JPH0971337A - 紙葉類繰出し調整機構 - Google Patents

紙葉類繰出し調整機構

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JPH0971337A
JPH0971337A JP7227993A JP22799395A JPH0971337A JP H0971337 A JPH0971337 A JP H0971337A JP 7227993 A JP7227993 A JP 7227993A JP 22799395 A JP22799395 A JP 22799395A JP H0971337 A JPH0971337 A JP H0971337A
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unit
roller
paper sheet
adjusting
transmitting
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JP7227993A
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Inventor
Masayasu Sato
正康 佐藤
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 紙葉類繰出し機構を有する装置の紙葉類の搬
送状態を遠隔地において把握し、その搬送状態を遠隔操
作により調整可能とすることを目的としている。 【構成】 紙葉類を繰出すフィードローラ5およびこれ
に対向して配置され、複数枚繰出しを防止するゲートロ
ーラ6とを有する紙葉類繰出し機構のローラの対向状態
を調整する対向状態調整手段7〜11と、搬送状態を検
知する搬送状態検知手段12、13と、搬送状態の統計
情報を求める統計処理部16と、その統計情報を送信す
る第1の送信部17と、装置外部からのデータを受信す
る第1の受信部23と、この受信データをもとに対向状
態調整手段の駆動信号を生成する駆動手段24と、装置
外部に設けられ、第1の送信部17からのデータを受信
する第2の受信部18と、その受信内容を表示する表示
部19と、対向状態調整手段7〜11を遠隔操作する操
作手段20と、その操作内容を第1の受信部23に送信
する第2の送信部22とから構成される紙葉類繰出し調
整機構。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金融機関等で利用さ
れ、紙幣や紙葉類を1枚ずつ繰出し、走行させながらそ
の通過枚数、真偽および金種等を検出するための複数の
光学センサおよび磁気センサを備えた紙幣自動取扱い装
置に用いられる紙葉類繰出し調整機構に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、銀行等の金融機関の窓口業務合理
化のため自動入金機や自動出金機あるいは自動入出金機
(以下、これらの機器を総称して紙幣自動取扱い装置と
呼ぶ。)が使用されている。一般に、紙幣自動取扱い装
置は、紙幣を1枚ずつ分離し、繰出す紙幣繰出し機構
と、繰出された紙幣を、ベルトやローラ等で所定の場所
へ搬送する紙幣搬送系と、搬送中の紙幣の通過枚数、真
偽および金種等を認識判別するために不可欠な情報であ
る光学的パターン、磁気量パターンを検出する複数のセ
ンサが配置されている紙幣認識部と、認識部で正規紙幣
と判断された紙幣を金種毎に保管しておく紙幣収納部
と、正規紙幣と判断されずリジェクトされた紙幣を保管
しておくリジェクトプールとを備えている。
【0003】紙幣自動取扱い装置においては、従来よ
り、高速で、正確に紙幣の真偽、金種、枚数、折れ曲が
り状態等を判別でき、しかも紙幣が途中で折れ曲がった
り、破損したりせず、紙づまりによる機能の停止がない
高信頼、高安定で、小型、低価格の装置が要求されてい
る。特に、金融機関における営業時間(運用時間)の延
長、完全週休2日制の実施等による休日運用や無人化運
用にともない故障による機能停止ができるだけ少ない高
安定、高信頼な装置が望まれている。
【0004】このような紙幣自動取扱い装置の紙幣処理
能力や安定性は、紙幣の分離、搬送状態に大きく左右さ
れる。紙幣の分離搬送には、一般に、紙幣の集積体をば
ね力により紙幣集積板を介してピックアップローラおよ
びフィードローラに押圧し、このピックアップローラお
