JPH0970654A - ホットチャンバーダイカストマシンの射出プランジャー - Google Patents

ホットチャンバーダイカストマシンの射出プランジャー

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Publication number
JPH0970654A
JPH0970654A JP25553195A JP25553195A JPH0970654A JP H0970654 A JPH0970654 A JP H0970654A JP 25553195 A JP25553195 A JP 25553195A JP 25553195 A JP25553195 A JP 25553195A JP H0970654 A JPH0970654 A JP H0970654A
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JP
Japan
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plunger
plunger body
hole
ring
die casting
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Application number
JP25553195A
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English (en)
Inventor
Isao Miki
功 三木
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Sanki Co Ltd
Original Assignee
Sanki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】複数のリングに対し均一に圧力をかけることが
でき、プランジャー本体がスリーブの内側をスムーズに
摺動できるようになり、プランジャー本体の基端側の溝
の上側の縁が欠けることがなく、スリーブが短期間で摩
耗するのを防止できるホットチャンバーダイカストマシ
ンの射出プランジャーを提供する。 【構成】分岐穴77に流入しなかった残りの溶融アルミ
ニウム5は、中央孔71の狭小部75へ流入する。狭小
部75へ流入した溶融アルミニウム5の流速は下がるこ
となく、分岐穴77よりもプランジャー本体55の端面
側における流速とほぼ等しい。そして溶融アルミニウム
5は分岐孔81へ流入し、開口83に到達し、基端側の
リング62を押しひろげる。したがってリング62を押
しひろげる圧力と、リング61を押しひろげる圧力とが
均一となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアルミニウムを鋳造する
ホットチャンバーダイカストマシンの射出プランジャー
に関する。
【0002】
【従来の技術】図12に従来例にかかるホットチャンバ
ーダイカストマシン1を示す。同図において符号3は本
体を示し、この本体3には溶融アルミニウム5が入れら
れる溶湯槽7が設けられている。溶湯槽7の底には凸部
9が形成されている。浴湯槽7の表面には溶融アルミニ
ウム5による侵食を防止する表面処理が施されている。
本体3には溶融アルミニウム5の温度を一定に保つ図示
しないヒーターが設けられている。
【0003】溶湯槽7の凸部9の上面にはスリーブ11
が固定されて設けられ、このスリーブ11には流入口1
3と押出し穴15が形成されている。スリーブ11には
プランジャー本体17が摺動自在に設けられている。図
13にプランジャー本体17を詳細に示す。このプラン
ジャー本体17の外周面には溝19、20が形成されて
いる。プランジャー本体17の端面側の溝19にはリン
グ21が装着され、基端側の溝20にはリング22が装
着されている。このリング21、22はセラミック又は
サーメットにより構成され、分割可能に形成されてい
る。リング21、22とプランジャー本体17により射
出プランジャー23が構成されている。
【0004】符号25は中央孔を示し、この中央孔25
の開口27はプランジャー本体17の端面に形成されて
いる。中央孔25はプランジャー本体17の端面から基
端へ向かって延びている。中央孔25の途中には、4つ
の分岐孔29が連通しており、この4つの分岐孔29の
開口30は溝19の底にそれぞれ連通している。4つの
分岐孔29は中央孔25を中心として等間隔に配置され
ている。また中央孔25の上端部には、4つの分岐孔3
