくは、長手方向
に2つ折りに畳まれたフィルムの巻物を、巻き解きなが
ら折り目を開き、1枚物のフィルムに拡げる装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】農業用ハウスやトンネルに用いるプラス
チックフィルムでは、展張作業や保守が容易なように、
幅が4m以上のものが要求される。このような広幅のフ
ィルムは、インフレーション成形法で作られた筒状フィ
ルムを切り開いて作られる。一般には、筒状フィルムに
スリットを入れて片開き状に折り畳んだフィルムをロー
ル状に巻き取った巻物の形で市販されている。このよう
な巻物状の片開きフィルムを開反するには、水平に保持
された巻物から片開きフィルムを繰り出しながら、スリ
ット部に棒や篦を差し込み手作業で折り目を拡げてい
た。フィルムの折幅が2m以下であれば、このような開
反作業も2人の作業者で実施可能であるが、より広幅の
フィルムの場合には3人以上の人手が必要となるので、
省力化が望まれていた。更に、広幅のフィルムでは開反
に必要な巻物からの繰り出し距離が長くなり広い作業場
が必要となるばかりか、フィルムが作業台や床面と接触
して汚れが付着したり擦り傷が生じて商品価値を著しく
損なうという問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、巻物
状の片開きフィルムを開反する作業において、広い作業
場を必要とせず、1人の作業者で汚れや擦り傷を付ける
ことなく容易に開反できる手段を提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者たちは、上記の
課題を解決するために検討を重ねた結果、片開きフイル
ムの巻物を、巻物の軸方向の周りに回転可能に且つ軸方
向がほぼ垂直となるように支持し、フィルムを繰り出
す、繰出し装置、繰り出されたフィルムの片開き口に空
気を吹き込む、吹込みノズル装置、空気を吹き込まれ開
口したフィルムを支え、後記の引き取装置へ導くガイド
ロール装置、及びガイドロール装置に導かれた開口フィ
ルムを引取りロールで平面に広げながら引き取る横置き
式の引取り装置、の4装置を主要機構とする開反装置を
用いることにより所期の目的が達成されることを知り本
発明を完成するに至った。
【0005】添付した図面を参照しながら、本発明を更
に詳細にに説明する。図1は本発明の開反装置の実施態
様の1例を側面からみた概念図であり、図2は同例の平
面図である。図3は本発明の開反装置の第2の実施態様
の側面からみた概念図であり、図4は同例の平面図であ
る。図1〜4において、Aは繰出し装置、Bは吹き込み
ノズル装置、Cはガイドロール装置、Dは引取り装置で
ある。
【0006】
【図1】
【0007】
【図2】
【0008】
【図3】
【0009】
【図4】
【0010】繰り出し装置は、架台、アーム、紙管チャ
ック、支持幹、及びキャスターを主要構成要素とする。
ベアリング(図示せず)を介してアーム(2)に取付け
られた上下の紙管チャック(3a、3b)は、紙管に巻
き取られたフィルムの巻物を支持している。アーム
(2)には、巻物の幅に応じて紙管チャック(3a、3
b)の間隔を調節するために、スライド機構(4)を備
えている。架台(1)に据え付けられアーム(2)は、
支持幹(5)をスライドさせることにより、傾きを調節
することができる。アームの傾きを調節することによ
り、巻物の上端(片開きフィルムの折山)から引取りロ
ールまでの距離と、巻物の下端(片開きフィルムの開口
端)から引取りロールまでの距離が異なることによる開
反するフィルムの引きつれを解消することができる。架
台(1)にはキャスターが装備され、開反するフィルム
の幅に応じて必要な引取り装置との間隔を調節すること
ができる。
【0011】吹込みノズル装置は、コンプレッサーから
1kg/cm2程度の圧縮空気の供給を受け、バルブで
吹出し量を調節しながら、床面より50〜100cmの
高さに位置するノズル(6)からフィルムの開口部の内
側に空気を吹き出す。開口部の内側に空気を吹き込むこ
とにより、手で引張ったり篦で押し拡げたりする時に生
じるフィルムの局部的な伸長や傷を防止し、フィルムに
力を加えることなく開反することができる。ガイドロー
ル装置には、空気を吹き込まれ開口したフィルムを床面
に接触させることなく支え引取り装置へ導くために、フ
ィルムの幅に応じて床面から50〜150cmの高さに
調節が可能なガイドロール(7)が備えられている。高
さの調節には、装置の運転状況に応じて随時変更が可能
な、エアシリンダーによる方法が好ましい。ガイドロー
ルとしては、径が5〜20cm、長さが30〜80cm
の複数のフリーロールを山形に配置した組ロール(図
1:7a、7b、7c)を用いることができる。布いる