よびフィードローラを回転させることによりローラと紙
幣表面の摩擦を利用して紙幣を1枚ずつ順にフィードロ
ーラとフィードローラに対向して設けたゲートローラと
のすきまから繰出すように構成した、いわゆる摩擦分離
型紙幣繰出し機構が用いられているが、すきまのばらつ
きや、環境変化、経年変化によりすきまが変化すると、
積載された紙幣を分離搬送する際に、紙幣が斜めに送ら
れたり(以下、斜行あるいはスキューと記す。)、紙幣
の搬送間隔(以下、繰出しピッチと記す。)が極端に狭
まったり、拡がったり、あるいは一度に複数枚の紙幣が
繰出されたり(以下、重走と記す。)することがある。
【0005】紙幣がスキューしたままで搬送されると、
スキューした紙幣のかどが搬送中に装置筐体と接触した
り搬送系内の分岐点を通過する際に、紙幣のかどが搬送
ローラやベルトに異常に衝突したりしてスキュー量が増
大したり、紙幣が折れ曲がったり、さらには破損したり
することがあるため、紙づまりが発生しやすくなる。ま
た、繰出しピッチの異常は、紙幣処理速度に大きな影響
を与えるし、重走が起こった場合には、搬送経路内のゲ
ート部や分岐点等で紙づまりが非常に発生しやすくな
る。
【0006】このため、紙幣認識精度の低下、あるいは
認識不能さらには搬送経路内での紙づまりによる機能停
止が起こりやすくなる。そこで、紙幣のスキューや繰出
しピッチ異常、重走の発生を抑圧するために、すきまを
左右独立に調整する機構を設けた紙幣繰出し機構が主流
となっている。このような調整機構を有した紙幣繰出し
機構としては、例えば、特公平2−46993で提案さ
れているものがある。
【0007】この従来の紙幣繰出し機構は、紙幣が送り
出される搬送路の幅方向に対して間隔をもって設けら
れ、紙幣に対して抵抗を与える少なくとも一対の抵抗ロ
ーラ(例えば、フィードローラとゲートローラ)と、こ
の抵抗ローラの抵抗(例えば、フィードローラとゲート
ローラ間のすきま量あるいはフィードローラとゲートロ
ーラの圧接力)をそれぞれ調整して、紙幣のスキューお
よび繰出しピッチを補正する補正機構を有する紙幣自動
取扱い装置において、通常の現金処理を行うための現金
処理モードと抵抗ローラの調整を行うための調整モード
とを切り換えるモード切替えスイッチと、搬送路の幅方
向に対して間隔をもって設けられ、紙幣の通過の有無を
検知する複数の検知器と、これら検知器の出力信号に基
づいて紙幣の搬送状態を検知し、紙幣の搬送状態に関す
るデータを出力する判別部と前記モード切替えスイッチ
が調整モードを選択している時に、所定枚数の紙幣を搬
送路上に搬送させて、前記判別部から出力されたデータ
を予め設定しておいた基準データと比較することによ
り、紙幣の搬送状態を判断するとともに、その判断結果
を表示部に表示させる制御部とを設けたもので、これに
より、判別部において、検知器からの出力信号に基づき
紙幣の搬送状態、例えば、各紙幣のスキュー量、繰出し
ピッチ等が判別され、さらに、制御部において、判別部
から出力された搬送状態に関するデータを基準データと
比較することにより、スキューの有無、繰出しピッチの
良否等の情報が表示部に表示されるので、操作者が表示
部に表示された情報を参照することによって、補正装置
を操作して紙幣に対して抵抗を与える抵抗ローラの調整
を行おうというものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年の
金融の自由化に伴い、 ・装置の設置場所が銀行等の金融機関だけでなく、ホテ
ル、コンビニエンスストアー、駅、駐車場等広範に拡が
っている。 ・24時間運用や休日運用等運用時間が拡大している。
【0009】等の理由から装置の無人化運用が増加して
おり、高安定、高信頼な装置が望まれているが、上記構
成の従来の紙幣繰出し機構は、 各装置の状態がわからないためタイムリーで効果的な
調整が期待できない。その結果、装置の状態に関係なく
定期的に調整を行わなければならなく、管理作業が煩雑
で効率が悪い。
【0010】調整する際にいちいち各装置が設置して
ある場所に出かける必要があり、何台もの装置を調整す
るのに複数個所の設置場所に移動しなければならないた
め工数的にも効率が非常に悪い。 複数個所で複数台の装置の調整を必要とする場合、複
数の調整員を待機させておく必要があり、不必要に費用
がかかり、合理的でない。