1が連通しており、この4つの分岐孔31の開口32は
溝20の底にそれぞれ連通している。4つの分岐孔31
は中央孔25を中心として等間隔に配置されている。
【0005】プランジャー本体17の基端にはカップリ
ング33の一端が取り付けられている。カップリング3
3の他端には本体3の架台37に固定された図示しない
油圧シリンダーのピストンロッド35が取り付けられて
いる。油圧シリンダーによりプランジャー本体17は上
下方向に動作させられる。
【0006】スリーブ11には射出管39が形成され、
射出管39の基端は押出し穴15に連通している。この
射出管39の先端にはノズル41が連結され、ノズル4
1の噴射口43が金型45の射出穴47に連通してい
る。符号49はクランプ装置を示し、このクランプ装置
49の一方側は本体3に固定され、クランプ装置49の
他方側はダイプレート51に取り付けられている。この
ダイプレート51には金型45が固定されている。
【0007】ホットチャンバーダイカストマシン1の動
作について説明する。溶融アルミニウム5がヒーターに
より加熱された溶湯槽7へ供給される。溶湯槽7に供給
された溶融アルミニウム5は流入口13からスリーブ1
1内に流れ込む。そしてクランプ装置49によりダイプ
レート51を動作させ、金型45の射出穴47とノズル
41の噴射口43とを接続させる。
【0008】次に油圧シリンダーのピストンロッド35
が突出され、プランジャー本体17が下降し、スリーブ
11内の溶融アルミニウム5を押出し穴15から押し出
す。押し出された溶融アルミニウム5は射出管39を通
り、ノズル41の噴射口43から金型45に射出され
る。
【0009】プランジャー本体17がスリーブ11内の
溶融アルミニウム5を押し出す際、溶融アルミニウム5
がプランジャー本体17の開口27から中央孔25に流
入し、分岐孔29、31を通り、開口30、32に到達
する。開口30、32に到達した圧力をもった溶融アル
ミニウム5が溝20、19に装着されたリング21、2
2を押しひろげて、リング21、22をスリーブ11の
内周面に密着させる。
【0010】スリーブ11内の溶融アルミニウム5が押
し出された後、油圧シリンダーのピストンロッド35が
引っ込み、プランジャー本体17が上昇し、プランジャ
ー本体17が元の位置に戻る。そして再度プランジャー
本体17が下降して、上記動作が繰り返される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】プランジャー本体17
がスリーブ11内の溶融アルミニウム5を押し出す際、
中央孔25に流入した溶融アルミニウム5の一部が分岐
孔29へ流れ込み、残りの溶融アルミニウム5が、分岐
孔29よりもプランジャー本体17の基端側へ流入す
る。したがって溶融アルミニウム5の分岐孔29よりも
基端側における流速は、分岐孔29よりも端面側におけ
る流速より下がることになる。この為、溶融アルミニウ
ム5のリング21をひろげる圧力よりもリング22をひ
ろげる圧力の方が大きくなる。したがってプランジャー
本体17が下降する度に、リング22がリング21より
もスリーブ11の内周面に強く圧接させられ、リング2
2がほぼ固定された状態となり、このリング22の上面
と、リング22が装着された溝20の上側の縁が激しく
衝突する。したがって射出プランジャー23を10MP
a以上のような高圧で溶融アルミニウ5を加圧するよう
に動作させると、基端側の溝20の上側の縁が欠けてし
まうという問題がある。さらにリング22だけがスリー
ブ11の内周面に強く圧接させられるので、リング22
が短期間に摩耗し、またスリーブ11の内周面も短期間
に摩耗してしまうという問題もある。
【0012】本発明は上記従来の問題点に着目してなさ
れたものであり、複数のリングに対し均一に圧力をかけ
ることができ、プランジャー本体の基端側の溝の上側の
縁が欠けるのを防止して、基端側のリング、スリーブの
内周面が短期間で摩耗するのを防止することができるホ
ットチャンバーダイカストマシンの射出プランジャーを
提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、外周
面に複数の溝が形成されたプランジャー本体と、前記溝
に装着される分割可能なリングと、前記プランジャー本
体に形成され端面に開口を有し前記プランジャー本体の
端面から基端に向かって延びてる中央孔と、前記中央孔
に連続し前記複数の溝に対応して前記中央孔が延びる方
向に2つ以上を一組として複数組配置され前記複数の溝