無の幅が比較的狭いものの場合には、1個のテーパーロ
ール(図3:7)を用いることもできる。
【0012】引取り装置は、床面とほぼ平行に設置され
た引取りロール(8)、押さえロール(9)、及びこれ
らのロールの駆動モーター(図示せず)を主要構成要素
とする。引取りロールは、開反するフィルムの幅以上の
長さのものを設置する。開反するフィルムが幅広のもの
になるほど、引取り部でフィルムに皺が発生し易くな
る。皺の発生を防止する方法として、引取りロールとし
てベンディングロール、又は中央部で2本に分割された
ロールを中央部を高く山形に配置した組ロールを用いる
ことが好ましい。押さえロールは、引取りロールの全長
に亘って分散して配置され、自重またはバネ圧で引取り
ロールを押さえ、引取りロール上でのフィルムのスリッ
プを防止し、フィルム幅全体を均一に引き取る。このよ
うな効果を有する限り、押さえロールの形状や数には特
別の制限はない。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明の開反装置
は、片開きフィルムの巻物を立てて保持するので作業面
積が狭く、繰出し装置がその位置やアームの傾斜角を調
節できるので各種の幅のフィルムに対応した条件で、汚
れや傷、皺等の欠陥を与えることなく、1人の作業員で
容易に開反することができる。
【0014】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の開反装置の実施態様の1例の側面図。
【図2】本発明の開反装置の実施態様の1例の平面図。
【図3】本発明の開反装置の第2の実施態様の側面図。
【図4】本発明の開反装置の第2の実施態様の平面図。
【符号の説明】
A:繰出し装置 B:吹き込みノズル装置 C:ガイドロール装置 D:引取り装置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の4装置を主要機構とする開反装
    置: (1)片開きフイルムの巻物を、巻物の軸方向の周りに
    回転可能に且つ軸方向がほぼ垂直となるように支持し、
    フィルムを繰り出す、繰出し装置、(2)繰り出された
    フィルムの片開き口に空気を吹き込む、吹込みノズル装
    置、(3)空気を吹き込まれ開口したフィルムを支え、
    後記の引取り装置へ導くガイドロール装置、(4)ガイ
    ドロール装置に導かれた開口フィルムを引取りロールで
    平面に広げながら引き取る横置き式の引取り装置。
  2. 【請求項2】 繰出し装置の巻物を支持する部材を、巻
    物の軸方向を垂直から任意の傾斜角度で支持可能とした
    ことを特徴とする請求項1に記載の解反装置。
  3. 【請求項3】 繰出し装置に移動設備および固定設備を
    付加し、繰出し装置と引取り装置との間隔を調節可能と
    したことを特徴とする請求項1又は2に記載の解反装
    置。
  4. 【請求項4】 ガイドロール装置のガイドロールがテー
    パーロールである請求項1ないし3のいずれかに記載の
    解反装置。
  5. 【請求項5】 ガイドロール装置のガイドロールが、複
    数のフリーロールを山形に配置した組ロールである請求
    項1ないし3のいずれかに記載の解反装置。
  6. 【請求項6】 引取り装置の引取りロールが中央部で2
    本に分割されたロールを中央部を高く山形に配置した組
    ロールであることを特徴とする請求項1ないし5のいず
    れかに記載の解反装置。
  7. 【請求項7】 引取り装置の引取りロールがベンディン
    グロールであることを特徴とする請求項1ないし4のい
    ずれかに記載の解反装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104477447A (zh) * 2014-12-08 2015-04-01 江苏申凯包装高新技术股份有限公司 半自动包版辊装置
WO2020196984A1 (ko) * 2019-03-26 2020-10-01 송재도 포장재 공급장치 및 그 포장재 공급장치를 이용한 완충 포장재의 제조설비
CN113400728A (zh) * 2021-07-21 2021-09-17 黑龙江职业学院(黑龙江省经济管理干部学院) 一种财务会计用可调节式平纸器

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CN113400728B (zh) * 2021-07-21 2022-06-24 黑龙江职业学院(黑龙江省经济管理干部学院) 一种财务会计用可调节式平纸器

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