【0011】等の問題があった。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、回転して紙葉
類を繰出すピックアップローラと、ピックアップローラ
によって繰出された紙葉類をさらに搬送路へ繰出すフィ
ードローラと、ピックアップローラおよびフィードロー
ラに紙葉類の集積体を押圧する紙葉類集積板と、フィー
ドローラに対向してそれぞれ配置され、紙葉類の複数枚
繰出しを防止するゲートローラとから成り、紙葉類を1
枚ずつ分離してフィードローラとゲートローラとのすき
まから順に繰出す紙葉類繰出し機構の繰出しを調整する
紙葉類繰出し調整機構において、フィードローラとゲー
トローラとの対向状態を各フィードローラとゲートロー
ラの対毎に調整する対向状態調整手段と、繰出された紙
葉類の搬送状態を検知する搬送状態検知手段と、この搬
送状態検知手段の出力から通過紙葉類の搬送状態の平均
値や標準偏差値等を求める統計処理部と、この統計処理
部による統計処理結果を装置外部に送信する第1の送信
部と、装置外部から送られてくるデータを受信する第1
の受信部と、受信したデータをもとに前記対向状態調整
手段を駆動するための駆動信号を生成する駆動手段と、
装置外部に設けられ、第1の送信部から送られてくるデ
ータを受信する第2の受信部と、その受信したデータを
表示する表示部と、前記対向状態調整手段を遠隔操作す
るための操作手段と、この操作手段からの制御信号を装
置に送信する第2の送信部とから構成され、装置外部か
ら装置の動作状況を把握し、遠隔操作により対向状態調
整手段を操作可能としたことを特徴としている。
【0013】
【作用】ピックアップローラによって繰出された紙葉類
は、さらにフィードローラとゲートローラとの間を通っ
て1枚ずつ順に搬送路へと繰出される。この紙葉類の搬
送状態の情報を搬送状態検知手段によって検知し、統計
処理手段によりその搬送状態の情報の平均値、標準偏差
値、最大値、最小値あるいはヒストグラム等を算出す
る。第1の送信部は、その統計処理結果を装置外部に送
信する。
【0014】装置外に設けられた第2の受信部は第1の
送信部からのデータを受信し、表示部に表示する。操作
者はその表示内容に基づき、操作手段を操作する。第2
の送信部は、その操作手段からの制御信号を送信する。
装置内の第1の受信部はその制御信号を受信し、駆動手
段はその制御信号に基づいて駆動信号を発し、対向状態
調整手段を作動させて紙葉類の繰出し調整を行う。
【0015】
【実施例】以下に本発明の実施例を図を用いて説明す
る。図1は実施例を示す概略構成図である。図2は図1
のAの方向からみた概略構成図であり、図1と同じ構成
要素には同一番号が付してあるが、同じものが左右1つ
ずつある場合には、区別するためaとbの記号をさらに
付した。なお、図中のS1 〜S9 は信号を示している。
【0016】また、破線で囲まれた領域BとCは設置場
所を表しており、領域Bは銀行やコンビニエンスストア
等の紙幣自動取扱い装置の設置場所であり、領域CはB
から離れた場所(遠隔地)にある例えば管理センタであ
る。領域B内の構成要素は銀行やコンビニエンスストア
等に設置されている紙幣取扱い装置の一部を示してお
り、領域C内の構成要素は集中管理装置の一部を示して
いる。
【0017】図1および図2において、紙幣集積板1上
に集積された紙幣2は、第1のばね3によりピックアッ
プローラ4に押圧されている。紙幣2が繰出される方向
にはフィードローラ5a、5bが設けられ、このフィー
ドローラ5a、5bに対向してゲートローラ6a、6b
が設けられている。このゲートローラ6a、6bは、反
繰出し方向にのみ回動を許容する図示しない一方向クラ
ッチを介してアーム7a、7bにそれぞれ軸支持されて
おり、また、アーム7a、7bは軸8a、8bに枢着し
て、揺動可能に設けられている。
【0018】アーム7a、7bの下部には、フィードロ
ーラ5aとゲートローラ6a、フィードローラ5bとゲ
ートローラ6bとの対向状態(すきま量あるいは圧接
力、以下本文ではすきま量として説明を行う)を調整す
るためのすきま量調整用モータ9a、9bが設けてあ
り、このすきま量調整用モータ9a、9bのモータシャ
フト10a、10bの先端は、アーム7a、7bの下面
にそれぞれ接するようにしてある。
【0019】さらに、アーム7a、7bは、第2のばね
11(11a、11b)ですきま量調整用モータ9a、
9b側に付勢されている。このアーム7a、7bが、す