の底にそれぞれ開口を有する分岐孔とからなるホットチ
ャンバーダイカストマシンの射出プランジャーであっ
て、スリーブ内にて摺動し前記プランジャー本体の端面
によってスリーブ内の溶湯をスリーブに設けられた押出
し穴から押し出すホットチャンバーダイカストマシンの
射出プランジャーにおいて、前記中央孔が延びる方向に
複数組配置された分岐孔の少なくとも一組には、当該一
組の分岐孔に対し前記プランジャー本体の端面側の最も
近くに位置する分岐孔の最少の断面積より小さい断面積
をもつ狭小部が形成されていることを特徴とするホット
チャンバーダイカストマシンの射出プランジャーであ
る。
【0014】請求項2の発明は、外周面に複数の溝が形
成されたプランジャー本体と、前記溝に装着される分割
可能なリングと、前記プランジャー本体に形成され端面
に開口を有し前記プランジャー本体の端面から基端に向
かって延びてる中央孔と、前記中央孔に連続し前記複数
の溝に対応して前記中央孔が延びる方向に2つ以上を一
組として複数組配置され前記複数の溝の底にそれぞれ開
口を有する分岐孔とからなるホットチャンバーダイカス
トマシンの射出プランジャーであって、スリーブ内にて
摺動し前記プランジャー本体の端面によってスリーブ内
の溶湯をスリーブに設けられた押出し穴から押し出すホ
ットチャンバーダイカストマシンの射出プランジャーに
おいて、前記中央孔の前記一組の分岐孔を境にして前記
プランジャー本体の基端側の部分には、当該一組の分岐
孔を境にして前記プランジャー本体の端面側の部分の最
小の断面積より小さい断面積をもつ狭小部が形成されて
いることを特徴とするホットチャンバーダイカストマシ
ンの射出プランジャーである。
【0015】請求項3の発明は、請求項2において、中
央孔の径寸法がプランジャー本体の端面から基端にいく
に従い除々に小さくなることを特徴とするホットチャン
バーダイカストマシンの射出プランジャーである。
【0016】請求項4の発明は、請求項1または請求項
2または請求項3において、1つの溝には2つの分割可
能なリングが重ねられて配置され、前記2つの分割可能
なリングの接合部には、プランジャー本体の摺動方向に
対し直交する重合部をもつ段差が形成されていることを
特徴とするホットチャンバーダイカストマシンの射出プ
ランジャーである。
【0017】請求項5の発明は、請求項4において、溝
のプランジャー本体の端面側の内側面と、前記内側面に
当接する2つの分割可能なリングの当接面のうち一方に
形成された凹部と、他方に形成され、前記凹部に嵌まり
込む凸部とによって構成され、前記2つの分割可能なリ
ングの接合部どうしがずれ、且つ前記2つの分割可能な
リングのうち内側のリングの接合部と分岐孔の開口とが
ずれた位置に、前記2つの分割可能なリングを固定する
リング回転規制手段が備えられていることを特徴とする
ホットチャンバーダイカストマシンの射出プランジャー
である。
【0018】
【作用】請求項1の発明では、プランジャーが摺動して
スリーブ内の溶湯を押出し穴から押し出す際には、プラ
ンジャー本体の端面の開口から流入した圧力をもった溶
湯が、中央孔を通り、複数の分岐孔に流入して、溝の開
口に到達し、複数のリングを押しひろげる。分岐孔より
プランジャー本体の基端側における溶湯の流速は、分岐
孔よりプランジャー本体の端面側を通る溶湯の流速より
下がる。この溶湯が基端側の分岐孔に流入して、狭小部
を通過すると流速が上がり、端面側の分岐孔に流入して
いる溶湯とほぼ等しい流速で、基端側の分岐孔の開口に
到達する。よって基端側のリングをひろげる圧力と、端
面側のリングをひろげる圧力とが均一となり、複数のリ
ングを均一な力でスリーブの内周面に密着させることが
でき、プランジャー本体の基端側の溝の上側の縁が欠け
るのを防止することができる。
【0019】請求項2の発明では、スリーブ内の溶湯を
押出し穴から押し出す際には、プランジャー本体の端面
の開口から流入した溶湯は、中央孔の分岐孔を境にプラ
ンジャー本体の端面側を通り、端面側の分岐孔に流入し
て、開口に到達し、端面側のリングを押しひろげる。一
方、中央孔の分岐孔よりもプランジャー本体の端面側を
通った溶湯は、分岐孔よりもプランジャー本体の基端側
に流入して、基端側の分岐孔を通り、開口に到達して、
基端側のリングを押しひろげる。中央孔の分岐孔よりも
プランジャー本体の基端側の部分には狭小部が形成され
ているので、中央孔の分岐孔よりもプランジャー本体の
基端側に流入した溶湯の流速は、中央孔の分岐孔よりも
端面側を通る溶湯の流速とほぼ等しくなり、その状態で
基端側の分岐孔の開口に到達する。したがって基端側の
