JPH0970309A

JPH0970309A - 電話器携帯用ケース

Info

Publication number: JPH0970309A
Application number: JP7227022A
Authority: JP
Inventors: Yaichi Watanabe; 彌一渡辺
Original assignee: WATT KK
Current assignee: WATT KK
Priority date: 1995-06-24
Filing date: 1995-08-10
Publication date: 1997-03-18

Abstract

(57)【要約】【目的】作業その他の動作に支障のないように、携帯
を固定できるようにした電話器携帯用ケースを提供す
る。【構成】電話器を収容できるようにした筒状の袋体１
０と、肩から吊り下げる長さを調節できるようにして前
記袋体１０に取りつけられた肩掛けベルト２０と、人体
の胴回りと前記袋体１０の胴部１２を締めつける長さを
調節できるようにして前記袋体１０に取りつけられた胴
回りベルト３０とを備え、前記肩掛けベルト２０の長さ
の調節と前記胴回りベルト３０の長さの調節とにより、
前記袋体１０を任意の体位置に固定して携帯できるよう
にすると共に、前記袋体１０内に電話器を固定できるよ
うにしたもの。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、電話器を携帯する
のに便利なケースに関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、電話器を携帯するためには、その
商品にほぼ一致させた形状のケースに入れて手さげ、も
しくは、ウエストバンド吊るし、又は、かばん類に入れ
て持ち歩くか、小型ならば着服ポケツトに入れて持ち歩
くかしていたが、手さげは片手が不自由になる上に、置
き忘れの恐れがあり、ウエストバンド吊るしは、婦人や
腰回りの動作、又は、作業をする場合に不向で、また、
かばん類は内容積の制限や取り出し及び収納が面倒な場
合が多く、更にポケツト入れは脱落の危険があった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】本発明は、体裁よく携
帯でき、各種作業、その他の動作時には、これらに支障
のないように、携帯を固定できるようにした電話器携帯
用ケースを提供するものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明電話器携帯用ケー
スは、上記目的に従い、図示するように、電話器を収容
できるようにした筒状の袋体と、肩から吊り下げる長さ
を調節できるようにして前記袋体に取りつけられた肩掛
けベルトと、人体の胴回りと前記袋体の胴部を締めつけ
る長さを調節できるようにして前記袋体に取りつけられ
た胴回りベルトとを備え、前記肩掛けベルトの長さの調
節と前記胴回りベルトの長さの調節とにより、前記袋体
を人体の腹部、胸部又は背部の任意の体位置に固定して
携帯できるようにすると共に、前記袋体内に電話器を固
定できるようにしたものである。また、本発明電話器携
帯用ケースは、胴回りベルトが、前部が互に着脱可能に
連結できるように形成され、後部がそれぞれ前記袋体の
胴部に直接又は間接に取りつけられた２本のベルトから
なり、そのうち少くとも１本の前記ベルトの後端が、人
体の胴回りを締めつけるときに、前記袋体の胴部を締め
つけるように作用するものである。また、本発明電話器
携帯用ケースは、胴回りベルトが、各端部が互いに着脱
可能に連結できるように形成されると共に、中間部が前
記袋体の胴部に取りつけた１本のベルトからなり、前記
ベルトが人体の胴回りを締めつけるとき、前記袋体の胴
部を締めつけるように作用するものである。また、本発
明電話器携帯用ケースは、胴回りベルトが、前記袋体の
胴部に取りつけられたベルト通しに通されると共に、各
端部が互いに着脱可能に連結できるように形成された１
本のベルトからなり、前記ベルトが人体の胴回りを締め
つけるとき、前記袋体の胴部を締めつけるように作用す
るものである。更に、本発明電話器携帯用ケースは、前
記筒状の袋体が、頂部に設けた袋口を被覆するカバーを
前記袋体に取りつけているものである。