きま量調整用モータ9a、9bによるモータシャフト1
0a、10bの上下動に応じて動作し、フィードローラ
5a、5bとゲートローラ6a、6bの対向状態調整を
行う。
【0020】紙幣が送り出される搬送路中には、搬送路
の幅方向に対して間隔をおいて発光素子12a、12b
が設けられ、それぞれの発光素子12a、12bに対向
して受光素子13a、13bが同様に搬送路の幅方向に
対して間隔をおいて設けられている。受光素子13a、
13bは第1の信号処理回路14a、14bにそれぞれ
接続し、発光素子12a、12bとともに搬送状態検知
手段としてはたらく。
【0021】第1の信号処理回路14a、14bはデー
タ処理部15に接続されており、このデータ処理部15
は統計処理部16を介して第1の送信部17に接続され
ている。第1の送信部17は電話回線や専用回線等の有
線や無線等で別の場所(遠隔地)にある後述する管理セ
ンタCの受信部と交信できるように構成されている。
【0022】遠隔地にある管理センタCから送られてく
るデータを受信する第1の受信部23は駆動手段である
モータ駆動回路24a、24bにそれぞれ接続されてい
る。さらにモータ駆動回路24aはすきま量調整用モー
タ9aに、モータ駆動回路24bはすきま量調整用モー
タ9bに接続されている。管理センタCには各設置場所
Bに設置されている各端末の第1の送信部17から送ら
れてくる統計データS4 を受信するための第2の受信部
18が設けられている。
【0023】第2の受信部18は表示部19に接続され
ている。さらに管理センタCにはすきま量調整用モータ
9a、9bをそれぞれ遠隔操作するための操作手段であ
るポテンショメータ20a、20bが設けてあり、ポテ
ンショメータ20a、20bはそれぞれ第2の信号処理
回路21a、21bを介して第2の送信部22に接続さ
れている。
【0024】第2の送信部22は、やはり電話回線や専
用回線等の有線や無線等で各設置場所Bに設置されてい
る紙幣自動取扱い装置内やその近くに設けてある第1の
受信部23と交信できるようになっている。図1および
図2において、領域B内の構成要素は紙幣自動取扱い装
置に設けてあり、領域C内の構成要素は紙幣自動取引装
置外の別の場所、例えば遠隔地にある管理センタやサー
ビスセンタに設置されている。
【0025】以下、本実施例の動作を詳細に説明する。
紙幣集積板1上に集積された紙幣2は第1のばね3によ
りピックアップローラ4に押圧されている。ピックアッ
プローラ4が回転すると、ピックアップローラ4の表面
部材と紙幣表面の摩擦力により紙幣2が分離され繰出さ
れる。紙幣2が繰出される方向に設けられたフィードロ
ーラ5a、5bは、紙幣2を搬送路に繰出す。この際、
フィードローラ5a、5bに対向して配置されたゲート
ローラ6a、6bが、同時複数枚繰出しを防止する。
【0026】紙幣2はフィードローラ5a、5bとゲー
トローラ6a、6bで構成されるすきまを通って搬送路
に繰出される。フィードローラ5a、5bとゲートロー
ラ6a、6bで構成されるすきまの状態は部品のばらつ
きや組立誤差、経年変化等によりばらつき、変動し、紙
幣の搬送特性に影響を及ぼす。このためフィードローラ
5aとゲートローラ6aのすきまXa 、フィードローラ
5bとゲートローラ6bのすきまXb をそれぞれ独立に
調整できる機構が設けられている。
【0027】すきま量調整モータ9a、9bのそれぞれ
のモータシャフト10a、10bの先端は、第2のばね
11(11a、11b)ですきま量調整用モータ9a、
9b側に付勢されているアーム7a、7bの下面にそれ
ぞれ接するようにしてある。すきま量調整用モータ9
a、9bは、例えばリニアステッピングモータであり、
駆動信号によりモータシャフト10a、10bの先端が
上下に移動するためアーム7a、7bは軸8a、8bを
中心に上下に揺動する。このためアーム7a、7bにそ
れぞれ回転可能に軸支持されているゲートローラ6a、
6bの位置を調整できるためフィードローラ5aとゲー
トローラ6aのすきまXa とフィードローラ5bとゲー
トローラ6bのすきまXb を独立に調整できる。
【0028】紙幣2が送り出される搬送路中には、搬送
路の幅方向に対して間隔をおいて発光素子12a、12
bが設けられ、それぞれの発光素子12a、12bに対
向して受光素子13a、13bが同様に搬送路の幅方向
に対して間隔をおいて設けられている。受光素子13a