リングを押しひろげる圧力と、端面側のリングを押しひ
ろげる圧力とが均一となり、複数のリングを均一な力で
スリーブの内周面に密着させることができる。よってプ
ランジャー本体の基端側の溝の上側の縁が欠けるのを防
止することができる。
【0020】請求項3の発明では、中央孔の径寸法がプ
ランジャー本体の端面から基端にいくに従い除々に小さ
くなるので、プランジャー本体の端面の開口から流入し
た溶湯の流速を下げることなく、各分岐孔の開口に到達
させることができる。よって基端側のリングをひろげる
圧力と、端面側のリングをひろげる圧力とが均一にな
る。
【0021】請求項4の発明では、分割可能なリングの
接合部には、プランジャー本体の摺動方向に対し直交す
る重合部をもつ段差が形成されているので、接合部が開
いてもリングの摺動方向に隙間が空くことはなく、溶湯
が漏れるのを防止することができる。
【0022】請求項5の発明では、リング回転規制手段
によって、溝のプランジャー本体の端面側の内側面と、
前記内側面に当接する2つの分割可能なリングの当接面
のうち一方に形成された凹部と、他方に形成され、前記
凹部に嵌まり込む凸部とによって構成され、前記2つの
分割可能なリングの接合部どうしがずれ、且つ前記2つ
の分割可能なリングのうち内側のリングの接合部と分岐
孔の開口とがずれた位置に、前記2つの分割可能なリン
グを固定されるので、リングの接合部と、分岐孔の開口
とが対応する位置となることがなく、溶湯が開口とリン
グの接合部を通って漏れるのを防ぐことができる。しか
も凹部及び凸部は、溝のプランジャー本体の端面側の内
側面と、2つの分割可能なリングの当接面に形成されて
いるので、プランジャー本体がスリーブ内の溶湯を押出
し穴から押し出す際に、リングのプランジャー本体の基
端側の面は、溝の内側面に対し確実に密着し、溶湯の漏
れが発生することはない。
【0023】
【実施例】本発明の第1実施例を図1から図3によって
説明する。図1に本発明の第1実施例にかかる射出プラ
ンジャー53を示す。この射出プランジャー53は、従
来例にかかるホットチャンバーダイカストマシン1の射
出プランジャー23と同様に使用される。したがって以
下、ホットチャンバーダイカストマシン1の構成につい
ては、従来例と同じ符号を付してその構成の説明を省略
し、また実施例において従来例と同じ符号を引用する。
【0024】図2にプランジャー本体55を詳細に示
す。このプランジャー本体55の外周面には溝57、5
9が形成されている。プランジャー本体55の端面側の
溝57にはリング61が装着され、基端側の溝59には
リング62が装着されている。このリング61、62と
プラジャー本体55とにより射出プランジャー53が構
成されている。
【0025】図3にリング61、62を詳細に示す。リ
ング61、62は内リング63と外リング65とによっ
て構成され、この内リング63と外リング65はセラミ
ックにより構成されている。内リング63と外リング6
5はそれぞれ分割可能に形成され、内リング63と外リ
ング65のそれぞれの接合部には、プランジャー本体5
5の摺動方向に対し直交する重合部64をもつ段差66
が形成されている。溝57、59のプランジャー本体5
5の端面側の内側面には、凹部69がそれぞれ形成され
ている。内リング63、外リング65には、凸部67が
それぞれ形成され、凸部67は内リング63、外リング
65の溝57、59に当接する当接面に設けられてい
る。これら凸部67と凹部69とによってリング回転規
制手段が構成されている。凸部67は凹部69に嵌まり
込み、内リング63、外リング65をプランジャー本体
55に固定し、内リング63、外リング65が溝57、
59内で回るのを規制する。凸部67、凹部69は、内
リング63、外リング65を内リング63と外リング6
5の接合部どうしがずれ、しかも内リング63の接合部
と分岐孔77、83の開口79、83とがずれた位置に
固定するように配置されている。したがって溶融アルミ
ニウム5が開口79、83、内リング63の接合部およ
び外リング65の接合部を通って漏れるのを防止でき
る。
【0026】符号71は中央孔を示し、この中央孔71
の開口73はプランジャー本体55の端面に形成されて
いる。中央孔71はプランジャー本体55の端面から基
端に向かって延びて、この途中には狭小部75が形成さ
れている。中央孔71の途中部分には、4つを一組とす
る分岐孔77が連通しており、この一組の分岐孔77の
開口79は溝57の底に連通している。一組の分岐孔7
7は中央孔71を中心として等間隔に配置されている。