【０００５】本発明において、筒状の袋体は、コードレ
スの電話器を収容するもので、それらの商品形状にほぼ
一致させて収容できるものに形成されるが、その電話器
と附属品も収容できるように形成される場合も含まれ
る。また袋体は、比較的柔軟な皮革、合成皮革、合成樹
脂シート、布はく等からつくられることが好ましく、防
水又は撥水処理が施される場合も含まれる。更に、袋体
の袋口は開閉可能にすることが好ましく、このため、袋
口に、スライドフアスナー、フツクテープ及びループテ
ープ、ホツク類、スナツプ類等による公知の開閉方法が
採用される。

【０００６】肩掛けベルト（ベルトには、バンド、ひも
等も含まれる。以下、同じ。）は、肩から吊り下げる長
さを調節できる公知のものがすべて適用される。

【０００７】胴回りベルト（ベルトには、バンド、ひも
等も含まれる。以下、同じ。）は、２本ベルト場合の各
前部、１本ベルト場合の各端部は、いずれも互に着脱可
能に連結できるように形成される。この着脱可能に連結
する公知の方法としては、各種のバックルによるもの、
フツクテープ及びループテープによるもの、ホツク類、
スナツプ類等によるもの、ボタンとボタンホールによる
もの、ひも結びなどがあり、ベルトには弾性帯が含まれ
る。また、２本ベルトの各後部が間接的に袋体に取りつ
けられる公知の方法としては、袋体に取りつけられたＤ
カン、角カン等の金具と折り返し片によるジヨイント金
具に各ベルト後端を取りつける場合などがある。

【０００８】

【発明の実施の形態１】本発明の実施の形態が図１に示
されている。本例の電話器携帯用ケースは、筒状の袋体
１０と肩掛けベルト２０と胴回りベルト３０とからなっ
ている。

【０００９】袋体１０は、頂部の袋口１１にテープ１１
１，１１１、務歯１１２，１１２、及びスライダー１１
３からなるスライドフアスナーを取りつけて袋口１１を
開閉できるようにしている。

【００１０】肩掛けベルト２０は、２本のベルト２１，
２１の各後端を袋体１０の両側に取りつけると共に、各
前端を公知の日字状のベルト通し２３に通して各ベルト
２１の任意の位置で止着できるようにし、肩から吊り下
げる長さを調節できるようにしている。

【００１１】胴回りベルト３０は、２本のベルト３１，
３２と公知の着脱自在のバックル３３と公知の日字状の
ベルト通し３４とからなり、ベルト３１は、前部３１１
を図２に示すバックル３３の差込３３１の２つ孔３３１
１で巻き返して止着し、後部３１２の端部３１２１を袋
体１０の胴部１２の人体に接触する部分より遠い位置に
取りつけて、胴回りベルト３０が人体の胴回りを締めつ
けるときに、ベルト３１の後部３１２の端部３１２１の
取りつけ位置をバックル３３方向に引っ張って、袋体１
０の胴部１２を締めつけるように作用させている。

【００１２】ベルト３２は、前部３２１を図２に示すバ
ックル３３の受け３３２の長孔３３２１で巻き返して日
字状ベルト通し３４に任意の位置で止着し、後部３２２
の端部３２２１を袋体１０の胴部１２の人体に接触する
部分より遠い位置に取りつけて、前述同様に、袋体１０
の胴部１２を締めつけるように作用させている。端部３
２２１は仮想線で示すように人体に接触する部分又はそ
れに近い部分に取りつけて、袋体１０の胴部１２を締め
つけるように作用させなくてもよい。

【００１３】バックル３３は、図２に示すように、差込
３３１と受け３３２とからなり、差込３３１の３本形の
弾性係着部３３１２を受け３３２に挿入することにより
連結し、係着部３３１２の両側を親指と人さし指で押さ
えることにより離脱させる公知のものである。

【００１４】

【発明の実施の形態２】本発明の別の実施の形態が図３
に示されている。本例の電話器携帯用ケースは、筒状の
袋体１０Ｂと肩掛けベルト２０Ｂと胴回りベルト３０Ｂ
とからなっている。

【００１５】袋体１０Ｂは、頂部の袋口１１Ｂにテープ
１１１Ｂ，１１１Ｂ、務歯１１２Ｂ，１１２Ｂ及びスラ
イダー１１３Ｂからなるスライドフアスナーを取りつけ
て袋口１１Ｂを開閉できるようにすると共に、袋口１１
Ｂを閉めたときはキヤツプ１３Ｂを被せて雨水等の侵入
を防止できるようにしている。