からの信号S1aは、第1の信号処理回路14aで処理さ
れ信号S2aとしてデータ処理部15に入力される。同様
に、受光素子13bからの信号S1bは、第1の信号処理
回路14bで処理され信号S2bとしてデータ処理部15
に入力される。データ処理部15では信号S2a、S2b
ら紙幣2の搬送状態(例えば紙幣繰出しピッチやスキュ
ー等)を算出し、搬送データS3 として統計処理部16
に出力する。
【0029】図3は紙幣繰出しピッチとスキューの検出
方法の説明図である。フィードローラ5a、5bとゲー
トローラ6a、6b等で構成されるすきまから繰出され
た紙幣2は、既知の速度vで搬送されていく途中、搬送
経路の中心線に対して左右に等間隔ずつ離して設けられ
た2組の発光、受光素子(12a−13a、12b−1
3b)間を通過する際に、光路を遮る。
【0030】受光素子13a、13bからの信号S1a
1bをそれぞれ処理する第1の信号処理回路14a、1
4bの出力信号S2a、S2bは、紙幣2が通過していない
時、つまり、発光素子12a、12bからの光が遮られ
ず直接それぞれの受光素子13a、13bに入射する時
はLレベル(例えば、0V)を示し、搬送紙幣により受
光素子13a、13bへの光が遮られているときは、H
レベル(例えば、5V)を示すようになっている。
【0031】紙幣2が斜行(スキュー)なく搬送されて
いれば、2組の発光、受光素子の光路が紙幣2によって
遮られるのは同時であるが、紙幣が右先行か左先行にス
キューして搬送されていると、左右の発光、受光素子の
光路が紙幣によって遮られるのに時間差が発生する。例
えば、紙幣がスキューし、右先行で搬送されていると、
右側の発光、受光素子(12a−13a)の光路の方
が、左側の発光、受光素子(12b−13b)の光路よ
りも早く搬送紙幣によって遮光されるため、第1の信号
処理回路14aの出力S2aが、先ずL→Hに変わり、次
に第1の信号処理回路14bの出力S2bがL→Hに変わ
り、紙幣が通過し終わる時は、右側の発光、受光素子
(12a−13a)の方が、やはり、先に紙幣により遮
光されなくなるため、第1の信号処理回路14aの出力
2aがH→Lに変わり、次に第1の信号処理回路14b
の出力S2bがH→Lに変わる。
【0032】逆に、左先行で紙幣が搬送されれば、左側
の発光、受光素子(12b−13b)の光路の方が、右
側の光路(12a−13a)より先に遮光されるため、
先ず第1の信号処理回路14bの出力S2bがL→Hに変
わり、続いて、右側の光路(12a−13a)が遮光さ
れると、第1の信号処理回路14aの出力S2aがL→H
に変わる。また、紙幣が通過し終わる時は、左側の発
光、受光素子(12b−13b)の光路の方が右側の発
光、受光素子(12a−13a)の光路よりも先に、遮
光されなくなるため、まず先に、第1の信号処理回路1
4bの出力S2bが先にH→Lに変わり、次に、第1の信
号処理回路14aの出力S2aがH→Lに変わる。
【0033】図3の(a)は先頭の紙幣2Aが右先行
し、次の紙幣2Bが左先行して2組の発光、受光素子間
を通過して行った様子を示し、図3の(b)はその時の
第1の信号処理回路14a、14bからのそれぞれの出
力信号S2a、S2bの時系列波形である。紙幣2A〜2C
は、速度vで、例えば、図3に示すように図の右から左
に搬送されており、そのうちの紙幣2A、2Bは、すで
に、発光、受光素子(12a−13a、12b−13
b)間を通過したものである。
【0034】また、発光、受光素子は、搬送経路の中心
線に対して、左右等間隔に離してあり、左右の発光素子
(12a−12b)あるいは受光素子(13a−13
b)同士の間隔は既知でd(mm)である。紙幣が左右
どちらにスキューしているかは、信号S2a、S2bのどち
らが先にL→Hに変わるかで判断できる。例えば、図3
の(b)においては、最初は、信号S2aの立ち上がりが
信号S2bより早く、次は、信号S2bの立ち上がりの方が
信号S2aの立ち上がりよりはやいため最初の紙幣2A
は、右先行で搬送されており、次に通過した紙幣2B
は、左先行で搬送されていたことが分かる。
【0035】また、紙幣搬送速度vは一定であるため、
スキュー量と左右の発光、受光素子が遮光される時間差
は比例関係にあるので、信号S2aのL→H立ち上がりと
信号S2bのL→Hへの立ち上がりの時間差Δt(se
c)と、搬送速度v(m/sec)と、右側の受光素子
13aと左側の受光素子13b(あるいは発光素子12