溝57の底に開口79をもつ一組の分岐孔77は同じ径
寸法に形成されている。中央孔71の上端部には、4つ
を一組とする分岐孔81が連通しており(図10参
照)、この一組の分岐孔81の開口83は溝59の底に
連通している。一組の分岐孔81は中央孔71を中心と
して等間隔に配置されている。溝59の底に開口83を
もつ一組の分岐孔81は同じ径寸法に形成されている。
【0027】狭小部75は中央孔71の分岐孔77より
もプランジャー本体55の基端側の部分に形成され、分
岐孔77よりもプランジャー本体55の端面側の部分の
最小の断面積より小さい断面積に形成されている。狭小
部75の径寸法は、中央孔71の分岐孔77よりもプラ
ンジャー本体55の端面側の部分の最小の断面積の径寸
法に対して2/5になるよう形成されている。
【0028】射出プランジャー53が下降すると、溶融
アルミニウム5がプランジャー本体55の端面の開口7
3から流入して、中央孔71を通り、さらに分岐孔77
に流入し、開口79に到達する。開口79に到達した溶
融アルミニウム5が端面側のリング61を押しひろげ
る。分岐孔77に流入しなかった残りの溶融アルミニウ
ム5は、中央孔71の狭小部75へ流入する。狭小部7
5へ流入した溶融アルミニウム5の流速は下がることな
く、分岐孔77よりもプランジャー本体55の端面側に
おける流速とほぼ等しい。そして溶融アルミニウム5は
分岐孔81へ流入し、開口83に到達し、基端側のリン
グ62を押しひろげる。
【0029】したがって基端側のリング62を押しひろ
げる圧力と、端面側のリング61を押しひろげる圧力と
が均一となり、リング61とリング62を均一な力でス
リーブ11の内周面に密着させることができる。よって
リング61、62がスリーブ11の内周面に対しバラン
スよく密着し、プランジャー本体55がスリーブ11の
内周面をスムーズに摺動できるようになる。このためプ
ランジャー本体55の基端側の溝59の上側の縁が欠け
ることを防止することができるようになり、しかも基端
側のリング62と、スリーブ11の内周面が短期間で摩
耗するのを防止することができるようになる。
【0030】内リング63と外リング65には、それぞ
れ重合部64をもつ段差66が形成されているので、内
リング63と外リング65が押しひろげられても、内リ
ング63および外リング65の接合部に、摺動方向に対
する閉鎖部分が存在することになり、溶融アルミニウム
5が漏れるのを防ぐことが可能となる。また凸部67、
凹部69は、いずれもプランジャー本体55の端面側に
位置しているので、プランジャー本体55が下降する際
に、内リング63と外リング65のプランジャー本体5
5の基端側の面が、溝57、59のプランジャー本体5
5の基端側の内側面に密着するのを妨げることなく、開
口79、83から流れ出た溶融アルミニウム5が、プラ
ンジャー本体55の基端側へ漏れるのを確実に防止する
ことができる。
【0031】本発明の第2実施例を図5から図7によっ
て説明する。図5に本発明の第2実施例にかかる射出プ
ランジャー85を示す。本発明の第2実施例にかかる射
出プランジャー85は本発明の第1実施例にかかる射出
プランジャー53と同様の構成部分を有するので、同様
の構成部分については同じ符号を付して説明を省略す
る。符号87は中央孔を示し、この中央孔87の開口7
3はプランジャー本体89の端面に形成されている。中
央孔87はプランジャー本体89の端面から基端に向か
って延びて、この途中には狭小部91が形成されてい
る。この狭小部91の断面積は中央孔87の分岐孔77
を境にしてプランジャー本体89の端面側の最小の断面
積より小さく形成されている。狭小部91の径寸法は、
中央孔87の分岐孔77よりもプランジャー本体89の
端面側の部分の最小の断面積の径寸法に対して2/5に
なるように形成されている。第1実施例と第2実施例で
は、狭小部75、91の径寸法は、中央孔71、87の
分岐孔77よりもプランジャー本体55、89の端面側
の部分の最小の断面積の径寸法に対して2/5になるよ
う形成されているが2/5〜1/3の間で適宜変更して
もよい。
【0032】射出プランジャー85の動作を説明する。
図5に詳細に示すように、プランジャー本体89の端面
がスリーブ11の流入口13より上側に位置する状態
で、溶湯槽7の溶融アルミニウム5がスリーブ11内に
流入する。次いで図6に詳細に示すように、油圧シリン
ダーのピストンロッド35が突出して、プランジャー本
体89が下降し、スリーブ11内の溶融アルミニウム5
を押出し穴15から押し出す。この際、溶融アルミニウ