【００１６】肩掛けベルト２０Ｂは、発明の実施の形態
１で述べたと同様に構成したもので、２本のベルト２１
Ｂ，２１Ｂの各後端を袋体１０Ｂの胴部１２Ｂの両側に
取りつけると共に、各前端（図示しない）を日字状のベ
ルト通し（図示しない）を介して各ベルト２１Ｂの任意
の位置で止着できるようにし、肩から吊り下げる長さを
調節できるようにしている。

【００１７】胴回りベルト３０Ｂは、１本のベルト３１
Ｂの中央部を，袋体１０Ｂの胴部１２Ｂに縫着、接着等
で取りつけ、一端部に口字状フレーム（図示しない）と
止めピン（図示しない）とベルト通し（図示しない）を
設け、他端部に前記止めピンの嵌入するパンチ穴を設け
る公知のバックル方法によって、着脱自在に両端部を連
結すると共に、ベルト長さを調節できるようにしてい
る。ベルト３１Ｂは、その中央部を袋体１０Ｂの胴部１
２Ｂに取りつける代りに、図４に示すように、袋体１０
Ｂに取りつけられたベルト通し３２Ｂに挿入して使用し
てもよい。

【００１８】従って、図３又は図４にその１例が示すよ
うに、肩掛けベルト２０，２０Ｂによって、左（右）肩
と左（右）脇を通るか、右（左）肩と左（右）脇下を通
るかして肩から吊り下げる長さを調節すると共に、胴回
りベルト３０，３０Ｂによって、人体の腹部、胸部又は
背部を含めた人体の胴回りと袋体１０，１０Ｂとを締め
つければ、所望する体位置に、本発明電話器携帯用ケー
スを動かないように固定できると共に、袋体１０，１０
Ｂ内の電話器を動かないように固定できる。

【００１９】

【発明の効果】本発明によれば、肩掛けベルトと胴回り
ベルトの各長さの調節によって、任意の体位置に電話器
携帯用ケースを固定して携帯できると同時に、袋体内に
電話器を固定して携帯できるので、人体のあらゆる動
作、各種作業に適合でき、また、体裁よく携帯できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施例を示す斜視図である。

【図２】図１の胴回りベルトのバックルの一部を切り欠
いて示した平面図である。

【図３】本発明の別の実施例を示す斜視図である。

【図４】本発明の更に別の実施例を示す斜視図である。

【図５】図１の使用状態説明図である。

【図６】図３の使用状態説明図である。

【符号の説明】１０，１０Ｂ袋体１１，１１Ｂ袋口１２，１２Ｂ胴部１３Ｂカバー２０，２０Ｂ肩掛けベルト３０，３０Ｂ胴回りベルト３１，３２２本のベルト３１Ｂ１本のベルト３２Ｂベルト通し