aと12b)の間隔d(mm)より、スキュー量θ
(°)は、θ=tan-1{(Δt×v)/d} で求
まる。
【0036】また、紙幣繰出しピッチP(sec)は、
信号S2aとS2bのNAND信号ΔT(sec)である。
このように、第1の信号処理回路14a、14bからの
信号S2a、S2bから紙幣繰出しピッチやスキュー方向、
スキュー量を求めるのがデータ処理部15である。
【0037】データ処理部15では、通過紙幣1枚毎の
紙幣繰出しピッチおよびスキューを算出し、次段の統計
処理部16に出力する。統計処理部16では、データ処
理部15から出力される通過紙幣の紙幣繰出しピッチデ
ータおよびスキューデータを蓄積し、データの個数(通
過紙幣枚数)Nが、ある値(例えば、1000個あるい
は10000個)以上になると、このN個のデータから
紙幣繰出しピッチとスキューのそれぞれの平均値および
標準偏差値や最大値、最小値、ヒストグラム等の各種統
計データをそれぞれ算出し、統計データS4 として第1
の送信部17に出力する。
【0038】第1の送信部17では統計処理部16から
出力される統計データS4 を遠隔地にある管理センタC
にある第2の受信部18に電話回線、専用回線等の有線
を用いたり、無線を用いて送信する。第2の受信部18
で受信された信号S5 は表示部19に出力され、例えば
ディスプレイ等の表示装置に表示される。遠隔地にある
管理センタCでは、操作者が、表示部19に表示された
設置場所Bから有線あるいは無線で送られてくる紙幣自
動取扱い装置内の紙幣搬送状態の統計処理結果を確認
し、調整の必要があると判断した場合には、管理センタ
C側に設けられている遠隔操作手段のポテンショメータ
20a、20bを操作して、設置場所Bに設置されてい
る紙幣自動取扱い装置内の紙幣繰出し調整機構に設けら
れているすきま量調整用モータ9a、9bを遠隔操作す
る。
【0039】図4および図5は、管理センタCで使用さ
れるコントロールパネルの一例を示す説明図である。表
示部19ではキャラクタやグラフにより紙幣自動取扱い
装置から送られてくる統計処理結果を表示する。管理セ
ンタCに常駐している操作者はこの表示結果を見て、装
置の動作状況を把握し、調整が必要か否かを判断する。
調整が必要な場合は、左右のポテンショメータ20a、
20bを操作する。ポテンショメータ20aはすきま量
調整用モータ9aを、ポテンショメータ20bはすきま
量調整用モータ9bをそれぞれ遠隔操作するために設け
られている。
【0040】ポテンショメータ20a、20bからの信
号S6a、S6bは第2の信号処理回路21a、21bでそ
れぞれ処理されて信号S7a、S7bが出力され、該信号S
7a、S7bは管理センタCに設けられている第2の送信部
22から紙幣自動取扱い装置内に設けられている(ある
いは紙幣自動取扱い装置が設置されている場所に設けら
れている)第1の受信部23に電話回線、専用回線等の
有線を用いたり、無線を用いて送信される。第1の受信
部23に送られてきた制御信号S8a、S8bはそれぞれモ
ータ駆動回路24a、24bに出力される。
【0041】モータ駆動回路24a、24bでは制御信
号S8a、S8bをもとにすきま量調整用モータ9a、9b
を駆動するための駆動信号S9a、S9bをそれぞれ生成
し、すきま量調整用モータ9a、9bにそれぞれ出力す
る。駆動信号S9a、S9bによりすきま量調整用モータ9
a、9bが作動し、モータシャフト10a、10bの先
端が、図の上下に駆動される。
【0042】このためアーム7a、7bに回転可能に軸
支持されたゲートローラ6a、6bの位置が変わり、す
きまXa 、すきまXb が独自に調整される。このように
本実施例によれば、紙幣自動取扱い装置内あるいは紙幣
自動取扱い装置が設置してある場所に有線や無線等の手
段を用いた送信・受信機能を設け、紙幣自動取扱い装置
内の各種データを別の場所(例えば設置場所から離れた
管理センタ等)に転送することにより、複数箇所の複数
台の紙幣自動取扱い装置の状況を別の場所(管理セン
タ)に居ながらにして簡単に把握でき、いちいち各紙幣
自動取扱い装置が設置してある場所に行って調整を行う
ことなく、調整が必要な場合には遠隔操作にて装置の調
整を適宜行うことが可能となり、集中管理できる。
【0043】図6は本発明の概念図である。この図に示
す例では、銀行30に紙幣自動取扱い装置30A、30
B、30Cが設置され、銀行31に紙幣自動取扱い装置