ム5がプランジャー本体89の端面の開口73から中央
孔87の分岐孔77よりもプランジャー本体89の端面
側に流入し、分岐孔77を通り、開口79に到達して、
リング61を押しひろげる。分岐孔77に流入しなかっ
た残りの溶融アルミニウム5は、分岐孔77よりプラン
ジャー本体89の基端側に流入する。中央孔87の分岐
孔77よりも基端側には狭小部91が形成されているの
で、分岐孔77の基端側に流入した溶融アルミニウム5
の流速は下がることなく、分岐孔77よりもプランジャ
ー本体55の端面側における流速とほぼ等しい。そして
溶融アルミニウム5は分岐孔81へ流入し、開口83に
到達して、リング62を押しひろげる。
【0033】したがってリング62を押しひろげる圧力
と、リング61を押しひろげる圧力とが均一となり、リ
ング61とリング62を均一な力でスリーブ11の内周
面に密着させることができる。よってリング61、62
がスリーブ11の内周面にバランスよく密着するので、
プランジャー本体55がスリーブ11の内周面をスムー
ズに摺動できるようになる。そして図7に詳細に示すよ
うに、リング61、62がスリーブ11の内周面に密着
した状態で、プランジャー本体89が下降して、スリー
ブ11内の溶融アルミニウム5を押出し穴15から押し
出す。
【0034】本発明の第3実施例を図8によって説明す
る。図8に本発明の第3実施例にかかる射出プラジャー
93を示す。本発明の第3実施例にかかる射出プランジ
ャー93は本発明の第1実施例にかかる射出プランジャ
ー53と同様の構成部分を有するので、同様の構成部分
については同じ符号を付して説明を省略する。
【0035】符号95は中央孔を示し、この中央孔95
の開口97はプランジャー本体100の端面に形成され
ている。中央孔95はプランジャー本体100の端面か
ら基端に向かって延びている。中央孔95の途中部分に
は、4つを一組とする分岐孔99が連通し、この一組の
分岐孔99の開口101は溝57の底に連通している。
一組の分岐孔99は中央孔95を中心として等間隔に配
置されている。また中央孔95の上端部には、4つを一
組とする分岐孔103が連通し、この一組の分岐孔10
3の開口105は溝59の底に連通している。一組の分
岐孔103は中央孔95を中心として等間隔に配置され
ている。分岐孔103にはその全域に渡り狭小部104
が形成され、この分岐孔103はプランジャー本体10
0の端面側の最も近くに位置する分岐孔99の最少の断
面積より小さい断面積で形成されている。分岐孔103
の径寸法は分岐孔99の部分の最小の断面積の径寸法に
対して2/5になるように形成されている。
【0036】射出プラジャー93が下降すると、プラン
ジャー本体100の端面の開口97から溶融アルミニウ
ム5が中央孔95に流入し、分岐孔99、103を通
り、開口101、105に到達して、リング61、62
を押しひろげる。分岐孔99よりプランジャー本体10
0の基端側における溶融アルミニウム5の流速は、分岐
孔99よりプランジャー本体100の端面側を通る溶融
アルミニウム5の流速より下がる。この溶融アルミニウ
ム5が分岐孔103に流入する。分岐孔103には狭小
部104が形成されているので、分岐孔103を通過す
る溶融アルミニウム5の流速は、端面側の分岐孔99に
流入している溶融アルミニウム5の流速とほぼ等しくな
り、分岐孔103の開口105に到達する。よってリン
グ62を押しひろげる圧力と、リング61を押しひろげ
る圧力とが均一となる。
【0037】本発明の第4実施例を図9によって説明す
る。図9に本発明の第4実施例にかかる射出プランジャ
ー107を示す。本発明の第4実施例にかかる射出プラ
ンジャー107は本発明の第3実施例にかかる射出プラ
ジャー93と同様の構成部分を有するので、同様の構成
部分については同じ符号を付して説明を省略する。図1
1に示すように、4つを一組とする分岐孔109は中央
孔95の上端部に連通しており、一組の分岐孔109の
開口111は、溝59の底にそれぞれ連通している。一
組の分岐孔109にはプランジャー本体113の端面側
の最も近くに位置する分岐孔97の最少の断面積より小
さい断面積をもつ狭小部115がそれぞれ形成されてい
る。狭小部115の径寸法は、分岐孔99の部分の最小
の断面積の径寸法に対して2/5になるように形成され
ている。第3実施例と第4実施例では、狭小部104、
115の径寸法は、分岐孔99の部分の最小の断面積の
径寸法に対して2/5になるよう形成されているが2/
5〜1/3の間で適宜変更してもよい。