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【手続補正書】

【提出日】平成８年９月２０日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】全文

【補正方法】変更

【補正内容】

【書類名】明細書

【発明の名称】電話器携帯用ケース

【特許請求の範囲】

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【０００２】

【従来の技術】従来、電話器を携帯するためには、その
商品にほぼ一致させた形状のケースに入れて手さげ、も
しくは、ウエストバンド吊るし、又は、かばん類に入れ
て持ち歩くか、小型ならば着服ポケツトに入れて持ち歩
くかしていたが、手さげは片手が不自由になる上に、置
き忘れの恐れがあり、ウエストバンド吊るしは、婦人や
腰回りの動作、又は、作業をする場合に不向で、また、
かばん類は内容積の制限や取り出し及び収納が面倒な場
合が多く、更にポケツト入れは容積の制限や脱落の危険
があった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】本発明は、電話器等を
収容した袋体を人体の任意の体位置に固定できるように
して、各種作業や運動にも邪魔にならず携帯でき、ま
た、ポケットやウエストバンドのない服装でも体裁よく
携帯できるようにした電話器等の携帯用ケースを提供す
るものである。更に、本発明は、降雨、降雪その他天候
不順の時でも携帯でき、また、大きさが異なる多種類の
電話器等を収容できるようにした電話器等の携帯用ケー
スを提供するものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明電話器携帯用ケー
スは、上記目的に従い、図示するように、電話器を収容
できるようにした筒状の袋体と、肩から吊り下げる長さ
を調節できるようにして前記袋体に取りつけられた肩掛
けベルトと、人体の胴回りを締めつける長さを調節でき
るようにして前記袋体に取りつけられた胴回りベルトと
を備え、前記肩掛けベルトの長さの調節と前記胴回りベ
ルトの長さの調節とにより、前記電話器を収容した前記
袋体を人体の腹部、胸部又は背部の任意の体位置に固定
して携帯できるように作用するものである。また、本発
明電話器携帯用ケースは、電話器を収容できるようにし
た筒状の袋体と、肩から吊り下げる長さを調節できるよ
うにして前記袋体に取りつけられた肩掛けベルトと、人
体の胴回りと前記袋体の胴部を締めつける長さを調節で
きるようにして前記袋体に取りつけられた胴回りベルト
とを備え、前記肩掛けベルトの長さの調節と前記胴回り
ベルトの長さの調節とにより、前記電話器を収容した前
記袋体を人体の腹部、胸部又は背部の任意の体位置に固
定して携帯できるようにすると共に、前記袋体内に前記
電話器を固定できるものである。

【０００５】本発明において、筒状の袋体は、コードレ
スの電話器を収容するもので、それらの商品形状にほぼ
一致させて収容できるものに形成されるが、その電話器
と附属品も収容できるように形成される場合も含まれ
る。また袋体は、比較的柔軟な皮革、合成皮革、合成樹
脂シート、布はく等からつくられ、防水又は撥水処理が
施されていることが好ましい。更に、袋体の袋口の開閉
は、袋口に、直接に、スライドフアスナー、フツクテー
プ及びループテープ、ホツク類、スナツプ類等を取りつ
けて袋口を開閉したり、或は、袋口にフラップを取りつ
けてフラップに上記物品を取りつけることにより、フラ
ップを開閉し、これにより袋口を間接的に開閉する（こ
の場合、袋口に上記物品を取りつけて開閉する場合を含
む）などの公知の開閉方法が採用される。

【０００７】胴回りベルト（ベルトには、バンド、ひも
等も含まれる。以下、同じ。）は、２本ベルト場合の各
前端、１本ベルト場合の各端部は、いずれも互に着脱可
能に連結できるように形成される。この着脱可能に連結
する公知の方法としては、各種のバックルによるもの、
フツクテープ及びループテープによるもの、ホツク類、
スナツプ類等によるもの、ボタンとボタンホールによる
もの、ひも結びなどがあり、ベルトには弾性帯が含まれ
る。また、２本ベルトの各後部が間接的に袋体に取りつ
けられる公知の方法としては、袋体に取りつけられたＤ
カン、角カン等の金具によるもの、袋体に取りつけられ
た折り曲げ可能な小片に結合されたジヨイント金具に各
ベルト後端を取りつける場合などがある。

【０００８】

【発明の実施の形態１】本発明の実施の形態が図１及び
図２に示されている。本例の電話器携帯用ケースは、筒
状の袋体１０と肩掛けベルト２０と胴回りベルト３０と
からなっている。

【００１１】胴回りベルト３０は、２本のベルト３１，
３２と公知の着脱自在のバックル３３と公知の日字状の
ベルト通し３４とからなり、ベルト３１は、前部３１１
を図２に示すバックル３３の差込３３１の２つ孔３３１
１で巻き返して止着し、後部３１２の端部３１２１を袋
体１０の胴部１２の人体に接触する部分より遠い位置に
取りつけている。

【００１２】ベルト３２は、前部３２１を図２に示すバ
ックル３３の受け３３２の長孔３３２１で巻き返して日
字状ベルト通し３４に任意の位置で止着し、後部３２２
の端部３２２１を袋体１０の胴部１２の人体に接触する
部分より遠い位置に取りつけて、端部３２２１は仮想線
で示すように人体に接触する部分又はそれに近い部分に
取りつけてもよい。