31A、31B、31Cが設置され、コンビニエンスス
トア32に紙幣自動取扱い装置32A、32Bが設置さ
れ、店舗外用設置ブース33に紙幣自動取扱い装置33
Aが設置されている。このように各所に1台または複数
台の紙幣自動取扱い装置が配置されている。
【0044】各紙幣自動取扱い装置には紙幣繰出し調整
機構から繰出される紙幣の搬送状態を検出し、検出デー
タを累積し、統計処理する機能が設けられ、さらに統計
処理結果を外部に送信する送信機能と、外部から送られ
てくるすきま量調整用モータ9a、9bを制御するため
の制御信号を受信する受信機能が設けられている。ま
た、各所から送られてくるデータを受信する受信部と制
御信号を各所の紙幣自動取扱い装置に送信する送信部
と、データの表示と遠隔操作を行うための遠隔制御部か
らなり、各所に設置されている複数の紙幣自動取扱い装
置を集中管理する管理センタ34がある。
【0045】管理センタと各所設置場所あるいは各紙幣
自動取扱い装置とのデータの送受信は、図6のように電
話回線や専用回線等の有線を用いる場合や、無線を用い
る場合がある。さらに、当然のことながら装置自身にこ
れら送受信機能を持たせるのではなく、装置から出力さ
れた統計データを設置場所に設けられた送受信装置から
一括送受信するようにしても良い。
【0046】上述のように、複数箇所に設置している各
紙幣自動取扱い装置の紙幣繰出し調整機構の動作状態を
遠隔地にて把握し、調整が必要な場合は適宜遠隔操作に
て調整を行えるように、複数台数の紙幣自動取引装置を
集中管理できるように構成したため、 常時、居ながらにして広範な範囲に設置されている複
数台の装置の動作状態を把握できるため、一律的な調整
ではなくタイムリーで有効な調整を実現できる。このた
め長期安定な装置を提供できる。
【0047】調整する際に各装置が設置してある場所
に出かける必要がなく、工数および経費が大幅に減少す
る。 わずかな人数で広範囲の多くの装置を管理できるた
め、多くの保守要員を待機させておく必要がなく、不必
要な経費を削減できる。 なお、上記説明では紙幣自動取引装置に適用した例を説
明したが、プリンタ、FAX、OCR、複写機を始めと
する紙葉類等の媒体を分離搬送する装置に広く適用可能
である。
【0048】また、上述の実施例では、フィードローラ
とゲートローラの対を2対として説明したが、これは3
対以上としてもよく、あるいは1対としてもよい(1対
の場合には主に繰出しピッチの調整を行うことにな
る。) さらに、本実施例では、すきま量調整用モータにリニア
ステッピングモータを用いたが、モータの回転を直線運
動に変えるラック&ピニオン機構などの他の方式を用い
てもよい。
【0049】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、紙葉類繰出
し機構を有する装置の動作状態を遠隔地にても把握可能
とし、調整が必要な場合は適宜遠隔操作にて調整を行え
るようにしたため、操作者は、常時、居ながらにして広
範な範囲に設置されている装置の動作状態を把握できる
ため、常に適切な調整を行うことができ、長期安定な装
置を提供できる効果を有する。
【0050】また、調整する際に各装置が設置してある
場所に出かける必要がなく、工数および経費が大幅に減
少する効果を有する。さらに、わずかな人数で広範囲の
多くの装置を管理できるため、多くの保守要員を待機さ
せておく必要がなく、不必要な経費を削減できる効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例を示す概略構成図(1)
【図2】実施例を示す概略構成図(2)
【図3】繰出しピッチとスキューの検出方法の説明図
【図4】コントロールパネルの一例を示す説明図(1)
【図5】コントロールパネルの一例を示す説明図(2)
【図6】本発明の概念図
【符号の説明】
1 紙葉類集積板 2 紙葉類 3 第1のばね 4 ピックアップローラ 5 フィードローラ 6 ゲートローラ 7〜11 対向状態調整手段 12、13 搬送状態検知手段 16 統計処理部 17 第1の送信部 18 第2の受信部 19 表示部 20 操作手段 22 第2の送信部 23 第1の受信部 24 駆動手段

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転して紙葉類を繰出すピックアップロ