【0038】射出プラジャー107が下降すると、プラ
ンジャー本体113の端面の開口97から溶融アルミニ
ウム5が中央孔95に流入し、分岐孔99、109を通
り、開口101、111に到達して、リング61、62
を押しひろげる。基端側の分岐孔109には狭小部11
5が形成されているので、分岐孔109を通過する溶融
アルミニウム5の流速は、端面側の分岐孔99に流入し
ている溶融アルミニウム5の流速とほぼ等しくなり、分
岐孔109の開口111に到達する。よってリング62
を押しひろげる圧力と、リング61を押しひろげる圧力
とが均一となる。
【0039】以上、本発明の実施例について詳述してき
たが、具体的な構成はこの実施例に限られるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計の変更
などがあっても本発明に含まれる。上記実施例では、分
岐孔77、81、99、103、109は互いに対向し
て形成されているが、互いに対向させなくてもよい。ま
た上記実施例では、1つの溝57、59の底には、4つ
の開口73、79、83、97、101、105、11
1が形成されているが、2つ以上形成されていればよ
い。さらに上記実施例では、内リング63、外リング6
5をセラミックによって構成しているが、サーメット等
で構成してもよい。
【0040】上記実施例では、プランジャー本体55、
89、100、113に2つの溝57、59を形成して
いるが、本発明はこれに限定されず、溝57、59を3
つ以上形成し、これらの溝57、59にそれぞれリング
61、62を装着する構成としてもよい。また上記実施
例では溶湯としてアルミニウムを用いているが、亜鉛等
でもよい。 上記実施例では、凸部67が内リング63
と外リング65に形成され、凹部69がプランジャー本
体55に形成されているが、本発明はこれに限定され
ず、凸部67をプランジャー本体55に形成し、凹部6
9を内リング63と外リング65に形成する構成として
もよい。
【0041】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、複数のリ
ングに対し均一に圧力をかけることができるようにな
り、プランジャー本体がスリーブの内周面をスムーズに
摺動できるようになる。したがって、プランジャー本体
の基端側の溝の上側の縁が欠けるのを防止することがで
きるようになる。また基端側のリング、スリーブの内周
面が短期間で摩耗するのを防止することができるように
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例にかかる射出プランジャー
とスリーブの断面図である。
【図2】本発明の第1実施例にかかる射出プランジャー
とスリーブの部分断面図である。
【図3】本発明の第1実施例にかかる射出プランジャー
に使用されるリングの側面図である。
【図4】本発明の第1実施例にかかる射出プランジャー
に使用されるリングの平面図である。
【図5】本発明の第2実施例にかかる射出プランジャー
の動作を説明するための断面図である。
【図6】本発明の第2実施例にかかる射出プランジャー
の動作を説明するための断面図である。
【図7】本発明の第2実施例にかかる射出プランジャー
の動作を説明するための断面図である。
【図8】本発明の第3実施例にかかる射出プランジャー
とスリーブの断面図である。
【図9】本発明の第4実施例にかかる射出プランジャー
とスリーブの断面図である。
【図10】本発明の第1実施例にかかるプランジャー本
体の溝の断面図である。
【図11】本発明の第4実施例にかかるプランジャー本
体の溝の断面図である。
【図12】従来例にかかるホットチャンバーダイカスト
マシンの断面図である。
【図13】従来例にかかる射出プランジャーとスリーブ
の断面図である。
【符号の説明】
5 溶
融アルミニウム 7 溶
湯槽 11 ス
リーブ 13 流
入口 15 押
出し穴 35 ピ
ストンロッド 53、85、93、107 射
出プランジャー 55、89、100、113 プ
ランジャー本体 57、59 溝 61、62 リ
ング 63 内
リング 64 重
合部 65 外
リング 66 段
差 67 凸
部 69 凹
部 71、87、95 中
央孔 73、79、83、97、101、105、111 開
口 75、91、104、115 狭
小部 77、81、99、103、109 分
岐孔

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外周面に複数の溝が形成されたプランジャ