    ーラと、該ピックアップローラによって繰出された紙葉
    類をさらに搬送路へ繰出すフィードローラと、前記ピッ
    クアップローラおよびフィードローラに紙葉類の集積体
    を押圧する紙葉類集積板と、前記フィードローラに対向
    して配置され、紙葉類の複数枚繰出しを防止するゲート
    ローラとから成り、紙葉類を1枚ずつ分離して前記フィ
    ードローラとゲートローラとのすきまから順に繰出す紙
    葉類繰出し機構の繰出しを調整する紙葉類繰出し調整機
    構において、 前記フィードローラとゲートローラとの対向状態を各フ
    ィードローラとゲートローラの対毎に調整する対向状態
    調整手段と、 繰出された紙葉類の搬送状態を検知する搬送状態検知手
    段と、 該搬送状態検知手段の出力から通過紙葉類の搬送状態の
    平均値や標準偏差値等を求める統計処理部と、 該統計処理部による統計処理結果を装置外部に送信する
    第1の送信部と、 装置外部から送られてくるデータを受信する第1の受信
    部と、 該第1の受信部で受信したデータをもとに前記対向状態
    調整手段を駆動するための駆動信号を生成する駆動手段
    と、 装置外部に設けられ、前記第1の送信部から送られてく
    るデータを受信する第2の受信部と、その受信したデー
    タを表示する表示部と、前記対向状態調整手段を遠隔操
    作するための操作手段と、該操作手段からの制御信号を
    前記装置内の第1の受信部に送信する第2の送信部とか
    ら構成され、 装置外部から装置の動作状況を把握し、遠隔操作により
    前記対向状態調整手段を操作可能としたことを特徴とす
    る紙葉類繰出し調整機構。
  2. 【請求項2】 請求項1において、複数台の装置の各対
    向状態調整手段を、1箇所に設置された操作手段から遠
    隔操作して集中管理することを特徴とする紙葉類繰出し
    調整機構。
  3. 【請求項3】 請求項1および請求項2において、対向
    状態調整手段が、フィードローラとゲートローラとのす
    きまを調整することを特徴とする紙葉類繰出し調整機
    構。
  4. 【請求項4】 請求項1、請求項2および請求項3にお
    いて、搬送状態検出手段から検出され、統計処理部で処
    理される搬送状態の情報が、通過紙葉類の繰出しピッチ
    とスキューの情報であることを特徴とする紙葉類繰出し
    調整機構。
  5. 【請求項5】 請求項1、請求項2、請求項3および請
    求項4において、対向状態調整手段にリニアステッピン
    グモータを用いたことを特徴とする紙葉類繰出し調整機
    構。
  6. 【請求項6】 請求項1、請求項2、請求項3、請求項
    4および請求項5において、第1の送信部、第2の送信
    部、第1の受信部および第2の受信部に電話回線や専用
    回線等の有線を用いたことを特徴とする紙葉類繰出し調
    整機構。
  7. 【請求項7】 請求項1、請求項2、請求項3、請求項
    4および請求項5において、第1の送信部、第2の送信
    部、第1の受信部および第2の受信部に無線を用いたこ
    とを特徴とする紙葉類繰出し調整機構。
  8. 【請求項8】 請求項1、請求項2、請求項3、請求項
    4、請求項5、請求項6および請求項7において、操作
    手段としてポテンショメータを用いたことを特徴とする
    紙葉類繰出し調整機構。
JP7227993A 1995-09-05 1995-09-05 紙葉類繰出し調整機構 Pending JPH0971337A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008296175A (ja) * 2007-06-01 2008-12-11 Anritsu Sanki System Co Ltd 物品検査装置
JP2008297119A (ja) * 2007-06-04 2008-12-11 Anritsu Sanki System Co Ltd 物品検査装置
JP2013063429A (ja) * 2012-10-23 2013-04-11 Anritsu Sanki System Co Ltd 物品検査装置

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