    ー本体と、前記溝に装着される分割可能なリングと、前
    記プランジャー本体に形成され端面に開口を有し前記プ
    ランジャー本体の端面から基端に向かって延びる中央孔
    と、前記中央孔に連続し前記複数の溝に対応して前記中
    央孔が延びる方向に2つ以上を一組として複数組配置さ
    れ前記複数の溝の底にそれぞれ開口を有する分岐孔とか
    らなるホットチャンバーダイカストマシンの射出プラン
    ジャーであって、スリーブ内にて摺動し前記プランジャ
    ー本体の端面によってスリーブ内の溶湯をスリーブに設
    けられた押出し穴から押し出すホットチャンバーダイカ
    ストマシンの射出プランジャーにおいて、前記中央孔が
    延びる方向に複数組配置された分岐孔の少なくとも一組
    には、当該一組の分岐孔に対し前記プランジャー本体の
    端面側の最も近くに位置する分岐孔の最少の断面積より
    小さい断面積をもつ狭小部が形成されていることを特徴
    とするホットチャンバーダイカストマシンの射出プラン
    ジャー。
  2. 【請求項2】外周面に複数の溝が形成されたプランジャ
    ー本体と、前記溝に装着される分割可能なリングと、前
    記プランジャー本体に形成され端面に開口を有し前記プ
    ランジャー本体の端面から基端に向かって延びる中央孔
    と、前記中央孔に連続し前記複数の溝に対応して前記中
    央孔が延びる方向に2つ以上を一組として複数組配置さ
    れ前記複数の溝の底にそれぞれ開口を有する分岐孔とか
    らなるホットチャンバーダイカストマシンの射出プラン
    ジャーであって、スリーブ内にて摺動し前記プランジャ
    ー本体の端面によってスリーブ内の溶湯をスリーブに設
    けられた押出し穴から押し出すホットチャンバーダイカ
    ストマシンの射出プランジャーにおいて、前記中央孔の
    前記一組の分岐孔を境にして前記プランジャー本体の基
    端側の部分には、当該一組の分岐孔を境にして前記プラ
    ンジャー本体の端面側の部分の最小の断面積より小さい
    断面積をもつ狭小部が形成されていることを特徴とする
    ホットチャンバーダイカストマシンの射出プランジャ
    ー。
  3. 【請求項3】請求項2において、中央孔の径寸法がプラ
    ンジャー本体の端面から基端にいくに従い除々に小さく
    なることを特徴とするホットチャンバーダイカストマシ
    ンの射出プランジャー。
  4. 【請求項4】請求項1または請求項2または請求項3に
    おいて、1つの溝には2つの分割可能なリングが重ねら
    れて配置され、前記2つの分割可能なリングの接合部に
    は、プランジャー本体の摺動方向に対し直交する重合部
    をもつ段差が形成されていることを特徴とするホットチ
    ャンバーダイカストマシンの射出プランジャー。
  5. 【請求項5】請求項4において、溝のプランジャー本体
    の端面側の内側面と、前記内側面に当接する2つの分割
    可能なリングの当接面のうち一方に形成された凹部と、
    他方に形成され、前記凹部に嵌まり込む凸部とによって
    構成され、前記2つの分割可能なリングの接合部どうし
    がずれ、且つ前記2つの分割可能なリングのうち内側の
    リングの接合部と分岐孔の開口とがずれた位置に、前記
    2つの分割可能なリングを固定するリング回転規制手段
    が備えられていることを特徴とするホットチャンバーダ
    イカストマシンの射出プランジャー。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002130116A (ja) * 2000-10-25 2002-05-09 Kubota Corp 金属溶湯ポンプ
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WO2013156824A1 (en) * 2012-04-20 2013-10-24 Cpr Suisse S.A. Piston for cold chamber die-casting machines
IT201600087839A1 (it) * 2016-08-29 2018-03-01 Cpr Suisse S A Pistone per una macchina per la pressofusione

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